平成30年 第2回渋谷区教育委員会定例会会議録 1 開会日時 平成30年1月18日(木)午前10時00分 2 閉会日時 平成30年1月18日(木)午前11時00分 3 場 所 渋谷区役所仮庁舎第一庁舎3階教育委員会室 4 出 席 者 (委 員) 教育長 森 富子 委 員 坂本 眞理子 委 員 平岩 国泰 委 員 山本 堯士 委 員 大日方 邦子 委 員 松本 理寿輝 (事務局職員) 教育振興部長 鴨志田 暁弘 生涯学習・スポーツ振興部長 伴 秀樹 庶務課長 富井 一慶 学務課長 熊澤 雄一郎 指導室長 田中 康雄 教育センター所長 小林 惠美子 生涯学習振興課長 (生涯学習・スポーツ振興部長事務取扱) 中央図書館長 田山 宗昭 副参事(特命担当課長) 加藤 聖記 (書 記) 山﨑 卓夫 神定 千幸 5 会議の概要 別紙のとおり
議案第2号 渋谷区教育委員会の教育目標と施策の方向性 議案第3号 渋谷区文化財保護審議会への諮問について 協 議 (1)平成29年度卒業式祝辞について [資料1:平成29年度卒業式祝辞(案)] 報 告 (1)学校事故報告について [資料2:平成29年度学校から報告のあった事故一覧12月] その他 (1)児童・生徒等表彰について (2)インフルエンザによる学級閉鎖について (3)東京駅伝について
■ 議事運営等 ○ 平成30年第2回教育委員会定例会を開会 ○ 議事録署名に坂本委員を指名 ○ スポーツ振興課長が欠席 ■ 教育長報告要旨 ○1月13日、原宿外苑中学校で創立20周年記念式典及び祝賀会が行われた。 ○1月15日、東京駅伝の激励会が行われた。 ○1月19日、鉢山中学校において研究発表会が実施される。 ○1月21日、しぶやニュー駅伝が開催される。 ◆議案第2号 渋谷区教育委員会の教育目標と施策の方向性 --◇説明要旨 --- (※別紙資料に基づき指導室長が説明) ○渋谷区教育委員会の教育目標と施策の方向性を定めるため、この案を提出する。 1月11日の教育委員会定例会において協議いただいた内容に基づき、事務局 で修正したものである。まず、教育目標は、平成29年度と変更はない。施策 の方向性については、まず、基本方針1の(3)いじめ・暴力行為・不登校な どへの組織的取り組み・教育相談の充実は、「特にいじめについては、「いじめ は絶対に許されない」という認識に立ち、」を加え、いじめに対する強い文言 を記載した。次に、基本方針2の(8)早期発見・早期支援の推進は、子ども 総合支援センター以外の機関とも連携していること、また、より一層の連携が 求められていることから、文言の修正を行った。次に、基本方針2の(11) 放課後クラブの充実は、体験活動という文言を削除した。次に、基本方針4は (6)と(7)を入れ替え、(6)として青少年スポーツ活動の推進を、(7) として生涯スポーツの推進を記載し、本文中に「するスポーツ」という文言を 追加した。 --◇質疑応答 --- ○なし。 --◇議事結果 --- ○原案どおり可決。
--◇説明要旨 --- (※別紙資料に基づき生涯学習・スポーツ振興部長が説明) ○渋谷区文化財保護条例の規定に基づき、文化財の登録及び指定について、渋谷 区文化財保護審議会へ諮問を行うため、この案を提出する。渋谷区では、国や 都から文化財として指定を受けている文化財以外の文化財で、区として保存す る必要がある文化財、または重要な価値をもつ文化財について登録及び指定す ることを渋谷区文化財保護条例に定めており、今回2件の登録・指定文化財候 補について渋谷区文化財保護審議会への諮問を検討している。1件目は、西原 3丁目の雲照寺が所蔵する「絹本著色春日鹿曼荼羅図」で、もう1件は区立猿 楽古代住居跡公園内にある「廿三夜塔、庚申塔、道しるべ」である。まず、「絹 本著色春日鹿曼荼羅図」について説明する。春日鹿曼荼羅図とは、奈良の興福 寺と春日大社との神仏習合思想を背景として、平安時代末期から中世にかけて 盛んに制作された曼荼羅図を指す。本図は、鎌倉時代から室町時代にかけて制 作された、典型的な春日鹿曼荼羅図であるとともに、区内に所在する唯一の作 例で、貴重な優作と評価できる。次に、「廿三夜塔、庚申塔、道しるべ」につ いて説明する。これらの石造物は、江戸時代中期に猿楽地域に住んでいた住民 によって建立されたものであり、刻まれている銘文からは中渋谷村に廿三夜講 ができていたことや、庚申塔の建立に地域の名主であった海老沢家が関与して いたことがわかるなど、猿楽地域の歴史を知る上でも貴重なものである。