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3 特 定 地 域 活 性 化 事 業 の 名 称 介 護 が 必 要 になっても 高 齢 者 が 住 み 慣 れた 地 域 で 暮 らしていくことを 目 指 し 来 るべ き 超 高 齢 社 会 を 乗 り 越 えることができる 新 しい 社 会 経 済 モデルを 構 築 するため 規 制 の 特

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Academic year: 2021

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- 1 - 地域活性化総合特別区域計画 作成主体の名称:岡山市 1 地域活性化総合特別区域の名称 岡山型持続可能な社会経済モデル構築総合特区 ~AAAト リ プ ル エ ー(エイジレス・アクティブ・アドバンスト)シティおかやま~ 2 地域活性化総合特別区域計画の実施が地域活性化総合特別区域に及ぼす経済的社会的 効果 ① 総合特区の目指す目標 当該特区は介護が必要になっても高齢者が住みなれた地域で暮らしていくことを 目指しており、在宅にフォーカスを当てた特区である。我が国が抱える急激な少子 高齢化に伴う様々な課題について、同様の課題を持つ岡山市で将来負担の抑制・産 業振興・地域包括ケアの発展を促し、来るべき超高齢社会を乗り越えることができ る新しい社会経済モデルを構築することを目標とする。そして、この成功モデルを 中四国に拡大していくとともに、日本型高齢化モデルとして欧米諸国や中国をはじ めとするアジアの国々に対して提示していく。 ② 評価指標及び数値目標 ○ 急激に上昇する市民負担の伸びの抑制 評価指標(1):介護保険料の上昇率の抑制 数値目標(1):介護保険料の伸びを高齢者の増加率の伸び以下に抑制(H29 年度) ○ 在宅での生活を促進する産業の集積 評価指標(2):在宅を可能とする最先端介護機器等の活用による産業振興 数値目標(2):岡山発の介護機器を新たに開発 10 品目(H29 年度) ○ 医療や介護が必要になっても在宅で安心して過ごすことができる地域包括ケ アの実現 評価指標(3):在宅高齢者の増加とQOLの向上 数値目標(3)-1:在宅高齢者の増加 在宅要介護者の割合 83.4%(平成 23 年4月現在)→ 90%以上 (H29 年度) 数値目標(3)-2:特区事業利用者におけるQOLの向上 S-WHO-5(精神的健康状態表)の平均得点 7.8 点(平成 26 年度)→ 9.0 得点以上(H29 年度)

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- 2 - 3 特定地域活性化事業の名称 介護が必要になっても高齢者が住み慣れた地域で暮らしていくことを目指し、来るべ き超高齢社会を乗り越えることができる新しい社会経済モデルを構築するため、規制の 特例措置や税制・財政・金融上の支援措置等を活用しながら、予防や介護度の改善を通 じた将来負担の伸びの抑制、在宅介護を可能とする最先端介護機器の活用による産業振 興、地域ケアの実現に係る取組を行っていく。 地域活性化総合特別区域介護機器貸与モデル事業及び介護予防ポイント事業の実施 (別 紙2-1) 4 その他地域活性化総合特区における地域の活性化のために必要な事項 ⅰ)一般地域活性化事業について 通所介護サービスにおける質の評価に関する調査研究事業(老人保健健康増進等事 業) (別紙2-3) ⅱ)その他必要な事項 ア)地域において講ずる措置(別紙2-8) なし イ)国との協議の結果、現時点で実現可能なことが明らかとなった措置 ・医療法人による配食サービスの実施事業 国と地方の協議及び厚生労働省が立ち上げた「医療法人の事業展開等に関する 検討会」での議論の結果、医療法人による配食サービスの実施が可能となった。 ・訪問看護・訪問介護事業者に対する駐車許可簡素化事業 平成25年秋協議における警察庁との協議において、現行制度で対応可能で あるとの代替案の提示があり、その後、岡山県警察との協議において、訪問介 護事業所等に対する、利用者の緊急の求めに応じて訪問する場合を想定した包 括的な時間での駐車許可が可能となった。 5 構造改革特区法の特定事業の名称 なし

