淡路島における淡水魚の分布-香川大学学術情報リポジトリ

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香川生物(Kagawa Seibutu)(15・16):115−128,1989

淡路島における淡水魚の分布

大高裕幸1)・尾島邦昭2)・河内直人3)・小北春作4)・須永哲雄5)

1)〒769−・23 大川郡長尾町東901−1 長尾小学校 2)〒708 津山市大田121 弥生小学校

3)〒769−23 大川郡長尾町多和字助光30−1多和小学校

4)〒769−23 大川郡白鳥町五名361−2 玉名小学校 5)〒760 高松市幸町1−1香川大学教育学部生物学教室

Distribution of Freshwater Fishes of Awa71Island,

Hyogo Prefecture,Japan

HiてOyukiOでAKA,〃αgαO j⊃rimαrツ5cゐ00ヱ,ガなαβゐタβ上J,〃αgα0−Cゐ0,

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Tetsuo SuNAGA, BiologicalLaboratory,Faculty qf’E血cation,Kagawa

U花iuer・ざ£秒,Sα£∽αよ−・Cゐ石上J,乃ゐαmαとぶ弘760,血pα花 調査地点と採集方法 魚炉の採集にほ,投網(1節10mm)および手 製玉網(1節4mm)を使用し,採集した資料は 直ちにホルマリン10%溶液で固定し,後日,種 ごとに体長・体重を測定した。 洲本川・三原川・本庄川・津井川・烏飼川・ 都志川・郡家川・室津川・浦川・宝珠川・岩戸 川における採集地点及び標高ほそれぞれ図1及 び囲2に示した。 各採集地点の概況は以下に述べるとおりであ る。 洲本川:流程約163k川の河川で諭鶴羽山地の 柏原山,兜布丸山に起点を発し河口から約53 血の地点で初尾川と鮎屋州が合流し二本松,下 加茂を経て,河口から約1加の地点で竹原川と 猪鼻川が合流し洲本港に注いでいる。1977年の 調査では,本流1箇所(SOl)と初尾川に2箇 所(ShOl,ShO2),1985年の調査では,本流2箇 は じ め に 離島の淡水魚額相についての研究ほ,対馬(柴

田,1986;東ほか,1976),佐渡島(本間,

1961),上瓶島・種子島(林,1976)隠岐(島 後)(筆名ら,1985)等の報告がある。しかし, 淡路島における淡水魚塀相の研究ほ,岡田・中 村(1946)によって報告されているにすぎず, それ以後十分な調査報告ほない。著者らほ.1977 年9月に淡路島の4河川,洲本川(支流初尾川) ・三原川(支流論鶴羽川)・郡家川・浦川を, 1985年8月に7河川,洲本川(支流初尾川)・ 三原川(支流諭鶴羽川)・郡家川・浦川・都志 川・室津川・本庄川を,そして1986年8月に7 河川,洲本川(支流鮎犀川・猪鼻川・竹原川) ・三原川(支流大日川)・鳥飼川・本庄川(支 流塩屋州)・津井川・岩戸州・宝珠川を調査す る機会を待たので,その採集調査結果を報告す る。

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所(Sl,S2)と初尾川5箇所(Sh3−Sh7),19 86年の調査では,鮎犀川に6箇所(Sal−Sa6)

竹原州に4箇所(StトSt4)と猪鼻川に5箇所

(Sil−Si5)の採集地点を設定した。 Sl:上加茂橋にあり,河口より約28kmの地 点である。 S2:三洋電気工場前にあり,河口より約45 加の地点で,落差1.5mのコソクリ・−ト製砂防 ダムが存在する。 Sh3:番所橋にあり,河口から約6‖4mの地 点である。 Sh4:広田町役場前にあり,河口から約7・・8 加の地点にあり,落差約2mの砂防ダムが存在 する。 Sh5:久米次橋にあり,河口から約8・9如lの 地点であり,落差約1mの階段上の砂防ダムが 2箇所連なって存在し,川底に一・部テトラポッ トが敷かれてある。 「 護 ′一一a一㌢ J 0 5 18 沈 積(km) 0 5 10 15 沈 積(km) 図2.11河川の勾配と採集地点の位置.各地点にほ下流側から地点番号を付けた (詳しくは本文参照). ー116−

