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Oracle Solaris 11 への移行のススメ
Solaris エバンジェリスト 大曽根 明
第83回 夜な夜な! なにわオラクル塾
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン
ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。Oracle Solaris 11への移行のススメ
本日の予定
なぜ今Solaris 11なのか?
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
仮想化技術、組み合わせのお勧め
実際にSolaris 10ゾーンへ移行してみる
まとめ
なぜ今Oracle Solaris 11なのか?
クラウド時代ために生まれ変わったSolaris
時代の要請にこたえるように、
すべてのOS構成要素が仮想化可能
ZFSに代表されるように、モダンで使いやすい管理方法
Solaris 10までの膨大なお客様の声を反映
組み込まれた仮想化機能
セキュリティ
自動インストール
パッケージ
ゾーン
ネットワーク
ZFS
クラウドのために設計されたネットワーク
•
仮想化し、ネットワーク基盤を統合
- ネットワーク基盤の費用を削減•
統合された機能
ファイアーウォール、ルーティング、ロードバランス、ブ リッジング• 新しいネットワークの資源管理
– 帯域幅の管理、フロー(流れ)の管理
• 大きなネットワークパイプの分割
• 業界標準のインターフェイス
なぜ今なのか?
30対1 統合
以前
30 x 8 Coreシステム
最終節約
移行後
¥¥¥
Solarisゾーン/コンテナはライセンスの区切りとしてOracleとIBMによって認められている
•
32 Cores
•
2.5 kW
•
5 RU
•
9554 BTU/h (最大)
•
OSサポート: $12,200
•
87% 少ないCores
•
96% 少ないpower
•
99% 少ない空間
•
96% 少ない熱容量
•
90% サポートの節約
1 x 32 Coreシステム
•
240 Cores
•
63.5 kW
•
510 RU
•
216,480 BTU/h (最大)
•
OSサポート: $126,000
アプリケーションの投資保護
アプリケーションは新しいリリ
ースのOracle Solarisで動作
1997年からのアプリケーション
はそのまま動作
開発者のためにはソース互換
も維持
Oracle Solaris環境を維持
旧Oracle Solaris環境をZoneへ
移行
Oracle SPARC
Oracle VM for SPARC
Oracle Solaris 10
Oracle Solaris 11
Solaris 11 Zone Solaris 10 Zone Solaris 8
Zone Solaris 9 Zone Solaris 10 Zone
Oracle x86
Oracle VM for x86
Oracle Solaris 10
Oracle Solaris 11
Solaris 11 Zone Solaris 10 Zone Solaris 10
Zone
Solaris 10 Zone
Solaris 10 Zone
Oracle Solaris 11への移行のススメ
本日の予定
なぜ今Solaris 11なのか?
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
仮想化技術、組み合わせのお勧め
実際にSolaris 10ゾーンへ移行してみる
まとめ
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
Solaris 11へアプリケーションを移行
現在使っているアプリケーションとその環境をSolaris 11
ネィティブで実行
最も実行効率がよく、Solaris 11の利点を生かせる移行
Solaris 2.6以降バイナリの互換性を補償
Oracleが定義する公開APIを正しく使っていればそのまま稼働
各種ツールで支援
それでも多くの場合本番稼動には最も時間/工数がかかる
Solaris 11へアプリケーションを移行
(続き)
Solaris 2.6 時代から永年培われてきた互換性
OS Version 間で ABI・APIの互換性を高次元で維持
Solaris ABI と ABI ツール
http://docs.oracle.com/cd/E19253-01/819-0392/6n2qr182c/in
dex.html
Solaris 10 appcert ツール
http://otn.oracle.co.jp/technology/global/jp/sdn/solaris/migration/sun2sun/abitool.html
Solaris 11 互換性チェックツール (Oracle Solaris Preflight Application Checker )
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/downloads/preflight-checker-tool-524493.html
Oracle Solaris Guarantee Program 詳細
Solaris 11へアプリケーションを移行
(続き)
互換性の保証があっても以下の理由により、調査は必要:
アプリケーションのフレームワークが古いものを使っている
いくつかのフレームワークは新しいものに入れ替わっている(例:lpdは
cupsで入れ替え)
補償の対象外のAPIを使っていたのにSolaris 10ではたまたま動いてい
た。たとえば、スタティック・リンクをしていたアプリケーション
コマンドの場所が変わっている(例えばwhoamiは/usr/ucbから/usr/bin
に移動)
ISOと互換性の無いロケールの削除
Solaris 11へアプリケーションを移行
(続き)
ISVのガイドに
従って調査
Solaris 11のEOF
やリリースノート
での調査
Preflight
Checkerで
調査
問題の
修正
p2vもしくは
v2vで移行
Solaris 11上の
Solaris 10
ゾーンで動作
アプリが
Solaris 11
で動作
Solaris 11上
の動作を
検証
アプリが
Solaris 11
で動作
既存のアプリ
がSolaris10
で動作
計画
試験
ABI互換の例
Solaris 2.4の時代のバイナリがそのまま動きます
$ ls -l jove
-rwxr-xr-x 1 xxx staff 235916 8月 31日 1994年 jove
$ ldd jove
libc.so.1 =>
/lib/libc.so.1
libm.so.2 =>
/lib/libm.so.2
$ mcs -p jove | egrep "SunOS|Sun_C“ | uniq | head -3
acomp: PC2.0.1 30 April 1993 Sun_C_2.0.1