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- 3 - 別紙2-1 <規制の特例措置(地域活性化総合特別区域介護機器貸与モデル事業及び介 護予防ポイント事業)> 1 特定地域活性化事業の名称 地域活性化総合特別区域介護機器貸与モデル事業及び介護予防ポイント事業 2 当該特別の措置を受けようとする者 岡山市 3 特定地域活性化事業の内容 ① 事業概要 ・ 介護保険給付の対象となっていない介護機器について、岡山市において安全性、 有効性等を考慮の上で選定し、地域支援事業(任意事業)を活用して介護機器の貸 与等モデル事業を実施する。 ・ 高齢者が、①事業者が行う健康づくりに資する事業又は②介護予防事業の担い手 としての地域活動に積極的に取り組んでいることを評価してポイントを付与し、貯 まったポイント数に応じて換金等ができる事業について、地域支援事業(介護予防 事業)を活用して実施する。 ② 事業に関与する主体 岡山市 ③ 事業が行われる区域 岡山市全域 ④ 事業の実施期間 平成26年1月~ ⑤ 事業により実現される行為や整備される施設等の詳細 介護機器や介護予防の側面から生活を支援するとともに民間事業者の集積を促し、 利用者の自立支援につながる取組を促進することができ、高齢者が住み慣れた地域 で安心して暮らすことができる社会を実現する。 4 当該特別の措置の内容 (1)特例措置の必要性 現行、地域支援事業実施要綱では、介護機器貸与モデル事業や介護予防ポイントにつ いては、明確に規定されていない。 (ⅰ)最先端の介護機器は在宅介護の自立支援や介護者の負担軽減に繋がる可能性が あるにも関わらず、介護保険給付の対象とならないため普及が進んでいない。ま たマーケットも拡大しないため、革新的な介護機器開発の障害となっている。 こうした現状を踏まえ、介護給付の対象となっていない介護機器を岡山市にお いてモデル的に貸与対象とすることで、介護分野での最先端技術を持つ企業を岡 山市に集積し、介護機器マーケットの拡大を促すことができるとともに要介護者 の自立支援、介護者の負担軽減に寄与することができる。

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- 4 - (ⅱ)近年、介護給付費が急速に増加していく中で、介護予防への積極的な取り組み を推進することで、介護給付費の抑制及び健康寿命の延伸を図ることが必要であ る。 こうした現状を踏まえ、要介護(支援)認定を受けていて、状態像の改善によ り「非該当」となった高齢者が参加できる場所の確保を民間ベースで創設するこ と、介護保険の代替サービスを推進すること、また、地域のリーダーが行う地域 活動等を支援することにより、活力ある高齢者の受け皿を整備し、健康づくりや 介護予防に積極的に取り組む高齢者を増加させることができる。 (2)特例措置を適用するために必要な手続等 地域活性化総合特別区域介護機器貸与モデル事業及び介護予防ポイント事業は以下の 要件で実施する。 ・介護機器貸与モデル事業と介護予防ポイント事業を総合的に実施し、生活支援を充実 させ高齢者の自立支援につなげる。 ・介護機器貸与実績や介護予防ポイント利用効果等の実績データ等を蓄積し、国に実績 データ等の情報を提供する。 【介護機器貸与モデル事業】 将来的に介護保険給付の対象となることを目指して岡山市においてその責任でモデル 事業として介護機器の貸与事業を実施するものであり、具体的には以下の要件で実施す る。 ・貸与事業の対象とする介護機器は、①現行制度において「厚生労働大臣が定める福祉 用具貸与に係る福祉用具の種目」に該当する機器ではないこと、②国が示す「介護保 険制度における福祉用具の範囲の考え方」の要件を全て満たすこと。 ・貸与事業の対象の介護機器の効果については岡山市においてデータ等を収集し、分析 した上で国に報告する。 ・貸与事業に係る利用者の負担は、介護保険給付の対象となる福祉用具貸与と同じとす るなど、介護保険制度の福祉用具貸与の仕組みに則って行う。 【介護予防ポイント事業】 介護予防を充実し、高齢者の自立支援を実現し、高齢者が事業の担い手になることを 目指して、介護予防ポイント事業を実施するものであり、具体的には以下の要件で実 施する。 ・65 歳以上の第1号被保険者で、次のいずれかに該当する者を対象に介護予防事業を 実施する。 ① 要介護(支援)認定を受けていたが、状態の改善により「非該当」となった者 ② 介護予防事業の担い手として活動していると岡山市が認める者 ・アンケート調査や利用実績・利用者の状態像の変化等のデータ等を収集し、分析した 上で国に報告する。 ・上記対象者については、1年間の事業の結果やその効果等を踏まえ、それ以降の利用 期限の導入要否を検討する。

