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智山學報 第48 - 017森口 光俊「インド密教に受容されたHindu Samskaraについて」

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(1)

智 山学報 第四十入輯

密教

れ た

Hindu

 

Samsk5ra

森  

  光  俊

論 旨]

モ ン の土壌に発 し た出世 間を 理想 とする仏 教は、 その最 終段 階で ヒ ン ドウ

G

hastha

の基本 的思想を受容 した。 即ちヒ ン ドウ の [浄 法 :

Sarpskara

; 通 過

儀礼

である。

Kry5sarpgraha」

後期密教

解釈

に基づい た通過

儀礼

を 説い てい る。 こ こではイ ン ド

教にお けるヒ ン ドウ通 過儀 礼の

受容

につ い て述 べ 、

弟 子の

潅頂]

にお けるその

相 を

考察

する。      

1

. は じめ に

    

ll

 . 

KS

通 過

立      皿. ヒ ン ドウ

Samskdra

   

IV

. 

VA

PP 」

KS

通 過儀 礼

    

V

. ヒ ン ウ通 過

儀礼

に於 ける

受容

1

. はじめ に

 

ネワ ール 仏 教

は、 仏教

の 生 涯 に

密教

的 通過

儀 礼

SarpskdraS

Life

−cycle 

rites

を中心 として、 その 社会 に展 開してい る と

えら

れる。 カ ース ト制の

の時期ともあい まっ て、 その文 化 的体

14

15c

. に

立 した とされ る。

 Guru

;アジ ャ リが執 行 する通 過儀 礼は、 ネ ワ ー 一 般 に

Dagakarma (

十 種の 儀 式

と言 う。 密 教の解 釈の も とに ヒ ン ドウ

Sarpskdra

:以 下、 浄 法 に基づ く人生儀 礼の体

を通

過儀礼

容 した儀 式で ある。 儀 礼 体

は十

、 十三

種 等

、 誕 生 以 前の儀 式の

有無 あ

るい は、 その 主たる

成 員で ある (

1

(2)

イン ド密教に受容さ れ た

Hindu

 

Sarpskara

につ い て

vajracarya

種 姓、 舘

kya

種 姓に よっ て も相異する。

V

は共通 の儀

;誕 生 、出

、還

結婚

種姓

証す

るア ジャ リ

潅頂

、秘

密潅頂

ける

Gellner

92

口 「

g7

 

現行の通 過 儀礼は明らか に

12

.c.の

Kuladatta

Kryfisarpgraha

」(

以下

KS

拠してい る。

KS

儀 軌

品、 通 過 儀 礼の体

の如 くで ある。

1

Yajarndnaglrvada (

祭式発

祝 福 式 ;

Yonisarpgodhana

2

Pumsavana

男 子

祈願式)

3

Sim

il

ltonnayana

分 け式

DTS

idna

与 眼の

4

Jatakarma

誕生式

5

Namakamia

名 式

Phala

, annapra ≦ana 初食 式 >

6

Upanayana

仏 入 門

式)

7

CUdakarapa

剃 髪 式

8

VratadeSa

聖紐 式

9

Vratamok

apa

誓解式

Samfivartana

 

X

俗式)

10

papigrahapa

婚 式

11

Marpdalapravega

入 マ ン ダ ラ式

12

AcaryabhiSeka

ア ジ ャ リ

潅頂

Udaka

, 

PaficabhiSeka

13

AgrabhiSeka (

最 勝 潅 頂 :秘 密 潅頂

等)

SPS

Vol

236

pp218

  一

 

38

 

KS

に、 

i

面nllp 

patapustakaprat

 

adln

p

 

da

≦a 

ya

 abhidh 血

iy

同上.

p216

3

と言

KS

通過儀 礼は、

後期密

教の 造 像

Prat

ha

式 (

入魂

式)

に基 づ い て ヒ ン ドウ の通 過儀 礼 を援 用 して成る もの で ある。

MSs

には、 その

daSa

」 につ い て、

3

5

7

10

.にの み

体系番号

される。

H

KS

通 過儀 礼の

 

1

マ ン ダラ、 潅 頂、 造 像

の儀 礼 を集め た 三種の儀礼 集 成 文 献、

Vajravali

VA

KS

Acaryakriyasamuccaya

AK

が あ る。

KS

, 

AK

VA

を展 開してい る。

(3)

         智 山学報第四十八輯

AK

VA

 

Pratim

diprati

造像 等

:入魂

:以下 「

PP

」)

をその ま ま集 成して、 最

品に

死 者 儀 礼 」を置 く。

VA

の 内容構 成 次 第

森 「

95

.a,

b)

との 比較に よれ ば、

KS

種のマ ン ダラ の

提示

、 

AbhiSeka (

SiSyabhiSeka

潅頂」)

PP

通過儀礼」

得度式

、 ガナチ ャ クラ etc.と

次 第

して

VA

PP 」

子の

頂 を配 す る

成 と相 違 する。 次 第の前 後はあるが

KS

VA

PP

」に よっ て密 教の 通過 儀 礼 を集成 して い る。

 

森 論に よれ ば、 密教に お ける水によ る浄化 :聖 別の 儀 式 :「弟子 の 潅頂

PP 」

は ヒン ドウ教の

神像 沐

儀礼

実質

的モ デル とし、 その

影響

の もとに成

立 した。

VA

PP

」に

9iSyapratiSthiini

 

iva

 

pratimadiprati5th5m

 api 

kuryfid

と言

ように

PP 」

は、

弟子

潅頂」

儀式

に基づ い て、 そ れを

尊像

、 堂

塔等

成、 入魂の 儀

とな した もの で あ る

森 ’

95a

p51

55

,’

97

p166

158

188

)。

 

