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平成21事業年度

日 本 中 央 競 馬 会

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目 次

前文 ··· 1 Ⅰ 平成 21 年度事業計画に掲げた各項目の実施概況 ··· 4 1 競馬番組等に関する取組み ··· 4 2 お客様サービスに関する取組み ··· 6 3 質の高い競走の提供に関する取組み ··· 15 4 競馬の国際化への取組み ··· 19 5 競馬の公正確保に関する取組み ··· 21 6 登録・免許に関する取組み ··· 23 7 コンピュータ・システム及び施設の安全性確保に関する取組み ···· 25 8 事業の透明性確保等に関する取組み ··· 26 9 社会活動への取組み ··· 27 Ⅱ 業務の実施状況 ··· 35 1 平成 21 事業年度の業務の実施状況 ··· 35 2 前事業年度までにおける業務の実施状況 ··· 38 Ⅲ 日本中央競馬会の概要 ··· 43 1 業務の内容 ··· 43 2 各事務所の所在地 ··· 44 3 資本金の総額及び政府の出資額並びにこれらの増減 ··· 44 4 役員の定数並びに各役員の氏名、役職、任期及び経歴等 ··· 45 5 職員の定数及びその増減 ··· 46 6 日本中央競馬会の沿革 ··· 46 7 根拠法 ··· 47 8 主務大臣 ··· 47 9 経営委員会の概要 ··· 47 10 運営審議会の概要 ··· 49 11 公正審査会議の概要 ··· 49

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Ⅳ 子会社及び関連会社並びに関連一般社団法人等に関する事項 ··· 52 1 子会社及び関連会社並びに関連一般社団法人等の状況 ··· 52 2 子会社の名称、住所、資本金、事業内容、役員数、代表者の氏名、 従業員数、日本中央競馬会の所有する議決権の議決権の総数に対する 割合及び日本中央競馬会との関係 ··· 53 3 関連一般社団法人等の名称、住所、基本財産、事業内容、役員数、 代表者の氏名、職員数及び日本中央競馬会との関係 ··· 54 Ⅴ 日本中央競馬会が対処すべき課題 ··· 56 別表1(開催競馬場別開催実績、競走成績) 別表2(JRA賞受賞馬及び受賞者)

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日本中央競馬会 平成 21 事業年度事業報告

平成 21 年度は、「経営の基本方針」に基づいて設定した経営目標(基本目標:①開催 日数 288 日(36 開催)の競馬の着実な施行、②総参加人員対前年比 100%超、③発売金 対前年比 100%超)を達成すべく、競馬開催を着実かつ円滑に施行するとともに、「ラ イブ競馬」の魅力を伝える環境の整備や、お客様の参加意欲を高めるための様々な施策 を実施しました。 開催日割等に関する取組みとしては、お客様の参加機会の拡大等を図る観点から、年 初の開催を 1 月 4 日(日)とし、中山金杯を同日に、京都金杯を 1 月 5 日(月)に施行 しました。また、3 歳ダート適性馬の出走機会を拡大し、ジャパンカップダートを頂点 とするダート重賞路線の更なる充実を図るため、新たに 3 歳馬限定のダート重賞競走と してレパードステークスを施行しました。 お客様サービスに関する取組みとしては、平成 20 年度から実施している通常の払戻 金に売得金の 5%相当を上乗せして払い戻す「JRAプレミアム」を中山金杯・京都金 杯・天皇賞(春)・札幌記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップダートの 6 競走を対象とし て実施するとともに、通常の払戻金が 100 円元返しとなる場合に売得金の範囲内で 10 円を上乗せして払い戻す「JRAプラス 10」を全ての競走を対象として実施し、それ ぞれ多くのお客様にご参加いただきました。また、平成 20 年 7 月から実施している 3 連単の全レース発売について、平成 21 年度は通年で実施しました。 その他、来場促進を目的とした取組みとして、グループでの来場を促進するための広 告やWebサイトのプロモーションと連動した各種キャンペーンを実施したほか、競馬 初心者の方にも簡潔でわかりやすい投票カード「ライトカード」の導入、GⅠ(Jpn Ⅰ)競走の前日及び当日に当該GⅠ(JpnⅠ)競走の施行競馬場において実施した「J RAクイックピック投票」等を行いました。 さらに、結婚式やパーティーなどの会場まで勝馬投票券をお届けする新しいサービス 「JRA CLUB KEIBA パーティーキャンペーン」を実施し、日頃から中央 競馬をお楽しみいただいている方々に加えて、競馬になじみのない方々に対しても競馬 の醍醐味を実感していただくことができました。 施設等の改善に関する取組みとしては、ウインズ梅田B館を 12 月にリニューアルオ ープンし、多くのお客様に新しい快適な施設で競馬をお楽しみいただいたほか、京都競 馬場ステーションゲートから最寄り駅である京阪電車淀駅の高架化工事に伴う新駅まで

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の連絡通路の新設及び入場門の改築により、お客様により快適かつ安全に来場していた だくことが可能となりました。また、JRAカード会員向けの指定席予約システムの利 便性を向上させるため、インターネットを利用した予約受付を 7 月から開始しました。 競走に関する出来事としては、ウオッカが安田記念・ヴィクトリアマイル・ジャパン カップを制し中央競馬のGⅠ(JpnⅠ)勝利最多タイとなる GⅠ(JpnⅠ) 7 勝を達成 し、牝馬では初めて獲得賞金 10 億円を突破しました。その他では、宝塚記念・有馬記 念の両グランプリレースを制したドリームジャーニーや牝馬クラシック 2 冠を制したブ エナビスタ、天皇賞(秋)・マイルチャンピオンシップを連勝し中央競馬史上初めてと なる 8 歳馬によるGⅠ制覇を成し遂げたカンパニーなどの活躍が目立った一年となりま した。また、地方競馬の所属を経て平成 20 年度にJRA騎手免許を取得した内田博幸 騎手が 146 勝を挙げ、地方競馬からの移籍騎手として初めてとなるJRA最多勝利騎手 となり、併せてJRA年間最多騎乗記録も更新しました(975 回)。 (1)平成 21 年度の実績 ※1うち女性入場人員は 100 万 4,769 名(対前年比 101.3%) ※2開催競馬場の入場人員にウインズ、パークウインズ及び電話投票等の利用者を加えたもの。 平成 21 年度も、事業計画に基づき 288 日(36 開催)の競馬を着実に施行するとと もに、積極的な施策展開を実施しましたが、発売金については対前年比 94.3%とな り、平成 10 年以降 12 年連続して前年実績を下回る厳しい結果となりました。 また、電話投票の大幅な伸びに支えられてきた総参加人員についても、電話投票の 参加人員が 100.3%と微増に留まり、現金投票の落ち込みを補うことができなかった ため、対前年比 97.8%と平成 13 年以来 8 年振りに前年実績を下回りました。 一方、財務面では、約 2,670 億円の国庫納付を行うとともに、事業運営の合理化・ 効率化に引き続き取り組み、事業費用の更なる圧縮を図ったところ、当期末未処分利 ①開催回数・開催日数 36 回・288 日 ②競走回数 3,453 競走(前年実績 3,452 競走) ③出走延頭数 50,317 頭(前年実績 50,215 頭) ④勝馬投票券の発売金 2 兆 5,982 億 5,946 万 1,000 円(対前年比 94.3%) ⑤開催競馬場の入場人員 731 万 6,360 名(対前年比 99.0%)※1 ⑥総参加人員※2 1 億 7,369 万 8,393 名(対前年比 97.8%)

