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(1)

「社会福祉施設等における人材確保アンケート」

~介護関係事業所における労働及び従事者意識の実態調査~

平成24年3月

社会福祉法人 愛媛県社会福祉協議会

愛 媛 県 福 祉 人 材 セ ン タ ー

(2)

Ⅰ.調査概要

1.調査名 「社会福祉施設等における人材確保アンケート」 ~介護関係事業所における労働及び従事者意識の実態調査~ 2.調査機関 実施機関:社会福祉法人愛媛県社会福祉協議会・愛媛県福祉人材センター 業務委託:株式会社いよぎん地域経済研究センター 3.調査目的 今後のマンパワーに課題を残す介護現場における従事者の勤務実態について、職場及び 本人に対するアンケート調査・集計・分析を行い、介護関係事業所等の経営安定やスムー ズな運営及び人材確保に寄与することを目的とする。 4.アンケート調査方法 日 時 平成23 年 12 月 9 日(金) ~ 平成 23 年 12 月 20 日(月) 調 査 地 域 愛媛県全域 調査対象事業所 <施設関係> 養護老人ホーム:23 か所 特別養護老人ホーム(指定介護老人福祉施設):93 か所 軽費老人ホーム(特定施設入居者生活介護事業者):53 か所 有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護事業者):61 か所 介護老人保健施設:62 か所 介護療養型医療施設(指定介護療養型医療施設):54 か所 認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護事業所):253 か所 小規模多機能施設(小規模多機能型居宅介護事業所):60 か所 <在宅関係> 訪問介護事業所:427 か所から抜粋し 50 か所 居宅介護支援事業所:482 か所から抜粋し 50 か所 社会福祉協議会:19 か所 合計 778 か所 調査対象従事者 上記事業所に勤務する ケアマネジャー 介護職員(介護福祉士資格有) 介護職員(介護福祉士資格なし) 生活(支援)相談員 看護師 合計2,859 人 調 査 方 法 アンケート用紙を各事業所へ郵送し、事業所が取りまとめ返送 回 収 数 事業所288 か所(回収率 37.0%) 従事者 1,110 人(回収率 38.8%)

(3)

5.回答者属性 (1)事業所アンケート属性 A.組織形態 B.施設・事業所の種類 (2)従事者アンケート属性 A.性別 D.年齢 B.施設・事業所の種類 E.勤続年数 F.経験年数 C.職種 回答者数 男性 242 女性 708 不明 60 全体 950 回答者数 20歳未満 7 20歳代 138 30歳代 262 40歳代 261 50歳代 255 60歳以上 65 不明 22 全体 988 (※)事業所によっては複数事業を営んでいるケースがあり、「施設・事業所の種類」の合計は回答者数に合致しない 不明分の回答は集計しない アンケート結果の図表の構成比は四捨五入したため、構成比の和は100.0 にならない場合がある 回答者数 養護老人ホーム 55 特別養護老人ホーム 223 軽費老人ホーム 27 有料老人ホーム 116 介護老人保健施設 94 介護療養型医療施設 34 認知症グループホーム 254 小規模多機能施設 98 訪問介護事業所 36 居宅介護支援事業所 42 社会福祉協議会 15 不明 28 全体 982 回答者数 ケアマネジャー 245 介護福祉士 247 介護職員(資格なし) 261 生活支援相談員 115 看護師 141 不明 1 全体 1009 回答者数 1年未満 96 1年以上3年未満 236 3年以上5年未満 204 5年以上10年未満 281 10年以上 169 不明 24 全体 986 回答者数 1年未満 53 1年以上3年未満 135 3年以上5年未満 178 5年以上10年未満 297 10年以上 300 不明 47 全体 963 回答者数 社会福祉法人 87 医療法人 55 株式会社・有限会社 90 NPO法人 7 その他 21 不明 28 全体 260 回答者数 養護老人ホーム 12 特別養護老人ホーム 46 軽費老人ホーム 11 有料老人ホーム 29 介護老人保健施設 19 介護療養型医療施設 9 認知症グループホーム 84 小規模多機能施設 24 訪問介護事業所 27 居宅介護支援事業所 32 社会福祉協議会 6 不明 15 全体 273

(4)

Ⅱ.社会福祉施設等の事業所アンケート調査結果

1.職員の採用状況 (1)正規職員の人材確保の状況 正規職員の求人状況を尋ねたところ、68.6%の事業所で求人を実施していた。求人を実施 した事業所に対して人材確保の状況を尋ねたところ、「求人を上回っていた」「ほぼ求人ど おり応募はあった」と回答した事業所の合計は 48.4%で、求人した事業所の半数は、求人 を満たす応募があった半面、「ほとんど応募はなかった」と回答した事業所も19.5%あった。 組織形態別にみると、「ほとんど応募はなかった」との回答割合は「医療法人」が23.1% と高かった。 サービス種類別にみると、「在宅系サービス」では「求人を上回っていた」「ほぼ求人ど おり応募はあった」と回答した事業所の割合は合計で 54.1%と高く「施設系サービス」を 上回っているものの、「ほとんど応募はなかった」との回答も37.5%あった。 正規職員の人材確保の状況(組織形態別) 54.5 13.0 7.7 5.8 36.4 36.2 35.9 42.3 31.9 33.3 30.8 18.8 23.1 21.2 9.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=11 株式会社・有限会社 n=69 医療法人 n=39 社会福祉法人 n=52 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった 正規職員の人材確保の状況(サービス種類別) 8.3 12.3 45.8 35.6 8.3 35.0 37.5 17.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=24 施設系サービス n=163 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった 正規職員の人材確保状況 11.6 36.8 32.1 19.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=190 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった 正規職員の求人実施状況 68.6 31.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=277 求人を実施した 求人を実施していない