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鶴羽山,兜布丸山に起点を発し河口から約10如l の地点で諭鶴羽川と合流し市を経て−,河口から 約1.1如の地点で大日川と合流し湊の三原港に 注いでいる。1977年の調査でほ,本流1箇所(M Ol)と諭鶴羽川に1箇所(MyOl),ユ985年の調

査でほ,本流4箇所(Ml−M4)と諭鶴羽川に

4箇所(MyトMy4),1986年の調査でほ,大

日川に4箇所(MdトMd4)支流牛内川に1箇

所(Md5),支流山路川に2箇所(Md6,Md7),

三原川支流成相川に2箇所(Mnl,Mn2)の採

集地点を設定した。 Ml:支流成相川との分岐点にあり,河口か ら約4.1kmの地点である。 M2:榎列松田の大鳥居前にあり,河口から 約5.8kmの地点である。 M3:西川橋に.あり,河口から約7.1kmの地 点である。落差1mのコンクリ−ト砂防ダムが 存在する。 M4ニ三原町市交差点上流500mの地点にあり, 河口から約9kmの地点である。落差1mのコソ クリ、−ト砂防ダムが存在する。 Myl:落合橋にあり,河口から約川4加の地 点である。落差0。5mのコンクリ・−ト砂防ダム が存在する。 My2:諭鶴羽橋にあり,河口から約124kmの 地点である。 My3:諭鶴羽ダム直下にあり,河口から約 13.6l仰の地点である。河床ほ.コンクリートで平 担化されており,下流側は落込み淵が連続して いる。 My4:諭鶴羽ダム上流の流入ロにあり,河口 から約153血の地点である。

Mdl:水無瀬橋にあり,河口から約58加の

地点である。 Md2:新大日橋にあり,河口から約7.3加の 地点である。

Md3:賀集橋にあり,河口から約86加の地

点である。 Md4:潤井橋の下流側にあり,河口から約9・9 如の地点である。 Md5:大日川支流年内川にあり,河口から約 10kmの地点である。 Sh6:藤助橋にあり河口より約10り5kmの地点 である。 Sh7:初尾川ダム湖にあり,河口より約11り5 加の地点である。上流側は伏流し,巨大な角レ キが山積されている。湖水は濁り,水垢が沈澱 している。 Sal:寺田橋にあり,河口より約5.7kmの地 点であり,川底に.テトラポットが敷かれている。 Sa2:緑町の市場に.あり,河口より約7.3km の地点で,川底にテトラポットが敷かれている。 Sa3:樋のロ橋にあり,河口より約10kmの地 点である。 Sa4:鮎犀川ダム直下の溜りとその下流側に あり,河口より約113bnの地点である。 Sa5:大城地下流で鮎犀川ダム上流部にあり, 河口より約125kmの地点である。上下流で伏流 している。 Sa6:大城他の上流であり,河口より約13・8 加の地点である。

Sil:別所橋にあり,河口より絢45kmの地

点である。岩盤露出。 Si2:大継橋にあり,河口より約6血1の地点 である。 Si3:猪鼻水源地下流で支流との合流地点に. あり,河口より約8.2血の地点である。辺りほ 落込み淵が続いている。 Si4:猪鼻水源地と猪鼻第2ダムの間の地点 にあり,河口より約91kmの地点である。辺り は平瀬が続いている。 Si5:猪鼻第2ダム上流にあり,河口より約 101kmの地点である。 Stl:落合橋にあり,河口より約3・3kmの地 点であり,竹原川との合流地点である。下流側 は河床工事中であった。

St2:河口から約33kmの地点にあり,岩盤

床である。 St3:荒田橋にあり,河口から約5・4kmの地 点である。岩盤露出し落ち込み淵が続いて■いる。 St4:竹原ダム上流にあり,河口から約7・2 加の地点である。ダム流入ロは板状岩盤が露出 しており上流ほ平瀬になっている。 三原川:流程約17加の河川で諭鶴羽山地の諭