KS

の 通 過

儀礼

は、 先

する

VA

PP

」によ りつ つ こ の前 半に ヒ ン ドウ の 通 過儀 礼 を配 し、 儀式の後 半 を

IL

以 降 :九 種の潅 頂 と 「金 剛薩

讃」

森口 ’

92

p

23)

に よ っ て成っ てい る。

  [

2

像新

仏の入魂と

たな る子

の 誕生 とその

成育

た な る

供の 誕 生に

わっ て、 その

密教徒

として の

成育

とい

う展

望に立つ な ら ば、 その

成育

に従 っ た何

かの儀式、 教

が密 教 者 :ア ジャリ によっ て模 索 される とい こと は有 り

る。 そ こに、 「

PP

:造

像新

成、 入魂の

があっ た。

 

弟 子の潅 頂 」=

yaprat

域h

弟 子の完成 :入 魂

」)

PP 」

期 密 教の 究

目的

大持

金 剛の

本質 (

Mhavajrasvabhava

Shaja

大楽

、 その 空

と慈悲の 不二 を 「成就、 入魂

するこ とを目的 と

る。 「

子の

潅頂」

は四

放されて はい るが、 アジャ リ と成 る専 門 的

業 階梯を経て成 就さ れ る儀

で あ り、 「秘

理 を解さ

、 堅固な らざる

、 信 あ りと も許さ れ ざるもの」

森口 ’

91

p129

.etc)で あ り、 密教 者と して専門の道を歩む者にのみ許された儀

る。

 

又、 ア ジャ リと成るこ とは、

我れ

上最 勝の菩提 心を発起せ ん、 一切 衆 の 利益 を

さんが ために、 全て の

儀 を

持せ ん。

森口 ’

92

pl5

.etc

を大 前 (3)

(4)

 

イン ド密教に受 容 されたHindu 

Sarpskata

につ い て

る。 ア ジャ リの

利他行

の 一

たなる造像、堂

建 築の 「

PP

」が、 本 来の 目的で ある一切 衆生の

ち一般教

密教

の 理

くた め の

式 :

教 徒の完 成 :入

式 」 として

用 され た。

 

3

ヒ ン ドウの沐

に よ る

浄化

とは

Sarpskdra

:浄

に摂

する主

要儀

礼で ある。 バ ラモ ンは水 と共に火の 浄 法 通 過 儀 礼 を経て 再生 族

Dvija

Brahmajanma

Snataka

と成る。 浄

も重

要素

を なす もの が沐 浴

Snana )

で ある。 密 教 徒 と しての

た な る子

の 誕生 と

成育

模索す

る とき、

らの 生

に おい

となっ て い た

Sarpskhra

水 に よる浄化 儀 礼 」を基 本 とする ヒ ン ドウ教徒の通 過儀 礼 :「

Sarpskhras

」が

用 さ れ たのは理 の当

で ある。

  KS

は密 教徒 と して の一般 者の教 育の 目 的 を もっ て 、その誕 生 か ら成育の過

にお ける

教の通 過

儀礼」

を案 出 した。 バ ラモ ン の土壌に発 して出世 間を 理

仏 教

は、 ヒ ン ドウの

在 家

義 (

Grhastha)

:人の こ の世で の

り方 と、 形 式 :通 過儀 礼 をその最 終段 階におい て密 教 的解

の下に

受容 す

るこ と と なっ たの である。

 

AK

はこの

動向

っ てい た。 その

言 う

   「

完 成

式等

の全て の諸

作法

は 、金 剛ア ジャ リ に 必

儀式

な り、

  

か る が

に、 世 間の利益の た めに

こ こ に

その

が説か る。

」 [

1

b

そ して、 その関心は声 聞の丘比がい かに して大 乗 ;密教 者と な り

る か、 成る

か を問

にあっ た

bh

ulp radhar 毋

p

 

kuruy

且t

VA

・= 

A

K

、 密教 者 ;アジ ャ

リ、 専門 家 と して の 道 に関心 が有 っ た

森口

98

皿. ヒン ドウ

Samskhra

につ い て

 

a

Salpsk

加a :

浄法

Sarpskdras

通過儀礼

につ い て

 

Pandey

に よれば

Sarpskdra

:清め、

浄法 (

中野. 

Pg

 

l)

は 、

§

uddhi :

浄化

Prayagcitta

贖 罪、 

Vrata

:誓い etc。広

囲に渉る

教上 の

味を

包 してお り、

Sacrament

あるい は、 

Baptism

の儀

に対

せ ら れてい る。

Sa

sk…

ira

宗教

上の

(5)

智 山学 報第四十八輯 の は ら む罪を清め る儀

で あ る。これ を経ることに よっ て人 は共 同体の 一 して の資 格 ある者と成る。

 

浄法

の思

々 の

儀礼

はヴェ ーダ

時代

Grhyasntra」群 (

800

500B

HD

77

p

. 

X

 

iii

におい て、 人の生死に 一貫 す儀 礼 と し

体系化

さ れ 。 誕生、 誕 生以 前の式か ら始 まる体 系 と、 体

の 一 般 :結 婚 式に始 ま り、 その子

の共 同社 会へ の 入 門式 (再生 式

、 ヴェ ー ダの 学 習 :梵行の 終 了 式 (帰 家式 )に終 わる体

がある。 死者 儀礼 を もっ て終わ る体

は少 ない 。

Sarpskdras

は体 系、 儀 礼のま と ま りを英語 文における複 数で示 した語で ある

P

肌 chap  

H

こ れ を こ こで は、

Life

cycle  rites

Gellner

p197 )

に よっ て

通 過

儀礼 」

とした もの

である。

 

b

.通過 儀礼 を構 成 する要素

 

主 た る要 素は

 

1

Agni

:火

 

2

.祈 願、祝福

 

3

.犠 牲

 

4

.浄 化:沐 浴

sndna

、 嗽口 (

acamana )

