花の各部分を取りはずし,それぞれの形を観察する。
・ 形はどうか
・ 数はいくつか
・ おしべのようすはどうか
・ 長さにちがいはあるか
・ めしべとおしべはどこがちがうか
・ 数はいくつか
ナズナ(ぺんぺん草)の花のつくりを見てみよう。
・ ナズナにもめしべやおしべはある。
ヘチマの花には,お花とめ花があります。
・ お花はさいた後,かれて ・ め花はさいた後,花の
落ちてしまいます。 ねもとがふくらみ,実に
<お花にあるおしべ> <め花にあるめしべ>
・ お花の中心部におしべがあり,め花の中心部にめしべがある。
・ め花のめしべのもと(子ぼうという)が育っていって,やがて
・ おしべは細長く,たてにす ・ 柱頭は黄色く,4つくらい じが入っている。 に分かれている。 ・ おしべの表面には,花粉と ・ 柱頭の表面はねばねばして か ふ ん いう黄色い粉がついている。 いて,粉がつきやすいように なっている。
お花とめ花に分かれていない植物では,おしべとめしべは どうなっているのだろうか。アサガオの花のつくりを観察し よう。 ・ アサガオの花は,ヘチマやカボチャと ちがい,め花とお花に分かれていない。 ・ めしべは中央に1本ある。 ・ おしべはめしべのまわりに5本ある。
つぼみのとき 花がさくと ◆ めしべの先(柱頭) おしべ に花粉がつくことを という。 受粉 じ ゆ ふ ん 花粉はおしべの ふくろがわれ, 先のふくろの中 花粉が外に出る ◆ 受粉すると子ぼう がふくらみ,実とな めしべ り,中にたねができ る。 つぼみの柱頭に 柱頭には花粉 は花粉がついて がたくさんつ いない いている
花には,①1つの花に,おしべとめしべがある。 。 ②おしべのあるお花とめしべのあるめ花に分かれている の2種類があります。 め花には,めしべがあ り,お花には,おしべが あります。めしべの下の ほうにあるふくらみを, 「子ぼう」といいます。 1本の花に,おしべと めしべがあります。
けんび鏡で,いろいろな花の花粉を観察してみましょう。
カボチャの花粉 ヘチマの花粉
表面はとげ状 ねばりけがある。
めしべの先(柱頭)に花粉がつくことを何といった かな? そう,受粉(じゅふん)だったね。 植物がきれいな花をさかせたり,花粉 をつくったりするのは,たねを作るた めなのです。 では,たねはどのようにしてできるのでしょうか。 柱頭 子ぼう ◆ めしべの に花粉がつくと,めしべのもとにある が育っていって,やがて実になります。そして,その実の中 にたねができます。
もしも,花粉がめしべの先につかなかったら,つ まり,受粉しなかったらどうなるのかな? 実がで きなくなるのかな? ヘチマの花で調べてみよう。 ◆ 受粉した花としない花とをくらべるには,どうしたらよい のだろう。 ・ 受粉しないようにするにはどうしたらよいか。 ・ 花がさいてしまうと,受粉してしまうかもしれないから, 花がさく前に受粉しないようにしよう。 ・ つぼみのときに,ビニールのふくろをかぶせてはどうか。
ア 柱頭に花粉をつける花 め花のつ ふくろをと 花粉をつけ ぼみにふ り,お花の たら,また くろをか 花粉を柱頭 ふくろをか ぶせる。 につける。 ぶせる。 イ 柱頭に花粉をつけない花 め花のつ花 がさいても ぼみにふふ くろはその くろをかま まにしてお 。 。 ぶせる く
ア 柱頭に花粉をつけた花 花がしぼ んだらふ くろをと る。 イ 柱頭に花粉をつけなかった花 花がしぼ んだらふ くろをと る。
・ 花粉がついため花は実になるが, つかないめ花は実にならない。 ・ 実ができるためには,花粉が, めしべの柱頭につかなければなら ない。 ・ めしべの柱頭に花粉がつくことを という。 受粉
めしべの先に花粉をつけた花(ア)と,つけない花(イ)では, 後の育ち方にちがいがあるのかどうか,調べました。
・つぼみの中 ・ふくろを ・アの花だけに花粉 ・花がしぼん
からおしべ かけておく。 をつけ,ふたたび だらふくろ
アサガオの花粉は,次のようにしてめしべの先につきます。 つぼみの中。 おしべとめし おしべが成長 花粉がめしべ 。 , , ベが成長する して 花粉が についてから めしべにつく。 花が開く。 花粉はアサガオの花が開く直前に,めしべの先につきます。
イネにも花があるんだよ。ちゃんとおしべとめ しべがあって,おしべから花粉が出ている。その 花粉がめしべの柱頭について受粉するんだ。キミ が食べている米は,イネの花のめしべのもとが 育ったものなんだよ。 ◆ イネには,がくや花びらはない。
◆ 花粉がついたヘチマのめ花は実になるが,つかないめ花は 実にならない。 ◆ 実ができるためには,花粉がめしべの柱頭につかなければ ならない。 ◆ めしべの柱頭に花粉がつくことを受粉という。 ◆ 受粉すると,子ぼうがふくらみ,たねができる。
花が散ったあとに,実ができる。花のどの部分が実に なっていくのか見てみよう。 ◆ 実がじゅくすまで観察する。 ・ どの部分が散ってしまうのか。 ・ 花のどの部分が育って,実に なっていくのか。 ・ 実になっていく部分は,その ように変わっていくか。
◆ アブラナの実は,めしべのもとの 部分である子ぼうがふくらんでできる。 ◆ 実の中には,たくさんのたねができ る。 ◆ 日がたつにつれ,実がじゅくし,色 が変わってくる。
けんび鏡の一番上にある,目 せつ を近づけてのぞくレンズを といいます。 がんレンズ また,のせ台のすぐ上にある レンズを対物レンズた い ぶ つ といいます。 けんび鏡は,この2つのレン ズの組み合わせによって,物を 大きく見ることができます。
左の図のアは,観察しようと
観察しようとするものを,いきなり「のせ台」 においてはいけないよ。 まず 「プレパラート」を作り,これをのせ台, において,とめ金でとめるんだ。 ・ ・ ・見ようとす ・水が必要な ・カバーガラス ・まわりの水 るものを, ときは,1 を静かにかぶ をすいとる。 のせる。 てき落とす。 せる。
1 いちばん低い倍りつにする。せつがん レンズをのぞきながら,反しゃ鏡の向き を変えて,てきとうな明るさにする。 2 プレパラートをのせ台のあなの上にお き,とめ金でとめる。見ようとするとこ ろがあなの中央にくるように,プレパラ ートを動かす。 3 横から見ながら,ねじを少しずつ回し プレパラートと対物レンズの間を近づ て ける。 4 せつがんレンズをのぞきながら,ねじ を少しずつ動かしてプレパラートと対物
◆ 水やよごれをつけない。 ◆ 直せつ日光の当たるところ で観察しない。 ◆ 使い終わったら,ぬれたり よごれたりしたところをふい て,ケースにしまう。
・ 観察しようとするものをスライドガラスにのせ,けんび鏡で見 ることができるようにしたもののことを,プレパラートという。 ・ けんび鏡を使うときは,はじめに低い倍りつ にする。 対物レンズ ・ けんび鏡には,せつがんレンズと の2種類のレンズがついている。 のせ ・ プレパラートは,見ようとするところが のあなの中央にくるように調節する。 台