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益剰余金(当期純利益)は、154 億 5,873 万 7,834 円(対前年比約 44 億円の減少) となり、対売上収益率(剰余金を売得金額で除した数値)は 0.60%(前年実績 0.7 2%)となりました。 実績の詳細については、以下のとおりです。 ・10 競馬場、38 場外発売所、盛岡、水沢、佐賀、荒尾の地方競馬場及び電話投票 において勝馬投票券発売業務を実施。 ・発売金に占める重賞競走の割合は 31.3%(前年実績 31.2%)、GⅠ(JpnⅠ)競 走の割合は 15.3%(前年実績 15.3%)。 ・GⅠ(JpnⅠ)競走の発売金は対前年比 94.1%となり、前年実績を上回った競走 は、全 22 競走中 3 競走。 ・現金投票における一人当たり購買額は 15,443 円(対前年比 95.3%)、電話投票 における一人当たり購買額は 14,560 円(対前年比 97.6%)。 ・電話投票会員数(平成 21 年度末)は、3,119,703 名(対前年比 101.4%)。 〔式別毎の発売金の構成比率〕 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3 連複 3 連単 3.9% 5.9% 4.0% 15.6% 4.5% 10.4% 18.0% 37.7% 対前年比 構成比(前年) 発売金総額 (内訳) 開催場における自場分 〃 他場分 パークウインズ ウインズ 電話投票 2 兆 5,982 億 5,946 万 1,000 円 1,224 億 6,314 万 5,400 円 712 億 2,275 万 8,600 円 2,118 億 3,018 万 3,300 円 8,030 億 7,976 万 6,800 円 1 兆 3,896 億 6,360 万 6,900 円 94.3% 92.4% 94.8% 88.2% 90.4% 97.9% 100.0% 4.7%( 4.8%) 2.7%( 2.7%) 8.2%( 8.7%) 30.9%(32.3%) 53.5%(51.5%)

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Ⅰ 平成 21 年度事業計画に掲げた各項目の実施概況 1.競馬番組等に関する取組み (1)競走体系の整備及び充実した競馬番組の提供 競走体系の一層の整備を図り、充実した番組の提供を行うため、以下の施策を実施 しました。 ① 開催日割の設定 お客様の参加機会の拡大等を図る観点から、年初の開催を 1 月 4 日(日)から 施行し、土曜日・日曜日以外の祝日における競馬開催を 9 月 21 日(祝・月)に施 行しました。また、春季競馬における出走状況の改善を図るため、1 月に第 1 回 中京競馬を 6 日間、2 月~3 月に第 1 回小倉競馬を 8 日間、3 月に第 2 回中京競馬 を 6 日間施行しました。 さらに、函館競馬場スタンド等改築工事のため、平年の函館競馬(16 日間)を 札幌競馬に振り替えて施行するとともに、平年の第 2 回札幌競馬を中京競馬及び 新潟競馬に振り替えて施行しました。 ② 重賞競走の新設 3 歳ダート適性馬の出走機会を拡大し、夏季競馬の振興及びジャパンカップダー トを頂点とする秋季ダート重賞路線の更なる充実を図る観点から、8 月の第 3 回新 潟競馬において、3 歳馬限定のダート重賞競走として新たにレパードステークス (1,800mダート)を施行しました。 ③ 障害重賞競走の改善 年間を通じた出走頭数確保及び競走内容充実の観点から、一部競走の施行時期を 変更するとともに、有力馬の出走機会を拡大するため、ハンデキャップ競走として 実施していた障害の重賞競走について、負担重量を別定重量に変更しました。 ④ 2 歳 JpnⅠ競走の特別登録の改善 施行日の 1 週前に実施していた朝日杯フューチュリティステークス及び阪神ジュ ベナイルフィリーズの第 1 回特別登録について、両競走の更なる盛り上げを図るた め、他のGⅠ(JpnⅠ)競走と同様に施行日の 2 週前に実施しました。 ⑤ その他重賞競走の改善 3 歳牝馬競走の充実を図る観点から、平成 20 年度に休止したフェアリーステー クスを 1 月の第 1 回中山競馬第 4 日に移設して施行しました。また、秋季競馬にお ける短距離ダート競走の充実を図る観点から、平成 20 年度より第 5 回中山競馬に

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カペラステークスを新設したことに伴い、1 月に施行していたガーネットステーク スを廃止しました。 ⑥ 出走馬決定方法の改善 競走内容の充実を図る観点から、3(4)歳以上 1,000 万円以下競走について、3 (4)歳以上 500 万円以下競走と同様の出走馬決定方法を導入しました。なお、成 績優先馬についても、3(4)歳以上 500 万円以下競走への導入時と同様に、「4 節 以内の前走 3 着以内馬」として実施しました。 (2)国際交流競走の充実について 平成 21 年度以降の国際化計画に基づき、NHKマイルカップや秋華賞などの 3 歳 馬競走を含む 28 の重賞競走を新たに国際交流競走として施行しました。 (3)サマーシリーズの実施について 夏季競馬の更なる振興を図る観点から、引き続き、重賞競走を距離カテゴリー別に シリーズ化してポイント制で競い合う「サマースプリントシリーズ」及び「サマー 2000 シリーズ」を実施するとともに、両シリーズを対象に騎乗騎手がポイント制で 競う「サマージョッキーズシリーズ」を実施しました。 (4)はくぼレース及び最終競走の発走時刻等について お客様にゆったりと競馬をお楽しみいただける「はくぼレース」を、例年実施して いる期間から約1ヵ月早い 6 月 20 日から実施しました。また、第 2 回阪神競馬、第 3 回京都競馬、第 3 回中京競馬及び第 4 回阪神競馬の最終競走を 16 時 40 分(日本ダ ービー当日の目黒記念は 17 時)に繰り下げて施行しました。 (5)記念競走の実施 記念競走としては、「日本・ハンガリー共和国国交回復 50 周年記念 新緑賞」「栗 東トレーニング・センター開設 40 周年記念 栗東ステークス」「2009 日本香港観光 交流年記念 ホンコンジョッキークラブトロフィー」「ウインズ札幌開設 30 周年記念 大通り特別」「小倉・釜山競馬場姉妹提携記念 博多ステークス」「阪神競馬場開設 60 周年記念 オリオンステークス」「ウインズ梅田B館リニューアル記念 クリスマ スキャロル賞」を施行しました。 (6)地方競馬との交流競走の整備・充実 ① ダート重賞競走に出走する地方競馬所属馬の決定方法の変更 競走内容の更なる充実を図る観点から、3(4)歳以上のダート重賞競走について、 収得賞金が 1,600 万円を超える地方競馬所属馬に限定して、出走申込みを受け付け

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るように変更しました。また、フェブラリーステークスの出走馬決定について、ジ ャパンカップダートと同様に地方競馬所属馬の優先枠を廃止し、中央競馬所属馬を 含めた中で出走馬決定賞金順により出走馬を決定するよう選定方法を変更しました。 ② 地方競馬との交流 ア)ダート重賞 14 競走を中央競馬指定交流競走として施行し、そのうち 4 競走に 延べ 5 頭の地方競馬所属馬が出走しました。また、地方競馬においては、ダート 重賞交流競走として 37 競走(11 主催者)が施行され、全ての競走に延べ 166 頭 の中央競馬所属馬が出走し、30 競走に優勝しました。 イ)芝のGⅠ(JpnⅠ)競走とそのステップ競走を中央競馬指定交流競走として実 施し、そのうちGⅠ競走にはコスモバルク(北海道)が 5 競走に出走し、ステッ プ競走には 5 競走に延べ 6 頭の地方競馬所属馬が出走しました。 ウ)地方競馬所属のまま出走できる特別指定交流競走には、2 歳では兵庫ジュニア グランプリ(JpnⅡ)や全日本 2 歳優駿(JpnⅠ)で優勝したラブミーチャン(笠 松)をはじめとして 26 競走に 55 頭が、また、3 歳では 85 競走に延べ 117 頭の 地方競馬所属馬が出走しました。 エ)地方競馬において、246 競走(13 主催者)の条件交流競走が施行され、延べ 1,457 頭の中央競馬所属馬が出走しました。 オ)地方競馬において、344 競走(12 主催者)の 2 歳馬の認定競走が施行されまし た。 カ)地方競馬指定交流競走(ダート重賞競走・条件交流競走)には、本賞金額の 50%(九州産馬限定競走は 90%)を上限として交流競走協力金を交付しました。 また、認定競走には、本賞金額の 90%(出走投票の結果 7 頭以下の競走は 50%)を上限として認定競走協力金を交付しました。 2.お客様サービスに関する取組み (1)お客様サービス施策の推進 ① 払戻金への上乗せ施策の実施 お客様に利益を還元し、併せて競馬への参加を促進するため、特別振興資金を使 用して払戻金への上乗せ措置を実施しました。 ア)中山金杯・京都金杯・天皇賞(春)・札幌記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップ ダートの 6 競走を対象として、通常の払戻金に売得金の 5%相当を上乗せして払