なお、 これらの石造物は、猿楽町の個人が所蔵していたが、平成28年3月に区が寄 贈を受け、区立猿楽古代住居跡公園内に移設したものである。今後の予定とし ては、本日ご議決いただけた場合、来月7日に開催予定の文化財保護審議会に おいて諮問を行い、審議会による調査・審議が行われた後、その結果について 審議会から教育委員会に答申がある。これと併せて、教育委員には文化財をご 視察いただき、これらを踏まえ、登録・指定についてご議決をお願いする。な お、これらの手続きを平成30年度末までを目途として、進めたいと考えてい る。 --◇質疑応答 --- (大日方委員) ○文化財に登録及び指定を行うことで、どのような利点があるのか。 (生涯学習・スポーツ振興部長) ○場合によるが、所有者が負担しなければならない経費を区が負担することも ある。
(大日方委員) ○登録・指定文化財候補は所有者等からの申請によってあげられるのか。 (生涯学習・スポーツ振興部長) ○登録・指定文化財候補は、生涯学習振興課文化財係に所属する学芸員が、文 化財に係る調査や情報収集をしており、登録・指定文化財候補としてふさわ しいかどうか検討してあげられる。そのため、申請されたものがすべて候補 になるわけではない。 --◇議事結果 --- ○原案どおり可決。 ◆協議1 平成29年度卒業式祝辞について --◇説明要旨 --- (※別紙資料1に基づき指導室長が説明) ○平成29年度卒業式祝辞について、協議をお願いする。小学校は協同、助け合 いの精神をテーマとし、司馬遼太郎氏を取り上げて作成した。中学校は、高校 に進学する子供が大半という背景から、高校生時代から努力を重ね、この春か らメジャーリーグに挑戦するプロ野球の大谷翔平選手を取り上げて作成した。 --◇質疑応答 --- (坂本委員) ○小学校について、文中で何度も同じ言葉が出てくるので読みづらいと感じた。 中学校についても、固有名詞の説明を細かくすることがかえって文章を複雑 にし、難しい文章にしているように感じた。 (平岩委員) ○取り上げる人物は、小学校と中学校で逆にした方が良いのではないかと感じ た。司馬遼太郎氏を小学生に対する文章で取り上げるのは少しもったいない ように感じるので、取り上げるのであればもう少し踏み込んだ話に変更し、 中学校の祝辞として変更するのも1つの選択肢として考えてはどうか。逆に、 大谷選手の話は内容としてはわかりやすいものなので、小学校で取り上げて も良いと感じる。また、変更せずに中学校で大谷選手を取り上げるのであれ ば、彼が周りの反対を押し切り、二刀流という自分のプレースタイルにこだ
(山本委員) ○中学校について、大谷選手がドラフト会議で8球団から1位で指名を受ける という目標のもと努力を重ねていくにもかかわらず、ドラフト会議の直前で 大リーグへの挑戦を表明する、という話の展開に違和感を覚えた。どちらか のエピソードを柱として、話を展開していくほうが良いと思う。また、小学 校については、人の痛みを自分の痛みとして感じられる人になる、という思 いをもう少し強く表しても良いように感じた。 (松本委員) ○小学校で司馬遼太郎氏の話を取り上げるのは少し難しいように感じた。 (指導室長) ○それでは、小学校と中学校で取り上げる人物を入れ替えるということでよい か。 (各委員) ○よろしい。 (指導室長) ○それでは、小学校と中学校で人物を入れ替えて作成する。小学校では大谷選 手の目標に向かって努力の積み重ねの大切さの話を中心に、自分の思いを最 後まで貫き通すという話も絡めながら展開していきたいと考えている。中学 校は、人の痛みを自分の痛みとして感じられるような心の在り方を中心に話 を展開していきたいと考えている。 (平岩委員) ○中学校について、ありきたりな話をするのではなく、生徒の心に響くような 言葉や話を引用出来れば良いと思った。 (大日方委員) ○教育的な部分を強く出しすぎないような文章が良いと思った。一方的に価値 観を押し付けることは反発を生むことにもつながるので、互いに歩み寄り、 尊重する心について話の中で触れることも良いと思う。また、引用部分につ いて、前後の文章ともっと円滑な接続ができるよう工夫してほしい。 --◇議事結果 --- ○協議継続とする。