、 潅水 (abhiSeka )

 

5

.方位 :儀 礼 執 行に係る定 位、 東 北 など

 

6

象徴

心に

象徴 的物

行為 

7

.タ ヴ ー

 

8

,マ ン トラ :

術 的 な 力

 

9

.占術 :超

然の

志の

 10

.教 養

化 的要 素 :社

会慣

習、 規則、

理の

習得

 

11

の 一

般常

習得

 

12

人の 聖

で ある

Pan

Chap

, 

IV

  (

c

. 火 と

につ い て

  前

項 通 過 儀 礼 要

、 最 も重 要な要 素 を

す もの が儀

対 象

とな る

Agni

:火であ り、 浄 化の儀 礼 その もの で ある沐浴とその水で ある。

 

Agni

:火、 火

は、 リグ ヴェ ー ダにおい て

天上 におい て太 陽、 空 中に電 光、 地界に

祭式

の聖火 として

える。

水 中

に もひ そ み、

樹 木

の 中に もか くれて 、

摩擦

に よっ て生 まれで る。 と

祭火

として

間 と

密接

な関

ち、

界の祭 官、 家庭の賓 客 と して尊ばれ 、 その浄化 力が重んぜ られ た。 ま た神 話 的 には、

魔類

焚殺

する

威力

えら れる

」 (

辻 ’

70

p83

と言 う。

 

Agni

は ヴェ ー ダ時代以来、「火神 」、神聖 に して至高な るもの で あ り、い ずれ の 浄

にあっ て も

め に、 常に、

家 主 :

GThapatiJ

と して

Homa

護摩)

さ れ

信仰

され る。

 

ア グニ は病、 魔 類、 邪 霊か らの擁 護 者であ り、 儀

導師

であ り、

理、 道 (

5

(6)

 イン ド密教に容さ れ た

Hindu

 

Samskara

つ い 徳の擁 護 者で ある。

々 の浄 法は火神ア グニ によっ て 遂行さ れる の で あ り、 ア グニ の加 護によっ て果た される

Pan

.chap  

W

。 リ グヴェ ーダ をは じめ

る 火

歌 はマ ン トラ と して浄

に おい て唱 えられ る

述、

E

Homa

は 密 教に主要 な

礼 :

護摩

として

受容

される が、 「

経」

で は

精神 的

な意

で の

内護摩」

強調

して、 ヒ ン ドウ の

Homa

外護摩

として

V

1

 (

b

o

 

Apas

:水、 水

神 (

神)

は 、同 じくリ グ ヴェ ー

慈愛

む母 とい わ れ、

宇宙

の母であ り、 妻であ り、 生物 ・

生物 を産む。 そ の 浄化 力は物 心 両 面にわ た り、 す ぐれ た医

の 功 力 を発

し、 人

息災

寿

・財

援護

ける」

辻 ’

70

p66

と さ れ る。

 

にあっ て、

沐浴 (

sn五na

acamana

灑浄 (

prokSapa)

、 潅 頂

abhiSeka

)等

と して 浄化、 祝

の重 要な要 素を為 してい る。 受胎 :

Garbhadhana

の後、 夫は沐浴 しな ければな らない 。 誕生 式に おける子の 沐浴は、 その 子 供の

剃 髪式

、 入 門

に連 なる初

を な

もの で

あ り

、 その

梵行

了 を

る。

結婚式

女性

の 唯 一

儀 礼

る と

。 結 婚 式の始め に男 女は沐

さ なければな ら ない 、 又、

におい て祝

の潅 水を

ける。 死 者は火葬 の前に

で清め られ聖水が潅が れ る。浄法にお い て リ グ ヴェ ー ダを始め とする ア ーパ ス の

歌 がマ ン ラ トして唱 えられ る。

イ ン ド

密教

につ ては、

91

.cf.

  (

d

.通 過儀 礼の

体 系

 

Manusm

ti」

受胎

か ら死 まで

30

通過儀礼

える。

Grhyasatra

」群

に共

通の一

礼の体

ぎの

A

B

C

D

と六項か ら成っ てい る (内容の基

本 的解

説につ い て は、

瀬 ,

三章cf

Table

A 】

 A

− a.

1

Garbadhdna

受胎)

    

2

 

Purpsavana

 

月台動

    

3

Simantonnayama (

わ け

、 母 子

全祈 願

式)

(7)

智 山 学 報 第 四 十 八 輯

      

… 一 … … 一 … 一一一一一一一一一一一

前 誕生儀 礼

A

b

4

jatakarma

誕生式

   

5

Nfimakarma

命 名式)

   

6

Ni5kramya

開眼

   

7

AnnaprASana (

初喰式)

一一一一一一一一一一一一._ 一一.一一一.一一.一一一_ 一一一一

誕 生

儀礼 ]

B

− a.

8

Ctidakarana (

剃 髪 :結 髻 式

   

9

Upanayana

Maunjibandhana

入 門式

       

一一一一… 一 … … … 一一一一一一一一

儀 礼

B

b

10

Ke

anta (

剃 髭

式)

   

11

Sam5vartan

帰 家 式

一一一一一一一一一一一一一一一一一一

成 就 儀 礼

Snataka

C

 

12

Vivaha

結婚式)

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

家 長 儀礼

D

 

13

Sma

ana (

式)

一 一 一一一 一 一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

死 者儀 礼

 

IV

. 