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い戻す「JRAプレミアム」を実施しました。 〔上乗せ総額 4,053,665,040 円〕 イ)全競走を対象として、通常の払戻金が 100 円元返しとなる場合に、売得金の範 囲内で 10 円を上乗せして払い戻す「JRAプラス 10」を実施しました。 〔件数 517 件 上乗せ総額 1,737,439,860 円〕 ② 3 連単の全レース発売の通年実施 平成 20 年 7 月から実施した 3 連単の全レース発売について、平成 21 年度は年間 を通じて実施しました。これにより、日本中央競馬会の競馬の施行等に関する規約 第 69 条に規定する全ての勝馬投票法(単勝・複勝・枠連・馬連・ワイド・馬単・3 連複・3 連単)の発売を通年で行うこととなりました。 ③ クイックピック投票の実施 お客様にお手軽に勝馬投票券を購入していただけるよう、コンピュータが馬番 号・組番号の選択を行う新しい投票方式「JRAクイックピック投票」を、10 月 17 日から 12 月 27 日までのGⅠ(JpnⅠ)競走前日及び当日に、当該GⅠ(Jpn Ⅰ)競走の施行競馬場において実施しました。 ④ 勝馬投票券お届けサービスの実施 より多くの方々に競馬を体験していただけるよう、結婚式やパーティーなどの会 場まで勝馬投票券をお届けする新しいサービス「JRA CLUB KEIBA パーティーキャ ンペーン」を、11 月 7 日から 12 月 27 日まで実施しました。 ⑤ 各種お客様サービス施策の展開 既存のお客様により競馬をお楽しみいただくとともに、競馬になじみのない方々 にもご参加いただけるよう、多彩なお客様サービスイベントの実施など、お客様の ニーズを踏まえた各種施策を、以下のとおり実施しました。 ア)「CLUB KEIBA」キャンペーンによるライブ競馬への参加促進 ⅰ)「CLUB KEIBA」のWebサイト展開による参加促進 「CLUB KEIBAサイト」の会員の獲得と定着を図るため、春・秋の オープンキャンペーンや通年(年初・春・夏・秋)のポイントキャンペーンを 実施しました。(会員登録者数 約 185,000 名) また、開催競馬場に「CLUB KEIBAシート」を設置し、Webサイ トの会員に抽選(応募総数 延べ 312,000 名)でご利用いただくとともに、 春・秋のGIシリーズ期間の開催競馬場に「CLUB KEIBAブース」を

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設置し、会員限定の様々なキャンペーンを実施しました。(キャンペーン参加 者数 約 33,000 名) ⅱ)競馬場・ウインズ等における参加促進 「CLUB KEIBAブース」において、当日のグループ来場者に対して 抽選会を実施しました。(抽選参加者 約 79,000 名) また、「CLUB KEIBAサイト」に各事業所のイベント情報を掲載す るとともに、会員居住地の最寄りの競馬場・ウインズ等に関する多彩な情報を 閲覧できるサービスを実施しました。 ⅲ)夏季競馬における参加促進 夏季競馬への参加を促進するとともに、サマーシリーズの盛り上げを図るた め、競馬場・ウインズ等において、ビンゴ型スタンプカードによる来場者向け の賞品プレゼントキャンペーンを実施したほか、サマーシリーズの優勝馬・優 勝騎手を予想して賞品が当たるキャンペーン等を実施しました。 イ)フリーパスの日の実施 競馬場への来場を促進するため、競馬場入場料を無料とする「フリーパスの 日」を改築工事中の函館競馬場を除く 9 競馬場において計 11 日間実施し、併せ て各種イベント等を実施しました。この結果、9 競馬場合計で 386,912 名(対前 年比 114.8%)のご来場をいただきました。「フリーパスの日」の実施日及び入 場者数は、以下のとおりです。 4月26日(日) 東京競馬場 52,276名(対前年比 101.7%) 4月26日(日) 京都競馬場 30,733名( 〃 99.4%) 5月30日(土) 中京競馬場 26,236名( 〃 118.9%) 7月 5日(日) 福島競馬場 22,108名( 〃 141.5%) 7月26日(日) 札幌競馬場 15,573名( 〃 128.5%) 8月 2日(日) 小倉競馬場 25,944名( 〃 118.0%) 8月23日(日) 新潟競馬場 21,931名( 〃 162.0%) 9月20日(日) 中山競馬場 46,611名( 〃 139.8%) 10月11日(日) 京都競馬場 48,566名( 〃 133.9%) 11月 8日(日) 東京競馬場 52,284名( 〃 90.3%) 12月13日(日) 阪神競馬場 44,650名( 〃 106.7%)

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ウ)競馬場(函館・新潟競馬場を除く)及びウインズ新白河において、競馬開催日 に「1 台の乗車人数 3 名以上」でJRAの有料駐車場をご利用されたお客様に対 し、駐車料金を半額にするなどのキャンペーンを実施しました。 エ)ミドル・シニア層を中心とした新規顧客獲得策として、各競馬場において、バ ックヤードツアー等のオプションを付けた競馬教室及び競馬観戦会を実施しまし た。また、企業の主催による競馬教室及び競馬観戦会も実施しました。(競馬教 室 110 回、参加人数 約 2,200 名。うち企業主催 29 回、参加人数 575 名。) オ)若年層や女性など新規のお客様を対象とした競馬講座を、Webサイト及びカ ルチャースクールを運営する企業の主催により実施しました。(実施回数 3 回、 参加人数 73 名。) カ)お客様の競馬参加を促進するとともに、競馬の新たな魅力をお伝えするため、 「札幌記念競馬観戦と牧場見学のセットツアー」及び「競馬解説者による重賞レ ース検討会と新潟競馬観戦のセットツアー」を旅行会社の主催により実施しまし た。 キ)海外からの観光旅客や在日外国人の競馬参加を促進するため、競馬場や周辺観 光地等の情報・中央競馬の楽しみ方・勝馬投票券の購入方法などを紹介するビデ オや冊子を多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)で製作するとともに、マー クカード記入時の支援ツールを作成するなど、外国人に対する日本の競馬の情報 提供体制の更なる整備を行いました。また、外国の旅行雑誌や外国人向け雑誌・ フリーペーパー・Web等のメディア(中国、韓国、英国)を利用して競馬に関 する広報活動を実施するとともに、東京競馬場への観戦ツアーや外国のマスメデ ィアを対象とした競馬教室及びイベント等を実施しました。 ク)宝塚記念及び有馬記念において、「ファン投票」を実施しました。有効投票件 数は、それぞれ 183,361 票(対前年比 155.9%)、193,875 票(同 98.0%)となり ました。 ケ)競馬場・ウインズ等への来場を促進するとともに、お客様への感謝の意を表す るため、1 月 4 日に「お年賀記念タオル」(約 34 万枚)、12 月 13 日に年間キャン ペーンと連動した「2010 年JRAオリジナルカレンダー」(約 45 万部)を競馬 場・ウインズ等において配布しました。 コ)企業とタイアップした各種イベントを、中山競馬場・東京競馬場・京都競馬 場・中京競馬場・阪神競馬場・ウインズ等で実施しました。

