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平成16年度事業報告書

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Academic year: 2021

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平成

24 年度事業報告書

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平成

24年度事業報告書

学校法人 愛泉学園

. 法人の概要

(1)設置する学校・学科等 堺女子短期大学(昭和40 年創設) 美容生活文化学科(平成15 年度開設) 美容文化コース ビューティーメイクコース 舞台芸術コース 保育士コース(平成20 年度開設) 香ヶ丘リベルテ高等学校(大正11 年創立) 全日制課程普通科 表現教育科 保育進学コース 美容進学コース メイクアートコース アクティブアートコース(芸能技術) フィジカルコース ファッションビジネスコース スタンダードコース アンダンテコース 堺リベラル中学校(平成21 年 4 月開設) サンシャインコース サンライズコース (2)当該学校・学科等の入学定員、学生数の状況 23 年度(募集年度)及び 24 年度(入学年度) 堺女子短期大学 <平成24年 5 月 1 日現在> 学 科 入学 (募集) 定員 志願者 数 合格者 数 入学者 数 入 定 充足率 収容 定員 現員 収 容 充足率 美容生活文化 学 科 150 138 137 128 0.85 300 260 0.87

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香ヶ丘リベルテ高等学校 普 通 科 表現教育科 入学 (募集) 定員 志願者 数 合格者 数 入学者 数 入 定 充足率 収容 定員 現員 収 容 充足率 計 296 1,023 1,007 443 1.50 1,440 1,183 0.82 堺リベラル中学校 入学 (募集) 定員 志願者 数 合格者 数 入学者 数 入 定 充足率 収容 定員 現員 収 容 充足率 計 60 77 65 37 0.62 240 107 0.45 (3)教職員の概要等 教職員(学長・校長を含む)(平成24 年 5 月 1 日現在) 堺女子短期大学 学 科 教授 准教授 講 師 助 教 助手 計 職員 専任 専任 専任 兼任 専任 兼任 専任 専任 兼任 専任 美容生活文化 学 科 5 3 8 25 2 0 0 18 25 17 香ヶ丘リベルテ高等学校(法人本部含む) 普 通 科 表現教育科 教諭 助教諭 講 師 助手 計 職員 専任 専任 兼任 専任 兼任 専任 計 38 17 40 55 40 12 堺リベラル中学校 教諭 助教諭 講 師 助手 計 職員 専任 専任 兼任 専任 兼任 専任 計 3 8 16 11 16 1

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. 事業の概要

堺女子短期大学

Ⅰ.改組転換等について (1) 改組転換 平成12年、生活文化学科(現、美容生活文化学科)に美容師養成施設(美容文化 コース)を設置した。続いて各種の改組転換を経て、美容生活文化学科1 学科 4 コー ス制とした。本学科は生活文化関連の専門的な知識と教養を身につけ、美と健康・福 祉に貢献できる人材を育成することを目的としている。 ① 美容文化コース(美容師養成施設) 美容全般について学び、美容師試験受験資格取得をめざすコース。 (平成12 年設置) ② ビューティーメイクコース メイク、ネイルを中心に美しさを表現することを学ぶコース。 (平成14 年設置) ③ 舞台芸術コース ダンス、演技、舞台衣装を中心に舞台芸術全般を学ぶコース。 (平成19年設置) ④ 保育士コース(指定保育士養成施設) 保育について学び、保育士をめざすコース。 (平成20年設置) (2) 研究生制度 平成17年に設置し、本学卒業後、美に関するテーマについて専門的に学べる機会 を提供した。今までに24名の研究生が入学した。

Ⅱ.カリキュラムの改革等について

(1) カリキュラムの改革 1学科4コース制の教育課程を編成し、特に技術の習得を目的とした実習や実技関 連の充実を図り、さらに社会や学生のニーズに合った資格取得をはじめ、各種の検定 試験と連動させた授業科目を設けるよう努力している。 卒業認定については、平成20年度卒業生より、各コースのカリキュラムに従って既 定の単位を修得した者には「卒業証明書・学位記」と各コースの「修了書」をそれぞ れ授与するようになった。 今年度から主に次の3点のカリキュラムの変更を行った。 ① 短期大学設置基準第7条第2項に準じて、講義について1単位当たりの授業時間 数を15時間から30時間までの範囲に改めた。

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② 専門科目群の授業科目の見直しと科目数を削減した。 ③ 教養科目群を充実させ、基礎学力・社会人基礎力・異文化理解力の向上をめざし て、「教養演習Ⅰ~Ⅳ」(必修、各1単位)、「ライフデザインⅠ・Ⅱ」(必修、各1 単位)、「ライフデザインⅢ~Ⅴ」(選択、各1単位)、「女性の医学Ⅰ~Ⅲ」(選択、 各1単位)を新設した。 (2) 取得できる資格等とその支援 本学では、学生の学習目的を明確にすると共に、就職のためのスキルアップをめざ し、様々な資格・検定試験等を導入している。 美容師国家試験は、開設からの合格率は 94%(全国平均 80.4%)で授業内容補講 等により確実に成果が上がっているといえる。 区分 名 称 取得者 (人) 資格 美容師試験(国家試験)合格者 31 名 保育士資格取得者 11 名 社会福祉主事任用資格取得者 23 名 検定 試験 文部科学省後援 社団法人全国服飾教育者連合会 色彩検定3 級 5 名 IBF国際メイクアップアーティスト認定 56 名 JMA メイクアップ技術検定2 級 57 名 JMA メイクアップ技術検定3 級 31 名 JMA メイクアップアドバイザー認証資格 17 名 NPO法人 日本人材教育協会 メイクセラピー検定2 級 3 名 NPO法人 日本人材教育協会 メイクセラピー検定3 級 26 名 日本カラーコーディネーター協会 ライフケアカラー検定2 級 12 名 NPO法人 日本ネイリスト協会 ネイリスト技能検定1 級 3 名 NPO法人 日本ネイリスト協会 ネイリスト技能検定2 級 14 名 NPO法人 日本ネイリスト協会 ネイリスト技能検定3 級 54 名 INA インターナショナル ネイルアソシエーション ジェルネ イル技能検定2 級 1 名 INA インターナショナル ネイルアソシエーション ジェルネ イル技能検定3 級 8 名 ネイル衛生管理者認定資格 12 名 シャイニージェル アドバンスコース修了証 3 名 カルジェル修了証 12 名 財団法人日本ブライダル事業振興会 アシスタント・ウエディン グ・プランナー検定 20 名