acomp: PC2.0.1 patch 101205-02 08 Nov 1993 Sun_C_2.0.1
@(#)SunOS 5.4 generic July 1994
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
Solaris 10ゾーンの利用
ゾーンは最も集約効率がよく、手軽に使えるOS仮想化
Solaris 11でさらに使いやすく、強力
ネットワーク仮想化機能(Crossbow)との組み合わせで、ネットワー
ク構成も柔軟
Solaris 11では、追加ソフトではなく、最初からSolaris 10
ゾーンをサポート(Solaris 11に組み込み)
ブランデッド・ゾーンとしてSolaris 10では、追加ソフトでSolaris 8と
Solaris 9コンテナをサポート
p2v/v2vのツールを用意
Solaris 11 ゾーン
セキュア、軽量な仮想化
ノードあたり数百のゾーンまで拡張可能
システム管理の委譲
ZFS データセット、ブート環境
ゾーン単位の可観測性
Solaris 10 ゾーン
NFS サーバー
ネットワーク層の分離とリソース制御
インストール、セキュリティ、ZFS、ネットワーク、
IPS、SPARCとx86対応のハイパーバイザー機
能と共に設計、実装
VMWareと比較して、1/15のオーバーヘッド
KVMと比較して、1/4のレイテンシー
仮想、統合ネットワーク基盤 • パフォーマンスの向上とコスト削減 • セキュアな分離 統合された機能 • ルーティング、ファイヤーウォール、ロードバランス、 ブリッジ、高可用性 KVMと比較して、わずか1/4のレイテンシー
クラウドに対応できるネットワーク仮想化
パラレルネットワーク層(スケーラビリティを実装) • ハードウェアアクセラレーション付きのネットワークリソース 管理機能 • すべての層においてパフォーマンス出すために最適化 使いやすさ • 自動ネットワークモード • 細かいレベルの可観測性 • VLANの隔離、ダイナミックプロビジョニングSolaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
OVM for x86 も for SPARC もどちらもハイパーバイザ
x86はXENを基本、SPARCはハードとハイパーバイザを一体設計
オラクル社のサーバでサポートともに使う場合はいくつのインスタン
スでもSolaris, Oracle Linuxである限り使いたい放題
ゾーンと異なり
異なったOSを同時に動作可能
ライブ・マイグレーションのサポート
最適化されているとはいえハイパーバイザによるオーバーヘッド
Oracle VM Server for SPARC
SPARCハイパーバイザ
T-シリーズ
サーバ
Oracle VM Server for SPARC 2.1
Solaris 10 プリインストールモデルには、
OVM for SPARC 2.1 インストール済み
Solaris 11 には、OVM for SPARC 2.1 がビ
ルトイン済み
SPARC T4 向け新機能
Solaris 11
Solaris 10
OVM for SPARC
Solaris 10 Solaris 10Solaris 11
Solaris 10
Solaris 11
収集フェーズ
準備フェーズ
変換フェーズ
Solaris 11
Solaris 10
OVM for x86
RHEL 3 Solaris 10RHEL 3
Solaris 11収集フェーズ
準備フェーズ
変換フェーズ
OVM for x86による移行例
カスタマ・リファレンス・アーキテクチャ
• ビジネスチャンス
• アプリケーション・ワークロード
• SPARC SuperCluster ソリューション
• パフォーマンス検証結果
SPARC SuperCluster Customers
ユースケースとパフォーマンス検証結果
大規模 製造・販売業
• 実装環境: Oracle Database 11gR2 / SAP Controlling Profitability Analysis • M9000と比較し、データウェアハウス / SAPは30%の速度アップ
• DWHのデータローディングは75%UPのパフォーマンス
• SAPの収益性分析(CO.PA)処理では2倍のパフォーマンス
• 実装環境: Oracle Database 11gR2 / Genesys, Hollyのアプリケーション • 10倍の圧縮と7倍圧縮データパフォーマンス
• 5倍のI/Oスループット、1/5のバックアップタイム
• 60~90倍もの改善を示したクエリも
• 実装環境: Oracle DB 11gR2 RAC / E-Business Suite 11i
• 本番環境で、SPARC SuperClusterと既存のSPARC, EMC storageと比較するパフォーマ ンステストを実施
• E-Business Suiteは本番環境よりも最高5倍のパフォーマンス
• 実装環境: Oracle Solaris 10, Oracle Database 11gR2 / カスタムアプリケーションを実装 • データベースの負荷は、既存のSPARC構成と比較し、50-100%の軽減 • バッチ処理は既存のSPARC構成に対し、50%スピードアップ • 2~14倍のIFRSクエリを処理 大手金融機関 通信・ メディア業界 グローバル テクノロジー 製造業
SPARC SuperCluster Customers
ユースケースとパフォーマンス実績
• 実装環境: Oracle Database 11gR2 / JD Edwards Enterprise One • Exadata storage cellsを使用してのバッチ処理は153倍もの改善
• JD Edwardsでの販売注文処理は2.5倍のパフォーマンス改善
• Exadata storage cellsを使用しての11gR2へのデータベース移行は、4倍のパフォーマンス
• 実装環境: Oracle Database 11gR2 / TIBCO©
• TIBCO からの Oracle データベースの読み込みパフォーマンスは6倍の向上
• ZFS storage arrayへのOracle RMAN バックアップは、Raw I/O スループット2倍の改善 • TIBCO EMSはInfinibandネットワークのトラフィックを大幅に拡大
大手小売業
医薬品 販売業
大規模製造・販売業
SPARC SuperCluster Beta Test Customer
企業概要
•Oracle RDBMS, Oracle Database 11gR2を元にした SAP, カス
タムアプリケーションを実装中の大規模製造・販売業
• 過去にMシリーズ・Tシリーズを含むSPARCシステムを購入
• データセンターでの仮想化戦略の実装、SPARC SuperCluster の検証
SPARC SuperClusterの効用
•Oracle DatabaseおよびOracle Solaris 10を実装しているアプリ ケーションを統合するプライベート・クラウド・ソリューションへの移 行を評価するために最適なアーキテクチャ