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サ)JRAの公式プログラムとして、「レーシングプログラム」を全開催日に配布 しました。なかでも、特にお客様の注目度が高い日本ダービー及び有馬記念当日 には、特別版レーシングプログラムを配布しました。 シ)全国の競馬場において、競走名にちなんだ各地域の物産展など様々な「食のイ ベント」を開催するとともに、食堂・売店のメニューの改善に取り組みました。 ス)お客様をはじめ地域の人々に感謝の意を表するため、花火大会を実施しました。 実施日、実施競馬場及び入場者数については、以下のとおりです。 7月26日(日) 東京競馬場 76,272名 8月 2日(日) 中山競馬場 38,273名 8月22日(土) 福島競馬場 30,707名 8月23日(日) 中京競馬場 32,664名 ⑥ 映像・情報サービスの拡充 各種メディアを利用した映像・情報サービスについて、以下のとおり実施しまし た。 ア)映像装置のハイビジョン化を、以下のとおり進めました。 ⅰ)ウインズ名古屋の中型映像装置の更新。 ⅱ)ウインズ広島の中型映像装置の大型モニターテレビ 3 台への更新。 ⅲ)全国のITVモニターのハイビジョン化と大型化。(約 2,600 台) イ)中山競馬場及び阪神競馬場において、より鮮明で迫力ある映像を提供できるよ う、2 画面のマルチターフビジョンを設置しました。(中山競馬場は 9 月、阪神 競馬場は 12 月に運用開始) ウ)通過ラップタイムのITV画面等への自動表示をGⅡ(JpnⅡ)以上の全ての 競走において実施しました。また、車載カメラ・ターフビジョン専用カメラなど の特殊カメラを引き続き活用し、よりわかりやすく迫力あるレース映像を提供し ました。 ⑦ 指定席予約システムの改善 JRAカード会員を対象とした競馬場指定席の予約サービスについて、従来のプ ッシュ式電話による予約方式に加え、インターネットを利用した予約方式を新しく 導入しました。(パソコン向けのサービスを 7 月 29 日から、携帯電話向けのサービ スを 9 月 23 日から開始)

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⑧ 初心者向けマークカードの導入 簡潔でわかりやすく、見やすく塗りやすい新しいマークカード「ライトカード」 を、4 月のウインズ米子における先行導入を経て、5 月 23 日から全国の競馬場・ウ インズ等において導入しました。 ⑨ 案内体制の充実 競馬場・ウインズ等に来場するお客様に、より良質できめ細かいサービスが提供 できるよう、各事業所で従事員等へのスキルアップ講習を実施するなど案内・接客 体制の向上を図りました。 また、競馬場・ウインズ等に来場するお客様の満足度を調査し、お客様のニーズ を把握するため、「顧客満足度調査」を 4 月に実施し、各種施策に反映するよう取 り組みました。 ⑩ 分煙化の推進 受動喫煙防止のため、引き続き、競馬場・ウインズ等のお客様フロアの禁煙化・ 分煙化を進めました。その一環として、新たにウインズ室蘭、ウインズ錦糸町西館 及びウインズ難波に排煙装置を整えた喫煙室を設置しました。また、レーシングプ ログラムやポスターへの掲載、館内放送・ターフビジョン放映等を活用し、分煙を 呼びかけました。 ⑪ 調教後の馬体重の発表の通年化 平成 20 年度秋季以降のGⅠ(JpnⅠ)競走において、競走当日の馬体重の発表に 加えて実施していた調教後の馬体重の発表(GⅠ競走施行週の水曜日または木曜日 の調教後に計測した馬体重を木曜日に発表)を、平成 21 年度は全てのGⅠ(Jpn Ⅰ)競走及び中山金杯・京都金杯・札幌記念を対象に実施しました。 ⑫ 競馬場・ウインズ内外の環境美化の推進 競馬場・ウインズ等において、お客様に快適な環境のもとで競馬をお楽しみいた だくとともに、事業所周辺地域の生活環境を良好に維持するため、競馬開催日を中 心に構内外の清掃を行いました。また、環境美化啓発ビデオの放映などにより、お 客様の環境美化に対する理解と協力を呼びかけました。 (2)現金投票・電話投票の充実 ① 勝馬投票券の購入機会の拡大及び利便性の向上を図るため、以下のとおり取り組 みました。 ア)宮崎育成牧場内における場外発売施設について、9 月 11 日付けで農林水産大

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臣の設置承認を得ました。(平成 22 年 2 月 27 日発売開始) イ)ウインズ八代(仮称)について、12 月 28 日付けで農林水産大臣に設置申請を 行いました。(平成 22 年 1 月 7 日付けで承認) ② ウインズの利便性や魅力の向上及びウインズの活性化を図るため、以下のとおり 取り組みました。 ア)ウインズの改修 お客様に快適に過ごせる環境を創出するため、ウインズ梅田B館を 12 月にリ ニューアルオープンしました。(エクセルフロアは平成 22 年 4 月オープン予定) イ)各種媒体を利用したウインズ告知広告 ウインズの認知度向上を図るため、駅周辺案内図や駅貼りポスターを利用した 案内広告・イベント告知を行うとともに、主要駅構内や屋外に設置されている大 型ビジョンを利用した施設案内・GⅠ(JpnⅠ)競走のレース実況放映等を行い ました。 ③ 電話投票に加入されているお客様及び新たに加入されるお客様の利便性向上等に 資するため、以下の施策を実施しました。 ア)インターネット等を利用したA-PATの新規会員募集を年間 24 回実施した ほか、競馬場・ウインズ等においても新規会員募集を行いました。(A-PAT 新規登録会員数 50,086 名) イ)即PATの新規会員の登録を、年間を通じて受け付けました。(即PAT新規 登録会員数 232,174 名:うちジャパンネット銀行登録会員 64,941 名・イーバン ク銀行登録会員 92,362 名・三井住友銀行登録会員 30,410 名・三菱東京UFJ銀 行登録会員 44,461 名) ウ)電話投票の夜間発売(日曜日に施行する競走を土曜日夜間に発売)における発 売開始時刻を、3 月 28 日から 30 分繰り上げて 19 時 30 分としました。(除く 「はくぼ競馬」開催期間) エ)「はくぼ競馬」開催期間中のメインレースについて、電話投票会員にわかりや すく案内するため、7 月 18 日からIPAT方式及びARS方式におけるメイン レース案内機能を追加しました。 オ)電話投票会員の競馬参加を促進するため、以下のとおり取り組みました。 ⅰ)賞品プレゼントキャンペーン等の実施 ・4 月~6 月 ドラマチック'09 オッズ・マスターズ・グランプリ

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・夏季期間 Club A-PAT サマーキャンペーン

・10 月~12 月 オッズ・マスターズ・グランプリ バーニング ・年間 「IPAT馬券道場 2009」

ⅱ)CLUB A-PAT 会員への「CLUB A-PAT メール」の送信(年間送信回数 127 回) (平成 21 年度末会員数:1,119,246 名) ⅲ)休眠会員等へのダイレクトメールの発送(4 月:約 20.3 万名、10 月:約 30.8 万名) カ)12 月にA-PAT会員及びARS会員(約 205 万人)に対し、「オリジナル記 念品」「レーシングスケジュール」他を送付し感謝の意を表するとともに、電話 投票に関する各種サービス等についての案内も併せて行いました。 (3)ホームページ等のサービスの充実 JRAホームページには、1 年間で約 28.4 億ページビュー(延べアクセス数。以 下「PV」。)と過去最高のアクセスがありました(対前年比 146.4%)。その内訳はパ ソコンサイトが約 20.2 億 PV(同 148.4%)、携帯サイトが約 8.2 億 PV(同 141.6%) でした。1 日あたりの平均アクセス数は 778 万 PV であり、1 日あたりの最大アクセス 数は有馬記念当日の約 2,516 万 PV(パソコンサイト:1,727 万 PV、携帯サイト:789 万 PV)でした。 ① JRAホームページにおいて、以下の機能を追加するなど、コンテンツの充実を 図りました。 ア)パソコン版JRAホームページについては、視認性・操作性の向上を図るため、 トップページのワイド化対応を行うとともに、「My JRA カスタマイズメニ ュー」を追加しました。また、機能の改善・充実として、「初心者向けコンテン ツの掲載」「払戻金一覧への人気順の掲載」「騎手の騎乗停止期間・休業情報の掲 載」「出馬表への非当選馬・非抽選馬の掲載」「リーディング情報への種牡馬リー ディングの掲載」等を行いました。 イ)夏季競馬の開催期間に合わせて特設サイト「JRAサマーステージ」を作成し ました。 ウ)天候の影響などによる発走時刻等の変更に対応して、迅速な情報提供を実施し ました。 ② JRAホームページにおける人気コンテンツである「注目レース」への誘導バナ ー広告(春季にはオークス・日本ダービー、秋季には天皇賞(秋)・ジャパンカッ