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Hol:明光橋にあり,河口から約2・3血1の地 点である。堰で水を止めてありその上下流側と も伏流している。 Ho2:河口から約4bれの地点にあり,砂防ダ ムが存在する。十字型のコンクリ・−トブロック が敷かれている。 郡家川:流程約11.3kmの河川で高倉山に.起点 を発し大町,下落合を経て郡家港に注いでいる。

1977年の調査で2箇所(GOトGO2),1985年の

調査で7箇所(Gl−G7)の採集地点を設定した。 Gl:貫名橋に.あり,河口から約1・4kmの地点 である。河床の一部には,四角のコンクリ・−ト が敷かれて−いる。 G2:多賀橋にあり,河口から約25血lの地点 である。河床の一部にほ,四角のコンクリ、−ト が敷かれている。 G3:落合橋に.あり,河口から約31kmの地点 である。 G4:井手橋にあり,河口から約3り9kmの地点 である。河床の約1/6がコンクリ1−トで平担化 されている。 G5:津名町大野下にあり,河口から約53km の地点である。 G6:川向橋にあり,河口から約6・1如lの地点 である。 G7:高倉橋にあり,河口から約10り1kmの地点 である。 郡志州:流程約98如の河川で先山に起点を 発し鮎原,大宮を経て都志港に注いでいる。 1985年の調査で5箇所(TuトT−u5)の採集地点 を設定した。 Tul:五色町都志大官にあり,河口から約21 加の地点である。 Tu2:落合橋に.あり,河口から約3・1血の地 点である。岩板露出。 Tu3:川が大きく左右に蛇行している河口か ら約41kmの地点である。右岸護岸あり。岩板 露出し巨大れき。 Tu4:都志川支流塔下川の美南橋にあり,河 口から約63血lの地点である。イヌタデ,ツル ヨシが繁り周囲ほ竹林。 Tu5:五色町鮎原塔にあり,河口から約8加 Md6:大日川支流山路川の三反田橋にあり, 河口から約7り3kmの地点である。 Md7:大日川支流山路川の山路橋にあり,河

口から約92kmの地点である。落差05mの砂

防堰がある。Md6との間で河床工事が行われて いたため水ほにごっていた。 Mnl:三原川支流成相川の小川原橋にあり, 河口から約6。3血lの地点である。 Mn2:乳牛改良センタ、−の南側にあり,河口 から約8.8加の地点である。下流側に砂防堰が あり,たまりが存在する。 浦川:流程約6。5kmの河川で支流ほ無く妙見 山に起点を発し東浦町を流れ中浜に注いでいる。 1977年の調査で1箇所(UOl),1985年の調査で 5箇所(UトU5)の採集地点を設定した。 Ul:東浦町馬場にあり,大きく蛇行している 地点である。河口から約1b¶の地点である。 U2:官坊田橋にあり,河口から約26加の地 点である。 U3:河口から約41kmの地点にあり,水田用 堰があり,落込み淵が点在する。 U4:河内橋に.あり,河口から約45kmの地点 である。2つの砂防ダムが連続して存在する。 U5:支流との合流点にあり,河口から約5加 の地点である。新しく両岸護岸工事がなされ, 砂防ダムが数カ所連続して存在する。河床は, コンクリ・−トで平らにされている。水ほ,茶褐 色。 室津川:流程約63kmの河川で摩耶山に起点 を発し約4.1kmの地点で田尻川と合流して室津 港に注いでいる。1985年の調査で3箇所(Ml− M3)の採集地点を設定した。 Ml:岡ノ下橋に.あり,河口から約1」6kmの地 点である。 M2:支流田尻川の山本橋にあり,河口から約 41kmの地点である。 M3:支流鋤の先川との合流点にあり,河口か ら約4。9kmの地点である。周囲ほ,水田である○ 宝珠川:流程約47kmの河川で遠田に起点を 発し天神を経て約02kmの地点で志筑川と合流 して志筑港に注いでいる。1986年の調査で2箇 所(Hol,Ho2)の採集地点を設定した。 −118−

