ボディメカニクス学習教材を用いる個別学習が看護学生にもたらす効果 : 第2報 (研究ノート)
8
0
0
全文
(2) 44. 月1立 嵩 愛 里予. 座 位 を と る運 転手 な どが多 く抱 え る腰 痛 は 「職 業 性 腰 痛」 と も呼 ば れ 、 離 職 者 防 止 の観 点 か ら も深 刻 な 課 題 と な っ て い る。 この 職 業 性 腰 痛 は 労 災 の実 に約5割. い る個 別 学 習 が 、 看 護 学 生 ボ デ ィメ カ ニ クス の 習 得 に貢 献 し、 腰 痛 改善 に効 果 が あ る のか に つ い て検 討 した。. を 占 め る。. 中 で も看 護 師 の 腰 痛 は他 の職 種 と比 較 して も割 合 が 高 く 1) 、 休 業 が 必 要 と され る重 症 腰 痛 症 の 発 生 比 率 が 高 い こ と も指 摘 さ れ て い る2)。 さ らに海 外 で は、 看 護 師 は他 職 種 と比 較 して 最 も腰 痛 発 生 率 の高 い職 種 で あ る と報 告 さ れ て い る3)。 この よ うな 看 護 師 の腰 痛 発 症 の背 景 と して 、 日常 的 に. II.対 象 な ら び に 方 法 1.用. 語 の 定 義13). 1)前. 傾 角 度:直. ん だ 直線(肩. 立 時 の 肩 峰 角 点 と大 転 子 最 外 側 点 を結. 峰 一大 転 子 線)を 基 線(0°)と. し、 動. 作 時 の肩 峰 大 転 子 線 と基 線 の な す角 度 を前 傾 角 度 と. 行 わ れ て い る上 体 の前 屈 や捻 転 な どの 不 自然 な 姿 勢 や 重. した。. 量 物 を 取 り扱 う動 作 の頻 度 が他 職 種 と比 較 して 有 意 に高 い こ とが 挙 げ られ る2)。北 西 ら4)は、 腰 痛 を発 症 した看. 2)危. 険角 度:前. 傾 角 度 が40° 。. 3)注. 意 角 度:前. 傾 角 度 が30° 。. 6%の 者 が 「前 屈 」 「中腰 」 を挙 げ て お り、 看 護 作 業 時 の これ らの 動 作 を 改 善 す る こ とが腰 部 へ の 負 担 を 軽 減 させ. 2.本. 学 習 教 材 の 概 要13). 1)姿. 勢 計 測 セ ンサ 装 具:(株)日. 腰 痛 予 防 にっ な が る と して い る。 これ に 対 して 簡 便 か っ. タ ーBEAS . 護 師 に対 して 調 査 を行 い、 腰 痛 を 起 こ した姿 勢 と して73.. PAD . VESTを. 新企 画制の プ ロテク. 使 用 して 制 作 した ベ ス ト. 確 実 に 腰 痛 発 症 を 予 防 す る方 法 と して ボデ ィ メ カ ニ ク ス. 型 の装 着 具 で あ り、 対 象 と な る学 習 者 が装 着 す る。 傾. 活 用 が 推 奨 され て い る5)。. 斜 角 セ ンサ を 内 蔵 した ブ ロ ック を プ ロテ ク タ ーの 背 部 に貼 り付 け る こ とで 前 傾 角 度 を計 測 で き る。 ま た、 膝 の屈 曲角 度 の 測 定 は、 膝 関 節 の上 下 各2か 所 に伸 縮 性. ボ デ ィ メ カ ニ ク ス は物 理 学 と力 学 の諸 原 理 を 利 用 した 経 済 効 率 の高 い動 作 と され6)、 そ の 活 用 に よ って 姿 勢 が 改善 され 、 腰 痛 予 防 が 可 能 に な る と考 え られ る。 しか し ボ デ ィ メ カニ ク ス は実 践 者 自 らが そ の 技 術 に習 熟 しな い 限 り活 か す こ と はで き な い。 看 護 職 を対 象 に行 っ た調 査 で も、忙 しさや人 員 不足 、 知識 不 足 な どが 原 因 で、 ボデ ィ メ カ ニ ク スが 適 切 に活 用 で き て い な い こ とが 報 告 され て. の あ る帯 を 巻 きっ けて 装 着 す る型 の下 肢 関節 角 度 検 出 用 セ ンサ を 用 い て 計 測 した。 2)警 告 音 発 生 機 能:動 作 時 に リア ル タイ ムで 自 己の 前 傾 角 度 の度 合 い が 認 識 で き る よ うに、 前 傾 角 度 に応 じ て ス ピー カ ー か ら危 険 角 度 あ る い は注 意 角 度 に到 達 し. い る7)。 した が って 、 実 際 に 医 療 現 場 で 働 く看 護 師 に対. た こ とを学 習 者 に知 らせ る た め、2種 類 の警 告 音 を発. して 「腰 痛 予 防 の た め の ボ デ ィメ カ ニ クス 活 用 」 に関 す. 生 さ せ る機 能 。 3)動 作 映像 表 示 機 能:学 習 者 が 看 護 動 作 姿 勢 を 繰 り返. る教 育 支 援 が 急 務 で あ る。 具 体 的 な教 育 支 援 と して 、 ボ デ ィ メ カ ニ ク ス の 教 材 開 発8)9)'°)が試 み られ て い るが 、 現 在 ま で の 研 究 で は簡 便 か っ客 観 的 に 自己 動 作 を 評 価 で. し再 生 して み る こ とが で き る よ うに動 作 映 像 に記 録 お よ び 再 生 機 能 を 搭 載 した 。 