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- 5 - ・事業を実施する事業者にはデータの収集等積極的な協力を求める。 ・事業実績を検証して、事業者に対して拠出を求めること等も検討する。 ・介護予防事業の充実に努める。 なお、当該事業の実施に関する手続き等は、厚生労働省の定める事務連絡等を踏まえ、 市長が別に定めることにする。

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- 6 - 別紙2-3 <通所介護サービスにおける質の評価に関する調査研究事業(老人保健 健康増進等事業)> 1 一般地域活性化事業の名称 通所介護サービスにおける質の評価に関する調査研究事業(老人保健健康増進等事 業) 2 当該特別の措置を受けようとする者 岡山市 3 一般地域活性化事業の内容 ① 事業概要及び支援措置の内容 本調査研究では利用者の状態像の変化に係る指標を確立し、デイサービス事業所にお ける介護サービスの質の評価指標・評価手法の検証及び確立を図ることを目的として、 介護サービスの内容と利用者の状態像等の変化における相関関係について調査を行う。 また、サービスの質を評価することにより、利用者の状態像の改善やサービスの質の 向上が図られるかについて調査・検証を行う。 ② 事業実施主体 岡山市 ③ 事業が行われる区域 岡山市全域 ④ 事業の実施期間 平成25年10月~ ⑤ その他

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- 7 - ⑥ 別添3 特別の措置の適用を受ける主体の特定の状況 ② 主体が特定されている場合 対象事業名 <地域活性化総合特別区域介護機器貸与モデル事業及 び介護予防ポイント事業>(別紙2-1関係) 名称 岡山市 住所 〒700-8544 岡山市北区大供1-1-1 概要

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- 8 - 別紙2-8 <地域において講ずる措置> 1 地域独自の税制・財政・金融上の支援措置 ・訪問診療スタート支援事業及び訪問看護プチ体験事業 (H25~:事業費約 2,546 千円) 在宅医療ニーズの高い高齢者が今後増加する中、在宅基盤整備(人材育成)として、 往診の経験がある医師とこれから往診を始める医師とがペアを組んで同行訪問するこ とにより往診医を育成するとともに、在宅医療・介護を担う訪問看護師の育成をする ため、訪問看護の体験型短期研修を実施する。 ・地域の医療や介護と連携を推進するための新病院の整備 (H23~H27:事業費約 157 億円) 2 地方公共団体の権限の範囲内での規制の緩和や地域の独自ルールの設定 介護保険及び障害福祉サービス等の人員、設備及び運営に関する基準に係る条例制 定にあたり、総合福祉都市として高齢者が安心して生活できる介護体制の整備を進め、 より質の高いサービスの提供を目指して平成 24 年度に他都市で類を見ない岡山市独自 の基準を設定した。(例:利用者のプライバシーの確保や通所サービスの質の向上) 3 地方公共団体等における体制の強化 総合特区の実現を図るため、平成 23 年度は担当課(新病院・保健福祉政策推進課) を設置し、担当地域協議会の開催、地区単位の多職種連携会議の開催、訪問診療の支 援事業、関係者からのヒアリング、在宅に関する市民アンケート等を進めているとこ ろである。 さらに、平成 25 年度は課内に医療福祉戦略室を設置し、市内の豊富な医療・福祉資 源や先進的な取組等を戦略的に情報発信するとともに総合特区の取組のさらなる促進 を図る。 4 その他の地域の責任ある関与として講ずる措置 ・岡山市では、高齢者の在宅での生活を進めるため、現場レベルの専門職(医師、ケ アマネジャー、MSW、看護師等)の研修や意見交換の場を設け、顔が見える関係づ くりを行っており、また、市民や地区組織も含めて在宅医療や介護、看取りのあり方 について認識を深め、地域や現場の状況を再認識するとともに、目指すべきビジョン と各々が果たすべき役割について意見交換を行っている。総合特区についても、これ らの仕組みを活用して市民一人ひとりから事業者や行政機関まで、市内の関係者全員 が新たな取り組みに関与できる仕組みである。