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Tui2:庄司ケ丸橋にあり,河口から約24km の地点である。岩盤露地し頭大から巨れきであ る。 Tui3:新大唐原橋にあり,河口から約4.5血l の地点である。河床頭大巨れきの浮き石と粗砂 である。 Tui4:本村橋にあり,河口から約56kmの地 点である。河床がコンクリートで乎担化されイ ヌタデが群生している。 本庄J‖:流程約69kmの河川で諭鶴羽山地に 起点を発し阿万を経て河口から約11mの地点新 川で鴨路川と合流し,河口約01kmの地点で塩 屋川と合流し吹上浜に注いでいる。1985年の調 査で本庄川に6箇所(Hl−H6),1986年の調査 で鴨路川に1箇所(Hkl),塩屋川に・3箇所(’Hsl −Hs3)の採集地点を設定した。 Hl:南決町阿万下町にあり,河口から約1.6 血の地点である。落差50cmの砂防ダムが存在す る。下流側ほ,伏流している。 H2:大師橋下流にあり,河口から約21k川 の地点である。 H3:明神神社前にあり,河口から約2.6km の地点である。丸石をひきしめて砂防堤を作っ ている。投棄物が多くイヌタデが茂っている。 H4:南淡町阿万上町にあり,河口から約3“8 k川の地点である。 打5:河口から約46kmの地点である。岩盤 露出し,頭大の丸石が重なり落ち込み・淵が連続 している。周囲は水田である。 H6:河口から約58加の地点である。頭大 のれきがごろごろしており,淵が点在している。 Hkl:本庄川支流鴨路川の−・の井手橋にあり, 河口から約2.5kmの地点である。下流側に潅が い用堰がある。 Hs2:本庄川支流塩屋川のひろたふち橋にあ り,河口から約25kmの地点である。上流側ほ, コンクリ・−トで平担化されている。 Hs3:本庄川支流塩屋川の稲田小橋にあり, 河口から約52kmの地点である。上流側に落差 1mのコソクリート砂防堰が連続して2つあ る。 の地点である。岩板露出し,階段上の淵が点在 する。 岩戸川:流程約52kmの河川で中川原から起 点を発し安乎町を経て河口から約11kmの地点 で町田川と合流し,安乎浜に注いでいる。1986 年の調査で岩戸り=に3箇所(Iwl−Iw3),町田 川に1箇所(Iw4)の採集地点を設定した。 Iwl:岩戸川支流町田川との合流点荒川橋に. あり,河口から約1け2kmの地点である。ガマと イヌタデが群生している。 Iw2:支流町田川の里橋にあり,河口から約 24kmの地点である。アオミドロ,ウキクサが 茂っている。

Iw3:河口より敵46kmの地点である。イヌ

タデが群生。 Iw4:竹谷橋に.あり,河口から約2kmの地点 である。岩盤露出し巨大れきが点在する。 鳥飼川:流程約7.9kmの河川で鮎原栢野に起 点を発し河口から約28bnの地点で堺川と合流 して鳥飼浦に注いでいる。1986年の調査で鳥飼 川に3箇所(To卜To3),堺川に.2箇所(To4, To5)の採集地点を設定した。 Tol:土井川原橋にあり,河口から約1・4km の地点である。油が水面に浮いており異臭がす る。ヤエムグラが群生している。 To2:萬世橋にあり,河口から約2・4bMの地 点である。上流側に潅がい用堰がある。イヌタ デの群生がみ.られた。 To3:上大橋にあり,河口から約4kmの地点 である。河床に四角のコソクリートが敷かれて ある。 To4:鳥飼川支流堺川の清浄に.ある。河口か ら約41kmの地点である。 To5:鳥飼川支流堺川の栄橋に.あり,河口か ら約5.9kmの地点である。滞がい用堰があり, 上下流側とも伏流している。 津井川:流程約7加の河川で湯の川にある比 久尼他に起点を発し伊加利を経て播磨灘に注い でいる。1986年の調査で4箇所(Tuil−Tui4) の採集地点を設定した。 Tuil:津井橋にあり,河口から約625mの地 点である。

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洲本川:合計21種塀の魚額が採集された。純 淡水魚(−・次淡水魚)ほフナ(SOl−ShO2,Sト

