資料６
物品自動販売機の種類
・清涼飲料（缶・ボトル）自動販売機 ・紙容器飲料自動販売機 ・カップ飲料自動販売機 ・アルコール飲料自動販売機 ・ピーナッツ、ガム、キャンディ等の自動販売機 ・おつまみ、パンなどのスナック類の自動販売機 ・インスタント麺、ハンバーガーなどの軽食の自動販売機 ・その他 たばこ自動販売機 ・たばこ自動販売機 券類自動販売機 ・乗車券自動販売機 ・食券自動販売機 ・入場券自動販売機 ・その他 ・切手、はがき等自動販売機 ・新聞、雑誌自動販売機 ・カード自動販売機 ・日用品雑貨自動販売機 食品自動 販売機 食品自動 販売機 その他の物品自動 販売機物品自動販売機の現状
種 類 飲料自動 販売機 内 容一般的に自動販売機は、飲料、食品等の物品の販売を行う「物品等自動販売
機」と、就職情報、パソコンソフト等の販売を行う「サービス情報自動販売機」
に分類される。
注）日本自動販売機工業会発行の自動販売機用語辞典によれば、自動販売機は「貨幣またはこれに 代わるカードなどの挿入により、自動的に物品、サービス、情報などを販売する機械装置。た だし、硬貨操作式機械であっても、たとえばジュークボックス、ゲームマシンのような娯楽機 は除く」と定義されている。
さらに、物品自動販売機を区分すると以下のとおりである。
58 自動販売機及び 58 1 自動販売機 自動サービス機 58 11 物品等自動販売機 58 2 自動サービス機 58 8 自動販売機及び自動サービス機 の硬貨・紙幣・カード装置及び部分品 58 9 その他の自動販売機
■詳細分類は以下の通り。
消費電力の測 定方法に関す る規格※ 58 1 自動販売機 Vending machines 58 11 物品等自動販売機 Goods 58 111 飲料自動販売機 Beverages 58 1111 清涼飲料自動販売機 Soft drinks 58 11111 カップ式 Cup type ○ 58 11112 カン式 Can type ●○ 58 11113 ボトル式 Bottle type ●○ 58 11114 パック式 Pack type ○ 58 11115 併売式 Miscellaneous type 58 1112 コーヒー飲料自動販売機 Coffee beverages ○ 58 1113 アルコール飲料自動販売機 Alcoholic beverages ○ 58 1114 乳飲料自動販売機 Milk ○ 58 1115 各種飲料併売自動販売機 Miscellaneous beverages 58 1119 その他の飲料自動販売機 Other beverages 58 112 食品自動販売機 Foods 58 113 たばこ自動販売機 Cigarettes ○ 58 114 券類自動販売機 Tickets 58 115 切手･はがき･印紙及び証紙自動販売機 Stamps,post-cards and certificate stamps 58 116 新聞･雑誌自動販売機 Newspaper and magazines 58 117 日用品･雑貨自動販売機Daily necessaries and sundry goods
58 118 各種物品複合･併売自動販売機 Miscellaneous goods 58 119 その他の物品自動販売機 Other goods
58 12 サービス情報自動販売機 Service information 58 2 自動サービス機 Automatic service equipments
58 8 自動販売機及び自動サービス機の硬貨･紙幣･カード装置
及び部分品
Coin,bill,card equipments and parts of vending machines and automatic service equipments 58 9 その他の自動販売機 Other vending machines
商 品 種 類 標準商品 分類 (中分類 58) ※● ＪＩＳ規格（JIS B 8561） ○ 日本自動販売機工業会規格
工業統計調査、生産動態統計調査をはじめ商品別を必要とする諸統計調査
に用いられている標準商品分類上は以下の通り。
特定機器指定に関する対象標準商品分類と規格類
各種物品自動販売機の構造
物品自動販売機には多種多様な構造の自動販売機があるが、以下に代表的な5種類