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別添6

地域協議会の協議の概要

地域協議会の名称 岡山市における医療連携のあり方等に関する協議会在宅医療分科会 地域協議会の設置日 平成23年7月12日 地域協議会の構成員 出戸 康子 岡山市地域包括支援センター総センター長 (岡山市中区地域包括支援センター長) 井上 純子 岡山県看護協会専務理事 岩野 寛樹 岡山市薬剤師会理事 大畑 誠 岡山市保健福祉局高齢者福祉課長 熊代 直樹 岡山市歯科医師会理事 小藤 亜希子 岡山市保健福祉局介護保険課課長補佐 佐藤 涼介 岡山市医師会理事(座長) 佐能 量雄 岡山県病院協会専務理事 土橋 酉紀 岡山県保健福祉部医療推進課主任 筒井 恵子 岡山県老人福祉施設協議会長 内藤 さやか 岡山県介護支援専門員協会 浜田 淳 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授 藤澤 正治 岡山県保健福祉部長寿社会課総括参事 森脇 和久 岡山市内医師会連合会副理事長 (五十音順、敬称略) 協議を行った日 【平成23年度】 7月12日、9月、11月 【平成24年度】 7月19日、9月7日、2月22日 【平成25年度】 5月20日 9月16日 1月28日 協議の方法 1 平成24年7月19日:協議会開催 岡山市における医療連携のあり方等に関する協議会に下に、 新たに「在宅医療分科会」を設置し、総合特区については、在 宅医療分科会でより実践的な議論を行うこととした。(地域協 議会の変更) 2 平成24年9月7日 第 3 次総合特区申請について、地域協議会として了承を得る。 3 平成25年2月22日 地域活性化総合特特別区域への指定報告等 4 平成24年5月20日

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- 10 - 国との協議の進捗状況の報告 5 平成25年8月28日~9月16日 総合特区計画認定申請について、地域協議会を持ちまわりで開 催し、了承を得る。 6 平成26年1月28日 国との協議の進捗状況の報告 協議会の意見の概要 2 平成24年9月7日 ・成功報酬制度導入について、よい取り組みではあるが、評価が 難しいのではないか。 ・保険料軽減による予防事業について、保険料軽減を行うにあた り、国・県・市の負担が変わらないようにすべき。 5 平成25年9月16日 ・介護予防ポイントの対象者として介護予防サポーターだけでな く歯科サポーターなどにも拡大すると、もっと効果がでるのは ないか。 ・介護予防ポイント事業の制度設計については、ポイント換金 はお金だけでなく品物もあればいいのではないか。 ・介護機器貸与モデル事業は是非進めてもらいたい。 意見に対する対応 2 成功報酬制度の設計に当たっては、対象者、評価方法等におい て、できるだけ詳細な設計を行うこととし、財政負担について は、現行制度を基本に設計することとした。 5 介護予防ポイントの対象者の拡大については、効果等を踏まえ て慎重に議論していくことにした。また、換金については、品物 での換金もできるよう検討することにした。

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- 11 - 留保条件に対する対応 1 留保条件 2 対 応 (1) 提案の取組のコーディネーターや主体について ○ 「主体」とは、事業の実施主体(事業運営も含む)とし、「コーディネーター」と は、事業の制度設計者とする。 ○ 提案の取組を推進するために、岡山市がコーディネーターとなり制度設計を行う。 また、主体は岡山市及び民間事業者となる。 ○介護機器貸与モデル事業 貸与対象介護機器は評価基準を示した上で公募し、外部有識者の意見も参考にしつつ 評価を行い選定する。事業の実施主体及びコーディネーターは岡山市となるが、事業運 営は受託者となる。 ○ 介護予防ポイント事業 岡山市が事業の実施主体及びコーディネーターとなり、対象利用者の範囲の設定や、 ポイント対象事業所の選定要件等の事業実施に必要な制度設計を行う。また、事業運営 については外部に委託する予定である。 (2)「住民視点での評価方法」の明確化について 平成26年度、平成29年度に介護保険事業計画の策定時に地域住民から総合特区 の取組について意見を反映させるため、パブリックコメントを実施し住民視点での評 価を行う。 以下について、地域活性化総合特別区域計画に反映させて申請すること。 ・ 提案の取組のコーディネーターや主体を明確にすること。 ・ 提案のシステムが機能するために、「住民視点での評価方法」を明確にすること。