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(2)非正規職員(フルタイム)の人材確保の状況 非正規職員(フルタイム)の求人状況を尋ねたところ、61.5%の事業所で求人を実施していた。 求人を実施した事業所に対して人材確保の状況を尋ねたところ、「求人を上回っていた」「ほ ぼ求人どおり応募はあった」と回答した事業所の合計は43.8%あった半面、「ほとんど応募 はなかった」と回答した事業所も22.5%あった。 組織形態別にみると、求人を実施した「医療法人」の半数、「社会福祉法人」「株式会社・ 有限会社」の4割は求人を満たす応募があった。 サービス種類別にみると、求人を実施した「施設系サービス」は「ほぼ求人どおり応募 はあった」と回答した事業所の割合は半数ある一方、36.4%が「ほとんど応募はなかった」 と回答している。

非正規職員(フルタイム)の人材確保の状況(組織形態別)

8.7 12.5 13.0 2.0 52.2 27.1 39.1 38.0 35.4 34.8 34.0 25.0 13.0 26.0 21.7 17.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=23 株式会社・有限会社 n=48 医療法人 n=23 社会福祉法人 n=50 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(フルタイム)の人材確保の状況(サービス種類別)

50.0 13.6 36.4 施設系サービス n=136 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(フルタイム)の人材確保状況

7.5 36.3 33.8 22.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=160 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(フルタイム)の求人実施状況

61.5 38.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=260 求人を実施した 求人を実施していない

(6)

(3)非正規職員(パートタイム)の人材確保の状況 非正規職員(パートタイム)の求人状況を尋ねたところ、61.4%の事業所で求人を実施してい た。求人を実施した事業所に対して人材確保の状況を尋ねたところ、「求人を上回っていた」 「ほぼ求人どおり応募はあった」と回答した事業所の合計は 52.7%で、求人した事業所の 半数は、求人を満たす応募があった半面、「ほとんど応募はなかった」と回答した事業所も 23.4%あった。 組織形態別にみると、求人を実施した「社会福祉法人」で「ほとんど応募はなかった」 との回答が28.9%と高くなっている。 サービス種類別にみると、求人を実施した「在宅系サービス」では 40.0%が「ほとんど 応募はなかった」と回答している。

非正規職員(パートタイム)の人材確保の状況(組織形態別)

15.8 12.7 15.6 4.4 47.4 36.4 37.5 48.9 27.3 21.9 17.8 23.6 25.0 28.9 21.1 15.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=19 株式会社・有限会社 n=55 医療法人 n=32 社会福祉法人 n=45 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(パートタイム)の人材確保の状況(サービス種類別)

10.0 30.0 43.4 20.0 24.3 40.0 19.9 12.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=30 施設系サービス n=136 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(パートタイム)の人材確保状況

10.8 41.9 24.0 23.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=167 求人を上回っていた ほぼ求人どおり応募はあった 求人を少し下回っていた ほとんど応募はなかった

非正規職員(パートタイム)の求人実施状況

61.4 38.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=272 求人を実施した 求人を実施していない

(7)

(4)採用が困難な人材 採用が困難な人材を尋ねたところ、「施設現場で介護サービスを提供する人材」との回答 が76.2%で最も高くなった。 「施設系サービス」「在宅系サービス」ともに、現場でサービスを提供する実務者が不足 していることがうかがえる。 (5)正規職員の募集方法 正規職員の募集方法を尋ねたところ、「ハローワーク」の活用が91.0%と最も高く、次い で「高校・専門学校・大学等(38.2%)」、「求人情報誌・ホームページ(27.0%)」となった。 「施設系サービス」では「在宅系サービス」より、「高校・専門学校・大学等」「求人情 報誌・ホームページ」の活用しているとの回答割合が高かった。 正規職員の募集方法 14.0 7.0 20.9 14.0 25.6 16.3 23.3 83.7 17.0 20.6 18.8 24.3 26.1 27.1 41.3 93.1 16.1 18.4 19.1 22.8 25.5 27.0 38.2 91.0 新聞広告 インターンシップ、実習・職場体験の受け入れ 福祉人材センター・福祉人材バンク 法人のホームページ 役員・職員の推薦 求人情報誌・ホームページ 高校・専門学校・大学等 ハローワーク 全体 n=288 施設系サービス n=232 在宅系サービス

採用確保が困難な人材

8.9 13.3 8.9 44.4 66.7 3.3 11.3 15.6 50.5 77.8 4.5 11.3 14.7 49.1 76.2 0 20 40 60 80 100 総務事務 経営者を補佐し、事業経営の相談相手となる人材 施設全体のマネジメントを行う人材 現場のマネジメントを行い介護サービスの中核を担う人材 施設現場で介護サービスを提供する人材 (%) 全体 n=288 施設系サービス n=232 在宅系サービス n=48

(8)

(6)採用方法 正規職員の採用方法を尋ねたところ、「面接試験」の実施が95.3%と最も高く、次いで「書 類選考」49.5%となった。「実技試験」を実施する事業所は少数であった。 (7)課題 人材確保の課題を尋ねたところ、「まとめる人材や必要な能力を有する人材の応募が少な い」との回答が71.1%と最も多く、次いで「募集してもなかなか人が集まらない」が 59.0% となった。 「施設系サービス」と「在宅系サービス」の差を比べると、「採用しても離職する者が多 い」との回答は「施設系サービス」が9ポイント程度高く、「募集・採用に関するノウハウ やシステムが確立していない」との回答は「在宅系サービス」が8ポイント程度高くなっ ている。 正規職員の採用方法 4.4 0.0 6.7 15.6 55.6 91.1 8.0 1.3 9.7 14.2 49.6 96.0 7.2 1.1 9.0 14.8 49.5 95.3 0 20 40 60 80 100 その他 実技試験 適正検査 筆記試験 書類選考 面接試験 (%) 全体 n=288 施設系サービス n=232 在宅系サービス n=48