の自動販売機の構造を示す。
缶・ボトル飲料自動販売機
（内部奥側） ヒーター ファン 蒸発器 圧縮機紙容器飲料自動販売機（Aタイプ）
（内部奥側） ヒーター ファン 蒸発器 圧縮機紙容器飲料自動販売機（Bタイプ）
（内部奥側） ヒーター ファン 蒸発器 圧縮機国内主要製造事業者は以下の通り。
<飲料及び食品自動販売機関係>……5社
株式会社クボタ サンデン株式会社
東芝機器株式会社 富士電機リテイルシステムズ株式会社
松下冷機株式会社
<たばこ自動販売機関係>……6社
株式会社クボタ グローリー機器株式会社
芝浦自販機株式会社 富士電機リテイルシステムズ株式会社
日本たばこ産業株式会社 株式会社フジタカ
<券類及びその他の自動販売機関係>……7社
オムロン株式会社 芝浦自販機株式会社
神鋼電機株式会社 株式会社高見沢サイバネティックス
株式会社ダイト 東洋通信ネットワークシステムズ株式会社
日本信号株式会社
国内主要製造事業者
27,771 19,625 779 17,226 3,548 994 合計 69,943
我が国の自動販売機の普及台数の推移は下図の通り。
昭和30年代後半に飲料メーカーが販売手段として自動販売機を本格的に採用。これ
を機に大手企業の参入、専用オペレーターの誕生など、自動販売機の本格的普及が始
まった。
自動販売機全体の普及台数の構成は、物品自動販売機では、飲料自動販売機約
48％、たばこ自動販売機約11％の構成比となっており、飲料・たばこが自動販売機業
界の中心となっている。
又、自販金額は2005年、6兆9,943億円となっている。
自動販売機の普及状況
年別普及台数と年間自販金額推移
300 400 500 600 700 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 0 1 2 3 4 5 6 7 8 普及台数 自販金額2005年の機種別普及台数
飲料 47.9% たばこ 11.0% その他 16.2% 自動サー ビス機 22.3% 食品 1.8% 券類 0.8% 総台数 5,582千台2005年の自販金額
1.5% 5.0% 24.6% 1.1% 28.1% 39.7% その他 券類 食品 たばこ 飲料 自販金額 構成比 自動 サービス機 兆円 万台 （出典 2005年 日本自動販売機工業会統計） 億円 物品等 自動販売機 4,352千台 (78.0%)（出荷台数：千台、出荷金額：億円、構成比：％） '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 構成比'05 飲 料 382 422 471 469 420 362 324 345 350 356 71 たばこ 82 76 120 70 76 71 56 55 106 128 26 食 品 13 8 9 8 8 7 4 5 4 5 1 券 類 6 6 5 6 5 5 5 5 7 7 1 その他 37 25 17 16 15 24 8 6 5 6 1 合 計 520 537 622 569 524 469 397 416 472 502 100 出荷金額 2,494 2,594 2,725 2,439 2,285 1,968 1,650 1,711 1,892 1,955
物品自動販売機の機種別出荷量の推移は下図の通り。
1996年の構成比では、飲料自動販売機・たばこ自動販売機が全体の約89％を占め
ていたが、2005年では約95％に増加。食品自動販売機以下の機種が出荷量を毎年漸
減させている。
物品自動販売機の国内製品機種別出荷量の推移
機種別出荷量の推移
0 100 200 300 400 500 600 700 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 その他 券 類 食 品 たばこ 飲 料 千台 （出典：経済産業省生産動態統計、日本自動販売機工業会統計） 億円 出荷台数 出荷金額（単位：千台、構成比：％） '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 構成比'05 清涼飲料 314 358 404 406 355 296 276 305 307 306 86 紙容器 36 34 38 36 37 37 24 18 18 21 6 カップ 25 24 23 22 23 23 20 19 21 19 5 酒 類 7 6 6 5 5 6 4 3 4 10 3 合 計 382 422 471 469 420 362 324 345 350 356 100