• SuperClusterノードは汎用ドメインのOracle Solaris 10上の Oracle Database 11gR2およびSAPアプリケーションのドメイン 構成を柔軟にする
パフォーマンス検証結果
•SPARC M9000 およびEMC2 DMX storageに対する検証
• データローディングでは最高4倍のパフォーマンス
• SAP FIT,BW DBでは、 30% Upのパフォーマンス改善
•SAP 収益性分析(CO.PA)を M9000 と比較
• イニシャルデータ作成 2倍のスピードアップ
• テーブル作成 2倍のスピードアップ
ZFSSA T4-4 Node 1 T4-4 Node 2 Solaris 11 DB Domain Solaris 11 DB Domain Solaris 10 Solaris 10 GP Domain GP Domain ZFS STORAGE APPLIANCE InfiniBand Network EXADATA STORAGE EXADATA STORAGE EXADATA STORAGE
• Exadata Storage Cells
• DW Database
• SAP FIT Database
• SAP BW database
• Oracle ZFS/NAS 7320
• SAP Binary file system
• SAP Trans file system
• SAP Interface file system
構成
•
Half Rack 11gR2 DB + S10 General Purposeドメインごとのデータベース・アプリケーション
•
Oracle 11gR2 database domain (Node 1 and Node 2)•
SAP / Solaris 10General Purpose domain
•
Oracle Solaris / クラスタ化されたSAP ASCS•
Oracle ZFS Storage Appliance / NAS 7320ZFS TORAGE AAPPLIANCE
大規模製造・販売業
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
仮想化技術、組み合わせのお勧め
ゾーンの技術と、OVMの技術は補完関係
ゾーンはその効率のよさによって、圧倒的な集約率
OVMはライブ・マイグレーションやより強固な分離を提供
たとえば、アプリケーション群を複数のゾーンを使って集約率をあ
げ、複数のアプリケーション群を個々のOVMドメイン群で管理。負
荷に応じてひとつのアプリケーション群単位でライブマイグレーシ
ョンをさせる
ゾーンとOVMの合わせ技
Oracle Solaris 11 Zones, Oracle VM
容易かつスムースな移行が前のバージョンから可能
一度OVM SPARCもしくはOVM x86の環境に移ればライブ マイグレー
ションが可能
Solaris 10 Live Migrate S10 Zone Solaris 11 Oracle VM S11 Zone S10 Zone Solaris 11 S10 Zone Oracle VM S11 Zone v2v Solaris 10 p2v S10 ZoneOracle Solaris 11への移行のススメ
本日の予定
なぜ今Solaris 11なのか?
Solaris 10からの移行方法
Solaris 11へアプリケーションを移行
Solaris 10ゾーンの利用
Oracle VMのゲストとしてSolaris 10
仮想化技術、組み合わせのお勧め
実際にSolaris 10ゾーンへ移行してみる
まとめ
実際にSolaris 10ゾーンへ移行してみる
Solaris 11側での準備
Solaris 10側での準備
Solaris 10ゾーンの作成
Solaris 11での準備
Solaris 10ブランデッド・ゾーンがインストールされているか?
s11p# pkg install system/zones/brand/brand-solaris10
Solaris 10から書き込む領域を作成(別途共有ストレージでよい)
s11p# zfs create rpool/s10arch
s11p# zfs set share=name=s10p,path=/rpool/s10arch,prot=nfs,root=s10p
rpool/s10arch
name=s10p,path=/export/s10arch,prot=nfs,sec=sys,root=s10p
s11p# zfs set sharenfs=on rpool/s10arch
Solaris 10側での準備
アーカイブを作成し、そのアーカイブを使用して Oracle
Solaris 11 システム上に s10zone を作成します。
zonep2vchk ツールは、移行に影響を及ぼす可能性がある問題を特
定し、ターゲットゾーンのゾーン構成出力を作成します。
s10p# zonep2vchk –T s11
Solaris 10環境のアーカイブを作成
s10p# flarcreate -S -n s10p –L ¥
cpio /net/s11/export/s10arch/s10.flar
hostidの値を調べておく
Solaris 10ゾーンの作成(その1)
まずは仮想NICの準備
s11p# dladm create-vnic –l net0 vnic1
ゾーンのためのファイルシステムの準備
s11p# zfs create -o mountpoint=/zones rpool/zones
Solaris 10ゾーンの作成(その2)
ゾーンの構成
s10p# zonecfg -z s10z
s10z: No such zone configured
Use 'create' to begin configuring a new zone.
zonecfg:s10z> create -t SYSsolaris10
zonecfg:s10z> set zonepath=/zones/s10z
zonecfg:s10z> set ip-type=exclusive
zonecfg:s10z> add net
zonecfg:s10z:net> set physical=vnic1
zonecfg:s10z:net> end
zonecfg:s10z> set hostid=
1qa2b3c4v
zonecfg:s10z> verify
zonecfg:s10z> commit
zonecfg:s10z> exit
vnicを使うなら、
anet(自動ネット)
を通常は使います
Solaris 10ゾーン作成(その3)
Solaris 10 の非大域ゾーンをインストール
s11p# zoneadm -z s10z install -u -a /export/s10arch/s10.flar
A ZFS file system has been created for this zone.
Progress being logged to /var/log/zones/zoneadm.20110921T135935Z.s10z.install
Installing: This may take several minutes...