Sh6,Sal−Sa2,Sil,Stl)とカワムツ(ShOl−

ShO2,S2,Sh5−Sh6,Sa3−Sa6,Sil−Si5,Stl

−St4),オイカワ(SOトShOl,SトSh6,Sal

−Sa2,Sil−Si3,Stl−St2),メダカ(SOl−

ShOl,SトSh6,Stl),ドジョウ(Sh6),シマ

ドジョウ(Sil−Si2,Stl,St4),ホトケドジ

ョウ(Sa6,Si5),ドンコ(ShOl,Sh5−Sh6,

結 果 1977年と1985年,1986年の調査で採集され た魚類ほ,決路島全体について22種であり(表 1),この中には河口域に海から来遊するボラ とマハゼの2種が含まれている。なお,ヨシノ ポリの横斑塾と燈色型,黒色大型,黒色塑,ウ キゴリの淡水型,中流型を区別して記載した。 各河川における魚類採集結果は表2に示したが, 以下に河川別に.述べることにする。

表1.淡路島で採集された淡水魚炉

標準和名 学 名 仇r・α8ぶ£us g伽Zわヱαr那doげi q′pri花αS Cα叩乙O ZαCCO pgα£γpぴ8 Z.£emmi花Cたi G花α亡ゐqp呼OJもegOZ花gαとUβeヱ0花gα亡αS 鳥e乙‘dorαぶわorαpαrL)α 属ゐode工JS(’月ゐ0(ブe乙‘β)oceggα亡α8 S£g弘「乙JS(允r・αβ£J昆「王JS)αβ0と払S Coわ去tねのg王上£gZicααdαとα8 C.(C.)む£∽αe エq/血co8とαとαCOβfαとα OdoJ乙£0むα亡i∂ 0あscαrα ααeWgOむ孟弘Sα花花αgαrね 〃 Aeα花亡んogoわi鵬ノZαUimα花α5 月ゐi花OgOむiαぶ むr∽几e描 〃 〃 〃 〃 R.ノZ弘mi花花eαS α仇几α((わんic印ゐαヱぴ5)mαC弘加α エ叩OmiぶmαCrOCゐ£「描 〟わr・Op£er鵬βαgmO£deさ .1J!/ゞ∼ト叩/7′†/!バ OrγZ£α5gα毎es A噂αigZαJ叩071icα フナ コイ オイカワ カワムッ クモロコ モツゴ タイリクバラタナゴ マナマズ マドジョウ シマドジョウ ホトケドジョウ ドンコ ウキゴリ(軟水型) (中流塑) マ/、ゼ ヨシノポリ(横斑型) (橙色型) (黒色大型) (黒色塾) (ルリ型) カワヨシノポリ ダイワソドジョウ ブル・−ギル ブラックバス ボラ メダカ ウナギ ー120−

(7)

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(8)

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(9)

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(10)

≡臣.冒 寸きーのきl 甲ざI lきー のN 宍︶︻ NN ZのN ㌫ ● q⊃(:)〇 ・ N . くエ〉 m ・の● 黒 ● ● ● ● ● ● ● ● 芯巴 ■ ● − ● 瓜 ● ● ● ● ● ● ● ● ≡軋謳 ∽β寸βFの○ト NβF ● ● く⊂〉 ● m 卜 (Yつ 亡■・− ∽ 0〇 m ≡諒 亡、・ ● ● N ● ● ● ▼・・」 ● N I・・・」 ぐ√〕 m ■ 巴 ● ■ 岩 ● ● ● − ■ ● ● ● ● ● コ ● ● 茫 ■ ● ● N ● ■ 瓜 ● ● ● ● ● ● ● ● ≡展亜、 寸∃≠叩−−≠N叫声t−コ↑ CO ▼・→ ・ ▼→ … … … … = L(つ ● N くX〉 m ・ 「寸 ・ ● ● uつ … … … ● 寸 ・ ● ● N 巴等 ● ∽・ 潟等 ● 駕 ● ● ● 巴忘 ◆

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(11)

ノポリ(Ul),ウキゴリ(U3)の8種である。 また,ヨシノポリ横斑型がUOlで,燈色型がU3 −U5で採集された。その他にも,ウナギが(Ul) 採集された。 郡家川:合計9種の魚群が採集された。この うち純淡水魚はフナ(全地点),カワムツ(■GOl