物品自動販売機の中でも主力の飲料自動販売機の出荷機種の分布は下図の通り。
2005年は清涼飲料が全体の約86％を占めている。
飲料自動販売機の出荷機種の分布
飲料自動販売機の機種分布
0 100 200 300 400 500 600 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 酒 類 カップ 紙容器 清涼飲料 千台物品自動販売機の中でも主力の飲料自動販売機の出荷機種の分布は下図の通り。
2005年は清涼飲料が全体の約86％を占めている。
飲料自動販売機の出荷機種の分布
飲料自動販売機の機種分布
0 100 200 300 400 500 600 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 酒 類 カップ 紙容器 清涼飲料 千台 （出典：経済産業省生産動態統計、日本自動販売機工業会統計）市場稼動物品自動販売機の1台当りの消費電力量 (単位：ｋwｈ,%) 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 物品自動販売機 2,064 1,988 1,915 1,858 1,834 1,722 1,706 1,644 1,625 1,529 消費電力量低減率（注2) 0 3.7 7.2 10.0 11.1 16.6 17.3 17.3 21.3 25.9 (注1)出所：自動販売機の普及・出荷数と消費電力－市場稼動自動販売機の１台当り消費電力より 日本自動販売機工業会 推定 (注2)消費電力量低減率は、1996年を基準にした場合の減少率を表す。 市場稼動物品自動販売機の合計消費電力量 (単位：百万ｋwｈ,%) 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 物品自動販売機 8,691 8,442 8,179 8,010 8,048 7,478 7,359 7,083 7,031 6,640 消費電力量低減率(注2) 0 2.9 5.9 7.8 7.4 14.0 15.3 18.5 19.1 23.6 (注)出所：自動販売機の普及・出荷数と消費電力－市場稼動自動販売機の合計消費電力より 日本自動販売機工業会 推定 (注１)・１台当たりの消費電力量については、合計消費電力量を普及台数で除した値 ・合計消費電力量については、食品･たばこ･券類の各機種に平均的な代表機種を定め 各メーカーごとに当該代表機種の消費電力量と出荷数を乗じ、それを加重平均し、 一方、機種ごとに生産年別出荷台数を求め、これに当てはめて集計したものである。 ただし、2000年以降に出荷された缶・ボトル自動販売機については全機種の平均値を 使用。 ・測定方法は、缶・ボトル飲料自動販売機は「JIS B 8561自動販売機－試験方法」、 紙容器飲料自動販売機、カップ式飲料自動販売機、たばこ自動販売機は「日本自動 販売機工業会規格」に準じて測定し、その他については各社における各々の測定方法 を使用している。 (注2)消費電力量低減率は、1996年を基準にした場合の減少率を表す。
物品自動販売機のエネルギー消費割合
物品自動販売機は、顧客の利便のために、２４時間、無人で物品を販売する販売
機器であり、常時、照明、冷蔵、加温、保温、金銭の取り扱いができるような設計
になっているが、照明は、時間帯に応じて調光・消灯を自動で行い、夏期の一定時
間冷却運転を自動で停止する機能（飲料用のみ）を有する等、長時間にわたり運転
し続ける自動機器であるものの、自動車や民生用エネルギー消費機器に比べると、
エネルギー消費量が極めて少ない。
しかし、常時、顧客の求めに応じて作動することと、一般消費者の目につきやす
い場所に設置されていることから、常に注目される存在にある。
また、物品自動販売機は取り扱い商品の種類の多様化により大型化してきている
にもかかわらず、省エネ技術の進展により、１台当たりの消費電力量の増加はかな
り低減されてきている。
消費電力量に関する過去の推移を見ると、過去１０年間ほぼ一貫して減少する傾
向にある。その結果、販売機１台当たりの消費電力量は１０年前に比べ25.9％削減
