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減價論(四)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

鎌 田 恭一′ 郭

J 本稿ほケスター薯倉計蓼弟−壷欝†︼翠より第十七革まてわ詳述Lたるものであろ

田 城 慣 新 富 法

計 算 の 諸 方 法

減債を計算する方法は﹂数多案出された。良い方法もあり惑い方法もあり、また除りに理論的かつ複雑であつ て、人寄業の賞際上の必要には役に立た叛いもの鴻ある。本草に於いては、最も多く賛成を得たる諸方法の詮明を なすこととし、次章に於いて、減債の計算に関する何れもが弔すペき屁の目的に立脚し、これら諸方法の教典如 何を論じょうと思ふ。 減債の計算を行ひ得る方法は幾通りもある。これらは、幾分の重複を釆たすけれども、概揺的に分類して四つ の題目の下叱集めることが出来よう。その部類は次の如し。 ∵ 回旋基数比例汝 減.僻L 弘押

︵四︶ ︵三六〓.七一 、尋

(2)

計 算 の 因 子

大部分の計算法に於いて既知数たるべき因子は次の如L。 仙 資産の原始原慣 二 靡物又は残物償値 三 見積用役薄命 四 或る方法にては、任意の利率 ′ 原始原償とは、何時やも使用し得る位置に在る資産の、金原偵藍息味する。靡物償値とは、資産厳粟の時に於 ける、即ち資産が其の位置から取沸はれて、賛却され或は他の方式により廃介される望息のできた時に於ける、 見桔僧侶を意味する。この偶倍を拾ひ上慣値と稀することもあるが、それは、資産が用役を発し得る位置に、な は留ってはをるけれども、贋葉若くは破壊されることになつてをるときの偶倍と、直別せんがためである。見積 用禁吋命とは、資産が用役の・ために使用せらるべき時間を意味する。これは年の如き層の上の時間の普通の罫位 J第三†恕 ︰熱田兢 二.測一的欒動額紘

圭.複 利\準

四一難 法 さ︼︻六ご︶﹂ゼ三

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(3)

にても、女世運軸時周の如き庸役時間の瀞位喧て鴇ハ食後忙ま準、噸、立等吠、キ、ロワツ′ト時、何故、等の如き 産出高の畢位にても、表はし得るであらう。

使∵用せらる べ き符耽

記耽とし置、崖た参照のために、次の符既が用ひられるであらうっ く=こ判=罫.靭∵痛 く一利軸L澄割㊦沐苛螢鵜訊 く沌一服滴〓岩盤◎穎謡毯鹿轟 くn−=如漆塵萌官東嶺壇虚説−召伊藤曹盛徳 コ=遍薄覗紗8対偶 d′¶都立母数滴傲 D一利数滴箪滋︸宅・伊くーVn P−1軸−滋サ8巌流飴 P=沖帯濁せ㊦戴頭数 原始瘡慣を除き、前記め諸因子は悉く見凝りであるといふ屯と1、これちを見積るに常つ七は前各軍にて論じ

波 頂 論

︵三大三︶ 七三

(4)

h−. 勒∵嘘二押時間臨 ㈹ 産 出 高 法

刷 合成詩命法

伺直 線 法

罪三饗 第四敬

雲呑埋﹀ 應四 たるが如き、減債に関する諸原灘を考慮に入れねぼならぬといふ乙七ゝは、∵望息を質する.㍉斯くて、用役薄命を 定める支配的嬰因が、物質的城慣であるか、或は機能的減慣であるかを決定しなけれぼならない。用役寿命の決 定に於いては、修柘、更新、及び緋特に関する方針が、非常忙重欝な紺係を有つ。鷹物償値わ確定に雷つては、 駅粟の日に於ける、見込の賛却慣格又は市場偵格を見積ることを要し、この見積りに閲聯して、不適應化、陳腐 化、磨損、及び年齢と、資産に姥留する情値との関係を考慮しなければならない。

固定基傲比例法

或る同定せる基本的慣億の比例部分逢して、毎期の減債が計算される方法は、悉く比例法に包含されるが、こ れらは次の如き名柄を有する細目に類集することができよう。その各々につき別々に考察するであらう。

伺 直 繰 法

十電解﹂法庭之逐国表にて示すと直線と慮るのセ予新べ補する=の、硬あるが1温べは毎期の城崎拘却費を計算する

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(5)