動 作 映 像 はCCDカ メ ラ を. き る教 材 は 開発 され て い な い。 そ こ で伊 丹 ら")'2)'3)は 、. 用 い て習 得 し、 画 像 再 生 時 に は、 実 際 の動 作 映 像 と同. 看 護 技 術 演 習 の 初 期 段 階 で習 得 す る 「ベ ッ ドメ ー キ ング. 時 に メ ー タお よ び グ ラ フで 、 前 傾 角 度 と両 膝 の 屈 曲 角. 動 作 」 に 焦 点 を 当 て 、 看 護 動 作 に お け る腰 痛 発 症 要 因 と. 度 が 表 示 され 、 そ の時 点 で の 角度 平 均 値 も表 示 され る。. して最 も多 い前 屈 姿 勢 の改 善 を 図 る学 習 教 材 の 開 発 を行 い、 そ の 有 用 性 の 検 討 を重 ね て きた。 本 教 材 は、 前 屈 す. さ らに学 習者 に対 す る視 覚 的 フ ィー ドバ ッ ク効 果 を高 め る た め に前 傾 角 度 を 示 す メ ー タ内 の危 険 角 度 域 を赤. な わ ち 「傾 斜 の 大 き い前 傾 姿 勢 」 に着 目 し、 危 険 角 度 の. 色 、注 意 角度 域 を黄色 で表 示 して 、不 適 切 な角 度 とな っ. 発 生 を 音 と映 像 に よ っ て リア ル タイ ム に フ ィ ー ドバ ック. て い る こ とを 認 識 しや す く した。 動 作 映像 デ ー タお よ. す る もの で あ る。 ま た、 前 傾 姿 勢 を 改善 す るた め に は基. び前 傾 角 度 と膝 関 節 屈 曲 角 度 は学 生 ご と に コ ン ピュ ー. 底 面 を 広 くと る よ う に前 後 に大 き く脚 を 開 き、 膝 を屈 曲. タに保 存 さ れ 、 いっ で も再 生 して学 習 の進 捗 状 況 を確 認 で き るよ う に した 。. して重 心 を 下 げ る必 要 が あ る。 そ の た め に、 本 学 習 教 材 で は、 前 傾 姿 勢 角 度 と共 に 両 膝 の屈 曲 角 度 も計 測 す る。 以 上 の よ う に、 本 学 習 教 材 は、 姿 勢 計 測 セ ンサ を 装 着 し. 3.研. た学 習 者 が 自己 の 動 作 時 の前 傾 姿 勢 角 度 と両 膝 屈 曲 角 度. 2013年7∼8月 、 本 研 究 の趣 旨 に賛 同 が得 られ た69名 の看 護 学 生(男 性3名 、 女 性66名)を 対 象 と した 。. を客 観 的 に認 知 し、 ボ デ ィメ カ ニ クス 活 用 へ の 意 識 向 上. 究対 象者. と看 護 動 作 時 の 姿勢 改善 を 目指 す もの で あ る。 前 報 で は、 看 護 学 生 を 対 象 と して 本 学 習 教 材 を使 用 した 個 別 学 習 の. 4.実. 施方 法. 回数 と ボデ ィ メ カ ニ ク ス活 用 技 術 との 間 に正 の 相 関 が あ る こ とを 確 認 した。 本 研 究 で は、 実 際 に 本 学 習 教 材 を用. 1)ベ. ッ ドメー キ ング動 作. 今 回 評 価 した ベ ッ ドメ ー キ ン グ 動 作 は、2人. 法 と し、.
(3) ボ デ ィメ カ ニ ク ス学 習 教 材 を用 い る個 別 学 習 が看 護 学 生 に もた らす効 果(第2報). 45. 動 作 で あ る 。 シ ー ッ の 四 隅 は い ず れ も 三 角 に 折 り返 す. 用 して個 別学 習 が で き る よ うな環 境 を設 定 した 。 す な わ ち、 学 生 が 空 き時 間 を利 用 して 自由 に個 別 の 学 習 が. よ うに 統 一 した。 ま た、 服 装 は ナ ー ス 服 お よ び ナ ー ス. 行 え るよ うに した 。 約3週 間 の個 別 学 習 期 間 を 設 け た. 臥 床 患 者 無 しで 下 シ ー ツ の み を 実 施 す る 基 礎 的 な 看 護. シ ュー ズ と した。 2)ボ. デ ィ メ カ ニ ク ス お よ び本 学 習教 材 活 用 に対 す る意. 後 、 再 度 上 記 と同 様 の 技 術 チ ェ ッ クお よ び腰 痛 の 調 査 に加 え、 本 学 習 教 材 に対 す る機 能 評 価 、 意 識 調 査 を実 施 した。. 識 調査 本 学 習 教 材 の 使 用 方 法 に っ い て の一 斉 演 習 を 実 施 し た 後 に 、 約3週. 間 の個 別 学 習 期 間 を 設 け、 ボ デ ィメ カ. 図1は 、 本 学 習 教 材 を用 い て ベ ッ ドメ ーキ ング動 作 を行 って い る様 子 で あ る。. ニ クス お よ び本 学 習 教 材 活 用 に対 す る意 識 調 査 を行 っ た 。 内 容 項 目 は 、i)腰. 痛 自 覚 、--)本. 学習教材活用 の. 図1. 本 学 習 教 材 を用 い て ベ ッ ドメ ー キ ン グ動 作 を 行 っ て い る様 子. 5)分. 析 方法. 