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文部科学省・経済産業省認可 全日本マナー検定協会マナー検定初 級 121 名 文部科学省・経済産業省認可 全日本マナー検定協会マナー検定中 級 12 名 文部科学省・経済産業省認可 全日本マナー検定協会マナー検定上 級 8 名 文部科学省後援 ビジネス実務マナー検定3 級 9 名 文部科学省後援 ビジネス電話マナー検定B級 8 名 日本和装総合協会3 級認定証 51 名 文部科学省後援 財団法人実務技能協会 サービス接遇検定2 級 17 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会 情報処理技能検定2 級 1 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会 情報処理技能検定3 級 12 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会 文書デザイン検定1 級 3 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会 文書デザイン検定2 級 11 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会 文書デザイン検定3 級 16 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会パソコンスピード認定1 級 1 名 文部科学省後援 日本情報処理検定協会パソコンスピード認定3 級 8 名 (3) 現代的ニーズ教育 ① 情報・メディア教育の推進 全学的に「情報処理演習Ⅰ・Ⅱ」(各1 単位・選択)を 1 年次科目として開設し、各 種検定試験の受験を支援している。 平成24 年度は、情報処理技能検定試験・文書デザイン検定試験・パソコンスピード 検定の1 級~3 級等に、延べ 52 名合格した。 また、図書館のメディアラウンジと就職コーナーにコンピューターを設置し、学生が 自由に利用できる環境を整えている。 ② 国際理解教育の推進 2 年生対象のグアムへの修学旅行と希望者によるハワイ研修旅行を実施した。ハワイ 研修ではホノルルネイルアカデミー(HNA)と提携し、米国ハワイ州国際ネイルラ イセンス取得に挑戦した。 グアム修学旅行参加者 71 名 引率 8 名 ハワイ研修旅行参加者 13 名 引率 2 名 ③ 高大連携教育交流制度の開設 高等学校と本学双方の教育の活性化を図るために平成21 年度から高大教育交流制

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度を設けている。併設校(香ヶ丘リベルテ高等学校)と交流協定を締結し、科目等履 修生として受け入れをしている。 平成24 年度の受け入れ人数 132 名 ④ 平成 13 年度以来、インターンシップを単位認定(選択・1 単位)して、これを推進 してきた。平成24 年度卒業生は 13 名の学生が参加した。 Ⅲ.入学試験及び広報活動 平成24 年度に実施した平成 25 年度入学試験の結果は以下のとおりである。 コース名 志願者数 合格者数 入学者数 美容文化コース 51 51 43 ビューティーメイクコース 74 73 69 舞台芸術コース 19 19 19 保育士コース 40 39 36 合 計 184 182 167 本学では、多様な入学試験を実施している。AO入試(5 回)、指定校推薦入試(1 回)、 一般推薦入試(5 回)、自己推薦入試(5 回)、社会人入試(1 回)、一般入試(2 回) 広報活動としては、『大学案内』をはじめとする印刷物等の発行と配布、『堺女子短期 大学通信』の発行と配布、ホームページの開設、新聞広告、入試説明会(本学会場)の 開催、高校訪問、業者主催の説明会への参加、各高校における入試ガイダンスへの参加、 オープンキャンパスの開催(5 回)、学校入試相談会(2 回)、資料請求者への『大学案内』 等の送付などを学園広報室を中心に全教職員が協力して行った。 Ⅳ.導入教育とオリエンテーション (1) 入学式の翌週から2日間にわたり、新入生オリエンテーションを実施した。 オリエンテーションは、学生を各コースに分け、『学生生活の手引き』(学生便覧)、 時間割等のプリントを配布して、各コースの担当教員がコースの教育目標、カリキュ ラム、授業内容、履修計画の立て方等を説明し、短大生活2年間における学習目標(資 格の取得や検定試験の受験目標等を含む)を具体化できるよう努めている。 なお、各自の履修計画の作成にあたって、オリエンテーション後1週間にわたり、ク ラス担任が学生の個別相談にあたっている。また、コースごとのオリエンテーション において、教務課、学生課、事務センター、健康相談室及び図書館の職員が学生生活 における個別説明をそれぞれおこなっている。 (2) 新入生宿泊セミナー 本学では、毎年4月(授業開始後2週間後)に新入生を対象として、教職員と学生

