BUSINESS
REPORT
2010
財務ハイライト
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 △800 △400 0 400 800 1,200 0 5,000 10,000 15,000 20,000 △500 0 1,000 1,500 2,000 500 △60 △30 0 60 90 30 0 2,000 4,000 6,000 8,000 △47.54 △588 △348 23,859第50期 17,462
第51期 20,117
第52期 24,042
第53期
第50期 第51期 第52期 第53期 99
第50期 第52期
14,787
第51期 15,161 14,408
第53期 14,150
第50期 263
第51期 1,137
第52期 1,720
第53期 228
第50期 8.76
第51期 34.55
第52期 69.93
第53期 8.06
第50期 5,913
第51期 6,233
第52期 6,942
第53期 6,202 第54期
(中間) 7,607
第54期 (中間)
143
第54期 (中間)
14,048
第54期 (中間)
185
第54期 (中間)
11.53
第54期 (中間)
6,644 9,411 8,681 13,885 107 207 1,716 124 427 968 4.12 8.60 78.22 865 106 50 15,150
総資産 (単位:百万円) 純資産 (単位:百万円)
当期純利益 通期 中間(単位:百万円) 1株当たり当期純利益 通期 中間(単位:円)
株主の皆様へ
事業の概況
当中間期におけるわが国の経済状況は、昨年秋以降に発生した世界的な金融危機の影響による景気 後退が持ち直しつつあるものの、停滞感が更に強まっております。しかしながら、当社を取り巻く市 場環境につきましては、太陽電池や環境対応車(ハイブリッド車)などの新エネルギー関連産業への 注目と期待が高まり、回復基調が見受けられる状況になっております。
こうした中、二次電池(リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等)業界も、電池の種類間におい て増減はあるものの、新エネルギー関連分野の推進力を背景に、全体では回復基調にあります。 二次電池の種類別では、ニッケル水素電池やニカド電池は、昨年の金融危機を背景とした住宅需要 減少やリチウムイオン電池へのシフトが継続しており、これらの電池向け正極材料の販売数量は、前 年同期比17.6%減少しました。
但し、環境対応車向けについては、世界的な環境配慮の観点からも市場が注目されており、現状搭 載されておりますニッケル水素電池向け正極材料の販売数量は、前年同期比21.4%増加いたしました。 一方、ノートパソコンや携帯電話、デジカメ向け等を主な用途とするリチウムイオン電池は、以前 のような飛躍的な拡大傾向は見られないものの、当社が三元系(ニッケル・コバルト・マンガン複合 酸化物)を中心に戦略的に同電池向け正極材料のマーケットシェアの拡大を図っていることから、同 電池向け正極材料の販売数量は、前年同期比30.1%増加いたしました。また、近々採用が予定されてお ります環境対応車用途向け正極材料についても事業化対応を進めております。
株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び 申し上げます。
また、平素より格別のご理解とご支援を賜り、心から御礼申し 上げます。
当社の第54期中間期(平成21年4月1日から平成21年9月30日まで) の事業の概況及び中間決算の状況につきまして、ご報告申し上げ ます。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を 賜りますようお願い申し上げます。
平成21年12月 株式会社田中化学研究所 代表取締役 社長執行役員
品目別売上高に整理すると、ニッケル系製品にはニッケル水素電池、ニカド電池向け正極材料及び リチウムイオン電池向け三元系正極材料が属します。コバルト系製品は、主にリチウムイオン電池向 けコバルト正極材料になります。ニッケル系製品は、上述のとおり民生用電池の需要減少の影響があ りますが、環境対応車向け電池材料や三元系正極材料が好調であることを受けて、ニッケル系製品の 全体販売数量は前年同期比14.9%の増加、売上高ではニッケル価格下落の影響もあり、前年同期比 36.0%減少しました。一方、コバルト系製品については、当社販売戦略がコバルト系製品から三元系で あるニッケル系製品にシフトさせているため、コバルト系製品の全体販売数量は更に減少して前年同 期比69.3%の減少となり、売上高では前年同期比84.9%の減少となりました。
当社といたしましては、注目や期待が高まっている市場の獲得を目指し、前事業年度を初年度とし た中期三ヵ年計画の目標に向かって、選択と集中を図りながら、前事業年度に実施した増産設備の有 効活用と、更なる需要に対応する積極的な設備投資を行い、増産体制を構築中であります。