Solaris 10 の非大域ゾーンを起動、構成
s11p# zoneadm -z s10z boot
s11p# zlogin -C s10z
Solaris 10ゾーンの利用 – デモ
実際にやってみましょう
Solaris 11 – orbea
X86サーバにネイティブに Solaris 11 をインストール
Solaris 10 – giant5
orbea上で Virtualbox を使って Solaris 10 8/11をインストール
giant5 をアーカイブして orbea上の Solaris 10 ゾーンとして移行
まとめ
Solaris 11への移行の道はいくつか種類が用意され、様
々なケースで最適なものを選べます
最も手軽な方法でもSolaris 11の最新の技術を運用の方
法などで利用することも可能
移行はいつでもできますが、早いほうがさまざまな利益/
利点を早く享受できます
Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
日本オラクル株式会社システム事業統括ソリューション統括本部プロダクトマネジメント本部
シニアセールスコンサルタント 佐藤和幸
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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン
ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。3 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Program Agenda
•
過去のディープダイブセミナーについて
•
Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
•
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
Oracle Solaris 11 への移行ツールおよび機能
過去のディープダイブセミナーについて
•
ディープダイブ #1
– Oracle Solaris 11の最新機能をご紹介
•
ZFS , IPS,システム/ネットワーク/ストレージの仮想化機能
•
ディープダイブ #2
– Oracle Solaris 11 のインストールや導入方法をご紹介
•
複数のインストール方法、Automates Installer、Distribution Constructor
•
資料は、下記にて公開中
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Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
従来型のデータセンターからクラウド基盤への変革
基幹業務クラウド
•
サービスを隔離
•
仮想環境に対して柔
軟な資源管理
•
クラウド管理
専用のサーバ群
仮想化されたシステム
•
物理的な隔離
•
単一システムの資源
•
複数のシステムの管理
•
OSまたはアプリで隔離
•
資源の共有
•
スタックの管理
Solaris Solaris Solaris Solaris
Solaris Solaris Solaris
Solaris 11
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Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
•
OS バージョン間でAPI・ABIの互換性を高次元で維持
– 過去の資産を有効に活用しつつ次の成長へ
•
Solaris 11で提供される様々な移行および集約方法
– Solaris Zones, Solaris Legacy Containers, Oracle VM for SPARC
•
Solaris 11 の革新的な機能上に構築される過去の資産
– Solaris 11 の機能を活用しながら移行の準備を探る
• Solaris の移行先は Solaris しかありえない!
Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
Oracle Solaris Binary Gurantee
SPARC to x86/x64
x86/x64 to SPARC
Guaranteed Compatibility
バージョンを超え
た
バイナリ互換性
プラットフォームを越えた
ソースレベルの互換性
過去13年間に渡る
バイナリ互換性を維持
(Solaris 2.6から)
バージョンを超えた
バイナリの互換性
•
アプリケーションの互換性チェックユーティリティを提供
– Solaris 8 4/01 以降, Solari s 9, Solaris 10, Solaris 11*
•
ABI チェックツールである appcert コマンドを提供
– Oracle Solaris Preflight Application Checker
•
DTrace を利用したアプリケーションの互換性チェックツールを含む総合テストツール
9 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Solaris 10 から Solaris 11 への移行準備とポイント
•
Solaris 11 では管理方法などが大きく変更
– 数々の新機能や管理方法の見直しなどによる
– SunOS 4.x から Solaris 2 への変更程度にインパクトがあった・・・かも
• Solaris 10 と Solaris 11 のオペレーション差異を確認
• 「Oracle Solaris 11 ご使用にあたって」は必須です
http://docs.oracle.com/cd/E26924_01/html/E25941/toc.html
しかし・・・
11 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
インストールについて
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
インストール (グラフィカル) DVD または CD 上のグラフィカルインストールプログラム Live CD (x86 のみ) インストール (対話式テキス
ト) 対話式テキストインストールプログラム テキストインストーラ (スタンドアロンおよびネットワークインストール) インストール (自動) Oracle Solaris の JumpStart 機能 自動インストーラ (Automated Installer、AI)
インストール (システムの回 復、ブート、およびプラットフ ォームの変更) Oracle Solaris フラッシュアーカイブインストール 上記インストール方法の全てでシェルの起動をサポート 遠隔システムでのルートプールスナップショットアーカイブからの 復元 ルートプールの再作成および bootfs プロパティーの設定 以前アーカイブしたルートプールスナップショットからの復元 フラッシュアーカイブ機能はサポートされない
•
x86 プラットフォームのサポートは
64 ビットのみ
• SPARC M シリーズハードウェアを除く、sun4u アーキテクチャーサポートの削除
•
SPARC および x86 プラットフォームでの
高速リブート
のサポート
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
Oracle Solaris 11 サポートプラットフォーム
– x86プラットフォーム
•
64 bit のみサポート
•
32 bit カーネルを廃止
– SPARC プラットフォーム
•
SPARC T シリーズ、M シリーズをサポート
•
M シリーズを除く sun4u アーキテクチャサポートを廃止
– Solaris 10 では継続してサポート
インストールについて
13 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
インストールに使用するメディアにより
導入されるパッケージに差異あり
– 導入パケージは ditribution constructor の
テンプレートにより決定されている
– 配布メディアはテンプレートを利用
– サイト独自のインストールメディアは
distribution constructor にて作成可能
インストールされるパッケージについて
LiveCD/USB (dc_livecd.xml) <software_data action="install"> <name>pkg:/entire@latest</name><name>pkg:/group/system/solaris-desktop</name> <name>pkg:/system/install/gui-install</name> <name>pkg:/system/install/media/internal</name> </software_data>
text x86/SPARC (dc_text_x86/sparc.xml)
<software_data action="install"> <name>pkg:/entire@latest</name>
<name>pkg:/group/system/solaris-large-server</name> <name>pkg:/system/install/text-install</name> <name>pkg:/system/install/media/internal</name> </software_data>
AI x86/SPARC (dc_ai_x86/sparc.xml)
<software_data action="install"> <name>pkg:/entire@latest</name> <name>pkg:/diagnostic/ddu/text</name>
<name>pkg:/system/install/media/internal</name> <name>pkg:/system/install/text-install</name> <name>pkg:/group/system/solaris-auto-install</name> </software_data>
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
詳細については、ディープダイブセミナー#2 の資料で!