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及び学生相互の理解と親睦を深め、大学生活2ヵ年の意義やあり方を考えると共に、 大学生としての資質を高める目的で、学外宿泊セミナーを1泊2日で実施している。 これにより、入学当初に実施するオリエンテーションの内容をさらに進化させると同 時に、学問に対する取り組み方や大学生としての自覚・自立などの姿勢を育む機会と している。 今年度は4月23 日と 24 日に実施した。学内での学長講話・薬物乱用の注意等終了後、 ホテルハイアット・リージェンシー・オオサカに宿泊し、翌日、ユニバーサル・スタ ジオ・ジャパンに行った。 参加学生 128 人 参加教員 13 人 (3) 2年次生ガイダンス ガイダンス(オリエンテーション)は、教育指導及び学習支援という観点から毎年、 前・後期の初めに 1・2 年次生を対象として組織的に行っている。コース単位で、学 年暦の理解から科目の履修方法、卒業要件単位の計算、資格取得のシステムや方法、 各種の手続きから図書館の利用法に至るまで、大学生としての基本的ルールを学生に 把握させる方法を採っている。 (4) スポーツフェスティバル 7月5 日にレクレーションと学生相互及び学生と教職員のコミュニケーションの深 まりを期待して、全学生・教員参加のもとに、学友会主催のスポーツフェスティバル を大阪府立体育館において実施した。 (5) 納涼祭 夏休みに入る前日(7 月 20 日)、授業終了後学内で実施した。教職員による模擬店、 じゃんけん大会等で日没近くまで大いに盛り上がった。 (6) 大学祭(かおり祭) 学友会主催の「第46回かおり祭」を11 月 10 日に実施した。日常の講義や実習の 成果を生かした 2 年次生によるヘヤーショー(美容文化コース)・メイクファッショ ンショー(ビューティーメイクコース)・ファッションショーとダンスショー(舞台 芸術コース)・展示(保育士コース)をはじめ、1 年次生による各種模擬店等が催され、 本学の学生・教職員はもとより、学生の友人や保護者、高校生、近隣の人々で大いに 賑わった。 (7) クリスマス会 12 月、年内授業終了日に合わせて全学生参加によるクリスマス会を実施。ホテルで 食事をしながら、ゲームをしたり、ダンスや歌唱の発表などで盛り上がり、教職員学

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生相互の親睦を深めることができた。 12 月 21 日実施 場所:大阪リーガロイヤルホテル Ⅴ.福利・厚生 (1) 学生の運動習慣と食習慣に関する自覚を促すため、平成 11 年度よりフィットネス クラブと提携、平成 13 年度からは栄養バランスのとれた昼食が取れるように学生食 堂のあり方を見直した。ハイアット・リージェンシーホテルの監修による豪華なラン チを料金支払い不要で提供するようになった。学生には好評である。平成 16 年度よ りトレーニングマシーン、シャワー、サウナ等を完備したフィットネスルームを開設 している。さらに休憩空間として、学舎内に学生ホール、戸外にテラスを設けている。 (2) 学生寮 本学は、短期大学としては全国でも数少ない美容師試験(国家試験)受験資格の取 得できる美容文化コースや美を追求するビューティーメイクコース等を開設してい る。その関係で、遠方からの志願者が多く、一人暮らしをする学生が少なくない。そ こで、平成19 年 3 月に学生寮(なでしこ寮)を新設した。鉄筋コンクリート 5 階建 てのワンルームマンションで、本学より徒歩 2 分という絶好のロケーションにある。 27 室ある学生用の各部屋には、セパレートタイプのトイレ・バス、ミニキッチン、エ アコン、冷蔵庫、電子レンジ、照明器具、ベッド、カーテン等を設置している。また、 1階には、寮監を配備し、セキュリティーにも万全を期している。平成 24 年度は1 年生10 名、2年生 5 名が入寮している。 (3) 奨学金制度の充実 平成17年度より本学独自の奨学金制度「なでしこ奨学金」を開設している。この 制度はみずほ銀行と提携して、在学期間中の利息分を奨学金として本学が負担するも のである。 平成24年度「日本学生支援機構奨学金」利用者は 159 名。「なでしこ奨学金」利用 者は0 名。 Ⅵ.学生の人権・安全への対応 (1) セクシャル・ハラスメント 平成 13 年度に「セクシャル・ハラスメントの防止に関する規則」を制定し、これ に基づいて作成した学生用の「セクシャル・ハラスメント相談の手引き」、教職員用 の「セクシャル・ハラスメント防止ガイドライン」を活用している。本学では問題は 生じていない。 (2) セキュリティーシステム

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学外者の侵入によって、本学の学生・教職員が危害や盗難等の犯罪に遭遇すること を防止するために、平成 17 年度から正門に警備室を設置すると共に、校舎を出入り する際にはセキュリティーカードを使用しなければならないようにしている。 (3) 個人情報保護対策 平成 21 年度に定めた「堺女子短期大学個人情報保護規程」に基づいて、個人情報 の適正な管理と保護に万全を期している。 Ⅶ.卒業式 (1) 卒業証書・学位記授与式 平成25年3月 22 日、リーガロイヤルホテル(大阪)において、第47回卒業証 書・学位記授与式を挙行した。卒業生は、美容生活文化学科 110 名(美容師養成施 設40 名、指定保育士養成施設 11 名含む)であった。 (2) 卒業記念パーティー 卒業証書・学位記授与式終了後、同ホテルで学友会主催の卒業記念パーティーが開 催された。厳粛であった卒業証書・学位記授与式とは様子が一転し、短大生活の思い 出と社会に旅立つ期待とを胸に、華やかで明るい催しとなった。 Ⅷ.卒業後の進路 (1) 進路支援 本学では、これまで免許・資格や技能検定に係る科目の開設、インターンシップの 推進や就職ガイダンス、面接マナーセミナー、Imagine the Best of Myself

講座などによって、就職のためのスキルアップと意識改革を図ってきた。2 年次生に は夏休み、1 年次生には春休みに「就職対策講座」を実施した。 (2) 進路の結果 平成 24 年度卒業生の就職・進学別の希望者数及び決定者数の状況は、表の通りで ある。主な就職先は、サービス職68.2%、販売職 13.6%、事務職 10.2%であった。 美容生活文化学科 卒業者数 110 就職希望者数 95 進学希望者数 5 就職者数 88 進学者数 3 (4 年制大学) (0)