評 価 、ii)本 学 習 教 材 シ ス テ ム 機 能 の 評 価 、 iv)本 学 習 教 材 シ ス テ ム操 作 の評 価 で、 自記 式 質 問 紙 と した。 i)腰. 痛 自覚 につ い て は、 ① 看 護 動 作 時 に腰 痛 を 自. 覚 し て い る か 、 ② 日 常 生 活 に お い て 腰 痛 を 自 覚 して い る か に つ い て5件. 法(5点:自. 覚 して い る 、4点:少. し 自 覚 して い る 、3点:ど. ち ら と も い え な い 、2点:. あ ま り 自 覚 して い な い 、1点:自. 覚 して い な い)で. 回. 答 を得た。 --)本 学 習 教 材 活 用 の 評 価 は 、 シ ス テ ム 活 用 に よ っ て 自 己 の 看 護 動 作 を 客 観 的 に チ ェ ッ ク で き る と 思 うか な ど 、6項. 目 に っ い て5件. し思 う 、3点:ど. 法(5点:思. う 、4点:少. ち ら と も い え な い 、2点:あ. わ な い 、1点:思. わ な い)で. ま り思. 回答 を 得 た 。. iii)本 学 習 教 材 シ ス テ ム 機 能 の 評 価 は 、 注 意 角 度 ・ 危 険 角 度 の 表 示 は わ か り や す い か な ど 、9項 て5件. 法(5点:思. う、4点:少. ら と も い え な い 、2点:あ な い)で. 目 にっ い. し思 う 、3点:ど. ち. ま り思 わ な い 、1点:思. わ. 21.O for windowsを. 回 答 を得 た。. iv)本 学 習 教 材 シ ス テ ム 操 作 の 評 価 は 、 シ ス テ ム の 装 着 は 容 易 か な ど 、4項 う、4点:少 点:あ 3)ベ. 目 に つ い て5件. し思 う、3点:ど. ち ら と も い え な い 、2. ま り思 わ な い、1点:思. わ な い)で. 用 い て対 応 の あ る サ ンプ ル のt. 検 定 を実 施 した 。 倫 理 的配 慮 と して 、 対 象 者 に本 研 究 の 目的 と内 容 を. 法(5点:思. 回 答 を 得 た。. 伝 え た後 、 参 加 の 自 由お よ び匿 名 性 の保 持 、 個 人 評 価 に不 利 益 が な い こ とを 口頭 と書 面 で説 明 し、 同 意 と協 力 を得 た。 な お 、 本 研 究 の実 施 に あ た り、 公 立 大 学 法. ッ ドメ ー キ ング動 作 の技 術 チ ェ ック. 約3週. 腰 痛 自覚 お よ び 本 学 習 教 材 活 用 に お け る意 識 調 査 に つ い て は、 各5件 法 で の評 価 を実 施 した 後 、SPSS. 間 の 個 別 学 習 期 間 を設 け た 後 に、 ボ デ ィメ カ. 人 滋 賀 県 立 大 学 研 究 の 倫 理 審 査 委 員 会 の 承 認 を 得 た。. ニ ク ス を 活 用 し た ベ ッ ドメ ー キ ン グ動 作 の 技 術 チ ェ ッ クを 行 った 。 評 価 は、 前 傾 姿 勢 に な って いな いか な ど ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 活 用 技 術 に 関 す る9項 件 法(1点:で. き て い る 、0点:で. 目 に つ い て2. き て い な い)で. 教. 員 が 評 価 を 行 っ た 。 ま た シー ッ に しわ が な い か な ど ベ ッ ドメ ー キ ン グ 技 術 に 関 す る6項 点:で. き て い る 、0点:で. 目 に っ い て2件. き て い な い)で. 法(1. 教員が評価. を 行 った 。 4)方. 果. 対 象 者 は男 性3名 、 女 性66名 の看 護 学 生 計69名 で あ り、 平 均 身 長 は158.5±6.3cmで あ っ た。 本 学 習 教 材 を 用 い て の 個 別 学 習 の 回 数 は 最 少2回 、 最 多20回 で 、 平 均 は 13.1±2.4回 で あ った。 1.本. 学 習 教 材 活 用 の 学 習 効 果 お よ び シス テ ム 機 能 評 価. について. 法. 最 初 に ベ ッ ドメ ー キ ン グ 動 作 に つ い て 本 学 習 教 材 を 活 用 した. 皿.結. 「ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 活 用 」 に つ い て の 一 斉 演. 習 を 実 施 した。 こ の時 に本 学 習 教 材 使 用 前 の デ ー タ と. 1)本. 学 習教 材 活 用 の 評 価. 本 学 習 教 材 活 用 の 学 習 効 果 に関 す る調 査結 果 を 表1 に示 す。. し て 、 ベ ッ ドメ ー キ ン グ の 技 術 チ ェ ッ ク を 行 っ た 。 ま. 本 調 査 結 果 か ら、 「シ ス テ ム活 用 に よ って 、 自己 の. た、 腰 痛 自覚 率 を調 査 した。 次 い で 、 本 学 習 教 材 を利. 看 護 動 作 を 客 観 的 に チ ェ ック で き る」 と回答 した者 が.