以上の結果、当中間期の業績は、前年同期比で全体の販売数量は増加したものの主原料のニッケル、 コバルトの国際相場がそれぞれ4割から6割の水準で推移した結果、売上高7,607百万円(前年同期比 49.8%減)となりました。また、コスト面においては前事業年度に積極的に行った設備投資に伴う減価 償却費の負担増の影響がありましたが、ニッケル、コバルトの国際相場が回復基調にあること、環境 対応車向け電池材料や三元系正極材料の販売の増加、武庫川工場の閉鎖に係る損失の引当金107百万円 の戻入の実施等の要因により、営業利益198百万円(前年同期比15.5%減)、経常利益185百万円(前年 同期比18.9%減)、中間純利益は143百万円(前年同期比43.4%増)となりました。
【ご参考】
(ニッケル国際相場:円貨換算) (単位:円/㎏)
4 6月平均 7 9月平均 10 12月平均 1 3月平均
22年3月期 1,269 1,676 ― ―
21年3月期 2,706 2,060 1,059 989
20年3月期 5,847 3,596 3,338 3,073
※ニッケル LME(ロンドン金属取引所)月次平均×TTS月次平均
コバルト LMB(ロンドン発行メタルブリテン誌)月次平均×TTS月次平均
(コバルト国際相場:円貨換算) (単位:円/㎏)
4 6月平均 7 9月平均 10 12月平均 1 3月平均
22年3月期 3,326 3,947 ― ―
21年3月期 11,101 8,433 4,901 3,178
財政の状況
当中間期末における総資産は14,048百万円となり、前事業年度末比102百万円の減少となりました。その主な要因は売 上債権が413百万円、たな卸資産が262百万円増加した一方、未収消費税等、未収還付法人税等が562百万円減少したこ とによるものであります。
負債は、前事業年度末比545百万円減少の7,403百万円となりました。その主な要因は、仕入債務が1,734百万円増加し た一方、借入金が2,013百万円減少したこと等によるものであります。
なお、純資産は、新株予約権の行使等により、前事業年度末比442百万円増加の6,644百万円となり、自己資本比率は 47.3%となりました。
キャッシュ・フローの状況
当中間期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して145百万円増加し、当 中間期間末における資金は、1,748百万円となりました。
当中間期における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
・営業活動によるキャッシュ・フロー
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、2,700百万円の増加(前年同期は574百万円の増加)となりました。これは 主に税引前中間純利益185百万円、減価償却費846百万円、運転資金の減少による資金の増加1,057百万円があったためで あります。
・投資活動によるキャッシュ・フロー
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、793百万円の減少(前年同期は905百万円の減少)となりました。これは 設備投資を中心とする有形固定資産の取得による支出が813百万円あったためであります。
・財務活動によるキャッシュ・フロー
個別財務諸表
貸借対照表
科 目 (平成21年9月30日現在)当中間期 (平成21年3月31日現在)前 期
(資産の部)
流動資産 6,383,934 6,146,391
現金及び預金 1,748,613 1,602,913
受取手形及び売掛金 2,374,139 1,960,200
商品及び製品 681,384 930,675
仕掛品 1,100,234 785,100
原材料及び貯蔵品 319,524 122,444
その他 160,038 745,057
固定資産 7,664,100 8,004,523
有形固定資産 7,246,651 7,623,882
機械及び装置(純額) 4,698,689 4,674,111
その他(純額) 2,547,962 2,949,770
無形固定資産 69,031 66,979
投資その他の資産 348,417 313,661
その他 348,868 314,113
貸倒引当金 △ 451 △ 451
資産合計 14,048,034 14,150,915
(単位:千円)
科 目 (平成21年9月30日現在)当中間期 (平成21年3月31日現在)前 期
(負債の部)
流動負債 5,014,522 5,769,800
支払手形及び買掛金 2,916,391 1,181,687
短期借入金 − 2,500,000
1年内返済予定の長期借入金 1,133,200 855,036
未払法人税等 10,196 −
引当金 86,114 244,947
その他 868,619 988,130
固定負債 2,389,284 2,179,077
長期借入金 2,108,500 1,900,000
引当金 118,929 117,222
その他 161,855 161,855
負債合計 7,403,806 7,948,878
(純資産の部)
株主資本 6,586,383 6,195,757
資本金 2,059,186 1,910,686
資本剰余金 2,676,829 2,528,329
利益剰余金 1,852,190 1,758,523 自己株式 △ 1,822 △ 1,780
評価・換算差額等 57,844 6,278
損益計算書 (単位:千円)
科 目
(
