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胃がんとは がんとは 悪性の腫瘍 ( しゅよう ) です 胃がんは 胃の内側の粘膜部分に発生するがんです 日本における2004 年の男女を合わせた胃がんの患者数をみてみると 109,772 人ともっとももっとも患者患者数が多いが んであることが分かります 国立がん研究センターがん対策情報センター最新

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((((2011201120112011年年年年3333月月月月30303030日 第日 第日 第日 第1111版公開)版公開)版公開)版公開) 「やさしい解説」では、病気について、一般の方向けにやさし く解説しています。どんな病気なのか、どんな人がかかりや すいのか、病気に関係する臓器のしくみやはたらき、症状や 検査の方法、治療の種類、日常生活上の留意点などをわか りやすい言葉と図を用いて解説しています。 この「やさしい解説」は、Mindsが作成しており、専門医による 監修を受けています。 実際の診療にあたっては、主治医をはじめとする医療者に 相談されることをお勧めします。  

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胃 胃 胃胃がんとはがんとはがんとはがんとは???? がんとは、悪性の腫瘍(しゅよう)です。 胃がんは、胃の内側の粘膜部分に発生するがんです。 日本における2004年の男女を合わせた胃がんの患者数をみてみると、109,772人ともっとももっとももっとももっとも患者患者患者患者数数数数がががが多多多多いがいがいがいが んんんんであることが分かります※。 ※「国立がん研究センター がん対策情報センター 最新がん統計」 図 図図図・・・・胃胃胃胃がんのがんのがんのがんの罹患者罹患者罹患者罹患者数数数数((((部位別部位別部位別部位別) ) ) ) 2004200420042004年年年年 注:上記表中の「その他」には、口腔・咽頭、喉頭、卵巣、膀胱、脳・中枢神経系、甲状腺、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、白 血病などが含まれる 出典:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2004年)(国立がん研究センターがん対策情報センター)より 作成  

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5 5 胃 胃 胃胃のののの構造構造構造構造とはたらきとはたらきとはたらきとはたらき 胃は、食道食道食道食道とととと十二指腸十二指腸十二指腸十二指腸のあいだのあいだのあいだのあいだにあり、「「「「JJJJ」」」」の形に似た袋状の臓器です。 図図図図・・・・胃胃胃胃のののの構造構造構造構造 胃の壁は、内側から ・粘膜粘膜粘膜粘膜[粘膜層→粘膜下層] ・筋層筋層筋層筋層 ・漿漿漿漿((((しょうしょうしょうしょう))))膜膜膜膜[漿膜下層→漿膜] という順に、いくつかの層が重なってできています。 胃の粘膜からは、消化のはたらきをする胃液が分泌されています。 口の中でかみくだかれて入ってきた食べ物は、しばらく胃の中にとどまり、この胃液と混ざり合って粥状となり、十 二指腸へと送られます。  

<胃

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<胃のおもなはたらき

のおもなはたらき

のおもなはたらき

のおもなはたらき>

  ● ●●● 食道食道食道食道からきたからきたからきたからきた食食べ食食べべべ物物物物をためるをためるをためるをためる ● ●●● 食食食食べべべべ物物物物をををを胃液胃液胃液胃液とととと混混混混ぜぜぜぜ合合合合わせてわせてわせてわせて細細細細かくするかくするかくするかくする [[[[消化消化消化消化・・・・吸吸吸吸収収収収のためののためののためののための下下下下ごしらえをするごしらえをするごしらえをするごしらえをする]]]] ● ●● たんぱく● たんぱくたんぱくたんぱく質質質質やややや脂肪脂肪脂肪脂肪などなど、一部などなど、一部、一部、一部をををを消化消化消化消化するするするする ● ●●● 食食食食べべべべ物物物物をををを少量少量少量少量ずつずつずつずつ腸腸腸腸へへへへ送送送り送りりり出出出出すすすす    

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5 5 どんな どんな どんなどんな人人人人がかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいのがかかりやすいの???? 胃がんの原因は、まだ不明なことが多くありますが、危険因子として次のようなものが関係していると考えら れています。  

<胃

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<胃がんのおもな

がんのおもな

がんのおもな

がんのおもな危

危険

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因子>

因子>

因子>

  ● ● ● ● 多量多量多量多量のののの塩塩塩塩分分分分 ● ● ● ● 喫煙喫煙喫煙喫煙 ● ● ● ● ヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリ菌菌菌菌****のののの感染感染感染感染 ● ● ● ● 多量多量多量多量のののの飲飲飲飲酒酒酒酒      ****ヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリ菌菌菌菌とはとはとはとは???? この この このこの細菌細菌細菌細菌のののの感染感染感染感染ががが胃が胃胃胃がんのがんのがんのがんの原因原因原因原因になるとになるとになるとになると 考 考 考考えられておりえられておりえられておりえられており、、、、40404040歳歳歳歳以上以上の以上以上ののの日本人日本人日本人日本人のののの約約約約 70 70 7070%%%%がががが感染感染感染感染しているといわれていますしているといわれていますしているといわれていますしているといわれています。。。。 感染 感染 感染感染しているとしているとしているとしていると必必必必ずず胃ずず胃胃胃がんになるわけでがんになるわけでがんになるわけでがんになるわけで はなく はなく はなくはなく、胃、胃、胃、胃がんのできるがんのできるがんのできるがんのできる可能性可能性可能性が可能性ががが高高高高くなりくなりくなりくなり ます ます ますます。。。。  