(4) 46. 月1立 嵩 愛 里予. 表1 本 学習 教 材 の 学習 効 果 に つ い て の評 価(nニ69). 調 査 項 目 シ ス テ ム活 用 に よ っ て 、 自 己 の 看 護 動 作. 4.8±0.4. シ ス テ ム活 用 は看 護 動 作 時 の ボ デ ィ メ カ ニ ク ス活 用 へ の 関心 を 高 め る と思 うか. 4.8 ア 0.5. ボデ ィ メ カニ ク ス学 習 シ ス テ ムを 用 い た デ ィ メ カ ニ ク ス活 用 の ため に. 4.8 ア 0.5. 参 考 にな った か シ ス テ ム を 活 用 して,今. 調 査 項 目. 評 価(5件 法)・. を客 観 的 にチ ェ ッ クで き るか. 演 習 は,ボ. 表3 本 学 習教 材 の着 用 と操 作 につ い て の評 価(nニ69) 評 価(5件 法)・. 操 作 の 際、 マ ニ ュア ル は わ か りや す い か. 4.3 ア 0.7. 装 着 の 際、 マ ニ ュア ル は わ か りや す い か. 4.1 ア 0.8. シス テ ム の操 作 は、 容 易 か. 4.0 ア 1.0. シス テ ム の装 着 は、 容 易 か. 3.7 ア 1.1. *「 思 う」5点. 、 「少 し思 う」4点 、 「ど ち ら と も い え な い 」3点. 「あ ま り思 わ な い 」2点 、 「思 わ な い 」1点. 、. の5件 法 。. 後 も 自己 の 看 護 4.7 ア 0.6. 動 作 を チ ェ ッ ク した い か. が示 さ れ た。. シス テ ム活 用 に よ って 、 看 護 動 作 姿 勢 が 4.6 ア 0.6. 改善 で き る と思 うか. っ い て は、4項. 目中. 「操 作 に 関 し て の マ ニ ュ ア ル は わ か りや す い か 」 「装 着. シ ス テ ム を 活 用 した 今 回 の ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 学 習 は楽 しか っ た か. 操 作 ・装 着 の 簡 便 性(表3)に. 4.5 ア 0.8. に 関 して の マ ニ ュ ア ル は わ か り や す い か 」 「シ ス テ ム の 操 作 は 容 易 か 」 の3項. *「 思 う」5点 、 「少 し思 う」4点 、 「ど ち ら と も い え な い 」3点 、 「あ ま り思 わ な い 」2点 、 「思 わ な い 」1点 の5件 法 。. 目 に お い て 、5点. 中4点. 以上. の評 価 を得 た 。 また 、 今 年 度 よ りマ ニ ュ アル を 改 訂 し た こ とに よ り、 容 易 だ と答 え た学 生 の割 合 が 昨 年 度 よ. 4.8±0.4点. と最 も高 値 を 示 して お り、 「シ ス テ ム活 用. り も増 加 した 。. は 看 護 動 作 時 の ボ デ ィメ カ ニ ク ス 活 用 へ の 関 心 を高 め る と思 う」 「本 学 習 教 材 を用 い た 演 習 は 、 ボ デ ィ メ カ ニ クス 活 用 の た め に参 考 に な った」 と回 答 した者 もそ れ ぞ れ4.8±0.5点 と高 値 で あ った。 2)本. 2.腰. 痛 の 自 覚 に つ いて の 評 価. 本 学 習 教 材 の 活 用 前 後 の 腰 痛 に 関 す る項 目 の 変 化 を 図 2に 示 す 。. 学 習 教 材 の シス テ ム機 能 に つ い て の 評 価. 腰 痛 の 自 覚 に っ い て は 、 「看 護 動 作 時 の 腰 痛 の 自 覚 」. 次 に 、 本 学 習 教 材 の シス テ ム機 能 お よ び操 作 ・装 着. の 項 目 が 平 均2.8±1.4か. の簡 便 性 につ いて の調 査 結 果 を表2と. (P<0.001)。. 表3に 示 す 。. 本 調 査 結 果 か ら、 本 学 習 教 材 の シス テ ム機 能 の評 価. 平 均2.8±1.5か. ら2.2±1.2へ. 有意 に減少 した. 「日常 生 活 に お け る 腰 痛 の 自 覚 」 の 項 目 も ら2.2±1.3有. 意 に 減 少 し た(P<0.001)。. (表2)は 高 得 点 が 得 られ て お り、 特 に 「危 険 角 度 に よ る音 発 生 」 機 能 が4.9±0.3点 と高 い 評 価 を 得 た こ と. 表2 本 学 習教 材 の シス テム 機 能 に つ い ての 評 価(n=69). 調 査 項 目. 評 価(5件 法)・. 危 険 角度 にお け る音 発生. 4.9 ア 0.3. 再生機能. 4.8 ア 0.5. リ ア ル タ イ ム機 能. 4.8 ア 0.5. 評価 の円 グラフ. 4.7 ア 0.5. 危 険 角度 にお け る色 別 表 示. 4.7 ア 0.6. 総 合判定. 4.7ア0.7. 動作 映像. 4.6 ア 0.5. 動作 角度平均値表 示. 4.5 ア 0.7. 角 度 メ ー タ ー ・グ ラ フ. 4.4±0.8. *「 わ か り や す か っ た と 思 う 」5点 、 「少 し わ か り や す か っ た と 思 う」4点 、 「ど ち ら と も い え な い 」3点 、 「あ ま り わ か り や す か っ た と 思 わ な い 」2点 、 「わ か り や す か っ た と 思 わ な い 」1 点 の5件 法 。. 図2 本 学習 教 材 の 活 用 前 後 の 腰 痛 に 関 す る項 目の 変 化 (n =69) * * * : P<0.001 *「 自 覚 して い る 」5点 、 「少 し 自 覚 し て い る 」4点. 、 「ど ち ら と. も い え な い 」3点 、 「あ ま り 自 覚 し て い な い 」2点 、 「自 覚 して い な い 」1点 の5件 法 。.