◆報告1 学校事故報告について --◇説明要旨 --- (※別紙資料1に基づき指導室長が説明) ○学校事故報告12月分について報告する。全体で13件あり、幼稚園が1件、 小学校が11件、中学校が1件であった。昨年度と比べると1件の減少であり、 ほぼ同数と考えられる。先月の教育委員会にてご報告したアレルギー事故につ いて、学校より正式に報告があったので記載している。概要は先月報告したと おりで、アレルゲンであるエビを除去していない通常食を誤食した事故である。 幸いにもアレルギー反応は現れなかったが、1つ間違えれば大きな事故につな がる可能性があることから、当該小学校には校長より栄養士に対して、より慎 重にアレルギーへの対応を行うよう指導し、チェック体制の見直しを図った。 また、他の学校に対しても、校園長会を通じて情報を共有し、注意喚起を行っ た。また、交通事故が2件発生し、そのうち1件は自転車で走行していたとこ ろ、停車していたタクシーの扉が開き、その扉に接触し転倒し負傷した。小学 2年生の児童がタクシーを見た際に、扉が開くかもしれないという危険予知を 行うことは困難にも思えるが、状況を把握し、危険を回避する能力を育成しな ければならないと改めて認識した。 --◇質疑応答 --- (平岩委員) ○自転車の指導について、年齢で自転車の使用を制限することはないのか。 (指導室長) ○制限はしていない。各学校においてもそれぞれ指導を行っているが、子供た ちにとって家庭内でのルールが最も重要視されていると認識している。 (平岩委員) ○自転車での事故が多いのは、渋谷の地域性が原因となることも考えられる。 また、近年では、自転車に乗っている人が加害者になってしまう事故も増加 していることから、自転車での走行には危険が伴うということを改めて認識 してほしい。 (大日方委員) ○家庭内のルールが重要視されていることから、家庭内での見直しも必要であ
(指導室長) ○学校に対して子供への交通安全教室を行うことをお願いするとともに、保護 者への交通安全の啓発もお願いしている。また、渋谷区では自転車走行時に ヘルメットを着用している子供が少ないように感じるので、昨年度より保護 者を通じてヘルメットを着用するようお願いしており、交通事故が発生した 場合は着用の有無を必ず確認している。ヘルメットの着用をきっかけに、子 供だけでなく大人に対する交通安全教育も推進できるよう検討していきたい と考えている。 --◇議事結果 ---○了承する。 ◆その他 (1)児童・生徒等表彰について --◇説明要旨 --- (庶務課長) ○平成29年度渋谷区教育委員会児童・生徒等表彰の概要について説明する。本 年度も、児童・生徒の優れた能力や努力を称えることにより、自信と誇りを持 たせ、学校生活への活力と未来に対する希望を育むことを目的として実施する ものである。表彰対象は、部活動、クラブ活動、その他の活動で全国規模の大 会やコンクール等に出場、入選するなどの成果をあげた者として、区立小・中 学校長等から候補者の推薦を受け、調査を行った上で選考、決定する。表彰式 の日程は、3月7日午後4時30分から美竹の丘・しぶや2階の多目的ホール で予定している。現在、各学校から表彰候補者・団体について推薦を受け、選 考作業を進めている。その結果に基づく被表彰者の決定については、次回の教 育委員会に議案として提出する予定である。また、表彰式への教育委員の出席 のお願いも改めてさせていただく。 (2)インフルエンザによる学級閉鎖について -- ◇ 説 明 要 旨 ---(学務課長) ○1月15日に幡代小学校において学級閉鎖が発生した。対象は3年1組で、在 籍数30人中8人が欠席した。休業期間は1月17日までとした。次に、1月 16日に渋谷本町学園中学校において学級閉鎖が発生した。対象は2年A組で、 在籍数30人中9人が欠席した。休業期間は1月18日までとした。次に、東 京都より鳥インフルエンザについて通知があったので報告する。1月5日に大 田区において死んだオオタカが発見され、遺伝子検査の結果、A型鳥インフル
エンザウィルス陽性と判明した。また、香川県においても鳥インフルエンザが 発生していることから警戒が必要であるため、各学校にも通知し注意喚起を行 った。 (3)東京駅伝について --◇説明要旨 --- (指導室長) ○2月4日、女子の部は午前10時から、男子の部は午後1時からスタートとな る。場所は味の素スタジアム・都立武蔵野の森公園特設周回コースで開催され る。渋谷区内の中学校2年生から選抜された男女各21名が一丸となり、記録 更新に挑戦する。 議事終了 閉会 上記記載の記録について相違ないことを認め、ここに署名する。 教育長 森 富 子 委 員 坂 本 眞理子