自平成20年4月1日前中間期 至平成20年9月30日)
当中間期 自平成21年4月1日
(
至平成21年9月30日)
売上高 15,150,930 7,607,302 売上原価 14,290,291 6,822,035 売上総利益 860,638 785,267 販売費及び一般管理費 625,238 586,335 営業利益 235,399 198,931
営業外収益 12,485 29,877 営業外費用 19,333 43,484
経常利益 228,551 185,324
特別利益 − 128,102 特別損失 48,303 127,488
税引前中間純利益 180,247 185,938
法人税、住民税及び事業税 3,277 3,229 法人税等調整額 77,122 39,506
中間純利益 99,848 143,203
キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円)
科 目
(
自平成20年4月1日前中間期 至平成20年9月30日)
当中間期 自平成21年4月1日
(
至平成21年9月30日)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 574,544 2,700,075
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 905,922 △ 793,780
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 24,186 △ 1,764,027
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 27,266 3,432
Ⅴ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 382,832 145,700
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 2,059,700 1,602,913
Ⅶ 現金及び現金同等物の中間期末残高 1,676,868 1,748,613
役員の状況
(平成21年9月30日現在)会社概要
(平成21年9月30日現在)株式会社田中化学研究所 昭和32年12月
2,059,186千円
当社は、二次電池用の正極材料並びに金属表 面処理・触媒用薬品の製造販売を主な事業と しております。
142名(前事業年度比1名増) 商 号
設 立 資 本 金 主な事業内容
従 業 員 数
田 中 保 茂 苅 雅 宏 嶋 川 守 久 野 和 雄 上 野 學 小 林 晃 松 浦 正 則
代表取締役社長執行役員 取締役執行役員 取締役執行役員 取 締 役 常 勤 監 査 役 監 査 役 監 査 役
株式の状況
(平成21年9月30日現在)①発行可能株式総数 普通株式 47,000,000株 ②発行済株式の総数 普通株式 12,609,800株 ③株 主 数 6,226名 ④ 発行済株式の総数の10分の1以上の数の株式を保有する株主
株 主 名 持株数(株) 出資比率(%)
株主メモ
ホームページのご案内
田中化学研究所ホームページ
http://www.tanaka-chem.co.jp 最新の当社IR情報等をご覧いただけます。 事 業 年 度 4月1日から翌年3月31日まで
期末配当金受領株主確定日 3月31日
中間配当金受領株主確定日 9月30日
定 時 株 主 総 会 毎年6月
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 〒541−8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 ℡ 0120−094−777(通話料無料)
公 告 方 法 電子公告により行う
公告掲載URL http://www.tanaka-chem.co.jp/ (ただし、電子公告によることができない事故、
その他のやむを得ない事由が生じた場合には、 日本経済新聞に公告いたします。)
お知らせ
株券電子化によるご注意
⑴ 株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お 手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管理 機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設 されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人 (三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意く
ださい。
⑵ 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきまして は、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、 上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せ ください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎ いたします。