パーキンソン病の歩行障害を定量的に評価する方法
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(2) 242. 理学療法学 第 43 巻第 3 号. 表 1 対象者の属性 年齢. 身長. 体重. 罹患期間. (歳). (cm). (kg). (月). 症例 1. 75. 167. 70. 160. 症例 2. 75. 151. 50. 99. 症例 3. 80. 142. 43. 63. II. 症例 4. 67. 170. 62. 135. III. 症例 5. 57. 175. 65. 233. V. 症例 6. 74. 137. 37. 160. 症例 7. 84. 129. 35. 111. 症例 8. 72. 159. 56. 99. 症例 9. 66. 155. 56. 11. 症例 10. 78. 150. 40. 症例 11. 68. 153. 55. 症例 12. 79. 158. 43. 症例 13. 78. 177. 73. 症例 14. 64. 168. 症例 15. 67. 152. Yahr. FOG-Q. UPDRS. item3. total. I. II. III. IV. Total . III. 3. 16. 5. 20. 39. 0. 64. III. 0. 3. 0. 3. 6. 1. 10. 0. 5. 1. 6. 10. 0. 17. . . 1. 17. 19. 0. 37. 3. 19. 6. 15. 35. 2. 58. II. 3. 14. 1. 11. 5. 0. 17. III. 0. 12. 0. 8. 12. 1. 21. III. 1. 11. 0. 7. 16. 0. 23. II. 2. 10. 0. 6. 15. 2. 23. 209. IV. 4. 17. 0. 1. 4. 6. 11. 56. III. 4. 20. 0. 4. 9. 0. 13. 148. III. 0. 9. 2. 8. 15. 7. 32. 75. IV. 4. 13. 3. 12. 13. 0. 28. 63. 111. III. 2. 10. 2. 14. 25. 2. 43. 50. 126. III. 2. 19. 4. 19. 23. 4. 50. 症例 16. 78. 172. 68. 75. III. 3. 20. 2. 24. 39. 0. 65. 平均値. 72.63. 157.19. 54.13. 116.88. . 2.07. 13.20. 1.69. 10.94. 17.81. 1.56. 32.00. 標準偏差. 7.17. 13.86. 12.13. 57.16. . 1.53. 5.33. 1.92. 6.70. 11.50. 2.25. 18.79. 生活における歩行停滞や停止の程度に加えて本人の自己. ト,計 42 項目からなる評価尺度であり,世界的に高い. 効力感や不安レベルなどが大きく影響する。したがって. 7) 信頼度をもって使用されている評価である 。この評価. FOG-Q が患者の実生活での FOG に関するエピソードや. 項目のトータルスコアが高いほど PD の重症度が高いと. 発生頻度を正確に反映できるかについては懐疑的な見解. されている。本研究では,FOG との関連が高いと考え. 5). らの報告では. られる運動機能項目(part Ⅲ)に着目した。対象者の. FOG-Q のスコアは患者の経験している FOG の頻度や期. うち著明な on-off 症状を呈するものはおらず,計測は服. 間と関係しないことを指摘しており,FOG の程度を客. 薬後 30 分以上経過してから実施した。対象者の FOG-Q. 観的に示し得る有効な評価方法を考案することは急務で. スコアは 13.20 ± 5.33 点であった。FOG-Q item3 は日. ある。. 常生活におけるすくみ足の頻度について回答を求める項. 本研究では,狭い場所を通過する際に FOG の発現頻. 目であるが,表 1 に示す通り,本研究では,すくみ足を. 6) 度が増加する ,という先行研究の知見と患者の日常生. まったく経験したことのない症例から毎日経験する症例. 活における訴えに基づき,間口幅の変化に対する歩行所. まで,多様な特性をもつ症例を対象としている(症例 4. 要時間,ステップ数の関係性を検討することで,PD 患. に関しては FOG-Q の記録に不備があったため未記載と. 者によく観察される FOG や歩行の停滞といった行動特. している)。. 性を簡便かつ定量的に評価できる方法を考案することを. 本研究のプロトコルは国立障害者リハビリテーション. 目的とした。. センター倫理委員会(承認番号 25-12)の承認を受けた。. を 示 す 報 告 が 多 い。 ま た,Shine. 対象および方法. 計測の実施に先立ちすべての被験者に研究の趣旨と内容 および調査結果の取り扱い等に関して詳細な説明を行. 1.対象. い,沼津リハビリテーション病院の臨床研究指針・倫理. 神経内科専門医による PD の診断を受けた者 16 名を. 規定に沿って,文書による説明を行い同意を得たうえで. 対象とした。対象者の年齢は 72.63 ± 7.17 歳,罹患期間. 実施した。. は 116.88 ± 57.16 ヵ月であった。対象者の属性を表 1 に 示 す。 対 象 者 の Unified Parkinson’s disease Rating. 2.計測方法. Scale スコア(以下,UPDRS スコア)は 32.00 ± 18.79. 被験者は図 1 に示したように,開始線より前方 3 m 先. 点であった。UPDRS スコアは,PD 患者の評価指標で,. の間口を通過し 4 m 先の到達点まで本人の快適歩行速度. 精神機能,日常生活動作,運動機能,合併症の 4 つのパー. にて通りぬける歩行課題を実施した。間口の幅を引戸の.
(3) パーキンソン病の歩行障害を定量的に評価する方法. 243. 結 果 1.間口幅の減少と歩行の停滞の関係性 被験者 16 名分の間口幅の変化に対するステップ数, 所要時間の変化を図 2 に示す。16 名のうち 1 名では, 狭い間口幅の条件(40 cm および 50 cm)で歩行停止状 態となった。他の被験者においても歩行停止には至らな いものの,間口幅の減少に伴ってステップ数・所要時間 ともに増加する傾向が認められた。間口通過時の歩行所 要時間,ステップ数ともに,間口幅 60 cm 以下の条件 で他のすべての条件との統計的有意差を認め,ステップ 数においては 60 cm 条件と 70 cm 条件の間に統計的有 意差を認めた。したがって,一次直線近似による歩行停 滞の指標化に際しては 70 cm 以下の間口幅のデータを 分析対象とした。間口幅と所要時間(r = 0.75 ± 0.19) , 図 1 実験環境 開始線より前方 3 m 先の間口を通過し 4 m 先の到達点まで 本人の快適歩行速度にて通りぬける歩行課題を実施した.間 口の幅を引戸の開き具合で調整し,40 cm から 10 cm 刻みで 100 cm までの 7 段階の間口幅を設定し,歩行課題実施時の間 口通過の所要時間と所要ステップ数を計測した.. 間口幅とステップ数(r = 0.70 ± 0.27)の相関係数はい ずれも統計的有意性(p < 0.05)を示し,両変数の関係 性を一次直線回帰することの妥当性を確認した。さら に,40 ∼ 70 cm の間口の変化に対する所要時間および ステップ数の関係を一次直線近似し,回帰直線の傾きを 算出した(所要時間:‒ 0.0693 ± 0.074 sec/cm,ステッ. 開き具合で調整し,40 cm から 10 cm 刻みで 100 cm ま. プ数:‒ 0.0558 ± 0.0514 sec/cm) 。なお,実験試行前後. での 7 段階の間口幅を設定した。歩行課題の合間には被. に実施した 70 cm の間口幅条件における歩行速度,ス. 験者の疲労度を考慮して適宜休息を挟み,7 条件の間口. テップ数にはいずれも統計的有意差を認めなかった。. 幅での歩行,各 2 試行をランダムな順序で実施した。歩 行開始位置から間口通過の所要時間と所要ステップ数を. 2.歩行の停滞と UPDRS スコアとの関係性. 験者が計測した。歩行課題実施の様子は後方よりビデオ. 歩行停滞の指標として算出した回帰直線の傾きと. 映像として記録し,万一,記録に不備があった場合に,. FOG の発現頻度,パーキンソン様症状の関連性を検討. 事後計測が可能となるよう配慮した。. するために,FOG-Q および UPDRS スコアの運動機能 項目である Part Ⅲのスコアとの相関関係を検討した。. 3.解析方法. この分析に際しては,間口の狭い条件で歩行が完全に停. 歩行開始位置から間口通過の所要時間とステップ数を. 止した 1 例のデータは対象から除外した。UPDRS スコ. 計測することで,歩行の停滞の程度の指標とした。間口. アの Part Ⅲとの関連は,所要時間から得た傾きとの間. 幅に対する所要時間,ステップ数の変化は一要因分散分. に有意な相関(r = 0.56,p < 0.05)が認められ,PD の. 析を用いて検定し,統計的有意性が確認された場合には. 重症度が高いほど,間口幅が狭くなった際の歩行の停滞. 各間口幅条件間の差を多重比較検定(Fisher’s LSD 法). が大きい結果となった。一方,所要ステップ数から得た. によって比較した。本研究では,間口幅の変化に伴う所. 傾きとの間には有意な相関は認められなかった(r =. 要時間,ステップ数の変化を一次直線回帰にて近似し,. 0.27,n.s.)(図 3)。また,FOG-Q との関連については,. その傾きを歩行停滞の指標として用いることとした。こ. 所要ステップ数,所要時間から得た傾きのいずれにおい. の回帰直線の傾きが FOG の出現,パーキンソン症状と. ても統計的に有意な相関関係は認められなかった(ス. の関連性をもつか否かを FOG-Q および UPDRS スコア. テップ数:r = 0.05, 所要時間:r = 0.16) 。. の運動機能項目である Part Ⅲのスコアとの相関関係(ピ アソンの積率相関係数)によって検討した。また,計. 考 察. 14 試行実施する歩行課題への慣れの影響を考慮して,. 本研究の目的は,PD 患者の歩行障害である FOG の. 中程度の間口条件である 70 cm での歩行を計測前後に. 特性を定量的に評価するための方法として,間口幅を段. 実施し,その差を比較した。本研究では 5%水準をもっ. 階的に変化させた際の歩行所要時間とステップ数の関連. て統計的有意性を判定した。. 性を検討することであった。図 2 に示した通り,ステッ プ数,歩行所要時間の両変数ともに,間口幅の変化に応.
(4) 244. 理学療法学 第 43 巻第 3 号. 図 2 間口の変化に対する所要時間,ステップ数の変化 (グレーの塗りつぶしは各症例のデータ,白抜きの〇印は全症例の平均値を示す) 間口幅の減少に伴ってステップ数,所要時間ともに増加する傾向が認められた. 16 名中 1 名では狭い間口幅条件で歩行停止状態となった.. 図 3 間口の変化に対する所要時間,ステップ数の傾きの変化 UPDRS スコアの Part Ⅲとの関連は,所要時間との間に有意な相関が認められ,パーキンソ ン病の重症度が高いほど,間口幅が狭くなった際の歩行の停滞が大きい結果となった.. 9). じた系統的な変化を示し,その関係性は一次直線回帰に. かりを与えるなどの報告. とは異なり,PD 患者の自己. よって近似可能であった。. 快適速度での歩行運動を評価の対象としている。計測変 数は歩行所要時間とステップ数というきわめて一般的な. 提案手法の妥当性. 変数であるが,間口幅という歩行運動に影響を及ぼす環. 本研究で対象とした PD 患者のうちほとんどが日常生. 境要因を系統的に変化させることで PD 患者の歩行特性. 活におけるすくみの経験をもつ患者であったが,歩行計. の定量的把握が可能となる。間口幅と歩行の所要時間の. 測時において間口通過時に歩行の完全な停止を示した被. 関係性から得た回帰直線の傾きは歩行停滞の程度を反映. 験者は 1 名に留まった。一方で,歩行停滞の程度を反映. しており,パーキンソン様症状の臨床評価尺度である. する一次回帰直線の傾きと UPDRS スコアの間に有意な. UPDRS スコアの運動機能項目と統計的に有意な相関を. 相関関係を認めたことから,歩行計測時に明確なすくみ. 示した。したがって,本研究で提案した評価方法は,. を呈さない症例であっても歩行停滞の程度を定量的に把. FOG の発現そのものを捉えるものではないが,PD 患者. 握することで,臨床現場における PD の歩行障害,すく. の歩行特性,歩行障害の程度を客観的に評価できる有効. み足の評価を行うことが可能になることを示す結果で. な指標となり得るものと考えられる。. あった。本研究で提案した評価手法は,先行研究でよく. FOG の評価のために一般的に用いられている FOG-Q. 8). や FOG. は,FOG 発現の程度や場面について回答を患者本人の. に陥った状態からの改善を支援するような視覚的な手が. 主観に求めることから,客観的にみた歩行停滞や停止の. 用いられているような二重課題を用いた報告.
(5) パーキンソン病の歩行障害を定量的に評価する方法. 245. 発現頻度に加えて本人の不安レベルや転倒経験などが大. 障をきたし,転倒の要因となることが指摘されているこ. きく影響するものと考えられる。本研究では,回帰直線. とから,FOG の発現に関連する要因を整理し,症状軽. の傾きと FOG-Q スコアとの間には関連性を認めなかっ. 減・改善への対応策を講じることはきわめて重要であ. たが,上記の FOG-Q の問題点を勘案すれば,提案手法. る。本研究で得た結果から,PD 患者の在宅生活での環. が FOG の程度との関連性をもたないと考えることは尚. 境設定時に 70 cm という間口幅が,様々な状況を考慮. 早だろう。今後の課題として,日常生活における FOG. するうえでの有用な資料のひとつとなる可能性がある。. の発現頻度,どのような局面で FOG が生じるのかなど, 特徴抽出を図り,そのうえで提案手法との関連性につい. 本評価方法を実施する際の留意点と限界点. て検討していくことが必要である。また,本研究では 7. 本評価方法は,歩行停滞を生じさせる様々な要因のう. 種類の間口幅条件下で各 2 試行,歩行課題を実施したが,. ち,日常生活上の端的な 1 例として間口の幅という物理. 回帰直線を得るにあたっては試行の反復数が大きく影響. 量を取りあげ,これを段階的に変化させた際の歩行停滞. する。試行回数が多くなることで数学的近似による説明. の度合いを定量的に把握することである。FOG は些細. 度(決定係数)が高まることは自明であるが,本研究で. な環境要因によって容易に変化することから,本評価方. は繰り返しの歩行課題を行うことによる疲労,さらに間. 法を実践する際には周辺環境の明るさへの配慮や床の性. 口幅に対する慣れの影響を考え合わせ,間口幅条件をラ. 質,引き戸の取手の形状に対する対象者の反応などに留. ンダムに配置したうえで各 2 試行を実施することとし. 意して計測を実施する必要があると考えられる。また,. た。回帰直線の算出にあたっては 70 cm 以下の間口幅. 今回の計測ではステップ数と所要時間という時間的要素. 条件のデータのみを用いていることから,今後症例数を. の評価のみに留まったため,ステップ長などの空間的要. 積み重ね,何種類の間口幅条件,反復回数とすることが. 素の評価からさらに歩行停滞の原因を検討する必要があ. 妥当であるかを検討していく必要がある。. る。この点に関しては今後の課題と考えられる。 結 論. 歩行停滞の発現要因 本研究では,PD 患者は間口幅が狭くなるほどに歩行. 今回用いた計測・分析方法は歩行所要時間とステップ. が停滞することが確認され,さらには間口幅が 70 cm. 数という,臨床場面でよく用いられる簡便な計測変数. 以下でその傾向が顕著となった。70 cm の間口幅は肩幅. を,間口幅という物理量の変化との関連性から捉えたも. のおよそ 1.5 倍にあたる。Warren ら. 10). の実験によると,. ので,臨床場面での PD 患者の歩行評価に即時活用でき. ヒトは身体の大小にかかわらず肩幅の 1.3 倍よりも狭い. るものと考えられる。今回提案した評価方法を用いるこ. 通過口を通過する場合に肩を回旋することがわかってお. とで,FOG の特徴づけや FOG の発現に影響を及ぼす諸. り,狭い間口を通過する際に生じる歩行の停滞は,外界. 要因の整理,さらには発現機序の推察のための有用な手. の変化に応じた運動制御を求められた際に生じたもので. がかりが得られるものと考えられる。今後はさらなる妥. あるとも考えられる。また,近年,右後頭頂葉の活動の. 当性の検証を進めるとともに,PD 患者の歩行障害改善. 低下が PD の歩行障害に関与していることが指摘されて. のための介入を行った際の,リハビリテーション効果の. おり. 11). ,今回観察された歩行の停滞は,歩行のプログ. ラムや空間情報の処理能力の低下によるものである可能. 定量的把握に実際に活用し,有効性の検証を行っていく 予定である。. 性も考えられる。 70 cm の間口幅は一般的な家屋の間口幅にほぼ一致す. 謝辞:本研究は公益財団法人復康会医学系研究費助成金. る。今回の結果は,先程述べた外界の変化に応じた運動. のもとに行われた。. 制御能力の低下に加えて,通常経験している間口幅より も狭い間口幅になったときに心理的負荷が増す,あるい は過去の経験を参照できない,などの複数の要因が歩行 の停滞を招いた可能性を示唆している。さらに,PD 患 者は歩行中の二重課題の遂行が困難でスピードが低下す ることや,二重課題は歩行の周期性などの自動的な制御 7) 機構に影響を及ぼすことが報告されている 。今回の評. 価方法は正確には二重課題ではないが,歩行に加えて自 動的に肩(体幹)を回旋することが必要な間口に直面し た際に,難易度が高すぎた結果として歩行が停滞した可 能性が考えられる。FOG の発現は日常生活に大きな支. 文 献 1)Giladi N, Treves TA, et al.: Freezing gait of patient with advanced Parkinson’s disease. J Neural Transm. 2001; 108: 53‒61. 2)Stolze H, Klebe S, et al.: Falls in frequent neurological diseases. J Neurol. 2004; 251: 79‒84. 3)Bartels AL, Balash Y, et al.: Relationship between freezing of gait (FOG) and other features of Parkinson’s: FOG is not correlated with bradykinesia. J Clin Neurosci. 2003; 10: 584‒588. 4)Giladi N, Shabtai H, et al.: Construction of freezing of gait questionnaire for patient with Parkinsonism. Parkinsonism Relat Disord. 2000; 6: 165‒170..
(6) 246. 理学療法学 第 43 巻第 3 号. 5)Shine JM, Moore ST, et al.: Assessing the utility of Freezing of Gait Questionnaires in Parkinson’s Disease. Parkinsonism Relat Disord. 2012; 18: 25‒29. 6)Almeida QJ, Lebold CA: Freezing of gait in Parkinson’s disease: a perceptual cause for a motor impairment. J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2010; 81: 513‒519. 7)Goetz CG, Tilley BC, et al.: Movement Disorder SocietySponsored Revision of the Unified Parkinson’s Disease Rating Scale (MDS-UPDRS): Scale Presentation and Clinimetric Testing Results. Mov Disold. 2008; 23: 2129‒ 2170. 8)Yogev G, Giladi N, et al.: Dual tasking, gait rhythmicity, and Parkinson’s disease: Which aspects of gait are. attention demanding? Eur J Neurosci. 2005; 22: 1248‒1256. 9)Nieuwboer A, Kwakkei G, et al.: Cueing training in the home improves gait-related mobility in Parkinson’s disease: the RESCUE trial. J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2007; 78: 134‒140. 10)Warren WH Jr, Whang S, et al.: Visual guidance of walking through apertures: body-scaled information for affordances. J Exp Psychol Hum Percept Perform. 1987; 13: 371‒383. 11)Crémers J, D’Ostilio K, et al.: Brain activation pattern related to gait disturbances in Parkinson’s disease. Mov Disord. 2012; 27: 1498‒1505.. 〈Abstract〉. Novel Evaluation Approach for Gait Disorders in Patients with Parkinson’s Disease. Hiroyuki OKUNO, PT Setsunan General Hospital Hiroyuki OKUNO, PT, Isamu NISHIJIMA, PT, Tetsuro TSUKAMOTO, MD, PhD Numazu Rehabilitation Hospital Noritaka KAWASHIMA, PhD Research Institute of National Rehabilitation Center for Persons with Disability. Purpose: Freezing of Gait (FOG) is one of outstanding feature that commonly affects patients with Parkinson’s disease (PD). PD Patients typically experience abrupt episodes for interrupting steps while they walk. This leads an incidence of falls and difficulties of daily living. While FOG questionnaire is usually utilize to classify an incidence of FOG, the sensitivity for detecting FOG is not enough. In the present study, we aimed to develop novel evaluation approach for FOG by observing relationship between amount of time required for passing through the door and width of the pass-point. This idea is came from a previous finding that the width of doorway is one of critical factors for the induction of FOG, and many patients are usually having difficulty for passing through the doorway. Methods: Sixteen PD patients participated and were asked to walk at their comfortable speed on the liner path (4 meters) and pass through the doorway with seven different extents (40, 50, 60, 70, 80, 90, 100 cm). Results: Our results demonstrated that the relationship between amount of time required for passing through the door and width of pass-point can be fitted as a liner-regression. The slope of regression line has relevance to UPRDS Part3 score which is a reliable clinical score describing symptoms of Parkinson’s disease (r = 0.56, p < 0.05). Conclusion: The developed evaluation approach in this study would be useful not only for the evaluation for FOG, but also identifying an effect of therapeutic intervention for FOG in PD patients. Key Words: Parkinson’s disease, Freezing of gait, Gait.
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