人材確保の課題

4.5 13.6 18.2 18.2 61.4 65.9 1.8 5.4 11.3 27.1 56.1 71.5 2.2 6.2 11.4 25.6 59.0 71.1 0 20 40 60 80 100 その他 募集・採用に関するノウハウやシステムが確立していない 応募者が求める労働条件を提示できない 採用しても離職する者が多い 募集してもなかなか人が集まらない まとめる人材や必要な能力を有する人材の応募が少ない (%) 全体 n=288 施設系サービス n=232 在宅系サービス n=48

(9)

2.職員の処遇 (1)定期昇給について 定期昇給の状況を尋ねたところ、80.4%の事業所で定期昇給を実施している。 組織形態別にみると、「社会福祉法人」では95.3%、「医療法人」では 83.6%が定期昇給 を実施していた。「株式会社・有限会社」では58.4%と、他の組織と比較して定期昇給を導 入している割合は低くなった。 サービス種類別にみると、「施設系サービス」は「在宅系サービス」と比べ、定期昇給を 実施している事業所の割合が9 ポイント程度高かった。

定期昇給の有無(組織形態別)

85.2 58.4 83.6 95.3 14.8 41.6 16.4 4.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=27 株式会社・有限会社 n=89 医療法人 n=55 社会福祉法人 n=86 あり なし

定期昇給の有無(サービス種類別)

72.9 27.1 17.9 82.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=48 施設系サービス n=229 あり なし

定期昇給の有無

80.4 19.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=285 あり なし

(10)

(2)一人あたりの平均昇給額 一人あたりの平均昇給額を尋ねたところ、2,000 円以上と回答した事業所が 6 割程度あっ た。その中でも「4,000 円以上」との回答は 11.7%となった。 組織形態別にみると、「社会福祉法人」は「医療法人」や「株式会社・有限会社」より2,000 円以上と回答した事業所の割合が15 ポイント程度高かった。 サービス種類別にみると、それほど大きな差はなかったが、「1,000 円未満」と回答した 事業者の割合は、「施設系サービス」が「在宅系サービス」より8 ポイント程度高かった。

一人あたり平均昇給額(組織形態別)

0.0 20.4 23.9 10.0 22.7 32.7 28.3 27.5 27.3 24.5 34.8 21.3 22.7 10.2 10.9 28.8 27.3 12.2 12.5 2.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=22 株式会社・有限会社 n=49 医療法人 n=46 社会福祉法人 n=80 1,000円未満 1,000円~2,000円未満 2,000円~3,000円未満 3,000円~4,000円未満 4,000円以上

一人あたり平均昇給額(サービス種類別)

5.7 34.3 26.7 20.0 25.6 22.9 22.2 17.1 11.7 13.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=35 施設系サービス n=180 1,000円未満 1,000円~2,000円未満 2,000円~3,000円未満 3,000円~4,000円未満 4,000円以上

一人あたり平均昇給額

14.4 26.6 25.2 22.1 11.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=222 1,000円未満 1,000円~2,000円未満 2,000円~3,000円未満 3,000円~4,000円未満 4,000円以上

(11)

(3)人事考課 定期昇給の際に人事考課を行っているかどうかを尋ねると、人事考課を「行っている」 と回答した事業所は75.1%となった。 組織形態別にみると、「株式会社・有限会社」では人事考課を行っている割合が84.5%と 最も高く、「社会福祉法人」は66.7%とやや低くなった。 サービス種類別にみると、それほど大きな差はなかった。

定期昇給の際の人事考課(組織形態別)

78.3 84.5 76.1 66.7 21.7 15.5 23.9 33.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=23 株式会社・有限会社 n=58 医療法人 n=46 社会福祉法人 n=81 行っている 行っていない

定期昇給の際の人事考課(サービス種類別)

73.0 27.0 23.6 76.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=37 施設系サービス n=191 行っている 行っていない

定期昇給の際の人事考課

75.1 24.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=233 行っている 行っていない

(12)

(4)資格手当 資格手当を支給しているかどうか尋ねたところ、「している」と回答した事業所が71.0% となった。 組織形態別にみると、資格手当を支給している割合は、「医療法人」や「株式会社・有限 会社」の方が「社会福祉法人」より20 ポイント以上高くなった。 手当支給金額の平均は、「作業療法士」「理学療法士」が 2 万円台で、「看護師」「ケアマ ネジャー」が1 万円台となった。 <各種資格手当支給金額(1 か月)> 資格 看護師 介護福祉士 社会福祉士 ケアマネジャー ホームヘルパー1級 作業療法士 理学療法士 平 均 金額 13,056 円 6,734 円 8,712 円 12,773 円 4,309 円 24,647 円 21,735 円

資格手当の支給(組織形態別)

40.7 82.0 83.0 60.5 59.3 18.0 17.0 39.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=27 株式会社・有限会社 n=89 医療法人 n=53 社会福祉法人 n=86 している していない

資格手当の支給(サービス種類別)

66.0 34.0 28.1 71.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=47 施設系サービス n=228 している していない

資格手当の支給

71.0 29.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=283 している していない

(13)

(5)所定内賃金(介護福祉士、経験5 年) 経験年数 5 年程度の介護福祉士を雇用した場合の 1 か月あたりの所定内賃金を尋ねたと ころ、「16 万円程度」と回答した事業所の割合が 45.1%と高かった。 組織形態別にみると、「社会福祉法人」「医療法人」「株式会社・有限会社」のいずれも、 「16 万円程度」と回答した事業所の割合が高かった。 サービス種類別にみると、「施設系サービス」「在宅系サービス」ともに、「16 万円程度」 と回答した事業所の割合が高かったが、「18 万円程度」と回答した事業所の割合は「在宅系 サービス」の方が「施設系サービス」より10 ポイント高かった。

1か月あたりの所定内賃金(組織形態別)

9.5 20.0 16.3 7.2 71.4 44.7 38.8 45.8 9.5 28.2 26.5 34.9 4.8 5.9 12.2 12.0 4.8 1.2 2.0 4.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=21 株式会社・有限会社 n=85 医療法人 n=49 社会福祉法人 n=83 14万円程度 16万円程度 18万円程度 20万円程度 22万円程度 25万円以上