(5) ボ デ ィメ カ ニ ク ス学 習 教 材 を用 い る個 別 学 習 が看 護 学 生 に もた らす効 果(第2報). 図4 . 47. 本 学 習 教 材 の 活 用 前 後 の 前 傾 角 度 の 変 化(n=69). * * * : P<0. .001. 本 研 究 で は、 前 報 に引 き続 い て看 護 学 生 を 対 象 に し て、 開発 した ボデ ィ メ カ ニ ク ス学 習 教 材 活 用 の 有 効 性 図3 . 本 学 習 教 材 の 活 用 前 後 の ボ デ ィメ カ ニ ク ス に関 す. る 項 目 の 変 化(nニ69) * * * : PGO.001 *「で き て い る」1点 、 「で き て い な い」0点 の2件 法 。. を検 討 した。 本 学 習 教 材 を 活 用 した個 別 学 習 を行 った 後 に実 施 し た ベ ッ ドメ ー キ ング動 作 の技 術 チ ェ ッ クで は、 ボ デ ィ メ カ ニ クス 活 用 の 指 標 と な る 「前 傾 姿 勢 にな って い な い」 「膝 を屈 曲 さ せ て腰 を 落 と して い る」 「両 足 を 前 後 に大 き く開 い て 基 底 面 を 広 く して い る」 「ひ ね って い. 3.ボ. デ ィメ カ ニ ク ス技 術 向上 に つ い て. な い 」 「ベ ッ ド高 を適 切 に合 わ せ る」 の す べ て の 項 目. 本学 習 教 材 の 活 用 した個 別 学 習 後 に行 った ベ ッ ドメ ー キ ン グの 技 術 チ ェ ック の成 績 を 図3示 す 。. で、 個 別 学 習 前 に比 べ て 有 意 な改 善 が見 られ た 。 実 際. ボ デ ィ メ カ ニ ク ス活 用 の指 標 とな る 「前 傾 姿 勢 に な っ て い な い(頭 側)」 「前 傾 姿 勢 に な って い な い(足 側)」. 平 均 値 が 、 本 学 習 教 材 活 用 前 は14.1±6.9。 だ った も の が 、10.9±5.40へ と有 意 に 小 さ くな った 。 重 心 を. に本 学 習 教 材 を 用 いて 測 定 を行 った結 果、 前 傾 角 度 の. 「膝 を 屈 曲 させ て 腰 を落 と して い る(頭 側)」 「膝 を 屈 曲 さ せ て 腰 を 落 と して い る(足 側)」 「両 足 を 前 後 に大 き く 開 い て 基 底 面 を 広 く して い る(頭 側)」 「両 足 を 前 後 に大. 表4 本 学習 教 材 の 使 用 回 数 とボ デ ィメ カ ニ ク ス活 用 技 術 と の相 関 係 数. き く開 い て 基 底 面 を広 く して い る(足 側)」 「ひね って い. 調 査 項 目. な い(頭 側)」 「ひね っ て い な い(足 側)」 「ベ ッ ド高 を適. 評 価(5件 法)・. 切 に 合 わ せ る」 の す べ て の項 目 で、 個 別 学 習 前 に比 べ て. 前 傾 姿 勢 に な って い な い(頭 側). 0.20. 有 意 な 平 均 値 の 増 加 が 見 られ た(P<0.001)。. 前 傾 姿 勢 に な って い な い(足 側). 0.04. ま た 、 本 学 習 教 材 の使 用 回数 とボ デ ィ メ カ ニ ク ス活 用. 膝 を屈 曲 させ て 腰 を落 と して い る(頭 側). 技 術 との 相 関 を 表4に 示 す 。 足 側 の コー ナ ーを 作 る際 に 基 底 面 を 大 き くと る項 目 に お い て本 学 習 教 材 の 使 用 回 数 との 間 に 弱 い相 関 関 係 が 見 られ た。 さ らに 、 実 際 に本 学 習 教 材 を用 い て 測 定 を 行 っ た結 果 を 図4に 示 す 。 前 傾 角 度 の平 均 値 は14.1±6.90か ら10. 9±5.40へ. IV.考 1.本. 有 意 に小 さ くな った(P<0.001)。. 察. 膝 を屈 曲 させ て 腰 を落 と して い る(足 側). 1 1:. 両 足 を前 後 に大 き く開 い て基 底 面 を 広 く して い る(頭 側). 0.20. 両 足 を前 後 に大 き く開 い て基 底面 を 広 く して い る(足 側) ひ ね っ て い な い(頭. 側). ひ ね っ て い な い(足. 側). ベ ッ ド高 を適 切 に合 わ せ た 学 習 教 材 活 用 に よ る看 護 動 作 姿 勢 改 善 お よび 腰 部. 負担 軽減の可能性. 0.07. * . r>0. .2 弱 い 相 関 あ り. 0.25 . 0.05 o.11 0.02. *.