– Solaris 11 のインストールに関する詳細は、
インストール編
http://slideshare.net/SolarisJP/solaris-11
– ネットワークインストールに関する詳細は、
“hands free” インストールを実現する Autmated Installer
http://slideshare.net/SolarisJP/solaris-11-automatic-installer
– サイト独自のカスタマイズされたメディアを作成すには、
Distribution Constructor
http://www.slideshare.net/SolarisJP/solaris-11-distribution-constructor
インストールについて
15 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
インストール直後のパッケージ構成
• インストール直後は最小限のパケージ構成
– 利用したメディア(LiveCD, AI, Text)により構成に差異がある
•
必要なパッケージは個別にリポジトリからインストール
– 関連するパッケージをまとめた group package を活用
•
最初は、pkg list コマンド、packagemanager で概要を把握
root@solaris:~# pkg list
NAME (PUBLISHER) VERSION IFO archiver/gnu-tar 1.26-0.175.0.0.0.2.537 i-- archiver/unrar 3.8.5-0.175.0.0.0.2.537 i-- audio/audio-utilities 0.5.11-0.175.0.0.0.2.1 i-- benchmark/filebench 0.5.11-0.175.0.0.0.2.1 i-- codec/flac 1.2.1-0.175.0.0.0.0.0 i-- codec/libtheora 1.1.1-0.175.0.0.0.0.0 i--
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
Oracle Solaris 11 最初の儀式
•
最初にインストールしておくべきパッケージ
– グループ・パケージ
•
develoer-gnu
•
solaris-large-server
•
solaris-desktop
•
storage-nas (or storage-server)
•
amp (Apache, MySQL, PHP)
– 合計 680 パケージ 約 1GB …
•
ネットワーク経由でのインストールが難しい場合は・・・
# pkg install developer-gnu ¥ solaris-large-server ¥ solaris-desktop ¥ storage-server ¥ amp17 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
# cat sol-11-1111-repo-full.iso-a sol-11-1111-repo-full.iso-b > sol-11-1111-repo-full.iso # mount -F hsfs -o ro `pwd`/sol-11-1111-repo-full.iso /mnt
# zfs create rpool/ips
# cd /mnt; gtar cf - repo | (cd /rpool/ips; gtar xf -) # pkgrepo -s /rpool/ips/repo refresh
local Repository の作成と利用方法
•
ファイルシステム上に IPS リポジトリを構築する方法
•
Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリのコピーおよび作成
http://docs.oracle.com/cd/E26924_01/html/E25800/index.html
•
Oracle Solaris 11 11/11 Repository Image を入手
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/solaris11/downloads/index.html
•
publisher を local repository に設定するには、下記を実行
# pkg set-publisher -G '*' -g /rpool/ips/repo solaris
root@solaris-mbp:/rpool/ips# pkg publisher
発行元 タイプ 状態 URI
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
Oracle Solaris Studio
•
Oracle Solaris Studio 12.3
– Solaris と Linux 向け開発環境
•
C, C++, Fotran, 各種 Analyzer
•
Solaris 自身のビルドにも利用
– IPS パッケージの提供を開始
•
鍵と証明書ファイルを利用した
アクセス手法を提供
•
My Oracle Account の取得
のみで利用可能
https://pkg-register.oracle.com
• Solaris Studio 12.3 は無償で利用可能
•
サポートサービスは有償 (パッチ含む)
# pkg install solarisstudio-12319 | Copyright © 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
開発環境の整備について
•
基本的な開発環境は、IPSパッケージで整備
– 「Oracle Solaris 11 開発者環境の紹介」で提供されるパッケージを確認
•
http://docs.oracle.com/cd/E26924_01/html/E25907/index.html
– Solaris 11 にて提供される OSS のツリーは下記で参照可能
•
http://src.opensolaris.org/source/xref/userland/src/
•
Solais 11 で動作させるための patch なども多数あり参考に
– SPARC/x86 どちらでも同様の手順で構成可能
•
サポートされる FOSS 一覧
– Free and Open Source Software (FOSS) Support in Oracle Solaris [ID 1400676.1]
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
ブートおよびアップグレードについて
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
ルートデバイスからのブート UFS , ZFS または Solaris ボリュームマネージャー
(SVM) ルートデバイス Oracle Solaris ZFS ルートファイルシステムのみサポート ネットワークからのブート SPARC の ok PROM プロンプトから: boot net[:dhcp]
または boot net[:rarp]
x86: ネットワークからの PXE (Preboot eXecution Environment) ブート
SPARC: boot net:dhcp
x86: Oracle Solaris 10 以降、変更はありません。 ブート (復旧) SPARC: ok PROM プロンプトで boot -F failsafe と入
力することにより、フェイルセーフモードでブート x86: ブート時に GRUB メニューでフェイルセーフエント リを選択することにより、フェイルセーフモードでブート フェイルセーフモードは提供されていません。エラー状況に応じて、 シングルユーザーモードでブートするか、またはシステムの復旧 手順を実行します。 システムアップグレードとブ ート環境の管理 lu (Live Upgrade) および SVR4 パッケージコマンド IPS と連係した pkg コマンド、パッケージマネージャー、更新マネ ージャーを利用。 beadm ユーティリティー (ブート環境の管理用)の提供
•
Oracle Solaris 11では、
ZFS Root のみ
サポート
•
ブート環境を管理する
beadm ユーティリティ
の提供
•
ソフトウェアの管理は、
IPS (Image Packaging System)
にて一新
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
ZFS Root のみサポート
– UFS Root は廃止
•
データ領域としての UFS ファイルシステムはサポート
– Solaris Volume Manager による root mirroring およびブートを廃止
•
ZFSを採用することにより、SVM によるブートデバイス管理を廃止