1か月あたりの所定内賃金(サービス種類別)

11.6 37.2 46.0 37.2 27.2 11.6 10.3 14.1 1.4 2.3 1.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=43 施設系サービス n=213 14万円程度 16万円程度 18万円程度 20万円程度 22万円程度 25万円以上

1か月あたりの所定内賃金(介護福祉士、経験5年)

14.4 45.1 28.4 9.5 1.1 1.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=264 14万円程度 16万円程度 18万円程度 20万円程度 22万円程度 25万円以上

(14)

(6)育児・介護休業 育児・介護休業の利用状況を尋ねたところ、52.8%の事業所で利用実績があった。 育児・介護休業取得時の給与は83.9%の事業所で「無給」であった。 (7)経営者との面談 経営者との面談状況を尋ねたところ、36.0%の事業所は「実施していない」と回答した。 年に1 回以上定期的に面談の機会を設けている事業所は半数となった。 (8)退職金制度 退職金制度の有無を尋ねたところ、71.8%の事業所が「ある」と回答した。

経営者との面談

その他 13.3% 実施していな い 36.0% 6ヶ月に1回程 度実施してい る 24.5% 1年に1回程度 実施している 26.3% n=278

退職金制度の有無

ある 71.8% ない 28.2% n=284

育児・介護休業の利用状況

利用した職員 がいる 52.8% 利用した職員 はいない 47.2%

育児・介護休業の取得時の給与

その他 4.2% 80%支給 1.3% 60%支給 10.6% 無給 83.9% n=286 n=236

(15)

3.人材育成への取り組みについて (1) 年間計画の策定 人材育成のため年間計画の策定状況を尋ねたところ、46.2%の事業所が策定していると回 答した。 組織形態別にみると、「株式会社・有限会社」が 52.4%で策定している割合が最も高く、 次いで「医療法人(49.1%)」、「社会福祉法人(45.2%)」となった。 サービス種類別にみると、「在宅系サービス」は策定している割合が 38.3%で、「施設系 サービス」と比べると9ポイント程度低くなった。

人材育成のための年間計画策定状況(組織形態別)

39.3 52.4 49.1 45.2 60.7 47.6 50.9 54.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% その他(NPO法人等) n=28 株式会社・有限会社 n=82 医療法人 n=53 社会福祉法人 n=84 策定している 策定していない

人材育成のための年間計画策定状況(サービス種類別)

38.3 61.7 52.5 47.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 在宅系サービス n=47 施設系サービス n=219 策定している 策定していない

人材育成のための年間計画策定状況

46.2 53.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 n=273 策定している 策定していない

(16)

(2) 職場内研修 A.実施状況 職場内研修における研修の実施状況を尋ねたところ、91.5%の事業所で実施していた。ほ とんどの事業所で職場内研修を実施していることがうかがえる。 B.研修内容 職場内で実施された研修内容を尋ねたところ、「福祉サービスの知識・技術」が89.6%と 最も多く、次いで「接客・ビジネスマナー(48.3%)」、「職員倫理・人権(40.9%)」の順と なった。日常業務において必要なスキルの習得に重点が置かれていることがうかがえる。

職場内研修の実施状況

実施していない 8.5% 実施している 91.5% n=283

実施された職場内研修

10.8 12.0 22.4 25.9 32.8 40.9 48.3 89.6 0 20 40 60 80 100 その他 経営ビジョン・事業計画 社会福祉関連の法令 組織の規定・規則 組織の理念・価値観 職員倫理・人権 接客・ビジネスマナー 福祉サービスの知識・技術 (%) n=282

(17)

(3)外部機関が実施する研修 A.派遣状況 職員の外部研修への派遣は 92.7%の事業所で実施していた。ほとんどの事業所で外部研 修へ職員を派遣していることがうかがえる。 B.派遣する理由 外部研修へ職員を派遣する理由を尋ねたところ、「職員の知識・技術を高めるため」が 87.9%と最も多く、次いで「職員のモチベーションを高めるため(60.6%)」、「長期的な視 野に立った人材育成につなげるため(47.3%)」の順になった。

外部研修への職員派遣状況

派遣していない 7.3% 派遣している 92.7% n=288

外部研修へ職員を派遣する理由

16.7 23.5 35.6 37.9 47.3 60.6 87.9 0 20 40 60 80 100 職員間のチームワークをよくするため 業務が円滑に行われるようにするため 業務課題に取り組む姿勢をよくするため 職員それぞれの立場への自覚につなげるため 長期的な視野に立った人材育成につなげるため 職員のモチベーションを高めるため 職員の知識・技術を高めるため (%) n=264

(18)

C.派遣しない理由 外部研修へ職員を派遣しない理由を尋ねたところ、「職員数が不足している」が66.7%と 最も多く、次いで「魅力的な外部研修がない(38.1%)」の順となった。「派遣する費用が捻 出できない」との理由は19.0%と低かった。 D.効果 外部研修へ職員を派遣した効果を尋ねたところ、「職員間の知識・技術が高まった」が 70.4%と最も多く、次いで「職員のモチベーションが高まった(48.1%)」、「職員それぞれ の立場への自覚につながった(35.8%)」の順となった。

外部研修へ職員を派遣した効果

3.1 12.3 12.3 19.2 30.0 35.8 48.1 70.4 0 20 40 60 80 その他 職員間のチームワークがよくなった 業務が円滑に行われるようになった 長期的な視野に立った人材育成につながった 業務課題に取り組む姿勢がよくなった 職員それぞれの立場への自覚につながった 職員のモチベーションが高まった 職員間の知識・技術が高まった (%) n=261

外部研修へ職員を派遣しない理由

14.3 14.3 19.0 38.1 66.7 0 20 40 60 80 その他 研修を希望する職員がいない 派遣する費用が捻出できない 魅力的な外部研修がない 職員数が不足している (%) n=21

(19)