(6) 48. 月1立 嵩 愛 里予. 低 く保 った り体 をね じ らな い こ と は、 腰 痛 の 原 因 と な る前 傾 姿 勢 や ひね り動 作 を 防 ぐ こ とが で き る有 効 な動 作 で あ る19)。看 護 学 生 た ち は 本 学 習 教 材 を活 用 す る こ とで そ れ らの 動 作 を 習 得 す る こ とが で き た と考 え る。 ま た 、 今 回 の 調 査 で は本 学 習 教 材 の 使 用 回 数 と の間 に 相 関 は 見 られ な か った が 、 本 学 習 教 材 活 用 前 後 で 、 「看 護 動 作 時 の腰 痛 の 自覚 」 が 平 均2.8±1.4か. ら2.2±. 1.2へ 有 意 に減 少 した 。 「日常 生 活 に お け る腰 痛 の 自覚」 の項 目 も平 均2.8±1.5か ら2.2±1.3有 意 に減 少 した。 ボ デ ィ メ カ ニ ク ス は物 理 学 と力 学 の諸 原 理 を 利 用 した. る こ と」 「学 生 同士 で課 題 達 成 の た め に協 力 す る こ と」 「成 功 体 験 を重 ね て 有 能 感 を増 す こ と」 で 学 習 意 欲 が 向上 す る と述 べ て い る。 本 学 習 教 材 を活 用 す る と、 看 護 動 作 時 の 姿 勢 を 「音 」 に よ り リア ル タイ ム に認 知 す る こ とが で き る。 ま た、 看 護 動 作 終 了 後 に 「映 像 」 を 確 認 す る こ とで さ らに具 体 的 な フ ィー ドバ ッ クを 得 る こ とが で き る。 これ ら2っ の機 能 に よ って 看 護 動 作 時 の姿 勢 を客 観 的 に把 握 し、 前 傾 姿 勢 とな らな い よ う に 両 膝 を屈 曲 して 重 心 を 低 くす る とい う ボデ ィ メ カ ニ ク ス に か な った 姿 勢 と な りや す い。 学 生 は、 本 学 習 教 材. 経 済 効 率 の高 い動 作 と さ れ6)、 そ の 活 用 は姿 勢 改 善 を. の 機 能 評 価 に お い て 「危 険 角 度 に よ る音 発 生 機 能 」. 促 し腰 痛 予 防 が 可 能 に な る と考 え られ る。 今 回 本 学 習. 4.9±0.3点 、 次 い で 「再 生 機 能 」 「リア ル タ イ ム機 能 」. 教 材 を活 用 した前 後 で行 った腰 痛 自覚 に 関 す る調 査 で 、. 「評 価 の 円 グ ラ フ」 な どを 高 く評 価 して お り、 学 習 効. 活 用 後 に腰 痛 の 自覚 が 有 意 に減 少 した こ と は、 学 生 が. 果 に つ い て の 評 価 で も 「シス テ ム活 用 に よ って 、 自 己 の 看 護 動 作 を 客 観 的 に チ ェ ッ クで き る」 「シス テ ム活. 本学 習 教 材 活 用 を通 して 自 己 の前 傾 姿 勢 を 自覚 し、 意 識 的 に 姿 勢 の 改 善 を行 った結 果 、 腰 部 の 負 担 が 軽 減 さ れ た こ とが 要 因 で あ る可 能 性 が高 い と考 え られ る。 近 年 、 看 護 職 や 介 護 職 に お け る腰 痛 被 害 は益 々 深 刻 化 し て い る。 日本 の 労 働 産 業 に お い て 看護 職 は保 健 衛 生 業. 用 は看 護 動 作 時 の ボ デ ィメ カ ニ ク ス活 用 へ の 関 心 を高 め る」 と評 価 して い た学 生 が 多 か った。 フ リー コ メ ン トか ら も 「シ ー ッを 広 げ る時 に毎 回警 告 音 が 鳴 るの で. と して 分 類 され て い るが 、 腰 痛 に よ る労 働 災 害 申請 件. 気 を っ け る よ う に な っ た」 「動 画 で 見 る と足 が 十 分 広 が って お らず 、 も っ と広 げ た ら安 定 す る と考 え た」 映. 数 が 最 も多 いの が こ の保 健 衛 生 業 で あ る。1997年 度 に 375件 だ っ た労 働 災 害 申 請 件 数 は2010年 度 に は1257件. 像 と音 の 情 報 か ら詳 細 に改 善 す る場 面 が分 か る こ とで、 よ り興 味 を 持 ち 具 体 的 な改 善 を進 め る こ とが で き た こ. と10年 余 りで3.4倍 に 増 加 し、2007年 度 か ら4年 連 続. とが うか が え た。 「学 生 同 士 で 課 題 達 成 の た め に 協 力. 1位 とな って い る。 しか も看 護 職 者 の 腰 痛 問 題 は 日本. す る こ と」 に関 して は、 「人 の ベ ッ ドメ ー キ ン グを 見 て気 付 く こ とが 多 か っ た」 「友 達 が 不 十 分 な と こ ろ を. に 限 った こ とで は な く、 現 在 世 界 各 国 で 社 会 的 な問 題 とな って い る。 これ に対 し、1990年 代 後 半 にオ ー ス ト ラ リ ア の 看 護 連 盟 が 「ノ ー リ フ テ ィ ン グ ポ リ シ ー. 指 摘 して くれ た 」 な どの フ リー コメ ン トが あ り、 実 際 に本 学 習 教 材 を 用 いて 看 護 動 作 を行 う中 で前 傾 姿 勢 に. (No Lifting Policy)」 を 提 言 し、 腰 痛 の 原 因 とな る ケ ア を 行 う際 の 人 力 の み で の介 助 や移 動 を 制 限 し、 福. な って い る こ とを指 摘 し合 いなが ら学 習 を進 め る グル ー. 祉 機 器 な ど を 用 い る"ノ ー リフ ト"の教 育 プ ロ グ ラ ム を. す こ と」 で は、 「結 果 を 見 て腰 を 曲 げ ず に で き て い た と分 か り嬉 し くな った 」 「警 告 音 が1度 もな らな か っ. 