−GO2,G2−G6),メダカ(GOl−G3,G7),

ドンコ(GOl,Gl−G7の全地点),モツゴ,プ /レー・ギル(Gl−G7の全地点),タイワンドジ

ョウ(G2−G4,G6−G7)の7種である。また,

ヨシノポリ.横斑型がGO2で,燈色塾がGl−G5 で採集された。その他にも,ウナギが(Gl)採 集された。 本庄川:合計9種の魚類が採集された。観察 により確認されたコイ(Hsl支流塩屋川)を加 えると10種である。このうち純淡水魚ほフナ(H

l,H3,Hs2−Hs3,Hkl),カワムツ(H3−H6),

オイカワ(Hl,H3,Hs2),メダカ(Hl,H3,

Hs2,Hkl),ドンコ(H3−H6,Hs3,Hkl),

モツゴ(Hl,H3),ブル−ギル(Hl,Hkl),

ドジョウ(Hs3)の8種である。観察で確認さ れたコイを加えると9種である。また,ヨシノ ポリ燈色型がHl,Hklで採集された。 津井川:合計7種の魚類が採集された。この うち純淡水魚はフナ,カワムツ,メダカ(全地 点),ドンコ(Tui3),モツゴ,クモロコ(Tu il)の6種である。また,ヨシノポリ燈色型が 全地点で採集された。 鳥飼川:合計7種の魚輝が採集された。この うち純淡水魚はフナ(To2−To5),メダカ(To

2−To4),ドンコ(To3−To4),モツゴ(To2,

To4),ブル・−ギル(To2,To5),クモロコ(To 4)の6種である。また,ヨシノポリ燈色型がTo 4で採集された。 岩戸川:合計7種の魚群が採集された。この うち純淡水魚はフナ(Iwl,Iw3),カワムツ(Iw 3),メダカ(全地点),タイワンドジョウ,プ ル・−ギル(Iwl)の5種である。また,ヨシノ ポリ燈色型がIwl,Iw4で採集された。その他 にも,ウナギ(Iwl)が採集された。 宝珠川:合計4種の魚塀が採集された。この うち純淡水魚はフナ,メダカ(Hol),ドジョ

Sa卜Sa3,Sil−Si2,St3),コイ(Sl−S2),

ナマズ(Sh4,Stl),モツゴ(SOl,Sh4,Sh

6),クモロコ(Sl,Sh3−Sh4,Stl),タイワ

ンドジョウ(Sl),ブル・−ギル(Sh5−Sh6,S a4−Sa5,Stl),ブラックバス(Sh4),タイリ クバラタナゴ(S2,Sh4,Sh6),カワヨシノポ

リ(ShO2,Sh5,Sa3−Sa4,Sa6,SiトSi4,S

tl−St4),ウキゴリ(Sa5−Sa6)の18種であ った。また,ヨシノポリ横斑型がSOl,Sa5−S

a6,Si3−Si5で,燈色型がSl−S2,Sh4,Sa2,

Sa4で,黒色型がSi3,Si5,St4で,黒色大型

がSa5,Si3,St4で,るり型がSi3,Si5で採集

された。その他にもウナギ(Sl),ボラ(SOl) が採集された。 三原川:合計17種類の魚類が採集された。こ

のうち純淡水魚は■7ナ(MOl,Ml−My3,Mn

l,Mdl−Md4,Md6−Md7),カワムツ(Ml,

Myl−My2,My4,Mn2),オイカワ(MOl,

M4−Myl,My3−My4,Mdl),メダカ(MOl,

Ml−M4,Mnl,Mdl−Md4,Md6),ドソコ

(MOl,M4−My2,Mnl,Md3−Md5,Md7),

コイ(M3,Mdl),ナマズ(Mdl),モツゴ

(Ml−M4,Mnl,Mdl−Md3,Md6−Md7),

クモロコ(Mdl),タイワンドジョウ(Ml−M

2,Mnl),ブル、一ギル(Ml−M4,Mn2,Md

4,Md6−Md7),ブラックバス(Mn2),カワ

ヨシノポリ(MyOl,Myl−My3),ウキゴリ

(Myl)の14種であった。また,ヨシノポリ横

斑型がMy3で,燈色型がM3,Mnl−Mn2,M

d3−Md4,Md6で採集された。その他にもウナ ギ(Md7),マハゼ(Ml)が採集された。 都志川:合計10種の魚類が採集された。この うち純淡水魚ほ■フナ,カワムツ,モツゴ(Tul