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プ・有馬記念)を各種ポータルサイトに出稿しました。

③ メールマガジン「JRA Mail News」について、GⅠ(JpnⅠ)競走が施行される週 を中心に、合計 37 回(定期配信 25 回・号外 12 回)配信しました。(平成 21 年度 末会員数:約 103,700 名) (4)広報活動の展開 中央競馬に参加するお客様の更なる拡大及び定着を図るため、以下の広報活動を展 開しました。 ① 競馬中継の安定的な提供等 地上波テレビ・ラジオによる競馬中継は、お客様にレース映像・情報を提供する 重要な役割を果たしていることから、これらの競馬中継を安定的に提供するととも に、番組内容の改善について各局との協議・連携に引き続き取り組みました。 ② 中央競馬のイメージ向上とライブ競馬への参加促進(広告プロモーション) 「CLUB KEIBA」をキャンペーン・キーワードに佐藤浩市さん、大泉洋 さん、蒼井優さん、小池徹平さんの 4 名をJRAナビゲーターに起用し、幅広い層 をターゲットとしつつ、若年層をはじめとする競馬未経験層や新規のお客様に対し ても、「みんなで楽しむ競馬」の魅力を訴求するプロモーションを実施しました。 また、既存のお客様の競馬参加意欲の一層の向上、新規のお客様の獲得、競馬を 休止しているお客様の呼び戻しなどを目的として、「空と、芝の、あいだに。」をキ ャッチフレーズに、競馬場のレースシーンを軸としつつ空の青さと芝の緑を対比さ せることで、競馬場ならではの心地良さや爽やかさ、開放感を表現したブランド広 告も展開しました。 これらの出稿にあたっては、テレビ・新聞・Webサイト・屋外広告等それぞれ の媒体が持つ特性を活かしながら、レース毎の出稿量にメリハリをつけて行いまし た。 ③ パブリシティ活動の充実 競馬に関する話題性を喚起するとともに、競馬に関連した紙面の充実を図るため、 マスメディアへのきめ細かなパブリシティ活動を実施したほか、「優駿」など各種 出版物による情報提供を行いました。 また、中央競馬のイメージアップ等の一環として、JRA賞授賞式や女性オピニ オンリーダー競馬観戦会などを開催しました。

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(5)お客様関連施設の改善及び整備 ① 函館競馬場スタンド等の改築 多様化したお客様のニーズに対応し、競馬開催時だけでなくパークウインズ時に おいてもお客様が安全で快適に過ごせる環境を整えるため、平成 20 年 7 月に着工 した函館競馬場スタンド等整備工事を引き続き実施しました。(平成 22 年 5 月竣工 予定) ② 中山競馬場及び阪神競馬場ターフビジョンの更新 より鮮明で迫力ある映像をお客様に提供するため、ハイビジョンに対応する 2 面 マルチ画面ターフビジョンの更新工事を、8 月に中山競馬場、11 月に阪神競馬場に おいて竣工しました。また、ハイビジョンに対応するターフビジョンに更新する工 事を、10 月に函館競馬場、12 月に福島競馬場において着工しました。 ③ ウインズ梅田B館の改築 平成 20 年 6 月から改築工事を行っていたウインズ梅田B館の一般フロアが 12 月 に竣工しました。 ④ 京都淀駅高架に伴う整備工事 京都競馬場ステーションゲートから最寄り駅である京阪電車淀駅の高架化工事に 伴う新駅までの連絡通路の新設及び入場門の改築工事が竣工し、京阪電車下り線 (大阪方面)の利用者に対して 9 月から供用を開始しました。(上り線:京都方面 の高架化は平成 23 年以降に竣工予定) 3.質の高い競走の提供に関する取組み (1)競走馬の資質向上等への取組み 競走馬総合研究所をはじめとする関係部門においては、平成 21 年度の研究計画に 基づいて、競走馬の保健衛生などに関する研究を実施しました。また、その成果を活 用し、防疫体制の整備、事故防止及び生産育成基盤の強化などに取り組みました。 ① 競走馬の資質の向上 ア)競走馬の保健衛生に関する研究 ⅰ)競走馬総合研究所を中心として、スポーツ科学・スポーツ障害・先端獣医 療・生産基盤強化・生命科学・伝染病対策・施設環境などに関する研究を引き 続き実施しました。また、その結果を普及・指導するため、研究成果を学会や 講演会などで発表しました。

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ⅱ)重点研究課題として、「競走馬のリフレッシュ(放牧休養)期間のトレーニ ングに関する科学的指針の確立(平成 19 年~21 年)」や「屈腱炎の再生医療 に関する研究(平成 18 年~21 年)」に取り組みました。 ⅲ)バイオテクノロジーなどの先端技術を応用した研究として、(独)農業・食 品産業技術総合研究機構動物衛生研究所との共同研究により、「分子生物学的 手法を応用した馬感染症の診断およびベクターに関する研究(平成 21 年~23 年)」を実施しました。 ⅳ)軽種馬生産地における疾病などの諸問題を解決する調査研究として、「繁殖 牝馬の早期胚死滅に関する研究ならびに馬感染症の疫学調査(平成 19 年~21 年)」を実施しました。 ⅴ)外部研究機関への委託により、「サラブレッドの乳酸代謝および乳酸輸送担 体に関する研究」などの基礎的な研究を実施しました。 ⅵ)競馬サークルにおける研究成果の普及及び学術交流を図るため、11 月 30 日 に「第 51 回競走馬に関する調査研究発表会」を開催しました。 ⅶ)生産地への研究成果の普及、生産者の研究ニーズの把握を目的とし、7 月 16 日に「第 37 回生産地における軽種馬の疾病に関するシンポジウム」を開催しま した。 ⅷ)生産地における馬伝染性子宮炎の清浄化の推進を目的とし、「軽種馬生産総 合防疫対策事業」によるPCR検査の評価及び確認検査を実施しました。 イ)競走馬の育成 ⅰ)日高育成牧場及び宮崎育成牧場において、サラブレッド 2 歳馬 80 頭を用い た育成研究を実施しました。育成した 2 歳馬については、4 月に中山競馬場に おいてJRAブリーズアップセール(JRA主催によるセリ方式)を開催し、 75 頭を売却しました。また、平成 22 年度育成研究用として国内 1 歳市場にお いてサラブレッド 80 頭を購買しました。 ⅱ)日高育成牧場において、繁殖牝馬及びその産駒 7 頭を用いて、繁殖及び初 期・中期育成段階に関わる研究を実施しました。 ⅲ)実践的な技術指導、講習会やホームページなどを通じ、生産育成研究及び技 術開発で得られた成果について、効果的な普及・啓発を行いました。 ② 競走馬の事故防止対策 ア)競走馬の事故(骨折等)を防止し、充実した競馬の施行に資するため、調教施