作 成 され た 。 しか し、 福 祉 機 器 等 を 用 い る際 に も器 具 の 装 着 等 で 前 傾 姿 勢 や体 を ひ ね る動 作 とな る機 会 は多. プ も見 られ た 。 ま た 、 「成 功 体 験 を重 ね て 有 能 感 を 増. た こ とが 嬉 しか っ た」 な ど の フ リー コ メ ン トが あ り、. く、 腰 痛 が 起 きや す い状 況 が 改 善 され た とは言 い難 い。. そ の都 度 評 価 が 確 認 で き、 自 己 の ボ デ ィ メ カ ニ ク ス技. 福 祉 機 器 の 使 用 だ けで な く、 ボ デ ィメ カ ニ ク ス を活 用. 術 が確 実 に 向 上 して い る こ とが 感 じ られ た こ とが さ ら. す る こ とで 腰 部 の負 担 を軽 減 し腰 痛 を 予 防 す る ことが. な る励 み に な って い た と考 え られ る。 これ らの こ とか. 必 要 で あ る。 本 学 習 教 材 を活 用 す る こ とで 、 看 護 学 生 は ボ デ ィ メ カ ニ ク ス を活 用 した動 作 姿 勢 を 習 得 し、 腰. ら本 学 習 教 材 は学 生 の 学 習 意 欲 向上 の条 件 を 満 た して い た と考 え た 。 加 え て 「シス テ ム活 用 は看護 動 作 時 の. 部 負 担 を 軽 減 す る こ と に っ な が った の で はな いか と考. ボ デ ィ メ カ ニ ク ス活 用 の 参 考 に な った 」 「今 後 も シ ス. え る。. テ ム を利 用 して 自己 の看 護 動 作 姿勢 を チ ェ ック した い」 の項 目が の高 値 で あ っ た こ とや 、 「今 後 も意 識 しな く. 2.本. 学 習 教 材 の 使 用 とボ デ ィメ カ ニ ク ス 活 用 へ の 意 識. 向 上 の 関 連 性 につ いて . 今 年 度 も学 習 教 材 を用 い て演 習 を 行 った 後 、 自 由 に. て もよ い姿 勢 が で き る よ う練 習 した い」 との コ メ ン ト もあ り、 本 学 習 教 材 を 用 いて 継 続 的 な学 習 が で き、 さ らな る看 護 動 作 時 の 姿 勢 改 善 と腰 痛 の予 防 にっ なが る. 使 用 で き る よ う に環 境 を整 え、 学 生 達 は 自主 的 に個 別. 可 能 性 が示 唆 され た 。. 学 習 を 行 っ た。 本 学 習 教 材 の利 用 回 数 は、3週 間 で 最. ボ デ ィメ カ ニ ク ス は、 各 人 自 らが技 術 を 習 熟 し、 実. 多 の 学 生 で20回 、 平 均 利 用 回 数 は13.1±2.4回 で あ っ た 。 こ れ は昨 年 度 の11.7±4.3回 よ り も多 か った 。 下. 践 しな け れ ば 活 か す こ と はで き な い。 自己 の 動 作 を客. 田 ◆)18)は 「教 材 を 介 し学 生 が 自 ら興 味 を持 ち 探 求 す. 観 的 に評 価 す る こ とが で き る本 学 習 教 材 の 活 用 は、 ボ デ ィメ カ ニ クス の 習 得 と意 識 向上 に有 益 で あ る。 今 後.
(7) ボ デ ィメ カ ニ ク ス学 習 教 材 を用 い る個 別 学 習 が看 護 学 生 に もた らす効 果(第2報). 49. も看 護 動 作 時 の前 傾 姿 勢 改 善 と、 腰 痛 改 善 に 向 け て 、. 7)久. 看 護 学 生 の う ちか ら本 学 習 教 材 に よ る教 育 を 継 続 して い く こ とが 重 要 で あ る。. ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 活 用 状 況 に 関 す る一 考 察,滋. 丹 君 和,他:看. 護 ・介 護 作 業 時 の 賀県. 立 大 学 看 護 短 期 大 学 部 学 術 雑 誌7,90-96,2003. 8)水. V.結. 留 島 美 紀 子,伊. 戸 優 子,支. 自 岐 康 子,他:基. 礎 看 護 教 育 にお け る. 「ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 」 の 効 果 的 教 材 の 開 発(2),東. 論. 京 都 立 保 健 科 学 大 学 学 術 雑 誌2(1),13-15,1999.. 看 護 学 生69名 を 対 象 と して、 ベ ッ ドメー キ ング動 作 に. 9)土. お け る本 学 習 教 材 活 用 の有 効 性 を検 討 し、 以 下 の 結 果 を. お け る視 聴 覚 教 育 方 法 に 関 す る 検 討 一 動 作 分 析 装 置. 得 た。 1.本 学 習 教 材 活 用 回 数 と ボ デ ィメ カ ニ ク ス技 術 の向 上. を 用 い た ベ ッ ド メ ー キ ン グ 動 作 の 分 析 ,新. の 間 に 正 の 相 関 関 係 が み られ た。. 10)高. 2.本. 学 習 教 材 の 活 用 前 後 で、 前 傾 角 度 が 有 意 に改 善 し. た。 3.本. 井 英 子,石. 本 傳 江,他:ボ. 見公立. 短 期 大 学 紀 要21,75-82,2000. 橋 由 紀,中. 村 恵 子:看. 護学生 のボデ ィメカニクス. 習 得 に 関 す る 研 究(2)VTR視 姿 勢 ・表 面 筋 電 図 の 変 化,日. 学 習 教 材 の 活 用 前 後 で、 腰 痛 の 自覚 が 有 意 に減 少. デ ィメ カ ニ ク ス習 得 に. 5(1), . 聴 に よ る指 導 前 後 の 本看護技術研 究学会誌. 21-31, 2006.. した 。. 