Ⅲ.社会福祉施設等の従事者アンケート結果

1.職場に関すること 従事者(以下「職員」)に現在の職場が社員教育へ力を入れていると思うか尋ねたところ、 51.0%が「思う」と回答し、15.9%が「思わない」と回答した。 「人間関係はまあまあよい」と思うか尋ねたところ、61.9%が「思う」と回答し、10.1% が「思わない」と回答した。おおむね、職場内の人間関係はよいとの結果となった。 「休日・休暇は希望通り取れる」については、76.5%が「思う(希望通り取れる)」と回 答し、8.0%が「思わない(希望通り取れない)」と回答した。おおむね、休日、休暇の取得 はうまくいっているという結果になった。 「離職率が高い」については、30.5%が「思う(高い)」と回答し、39.9%が「思わない (高くない)」と回答した。 「業績目標・ノルマがきつい」については、62.7%が「思わない(きつくない)」と回答 し、10.3%が「思う(きつい)」と回答した。業績・ノルマに追われての就業スタイルでは ないことがうかがえる。 「賃金水準が低い」と思うかについては、45.5%が「思う(低い)」と回答し、20.6%が 「思わない(低くはない)」と回答した。低いと考えている人の割合が、低くないと考えて いる人の割合を25 ポイント上回った。 「仕事はとても忙しい」と思うかについては、55.3%が「思う(忙しい)」と回答し、11.6% が「思わない(忙しくない)」と回答した。忙しいと考えている人の割合が大きく上回った。

職場に関する調査

55.3 45.5 10.3 30.5 76.5 61.9 51.0 11.6 20.6 62.7 39.9 8.0 10.1 15.9 33.2 33.9 27.0 29.6 15.6 28.1 33.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 仕事はとても忙しい n=1004 賃金水準が低い n=1005 業績目標・ノルマがきつい n=999 離職率は高い n=1004 休日・休暇は希望通り取れる n=1003 人間関係はまあまあよい n=1004 社員教育へ力を入れている n=999 思う 思わない どちらともいえない

(20)

2.仕事に関すること (1)介護の仕事を選んだ理由 仕事を選んだ理由を尋ねたところ、全体では「やりがいがある」と回答した人の割合が 52.6%と最も高く、次いで「自分の性格や適正にあっている」が 44.8%、「自分の能力や資 格が活かせる」が38.4%となった。 職種別にみると、「看護師」は、「自分の能力や資格が活かせる(52.2%)」、「自分の性格 や適正にあっている(50.7%)」が高くなった。また、他の職種と比べ「長く仕事を続けら れる(33.8%)」が高くなった。 「生活支援相談員」は、「やりがいがある(57.7%)」、「自分の性格や適正にあっている (50.5%)」が高くなった。 「介護職員(介護福祉士の資格なし(以下「資格なし」))」は「やりがいがある(54.8%)」 「自分の性格や適正にあっている(45.6%)」が高くなった。また、他の職種と比べ「就職 しやすい(22.6%)」が高くなった。 「介護福祉士」は、「やりがいがある(47.7%)」、「自分の性格や適正にあっている(39.9%)」 が高くなっており、全体と同じ傾向となっている。 「ケアマネジャー」は「やりがいがある(59.3%)」、「自分の能力や資格が活かせる (55.1%)」がともに他の職種と比べ高かった。

介護の仕事を選んだ理由

9.1 9.5 9.9 25.9 19.3 28.8 55.1 42.8 59.3 16.9 20.2 19.3 20.6 22.2 22.2 35.8 39.9 47.7 17.5 21.8 22.6 19.4 23.4 29.0 16.7 45.6 54.8 13.5 14.4 7.2 21.6 30.6 16.2 40.5 50.5 57.7 5.1 16.9 14.0 12.5 24.3 33.8 52.2 50.7 41.9 13.1 16.9 15.7 20.6 23.0 26.5 38.4 44.8 52.6 0 20 40 60 80 将来性がある 親族や恩師、知人のすすめ 就職しやすい 専門職としてスキルアップできる 社会に貢献できる 長く仕事を続けられる 自分の能力や資格が活かせる 自分の性格や適性にあっている やりがいがある (%) 全体(n=986) 看護師(n=136) 生活支援相談員(n=111) 介護職員(資格なし)(n=252) 介護福祉士(n=243) ケアマネジャー(n=243)

(21)

(2)仕事内容以外で最も重視する項目 仕事の内容以外で最も重視することを尋ねたところ、全体では「通勤の便利さ」と回答 した人の割合が26.4%と最も高く、次いで「勤務日数、労働時間、勤務時間帯(21.6%)」、 「給与、賞与等の水準(16.4%)」となった。 職種別にみると、「看護師」は、他の職種と比べ「通勤の便利さ(34.6%)」、「勤務日数、 労働時間、勤務時間帯(30.1%)」が高く、「給与、賞与等の水準(13.2%)」が低くなった。 「生活支援相談員」は、他の職種と比べ「事業所の経営状況・経営安定度(13.9%)」が 高くなった。 「介護職員(資格なし)」は「通勤の便利さ(28.9%)」、「勤務日数、労働時間、勤務時間 帯(18.6%)」が高くなった。 「介護福祉士」は、他の職種と比べ「職場の雰囲気(16.1%)」が高くなった。 「ケアマネジャー」は、他の職種と比べ「給与、賞与等の水準(20.7%)」が高くなった。

仕事の内容以外で最も重視すること

4.1 8.3 5.4 8.7 20.7 24.5 20.3 7.4 4.1 5.4 16.1 13.6 20.2 26.0 4.7 3.2 4.3 13.8 16.2 18.6 28.9 7.4 3.7 2.8 13.9 15.7 16.7 14.8 25.0 3.7 1.5 4.4 2.2 7.4 13.2 30.1 34.6 4.6 4.7 4.8 5.6 12.4 16.4 21.6 26.4 面接した人の印象・人柄 事業所の知名度・イメージ 事業所の方針、経営理念 事業所の経営状態・経営安定度 職場の雰囲気 給与、賞与等の水準 勤務日数、労働時間、勤務時間帯 通勤の便利さ 全体(n=981) 看護師(n=136) 生活支援相談員(n=108) 介護職員(資格なし)(n=253) 介護福祉士(n=242)