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設及び馬場の保全管理に取り組みました。また、馬場管理方法の改善として、ダ ートコースにおける砂厚の変更などを行いました。 イ)競走馬の事故発生状況を随時調査・分析するとともに、事故防止に対する意識 の向上を目的として、厩舎関係者を対象とする各種研修会の開催やパンフレット 配布などを行いました。 ウ)事故防止に関する調査研究として、競走馬総合研究所を中心に「芝馬場用凍結 防止剤の馬体に対する安全性試験」などを実施しました。 ③ 防疫体制の整備 ア)国内における馬インフルエンザの清浄化を推進するため、軽種馬防疫協議会を 通じて広く疫学調査を実施し、国内における発生状況を継続的に監視しました。 その結果、7 月 1 日に農林水産省は国際獣疫事務局に対し、国内における馬イン フルエンザの清浄化を宣言しました。 イ)国内で流行した馬インフルエンザに対応する新ワクチンを実用化し、JRA施 設内では 11 月から接種を開始しました。 ウ)馬防疫検討会において、馬伝染性子宮炎の清浄化を確認することを目的とし、 1 月に「第 2 回馬伝染性子宮炎清浄度評価専門会議」を開催しました。また、国 内の馬インフルエンザの清浄化を受け、9 月に「第 4 回馬インフルエンザ対策専 門会議」を開催し、平成 19 年に国内で流行した馬インフルエンザに対する防疫 対応を総括しました。 エ)農林水産省の指導に基づき、国際交流競走に出走する外国馬及び海外に遠征す る日本馬の輸出入検疫に付帯する業務を実施しました。 オ)国内の防疫体制の強化を目的とし、競走馬総合研究所栃木支所において、馬イ ンフルエンザ国内流行株に対する抗体保有状況・馬鼻肺炎生ワクチンの妊娠馬に 対する効果・馬鼻肺炎及び腺疫の簡易診断法の開発に関する調査研究を実施しま した。 カ)施設内における馬鼻肺炎の流行を予防するため、全ての若齢馬を対象とする予 防接種体制を整備し、11 月から接種を開始しました。 ④ 生産育成基盤の強化 競走馬の資質向上を目的として、(社)日本軽種馬協会が実施する軽種馬改良情 報整備事業に対する助成を行うとともに、(財)日本軽種馬登録協会が実施するマ イクロチップ普及促進事業を始めとする諸事業への支援を通じ、国内生産基盤の整

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備を図りました。 また、生産育成調教技術者の養成を目的として、(財)軽種馬育成調教センター が実施する育成調教技術者養成事業、(社)日本軽種馬協会が実施する軽種馬生産 育成技術者養成推進事業に対する助成を行うとともに、生産技術指導者の養成を目 的として、(社)日本軽種馬協会が実施する軽種馬経営高度化指導研修事業に協力 しました。 さらに、防疫対策として、(社)日本軽種馬協会が実施する馬伝染性子宮炎清浄 化推進事業及び繁殖牝馬予防接種推進事業並びに(社)日本軽種馬協会及び地方競 馬全国協会と共同して実施する育成馬等予防接種推進事業を通じ、生産に係る防疫 体制の強化を図りました。 (2)厩舎関係者に関わるシステム(厩舎関連システム)の改善 ① 3 月 1 日付けの定期貸付馬房数について、メリットシステムに基づき査定を行い、 各トレーニング・センターにおける上位・下位 12 名の調教師について、2 馬房ず つの貸付馬房の増減を実施しました。 ② 近年の馬房貸付を巡る情勢を踏まえ、厩舎の経営規模について調教師がより自主 的な判断を行えるよう、メリットシステムを含めた定期貸付馬房の貸付方法の変更 を行いました。 ③ 「一調教師あたりの預託可能頭数」を設定した平成 13 年以降の在籍頭数の増加 や外部育成施設を利用した出走実態を踏まえ、競走馬のより円滑な出走を図る観点 から、一調教師あたりの預託可能頭数について、算出方法の一部見直しを行いまし た。 ④ その他厩舎関連業務を、以下のとおり実施しました。 ア)美浦トレーニング・センターでは 2,304 馬房のうち 2,224 馬房を、栗東トレー ニング・センターでは 2,160 馬房のうち 2,108 馬房をそれぞれ定期貸付馬房とし て貸し付けました。 イ)調教師の定年引退、勇退、死亡等に伴い、トレーニング・センターにおける定 期貸付け及び臨時貸付けを行いました。 ウ)調教助手・騎手候補者及び厩務員(調教厩務員を含む)の承認に伴い、平成 21 年度末の状況は以下のとおりです。

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ⅰ)調教助手 平成20年度末 1,171名 新規に承認した者 74名 (栗東47名、美浦27名) 平成21年度末現在 1,202名 (栗東883名、美浦319名) ⅱ)厩務員 平成20年度末 1,597名 新規に承認した者 61名 (栗東42名、美浦19名) 平成21年度末現在 1,517名 (栗東452名、美浦1,065名) ⑤ 厩舎制度の改善に向けた(社)日本調教師会の取組みを支援しました。 (3)厩舎関係者の養成等について ① 競馬学校の騎手課程においては、平成 18 年度入学の第 25 期生 5 名が卒業しまし た。現在の在校生徒は、以下のとおりです。 1年生 7名(28期生6名、27期生1名)(基礎課程) 2年生 7名(27期生6名、26期生1名)(9/15以前は基礎課程、以降は実践課程) 3年生 6名(26期生5名、24期生1名)(実践課程) また、厩務員課程においては、90 名が卒業しました。 ② より優れた人材を輩出するため、平成 20 年度に見直したカリキュラム等に基づ き、競馬学校騎手課程生徒及び厩務員課程生徒の養成を行いました。 ③ 騎手の身体能力向上及びケアに関し、科学的根拠に基づいたトレーニング方法を 策定するため、(財)競馬共助会が実施する「騎手身体能力向上調査研究事業」に 助成しました。 ④ 厩舎関係者に対し、技術・知識の向上を図るとともに、その社会的責任を喚起す るため、各種研修を実施しました。 4.競馬の国際化への取組み (1)競走を通じた国際交流の推進 ① 国際交流競走への外国調教馬の参加実績

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平成 20 年度より秋季の 4 つのGⅠ競走をジャパン・オータムインターナショナ ルとして施行しており、本年度は、エリザベス女王杯に 1 頭、マイルチャンピオン シップに 2 頭、ジャパンカップに 5 頭、ジャパンカップダートに 1 頭の外国調教馬 が出走しました。その他、安田記念に 2 頭、スプリンターズステークスに 1 頭の出 走があり、また、中山グランドジャンプに 1 頭、ペガサスジャンプステークスに 1 頭、年間延べ 14 頭が出走しました。 ② 外国の競走への中央競馬所属馬の参加実績 外国の競走への中央競馬所属馬の出走を奨励し、ウオッカ、ローレルゲレイロな ど延べ 11 頭がアラブ首長国連邦、シンガポール及び香港の競走に出走しました。 その中で、アースリヴィングはUAE1000 ギニー及びUAEオークスでそれぞれ 2 着の成績を収めました。 ③ 交換競走の実施 諸外国との交流の一環として、アメリカ、イギリス、アイルランド、ドイツ、ア ルゼンチン、ブラジル、ニュージーランド、オーストラリア、韓国、香港及びサウ ジアラビアとの交換競走を実施するとともに、8 月には小倉競馬場において、アジ アウィーク(マレーシア、シンガポール、タイ、インド、フィリピン及びマカオと の交換競走)を実施しました。なお、小倉競馬場は 5 月に韓国・釜山慶南競馬場と 姉妹競馬場として提携しました。 (2)国際シリーズの振興 アジア競馬連盟加盟国地域の競馬の活性化と競走馬の交流を目的として、メルボル ンレーシングクラブ、ドバイレーシングクラブ及び香港ジョッキークラブと共に国際 マイルシリーズ「アジアマイルチャレンジ」(全 4 戦)を企画・運営し、日本ではシ リーズの最終戦として安田記念を施行しました。 また、国際交流競走の振興と世界規模でのスプリントチャンピオンを決定すること を目的として、イギリスのアスコットオーソリティとニューマーケットレースコーシ ーズトラスト、オーストラリアのレーシングヴィクトリアリミテッド及び香港ジョッ キークラブの各主催者と提携し、「グローバルスプリントチャレンジ」(全 8 戦)を実 施し、日本ではシリーズの第 5 戦、第 6 戦としてセントウルステークス、スプリンタ ーズステークスを施行しました。 (3)欧米・アジアの競馬先進国との連携 国際会議等を通じて各国の主要関係者に対する働きかけを行うことなどにより、国