となっており、物品自動販売機全体の合計消費電力量も１０年前に比べ23.6％削減
となっている。
物品自動販売機の消費電力量の推移
消費電力量推移
種類別物品自動販売機の消費電力量 (普及ベース)
(2005年）
種 類
普及台数（千台） ｋW・ｈ/台 百万ｋW・ｈ飲料自動販売機
2,675
2,224
5,949
（89.6）
食品自動販売機
103
2,576
265
（4.0）
たばこ自動販売機
616
614
378
（5.6）
券類自動販売機
43
1,023
44
（0.7）
その他の物品自動販売機
907
4
4
（－）
合 計
4,344
-6,640
（100.0）
出典：日本自動販売機工業会注) 前頁の注)を参照
種類別物品自動販売機の消費電力量 (出荷ベース)
(2005年）
種 類
出荷台数（千台） ｋW・ｈ/台 百万ｋW・ｈ飲料自動販売機
356.0
1,728
615.1
（89.0）
食品自動販売機
4.6
2,001
9.2
（1.3）
たばこ自動販売機
128.5
474
60.9
（8.8）
券類自動販売機
7.0
844
5.9
（0.9）
その他の物品自動販売機
5.7
8
0.0
（－）
合 計
501.8
-691.1
（100.0）
出典：日本自動販売機工業会注) 前頁の注)を参照
1台当りの 年間消費電力 全体の 年間消費電力量 （構成比％） 1台当りの 年間消費電力 全体の 年間消費電力量 （構成比％）消費電力量に影響する仕様の変遷
最近の消費電力量に係る製品仕様及び技術動向は概略次の表のとおりである。
【缶・ボトル飲料自動販売機／紙容器飲料自動販売機】 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 熱交換器 冷熱風路 省 エ 断熱材 ネ 要 因 断 熱 構 造 電 動 機 （モータ） 照明装置 加 温 機 販売品種の 収容商品の 大 型 化 市場ニーズの 多 様 化 冷 媒 断 熱 材 断 熱 消 費 電 力 量 増 加 要 因 増 加 ･内面溝付き冷却ﾊﾟｲﾌﾟ ･放熱器の目詰まり防止 ･ﾛｰﾃﾞｨﾝｸﾞ用内扉(缶） ･DCﾓｰﾀ ･調光機能 ･20,25品種 ･25,30,42品種(缶） ･500ｍｌﾍﾟｯﾄ ﾎﾞﾄﾙの普及 ･ｶﾞﾗｽﾌﾛﾝﾄﾀｲﾌﾟ (紙容器） ･放熱風路の最適化 ･真空断熱材(缶） ･高性能真空断熱材 (缶） ･高性能ﾉﾝﾌﾛﾝ 断熱材 ･底板独立構造 ･内箱鉄板ﾚｽ構造 ･調光強化 ･ﾉﾝﾌﾛﾝ化 ･代替ﾌﾛﾝ対応 HCFC→HFC ･薄断熱壁(缶) ･冷熱風路の 整流化 ･16,24品種 ･20,30品種(紙容器） ･ﾋｰﾄ ﾎﾟﾝﾌﾟ【カップ入り飲料自動販売機】 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 湯の保存 冷水の保存 省 エ 氷の保存 ネ 要 照明装置 因 調理・販売時 制御関係 販売品種の 冷 媒 増 加 要 因 増 加 ･タンク容量 小型化 ･DCﾓｰﾀ ･蛍光灯のｲﾝﾊﾞｰﾀ化 ･代替ﾌﾛﾝ対応 HCFC→HFC ･調光機能 ･瞬間加熱方式 ･DCﾓｰﾀ ･人感ｾﾝｻｰ ･DCﾓｰﾀ ･学習省エネ ･ﾀｲﾏｰによる 圧縮機制御 ･ﾌﾗｯﾍﾟ･ｴｽﾌﾟﾚｯｿ ･配管加熱方式 ･庫内温度制御
省エネ技術の現状及び今後検討すべき課題
１.省エネ技術の現状
自動販売機における省エネ技術は、
4 つの基本技術の改善の積み重ねで実施され
てきた。缶・ボトル飲料自動販売機を代表として、主な基本技術の展開は下表の
とおり。
基本技術要素 改善項目 事例（改善前） 事例（改善後） フ ァ ンモ ー タの 入 力低減 庫内・庫外ファンモータ共 ＡＣモータ使用 庫内・庫外ファンモータ共 ＤＣモータ使用 冷却・加温技術 冷熱風路の整流化 実験による風路の決定 可視分析による、風路の 最適化 断熱材の変更 ウレタンフォームを使用 真空断熱材を採用 内扉構造の改善 １枚内扉構造 商品充填用独立内扉構造 断 熱 技 術 内箱鉄板レス構造 鉄板加工による内箱の 形成 鉄板構造を無くした 内箱構造 DC モータの採用 ＡＣモータ使用 小型ＤＣモータ使用 ファン制御による 局部冷却･加温方式 庫内ファンは常に動作 学習省エネ制御 設置先に応じた、庫内ファ ン制御 制 御 技 術 熱交換器用ファン 制御 放熱器の目詰まりに関係 無く一定動作 放熱器の目詰まり防止 制御(ファンの逆回転) 照 明 技 術 蛍光灯の自動調光 手動による調光設定 自動調光機能２.改善検討すべき課題