(22)

(3)仕事のやりがい 現在の仕事のやりがいについて尋ねたところ、全体では「とてもやりがいを感じる」と 「ある程度やりがいを感じる」と回答した人の合計割合は、88.3%と高くなった。「まった くやりがいを感じない」との回答はほとんどなかった。 職種別にみると、それほど大差はないものの、「ケアマネジャー」「介護職員(資格な し)」「生活支援相談員」が他の職種と比べよりやりがいを感じていることがうかがえる。

仕事のやりがい

19.1 27.0 25.8 17.8 25.1 22.8 67.6 65.8 62.9 67.8 64.8 65.5 12.5 6.3 9.7 13.6 9.7 10.7 0.9 0.4 0.8 1.6 0.9 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=136 生活支援相談員 n=111 介護職員(資格なし) n=248 介護福祉士 n=236 ケアマネジャー n=227 全体 n=959 とてもやりがいを感じる ある程度やりがいを感じる あまりやりがいを感じない まったくやりがいを感じない

(23)

(4)満足度 A.給与・賃金 給与・賃金の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と回答した人 が「不満」「やや不満」と回答した人の割合を、9ポイント程度上回った。 職種別にみると、「介護福祉士」の満足度は他の職種と比べ高く「生活支援相談員」「看 護師」はやや低くなっている。 B.労働時間・勤務時間帯 労働時間・勤務時間帯の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と 回答した人が「不満」「やや不満」と回答した人の割合を17ポイント下回った。 職種別にみると、「生活支援相談員」の満足度は他の職種と比べやや低くなっている。 給与・賃金 10.1 10.5 15.6 16.8 9.9 13.1 20.1 20.2 23.7 28.3 23.5 23.9 42.4 34.2 34.2 30.3 34.2 34.4 10.8 12.3 10.1 7.0 13.6 10.5 18.0 18.9 17.6 16.3 22.8 16.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=139 生活支援相談員 n=114 介護職員(資格なし) n=257 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=243 全体 n=998 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満 労働時間・勤務時間帯 10.4 13.5 17.2 13.1 14.1 50.4 42.7 48.4 47.1 46.3 18.3 22.3 15.2 22.5 19.8 4.2 3.7 2.0 5.0 1.7 9.3 15.5 13.5 17.2 16.5 19.1 看護師 生活支援相談員 n=115 介護職員(資格なし) n=260 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=244 全体 n=1004 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満

(24)

C.休日・休暇 休日・休暇の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と回答した人 が「不満」「やや不満」と回答した割合を28 ポイント程度下回った。 職種別にみても全体的に満足度は低くなっており、休日・休暇は取得しにくいことがう かがえる。 D.仕事内容 仕事内容の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と回答した人が 「不満」「やや不満」と回答した割合を22 ポイント程度下回った。 職種別にみると、「介護職員(資格なし)」「生活支援相談員」の満足度は他の職種と比べ やや低くなっている。 仕事内容 20.7 9.6 10.1 15.2 15.8 14.2 50.0 41.7 47.1 49.2 39.4 45.5 9.3 18.3 14.4 9.0 14.9 12.9 2.2 2.1 2.5 2.3 2.6 1.4 18.6 27.8 26.1 24.2 27.8 25.2 看護師 n=140 生活支援相談員 n=115 介護職員(資格なし) n=257 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=241 全体 n=998 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満 休日・休暇 10.0 12.3 11.2 14.6 14.4 12.9 44.3 41.2 36.3 38.2 32.9 37.6 19.3 26.3 28.2 23.2 26.7 25.1 7.9 0.9 3.5 6.1 4.1 4.6 19.8 21.8 17.9 20.8 19.3 18.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=140 生活支援相談員 n=114 介護職員(資格なし) n=259 介護福祉士 n=246 ケアマネジャー n=243 全体 n=1003 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満

(25)

E.人間関係 人間関係の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と回答した人が 「不満」「やや不満」と回答した割合を31 ポイント程度下回った。 職種別にみても全体的に満足度は低くなっている。 F.事業所の方針・理念 事業所の方針・理念の満足度について尋ねたところ、全体では「満足」「やや満足」と回 答した人が「不満」「やや不満」と回答した割合を27 ポイント程度下回った。 職種別にみても全体的に満足度は低くなっている。

人間関係

12.1 9.6 14.0 9.8 12.7 11.9 42.6 40.0 32.6 39.6 37.7 14.9 18.3 19.8 17.1 18.4 17.9 2.8 4.3 1.9 5.3 3.3 3.5 37.8 28.9 27.9 28.2 31.8 27.8 27.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=141 生活支援相談員 n=115 介護職員(資格なし) n=258 介護福祉士 n=245 ケアマネジャー n=244 全体 n=1004 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満

事業所の方針・理念

10.4 5.8 7.0 10.2 8.7 41.7 48.4 54.1 40.6 47.8 14.8 18.6 13.5 14.3 14.8 2.1 6.1 5.0 3.3 3.3 3.9 24.9 31.6 22.1 22.1 27.0 生活支援相談員 n=115 介護職員(資格なし) n=258 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=244 全体 n=1002 満足 やや満足 ふつう やや不満 不満

(26)

G.処遇 (a)不満の有無 自身の処遇への不満を尋ねたところ、処遇へ「不満はない」と回答したのは 47.7%とな った。 (b)具体的な不満内容 具体的な不満内容を尋ねたところ、全体では「賃金水準」と回答した人の割合が 34.9% と最も高く、次いで「賃金以外の労働条件」が22.8%となった。 職種別にみると、「介護福祉士」は、他の職種と比べ「賃金水準(41.0%)」、「賃金以外の 労働条件(27.0%)」の不満が高く、「生活支援相談員」は、「賃金水準(25.9%)」、「賃金以 外の労働条件(12.5%)」の不満が低かった。