有らゆる方潅のうち、最も簡単であり、従って混も汎く用ひられてをるであらう。この方法では、各期の粟失債

倍額は用役幕命の艮づに反比例してをる。かく七て用役濁命が十年と計算されてをる資産は、儲一年慶栗には十

分の

記眈を用ひて公式にて示せぼ次の如くなるでるらう。

この公式より、輿へられたる資産の許償表を作成し、見積寿命中の各年度末における慣倍額を表すことがで鳶 る。斯かる評慣表は、原僧忘○弗、用役轟命五胡、厳物偶値は不適應化に基くがために五〇弗の資産に勤して は、次の如くに算出される、であらう。 碗 ロー∴‖‖= 調滴牒=緯現切 出 苫 川Illl <1−1 く1ロー <沌=く︸−DN 慣 <−くn コ

箪 薯感潜繋繋盟

隷;針暑卜辣ラ轍彗 空所 尉潜諺堵関惑 顎 Nこ.〇〇 柏〇.〇〇 M〇.〇〇 柏P00 付〇.〇〇 布団−観音遍廟 郷命 潜 惑 淋茸軍追別 巻 −ひP00 ︼∽〇.〇〇 ︼︼〇.〇〇 ¢〇.〇〇 qO︰00 研〇.〇〇 藻¢パ溺誉戸 謁惑執事蒔粛 穏 柏〇.〇〇 A〇.〇〇 mP00 00〇.〇〇 −0〇一〇〇 要一六毘︶ 車扉

(6)

FI

魂三億 療四班

︵三六大・︶ 七﹂ハ こ∼では、減債額計欝の固定基数1即ち五胡の間に沿却せらるぺき額はこ00弗︵−笠瀞−箋挙︶である。 嘗際に於いでは、箇朔の減債率を決嘉しておくのが習慣である。資産に廃物憤倍が無いときには、その率は明 に か庵蚤ある。贋物槙倦があるときは、その率は車で雪。例示し誓警においては、資産の詩命は五 コ 讐あるが、恩艮璃=艮でなくして、︼∽小犬如=一∽車浪︶計る。容易に訂し得るねめには、 減債率を、慣伯東失額ではなくして原偶に、即ちV▲ト<ロでなくくに塞かしめねぼならない。

勒 道特時間法

﹁道樽時間﹂惚が用ひられるときには、資産の詩命は、暦の時間軍役で見積られる代りに、遥韓時間磯何といふ が如き、用枚掴単位で示される。かくて或る機械が鵬二、000時間の作業に耐へると見積られると、その用役寿命 は叫二、000違極時間と柄せられる。各愈計胡中、機種の作共時間数について記録を作成しおき、之を用役藩命 の見梢期間︵これまた選種時間にて示さる︶と此校し、以て減偶紘備中その胡に賦課せらるべき部分を算出するの である。同じ例を用ひると1−ふ埋償一五〇弗、贋物償値五〇弗、用役詩命叫二、000運緒時間なる資産 − 第叫 脅計瑚′に放いて三、000将問、第二合計期把四、五〇〇時間、弟三密計朔に二、七〇〇時間、節用脅許朔にて二 〇〇時間、そして壁ハつ○博聞の作柴を馬した・るのち、第五合計働め或る時期に戯粟され孝志還して、評関東 は下に示すが如くであらう。

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(7)