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際社会の中でリーダーシップを発揮し相応しい責務を果たすとともに、わが国競馬の 国際的地位の向上や世界競馬の振興及び協調の促進並びに世界における人的ネットワ ークの強化を図りました。こうした取組みにより、5 月には日本から初めて、JRA の総括監佐藤浩二がアジア競馬連盟(ARF)の会長に就任し、10 月には国際競馬 統括機関連盟(IFHA)執行協議会においても日本は常任国として選任されました。 (ARFから 3 カ国、他に香港及びオーストラリア) また、平成 22 年 4 月に開催される第 33 回アジア競馬会議(ARC)シドニー大会 の準備のため、ARF会長国として主導的な立場で取り組みました。 (4)アジアにおける競馬の発展途上国、未開催国への協力・援助 競馬未開催国である中国について、現地の馬産業等に関する調査を実施するととも に、中国政府・馬業協会関係者及び技術者等を日本に招聘し、競馬の開催及び生産に 関する研修を実施しました。これにより、わが国の生産関係者と中国の馬産業関係者 との協力関係の強化が図られました。 また、中国及びベトナムにおいて、サラブレッド血統登録、獣医技術及び商業競馬 の運営等に関する研修を実施しました。 (5)裁決業務の国際協調 競馬の国際化の進展に伴い、裁決業務に関する各国の相互理解を深め、また、共通 のルールを模索するため、7 月(英国)及び 12 月(香港)に開催されたIFHAが 主催する「裁決事項の調和に関する委員会」に出席し、協議を行いました。 5.競馬の公正確保に関する取組み (1)公正かつ安全、円滑な競走の施行 ① 公正確保の維持 「公正確保」は、競馬に対する社会的信用を維持するうえでの根幹となるもので あることから、公正確保上対応が必要な事案に関して調査等を実施するとともに、 厩舎関係者に対して適宜指導を行うなど、主催者として最大限の努力を傾注してき ました。平成 21 年度については、騎手 1 名が窃盗容疑で逮捕・起訴された事案が 1 件発生しました。 ② 騎手・調教師に対する制裁 騎手に対する制裁は、戒告・過怠金が 603 件(うち地方競馬における戒告が 4 件)、騎乗停止が 42 件(うち外国の競馬における騎乗停止が 3 件)でした。騎乗停

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止処分の内訳は、中央競馬における進路の取り方によるものが 38 件(うち第 3 位 までに入線した馬の走行妨害が 17 件、その他の走行妨害が 18 件、走行妨害には至 らない進路影響が 3 件)、その他の事由によるものが 1 件でした。また、調教師に 対する制裁は、戒告・過怠金が 52 件(うち地方競馬における戒告が 4 件)でした。 ③ 不服申立てに関する審理の客観性・透明性向上への取組み 失格・降着・走行妨害の申立ての棄却の裁決及びそれらに伴う制裁についての 不服申立てに関する審理の客観性・透明性を一層高めるため、競馬の競走に関す る専門的知識・経験を有するJRA外部の 3 名を、6 月 20 日付けで不服申立てに 関する審理を行う裁定委員会の外部委員として委嘱しました。 ④ 研修会等の実施 競馬の公正、安全及び円滑な施行に資するため、制裁点数制による騎手の再教育 (延べ 18 名に対して実施)、障害騎手研修、若手騎手研修、審判関係業務に関する 調教師・騎手との意見交換会、報道関係者を対象とした審判関係業務に関する説明 会・研修会等を実施しました。 ⑤ 馬体検査の実施 競走当日及び調教時に、出走予定馬を対象とした馬体検査を適正に実施しました。 ⑥ 騎手の健康の保護及び競走の安全の確保 騎手の健康管理に対する意識向上及び安全な競馬の施行に資するため、「騎手の 薬物使用に関する検査実施要綱」に基づき、騎手に対するドーピング検査を実施し ました。 (2)不正事案の未然防止及び自主警備体制の整備 競馬の公正性を確保するため、厩舎地区などの業務エリアにおける警備を実施しま した。また、お客様の安全確保及び場内外の秩序維持のため、自主警備を万全な体制 で実施するとともに、関係機関と連携し、競馬の公正を阻害するおそれのある者の発 見と排除に努めました。 (3)禁止薬物に対する取組み 公正な競馬の施行に資するため、引き続き禁止薬物の取締りに関する指導・啓発を 行った結果、陽性事案は発生しませんでした。なお、禁止薬物に関する取組みについ ては、以下のとおりです。 ① 日本中央競馬会の競馬の施行等に関する規約第 56 条に規定される理化学検査を 適正に実施し、また、当該検査機関である(財)競走馬理化学研究所が実施する競

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馬の公正確保に関連する事業に協力しました。 ② 出走馬に禁止薬物が使用されることのないよう、厩舎関係者に対する指導・啓発 等の活動を実施しました。 ③ 薬物規制制度の国際協調に向けて、関連する制度を整備しました。 (4)勝馬投票に関わる違法行為の防止対策 ① 未成年者の勝馬投票券購入防止対策 未成年者の勝馬投票券購入防止対策として、職員等による指導注意活動を実施す るとともに、レーシングプログラムやJRAホームページ等の各種媒体を活用した 啓発措置等の広報活動を実施し、未然防止に努めました。 ② ノミ行為、違法インターネット賭事等の防止対策 違法なインターネット賭事を防止するため、アジア競馬連盟(ARF)及び国際 競馬統括機関連盟(IFHA)の各執行協議会を通じて関係各国と協調しながら対 応するとともに、各種媒体における広報活動を実施し、引き続きお客様に注意を喚 起しました。また、競馬場・ウインズ周辺のノミ行為等の実態把握に努め、収集し た情報を基に警察等関係機関と連携し摘発に協力しました。 さらに、競馬に関する悪質な情報を提供する会社等による被害を防止するため、 お客様に対して各種媒体を通じた注意喚起を行うとともに、その会社等に対しても 警告文を送付するなどの対策を講じました。 6.登録・免許に関する取組み (1)登録及び免許の実施状況 馬主・競走馬等の登録、調教師・騎手の免許について、競馬関係法令に基づき、厳 正に実施するため、公正審査会議の意見を聴いて実施しました。平成 21 年度におけ る登録及び免許の状況は、以下のとおりです。(いずれも国際交流競走、国際騎手招 待競走及び地方競馬との指定交流競走は除く。) ① 馬主登録 平成 20 年度末 2,343名(うち法人304、組合40) 新規登録 101名(うち法人8、組合4、本邦外4) 登録抹消 105名(うち法人14、組合1) 平成 21 年度末現在 2,339名(うち法人298、組合43、本邦外4)

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② 競走馬登録 平成 20 年度末 7,969頭 新規登録 5,268頭(うち再登録448頭) 登録抹消 5,209頭 平成 21 年度末現在 8,028頭 ③ 服色登録 平成 20 年度末 2,028件 新規登録 82件 登録抹消 97件 平成 21 年度末現在 2,013件 ④ 調教師免許 平成 20 年度末 221名 免許不更新の者 8名 平成 21 年度免許者 219名〔3 月 1 日付 更新213名、新規6名〕 ※その後、取消者5名 平成 21 年度末現在 214名 ⑤ 騎手免許 平成 20 年度末 161名 免許不更新の者 1名 平成 21 年度免許者 165名〔3 月 1 日付 更新160名、新規5名〕 ※その後、取消者8名 平成 21 年度末現在 157名 (2)本邦外居住者の馬主登録 本邦外居住者の馬主登録申請を 4 月 24 日から開始し、所定の審査を経て、11 月 25 日付けで 4 名の個人馬主登録を行いました。 (3)短期免許の交付 外国人騎手の短期免許について、平成 21 年度は 6 名(延べ 8 名)に臨時試験によ る短期免許を交付しました。 (4)クラブ法人への対応 クラブ法人関連については、金融商品取引法関連法令に基づく登録業者の指導を個 別の面談等を通じて随時行いました。