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5 5 どんな どんな どんなどんな症症症症状状状状がでるのがでるのがでるのがでるの???? 胃がんの症状には個人差があります。 初期には症状がない人も半数近くおり、胃胃胃胃がんがんがんがん検検検検診診診診などの検査で偶然見つかるケースもあるようです。 しかし、胃がんが進行するにしたがって、下記のような症状が現れてくることがあります。  

<胃

<胃

<胃

<胃がんのおもな

がんのおもな

がんのおもな

がんのおもな症

症状

状>

  ● ● ● ● みぞおちのみぞおちのみぞおちのみぞおちの痛痛痛痛みみみみ ● ● ● ● おおおお腹腹腹腹のの張のの張張張り・り・り・り・不快感不快感不快感不快感 ● ● ● ● げっぷ・げっぷ・げっぷ・げっぷ・胸胸胸胸やけやけやけやけ ● ● ● ● 吐吐吐吐きききき気気気気 ● ● ● ● 食欲不振食欲不振食欲不振食欲不振・・・・体重減少体重減少体重減少体重減少 ● ● ● ● 黒黒黒黒色便、色便、色便、色便、タールタールタールタール便便便便[[[[胃胃胃胃のののの中中中中にににに出血出血した出血出血したしたした血液血液血液血液がががが消化消化消化消化されるとされると便されるとされると便便便のののの色色色色がががが 黒黒黒黒くなりますくなりますくなりますくなります。出血。出血。出血。出血がががが大量大量大量大量のの場合のの場合場合場合にはにはにはには、、コールタールのような、、コールタールのようなコールタールのようなコールタールのような黒黒黒黒いいいい 便便便便がががが出出出出ますますますます]]]] ● ● ● ● 吐血吐血吐血吐血[[[[吐吐吐吐いたものにいたものにいたものにいたものに血液血液が血液血液ががが混混混混ざっているざっているざっているざっている]]]] ● ● ● ● 貧血貧血貧血貧血によるめまい・ふらつきによるめまい・ふらつきによるめまい・ふらつきによるめまい・ふらつき   胃がんの症状の多くは、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)などにもみられます。 気になる症状があるときは、放っておかず、早めに医師の診察を受けることが大切です。  

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どんな どんな どんなどんな検検検検査査査査をするのをするのをするのをするの????

◆診察

診察

診察

診察

診察時には、医師による問診・視診・触診などが行われます。 胃がんでは、症状の確認のほか、危険因子であるお酒や喫煙といった生活習慣についても確認されます。

◆検

検査

胃がんの診断や治療法を決めるために、以下のような検査が行われます。 表 表 表 表・・・・胃胃胃胃がんのおもながんのおもながんのおもながんのおもな検検検検査査査査 検 検検査検査査査のののの種類種類種類種類 内内内内 容容容容 バリウムという造影 ぞうえい 剤を飲み、胸部をエックス線で撮影して胃の状態を調 べる 柔らかいガラス繊維でできた内視鏡を、口や鼻から胃の中に入れて、胃 がんの部位や広がり、がんの深さなどを調べる。病気の一部を採取し て、胃がんかどうか精密検査も行うことができる 血液検査によって、胃がんを発生しやすい胃粘膜の萎縮 いしゅく の度合いを調 べる 胃がんの要因となる、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているかどうかを 調べる エックス線で撮影した映像をコンピュータが計算して、人体を輪切りにし て画像化し、胃がんのある場所や、胃がんが肝臓やリンパ節に転移して いないか調べる 磁場と電波を用いて、体内の状態をさまざまな方向から鮮明に画像化 し、胃がんのある場所や状態を調べる 耳では聞きとれない音波をからだにあて、胃や、周りの臓器の状態を調 べる 先端に超音波装置がついている内視鏡を口から胃に挿入し、主に胃が んの深さやリンパ節の状態を調べる 肛門からバリウムと呼ばれる造影剤と空気を注入し、エックス線で撮影し て、大腸の形や胃がんが転移していないかどうかを調べる からだにほとんど害のない放射性の検査薬を血管に注射して、ガンマカ メラという機器で撮影し、骨への胃がんの転移を調べる 血液検査によって、がんが発生すると血液中に増える特有の物質の量 を調べる この物質は腫瘍マーカーと呼ばれ、がんの存在や状態を知る目安のひと つとなる 胃がんでは、CEA、CA-19-9、AFPなどが測定される。

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5 5 胃 胃 胃胃がんがんがんがん検検検検診診診診をををを受受受受けたいときにはけたいときにはけたいときにはけたいときには???? 胃がん検診は、対象者や目的などの違いから対対対対策型策型策型策型検検検検診診診診と任意型任意型任意型任意型検検検検診診診診に分けられています。 どちらも、初期には自覚症状がないことの多い胃がんを早めに見つけて治療するためのもので、 対象は無症状の人に限られています。 すでに症状がある人や診療の対象となる人は、病院や医院を受診し保険診療として検査を受け てください。 表 表 表 表・・・・胃胃胃胃がんがんがんがん検検検検診診診診のタイプのタイプのタイプのタイプ      対対対対策型策型策型策型 任意型任意型任意型任意型 対対対対象象象象 地域住民・企業の労働者などの団体 受診を希望する個人 目的目的目的目的 対象とする集団の、がんによる死亡の割合 や、新たにがんにかかる割合を下げる 個人の、がんによる死亡の割合や、 新たにがんにかかる割合を下げる 費用費用費用費用 公的資金を使うため無料または少額の自 己負担額 全額自己負担または健康保険組合な どの補助を受けられる  

<胃

<胃

<胃

<胃がん

がん

がん

がん検

検診

診について

について

について

について>

  ● ● ● ● おもなおもなおもなおもな検検検検査査査査      問診問診問診問診      胃胃胃胃エックスエックスエックスエックス線線線線検検検検査査査査      胃胃胃胃内内内内視鏡視鏡視鏡視鏡検検検検査査査査      ペプシノゲンペプシノゲンペプシノゲンペプシノゲン法法法法      ヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリヘリコバクター・ピロリ抗体抗体抗体抗体 などなどなどなど ● ● ●● 検検検検診診診診をを受をを受受受けられるけられるけられるけられる場所場所場所場所      医医医医療機療機療機療機関関関関、保健所、、保健所、検、保健所、、保健所、検検検診診診診センターなどセンターなどセンターなどセンターなど           ● ● ●● 検検検検診診診診をををを受受受受けるける対けるける対対対象年象年象年象年齢齢と齢齢ととと間隔間隔間隔間隔      40404040歳歳歳歳以上以上以上以上でで1111年でで 年年年にににに1111回回回回   検診を受ける場所や料金などは、検診のタイプや検査を実施する自治体・市区町村などによって 異なります。 検査を受ける自治体や医療機関などに、事前に確認をしておくとよいでしょう。  

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5 5 胃 胃 胃胃がんはどのようにがんはどのようにがんはどのようにがんはどのように進行進行進行進行するのするのするのするの???? 胃がんは胃の粘膜から発生し、進行すると胃の内側から外側へ、さらに胃以外の臓器にまで広がったり、転移 することがあります。 特に胃がんは、がんが漿(しょう)膜を突き破ると、腹膜播種性腹膜播種性腹膜播種性腹膜播種性((((ふくまくはしゅせいふくまくはしゅせいふくまくはしゅせいふくまくはしゅせい))))転転転転移移移移といって、お腹の臓器 を覆っている腹膜腹膜腹膜腹膜にばらまかれるように広がることが多いのです。またそのほか、血管血管血管血管を通って肺肺肺肺や肝肝肝肝臓臓臓臓に転 移することもあります。 このような進行の度合いは進行度(進行度(進行度(進行度(ステージステージステージステージ))))としてとしてとしてとして表されています。 ステージを知ることで、どのようなどのようなどのようなどのような治療治療治療治療をすればいいかをすればいいかをすればいいかをすればいいかがわかりますし、治療によってどのどのどのどの程度治程度治程度治程度治せるかせるかせるかせるかなど を予測することもできます。 表表表表 胃胃胃胃がんのステージがんのステージがんのステージがんのステージ 出典:日本胃癌出典:日本胃癌出典:日本胃癌出典:日本胃癌学会学会学会学会編.胃癌取扱編.胃癌取扱編.胃癌取扱編.胃癌取扱いいいい規約規約規約規約 2 0 1 02 0 1 0年2 0 1 02 0 1 0年年年3333月【第月【第月【第月【第1 41 4版】.金原出版1 41 4版】.金原出版版】.金原出版版】.金原出版 よりよりよりより作成作成作成作成      N0 N0 N0 N0((((リンパリンパリンパリンパ 節 節 節 節転転転転移移移移がながながながな い い い い)))) N1 N1 N1 N1((((リンパリンパリンパリンパ 節 節 節 節転転転転移移移移ががが が1111----2222個)個)個)個) N2 N2 N2 N2((((リンパリンパリンパリンパ 節 節 節 節転転転転移移移移ががが が3333----6666個)個)個)個) N3 N3 N3 N3((((リンパリンパリンパリンパ節節節節 転 転 転 転移移移移がががが7777個以個以個以個以 上) 上) 上) 上) 肝肝肝肝臓臓臓臓、肺、遠、肺、遠、肺、遠、肺、遠くくくく のリンパのリンパのリンパのリンパ節節節節などなどなどなど にににに転転転転移移移移 T1a ( T1a ( T1a ( T1a (がんのがんのがんのがんの深深深深 さが さが さが さが粘膜粘膜粘膜粘膜までまでまでまでM)M)M)M) IAIAIAIA IB IB IB

IB IIAIIAIIAIIA IIBIIBIIBIIB IVIVIVIV

T1b ( T1b ( T1b ( T1b (がんのがんのがんのがんの深深深深 さが さが さが さが粘膜下層粘膜下層粘膜下層粘膜下層まままま で で で でSM)SM)SM)SM) IA IA IA IA T2 ( T2 ( T2 ( T2 (がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が

が筋層筋層筋層まで筋層までまでまでMP)MP)MP)MP) IBIBIBIB IIAIIAIIAIIA IIBIIBIIBIIB IIIAIIIAIIIAIIIA T3 ( T3 ( T3 ( T3 (がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が が漿膜下層漿膜下層漿膜下層漿膜下層までまでまでまで SS) SS) SS) SS) IIA IIA IIA

IIA IIBIIBIIBIIB IIIAIIIAIIIAIIIA IIIBIIIBIIIBIIIB

T4a ( T4a ( T4a ( T4a (がんががんががんががんが漿漿漿漿 膜 膜 膜 膜をををを破破破破りりりり露出露出露出露出 SE) SE) SE) SE) IIB IIB IIB

IIB IIIAIIIAIIIAIIIA IIIBIIIBIIIBIIIB IIICIIICIIICIIIC

T4b ( T4b ( T4b ( T4b (がんががんががんががんが胃胃胃胃 周 周 周 周囲囲囲囲のののの臓臓臓臓器器器器にににに浸浸浸浸 潤 潤 潤 潤SI)SI)SI)SI)

IIIB IIIB IIIB

IIIB IIIBIIIBIIIBIIIB IIICIIICIIICIIIC IIICIIICIIICIIIC

肝 肝 肝 肝臓臓臓臓、肺、遠、肺、遠、肺、遠、肺、遠くくくく のリンパ のリンパ のリンパ のリンパ節節節節などなどなどなど に に に に転転転転移移移移 IV IVIVIV  

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がんの がんの がんのがんの転転転転移移移移・・・・浸潤浸潤とは浸潤浸潤とはとはとは???? がん細胞が、発生した場所で増え続けていくとともに、周りの器官に直接広がっていくことを浸潤浸潤浸潤浸潤((((しんじゅんしんじゅんしんじゅんしんじゅん))))といい ます。 がん細胞が周囲にある血管血管血管血管やリンパリンパリンパリンパ管管管管に入り込み、血液やリンパ管の流れによってたどり着いた場所で広がること を転転転転移移移移といいます。 転移に関する用語は、転移の仕方によって、次のようなものがよく使われます。 表表表表・・・・転転転転移移移移のののの種類種類種類種類 がん細胞が、周囲にあるリンパリンパリンパリンパ管管管管に入り込み、近くのリンパ節に転移し、さらにリンパ 液に乗って運ばれ、遠くのリンパ節にまで広がっていく がん細胞が、近くの毛細血管毛細血管毛細血管毛細血管や静静静静脈脈脈脈に入り込み、血液の流れに乗って運ばれ、肝肝肝肝臓臓臓臓 など など など など離離離離れたれたれたれた臓臓臓臓器器器器に広がっていく がん細胞が、胃のもっとも外側の膜である漿膜を越えて浸潤浸潤浸潤浸潤し、腹腔腹腔腹腔腹腔内内内内などにあたか も種をまいたように散らばって広がっていく 図図図図・・・・浸潤浸潤浸潤浸潤・・・・転転転転移移移移のしくみのしくみのしくみのしくみ

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5 5 どんな どんな どんなどんな治療治療治療治療をするのをするのをするのをするの???? 胃がんの治療は、ステージをもとに患者さんの年齢や体力などの状態によって決められます。

◆内

内視鏡治療

視鏡治療

視鏡治療

視鏡治療

先端にカメラや医療器具がついた、細長い管状の内内内内視鏡視鏡視鏡視鏡という医療 機器を口から挿入して、 カメラがテレビモニターに映し出した胃の内 側の映像を見ながら、胃がんを治療する方法です。 手術に比較すると負担が少なく、後遺症もほとんどないので最近広く 普及してきた治療法です。 ただし、リンパ節転移の可能性の低いものに限定して行われます。 表表表表・・・・代表的代表的代表的代表的なななな内内内内視鏡治療視鏡治療視鏡治療視鏡治療 胃がんの下の粘膜下層という部分に、医療 用食塩水などを注射して胃がん部位を盛り あげ、そこに細い針金を巻きつけ、電流を流 して胃がんを焼き切る治療 比較的小さい胃がんに対して行われます 胃がんの周囲より少し広い範囲の下の粘膜 下層という部位に、医療用食塩水などを注 射してその部位を盛りあげ、針状の電気メス で粘膜をはぎとる治療 胃がんが大きい場合に行われます

◆手術療法

手術療法

手術療法

手術療法

手術で取り除く胃の範囲や、胃以外の臓器を取り除いたかどうかによって、次の3種類に分けら れます。 表表表表・・・・手術手術手術手術のののの種類種類種類種類 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術 [[[[標準的標準的標準的標準的なななな手術手術手術手術]]]] 胃の3分の2以上と、胃に流れ込む血管に沿っている 第2群と呼ばれる リンパ節まで取り除く手術 縮小手術 縮小手術 縮小手術 縮小手術 おもに早期がんに対して行われる、標準的な手術の 範囲より、取り除く範囲が狭い手術 拡 拡 拡 拡大手術大手術大手術大手術 がんが進行しているため、胃だけでなく、胃以外の 臓器も取り除く手術 一般的に、手術で取り除いた範囲が大きいと、その分患者さんへの負担も大きく、痛痛痛痛みみみみ、傷口、傷口、傷口、傷口 からのからのからのからの出血出血出血出血やややや感染感染感染感染などの合併症が引き起こされる可能性も高くなると考えられます。

◆薬

薬物療法

物療法

物療法

物療法[[[[抗

抗がん

がん

がん

がん剤

剤を

を用

用いた

いた

いた

いた治療

治療

治療

治療]]]]

抗 抗 抗 抗がんがんがんがん剤剤剤剤といわれている薬を点滴したり経口的に 服用したりして、がん細胞を破壊する治療

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方法で、下記のようなときに行われます。       ●●●● 手術手術手術手術ができないほどができないほどができないほどができないほど、胃、胃、胃、胃がんががんががんががんが広広広広がっているがっているがっているがっている ●●●● 手術後手術後手術後手術後にににに再再再再びびびび胃胃がんが胃胃がんががんががんが発発発発生生しないよう生生しないようしないようしないよう予防予防予防予防するするするする ●●●● 胃胃胃胃がんをがんをがんをがんを小小小小さくしさくしさくしさくし、手術、手術で、手術、手術ででで取取取取りりりり除除除除きやすくするきやすくするきやすくするきやすくする   この治療では、正常な細胞に影響をあたえることもあり、次のような副作用がみられることがあ ります。 そのため、治療するときには吐き気止めの薬を服用したり、手洗い・うがいをして感染を予防す るなどの対策がとられています。 なお副作用は抗がん剤の種類によって違いますので、担当医や薬剤師によく説明してもらいま しょう。  

<抗

<抗

<抗

<抗がん

がん

がん

がん剤

剤の

の一般的

一般的

一般的

一般的な

な副作用>

副作用>

副作用>

副作用>

  ● ● ● ● 食欲食欲食欲食欲のののの低下低下低下低下 ●●●● 吐吐吐吐きききき気気気気・・・・吐吐吐吐くくくく ● ● ● ● 下痢下痢下痢下痢 ●●●● 口口口口内内内内炎炎炎炎 ● ● ● ● からだがだるいからだがだるいからだがだるいからだがだるい ●●●● 脱脱脱脱毛毛毛毛 ● ● ● ● 免疫力免疫力免疫力免疫力がががが低下低下低下低下しししし、感染、感染を、感染、感染ををを引引引引きききき起起起起こしやすいこしやすいこしやすいこしやすい  

◆放射線療法

放射線療法

放射線療法

放射線療法

からだの外から、がんに強いエネルギーのエックスエックスエックスエックス線線線線をあて、がんがんがんがん細胞細胞細胞細胞をををを破破破破壊壊壊壊するするするする治療方法 です。 手術ほどの効果はないといわれていますが、次のような場合に行われることがあります。 ●胃がんが骨などに転移して痛みが出たときに、痛みをとる目的で行う ●胃がんが再発して腸などが狭くなったときに、狭い部分を広げる目的で行う この治療では、放射線の影響により、皮膚が炎症を起こすことがあり ます。 そのような場合には、放射線をあてた部位の皮膚を冷やしたり、ガー ゼでおおうなどして、外部の刺激から保護します。 ほかにも、次のような副作用があり、うがいや手洗いをする、からだを ゆっくり休めるなどの対策が必要となります。

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<放射線療法

<放射線療法

<放射線療法

<放射線療法の

の一般的

一般的

一般的

一般的な

な副作用>

副作用>

副作用>

副作用>

  ● ● ●● 食欲食欲食欲食欲のののの低下低下低下低下 ● ● ●● からだがだるいからだがだるいからだがだるいからだがだるい、吐、吐、吐、吐きききき気気気気 ● ● ●● 免疫力免疫力免疫力免疫力がががが低下低下低下低下しししし、感染、感染を、感染、感染ををを引引引引きき起きき起起起こしやすいこしやすいこしやすいこしやすい ● ● ●● 放射線放射線放射線放射線をあてたをあてたをあてたをあてた部位部位部位部位のののの皮膚皮膚が皮膚皮膚ががが炎症炎症炎症炎症をををを起起起起こすこすこすこす  

◆対

対症療法

症療法

症療法

症療法・・・・緩和

緩和

緩和

緩和ケア

ケア

ケア

ケア

がんを切り取る手術が難しいとき、またほかの臓器や全身にがんが広がっているときには、か らだに負担のかかる手術や抗がん剤による治療ではなく、患者さんのさまざまな症状を取ること で生活生活生活生活のののの質質を質質ををを重視重視重視重視した治療を行います。 症状のなかでも激しい痛みは患者さんの生活の質を大きく低下させるため、痛痛痛痛みをコントローみをコントローみをコントローみをコントロー ルルルルすることはとても大切です。 痛み止めとして、鎮痛剤や医療用麻薬が使われます。 痛み止めとして、鎮痛剤や医療用麻薬が使われます。 これらは、適切に用いれば薬薬薬薬物依存物依存物依存物依存になることはありません。 むしろ痛みがなくなることで、よく眠れる、食事ができるなど生活生活生活生活のののの質質を質質ををを高高高高めるめるめるめる効果があること が分かっています。  

<患者

<患者

<患者

<患者さんの

さんの

さんの

さんの生活

生活

生活

生活を

を重視

重視

重視

重視した

した

した

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治療>

治療>

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  ● ● ● ● 身体的、精神的身体的、精神的身体的、精神的身体的、精神的なななな負負負負担担担担をを取をを取取取りりりり除除除除くためにくためにくためにくために、、鎮、、鎮鎮鎮痛痛痛痛剤剤剤剤やややや医医療用麻医医療用麻療用麻療用麻薬薬薬薬をををを使使使使うううう ● ● ● ● 神神神神経経経経のの通のの通通通りりりり道道に道道ににに注射注射注射注射をしてをしてをしてをして、痛、痛、痛、痛みをやわらげるみをやわらげるみをやわらげるみをやわらげる  

◆セカンドオピニオン

セカンドオピニオン

セカンドオピニオン

セカンドオピニオン

主治主治主治主治医医医医とはとは別とはとは別別別のののの医医師医医師師師にににに自分自分の自分自分ののの病病病病状状について状状についてについてについて説説説説明明・・・・確認明明 確認確認確認しししし、治療方針、治療方針について、治療方針、治療方針についてについてについて意見意見意見意見をををを求求求求めめめめ るるるることを「セカンド・オピニオンセカンド・オピニオンセカンド・オピニオンセカンド・オピニオンを求める」といいます。  

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    自分 自分 自分自分がががが受受受受けたけたけたけた診診診診断内断内断内容断内容容容やややや治療方法治療方法治療方法治療方法にににに疑問疑問疑問疑問 や や やや不安不安不安不安をををを感感感感じるじるじるじる場合、十分納得場合、十分納得場合、十分納得場合、十分納得したうえでしたうえでしたうえでしたうえで、、、、 自分 自分 自分自分のライフスタイルにのライフスタイルにのライフスタイルにのライフスタイルに合合合合ったった治療方法ったった治療方法治療方法治療方法をををを選選選選 択 択 択択するためにするためにするためにするために、主治、主治、主治、主治医医医医以外以外以外以外のののの医医医医師師師師からからからから意見意見意見意見 を を をを聞聞聞聞くことがくことがくことがくことが、役立、役立、役立、役立つつつつ場合場合場合場合もあるでしょうもあるでしょうもあるでしょうもあるでしょう。。。。   表表表表 胃胃胃胃がんのステージとがんのステージとがんのステージとがんのステージと標準的治療法標準的治療法標準的治療法標準的治療法 出典:日本胃癌出典:日本胃癌出典:日本胃癌出典:日本胃癌学会学会学会学会編、胃癌治療編、胃癌治療ガイドライン編、胃癌治療編、胃癌治療ガイドラインガイドラインガイドライン 第第第第3333版版版版      N0 N0 N0 N0 ((((リンパリンパリンパリンパ節節節節転転転転移移移移 がない がない がない がない)))) N1 N1 N1 N1 ((((リンパリンパリンパリンパ節節節節転転転転移移移移 が が が が1111----2222個)個)個)個) N2 N2N2N2 ((((リンパリンパリンパリンパ節節節節転転転転移移移移 が ががが3333----6666個)個)個)個) N3 N3 N3 N3 ((((リンパリンパリンパリンパ節節節節転転転転移移移移 が が が が7777個以上)個以上)個以上)個以上) 肝 肝 肝 肝臓臓臓臓、肺、遠、肺、遠、肺、遠、肺、遠 くのリンパ くのリンパ くのリンパ くのリンパ節節節節 などに などに などに などに転転転転移移移移 T1a T1a T1a T1a ((((がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が が粘膜粘膜粘膜粘膜までまでまでまで M) M) M) M) IA IA IA IA 分化型、 分化型、 分化型、 分化型、 2cm 2cm 2cm 2cm以下、以下、以下、以下、 潰瘍 潰瘍 潰瘍 潰瘍なしはなしはなしはなしは 内 内 内 内視鏡治療視鏡治療視鏡治療視鏡治療 ((((ESD,EMRESD,EMRESD,EMRESD,EMR)))) 上記以外 上記以外 上記以外 上記以外はははは 縮小手術 縮小手術 縮小手術 縮小手術 IB IB IB IB 2.0cm 2.0cm 2.0cm 2.0cm以下以下以下以下はははは 縮小手術 縮小手術 縮小手術 縮小手術 2.1cm 2.1cm 2.1cm 2.1cm以上以上以上以上はははは 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術 IIA IIAIIAIIA

定型手術 定型手術定型手術定型手術 IIB IIB IIB IIB 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術 IV IV IV IV T1b T1b T1b T1b ((((がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が が粘膜下層粘膜下層粘膜下層粘膜下層 まで まで まで までSM)SM)SM)SM) IA IA IA IA 縮小手術 縮小手術 縮小手術 縮小手術 T2 T2 T2 T2 ((((がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が が筋層筋層筋層筋層までまでまでまで MP) MP) MP) MP) IB IB IB IB 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術 IIA IIA IIA IIA 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIB IIBIIBIIB

定型手術 定型手術定型手術定型手術++++ 補助化 補助化補助化補助化学学学学療法療法療法療法 IIIA IIIA IIIA IIIA 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 T3 T3 T3 T3 ((((がんのがんのがんのがんの深深深深ささささ が が が が漿膜下層漿膜下層漿膜下層漿膜下層 まで まで まで までSS)SS)SS)SS) IIA IIA IIA IIA 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術 IIB IIB IIB IIB 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIIA IIIAIIIAIIIA

定型手術 定型手術定型手術定型手術++++ 補助化 補助化補助化補助化学学学学療法療法療法療法 IIIB IIIB IIIB IIIB 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 T4a T4a T4a T4a ((((がんががんががんががんが漿膜漿膜漿膜漿膜 を を を を破破破破りりりり露出露出露出露出 SE) SE) SE) SE) IIB IIB IIB IIB 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIIA IIIA IIIA IIIA 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIIB IIIBIIIBIIIB

定型手術 定型手術定型手術定型手術++++ 補助化 補助化補助化補助化学学学学療法療法療法療法 IIIC IIIC IIIC IIIC 定型手術 定型手術 定型手術 定型手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 T4b T4b T4b T4b ((((がんががんががんががんが胃周胃周胃周胃周 囲 囲 囲 囲のののの臓臓臓臓器器器器にににに 浸潤 浸潤 浸潤 浸潤SI)SI)SI)SI)

IIIB IIIB IIIB IIIB 拡 拡 拡 拡大手術大手術大手術大手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIIB IIIB IIIB IIIB 拡 拡 拡 拡大手術大手術大手術大手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 IIIC IIICIIICIIIC

拡 拡拡拡大手術大手術大手術大手術++++ 補助化 補助化補助化補助化学学学学療法療法療法療法 IIIC IIIC IIIC IIIC 拡 拡 拡 拡大手術大手術大手術大手術++++ 補助化 補助化 補助化 補助化学学学学療法療法療法療法 肝 肝 肝 肝臓臓臓臓、肺、遠、肺、遠、肺、遠、肺、遠 くのリンパ くのリンパ くのリンパ くのリンパ節節節節 などに などに などに などに転転転転移移移移 IV      IV      IV      IV     化化化化学学学学療法、緩和(姑息)手術、放射線治療、緩和療法、緩和(姑息)手術、放射線治療、緩和療法、緩和(姑息)手術、放射線治療、緩和療法、緩和(姑息)手術、放射線治療、緩和医医医医療療療療  

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胃 胃 胃胃がんのがんのがんのがんの診診診診断断断断からからから治療から治療治療治療までのまでのまでのまでの流流流流れれれれ 出典:日本胃癌学会編.胃癌治療ガイドライン 2010年10月【第3版】.金原出版 より作成 ※※※ステージの※ステージのステージのステージの詳細詳細詳細詳細についてはについてはについてはについては、「胃、「胃がんはどのように、「胃、「胃がんはどのようにがんはどのようにがんはどのように進行進行進行進行するのするのするのするの?」?」の?」?」ののの「表「表「表「表・・・・胃胃胃胃がんのステージがんのステージ」」」」をがんのステージがんのステージ ををを参参参参照照照照くださくださくださくださ いいいい。。。。  

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5 5 日常生活 日常生活 日常生活日常生活ではどんなことにではどんなことにではどんなことにではどんなことに気気気気をつければいいのをつければいいのをつければいいのをつければいいの???? 胃は飲み込んだ飲食物をとどめて消化し、十二指腸へ送り込んでいます。 そのため、手術で取り除かれて胃が小さくなると、そのはたらきが弱まり、通常より早く飲食物が十二指腸や その先の小腸へ送り込まれてしまいます。 すると、吐き気、お腹の痛み、胸がどきどきするなどの症状が現れ、これをダンピングダンピングダンピングダンピング症候群症候群症候群症候群といいます。 ダンピング症候群には、これらの症状が食後30分頃までに現れる早期のものと、食後2~3時間で頭痛、め まい、脱力感などが現れる晩期のものがあります。  

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ダンピング

ダンピング

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  早期 早期 早期 早期ダンピングダンピングダンピングダンピング症候群症候群症候群症候群のののの場合場合場合場合 ● ● ●● 1111回回回回のののの食事量食事量は食事量食事量はは少は少少少なめにしなめにしなめにしなめにし、食事、食事の、食事、食事ののの回回回回数数を数数ををを増増増増やすやすやすやす ● ● ●● 食事食事食事食事はははは30303030分以上分以上分以上分以上かけかけかけかけ、、、、よくかんでゆっくりとよくかんでゆっくりとよくかんでゆっくりとよくかんでゆっくりと食食食食べるべるべるべる ● ● ●● 食後食後食後食後30303030分分分分はははは横横横横になりになりになりになり休憩休憩休憩休憩するするするする ● ● ●● 熱熱熱熱すぎるすぎるすぎるすぎる、冷、冷たすぎる、冷、冷たすぎるたすぎるたすぎる、辛、辛、辛、辛すぎるなどすぎるなどすぎるなどすぎるなど、刺激、刺激の、刺激、刺激ののの強強強強いいいい食物食物を食物食物ををを避避避避けるけるけるける 晩 晩 晩 晩期期期期ダンピングダンピングダンピングダンピング症候群症候群症候群症候群のののの場合場合場合場合 ● ● ●● 食後食後食後食後2222時間頃時間頃時間頃時間頃にににに甘甘甘甘いおいお菓いおいお菓菓菓子子子子をを食をを食食食べるべるべるべる   このような注意点は、胃や体調が回復するにつれて少なくなっていきます。 あわてずに、徐々に普段の生活に戻していきましょう。  

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引用文献 ※ 国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報サービス ホームページ 一般の方へ 統計 最新がん統計 集計表のダウン ロード 罹患データ(http://ganjoho.ncc.go.jp/professional/statistics/statistics.html) 参考資料 1 日本胃癌学会編集.胃癌治療ガイドライン 医師用2010年10月改訂【第3版】.3版.東京:金原出版;2010 2 日本胃癌学会編集.胃癌取扱い規約.14版.東京:金原出版;2010 3 日本胃癌学会編集.胃がん治療ガイドラインの解説 一般用 2004年12月改訂【第2版】 胃がんの治療を理解しようとするすべての 方のために.2版.東京:金原出版;2004 4 Mindsホームページ 胃がん治療ガイドラインの解説 胃がんの治療を理解しようとするすべての方のために 一般用2004年12月改訂 第2版(http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0023/3/0023_G0000099_0002.html) 5 Mindsホームページ 子宮頸がん検診ガイドライン解説 (http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0071/5/0071_G0000274_C0000000_0000.html) 6 Mindsホームページ 有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン (http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0030/1/0030_G0000072_0001.html) 7 国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報サービス ホームページ 一般の方へ 各種がんの解説 胃がん 胃がん検診(http://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/basic_03.html) 8 国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報サービス ホームページ 一般の方へ 各種がんの解説 胃がん 再発・転移 概略(http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/stomach/relapse_01.html) 9 国立がん研究センター がん対策情報センター がん情報サービス ホームページ 一般の方へ 統計 最新がん統計 集計表のダウン ロード 罹患データ(http://ganjoho.ncc.go.jp/professional/statistics/statistics.html)

10 高橋長雄監修・解説.The Atlas of the Human Body からだの地図帳.初版.東京:講談社;2008

11 笹子三津留編集.インフォームドコンセントのための図説シリーズ 胃がん.初版.大阪:医薬ジャーナル社;2007 12 飯野四郎,陣田泰子監修.Nursing Selection(2) 消化器疾患.初版.東京:学習研究社;2006

13 堺章.目でみるからだのメカニズム.1版.東京:医学書院;2000

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