㈲∴崖由 高.法

∵比例法の夢二類型はコ産出高﹂捷として知られてをる・。この方法では資産の藩命は生壁向の数豊で教へられる。

遅極時間法と殆ど同種凌る方放であるが、用役轟命の測定単位が相異してをる。資産の薄命はその生産品に依ゆ

渕碇づれるのセある。斯くの如くにして給水濾過紬の薄命昧、之を連過する給水のガロン或は立方沢により、若

暦破線横の轟命は、その破砕する岩石の立方沢.によ・り、貨車或は機関串の諸命は、串輔哩により、云々といふゃ

ぅ堰嚢はされるやあらう?それ故・に、斯か.る資産め⋮愈計期間′の仕事高匿?いて記称が作られてをるならば、∴賦

課せらるべき減債消却費顧は直に計算されるのであつて、この覇は、常期の産出高の数螢が金薄命期間の産出高

Ⅵ紙数患に到Lて有する割令に比例L狩る、減職級額の部分である。斯くしてこれは直線的比例迭である。その

碗 横 論

璃−▼ 竪丁 劇 韻 − 蛍 光 損 〓 聾 雑 事 出 盟 雑 事 竃 蛍 光 沸 勧 潜 隷 事領尋詞鰭 尋溺 ∽ 料嵩00 少■岩○ ︼−柏00 0コ○ 爵喝 倒 柏ひ 当中 豊中 ︼○ ひ 押詰堕落別 巻 ︼ひ〇.〇〇 ︼N∽.〇〇 加ヾ.JO Q餅00 ひひ.〇〇 ひ〇.〇〇 覿司泡郵券劇 場 柏れ.JO の吋.ひ○ 加ひ.ユつ やい.つ○ ︼0〇.ご○ ︵三六七︶ 七七.

(8)

評憤表も遅特時間法のものと正しく同様である。

嘲 合成薄命法

﹁ いま一つの比例法は、その作用は直線放と同様であつて、﹁合成薄命﹂法とじて知られてをるJその時彼は、滅 牒の新算が、各個の資産よりも寧ろ草場設備盲二わの仝鰭として、之について朽はれることである。この方法で は、エ場設備の平均詩命として知られる桝のものが計算される。それから全工場設備に射して、直線放その他の 雀準に基き、減債が見積られるであらう。平均薄命を決定するには、各個の資産の詩命に其の偵惜を﹁加重﹂しナ ヽヽ 以て凡ての資産に封する共通なる基準、即ち弗年を求める己とが必婆である。平均詩命計算の手綺は、後輩に之 を詮明し、叉その際に、其の用途と邁應性とを諭するであらう。平均詩命の決定を除いては、此の方法は、眈に 論じたる又は是れより論ぜんとする他の方法と異る朗はない。

二 劃 山 的、慶動額泣

これらの方法は、減債を見積る毎に基数若くは行分率の何れかが、蓮る決まつた欒化度合に従つて欒動する鮎 において、.比例法と興る。各程の比例淀もまた、百分率として表現することは出来るが、その基数が同定してを るのであ告割高欒勤爾汝にありて厄、百分率が固定されるときは基数が欒勤し、基数が固定されるときは百 分率が欒動するのである。哉に其の細月を示せぼ次の如し。 第三感 ・界四兢 ︵三六八︶ 七八

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(9)

﹁定率逓減﹂法では、各期の減憤を、直ぐ前の評償の時における資産の評偵偶倍、即ち帳簿低値の或る一定の百 分率として見稔る。かくて資産原僧二、000弗、固定率一〇舛とすると、第叫回の減債見税額は二〇〇弗︵二 〇〇〇弗の一〇〆︶にて評供覇九〇〇弗となり、第二回を減債見積額は九〇弗︵九〇〇邦の仙○〆︶にて新評償叡 は八一〇弗、第三回の見税叡は八山弗︵八叫○弗の六︶〆︶にて資産の評慣額は七二九弗、云々となる。この蓮観 せる数蜂無限又は不定なる級数となるから、最後の評傾が巻上は︵近似数とはなるだらうが︶決してならないこ上 は明白である。著し厳物惜値があるならば、而して通常はこれが存在するのであるが、級数は限定されてくる。 計算の立場からいふと、ここでの隠題は、輿へられたる薄命期間内に資産の低値を、残物又は厳物低値に引下げ るに必要なる一.定率を確定するととにある。・標準記洗を用ひて次の方程式を作ることが出来る。 <︻=<︵−−d︶ <に=<l︵−−d︶=<ュ︼−d︶︵−−d︶