•
ブートデバイスに利用できないだけで、機能としては継続提供
•
ZFS Root を採用することで管理者に大きなメリットを提供
– メンテナンスを簡素化
– 安全なアップグレードなど
ブートデバイスについて
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
ブートデバイスについて
/ (root) / (root) / (root)
swap swap swap 未使用 未使用 未使用 未使用 / の複写 更新 その他 データ その他 データ その他 データ 現在の ブート環境 現在の ブート環境 現在の ブート環境
Disk 1 Disk 1 Disk 1
Disk 2 Disk 2 Disk 2
数十
分後数
秒後 現在の ブート環境 新しい ブート環境 新しい ブート環境 新しく更新された ブート環境 空パーティ ション 現在のブート環境 現在のブート環境 新しく更新された ブート環境 更新zpool zpool zpool
So
lar
is
10
So
lar
is
1
1
大幅な時間短縮が
可能に
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
ZFS Root のディスクについて
– x86 は、fdisk パーティションに作成される SMI ラベルで構成
– SPARC は、SMI ラベルで構成されるパーティション
– 非ブートデバイスかつディスク全体を指定することで EFI ラベルが適用
•
現時点では、ブートデバイスに EFI ラベルを利用することはできない
•
インストール時の ZFS Root のミラー化について
– AI インストールでのみ構成可能
– メディアインストールの場合は、手動にて構成可能
ブートデバイスについて
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
ネットワーク設定について
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
ネットワーク構成 (手動 および自動) ifconfig コマンド /etc/hostname.* の編集 ndd コマンド(プロトコルの構成の場合) 手動モード: dladm および ipadm 自動モード: netcfg ネットワーク構成 (DHCP) Oracle Solaris DHCP およびその他のネームサ
ービス ISC DHCP および Oracle Solaris DHCP
ネットワーク構成 (ワイ ヤレス) wificonfig 手動: dladm および ipadm 自動: netcfg インターフェース名 driver 名 がインターフェース名に net0 が標準。好みの名前を設定することも可能
•
Oracle Solaris 11 では、
プロファイルベースのネットワーク構成
に
•
インストール時に選択したネットワーク構成モードに従う
– 「手動」を選択した場合は、DefaultFixed NCP が有効に – 「自動」を選択した場合は、Automatic NCP が有効に– DefaultFixed NCP が有効な場合のみ、ネットワークは dladm および ipadm コマンドによる手動構成が可能 • ネットワークの仮想化機能(Crossbow)を利用する場合は、DefaultFixed NCP を選択
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
ネットワークの構成モードを決定する
– 「自動」または「手動」構成を選択
– 構成モードは、運用中に動的に変更することも可能
•
構成モードにより、プロファイル(NCP)が決定される
– 「自動」を選択すると「Automatic」
•
変更や削除ができないプロファイル
– 「手動」を選択すると「DefaultFixed」
•
全てを手動設定で行うプロファイル
•
独自のNCPを作成することも可能
ネットワーク設定について
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
構成モードにより利用可能な管理コマンド
– Automatic (ノートPCやVMゲスト、ゾーンなど可動性のある環境向け)
•
netadm, netcfg
•
DHCP での利用を想定
•
ipadm, dladm での設定行えない(参照などは可能)
– これらコマンドは、Automatic 設定を検知し動作しない振る舞いに
– DefaultFixed (サーバなど固定環境向け)
•
ipadm, dladm
, ifconfig
•
netadm, necfg は利用できない
– 設定は手動かつ固定されていることを想定しているため
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
プロファイルの追加について
– NCP に DefaultFixed が指定されていなければプロファイルを追加可能
– 新しいプロファイルを作成することで
•
Automatic に比べ自由度のある自動構成設定が可能
– net0 は、DHPC を利用。net1, net2 は、static など
– 仮想NICを管理対象にすることも可能
– 仮想環境下において、マイグレーション等による物理構成の変化に対応
することなどを想定
– ノートPC などで Solaris を利用する際にも有効に活用可能
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
手動ネットワーク構成
– 物理インターフェース(L2)の構成は
dladm コマンド
を利用
•
VLAN、トンネル、ブリッジ、Link aggregation などの設定も可能
手動ネットワーク設定について
# dladm show-physLINK MEDIA STATE SPEED DUPLEX DEVICE net1 Ethernet unknown 0 unknown e1000g1 net2 Ethernet unknown 0 unknown e1000g2 net0 Ethernet up 1000 full e1000g0 net3 Ethernet unknown 0 unknown e1000g3 vboxnet0 Ethernet up 1000 full vboxnet0 soleva@orbea:~$ dladm show-link -Z
LINK ZONE CLASS MTU STATE OVER net1 global phys 1500 unknown -- net2 global phys 1500 unknown -- net0 global phys 1500 up -- net3 global phys 1500 unknown -- vboxnet0 global phys 1500 up -- vnic0 global vnic 1500 up net0
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
手動ネットワーク構成
– インターフェースの構成(L3)は
ipadmコマンド
を利用
•
ifconfigコマンドの複雑さを見直す
– ifconfig も継続利用可能
– 一部機能は ipadm の API を利用するよう変更されている
•
永続およびテンポラリ設定(reboot 実行時まで) が可能
•
ndd コマンドによるパラメータ設定方法も統合(一部 dladm へ)
手動ネットワーク設定について
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
手動ネットワーク構成
– インターフェースの構成(L3)は
ipadmコマンド
を利用
•
ifconfigコマンドの複雑さを見直す
•
ndd コマンドによるパラメータ設定方法も統合(一部 dladm へ)
ifconfig と ipadm コマンドの比較
Oracle Solaris 10 (ifconfig) Oracle Solaris 11 (ipadm)
plumb/unpumb ipadm create-ip ipadm delete-ip ipadm enable-addr ipadm disable-addr [address[/prefix-length] [dest-address]]
[addif address[/prefix-length]] [removeif address[/prefix-length]][netmask mask] [destination dest-address]{auto-dhcp|dhcp} [primary][wait seconds]extend | release | start
ipadm create-addr -T static ipadm create-addr -T dhcp ipadm show-addr