１）新規ハイテク技術(ヒートポンプ方式、瞬間加熱)の研究と開発
２）新しい省エネのための構造及び制御の研究と開発
３）新しい照明技術（LED）の研究と開発
２次にわたる消費電力量低減計画及び先の特定機器指定により、主な省エネ技術は省
エネが一番進んでいるモデル機へはすでに織り込まれているが、今後とも更なる効果を
求め、数多くの省エネ技術アイテムを多くのモデルに投入することが求められていると
ころである。
自動販売機の省エネルギー取り組み経緯
省エネルギーへの取り組み 1992 年、自動販売機工業会は省エネルギー問題の重要性に鑑み、普及率の最も高い缶・ボト ル自動販売機を対象機種として、その消費電力量の低減計画を自主的に定め、取り組みを行っ てきた。更に 1996 年からは第 2 次として、機種を拡大して同様に自主計画を定め、取り組み を行っている。なお、2001 年 10 月以降に新規発売する缶・ボトル自動販売機、紙容器自動販 売機及びたばこ自動販売機の蛍光灯はインバータ化を実施している。 第 1 次低減計画 ・1991 年を基準年度として、1996 年までの５年間に缶・ボトル自動販売機の消費電力量を 20％ 低減させることを目標とした。 ・缶・ボトル自動販売機を以下の3 区分とし代表型式を定めた。 区 分 代表型式 範 囲 大型機 30 コラム機 26 コラム以上 中型機 20 コラム機 17～25 コラム機 小型機 15 コラム機 16 コラム以下 ・取り組みの結果は、以下のとおり。 単位：kＷh/台/年 区 分 91 年(基準年) 96 年(目標年) 低減率 平均低減率 大型機 4,035 2,926 27.5% 中型機 3,412 2,542 25.5% 小型機 2,537 2,029 20.0% 20.4％ 第２次低減計画 ・1996 年を基準年度として、缶・ボトル自動販売機とともに、カップ自動販売機、紙容器自動 販売機、ビール自動販売機の消費電力量を、2001 年までの５年間に 15％低減させることを目 標とした。 ・代表型式と基準年の消費電力量は以下のとおり。 なお、缶・ボトル自動販売機以外は統一した測定方法が無いため、各社の社内基準による測 定値をそのまま用いた。 単位：kＷh/台/年 区 分 代表型式 96 年(基準年) 01 年（目標年） 低減率 平均低減率 缶・ボトル大型 30 コラム機 2,926 2,309 21.1％ 缶・ボトル中型 20 コラム機 2,542 2,124 16.4％ 缶・ボトル小型 15 コラム機 2,027 1,630 19.6％ 紙容器 16 コラム機 2,910 2,635 9.4％ カップフロア 中型機 横幅1000mm 程度 4,510 3,561 21.0％ カップ卓上 卓上タイプ 1,900 2,596 136.6％ ビール 6 コラム機 又は8 コラム機 1,495 877 41.4％ 16.2％ ・飲料自販機全体の平均低減率は 16.2％低減となり、目標値15％をクリアーした。飲料メーカーの資産機(持ちもの)の流れ リース事業者の資産機(持ちもの）の流れ
③売却
ロケーション・
オーナー
④リース
飲料メーカー
リース事業者
③売却
⑤貸与又は管理・運営
④貸与
オペレータ
⑤管理・運営
自動販売機
製造事業者
①-2 ﾃﾞｻﾞｲﾝ･仕様具体化 ①-1 開発提案(ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾃｰｼｮﾝ) ①-3 現物ﾓﾃﾞﾙ確認 ② 採用(仕様･価格決定)自動販売機の業界構成と流通経路
・オ ペ レ ー タ ：飲料メーカーからの委託を受けて、自動販売機の管理・運営 （オペレーション）を行う事業者のこと。中身商品の配送・ 補充、売上金の回収、釣銭の補充、空容器の回収・処理、機 器の清掃などを業としている。 ・ロケーションオーナー：自動販売機を設置する場所の所有者もしくは管理者のことを 言う。 注)･自動販売機製造事業者とオペレーターの間で①提案②採用の行為がある場合もある。1.飲料自動販売機
たばこメーカーの資産機(持ちもの)の流れ リース事業者の資産機(持ちもの）の流れ
