名進研小学校 教頭 片山 和正
2018年度
県立中高一貫校
入試問題分析
分析に入る前に
<大学入試改革のひとつ>
慶応義塾大学医学部入試
親友と最近連絡が取れません。どうやら親友はひ
どく落ち込んでいるようです。何度か連絡を試みた
結果、ようやく明日親友と会って話すことになりま
した。そこではどのようなやりとりが二人の間で繰
り広げられるでしょう。二人のやり取りを対話形式
で
A欄に、そしてやり取りの中であなたが意図した
ことを
B欄に述べなさい。
分析に入る前に
正解がある
正解がない
①みんな一緒 ②正解 ③速く正確に求める力 ①人それぞれ ②最適解 ③多面的に考える力分析に入る前に
<大学入試改革の影響>
分析に入る前に
<学習指導要領改訂の影響>
分析に入る前に
<プログラミング学習>
首都圏では
<英語(選択)入試>
2014年 15校
2015年 33校
2016年 64校
2017年 95校
2018年 112校
※帰国子女入試ではなく、一般入試での実施
※
2020年小学校での英語の教科化
↑大学受験では志願者数の推移
5%減
志願者数
岡山県の小学6年生は16796人
平成
30年度受験者数は1560人
つまり
9%
の児童が受験
(30人クラスなら3人くらいが受験)合格者数は480人
つまり受験者の31%
(30人クラスなら1人くらいが合格)県内の変遷
※現役合格実績のみ ●岡山操山中学校 東大3 京大3 阪大3 ●岡山大安寺中等教育学校 東大5 京大2 阪大14 ●倉敷天城中学校 東大5 京大5 阪大1 ▲岡山大学付属中学校→岡山朝日高校 ※現役合格実績のみ ○岡山白陵中学校 東大1 京大1 阪大4 ○岡山中学校 東大0 京大0 阪大0 ○就実中学校 東大0 京大0 阪大3 <2017年度大学合格実績>間違いなく、県内のトップ層が県立に流れている。
各中学校の出題形式(例年通り)
検査Ⅰ
→
算数・理科
を中心に出題
検査Ⅱ
→
国語・社会
を中心に出題
※共通問題が検査Ⅰ・検査Ⅱに入る
3題のうち2題が共通問題
※
問題文と解答用紙が
一体型
※
各検査ともに
70点満点
開封厳禁です
観点別評定
Aの数>Bの数
①学校の授業を大切に
加点が大きい。教員の
所見でボーダー上の
児童は左右される。
②欠席日数はチェック
③評価は22~24点
合否の差がついた問題
共通問題編
こんな力が必要
!!
①好き嫌いなく、どの教科も頑張る力
教科の知識だけでなく、横断的な出題の仕方に対応できる。 知識を活用し、論理的に考える力を鍛える。 学校を第一主義にする→調査書にも反映される②限られえた時間の中で複数の資料を速く、
的確に読む力
③自分の考えをわかりやすく表現できる力
こんな力が必要
!!
<浅い学び>
①覚えているだけ
②ドリルが解けるだけ
③まとめるだけ
<深い学び>
①知識の関連付け
②理由をつけて説明できる
③類似問題にも対応できる
主体的に学ぶ力をベースに共通問題 適性Ⅰの1番(2)
共通問題 適性Ⅰの1番(3)
私立中学受験の学習をしている子にとっては、差集め算 の面積図で考えられる。
算数分野では実生活の中で使う機会を題材に多く出題され続けている。 理科分野は比較対照実験、原理や知識
中学受験に出題されやすい2大新書である
「ちくまプリマ
―新書」と「岩波ジュニア新書」
が
隔年ごとに出題されているのは意図があるのか?
それとも偶然か?
読書の重要性
①低学年からの習慣付け
②語彙力が増す
③読むスピードが速くなる
→よって、考える時間が長くなる。
→速読できる。訓練すればさらに…速くなる
算数をぶっこむ
歴史をぶっこむ
時事問題をぶっこむ 「観光大国日本」
合否の差がついた問題
独自問題編
岡山操山中の出題内容の変化
合否の差がついた問題
独自問題編
大安寺 適性Ⅰの2番
計算をさせず、式を言葉で表現させる。
思考の過程が良く分かる良問
大安寺 適性Ⅰの2番 中心から一番外までの半径をa、芯の半径をb、紙の厚みをdとすると 何回巻かれているかを調べると、n=(a-b)/d n回巻かれているので、一巻の長さは位置によって異なるので平均を使って 2π(a+b)/2=(a+b)π よって(a+b)π×n回なので、nに上の式を代入して(a+b)(a-b)π/d ペーパーが巻かれてある断面積はπa²-πb²= (a+b)(a-b)π これを伸ばすと長さ×厚み=面積なので (a+b)(a-b)π=長さ×d 長さ=(a+b)(a-b)π/d 巻かれている半径は内側からb、b+d、b+2d、…となるので、 長さは内側から2πb、2π(b+d)、2π(b+2d)…一番外側は2π(b+nd) 等差数列の和(ガウスの公式)より2π(b+b+nd)n/2=(2b+nd)nπ nに上の式を代入して(a+b)(a-b)π/d 模範解答:「面積÷厚み」 が一番簡単でわかりやすい
岡山大安寺中の出題内容の変化
①算数能力=筋道を立てて考える能力を見ている ②図形の出題が続いた。
合否の差がついた問題
独自問題編
天城 適性Ⅰの2番
倉敷天城中の出題内容の変化
合否の差がついた問題
独自問題編
津山 適性Ⅰの2番
学校の出題意図が良く分かる。
ボーダーはどこだ?
<岡山大安寺中等教育学校を例に>
合格 不合格98
76
89
76
94
69
114
82
74
87
85
103
107
121
105
96
100
106
×
97点以上が合格
96~92点がボーダ
―
合格者平均偏差値
受験するならホップ ステップ ジャンプ計画
12月
朝日塾
岡山
岡山清秀
岡山理科大附
金光学園
山陽女子
(
50音順)
1
月
岡
山
白
陵
1
月
県
立
中
・
岡
山
大
学
付
属
2
月
広
島
大
学
付
属
福
山
29
14
1
30
4
前受なし5
→
8
就実2
→
受験するならホップ ステップ ジャンプ計画
2月5日 広島大学付属福山中学 合格発表
2月6日 県立中学校 繰り上げ合格を打ち出す
学校側は面接で何をみるのか。