総合特区事業推進実施体制

【コーディネーター】 ○関係団体へのヒアリング、 地域協議会での意見等を 踏まえ制度設計。 ○国との協議 ○事業の効果検証等を踏ま え制度の見直し 【実施主体】 ○事業の実施 岡山市 ○医師、看護師、 ケアマネジャー、 薬剤師などの専 門職が幅広く参画 地域協議会 ○事業の運営 ○効果検証(利用効 果、有用性等) 受託業者等 意見聴取 意見・ 提案 委託 国 国との協議 意見 住 民 サービス提供 サービス提供 パブコメ

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- 12 - また、地域協議会において政策目標の達成状況を確認することにしている。その上 で事業実施上問題等が認められる場合には、事業の必要な修正・改善等を行うことと している。 さらに、総合特区の個別事業の利用者については、 ○介護機器貸与モデル事業 受託者から定期的に利用効果調査報告を行わせることで効果検証を行うとともに、 利用者へのアンケート、モニタリング調査等を活用し、事業への満足度の高さを分 析することで、住民視点での評価の達成を想定している。 ○介護予防ポイント事業 介護予防ポイント利用者からアンケートを実施し効果検証を行うとともに事業へ の満足度を分析することで、住民視点での評価の達成を想定している。

総合特区事業PDCAサイクル

Plan

(計画)

Do

(実行)

Check

(評価)

Action

(改善) ・パブコメ(介護保険事業 計画策定時) ・地域協議会による政策 目標の達成状況の確認 ・利用者からのアンケート による効果検証 ・目標未達成原因の解明 ・事業の見直し ・効果分析 ・事業スキーム、目標値の決定 ・事業の実施(介護機器貸与モデル事業、 介護予防ポイント事業など)

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岡山型持続可能な社会経済モデル構築総合特区(AAAシティおかやま)地域活性化方針 平 成 2 5 年 2 月 1 5 日 内 閣 総 理 大 臣 決 定 1. 目標及びその達成のために取り組むべき政策課題 (1)総合特区により実現を図る目標 我が国が抱える急激な少子高齢化に伴う様々な問題に対し、将来負担の抑制・産業 振興・地域包括ケアの発展を促し、来るべき超高齢化社会を乗り越えることができる 新しい社会経済モデルを構築することを目指す。 (2)国と地方で共有する包括・戦略的な政策課題 ① 増大する医療や介護に係る給付費の伸びの抑制 ② 在宅介護を可能とする最先端介護機器の活用による産業振興 高齢者が住み慣れた自宅で自立した生活が送れるように岡山市が最先端介護機器 の研究・開発・実用化の支援を行うことにより、地域住民の介護負担の軽減を図り つつ、地域産業の育成を図る必要がある。 ③ 地域包括ケアの実現 医療のニーズや要介護度、家族の状況等の様々な要素に起因する状態像の高齢者 であっても在宅で安心して暮らすことができるように、配食等の生活支援や外出支 援、家族介護者へのサポート等の質の高いサービスの実現を図る必要がある。 2. 目標を達成するために指定地方公共団体が実施し又はその実施を促進しようとする 事業に関する基本的事項 (1)解決策 「在宅に特化した持続可能な社会経済モデル」の構築を図るため、以下の取組を 一体的かつ総合的に推進する。 ① 予防や介護度の改善を通じた将来負担の伸びの抑制 要介護高齢者数の増加や要介護度の重度化を逓減させ、給付費に係る将来負担を 抑制するため、高齢者自身による予防への取組や介護度の改善に対応し、給付費の 伸びの抑制につながるインセンティブを盛り込んだ仕組みの構築を図る。 ② 在宅介護を可能とする最先端介護機器の活用による産業振興 在宅介護を可能とし、介護産業を活性化させるため、地元企業や大学等と連携し て、新たな最先端介護機器の開発およびその活用のための環境整備を図る。 ③ 地域包括ケアの実現

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在宅で安心して暮らすことができる地域包括ケアを実現するため、利用者に合わ せた柔軟なサービス提供を行うための環境整備を図る。 (2)その他 上記に係る事業のうち、新たな規制の特例措置等に係るものについては、申請者か らの提案をもとに国と地方の協議会における協議の議題とし、関係府省は、その協議 の結果を踏まえ、関係機関と調整を図りながら、必要な措置を講ずるものとする。 3. その他必要な事項 特になし

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