㈹ 任恵逸増法

刷 任意逓減法

軸 足率逓減法

㈱ 定率逓減駄

㈲ 奨 励 率 法 ︵時に・は漆調薄命期教組和法として知らる︶

洩慣 論

︵三六九︶ 七九 :二

(10)

r く甲‖¶く坤︵11d︶甘くュ↑−d∀︵−てd∀︵−1d︶ ∩き捏甘 くワ=く愈一色ヤ N吋竜坤−−d吋浄eき馬 粒吋簡閲d料岳短き亮 丁d−1で一回 <

d=丁言.宅〆

丁頂圃

< 海 藻 複雑ではあるが、この公式は封故に依って容易に解くことがでせる。原慎二芥○弗、用役詩命五年、厳物償倍 五〇弗の資産に勤しては

d且暮う粥l・⋮可法

ごそれ故に評憤表は次の如くである。

滞三琴 滞四既

事胡挙韻事韻

囲∵唱∴拍lト11

醤薯琴撃磐盟

隷潮 隷 頴 辣 蜜 野坪轟盛儀 竣 −Pヾ拍の ︼Pヾ柏¢ ︼Pヾ柏の ︼Pヾ柏の l誓ヾ悼① 辟盗葦嘩将感 穏 Nコ.印り 柏∽.ヾひ ︼PO可 サ帽∵照覇 ︼押始り 淋聾壊 ︼∽〇.〇〇 ︼柏へ︶.A− 禦ご岩 qヾ.ひり ①N.相可 ひ〇.〇〇 慧蜘兼 MPひ¢ ひ∽.∽舟 可柏ゝ− 00ヾ.ヾ∽ −0〇.〇〇 ︵三七〇︶ 八P

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(11)

㈲ 欒 勤 率 法

前項に説明したる方法と相棒の数英を有するものは﹁欒動率﹂法即ち﹁琢期露命朔故紙和﹂法である。ここでは基

数は固定してをるが、毎期の減債率が攣励するっ各城供奉は、順次に各期の初めから勘定したる預期霹命親政の

挽和を公分母とし、問題の常該期の橡親薄命親数を分子としたる分数である。例へぼ橡親薄命五親の資産は、順

次その次の親の初めに於いて、夫々四、≡、二、仙別の橡親詩命親数を有し、合計仙風となつて分数の公分母が

出来る。その分子啄夫々五、四、三、二、二である。即ち欒効率は車−、1中、中と慧。そして

これらの適用されるのは、原惜に執してではなく、原似より放物偵倦憂塵引きたるものに勤してゞある。即ち直

ぐ下の例について謂へぽ、刷00弗ぬ通用されるのである。原偶一正〇弗、預期詩命五那、放物僧侶五〇弗の資

産に封する評慣表は次の如くであらう。

韻事戦禍調禍 臥忘巨=l仁L l 彗磐盗 盟盟滋 舞う♯溝卜謝主婦盛 魔聾熟議傲 竣 ∽∽中 鵠叶 」ll沌 の C¢ く> ・車=十 掛薯罵壇博題 苛 ∽∽.∽“ に♪.の︸ 堕︶bh︶ 一︰︷.い山 凸.﹁いヾ 沖茅場滋別 事 ︼ひObO 〓P3 り〇.〇〇 ゴ=こ︺■︶ 知00.の↓ ひ〇.〇〇 慧翫整 ∽∽.“00 ︵さ.コ〇 鵠Obe へ﹂山.山山 ︼0〇一〇〇 ︵三七こ 八︼ 邁

(12)

この許偵表を定率逓減法の許偵衷に比べると、此の方法の方が、減偵滑却資を詩命偶閲の初期に多く、後期に 少く課するものとなることが判る。此の方法の叫般的敦追及びその意義は、次寮に於いて各棟の方法の長短を比 較考察する際に論じよう。 何 任意遮塘∵法

刷 任意逓減法

攣動融法の今二つの任意的なる類型は、之が賃施にあたり準接すべき何等の法則掟も遽礎を有しないのである から、殆ど方法として分類し得ないものである。これらの方法にありては、各期に任意の金瑚が減債泡却費とし て賦課せられるのであつて、唯仙の支配的原則は、∵万の場合には鯨朔の金額が期毎に逓増し、他の場合には逓 減するといふにあるのみである?それ故に∵万の場合に於いては、評慣表は﹁毎期酒却費額﹂瀾については今政明 したる二つの方法のものと、その間を厩倒する即ち下から上へ読むを要するといふ鮎を除けぼ らう。他の場合では許慣表は、今元したるものと正しく同様であらう。渦却費の頻が毎期順次灯増加若くは城少 せねばならぬ、ならびに、減低級叡が資産の琢期寿命期間内に凰課し証されねばならぬといふ制限内に於いて、こ れらの方法kありては、毎期の減債消却費叡は純轡に任意的であつて、寄賓にも論理にも基いてゐないのである? 琴三懸 多国航 三 複 ︵三七二︶ A二