処遇への不満

不満はない 47.7% 不満がある 52.3% n=1000

具体的な不満内容

7.9 12.0 12.4 11.2 13.3 24.5 34.4 3.7 10.7 13.5 16.4 13.1 27.0 41.0 3.1 5.5 10.2 16.0 10.5 19.9 35.2 8.9 10.7 7.1 12.5 12.5 12.5 25.9 5.1 9.6 8.8 11.8 11.0 25.7 31.6 5.4 9.6 11.0 13.9 12.2 22.8 34.9 0 20 40 60 自分の能力を発揮できない 自分の働きが評価されない 職場の上司との人間関係 職場の同僚との人間関係 将来性がない、キャリアアップが望めない 賃金以外の労働条件 賃金水準 全体(n=516) 看護師(n=30) 生活支援相談員(n=56) 介護職員(資格なし)(n=126) 介護福祉士(n=140) ケアマネジャー(n=126)

(27)

(5)辞意 A.辞めたいと思ったこと 辞めたいと思ったことがあるか尋ねたところ、「何度か辞めたいと思ったことがある」、 「辞めたいと思うことが多い」と回答した人の割合は合計で 65.6%となった。 B.辞めたい理由 辞めたい理由は「精神的にきつい」が36.8%で最も多くなった。 C.いつまで働きたいか 今の職場でいつまで働きたいか尋ねたところ、「体力の続く限り」「定年退職まで」を合 わせると半数を超えており、比較的長期の雇用を希望していることがうかがえる。

辞意

辞めたいと思 うことが多い 9.6% 何度か辞めた いと思ったこと がある 56.0% 辞めたいと 思ったことはな い 34.5% n=1004 辞めたい理由 5.1 6.1 7.1 9.6 11.1 13.1 16.8 22.9 26.8 36.8 0 20 40 自分の能力を発揮できない 利用者やその家族からの苦情、不満に耐えられない 仕事内容が自分に合わない 職場の方針が自分に合わない 休暇がとれない がんばっても認められない 職場の人間関係が悪い 体力的にきつい 賃金水準が低い 精神的にきつい (%) n=641 いつまで働きたいか すぐにでも辞めたい 2.9% 考えたことがない 8.2% ほかによい職場が 見つかるまで 12.9% 家庭の事情の許す 限り 19.8% 定年退職まで 体力の続く限り 31.1%

(28)

(6)評価 A.自分の働きに対する評価 自分の働きに対する評価について尋ねたところ、全体では「十分に評価されている」「一 応は評価されている」と回答した人の割合の合計が80.9%と高くなった。 職種別にみると、大差はないが「生活支援相談員」の評価に対する満足度が高いことが うかがえる。 B.評価されない理由 評価されていないと感じる理由を尋ねたところ、「評価する制度がない」と回答した人の 割合が50.6%と高かった。次いで「上司からほめられることがない(47.1%)」、「事業所の 経営者や責任者に声をかけられることがない(25.3%)」の順になった。

評価されない理由

2.9 20.1 25.3 47.1 50.6 0 20 40 60 利用者や利用者の家族から感謝されることがない 同僚から感謝されることがない 事業所の経営者や責任者に声をかけられることがない 上司からほめられることがない 評価する制度がない (%) n=174

自分の働きに対する評価

12.1 18.0 15.4 13.1 12.6 14.0 64.3 66.7 64.6 66.9 71.4 66.9 21.4 14.4 17.7 19.2 15.1 17.7 1.4 0.8 0.8 2.4 0.9 2.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=139 生活支援相談員 n=114 介護職員(資格なし) n=257 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=243 全体 n=998 十分に評価されている 一応は評価されている あまり評価されていない まったく評価されていない

(29)

(7)年間給与 年間給与(賞与を含み、時間外手当は除く)ついて尋ねたところ、全体では「300 万円未 満」と回答した人の割合が67.6%となった。 職種別にみると、「介護職員(資格なし)」では「300 万円未満」と回答した人の割合が 92.9%と高くなった。 (8)賃金水準 働きぶりや能力、保有する資格と比べての賃金水準について尋ねたところ、全体では「見 合っている」と回答した人の割合が26.8%となった。 職種別にみると、「生活支援相談員」では「見合っている」と回答した人の割合が35.7% と高くなった。 年間給与 48.9 42.5 92.9 48.1 67.6 51.1 57.5 17.6 51.9 32.4 82.4 7.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=139 生活支援相談員 n=113 介護職員(資格なし) n=255 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=241 全体 n=993 300万円未満 300万円以上

賃金水準

28.1 35.7 29.7 19.7 26.3 26.8 35.3 30.4 28.1 41.4 40.4 35.7 8.6 7.1 9.8 10.7 7.1 8.9 28.1 26.8 32.4 28.3 26.3 28.6 看護師 生活支援相談員 n=114 介護職員(資格なし) n=257 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=243 全体 n=998 見合っている やや少ない 非常に少ない どちらとも言えない

(30)

(9)転職 転職経験について尋ねたところ、全体では「転職したことがある」と回答した人の割合 が39.7%となった。 職種別にみると、「ケアマネジャー」は「転職したことがある」と回答した人の割合が 53.9%と高くなった。 転職したことがある人にその理由を尋ねたところ、「家庭の事情や個人的な事情」と回答 した人が39.5%と最も多くなった。 転職理由 12.7 11.9 18.3 22.2 27.8 39.7 37.3 7.3 13.5 21.9 25.0 37.5 36.5 34.4 10.4 19.5 23.4 27.3 45.5 19.5 35.1 17.6 5.9 26.5 38.2 29.4 41.2 47.1 4.2 18.8 14.6 18.8 31.3 16.7 58.3 10.2 14.4 20.4 24.9 34.3 32.2 39.5 0 20 40 60 80 自分がやりたい仕事ではなかった 体力的についていけなかった 労働時間、休日等の条件に満足できなかった 賃金水準に満足できなかった 職場での人間関係 職場の方針と自分の考えが合わなかった 家庭の事情や個人的な事情 全体(n=382) 看護師(n=48) 生活支援相談員(n=30) 介護職員(資格なし)(n=77) 介護福祉士(n=96) ケアマネジャー(n=126)