VA

PP 」

KS

通 過 儀礼 につ い て

 

1

]森論文 (

95a

に よれば、 

VA

PP

前半

尊格

招請

後半

ラ テイシ ュ ター

の ア ビ シェ ー カ

か ら

る。

 前半

し く造 られ た像な どの 沐浴の水と火によ る浄化と三 昧耶サ ッ タと智 サ ッ タの 合一 を

する

次 第

である

聖 別

。 後半は聖 別 され た新 像 等に水 潅 頂

UdakabhiSeka

を作 し更に、

子の

潅頂]

で弟子が 不 退転 位 (

Pahc

bhiSeka

PP

」では誓

水等

次第

さ ない

て アジャ リ と成 り、 秘 密 等の潅 頂を

大持

金 剛の

本質」

を成就 した よ

に、 八

頂 を

して

尊像等

に 「

本質」

え、 開

眼等

次第

される。 これ が

完 成 :入

: 成就

である。

 

要 約すれば、

密教

の 造

A

C

の 二次 第

通 過儀 礼 との対 照上

A

C

とす る)か ら なっ てい る。

A

 

a.三

昧耶

サッ タの 生起

 

b

.火に よ る浄

 

c,

沐浴

によ る浄

 

d

.三昧耶サ ッ タと

サ ッ タ との 合一 一一一一一一一 一 一一一一一・一一一一一一一 一一一一一一

7

(8)

イン ド密教に受容さ れ たHindu Samskata つ い て

C

 

a.

水潅頂 

b

,八

の アビシェ ーカ

 

c,開眼 一一一一一一一一一一一一一一一一一一

 

魂]

  [

2

KS

通 過儀 礼 につ い て

 

a

KS

PP 」

は、 上記

VA

聖 別

完成

の両次 第に、 ヒ ン ドウ通 過

礼を配 して一般教

の 誕 生、 成 育、 仏 教 教 育、

結婚

本質

授与

言 う

人 生の 通過

儀礼

して

る。

別、

ぎの

A

B

C

.で

あ り

VA

PP 」]

を対 した。

Table

B 】

 

A

− a1 .

Yajamfin

五§

irvAda

Yonisarp

惷odhana

2

Pu

耳1savana

A

.a

    

3

Simantonnayana

.<

D1StidEna

>.

A

b

d

C

.c]

       《

誕生前の

儀礼

一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

聖別

A

A

b4

Jatakarma

5

Namakamia

.〈

Phala

Annapr59ana

>.

誕生儀 礼

 

B

− a6 .

Upanayana

7

. 

C

4

訓(arapa

    

8

Vratade

≦a.

密 教 入門

一一一一一 一 一一一一 一一一一一一一一一一一一一一一一一一

B 』

 

B

b9

. 

Vrata

 nok §

apa (

Samavartana

)《

俗式》

 

B

− c10 . 

papigrahapa

《結婚式》

一一一一一一一一一一一一一一一一・一一一 一 一 一 一 一一一一

聖 別

C 』

 

C

− a11 . 

Ma 奥

alaprave 螽a.

入マ ン ダラ

 

C

b12

. 双caryabhi5eka :

Udak

bhi

eka

Pafic5bhiSeka

C

.a,

b

 

C

− c13 . 

AgrabhiSeka

Cb

一 一 一一一一一一一一一一一一一 … 一 一 一

金 剛

 A

− al ,

2

.祝福

式 (

、 出生

式 (

胎動 )

VA

A

.a に

相当

する。

3

分 け式

母 子健 全 祈 願 式

VAAb

d

次第

であ

、 金

成身会

の諸

を配 する

沐浴

壇の

準備

の 下 に

尊前

沐浴

し、 三昧耶サ ッ タ と智 サ ッ タ の 合一の 主題 が

さ れ る。

新婦

の 胎に諸

が降 臨して

字と して定 留 する。 こ れに続い て

VA

C

.c与 眼を作 す

誕 生前の儀 礼

。 密 教に おい て

成さ るべ き

、 人

の 誕生が

た れ る

聖別

A ]

階で ある。

A

b4

.誕 生 式 :密 教

として生 まれ た

として、

5

.金 剛

授与

される。 誕生

儀礼

として

別項

し た が

聖別

A

に摂 属 する。

(9)

      智 山学報 第四十八輯

 B

− a密 教入 門の儀 礼 :ヒ ン ドウの 再 生族 と な る 主要儀礼を受 容 した儀 礼が 作さ れる。 密教 者 と して 入 門 が 許 可 さ れ た段階 として第二 の

聖別

B ]

である。

 

B

− c 結婚 式 :

B

b

を経て、家長

Grhastha

:在 家 と して最も重要な

子孫

繁栄

結婚

をする。

期 密 教の秘 密の性 的儀礼 に欠 くことの 出

ない

akti

Yogini

の 問題に

対す

批判

が同

時代

っ た。

在家

理と して限

さ れ た 妻を持つ こ とで 第三 [聖 別

C

]である。  

C

− a〜c 

11

.入 ン ダラ式以後 、 水 潅頂 と八種の潅 頂 を作 す。 か く して 「究 極の本 質」が入 魂さ れて一般 教 徒 と しての 密 教の 人格が 「

す る。

 

b

KS

通過 儀 礼の 思 想

 

以下、 「

PP

儀式

っ て

される

KS

通 過 儀

i

礼の 密 教 思 想を把 握 する意図 の下に

儀礼の 要文の訳 を掲 げる。

浴 壇の マ ン ダ ラ

は金

成身会

の五 仏と諸

菩薩

賢劫尊

か れ る

秘密 集 会 」に基づ

VA

PP

」と異にする。 森’

95

p32 )

。 全

の通 し番 号を付 し行 間は連

で無い こと を示 す。 〈

3

5

7

10

>は

MSs

さ れ る通 過儀 礼の番 号で ある。

C

c

最勝潅頂

簡略

に し

く。

 

1

YajaTnfinaSirvada

祭式発

者祝福 式 (

Yonisam

60dhana

:秘 処 浄 化

 

如 来の 自性な る もの 、 その

が この有 情 世界 な り、

 

来は

無 自

性な り、 こ の有情 世界 も又、 無 自性 な り。

1

 虚 空に遍 満 した まへ 一切諸 仏 、 遍行せ らる る諸 菩 薩は、

 