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(専門学校等) (3) その他 19 Ⅸ.教育改善と研究 (1) 教育改善への取り組み ① 学生による授業評価アンケートの実施 授業に対する学生の満足度を計り、以後の授業の改善に役立てるため、専任教員、兼 任教員の担当授業科目を対象に、学生による授業評価のアンケート調査を平成16 年 度から毎年実施している。平成24 年度は 10 月に実施した。 ② FD活動の取り組み 平成20 年度に設立された「近畿地区FD連絡協議会」に入会し、学内に「FD推進 委員会」が設立された。本委員会は「近畿地区FD連絡委員会」と連携を図りながら、 より一層FD活動を充実させる予定である。 (2) 教員の研究活動 ① 研究費等の支給 a.個人研究費及び個人研修旅費 専任教員に対し、年額で個人研究費10 万円、個人研修旅費 5 万円が用意されて いる。これらの執行については「個人研究費に関する内規」によっている。 b.研究費補助 aの個人研究費・個人研修旅費とは別に、大学から特別の研究費補助が用意さ れている。 ② 教員の研究結果を発表する機会の確保 本学では毎年、愛泉学会によって『堺女子短期大学紀要』が刊行されている。今年度 は第47 号を発行した。 Ⅹ.地域社会との交流 (1) 大学祭(かおり祭)の活用 例年、大学祭に際して地域住民の入場を認めているが、本年度も当日は大学を公開 して、住民と学生の交流を図った。 (2)「晶子の詩碑」の公開 本学玄関前に設置されている与謝野晶子碑には、表に「山の動く日」の詩とそのノ ルウエー語訳が、裏にノルウエー王国女性閣僚8 名(1986 年)と詩碑建立のいきさつが、 それぞれ刻まれている。この碑が本学に建立されることになったのは、本学園が晶子

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ゆかりの堺の地にあり、かつ晶子が通った堺高等女学校(現・府立泉陽高校)の同窓会「愛 泉会」によって設立されたからである。そのため本学では昭和62 年 4 月 7 日の除幕式 以後、晶子をテーマとした授業や公開講座を開講すると共に、地域の一般社会人にこ の詩碑を公開してきた。(社)堺観光コンベンション協会発行のパンフレット「与謝野 晶子文学碑めぐり」等をもとに訪れる人たちには、この詩碑建立の由来や解説を記し た本学発行の『晶子碑案内-[山の動く日]-』を配布し、好評を戴いている。 (1) 第三者評価(認定評価)の結果 平成 22 年度に、短期大学基準協会(認証評価機関)による第三者評価を受けた。 その結果「堺女子短期大学は、本協会が定める短期大学評価基準を満たしていること から、平成23 年 3 月 23 日付で適格と認める」と通知を受けた。 (2)『堺女子短期大学通信』第 24 号の発行 今年度は6 月 1 日に発行し、本学学生、保護者等、関係機関に配布した。内容は、 学科コースの近況報告、人事関係、行事、同窓会便り、教員の研究業績等の紹介、入 学試験やオープンキャンパスの案内等であった。 (2) ホームページの開設 平成 25 年度生の募集と本学の情報公開の手段として、大学案内や入学試験実施要 項等の記事をホームページ(http://www.sakaijoshi.ac.jp)において公開した。さらに、 短期大学公表情報コーナーを開設し、教育研究上の基礎的な情報、修学上の情報等及 び財務情報を公開した。

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香ヶ丘リベルテ高等学校 平成24年度より、校名変更(旧:堺女子高等学校)。それに伴い、『表現教育科』(2コース: 週36コマ)と『普通科』(5コース:週32コマ)の2学科を設置する。 ◎ 平成24年度事業報告 【1】特色ある教育システムづくり < 普 通 科 > (1)保育進学コース ① あさか保育園での保育実習を体験することによって、保育に対する生徒たちの意識を高め ることができた。 ② キャリア教育の一環として、三学期に一・二年を対象に、現役の保育園園長・保育士を招 き講演をしていただいた。 ③ 海外修学旅行(グアム)で保育園実習を行い、生徒たちは貴重な体験をすることができた。 (2)フィジカルコース ① 5時限で授業を終了し、外部の習い事に行く者、クラブを前倒しで実施する者に分 かれ、それぞれ技術を高めることができた。 ② 海外修学旅行(グアム)では、スキューバダイビングを体験した。 (3)アクティブアートコース(二年・三年) ① 「ボーカル」「器楽演奏」「音楽理論」「ソルフェージュ」などの音楽に関する基礎から応用 までを学習した。 ② 「演技」「ダンス」「舞台技術」などの芸能技術の基礎から応用までを学習した。 ③ 三年生は1月に卒業制作ライブを実施し、ミュージカル上演に挑戦した。保護者も たくさん参加された。 ④ キャリア教育の一環として、二・三学期に各専門家(プロダクション・音楽家・ダンサー・ 俳優・声優等)を招き講演をしていただいた。 (4)ファッションビジネスコース ① 「カラーコーディネート」「ファッションコーディネート」「ネイル」「造形」「メイク」な どファッションに関する基礎から応用を学習した。 ② 「色彩能力検定3級」「ネイリスト技能検定3級」の資格取得対策の授業を実施した。 ③ 一年生は学園祭でネイルチップを展示し、授業の成果を披露した。 ④ 二年生は学園祭で校内店舗(ショップI000)にて販売実習を実施した。 ⑤ 三年生は学園祭でファッションショーを実施した。 ⑥ キャリア教育の一環として、二・三学期に各専門家(製作者・デザイナー・ファッション アドバイザー・スタイリスト・ネイリスト・ショップオーナー・ショップ責任者等)を招 き講演をしていただいた。 (5)美容芸術コース ① 一年生は「美容」と「メイク」の基礎を学び、二年進級時に「美容専攻」「メイク専攻」に