11)伊. 以 上 の 結 果 か ら、 本 学 習 教 材 を用 い る個 別 学 習 は、 看 護 学 生 ボデ ィ メ カ ニ ク ス の習 得 に貢 献 し、 腰 痛 改 善 に有. お け る前 傾 角 度 に 着 目 し た ボ デ ィ メ カ ニ ク ス チ ェ ッ. 用 で あ る可 能 性 が 示 唆 さ れ た。. 1-9, 2009.. 田 寿 彦,他:ベ. ク シ ス テ ム の 開 発,日. 12)伊. 謝. 丹 君 和,安. 丹 君 和,久. 本 教 育 工 学 会 論 文 誌33(1),. 留 島 美 紀 子:看. した危 険 角 度 で の. 辞. ッ ドメ ー キ ン グ 動 作 に. 護動作姿勢 改善を めざ. 「音 」 発 生 機 能 を 搭 載 した ボ デ ィ. メ カ ニ ク ス 学 習 シ ス テ ム 開 発 と そ の 評 価,日. 本看護. 本 研 究 に快 く参 加 協 力 頂 い た皆 様 方 に 心 よ り感 謝 い た しま す と も に、 論 文 作 成 に あ た り ご指 導 頂 き ま した諸 先. 研 究 会 雑 誌33(2),95-102,2010.. 生 方 に 深 く感 謝 申 し上 げ ます 。. 師 を 対 象 と した ボ デ ィ メ カ ニ ク ス 学 習 教 材 の 活 用 と. 13)伊. 丹 君 和,安. 評 価,人. 文 1)大 2)甲. 14)宮. 献 原 啓 志,青. 山 英 康:職. 業 性 腰 痛 の 疫 学 と 課 題,日. 繁 哲 徳,他:看. か わ る 職 業 性 要 因 の 疫 学 的 研 究,産. . 422, 1991.. 3). Jensen, R. C. : Disabling back injuries among nursing personal, Research needs and justificati on. Res. Nurs. Health10, 29, 1987.. 5)武. 西 正 光,名. 島 将 浩:看. の 疫 学 的 検 討,日 未 希 子,水. 護 業 務 従 事 者 にお け る腰 痛. 戸 優 子,他:看. ニ ク ス に 関 す る 文 献 の 検 討,東. . 大 学 紀 要11,175-181,1998.. . 川 鑛 一,鈴. 業 医 学33,410-. 本 腰 痛 会 誌1(1),13-16,1995.. . 6)小. 間 看 護 学 研 究9,1-10,2011.. 本 雅 史:新. 人 看 護 職 員 を 対 象 と し た 腰 痛 教 室,整. 木 玲 子,他:看. 東 京 電 気 大 出 版 局,2003.. 15)土. 方 浩 美,武. 石 浩 之,他:看. ア ン ケ ー ト に よ る 腰 痛 調 査,東. 護 婦 の 腰 痛 症 発 症 にか. . 4)北. 療 現 場 に勤 務 す る看 護. 形 ・災 害 外 科41,223-230,1998.. 本 災 害 医 学 会 誌42(6),413-419,1994. 田 茂 樹,久. 田 寿 彦,他:医. 護 短 期 大 学 生 にお け る 京 女 子 医科 大 学 看 護. 短 期 大 学 部 研 究 紀 要19,97-99,1997.. 16) Klaber, M. J. A: A longitudinal study of low back pain in student nurse. Int. J. Nurs. Stud 30( 3 ), 197-212, 1993. 17)古 株 ひ ろ み,北 村 隆 子,他:看 す る研 究(第1報),看. 護 婦 の腰 痛 予 防 に関. 護 女 子 学 生 の 腰 痛 実 態 調 査,. 滋 賀 県 立 大 学 看 護 短 期 大 学 部 学 術 雑 誌5,45-51, 2001.. 護 に お け る ボ デ ィメ カ. 18)下 田好 行:学. 習 意 欲 向 上 の た め の総 合 意 的 戦 略 に関. 京都 立 医 療 技 術 短 期. す る研 究,平. 成18年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究. 護 動 作 の エ ビ デ ン ス,. (C)研 究 成 果 最 終 報 告 書,2007. 19) 労 働 省 労 働 衛 生 課:職 場 に お け る腰 痛 予 防 対 策 マ ニ ュァ ル,中 央 労 働 災 害 防 止 協 会,1996..
(8) 川端. 50. (Summary). Key. Words. nursing. students. , individual. learning,. body. mechanics,. lower. back. pain. prevention. 愛野.
(9)
関連したドキュメント
活用のエキスパート教員による学力向上を意 図した授業設計・学習環境設計,日本教育工
The Moral Distress Scale for Psychiatric nurses ( MSD-P ) was used to compare the intensity and frequency of moral distress in psychiatric nurses in Japan and England, where
「心理学基礎研究の地域貢献を考える」が開かれた。フォー
工学部の川西琢也助教授が「米 国におけるファカルティディベ ロップメントと遠隔地 学習の実 態」について,また医学系研究科
子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30
支援級在籍、または学習への支援が必要な中学 1 年〜 3
具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.
大学図書館では、教育・研究・学習をサポートする図書・資料の提供に加えて、この数年にわ