ipadm delete-addr ipadm refresh-addr [deprecated | -deprecated] [preferred |
-preferred] [private | -private] [zone
zonename | -zones | -all-zones][xmit | -xmit]
ipadm show-addrprop ipadm set-addrprop ipadm reset-addrprop
up/down ipadm up-addr
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手動ネットワーク設定について
# ipadm show-addr
ADDROBJ TYPE STATE ADDR
lo0/v4 static ok 127.0.0.1/8 lo0/v6 static ok ::1/128 # ipadm show-if
IFNAME CLASS STATE ACTIVE OVER lo0 loopback ok yes – # ipadm create-ip net0
# ipadm create-ip net1 # ipadm show-if
IFNAME CLASS STATE ACTIVE OVER lo0 loopback ok yes -- net0 ip down no -- net1 ip down no --
# ipadm create-addr -T static -a local=192.168.2.1/24 net0/v4 # ipadm show-addr net0/v4primary
ADDROBJ TYPE STATE ADDR
net0/v4primary static ok 10.163.210.144/20 # ipadm create-addr -T dhcp net0/dhcp
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
ネットワークの統計情報採取のコマンドを追加
– dlstat (1M)
•
データリンクの統計情報を報告
•
送受信のハードウェアリングとハードウェアレーンの情報を報告
•
拡張アカウンティング機能(acctadm)によるネットワーク使用率の履歴を採取可能
– flowstat (1M)
•
フローの統計情報を報告
•
拡張アカウンティング機能(acctadm)を利用することで、特定のネットワーク使用率の
履歴を採取可能
•
ネットワークの仮想化 “Corssbow” 機能と連携する
ネットワーク関連コマンドの拡張と新しいコマンドを追加
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
dlstat 実行例
ネットワーク関連コマンドの拡張と新しいコマンドを追加
$ dlstat
LINK IPKTS RBYTES OPKTS OBYTES net0 0 0 30 10.26K net1 587.75K 839.26M 330.80K 39.88M vboxnet0 0 0 3.42K 829.41K etherstub0 0 0 0 0 zvnic101 1.86K 361.88K 0 0 vboxnic0 293 18.49K 2.43K 415.47K vboxnic1 1.98K 358.08K 0 0 vboxnic100 1.86K 361.88K 0 0 testvnic0 30 10.26K 1.88K 354.26K vboxnic200 2.01K 366.01K 664 64.00K opscenter_ec/vboxnic200 2.01K 366.01K 664 64.00K
•
snoop の拡張
– loopback interface (lo0) の情報を採取可能に
– # snoop –d lo0
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
システムのノード名と IP アドレスのマッピング
– /etc/hosts の設定
•
システム構成で入力した IP アドレスとホスト名のマッピングはされない
•
手動で追加する必要がある
ネットワーク設定について
デフォルトの設定 ::1 foobar localhost127.0.0.1 foobar loghost localhost
変更後
:1 localhost
127.0.0.1 loghost localhost
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•
IPMP について
– ipadm による構成方法に変更
– DefaultFixed プロファイル構成時に利用可能
– 検査アドレスを必要としないプローブベースの検知方法を追加
•
IPMP transitive probing
ネットワーク設定について
# ipadm create-ip net0 # ipadm create-ip net4
# ipadm create-ipmp -i net0 -i net4 ipmp0
# ipadm create-addr -T static -a 192.168.10.13/24 ipmp0/v4 # ipmpstat -g
GROUP GROUPNAME STATE FDT INTERFACES ipmp0 ipmp0 ok -- net0 net4
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
IPMP について
– IPMP 専用インターフェースの割り当てに変更
ネットワーク設定について
# ifconfig -a
net0: flags=1000843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 45 inet 0.0.0.0 netmask ff000000
groupname ipmp0 ether 0:15:17:e:b0:2
net4: flags=61000843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4,STANDBY,INACTIVE> mtu 1500 index 46 inet 0.0.0.0 netmask ff000000
groupname ipmp0 ether 0:15:17:e:b0:3
ipmp0: flags=8001000843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4,IPMP> mtu 1500 index 44 inet 192.168.10.13 netmask ffffff00 broadcast 10.157.49.255
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
システム構成について
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
システムの構成と再構成 sysidtool. sys-unconfig、sysidconfig 、および sysidcfg sysconfig コマンド、対話式システム構成 (SCI) ツール、SC プロ ファイル
システム構成 (ネームサー
ビス構成) /etc および /var 内のファイルで構成される サービス管理機能 (SMF) によって管理される システムの構成 (ノード名)
/etc/nodename を編集します svccfg -s で、SMF サービス svc:system/identity:node の config/nodename プロパティーを任意の名前に設定します。 プロパティーを設定したあとにサービスを更新します。 システムの登録 自動登録 Oracle Configuration Manager
ロケールとタイムゾーンの 構成 /etc/default/init ファイル /etc/default/init は読み取り専用ファイルに。 ロケール: svc:/system/environment:init タイムゾーン: svc:/system/timezone:default
•
Oracle Solaris 11 では、いくつかのシステム、ネットワーク、およびネームサービス構成
など、システム構成の特定の側面が変更されている
• システム構成情報は、サービス管理機能(SMF)へ集約
– 構成ツールを使用していた設定の多くをSMFサービスとして提供Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
構成と再構成コマンドは sysconfig コマンドに集約
システムの構成と再構成
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11 システムの初期化 sys-unconfig コマンド # sysconfig configure –s システム構成
sys-unconfig 実行後の再起動で実施