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(13)

減偵の見積を残す方法の第三め概括的なる類型は、﹁複利﹂型と輸してよからう。この方法は各期の減債薇を疲 発するのに、複利の療珊を用ひるといふ鮎に於いて、他の何れの方法とも根本的に興ってをる。此等のうちの或 る方法を賛際に通用する町営つては、減債額が此の原珊を基準として見碩られるのみならす、暫資産が厳粟され たるときに、共の筐換の財務を塵珊するのに早速聞に合ふ資金を川音せんがため、税金その他の資産が硯賓なる 基金とLて別に取っておかれ、.複利の原現に基レで蓄積されるのである。 三つの減偵消却費計算法が、こめ復利型に屈する。回摘却基金機宜法制年金法及び伺革位原個放これである。 検利の.特質により、短期詩命の資産の場合には、ごれら諸淡は放英が少くなる。何となれば、直線放と比較する とき菅潜的に甚しき葦違を生ぜtめるほぞ.に、利子の合成される期帆が十分長くないからである。然しながら成 る州に串ける地方的公益企薬委員愈は、複利法の血つ磨くは他の方法む採用すべきことを婁求した。此等の方法 はその連用範囲が甚しイ制限せられてをり、且つ資産評慣の宜しき原則には、本質的に従つてゐないも一のである から、姦にはその公式や特質を論じないであらう。方法の詮明及び公式の展開に閲し、詳しくは特に﹁減概﹂に就 きて述べたる拙著を参照せよ。 繹者臥詑。消却基金額立捻及び年金法の大要む左に抱ける。 油却基金税立法 各期末、同上錮の減債滑却費せ計上し、同時にこれと同額の資金を別途に我意て、税別法に依って利殖し、

減 慣 論

、︵三七三︶ 八三

(14)

本文に絹げられたる例を用ひ恵﹁許憤衣﹂を作成すれば左の如し。

第三琴 多国兢

︵三七四︶ 八凶 以て首該資産が靡案される.ときに、秩立党利合計が減楢漁鹿に達するやうに為す方法である。毎期の消却費崩 む野田する公式は次の如くである。 認﹁バ中盤諒壁樽飽0事コ盗光市渉耳が卸堂吟半㊦諸富碧くーゴー仲村き畠ご∵三甲柏餅かヰふ づ1メ︼uÅ−十こ17−十叉−十→︶〒戸T⋮⋮+Å︼.+﹁︶+ヒ ︹抄島㊦腎貞︺ 劉撃澄慧慧慧呈魂忘蒜∵∴こ毒忘 鵠こ雲茸嶺樽虫㊦肇コ蛍光市汚耳か甜望ゆ半 Å−七︶〒。 ︹翰沌︺ 貴滋野.+モ ざ・丁二三 、、 潔。蓋 、、 ‖〓 講 X ︵一十﹁︶=−︼ r︵つ−メこ ︵i十r︶l−1− こ十ユ≡−︼ 説 入一十﹁︶ Å−十r︶lて沌

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(15)

年 金 迭

藩命期間中に、減債総額のみならす、雷該固定資産の未滑却残高に封して毎期生すペき利子をも、消却し去 るやう、毎期未開叫額を減債滑却費として計上する方法である。毎期の拘却費額を算出する公式は次の如くで ーのる0 ︹搾乳㊦謎亮︺ 肺盤古講壇應療薄配付ヰ つー=■︵−十r︶・・絶 句沌=メ︵︼十ユま=︷つ︵宇﹁︶・t︶︵︼+1︶よ=月︼+r︶拍よ︵ェユー鴇

滅 頂 論

︹沖 軋C 調 − 繋 潜 鵠 − 聾雑 事 l− 潜 雑 事 い一 撃 隷 沸.苫 聾 雑 事.勧 澄 頴 1︵雲;r︶n−㌔︸ ︵−+こn−︼ 訝薯講壇樽粛 苛 ︼加.︼○ −00.−○ ︼伽.−○ −加﹂○ ︼∞﹂○ 望ご岩 望 旬 日 苛 .¢○ ︼.00ひ 帖.00ひ ど岩 で.ひニ 謁 謡