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分かれ、それぞれ美容とメイクに関する応用を学習した。 ② 二年生メイク専攻の生徒で希望者は「ホームヘルパー2級」の資格を取得した。 ③ 一・二年生は学園祭でウィッグ等を展示し、授業の成果を披露した。 ④ 三年生は学園祭で、美容専攻は「ヘアーショー」をメイク専攻は「メイクショー」を実施 した。 (6)アンダンテコース ① アンダンテ実習で大学訪問(関西大学)を行い、教授・学生と交流する機会をもった。 ② 三年生は社会人としてのマナー教育として、講師の先生を招き講演や実習を行った。 ③ キャリア教育の一環として、各職種の方を招き講演をしていただいた。 ④ 三年生は、進路につながる選択授業を4単位実施した。 < 表 現 教 育 科 > (1)リベラルコース(一年) ① 身体表現を高める。 「選択」として「器楽」(楽器)、「スポーツⅣ」(ダンス)、「演技指導」(演技・声優)の授業 を選択。 「総合実技」としてそれぞれ(楽器・ダンス・演技声優)の授業を展開。 ② 「読解」「スピーチ」などの言葉による表現法を学習。 ③ 英語教育にも力を入れ、キズナプロジェクトで留学生を受け入れた。本校では3日間の交 流を行った。 ④ もず唱平先生を講師として「作詞法」の特別授業を1学期に2回実施。 ⑤ エイベックスオーディションを実施。 ⑥ キティオーディションを実施。 ⑦ イングリッシュキャンプを1泊2日で、ユニトピア篠山で実施。2日間、普段と違う環境 で英語だけの集団生活を行う。 ⑧ 表現ライブを実施。自分たちで作り上げるライブ。発表する側だけでなく、スタッフワー クを含めた役割を分担し、取り組んだ。 (2)アクティブアートコース(一年) ① 身体表現を高める。 「器楽」(楽器)、「スポーツⅣ」(ダンス)、「演技指導」(演技・声優)の授業を展開。 ② もず唱平先生を講師として「作詞法」の特別授業を1学期に2回実施。 ③ エイベックスオーディションを実施。 ④ キティオーディションを実施。 ⑤ アクティブキャンプを1泊2日で、兵庫県立嬉野台生涯教育センターにてHAP(ひょう ご冒険教育)のプログラムとユニトピアささやまにて飯盒炊爨の実施。 ⑥ 表現ライブを実施。自分たちで作り上げるライブ。発表する側だけでなく、スタッフワー クを含めた役割を分担し、取り組んだ。 ⑦ 実践的キャリア教育・職業教育において、プロダクションの方に講演をしてもらい、プロ から求められる人材の話を聞く。

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【2】教育内容充実のための教育計画の推進 (1)進路選択のための対策 ① アンダンテコース三年生は、進学・就職対策の選択授業を4単位実施。 ② 二年生は1月、三年生は6月に大学・専門学校の担当者を招いて、説明会を実施。 ③ 各学年、生徒対象の進路説明会を系統的に実施。 ④ 三学期に保護者対象進路説明会を実施。 (2)各コース、適宜プロジェクト会議を開き、授業内容の研究及び行事の打ち合わせ等を行う。 (3)11月の学園祭では、各コースとも日頃の授業の成果を計画通り発表。 (4)三年アクティブアートコースでは、三学期に堺市立東文化会館を貸し切り卒業制作ライブ を実施。 (5)一年アクティブアートコースでは、作詞家のもず唱平先生をお招きし、「作詞法」の特別授 業を実施。 【3】生徒指導の充実 (1)生徒会役員が登校時「挨拶運動」を実施。 (2)校外清掃活動を、週に1回は運動クラブ員が、学期に1回は全校生徒に呼びかけ実施。 (3)「身だしなみ指導」を学校の目標に掲げ、指導を強化したことにより、生徒の頭髪・服装の 乱れは大きく改善。また、校内での携帯電話使用もなくなる。 【4】授業改善のための公開授業と授業研究 (1)各教科、公開授業を実施。教科の垣根を越え、お互いに学び合う環境を作る。公開授業後 は講評会を行い授業研究を実施。 (2)教科会議の充実を図ったが、十分ではなかった。 (3)各教科で教育目標を立て、頑張ったが充分な成果は得られなかった。 【5】入学生徒数の安定数確保 (1)大阪府・和歌山県・奈良県の中学校429校を1~4回訪問し、学校紹介をすると共に在 校生の近況報告を行う。 (2)9月に中学校・塾対象の学校説明会を実施。 (3)8月から12月にかけて7回、オープンキャンパスを実施。 参加延べ人数は中学生 1,621名、保護者 689名 【6】国際理解教育の推進 (1)普通科二年生が、12月に海外修学旅行(グアム)を実施。 (2)留学する生徒はいなかった。 (3)7月にアメリカ本土より、生徒23名、引率2名を語学研修以外の研修で受け入れる。

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◎ 平成25年度事業計画 【1】特色ある教育システムづくり < 普 通 科 > (1)保育進学コース ① 保育園実習をより一層充実させる。(各学年、3カ所の保育園で年3回実施) ② 保育士に関する授業の内容を充実させる。 ③ キャリア教育の一環として、専門家を招き講演していただく。 (2)フィジカルコース ① 二年生は修学旅行(グアム)でスキューバダイビングを体験する。 ② クラブ・クラスの連帯感、帰属意識を持たせる一つとして、毎週1回放課後、校外清掃を 行う。 (3)アクティブアートコース(三年生のみ) ① 「楽器演奏」など音楽に関する授業の内容を充実させる。 ② 「ダンス」など芸能技術に関する授業の内容を充実させる。 ③ 三年生は集大成として、三学期に会館を貸し切り卒業制作ライブを開催する。 ④ キャリア教育の一環として、各分野の専門家を招き講演していただく。 (4)ファッションビジネスコース ① 「ネイル」「造形」などのファッションに関する授業内容を充実させる。 ② 「色彩能力検定3級」「ネイリスト技能検定3級」を取得させるために対策指導を行う。 ③ 学園祭でファッションショーを行い、日頃の成果を披露する。 ④ キャリア教育の一環として、各分野の専門家を招き講演していただく。 (5)美容芸術コース ① 一年生は、「美容」と「メイク」に関することに興味を持たせるため、授業内容を充実させ る。 ② 二年生からは、希望により「美容専攻」と「メイク専攻」にわかれ、より専門的に学ばせ る。 ③ 学園祭でヘアメイクショーを行い、日頃の成果を披露する。 ④ キャリア教育の一環として、各分野の専門家を招き講演していただく。 (6)アンダンテコース ① 一年生はアンダンテ実習として、大学訪問を実施する。 ② 二年生はアンダンテ実習として、企業訪問を実施する。 ③ 三年生は進路に合わせて、選択授業を4単位実施する。 ④ 三年生は「学び直し」の授業を2単位実施する。 ⑤ キャリア教育の一環として、さまざまな分野の専門家を招き講演していただく。