−Tu3),メダカ,クモロコ(Tul,Tu4),ドジ

ョウ,ドンコ(Tu4),タイワンドジョウ,プル 、−ギル(Tu3)の9種であった。また,ヨシノ

ポリ横斑型がTul−Tu2,Tu4−Tu5で,燈色型

がTul,Tu2で,黒色型がTu5で採集された。 浦 川:合計10種の魚額が採集された。この うち純淡水魚ほフナ(全地点),カワムツ(UO

l,Ul),ドジョウ,メダカ(Ul),ドンコ(U

4−U5),クモロコ(UOl−Ul,U3),カワヨシ

(12)

今回得られた調査結果に隠岐(島後)(著者 ら,1985)の報告と同じ手法を用いて,各河川 に生息する魚種数と河床の平均勾配との関係を

みてみると相関係数r=0250,P>0け05 と

なり相関ほみられなかった(図3)。ところが, 隠岐(島後)でほ相関がみ.られなかった各河川 に生息する魚種数と流程との関係をみると(図

4),r=0.816(Pく001)と有意の相関が

み.られた。流程が長い河川はど生息する淡水魚 の種類が多くなる傾向を示している。すなわち, 表3から流程の長い順に各河川を並べると,諭 鶴羽川(三原川),初尾州(洲本川),郡家川, 都志川,津井川,本庄川,鳥飼川,浦川,室津 川,岩戸川,宝珠川の順となり,この順序にし たがって生息魚種数が減少しているのである。 ここで各河川の魚種相の比較(表2)にたち もどって,流程の長短と出現する魚穣の関係を ウ(Ho2)の3種である。また,ヨシノポリ燈 色型がHol,Ho2で採集された。 室津川:合計7種の魚類が採集された。この うち純淡水魚ほフナ,メダカ,ドンコ(全地点) モツゴ,プ′レーギル(M卜M2),ウキゴリ(M 2)の6種である。また,ヨシノポリ燈色型が全 地点で採集された。 以上,各河川ごとの魚類採集の結果を述べて きた。また,各河川について計算された諸星は 表3に示した。 考 察 淡路島における淡水魚(純淡水魚と両側回遊 魚)の分布をみ・ると,河川ごとにその魚種相ほ 異なっている。こうした魚種相の相違が河川の 地理学的また地形学的特性とどのように関わっ ているかを以下に検討してみよう。 表3.調査した河川の地形学的な諸星. 流 程 水源の標高 流域平均起伏比 河床の平均勾配 (如) (m) (Ⅹ10−3) (Ⅹ10 ̄3) 河川名 洲本川 初尾川 12250 鮎犀川 16325 猪鼻川 12.125 竹原川 10150 三原川 諭鶴羽川 17.000 大 日 川 16525 都志川

9 825

浦 川 6。500 郡家川

11.300

本庄川

6.900

塩屋川

7.225

鴨路川 5“550 室津川

6 300

鳥飼川

7 900

岩戸川

5 250

宝珠川

4 750

津井川

7 050

39 8 0 11 7 13 7 4 1 4 0 0︶ 7 4 2 1 2 3 5 9 6 5 1 7 9 2 1 2 2 3 3 8 2 2 8 5 0 7 0 9 1 4 4

55 0 8 8 2 4 9 ウ∂ 7L 6 0

1 1 3 1 1 1 1⊥ 2 1 1 2 1 1 6 0 7 4 6 0 6 9 7 3 3 4 8 6 っJ l︺ 5 2 7・ ︵乙 ハ0 7い 9 8 8 1 1 2 1 1

O l ハ0 8 9 5 1 9 8 1 8 8 3

6 6 9 1 9 5 0 0 0 4 5 7 7 1 1 1 2 1 2 2 1 1

(13)