覚 者の 作 られ たる この

室 (

集会

さ れ給は ら んこ と を。

2

 

2

Pulpsavana

子 出生

 

一切

者が トシ タ天 に住せ られ、 マ ヤ

人の 胎に

が宿 られた

く、

 

まさにその 如 く、 この 者の 胎に

き子が

)宿

りたまへ 。

3

 

諸仏 よ我 れ を護 念 し た まへ 無尽方 処 した ま々 よ、

 

甲な る

の金 剛女、 我れ諸

を産みたて まつ らん。

4

 

弟子

の哀 愍の た め、 衆生利益の種々 の因に基づい て、

 

よ り成れ るもの、

大智

なる ものを加

は んこ とを。

5

9

(10)

イン ド密 教に受 容さ れ たHindu Sarpskaraにつ い て 〈

3

Simantonnayana

髪分 け式

弥勒尊

を上

とする最 勝の菩

られ る

々 、 僧 院の

静に生 きられ た

々 に よっ て

称讃

されたる こ と、

々 の

有情

の 全て の過 失 と闇翳の除滅の

慶び

る 、 その吉 慶が、 この 最

なる

潅頂

に て汝に有れ か し。

6

鈎や索、 鎖や最勝の

に さ れ、

鈎摂等

々 の

き業にふ さわ しき、 四

の主に よ り、 或は又、 空 その もの の歌

菩薩等 )

える

その吉 慶が、 こ の最 勝なる潅 頂に て 汝に

れ か し。

7

如来

が 誕生 される や

ちに沐浴 された る が

く、 ま さに我れ、 汝を清 浄に して

聖 なる

もちて 沐浴せ しめ ん。

8

よ、

甲 なる最 勝 金 剛に して智王 な る

よ、

御 身

依 したて まつ る、

主よ、

御 身

に、

完成式

の ため の 慈 悲の

本質

を作 し賜は んこ と を請 う。

9

よ、

弟子

等の 哀 愍の た め に、 又、

御 身等

へ の

供養

と、 我が敬 信に対 し て仁 慈を賜は ら んこ と を

10

覚者

が トタ 天 に れ た

、 マ ヤ

人の

が宿 られ たる

如 く、 ま さに こ の者 (新 婦 )の胎に

尊き子が

宿 りた ま は ん こ とを。

11

尊主 は、 こ こ に常 恒に

ま りて、我が これ らの 花 を

享受

され 、

家住

某 甲

なる

の 利 益の為、 菩 提 心を成 就せ しめ たまへ 。

12)

諸仏

に して、

有情

益 な さる る方々は、 我 れを護 念 したまへ 、 果 に住 され る方々 、 諸 菩

と その

の マ ン トラの 諸

と、

13

諸 神 と、 世 間護 と、 ブ ー タ と、 等正菩 提の教 師方 と、

教法

を欣ぶ者、衆 生、その他の金 剛眼を有 する者は

我れ を護念 した まへ

14

甲なる

れ、

大持金剛

なる

ア ジャ リ

完成式

儀軌

忠実

に、

(11)

      智 山学報 第四十八輯 世 間の 衆 生浄 化の ため に、 全

をもっ て作 さん。

15

) 我 が 有 徳の

弟子 (

新婦 )

益 と、

愍の

に、 全て の

を具

ら れ し方々 は 、 この

降臨

し賜は んこ と を。

16

日 、

れに実 り

き受生 、 実 り

き生

とは

えら れ た

、 我 れ、 三昧耶 なる諸

平等

と成れ るこ と、

疑念

な し。

17)

菩提の心と一体と成れ る我れ 、不退の

と成 らん、 今 日、 如 来の 眷属 として生 ぜ るこ と、 我れ に疑 念な し。 (

18

) 今 日は こ れ 、我が 最勝の 日な り、今 日、 我が た めに最極の 祭 式は作 され た り、

日 はこれ、 我が最上の 日な り、 一切 諸 仏祈 請 諸尊

臨 あ り

19

説 けるすべ て の

を、 儀 軌の

くの供

養等

として

作す

べ し、 然れ ばこ こ に、 大い な る

祭式

の 果の現出 は疑い 無かるべ し。

20)

Drstiddna

の 式 雷 斧を手 に せ る

金 剛

菩薩)

王 と 吉 祥なる金 剛

と 、最勝な る

金 剛) とによ る、 阿

王 な る

逝 の

大安

楽へ の

吉慶

あ り 、 その吉 慶 が、

日、 こ の

最勝

なる

潅頂

に て

れ か し。

21)

我れに よ りて 、 子よ、 汝の 無 知の 翳 膜は除 か れた り、 籌を持せ る医王が、 世 間の 者の 眼翳 を

除 か れ た る が

)如

く。

22)

5

Namakarrna

:命名 式

有情

最 勝

、 一 、 金 剛

ハ ラミツ

の従 者 を伴い

される

に して、

有苦

を除滅せ られ た る大日如 来の

吉慶 あ り)、 その寂 静なす 吉 慶が、 今日、 汝に宥 れ かし。

23)

PhalaprtiSana

:初食 式

吉祥

なる金

剛護

最勝

なる

叉、 金

剛手拳 (

業)

と、 (

11

(12)

イン 密教に受容され た Hindu 

Sarpsk

…iraにつ い て 合 縛

える、 不 空成 就 如 来の 利 益作 す、 勝

成就の

吉慶

あ り、 その 寂静 なす 吉慶が、 今 日、 汝に有れ か し。

24

6

Upanayana

:入 門

、 大

に して吉

なる

、 一 切 世

の主、 一衆 生 心 識遍在さ れ 、 一 切

生の 心に住 される方、

25

一 切 衆生の 父に して、 最

諸 戒 を持するが故に欲

の上

な る

、 主よ、 こ の 真 実に よ りて、 我れ に

欲楽

妙義

を円成せ しめ た ま へ 。 (

26

界を

加持

せ んが

に、 三

耶を憶念 思 惟せ ん が故 に、 一 切

生へ の 哀 愍を もっ て、 一成就 叶 えしめ た ま

27 )