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< 表 現 教 育 科 > (1)リベラルコース(一年生・二年生) ① 身体表現を高める。 「選択」として「器楽」(楽器)、「スポーツⅣ」(ダンス)、「演技指導」(演技・声優)の 授業を選択。 「総合実技」としてそれぞれ(楽器・ダンス・演技声優)の授業を展開。 ② 「読解」「スピーチ」などの言葉による表現法を学習。 ③ 英語教育にも力を入れ、留学生の受け入れを考えている。 ④ 二年生では、校内一斉模試を実施。 ⑤ 二年生では大学進学希望者に受講資格を設け、夏休みのセミナーを5教科で実施。 ⑥ 一年生では二年生よりも受講資格の幅を広げ、夏休みのセミナーを実施。 ⑦ 一年生では、もず唱平先生を講師として「作詞法」の特別授業を1学期に2回実施。 ⑧ エイベックスオーディションを実施。 ⑨ キティオーディションを実施。 ⑩ 一年生ではイングリッシュキャンプを1泊2日で計画。2日間、普段と違う環境で英語だ けの集団生活を行う。 ⑪ 表現ライブを実施。自分たちで作り上げるライブ。発表する側だけでなく、スタッフワー クを含めた役割を分担し、取り組む。 (2)アクティブアートコース(一年生・二年生) ① 身体表現を高める。 「選択」として「器楽」(楽器)、「スポーツⅣ」(ダンス)、「演技指導」(演技・声優)の授 業を展開。 ② 二年生では、校内一斉模試を実施。 ③ 二年生では大学進学希望者に受講資格を設け、夏休みのセミナーを5教科で実施。 ④ 一年生では二年生よりも受講資格の幅を広げ、夏休みのセミナーを実施。 ⑤ もず唱平先生を講師として「作詞法」の特別授業を1学期に2回実施。 ⑥ エイベックスオーディションを実施。 ⑦ キティオーディションを実施。 ⑧ アクティブキャンプを1泊2日で計画。グループワークなどを通じて自己表現力を高める。 ⑨ 表現ライブを実施。自分たちで作り上げるライブ。発表する側だけでなく、スタッフワー クを含めた役割を分担し、取り組む。 ⑩ 実践的キャリア教育・職業教育において、プロダクションの方に講演をしてもらいプロか ら求められる人材の話を聞く。 【2】教育内容充実のための教育計画の推進 (1)進路選択のための対策 ① 進学、就職受験に対応できる学力を身につけさせる。 ② 生徒および保護者対象の説明会を、適宜実施し情報を正確に伝える。

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(2)各コースプロジェクト会議を開催し、リアルタイムで問題点を把握し対応する。 (3)学園祭等で、日頃の授業の成果を発表する。 ① 三年美容芸術コースは、ヘアメイクショーを実施する。 ② 二・一年美容芸術コースは、展示発表を実施する。 ③ 三年アクティブアートコースは、三学期にミュージカル・卒業制作ライブを開催する。 ④ 二・一年アクティブアートコースは、楽器・ダンスを発表する。 ⑤ 三年ファッションビジネスコースは、ファッションショーを実施する。 ⑥ 二年ファッションビジネスコースは、「ショップI000(校内店舗)」にて販売実習を行 う。 ⑦ 三・二・一年保育進学コースでは、3カ所の保育園を訪問し年に3回保育園実習を実施す る。 【3】生徒指導の充実 (1)校内巡回を実施。 (2)登下校指導の実施。 (3)身だしなみ指導を強化。 (4)欠席・遅刻「0」運動を実施。 (5)挨拶運動を実施。 (6)校外清掃を実施。 【4】授業改善充実のための授業評価とその公開 (1)各教科で授業年間目標を立てる。 (2)教科会議を充実させ、授業研究をすすめる。 (3)公開授業を実施する。 (4)大阪府私立高等学校学校経営推進費補助金を活用し、平成25 年度・26 年度・27 年度の3 ヶ年に渡り、生徒の学力の充実を目指し、「数学『つまずきゼロプロジェクト』を軸とした 取り組み」を実施する。 【5】入学生徒数の安定的な確保 (1)大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の本校通学エリアにある中学校を定期的に訪問し、学 校紹介と在校生の近況報告を行う。 (2)中学校、及び塾関係者対象の学校説明会を開催する。 (3)中学生、及び保護者対象のオープンキャンパスを実施する。 【6】国際理解教育の推進 (1)海外への修学旅行を実施し、異文化を学ぶ。 (2)留学希望者の海外派遣を勧める。 (3)海外からの留学生を積極的に受け入れる。