転職

64.7 68.7 69.6 58.5 46.1 60.3 35.3 31.3 30.4 41.5 53.9 39.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=139 生活支援相談員 n=112 介護職員(資格なし) n=256 介護福祉士 n=244 ケアマネジャー n=240 全体 n=992 転職したことはない 転職したことがある

(31)

(10)有資格者 A.活用状況 資格の活用について尋ねたところ、全体では「とても活かされている」、「まずまず活か されている」と回答した人の割合の合計が78.8%と高くなった。 職種別にみると、「社会福祉士」では「あまり活かせてない」と回答した人の割合が45.8% と高くなった。 B.資格に対する処遇 資格に対する処遇について尋ねたところ、全体では「妥当である」、「まずまず妥当であ る」と回答した人の割合の合計が85.6%と高くなった。 職種別にみると、「社会福祉士」では「妥当ではない」と回答した人の割合が31.6%と高 くなった。

資格に対する処遇

28.9 36.8 22.4 30.9 27.6 60.7 31.6 60.2 55.1 58.0 10.4 31.6 16.6 12.8 14.4 看護師 社会福祉士 n=19 介護福祉士 n=239 ケアマネジャー n=240 全体 n=633 妥当である まずまず妥当である 妥当ではない

資格の活用

15.7 12.5 14.2 30.0 20.5 70.7 37.5 59.6 51.4 58.3 10.0 45.8 23.3 17.3 19.1 2.2 0.8 2.5 4.2 3.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% 看護師 n=141 社会福祉士 n=24 介護福祉士 n=246 ケアマネジャー n=244 全体 n=645 とても活かせている まずまず活かせている あまり活かせていない まったく活かせていない

(32)

(11)介護福祉士の資格がない介護職員 A.資格の必要性 介護福祉士の資格がない介護職員に対して現在の仕事をする上で、介護福祉士、ケアマ ネジャーなどの専門資格の必要性について尋ねたところ、全体では「とても感じる」、「一 応感じる」と回答した人の割合の合計が81.4%と高くなった。 B.資格が必要な理由 資格が必要だと思う理由について尋ねたところ、「業務の幅が広がる」と回答した人の割 合が54.7%と高かった。次いで「手当の増加が期待できる(32.0%)」、「周囲から認められ る(25.9%)」の順になった。

資格の必要性

まったく感じない 1.6% あまり感じない 17.1% 一応感じる 41.7% とても感じる 39.7% n=253

資格が必要な理由

17.0 17.0 19.4 25.5 25.9 32.0 54.7 0 20 40 60 昇進、昇格につながる 責任のある仕事を任される 今以上の昇給が期待できる 転職に有利になる 周囲から認められる 手当の増加が期待できる 業務の幅が広がる (%) n=205

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Ⅳ.まとめ

○ 求人 ・ アンケート調査結果によると、求人した事業所の半数は、ほぼ計画通りの採用が できたという半面、ほとんど応募がなかった事業所も2割程度あり、二極化傾向 がうかがえる。 ・ 高齢者の増加に伴い今後も介護事業所の人手不足は続くことが想定される。アン ケート調査結果から、職場を選ぶ際に仕事内容以外で重視する項目としては、「通 勤の便利さ」「勤務日数、労働時間、勤務時間帯」を重視する傾向が強く、地域特 性、家族構成などを考慮した上で工夫していく必要がある。 ○ 職員の満足度向上 ・ 介護サービスは、人が人に施すサービスであり、職員の満足度向上のため職場環 境を整えていくことは重要である。アンケート調査結果によると、仕事にやりが いを感じている職員の比率は高く、モチベーションを保つための源泉となってい ることがうかがえる半面、「人間関係」、「休日・休暇」に不満を持つ職員は多い。 ・ 職員の満足度を向上させるための第一歩として、社内ルールを明確にし、決めら れたことを守っていくということが大切である。社内ルールの基本となるのは就 業規則であり、就業規則は職員と事業所の労働契約の一部であるという認識をも って取り込む必要がある。 ○ 職員のスキルアップ ・ アンケート調査結果によると、ほとんどの事業所で社内研修、社外研修への派遣 が行われていることがわかった。 ・ 介護福祉士の資格を持っていない職員の8割程度は、資格の必要性を感じており、 事業所における資格取得のサポートが求められる。介護職はケースバイケースの 対応が求められることが多いため、研修をスキル習得だけにとどまらさせず、ス タッフ自ら考える機会として捉えレベル向上を図ることが望ましい。 ・ 介護事業所の中では、研修カリキュラムや研修に力を入れていることをホームペ ージに紹介するようになってから求人時にはスキルの高い職員が集まるようにな った、といった事例もあった。 ○ 定着化 ・ 介護サービス分野では人手不足が慢性化しており、職員の定着化は、介護事業所 にとって極めて重要な課題である。一方、アンケート結果によると、6 割強の職 員は辞めたいと考えたことがあり、その理由は「精神的にきつい」が一番多かっ た。 ・ こうしたことから、職員の定着化には精神的なケアが必要であり、今後、ますま すその必要性が高まるものと考えられる。 ・ 精神的なケアを行うには、職員が経営者や上司に対して仕事上の悩みなどを相談 する機会が必要となるが、アンケート調査結果では、従業者との面談を実施して いない事業所が4割弱もある。まずは、経営者や上司が、個別面談などの機会を 設けて職員とのコミュニケーションを深めつつ、仕事上の悩みや苦労に対して理 解を示すことが求められる。

参照

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