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線形代数 II 演習

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Academic year: 2021

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(1)

線形代数 II 演習

担当 丹下 基生:研究室(D506) mail([email protected]

12

(’16120日:Keywords· · · 固有値、固有ベクトル)

まとめ.

12-1.固有値、固有ベクトル、固有空間・・ベクトル空間の間の線形変換F :VVに対して、あ

る ゼロではないベクトルvに対して、F(v)vとなるようなλのことをFの固有値という.V 有限次元ベクトル空間である場合、固有値は有限集合となる.

そのようなベクトルのことを固有ベクトルという.λを固有値とするとき、{vV|f(v) = λv} る空間を固有空間といい、固有値の定義から ゼロベクトル空間ではない.固有空間はベクトル空 間となる.

固有値は、Vの基底を定めたときの行列Aの行列の固有値として計算される.

12-2.固有多項式・・有限次元ベクトル空間の間の線形変換F :VVに対して、AVのある基

底に対するFの表現行列とする.このとき、ΦF(t) :=det(tE−A)Fの固有多項式という.ΦF(t) は、基底の取り方によらずFにしかよらない.

———————————————————————————————————————————————

今日の課題

.

1.固有値、固有空間.

—————————————————————————————————————————————————–

A-12-1.

[固有値と固有ベクトル]

次の線形写像F :VVの固有値と固有空間を求めよ.

(1)V =C2, F(



x1

x2



)=



7 −6

3 −2





x1

x2



 (2)V =C2, F(



x1

x2



)=



2 1

4 −3





x1

x2



(3)V =C3, F(





x1 x2

x3





)=





0 1 1 1 0 1 1 1 0









x1 x2

x3





 (4)V =C3, F(





x1 x2

x3





)=





−3 −2 −2

4 3 2

8 4 5









x1 x2

x3





(5)V = P(R)2 F(f)= d f dx

(6)V ={(an)∈s(R)|an+2 =an+1+an}, F((an))=(an+1) (7)V =C[x]2, F(f(x))= f(x)−2f(2x)

A-12-2.

[固有値、固有ベクトル]

V = P(C)nとする.線形変換F:VVF(f(x))= f(1+x)とする.以下の問いに答えよ.

(1) Fを適当なVの基底に関して表現行列を求めよ.

(2) Fの固有値の集合を求めよ.

(3) Fの各固有値に対する固有空間の基底を求めよ.

A-12-3.

[固有空間の基底]

V =C[x]2として、F :VVF(f(x))= x f(2−x)−(x−2)f(x)とするとき、Fの固有値と 固有空間を求めよ.

———————————————————————————————————————————————

B-12-1.

[線形変換の固有値]

線形変換の固有値は、表現行列の固有値として計算されるが、固有値、固有多項式は、表現 の仕方によらないことを示せ.

(2)

B-12-2.

[線形変換のトレース]

f : VVを線形変換とする.{v1,· · · ,v2}Vの基底とする.このとき、f の変換のこの基 底に関する表現行列をAとする.tr(A)Aの対角成分の和として定義すると、tr(A) f しかよらず、基底の取り方によらないことを示せ.

B-12-3.

[固有値]

A=



 2 1

−4 −3



とする.いま、V = C[A] = {f(A) ∈ M(2,C)|f ∈C[x]}とする.以下の問いに答 えよ.ただし、C[x]は複素係数の多項式の空間とする.

(1) Vの基底をひとつ求めよ.

(2) F :VVとして、F(X)= 1

2(A·X+X·A)とする.このとき、Fの固有値と固有多項式 を求めよ.

(3) Fの各固有値に対する固有空間を求めよ.

B-12-4.

[線形写像の固有多項式]

Fの固有値はFの固有多項式の根であることを示せ.つまり、F(v) = λvかつv , 0ならば、

ΦF(λ)=0であることを示せ.

B-12-5.

[微分写像がなす固有ベクトル.]

V = C[x]2とする.このとき、∂ : C[x]2 → C[x]2を多項式を微分写像であるとする.このと き、の固有値、固有ベクトルを求めよ.

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C-12-1.

[線形変換]

FR[x]2上の線形変換で、F(f(x))= f(2x−1)を満たすものとする.このとき以下の問題に 答えよ.

(1) Fの固有多項式を求めよ.

(2) Fの固有値を求めよ.

(3) Fの各固有値に対する固有空間の基底を求めよ.

C-12-2.

[2次斉次式への作用]

HR[x,y]2を実係数の2次の斉次式全体とする.つまり、V = HR[x,y]2= {f(x,y)∈R[x,y]|fx, λy)= λ2f(x,y)}である.f(x,y)HR[x,y]2とし、F :VV f(x,y) 7→ f(x+y,xy)として定義 する.このとき、以下の問題に答えよ.

(1) Vの適当な基底を用いて、Fの表現行列を求めよ.

(2) Fの固有値を求めよ.

(3) 固有空間の基底を求めよ.

C-12-3.

[固有ベクトルと対角化]

あるn次元ベクトル空間Vの線形写像をF :VVとする.以下が同値であることを示せ.

(1) Vのある基底が全てFの固有ベクトルとなるようにできる.

(2) Vのある基底に関するFの表現行列が対角行列となる.

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HPhttp://www.math.tsukuba.ac.jp/˜tange/jugyo/15/sen.html

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