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堺リベラル中学校 平成21年4月開校。堺リベラル中学校は本学園の建学の精神である「愛と真実の教育」「情 操豊かな女子教育」を基本に、「明朗な女性の育成」・「知性豊かな女性の育成」・「実行力の ある女性の育成」という3つの教育方針のもと「基本的な生活習慣の確立」・「自己表現能力の 向上」・「将来に向けての基礎学力の養成」を目指し、知育・徳育・体育のバランスのとれた教 育を行います。たとえば英語教育では、1年生より発音記号を用いての発音指導やネイティブの 講師による英会話を取り入れ、グローバルな感性を養います。また、選択教科等のダンス・楽器 演奏・演技実習では自分の気持ちを表現させ、自己表現能力を高めさせます。平成24年度には、 二期生の卒業生を出しましたが、天王寺高等学校の文理学科・住吉高等学校や有名私立高等学校 に多数合格者を出しました。これからも多感で急成長を遂げていく中学生の個々の才能を引き出 し、夢を育ませます。本中学校は生徒一人ひとりの個性を伸ばし、未来への可能性を広げる中学 校としてその役割を担ってまいります。 1.設置コース サンシャインコース 併設校高等学校への内部進学を希望するコース ダンスレッスン・楽器演奏・演技実習などの自己表現能力を伸ばすコース サンライズコース 国公立高等学校・私立高等学校の受験を目指すコース (ダンスレッスン・楽器演奏・演技実習の授業も年間2単位程度あります。) 2.授業時数表 区 分 必 修 教 科 の 時 数 国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保体 技術・家庭 外国語 第1学年 140 105 140 105 70 70 105 70 175 第2学年 140 105 140 140 35 35 105 70 210 第3学年 140 140 140 140 35 35 105 35 210 道徳の 授業時数 特別活動の 授業時数 選択教科の授業 時数 総合的な 学習の時間 総授業 時数 第1学年 35 35 140 70 1260 第2学年 35 35 140 70 1260 第3学年 35 35 140 70 1260 3.教育事業(教育充実のための取り組み) ①(目標)生徒の実態に応じた授業方法を確立していく。

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ア.年間授業時数の確保ができた。 教務で各教科の実施回数を確実に把握した。 各週でカウントし、伝票と合わせることができた。 イ.3年の演習および補習のあり方 演習中心の確立と習熟度授業の取り組みを目指したが習熟度別授業は確立できなかった。 今後、3年全体で習熟度別授業を検討していきたい。 ウ.2年サンライズコースの進学用補習の取り組み 2組を含め、五ツ木対策として放課後、実施した。 英検対策を火曜日・木曜日の7限目に組み入れた。 エ.シラバスによる教科・科目の指導目標の達成を目指した。 オ.特別授業で習熟度別授業を確立できなかった。 1年・2年の夏期特別授業で取り入れることを考えたい。 3年の夏休み・・・勉強合宿での取り組みはできた。 ②(目標)教員の資質向上を図り、教師としての教育力・指導力の向上 ア.教育力アップのため教員研修・公開授業を実施した。 互いの授業を見学し、評価する取り組みを一学期に制度化した。 公開授業については一学期、毎月1回土曜日に計画的に実施した。 イ.視聴覚教材を積極的に活用していった。 ウ.各学年で進路指導の活動目標を決め、進路情報を共有化した。 4.生徒支援事業 ①(目標)生徒・保護者からの信頼感を得る努力をしていく。 ア.登下校時3カ所で登校指導・挨拶指導を行った。 スクールバス停留所・交差点・通用門で早朝指導を行った。 イ.子ども安全連絡網による学校連絡を初年度より引き続き実施した。 ウ.授業参観および保護者会総会を年2回・個人懇談を年2回実施した。 1年生については入学時を含め3回実施した。 年間を通じ、必要に応じて学期末に管理職面談を実施した。 3年生については別途進学用懇談を適宜実施した。 エ.講演会や社会見学を実施していく 生徒指導・人権に関する講演を実施した。(三学期) 人権・携帯・薬物等の講演会の実施。(一学期・二学期) ②(目標)学力の定着 ア.学習能力の高い生徒にも遅進者にも満足のいくきめ細やかな授業を目指す。 習熟度別授業を取り入れていく。(24年度は放課後の補習で実施した。) 注意点該当生徒の補習を充実していく。(24年度は居残り補習を徹底した。) イ.考査後補習・夏季・冬期・春期講習を実施した。 ウ.早朝テストのやり直し確認と再テストの徹底実施。 1年生は3教科を月・水・金に実施・・・火・木・土にやり直し確認・再テスト 2・3年生は月~金に実施・・・実施日にやり直し・再テスト

(21)

5.進路指導体制の強化 ア.進路指導部活動目標を各学年で明確にした。 イ.各種テストからの現状把握 五ツ木模試の実施 1・2年は年2回実施 3年は年4回実施した。 ウ.外部模試に対する対策 1・2年は直前講座(習熟度にて実施できた。) 3年は平日7時間目に演習を入れ実施した。 エ.進路保護者会を開催した。(三学期) オ.3年は五ツ木テスト後、保護者懇談を実施し、志望校を決定した。 6.英語教育の充実 ①特色ある英語教育 ア.発音記号に基づく指導を実施した。 イ.辞書引きの徹底指導を行った。 ウ.英語カルテの作成と活用が十分できなかった。 ②外国人講師による英会話授業の充実 ア.常勤講師による日常的に会話指導を実施した。 イ.朝の出迎えと帰りの見送りを英語で行った。 ウ.他教科とのコラボレーションも考えたが実施できなかった。 ③英語検定の受験 ア.2年生の10月に全員受験。 イ.英検対策講座を開設・・・火曜日・木曜日7限目に実施できた。 ④各種スピーチコンテストに積極的に参加 堺市英語弁論大会で最優秀および入賞者多数 7.道徳教育・マナー教育の充実 ①礼儀の意義を理解し、時と場に応じた適切な言動をとる。 ア.挨拶・立ち振る舞いの指導・マナー講習を実施した。 朝の挨拶運動・マナーなどの特別授業を昨年に続き実施。 イ.給食時における箸等の正しい持ち方を徹底させた。 ウ.学校行事等での礼儀指導を徹底した。 ②人権・福祉・ボランティアの推進 ア.人権新聞の定期的な発行を目指す。(二か月に1回発行した。) イ.仲間づくりをテーマに自分の周囲にいる人びとのことを思いやる気持ちを養うこと を指導する。・・・『さかいっこ』新聞に応募した。 ウ.「自分と他人」の違いを通して、それぞれが持つ「権利」や「個性」を尊重すること の大切さを学ばせる。(講演会は開催できなかったが、人権映画を鑑賞した。) エ.引き続きエコキャップの推進活動を行った。(ペットボトルのキャップを回収して ワクチンにかえる活動を推進した。) オ.新聞記事の拡大掲示を行った。・・・教員室前ローカに掲示した。