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(5)馬主登録の運用ガイドラインの設定 人物面や経済面に関わる馬主登録取消について、運用のガイドラインを設定し、馬 主に対して周知しました。 7.コンピュータ・システム及び施設の安全性確保に関する取組み (1)コンピュータ・システム関連 ① 情報セキュリティの確保 ア)各システムの更新及び新規導入に合わせて、情報資産管理台帳及びリスク管理 シートを適宜更新しました。また、情報セキュリティに関する調査・評価を 11 月に実施しました。 イ)JRAネットでは、第1回情報資産保護委員会(4 月開催)にて承認された情 報資産の保護とセキュリティ確保を目的としたWebフィルタリングシステムの 導入に向けて、必要な調達手続きを 10 月から 11 月にわたって実施しました。 ウ)第1回情報資産保護委員会にて決定した情報セキュリティに係る教育計画に基 づいて、eラーニングを活用した全職員向け研修及び外部機関を活用した各種研 修を実施しました。 エ)競馬開催に関連する各種システムにおいて、ファイアウォール等を適切に運用 し、不正アクセスや情報漏洩等の起こらないセキュリティ体制を維持しました。 ② システムの更新及び全体最適化 各種システムの信頼性、安定性及び効率性の向上を図るため、以下のとおり更新 開発を行うとともに、円滑なデータ連携の実現等に向けて全体最適化を進めました。 ア)平成 21 年度に新システムの更新開発に着手したもの ⅰ)インフォメーションセンターシステム(ARIADNE) ⅱ)競走馬情報管理システム(JARIS) ⅲ)開催従事員給与計算システム(EMS)端末機等 イ)平成 21 年度に新システムの運用を開始したもの ⅰ)トータリゼータセンターシステム ⅱ)第 7 次現金投票システム〔ウインズ汐留・ウインズ新横浜〕 ⅲ)JRAデータ放送システム(オッズ提供システム) ⅳ)指定席インターネット予約システム ⅴ)JARISⅢセンタホスト〔総合計算センター〕

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ⅵ)調教タイム自動計測システム(ALIS)サーバ〔美浦トレーニング・センター〕 ⅶ)工事競争入札参加資格審査システム(KSS)サーバ ⅷ)職員給与計算・人事管理システム(PMSⅡ) (2)施設の改善及び整備 ① 栗東トレーニング・センター厩舎改築工事(第 6・7 期) 栗東トレーニング・センターにおいては、平成 15 年 7 月から順次厩舎改築工事 を実施しており、平成 20 年 6 月に着工した第 6 期工事を 8 月に竣工しました。ま た、第 7 期工事を 10 月に着工しました。(平成 22 年 9 月竣工予定) ② 栗東トレーニング・センター馬場改造工事 栗東トレーニング・センターにおいて、DW(ウッドチップ)コースをニューポ リトラック馬場に改造する工事を 5 月に着工し、10 月に竣工しました。 ③ 美浦トレーニング・センター乗馬苑移設に伴う造成工事 美浦トレーニング・センターにおいて、厩舎の改築用地を確保するため、それに 伴う乗馬苑移設に向けた造成工事を 8 月に着工しました。(平成 22 年 12 月竣工予 定) ④ 小倉競馬場装鞍所改築工事 平成 20 年 8 月に着工した小倉競馬場の装鞍所改築工事を 8 月に竣工しました。 8.事業の透明性確保等に関する取組み (1)情報公開に関すること 「独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律」に基づく開示請求はありま せんでした。また、「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」に基 づく開示請求は 4 件あり、2 件を開示、2 件を不開示としました。 また、情報公開法の規定に基づき、JRAの経営内容等が掲載された文書について、 引き続き、JRAホームページ等を活用して公開しました。 (2)コンプライアンス体制の確立 コンプライアンス体制の一層の充実を図るため、役職員が日々守るべき基本的な行 動基準を具体化した「コンプライアンス行動指針」を制定し、また、「内部通報」の 仕組みを整備しました。さらに、役職員に対し継続的にコンプライアンスに関する研 修を実施するとともに、内部監査等によりコンプライアンス体制の現況について確認、 点検し、適宜必要な見直しを行いました。

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(3)契約・入札等に関する取組み 契約手続きの透明性を高めるとともに競争性を確保するため、工事の発注、物品の 製造・購入及び役務に関する情報等について、JRAホームページを活用して随時公 開しました。また、平成 20 年 12 月に策定した「随意契約見直し計画(改訂版)」に 基づき、随意契約から競争性のある契約方式への移行に鋭意取り組むとともに、平成 20 年度に締結した契約の状況等について、「平成 20 年度における随意契約見直し計 画のフォローアップ」として 6 月にJRAホームページにおいて公表しました。 9.社会活動への取組み (1)環境への取組み 環境保全の観点から、排出物のリサイクルや温室効果ガス(CO2)の排出実績等につ いて調査を行うとともに、環境への負荷の低減に取り組みました。また、排出物処理、 物品の調達・工事の発注、地球温暖化防止対策等に係る各種環境関連法令を遵守し、 これに基づく対応を行いました。 ① リサイクルに関する取組み 平成 20 年度より新たな環境対策の柱として取り組んでいる「RAP90」(リサイ クル・アクション・プログラム・90:排出物のリサイクル率を 90%以上とするこ とを目標とした取組み)に基づき、排出物の個別項目毎のリサイクル率の向上及び リサイクルの質の改善に取り組みました。なかでも競馬開催に伴う排出物について、 リサイクル率の目標を 45%と定め、重点的に取り組みました。 この結果、平成 21 年度のリサイクル率は、全体が 90.5%(前年 90.3%)、競馬 開催に関する排出物が 45.2%(前年 43.6%)となりました。 ② 温室効果ガス排出対策について 各事業所のエネルギー使用量を基に CO2 の排出量を算定し、その排出抑制に向け て、必要な省エネルギー対策工事を実施するとともに、全事業所において省エネル ギー推進体制を構築し、温室効果ガスの排出削減に取り組みました。 平成 21 年度の CO2 総排出量は、151,094t- CO2/年(対前年比 96.4%)となり、J RAの基準年度(平成 16 年度)の排出量(163,461t- CO2/年)を下回りました。(対 基準年比 92.4%) なお、改築工事中の函館競馬場のスタンドについては、空調にコ・ジェネレーシ ョンシステムの廃熱や自然の風を利用してエネルギー消費量を抑え、温室効果ガス

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の排出抑制を図る方法を採り入れるなど、環境に配慮した対策を講じました。 (2)地域社会への貢献 ① 地域社会との連携協調 「横浜開港 150 年記念パレード」「大國魂神社くらやみ祭り」など、地域のお祭 りや団体が主催する多くの催しに、乗馬や馬車を提供しました。また、近隣の学校 教育機関等ではミニチュアポニーとのふれあい活動を展開するなど、「馬」を活用 した地域密着型の協力を行いました。さらに、町内会・自治会等地元関係諸団体の 行う事業活動に協力するとともに、JRAの施設を周辺地域住民の利用に提供する など、地域社会との協調を図りました。 ② 防災体制の強化 自然災害等の発生時の対策として、お客様のみならず周辺住民の避難にも対処可 能な防災備蓄品の配備を、全国の事業所において、引き続き行いました。 ③ 競馬場・ウインズ等の交通対策 競馬開催日の交通対策については、周辺環境へ配慮し来場車両を抑制するため、 お客様に公共交通機関の利用を呼びかけました。また、周辺道路の混雑及び渋滞の 要因となる違法駐車対策として、違法駐車車両排除活動を実施しました。 ④ 環境整備費の交付 競馬場・ウインズ等が所在する地方自治体に対し、道路整備その他地域環境改善 事業を対象に環境整備費を交付しました。 (3)乗馬普及・馬術の振興及び馬事文化の発展等に関する取組み ① 乗馬の普及 ア)馬事公苑及び各事業所において、一般市民やスポーツ少年団を対象とする乗馬 指導や初心者向け乗馬教室を実施しました。 イ)乗馬に取り組む子供達の励みとなるよう、全国 4 地区の予選会で選出された代 表者 8 名によるポニー競馬の決勝戦として、全国ポニー競馬選手権「第 1 回ジョ ッキーベイビーズ」を、11 月 8 日に東京競馬場において開催しました。 ウ)全国の事業所において、馬と直接触れ合う機会を拡充するため、「馬に親しむ 日」や「愛馬の日」をはじめとする馬事イベントを開催しました。このうち馬事 公苑では、天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、「天皇陛下御在位 20 年慶祝愛馬の 日」を開催しました。 エ)競馬開催日に、「体験乗馬・馬車」「誘導馬によるお出迎え・お見送り」「ミニ

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