7

CUdakalana

弟叮

剛鋭鋒

の蓮

にされ、 ビシュ ヌ の最 勝の語 言を有せ る方、

観 自在善

逝に して、安 楽を自性 と さ れ る方の吉 慶あ り、 その

慶が、 こ の最 勝 潅頂 に て汝に

れ か し。

28

えら れた方、 勝 者の 光 輝 ある方、

なる方、 最勝の 笑い を悦ば れる方に よる、 吉 祥宝 生勝

近供

吉慶 あ り 、 その吉 慶が、 こ の最勝な る

潅頂

にて 汝に有れ か し。

29)

これ は是れ、 一切 諸 仏

敬礼

こ ろ の

汝等

には、 供養の ための 五仏の 族よ り生 ぜ る冠な り。

30

8

Vratade6a

:受 聖 紐 式 これ は是 れ 、一切諸 仏の 顕 相に し て最 勝なる もの な り、

性な る

性におい て 標 相の 体 を顕 示され しもの な り。 (

31

生の

利益

すこ と、 必

に して

、 まさにか

如 く

了解

に よ りて、 仏 性 を

る に至る もの な り。

32)

(13)

      智 山学報第四 十 八輯

9

Samavartana

VratamokSapa

:還 俗 式

誓 解

式)

菩提

心よ り生 ぜる

、 一 切 諸仏、 三世に渉 りて 往住せ らる る方、 諸 菩 薩、 大薩 捶、 独 覚 方 と、この 生 の

とは、

33

無 自性に して無

縁、 一

な る な り 、 真 如 平

の智、

提の心 ある

なさ る る な

34

10

papigrahapa

結婚式

金 剛 嬉や、

上の

花鬘

、歌

舞 (

の菩

薩 )

、 華、

、 最勝の灯、

々 の 塗香 菩 薩の 、

無等

に して

垢なる讃歌 と供 養による吉 慶 あ り、 その吉 慶が、 こ の最 勝 潅頂に て汝に有れ か し。

35

これはれ、

来の

に して、 智慧の光 を輝 かす もの な り、

郎、 新 婦は)手 に手 を

りて 仏陀の

御業

を転

べ し。

36

11

Map

φalapraveSa マ ン ダラ式 持 金 剛に よる諸 仏へ の

は、 衆生 を

は ん が為

にな さ れ

た り、 諸 徳の源が与え られ た る如 く、 こ の者にも

そ れ を

)授

けたまへ 。

37

12

Udakabhi

§eka :

水潅頂

AcaryabhiSeka

起れ る ものな り、 如 来はそれ らの 因を説 きたまへ り、 又、 こ れ ら諸

に滅 あ りと、 大 沙門 は説かれ た り。

38)

利 益なす 最 勝の ク シ ャ

具)

る もの 、 福 徳 なす

事業

な る もの 、 聖

の 意に適 える もの 、 そは、 世

に して牟 尼、 釈 迦

獅子

が 全ての

生 を

は ん が

の 浄

具)

、 その

吉慶

が、

日、 この最 勝

頂に て汝にあれ か し。

39)

如 来生 さ れる や沐 浴 され た如 く 、 ま さに我れ、 汝を清 浄に して神 聖なる水を もちて沐 浴せ しめん。

40

. =

8

Vajrabhiseka

:金 剛

潅頂

      (

13

(14)

イン 密教に受容さ れ たHindu 

Sarpskara

につ いて

諸仏

の金

剛杵

潅頂

によ

て、

日、

潅頂

せ られた り、 これは是 れ、 一 切仏 性 その

の た

勝 成就

のため金

剛杵

執持

せ よ。

41

 

V

. ヒ ン ドウ通 過 儀礼の

教に於け る

受容

  [

1

]弟子

潅頂

と通 過 儀礼 につ い て

 

a

.イン ド

後期密

教の

弟子

の 潅 頂 と

PP

」はおよそ 同一

構造

か ら なっ てい た。

子の

潅頂儀礼

目 した

森論

摘 する とこ ろ、 潅頂 儀礼は

前半

、 水に よる浄化と誓水 [準 備 ]と、 後 半の水の 潅頂

UdakEbhi

§eka

を基本 と し て い る

95a

p51

52

97

p159

,cf.

p316 )

。 初は

聖 別 :法 器

大 疏 」国 訳 経 疏 部

15

p171

すた めの 浄化で あ り

桜 井

pp324

8

,引入

1

H

)、 後はその者を密 教の

成 就

である。

弟子

の 潅

の ア ビ シ ェ ー カの

意味

当然

沐浴

浄化

とは

なる。

経」

に、 摂 意の

音楽吉

慶 伽 陀 等の広

の美 妙の言 を奉れ、 是の

供養

し て 、 歓 喜 を得 せ し め 已 り、

り諸 の

如 来

し て 自ら そ の

T

848

P12a

と言

  VA

潅頂

は、 祝 意の

蓋、 華、 香 等が雨と降 り潅が れ る中、 金剛女 達が瓶

吉慶

弟子 (

頭頂)

Abhiseka)

想 する。 こ の水は

沐浴

浄化

で は

く、

弟子

へ の 聖 性

与 [

法 器

の 、 「吉 慶讃 に より 吉 慶へ と

か れ

」弟

潅が れ

菩提心

本 質

甘露

剛水」

あ る。 ア ジャ リも又、 その水を 「金 剛杵の先 端に結び付 けられ た小 枝 」か ら弟 子

の 頭 頂

に 滴 ら せ る 。

子 は こ れ に よ っ て

大 楽

MahdSukkhasarnapa

皿 a)。 潅 頂の水は吉 慶、 祝 福の そ して秘密の 大 楽の 感得 を

徴 する水である

桜 井

p333

 