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8.主な学校行事 4月 入学式 成麗館にて 個人懇談 1年保護者懇談 5月 春の校外学年行事 京都方面 3年修学旅行 ハワイにて 6月 芸術鑑賞会 劇団 四季 7月 臨海学校 琵琶湖方面で宿泊 10月 スポーツ大会 運動場で実施予定 校外学年行事 大阪市立科学館・インスタントラーメン発明記念館 11月 文化発表会 学園・成麗館にてダンス・合唱・英語スキットを発表 3月 3年生を送る会 成麗館にて 卒業式 成麗館で実施予定 9.生徒募集対策の強化 ①広報活動(堺リベラル中学校のイメージを構築する) ア.ホームページの充実をはかるなど情報提供をしていく。 最新のニュースを流していく(一か月に1回以上更新する努力した。) イ.塾やダンス教室などの関連教室に訪問し、知名度アップをはかることを引き続き 目指した。 ウ.各ガイダンスに積極的に参加し、広報活動した。 ②教職員の入試対策への取り組みに対して意識改革を行う ア.プレテストの作成および採点・添削を実施した。 イ.昨年より体験入学・体験授業等の取り組みを充実した。 ③女子中学校フェアへの参加 ア.第1回4月24日 新阪急ホテルにて イ.第2回6月17日 御堂会館 ④入試説明会・オープンキャンパス ア.塾長対象入試説明会 6月19日 イ.オープンキャンパス 7/8・8/19・9/22・10/8・10/21 11/10・ 11/23・12/16 計8回実施した。 ウ.プレテスト・・・10/21 11/10 10.組織・運営体制の活性化 ①学年・分掌・教科間の連携 ア.主任を中心に学年・教科間の垣根を超えて全員で指導にあたることを目指す。 イ.公開授業・模擬授業を積極的に行っていく。 ウ.教務組織を強化し、迅速な成績処理を目指す。 エ.生徒指導の体制を整理し、強化していく。 オ.時間割変更の連絡徹底・・・ホワイト黒板の利用 ②安全で安心な教育環境の整備 ア.掃除道具の充実と特別教室の清掃を徹底させる。

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イ.体育道具・施設のスムーズな共有化・・・高等学校と密に連絡をとっていく。 ウ.教室のテレビの活用(授業やホームルームなどで積極的に使用) ③進路指導の充実 ア.幅広い学力と教養を身につけさせる。 イ.進路指導の体制を強化し、きめ細やかなガイダンスを行う。 ウ.習熟度別授業でトップクラスの学校を目指す。 エ.一人ひとりの可能性を開花させ、夢を実現させる。

(24)

財務の概要 1.帰属収入・消費支出 平成24年度帰属収入は1,593,748千円で前年度比15,494千円の減少となった。その要因を 科目別に見ると、学生生徒納付金・補助金・その他(主に退職金財団交付金)の合計金額 は1,568,271千円で前年度比8,778千円の減少となった。手数料・寄付金・資産運用収入は 25,477千円で前年度比6,716千円の減少であった。帰属収入減少の要因は、補助金収入が前 年度比68,000千円の増加となったが、奨学費支出の増額と雑収入の減少(主に退職金財団 交付金収入)である。 平成24年度消費支出は、1,525,789千円で前年度比6,470千円の節減となった。その要因 を科目別に見ると、人件費については、退職金支出の前年度比16,000千円の一時的増加で あるが、教育研究経費・管理経費の合計額が前年度比11,251千円の節減となっている。 平成21年度からの人件費の見直し(特に高校教員)が年々学園財政の健全かつ安定的な維 持のために、効果を上げてきている。 その結果、帰属収支差額は67,959千円のプラスとなった。 2.平成24年度計算書類 財産目録、資金収支計算書、資金収支内訳表、消費収支計算書、消費収支内訳表、貸借 対照表、監査報告書、事業報告書は別に示しております。

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消費収入の部 (単位 千円) 22 年度 23 年度 24 年度 学生生徒納付金

903,909

889,937

840,264

補助金

518,298

618,284

686,112

手数料

21,434

20,649

21,750

寄付金

1,900

11,543

3,727

資産運用収入

3

1

0

その他収入

67,704

68,828

41,895

合計

1,513,248

1,609,242

1,593,748

消費支出の部 (単位 千円) 22 年度 23 年度 24 年度 人件費

1,012,496

998,866

982,881

教育研究費

317,387

331,366

350,002

管理経費

157,471

189,011

159,124

その他支出

9,651

13,016

33,782

合計

1,497,005

1,532,259

1,525,789

(26)

「学校法人会計の特徴と企業会計との違い」 株主が支配し営利目的である企業において作成される計算書類は、主に損益計算書と貸借対照 表の2 種類であり、企業会計基準に準拠して、損益計算書では当該会計年度における損益の状況 を表示するとともに、貸借対照表では当該会計年度末における資産・負債・純資産の状況を表示 することを目的としています。 一方、株主が存在せず公益目的である学校法人において作成される計算書類は、主に資金収支 計算書、消費収支計算書及び貸借対照表の3 種類であり、学校法人会計基準に準拠して、資金収 支計算書では当該会計期間における支払資金の収入と支出の状況を、消費収支計算書では当該会 計期間における帰属収入及び消費収入と消費支出の状況をそれぞれ表示するとともに、貸借対照 表では当該会計期間末における資産・負債・基本金及び消費収支差額の状況を表示することを目 的としています。 このように、営利目的の企業と公益目的の学校法人という存在目的の違いから、学校法人が作 成する計算書類の種類や内容は企業の計算書類とは大きく異なります。

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