.‥壬

・引望

沖茸堕落訓 量 ︼ひ〇.〇〇 ︼b︼.り○ ︼︼M.り○ ¢旭.¢∽ ヾM.〇〇 ひ〇.〇〇 ︵三・七五︶ 八五 慧淘煎 ︼切.−ぐ ∽q.︼○ ひヾ.〇ひ 可伽.〇〇 ︼0〇.〇〇 声

(16)

前例盈用ひて﹁許僧衣﹂を作成すれば左の如し。 静聾講壇博感 望旬 一

第三奄 第四堆

メーーー♂︵−十1T箭カl十こJ−ス≠十r︶山−ス丁号Y誌 誉︵8普︵−ハrバ ヂー1 ︵︼十r︶ゴー又︼十ユて﹁叉︼十−︶。・拍1⋮三∵⋮−A︼ヰこI8 1−く︵−十r︶m−鼻音ユ三十ハ‡r7ほ十⋮⋮:+︵ェエ十エ 判 事 軍 事 渦 潮 lllllll 苫.聾 つ︵︼+ユゴーメ″==詫× 二ノ、二1︶=ノ、=− 薯 聾 彗 聾 ︵仙十﹁︶l、−︼ 澄 隷 隷 謝 聞 沸

宣r琶琶

引琶誓

琶芸て芸〈冨、書冒 ○十r︶。−− 、 苛

豊革

−PlO ︼,叫︶.〇ロ ー∽.りひ N〇.りひ 篤・〇心﹂ ︼0〇.〇〇 雑誌磯路別 巻 ︼ひ〇.〇〇 ︼録−.り○ ヒ柏.め○ りN一¢研 qド00 ひObO ︵三七六︶ 八六 慧知事 ⊂) q (刀 ∽ ト↓ ⊂〉 Co ■−・1 −T O〇 0 0 く⊃ 」 L くっ く> つT ⊂) ■■⊂〉

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(17)

減惜治却資Ⅵ計算庭は、なほ他の方法も相加られてをるが、これらは、見れまで述、ペ来りたる三つの薬園の何

れにも分類し得ないものである。種々雑多なる雑秤で率つて、ある場合には方法などと稲して勿鰐をつけること

も殆どできないも・のである。これらのうち次のものを奉げ得るであらう▲。

㈲ 岬山 換 法 的 卑 ○ 解 法 刷 鑑虎.評憤法 伺 保 険 法

的 絶 政 人 法

㈲ 維 持 法

この場合には、毎期の滅惜泡却費は、その期の資産維持費と同額だけ計上される。かくして畠の額は、頑確な る金額ではあるが朔毎に欒劫するのであつて、維持の方針に伐採してをる。 哩∵置 換ノ 法

㈱ 輝 持 法

減′ 頂 論 四 雄 六三七七︶八七

(18)

第三 笹 井四班 ︵三七八︶ 八八 これも殆ど、減債消却費を計堺する方法ではない。むしろ、凡ての史新改及び竃換費む収益に賦課して、減債 の輩賓を認むる方法である。大規模に横張されたる大工場設備たありては、更新が必要なる鮎に減傾が到達した る後において、更新波及び置換費の全部を費用として計上するときは、累加する減債のすペでを始末し、ノまた生 露品に封する凪課が各期を通じてかなり測仙的になることを、確保するものであると論ぜられてをる。この方放 では、減債は減債とLて帳簿上に出現しないで、他の項目の下に始末されるのである。 伺 五 〇 解 法 この方法は、城傾が更新期に到達したる後にのみ通用し得るといふ鮎に於いて、駁挽法に幾らか似寄ってをる。 この方法を摺護して次のやうにヰ張されてをる。いはく、例へぼ絨追の枕木の如き、多数の同校なる部分より成 る財産若くは資産部類に於いては、jE瀞の修粋が蹄摸される時期が到達し、部分々々が、○〆から一〇C〆にわ たる修絆の有らゆる程度に存在するやうになつた後には、維持および更新を正常に施行するといふ方針によりて、 財産又は資産は、常におよそ五〇解の堺態に維持されるであらう。それ故に、資産若くは資産部類に到する減債 紙胡は他の五〇〆であつて、部分が絶えず更新されるがため陀、これ以上の額には達しないのである。この五C 〆の城偶は、正常修純の暗が来るまでの年限の阻に帳簿に載せられるのであつて、それよりのちは、滅偵消却率 備金勘定へは少しも附け加へられないのであらう。此の方法の適用し得る右の如き状態に劉しては、疑もなく平 均り法則が富て撮り、見班を七てかなり艮好なるものたらしめるのである。