ハU 淡 水 魚 複 数 6 ● 9 ● lq ● ● 8 ● 5

ト l

10 20 30 河 床 の 平 均 勾 配 (10一っ 図3..各河川に生息する汲水魚種数(ヨシノポリとウキゴリは型 を区別した)と河床の平均勾配との関係. 図中の数字ほ 河川を示す.1初尾一洲本川,2諭鶴羽川一三原川,3都志

川,4浦川,5郡家川,6本庄川,7津井川,8鳥飼川,9

岩戸ノ=,10宝珠川,11室津川. ∧U 淡 水 魚 棟 数 10 15 漁 穏(km) 図4.各河川に生息する淡水魚種数(ヨシノポリとウキゴリは型 を区別した)と流程の関係. 検討してみよう。調査した河川の全てに生息す る魚種はフナ,メダカ,ヨ・ンノポリ燈色塑であ り,この3種は流程の長い河川から短い河川ま で広く分布している。ついでカワムツほ鳥飼川 と室津川および宝珠川を除く8河川にみられ, ドンコは諭鶴羽川から室津川までの9河川にみ られるがそれより流程の短い河川でほ生息しな 図中の数字は囲3に同じ. い。そしてモツゴは浦川を除く8河川にみられ それより流程の短い河川でほ生息しない。一・方, 流程の長い河川のみに生息するのがヨシノポリ 黒色大型で洲本川支流4河川と三原川支流鮎屋 川にのみ生息する。また,タイリクバラタナゴ ほ初尾川と鮎屋川に,ホトケドジョウとヨ・ンノ ポリるり型ほ鮎屋川にのみ生息する。このよう

(14)

淡路島ほ全体として−みると,純淡水魚ほ18種 であった。離島の淡水魚頬の貧困さについては, 対馬(柴田,1968;東ら,1976)や佐渡島(本 間,1961),隠岐(島後)(著者ら,1985)に おいていずれも指摘されている。それぞれの島 での純淡水魚棟数は,対馬でほ4種,佐渡島で ほ5種,隠岐(島後)■でほ6種である。これら に較べて淡路島の淡水魚ほたいへん豊かである といえる。 文 献 東 幹夫・村田 博・平山俊郎・大串正弘. 1976.対馬における淡水魚炉の分布.長崎生 物学会(編),対馬の生物:289−306 林 公義.1976.上瓶島と種子島の魚類につい て.横須賀而博物館館報(22):32−36 本間義治.1961.佐渡島の淡水魚.佐渡博物館 館報(8):9−14 岡田弥一郎・中村守純.1946四国及淡路島に 於ける汲水魚とその分布.資源研短報(7): 1−11

大高裕幸・尾島邦昭・須永曹雄.1985隠岐

(島後)に.おける淡水魚の分布.香川生物 (13):23−30 柴田保彦.1968.対馬産淡水魚目録.大阪市自 然科学博物館研報 (21):19−29 に魚種によって流程の長い河川から短い河川ま で広く分布するものと,流程の長い河川にのみ 生息するものがあり,こうした魚種ごとの環境 選択の結果がそれぞれの河川の生息魚種数を決 定しているのである。 今回調査を行った淡路島ほ,北部は津名丘陵, 中部には先山(標高448m)のはかには山地は なく,南部にほ諭鶴羽山地はあるものの全体的 に.平担な地形である。河川も流程は10血以上あ るものの標高ほ100m前後の河川が多く勾配も ゆるやかである。また採集された魚類をみても, ・一・部河川の上流域でほ,山間部に生息する魚種 であるホトケドジョウ,ヨシノポリ黒色型,黒 色大型,るり塑が採集されたが,その他の地点 でほフナ,メダカ,ヨシノポリ橙色型,ドンコ, カワムツ,モツゴと河川の中・下流域,いわゆ る平野部に多く生息する魚種がほとんどである。 それらの魚種が増減して各河川に生息する魚種 数が決定されているのである。すなわち淡路島 での各河川の淡水魚種数ほ河川の標高でほなく 流程の長さに.深く関係し,流程が長くなると河 川の中・下流域の環境状況が多様になり,そこ に生息できる魚種数の収容量が増加し,河川に 生息できる魚種数が増えるのである。決路島で ほ河川の平均勾配よりも流程の長さに.よって各 河川に生息する魚種数が決定されるのかも知れ ない。 ー128−

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