# sysconfig unconfigur e-s 実行後の再起動 # sysconfig configure (リブート必要としない再構 成) プロファイルの作成 なし # sysconfig create-profile
•
基本的なシステムの初期化と再構成には、sysconfig configure –s を利用する
•
再起動を必要としないなら、-s オプションを除外する
•
機材の返却など、未構成状態で電源を落とす場合は、下記を実行
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Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
sysconfig コマンドにてSolarisの構成プロファイルを作成可能
– # sysconfig create-profile –o /usr/tmp/sc_profile.xml
Solaris のプロファイル・テンプレートを作成
<!DOCTYPE service_bundle SYSTEM
"/usr/share/lib/xml/dtd/service_bundle.dtd.1"> <service_bundle type="profile" name="sysconfig">
<service version="1" type="service" name="system/config-user"> <instance enabled="true" name="default">
<property_group type="application" name="root_account"> <propval type="astring" name="login" value="root"/>
<propval type="astring" name="password" value="$5$9Ksg9h"/> <propval type="astring" name="type" value="role"/>
</property_group>
<property_group type="application" name="user_account"> <propval type="astring" name="login" value="kazus"/>
<propval type="astring" name="password" value="$5$UZP0F6"/> <propval type="astring" name="type" value="normal"/>
<propval type="astring" name="description" value="kazus"/> <propval type="count" name="gid" value="10"/>
<propval type="astring" name="shell"
設定は、xml 形式でファイルに出力される
ホスト名、ネットワーク設定などの
Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
•
プロファイルを利用した例
– システムの構成
•
# sysconfig configure –c /usr/tmp/sc.xml
– ゾーンの OS を自動構成
•
# zoneadm -z testv2v install
-c /usr/tmp/sc.xml
-d
/userpool/zones/zone01/root/ -u
– Automated Installer での利用
•
再構成に必要な情報(ホスト名、ネットワーク設定、ロケール
など)の設定を自動化
– ゾーン作成に利用すると最小の手数でゾーンを準備できる
システムの構成と再構成
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SVR4 パッケージおよびパッチコマンドと IPS コマンド
SVR4 パッケージおよびパッチコマンドと IPS コマンド
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
パッケージ処理 (ソフトウェ
ア管理) SVR4 パッケージおよびパッチコマンド
Image Packaging System (IPS) の pkg(1) コマンド、パッケージ マネージャーと更新マネージャーの GUI パッケージの追加 pkgadd pkg install パッチおよびアップデートの 適用 patchadd pkg update パッケージの削除 pkgrm pkg uninstall パッケージ証明書の管理
pkgadm addcert、pkgadm removecert pkg set-publisher -k、-c、--approve-ca-cert、--revoke-ca-cert、 unset-ca-cert
パッケージ情報の取得 pkginfo、pkgchk -l pkg info、pkg list、pkg contents、pkg search パッケージ整合性のチェック pkgchk pkg verify、pkg fix、pkg revert
•
従来のSUNW 接頭辞は使用されなくなり、
すべてのソフトウェアパッケージ名が変更
•
主要なパッケージインストールおよび更新インタフェースは
pkg(5) コマンドセットに集約
•
パッチという概念はなくなり、
ソフトウェアのアップデートによりシステムを更新
– 更新はサポートリポジトリ更新 (SRU) として入手
SVR4 パッケージおよびパッチコマンドと IPS コマンド
•
大きく変更されたパッケージ管理とアップデート
– ソフトウェア・ライフサイクル管理の提供
– 依存関係の自動検知など、利便性の追求
– SVR4 パッケージの管理コマンドは互換性維持のため継続提供
•
IPS と切り離されてしまうためライフサイクルの管理外となる
•
できることなら、IPSパッケージ化を推奨
•
詳細については、ディープダイブ #1 の資料を参考に
– Oracle Solaris 11 - ソフトウェア・ライフサイクルを管理する新たなパ
ッケージングシステム Image Packaging System (IPS)
http://www.slideshare.net/SolarisJP/image-packaging-system-ips
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SVR4 パッケージおよびパッチコマンドと IPS コマンド
Support Repository Update - SRU
•
ソフトウェアのアップデート
– ソフトウェアの修正
•
専用のIPSリポジトリにて提供
(サポート・リポジトリ)
– pkg コマンドによるアップデート
•
鍵と証明書ファイルを利用した
アクセス手法を提供
•
サポート契約を締結している
My Oracle Accountで利用可能
•
最新は SRU 6.6 (.6 は build 番号)
• サポート・リポジトリへ publisher を固定
•
アップデートとリリース・リポジトリの内容
が含まれている
https://pkg-register.oracle.com
# pkg updateOracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 の比較
その他
機能 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11
ユーザーアカウントの管理 Solaris Management Console の GUI および関連するコ
マンド行ツール useradd、groupadd、および roleadd (CUI ツールのみの提供) ユーザー環境の管理
Korn シェル (ksh)
MANPATH 変数が必要です
デフォルトシェル: ksh93
デフォルトの kshパス: /usr/bin/ksh となり /bin/sh も ksh93 です デフォルトの対話式シェル: bash。デフォルトの bash パス: /usr/bin/bash MANPATH 変数は必要なくなりました
セキュリティー管理 root をユーザーアカウントとする root を役割とする 印刷サービス (デフォルト)、プ
リンタの構成および管理
LP 印刷サービス、lp 印刷コマンド、Solaris 印刷マネージャ
ー LP印刷サービスの廃止。CUPS (Common UNIX Print System)、CUPS コマンド行ツール、CUPS 印刷マネージャー デスクトップ環境 共通デスクトップ環境 (CDE), GNOME Oracle Solaris デスクトップ (GNOME 2.30)
•
Sun Management Console などの GUI 管理ツールは提供されない
•
SVR4由来のコマンドは、
/usr/sunos
へ集約
• root ユーザは、Roleとして実装
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