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(19)

刷.鐸定評惰法 この放では、資産又は財産の替地の鑑定詐傾が毎食計期末に行はれる。相次げる脅計期の鑑定許偵二つの問に 存すや愕棺の差額は、常該合計朔の減慣を或はし、これが減償と.して暁鐘に載せられるであらう。 ㈲ 保 険 法 これも毎期の減偵額を見積る方法といふよりも、むしろ、畳換の財務を慶珊する手段を用意する方法である。さ けながら資産を川志することは一、短期の城偵消却費堅不す計数を鳳ハへるものではある一。この方法は、資産が贋く 散布せられてをる宜額の財産に勤してのみ適用し得られる9その運用には﹁普通の保険における保険数理的原理 が合垂れてをる。かくいふのは、減惜消却費により租立てられたる資金は、これが.机立の基礎となりたる常該財 産を、′か1る財産が拗葉せられるときに置換へる目的で費し得るまで、之懲積立として留保すべきでないことを 意味し、さらに、この資金はそれが創設されたる年度の問に、全部なり部分なりが、設備の置換に摘発せらるべ きであることを意味する。﹂ 呵 粗 収 入 法 この方放では、減偶の見積は基謄をその期の粗収入に置く。これは必しも、減倍の見積は利益の大なるときに 犬であり、利益の小なるときに小、若くは無であることを意味しない 一 個々の場合に就いて言へば︵斯くのご とくに適用される 滅 惰 論 萱右九︶ 八九

(20)

︵主八〇︶ 九〇

箔三奄 琴四昧

するとの方針は、必しも全然非とすべきではない。然しながら減債は利益と何等の関係を有せず、また少しも之 忙依接しないのである。むしろ、減債消却貯の始末がすむまでは、利谷は偏在し得ないとの意味において、利益 が減偶に依接するのである。減慣を粗収入の這の百分率として考慮することは、その劾英が産出高法と殆ど同 様であり、推奨すべき多くのものを有するゥ

状 態 百 分 率

方法なる論題を離れるに兜だち、減債の見税に紺聯して用ひられる用語、即ち状態百分率を説明するをよしと するであらう。ある資産の状態百分率は、減偶見根絶額に封する現在の減伸男積覇の割合を表はす分数豪、山0 0解から差引いて見出される。かくてもし或る資産が園分の右傾倍を滅するならば、厳物低値が無いとして、 をの状態百分率は七五%︵⋮思1相違︶であるといはれる。仇って庵し、城慣が比例法の何れかで見積られたな らば、状態百分率は容易に計算されるのである。由に用ひたる標準記既に加へて D苫=ヨ滋胃壁ヰが寡頭笹薮 く≡=蟄∃盗米8冷熱頭霹捏∇熱雷壁間吋軸竺碑簿が伊0 と恨定するならば、二仮に、状態百分率は次の1公式忙よりて表し得るであらう。 ︼。。苧

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(21)

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消却基金積立法では、計算はもつと後難して来る。その公式は、ここには展開しないであらう。︵未完︶ 繹者附託。原書に於−、てl‡﹂蘇畢に鴇げたる﹁評憤未﹂の計数lこ基きて作成し㌣る由来ね戟ぜ、且つ水文中に︰之に封し読 明を加へてねる¢でぁろが﹂それら托凡て、森稿にてほ省略し㌣。 前祝拐我分正.誤 七九首筋六衝天尾﹁衝﹂を削り之ね第七行末尾に挿入 八〇貫第九術﹁著しも=れが可能であろならば﹂の次の﹁、﹂ほ﹁。﹂の誤 八二貫第︼○行﹁争煩﹂ほ﹁手段﹂の誤 八三富第一三桁﹁不正壇﹂ほ﹁不正確﹂の誤 八四首筋一五行及び八大貫第四行﹁原因﹂ほ何れも﹁要田あ誤 減 慣 論 ︵三八〓 九一

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