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第 8 章 市販部品を利用する設 計

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Academic year: 2021

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(1)

第 8 章 市販部品を利用する設 計

電気モータ,計測・制御関連部品。

電気関連

運動伝達部品

回転運動,直線運動,ばね。

市販部品をうまく利用すれば,

機械の設計や製作の迅速化につながる!

(2)

8.1  電気モータ

機械を動かす原動機

熱機関(エンジン) 電気モータ

・燃料の補給

・高出力な機械的エネル ギー

・送電線またはバッテリ

・主に屋内で使用する機械

(3)

課題①

 電気モータには直流モータと交流モータがある。

それぞれの特徴をまとめなさい。

(4)

(1) モータの種類と特徴

(a) 直流モータと交流モータ

出力制御が簡単で,応 答性がよく。

小型機械でよく使われ る。

直流モータ 交流モータ

価格が安く,大型化・

大出力化が容易。

工作機械等の汎用機械

(5)

課題②

 メカトロニクス機械には,ステッピングモータ やサーボモータがよく使われる。それぞれのモー タについて説明しなさい。

(6)

(b) ステッピングモータ

回転角度が,入力パルスの数に比例。

高精度な運動を必要とする機械に使用される。

ステッピングモータ

(7)

★ ステッピングモータを使用した機械

左右後輪に正確な回転運動を与える必要!

電動車いすの模型

(8)

(c) サーボモータ

制御の対象の状態を測定し,基準値と比較して自動的に 修正制御する??

任意の回転角度に合わせる制御機構を持つモータ。

サーボモータ(ラジコン模型用)

(9)

★ サーボモータを使用した機械

尾ひれを任意の角度で動かしたい!

魚ロボット

(10)

★ サーボモータを使用した機械

複数のサーボモータを同期運転させている!

動揺台(ターンテーブ ル)

(11)

★ スターリングエンジン用発電機の性能評価装置

サーボモータ トルク計 IPM 発電機

(12)

(2) モータを使用する際の注意点 (a) モータの特徴

使用する機械に最も適したモータを選択する!

(13)

(b) トルクと回転数

機械のトルク,出力,回転数に適したモータを選定。

通常は歯車機構などにより減速する。

電気モータの性能表(マブチ RS-540S H )

(14)

(c) 電源の検討

家庭用コンセントや工場の配電盤などの容量(アンペ ア数)。

電圧( 100 V または 200 V )や形態(単相または三相)

バッテリや乾電池の容量(連続使用時間)。

配電盤

(15)

課題③

 熱機関(エンジン)と電気モータの特徴をまと めなさい(利点と問題点)。

(16)

8.2  メカトロニクス

日常使われる多くの機械が電子制御化されてい る!

メカトロニクス エレクトロニク

(電子技術)

メカニクス

(機械技術)

(17)

(1) 機械の制御

(a) 蒸気機関の遠心調速機

制御とは,目的とする状態に保つために適当な操作を 加えること。

(18)

(b) 自動車の電子制御エンジン

エンジンが必要と する燃料の量と噴 射のタイミングを 電子制御装置に よって正確に制御 する。

吸入空気量 エンジン回転数

冷却水や吸入空気の温度 排気管内の酸素濃度 運転条件

(19)

課題④

 機械式制御と電子制御(マイコン制御)の特徴 をまとめなさい(利点と問題点)。

(20)

(2) センサ

(a) 荷重センサ

ひずみゲージは最も代表的な荷重センサ!

ひずみゲージ ロードセル

(21)

(b) 圧力センサ

スターリングエンジンの圧力センサ

(22)

(c) 位置センサ

物体の有無を検知する!

フォトインタラプタ 使用例

(23)

(d) 回転角度センサ

ロータリエンコーダ

(24)

(e) 変位センサ

物体との距離を測定する!

レーザ変位センサ 渦電流式変位センサ

(25)

(f) 温度センサ

熱電対 使用例

(26)

課題⑤

 家電機械に,何らかのセンサと制御回路を取り 付け,高性能化・高機能化を図りたい。具体的な 方法を提案しなさい。

荷重センサ

圧力センサ

位置センサ

変位センサ,温度セン サ・・・

(27)

8.3  回転運動伝達部品

歯車(第 6 章)

チェーン ベルト

クラッチ・・・

(28)

課題⑥

 回転運動の伝達には歯車などの要素部品が使わ れる。その他の回転運動伝達部品として,チェー ン,ベルト,クラッチなどがある。それぞれの特 徴を説明しなさい。

(29)

(1) チェーン

滑りがなく大きい動力を確実に伝えることができる。

しかし,重い!

チェーン 使用例

(30)

(2) ベルト

軽量で静粛。

衝撃的な荷重をベルトで吸収できる。

潤滑の必要がない。

平ベルト V ベルト タイミングベル

(31)

(3) クラッチとブレーキ

クラッチは動力の伝達と遮断に使われる。

ブレーキは,機械を止める場合や起動・停止を繰り返 して行う場合などに使われる。

多板式クラッチ ワンウェイク

ラッチ 電磁クラッチ

(32)

課題⑦

 一般の自転車にはチェーンが使われている。

チェーンを使わない方式の自転車を考え,その特 徴を説明しなさい。(図を用いて説明するこ

と。)

(33)

8.4  直線運動伝達部品

回転運動 一定速度=扱いやすい

往復運動 速度変動=慣性力の増大=設計困難

(34)

(1) 直動軸受

回転運動用の転がり軸受と同様,

球の転がり運動を利用している。

(35)

(2) リニアアクチュエータ

回転式モータとラック

を利用した形式 サーボ制御を利用した形式

(36)

(3) カムフォロア

カム機構などの支持などに使う。

カムフォロア

(37)

(4) ロッドエンド

往復運動のロッド端部の取り付けなどに使う。

ロッドエンド

(38)

課題⑧

 リニアアクチュエータの特徴を活かした機械を 考えなさい。(図を用いて説明すること。)

回転式モータとラック

を利用した形式 サーボ制御を利用した形式

(39)

8.5  ばね

弾性 ばね

力を受けて一時的に変形している物体は

,力が取り除かれると元に戻ろうとする 性質。

弾性を有効に利用した部品。

(40)

(1) ばねの種類

小さいばねを含めれば,ほぼ全ての機械に使われてい る!

コイルばね 板ばね

止め輪

(41)

(2) ばねの特徴

たわみ,復元性がある。

エネルギーを蓄えることができ る。

固有振動数を持つ。

【注意】共振は機械の破損につなが る!

弾性体を利用した 防振装置

(42)

8.6  市販部品を組み合わせる設 計

計測用車いす

市販されている部 品をうまく組み合わ せることで,十分な 機能を持つ機械を設 計することができる

(43)

★ 測定部の構成

(44)

★ トルク測定装置

ひずみゲージ

(45)

★ 回転角度の測定

ロータリエンコーダ

(46)

★ 測定結果の一例

参照

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