造像 儀 礼 :

VA

PP

]、 

KS

通 過 儀礼では

Udak

hi5eka

に おい て

一 切 如来 が 誕 生 に あた っ て

沐 浴 (

snapita

さ れ た よ うに、 汝 を沐 浴 せ し め ん

snapayiSyfirni

8

40

承の 要文と ともに金 剛

る 。 潅 頂 と沐

両者

め られる

くであるが、こ の

釈尊

誕 生の

慶の再

を 象 徴 して 、

者、

像にか く有 れと祝 する

の で ある。

冠、

金 剛名

(15)

      智 山学 報第四十八 輯 の授 与

もア ビ シェ ーカ と称する ように密教はその本 質を象徴 する水 あるい は

を もア ビ シ ェ ー カの 概 念に解 して

Abhiseka

]に よっ て 自己の理想の 本 質を

認 しつ つ 成 就 する。

 

儀礼

で ある

VA

潅頂次第

成就]

後半

で は、 秘

密潅頂

智 潅頂、 第 四潅 頂 を了

て弟

と般

母は

り、 それ を諸

如来

認 する

桜井p343

KS

AK

PP

」)

を取る所 作

Papigrahapa)

は リ グ ヴェ ー ダ時代か らの 結 婚 式

統 儀 礼である

辻’

70

p245

17

>)。

P

iraskara

Grhyastitra

PGS

に よれ ば結 婚 式、 式次 第に おい て 、 

Mardhabhiseka

、 

Mindhabhisifichana

が な さ れ る

辻 ワ

7

X

皿 §

18

23

Pan

p220

。 結 婚 式に頭に潅 ぐ水 は当然、 聖 性 を

徴 してお り祝

で ある。 弟子の潅頂は後に述べ る ように、 日常で 身近 な

婚 式

礼 等 ヒ ン 通 過

儀礼

か ら

諸要素

受容

してい

  (

b

KS

如 く弟

子の

潅頂

PP

っ て ヒ ン ドウ通過

儀礼

を明

容 して い

経」

は ヴェ ーダの

護摩法

:ヒ ン ドウの 通過

儀礼

の 中で

なわれ る四十四 火

法 (

は浄 、不浄

してい る

を外 護 摩 と して批判 し、 密教 出世間の 内

護摩

を説 くにあたっ て一 々 の 通 過儀 礼

を掲げてい る。即ち

番号

大疏」

付す)

で ある。

  【

Tab

豆e.

C

 

1

.胎 蔵に置 く:婦を娶 り く種を母〉胎 に置 く:

 

3

盥し、

浴妻す

:〈

、 六月に して 〉

が く

の 〉

   

と為 す :

わけ式

 

4

を生じて

:七 日の

し、

父母髪

 

5

に初め て

を立つ :仙 人

じて

を立つ :

命名式)

 

7

.飲

喫食

るに

、 蘇

加持

し瞰 せ しむ :

食初

   

式)

 

8

. 子の

:子 漸 く長 じて 胎 の 毛

る時、朱

〈cndfi 髻〉

   

む :

結髻式)

 

9

.禁戒を

る時 :

子 漸 く長 じ、 本 族の戒 を与 え

せ しむる

   

文 闍草 〈mufija :箭竹に似る〉を治 して縄 と作 し、 三股線に して

      (15

(16)

 

イン ド密教に受容さ れ た

Hindu

 

Sarpskara

につ い て

   

に絡

。 曲

、 軍

kupqa

を持せ しめ 〉、

鹿

皮を被 す、 そ

   

の服、 戒に

る :

入門

式)

11

.禁 満 ちて牛 を施 す時 :持 戒 して十二年常 に

食 曳 ヴェ ー ダの

を学 し、

   

十二

を満じて

梵種

を出

い んが

為師

犢子

施す

   

(帰 家 式

 12

.童 子の婚 媾の時 :妻 を娶る 因

を説 き、

梵種

存す

こ とを

   

して、 火 神

天の 本 呪を誦 す :

結 婚式

       

T

848

p43a

大疏 国訳

15

p652

こ こに

かれ るヒ ン ドウ

火 を 「

経」

ぎの

く批

して い る。

  「

我れ

往昔

い て 火の 性 を

らず して 諸の

護摩

を作 しき

  

か れ護

に非

ず能 く業

果 を

成ず

るに

非ず」 (

T

848

p43b )

  「

内 護

生 を 滅 除

… …

分 別 を

除 して

浄 菩 提

心 を 成

ず 」

  

T

848

p44a

) 「大疏 」に これ を、

  

外典

に浄

Sarpskara

>囲陀 〈

Veda

>論の 中に 、火祠の法 有 り、然 も大

  

言 門に

亦 火

法有

り、 爾る所 以は 一

摂伏

せ ん が

仏因陀

  

くveda >の

を以て、

も之れ を

摂伏

す。

義趣

は、

し天地の

  

い 並ぶ 可 か らざるが如 し

と言 う

以下、 「和」

p651

,cf.

p129 )

 

ホーマ の

火 は浄

と共 に、 ヒ ン ドウ 通過

礼 に欠 く可 か らざる聖化の 要

で あ り、

子の

潅頂次第

にあっ て も

投花得

仏分 に息

災護摩

潅頂 終結部

に マ ン ダラ諸

の献 供 奉 送 :儀 礼の完 結を祈る式 と して行

大日経 」に

容 され たホーマ 祭 火は ヒ ン ドウ のそ れ とは意味 を異に して「猶 し天地の相い 並ぶ 可か らざる が

如」

き ものなの で

る。

  (

c

.「弟子の 潅 頂 」基 本構 造は森論 著に明らかな如 く 「大 日経 」以来、 後 期 密教の 潅 頂に至る展 開に一貫 してい る

97

ppl59

70)

。 密教の 弟 子の 潅頂 とヒ ン ドウの 通過

儀礼

比 する

ぎの ことが

えられ る。

 

密教は時代の 中で、

己の理 想 を提 示 する ために ヒ ン ドウの水に よ る浄化 そ

(17)

      智 山学報 第四十八輯 の他、 潅 沐者

SnEtaka)

とな る まで の 再生 、 成 就儀 礼をベ ー ス と し、 そ れ を密 教に とっ て の

聖 別 :法 器

として下位の 次 第に位 置付 け 仏 教 化 よ り上位 の

儀礼

として の密 教の

Abhiseka

とし て転 換、即 ち、諸 要 素の 受 容 と意 味の 変換、 独 自の儀 礼の加 乗

っ たの で は ない か。

子の

頂に は ヒ ン ドウ通 過

儀礼

に その

入 門

」 と

帰 家 式

具体

的 な

応 が

られる。

 

2

Snaiia

Sn

且taka か ら

Vajrasattva

V

{噸radhara へ

  (a).「大 日経 」 弟子の潅 頂 要項 ヒ ン ウの 通 過儀 礼と

対 応

か ら

密 教の本

の成就

へ の

におい て見る時、 その背景、 前提 と して ヒ ン ドウ通 過

儀礼

と火に よる浄化 を基

とする 入門

式 (

聖別 :再生

帰家式 (

成 就

の主 要 な要素が

子の

潅頂

受容

さ れてい る ことが分か る。

 

ヒ ン ドウの 再生儀 礼 :入 門

とその

期終

了の 帰 家式要 項 と主 た る内容 を検 討 するた めに、 「大 日経 」の 弟子の 潅頂 要項

大塚 .次

第番

号cf

を掲げ れ ば次 ぎの如 くで ある。

  【

Table

D 】

 A

六 日初

 

17

1

.弟 子 摂

受 

2

師弟澡浴  

3

着新浄

 

4

.三処 加 持

   

5

. 三

帰 

6

.懺 悔

 

7

.供 養

 

8

. 三世 無 障礙 智 戒授 与      

9

,歯 木授 与  

10

. 金剛線授 与  

ll

.ア リシ ャ偈

    12

.供 養 〈

18

想 一一一一一一一一一一一 一 一一一一 一一一 一一一一一一一一一一一一一一一一 一

1

 

B

.第七 日

 

21

師弟澡浴

 

22

着新 浄衣 (

大疏)

 

19

20

占夢

、 弟子 勧 発

 

27

香水

灑 浄

 

28

>誓

 

40

5

7

. 三

結 護

 

9

.覆面 <

41

>投 花 得仏一一一一一一一一一 一一一一一一一一一一一一開眼

 

42

災護 摩

 

43

>襯 施 一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一 一一一一一一一一一一一一一一一一一一一

法器

2

 

C

。〈

44

潅頂  

7

.瓶

潅頂

 

10

.臂 釧 指

環 (

大 疏

 

11

.金 箆

 

12

.明鏡

 

13

.法 輪 (17

(18)

イン ド密教に受容さ れた Mndu  Sarpsk…iraにつ い て

14

.法 螺 一一一一一一一一一一一一一一 一一一一一 一一一一一一一一一一一一一一一一一一 一一一 一一一一一一一一一一一一一一 一 一一一

成就

45

 

47

>護 摩

 

48

>発遣

大疏)

 

b

.入 門式 と帰家 式の

次 第

要項

 

による

浄化

の 思想と儀礼は、 ヒ ン ドウ浄

要な要

あ り

、 ヒ ン ドウ通 過 儀礼 とその

根 源にある もの である。 バ ラモ ン

は誕生 以

、 人 生 通過 儀 礼の

段 階の 日常におい て

と火 の 浄

ける。

 

下 入 門の

浴、 聖紐 等を受 け,サ ー ビ トリ ー

を母 、 父 と し て

生 する

Brahmajannma

。 学生 と し ての

梵行 (

Brahmacarya

し、

潅 沐者

Snataka]

さ れ る。 以下 の

次 第

の 具

PdraskaraG

S

.等の

G1hyasatra

を資料 とした

R

B

Pandey (

Pan )

によ

P

V

Kane

HD

述 を補っ てなる

もの である。

  【

TableE

A

.入 門式の前 日 :天

幕等

の準 備の

Ganega

め とする諸

る。

 

子は

当夜

生へ の

準備

として

体を黄色 に塗 り、 頂

けてい る 銀の輪を取 り去 り、 一

無言

ちに過ご

B

.式 当日

 

1

.母との別れの

朝食 

2

火 の ある天

に おい て末 剃 髪の 者は剃 髪 し、

   

既 に了えて い る者は髻を調 える。

 

3

沐浴

 

4

腰布 (

Kauplna

を着 ける

 

5

,師下に

 

6

. a.

上下衣 を授 ける

Utta

ya

Vasasu

。 

B

 

haspati

ildra

授 け

    

の 衣、

来は鹿の 皮。 バ ラモ ンは

Kasaya (

赤衣 )

め ら れてい る。

   

b

.腰 紐

Mekhala

)授 与

純潔

象徴

する。 

Mufija

草 を紐 と して 三本を

    

撚 じたもの 。 三は三 ヴェ

す。

   

c.聖紐

Yajfiopavita

:梵 線

Brah

]masUtra

授 与。

々 に

げられ る供犠に

    

用い られ、左の肩 よ り懸 ける。 バ ラモ ン

の 処

木綿

を撚

    

び 目 を

付 け

る。 三

は 三

Trigupa

活力

調和

を、

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