Title
子ども主体のラジオ番組制作の記録∼琉大・教育実習生
の実践∼
Author(s)
嘉納, 英明
Citation
沖縄大学地域研究所所報(28): 27-36
Issue Date
2003-02-28
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/9804
Rights
沖縄大学地域研究所
子 ども主体のラジオ番組制作の記録
∼琉 大 ・教 育実 習生 の実践 ∼嘉
納 英
明
要
旨
本報告は、琉大 ・教育実習生の指導によ り、同大学附属′トの5年生が地域情報をも とに したラジオ番組を制作 し、コ ミュニテ ィー ・ラジオ 「FMチャンプラ (沖縄市)」 にて生放送に至るまでを記録 したものである。同番組の制作は、社会科及び国語科の 学習指導の一発 として取 り組んだものである。 1.ラジオ番組制作のね らい 私が勤める琉大附属′トの主要な役割のひ とつは、教育実習生 (学部学生) に対す る 実践的指導である。附属小は、毎年9月に100名前後の学生を受け入れ、 1年生か ら 6年生までの計18の学級 に数名ずつ配置 され る。本年度、 5年生担任の私の学級にも 実習生が配置 された。実習生の内訳をみ ると、 9月前半2週間のA日程 (2名の実習 坐)、 9月後半 2週間のB 日程 (1名の実習生)、 9月 4週間のAB 日程 (2名)の計 5名である。実習生は、指導案 を作成 しこれ をもとに授業を実施 し、各学級の担 当教 師は、 これに対 して指導す るといった大切 な役割 を果た している。 今回、配置 された学生の中にコ ミュニティー ・ラジオ 「FMチャンプラ 76.1N11Z」 のパー ソナ リティー として活躍す る実習生がいた。そこで、彼の担 当する番組 の時間 帯の枠内で子 どもによる情報番組が編成 できないか と考えた。実習期間中の授業 (′J、 学校社会5年の単元 「くらしを支える情報」及び国語の単元 「体験 したことを分か り やす く伝 えよ う」)として取 り組み、子 どもによる情報番組 の制作 を実体験 させ よ う とね らったのである。つま り、 この企画は、子 どもたちが身の回 りにあるさまざまな 地域情報か ら、 自分に必要なものを主体的に収集 ・選択 して活用 した り、 自ら伝えた いことを情報 として発信 した り情報の受信者 として大切なことについて考えて もらい たいために私の方か ら提案 した。実習生は、この提案 を受け入れ、 5名の実習生の共 同実践 として進 めた。 以下、子 どもによる番組制作の過程 と実際の情報発信に至るまでを紹介 したい。な や ぎし上うこ あまがいき上うか お、授業記録は屋宜祥子 (教育学部3年次) と天貝京香 (同3年次)が担 当 し、のち に述べ る 「ラジオ番組制作の記録」の記述は、 2人の記録 をもとに嘉納が構成 した。 おおき 上うへい 大木洋平 (同 3年次)は放送局 との折衝 ・番組制作指導の中心的な役割 を果た した。 ちねん まどか ひ が たけし また、番組制作の指導は、上記3名の外、知念 円 (同3年次) と比嘉 英 (同3年次) が積極的に関わった。 -27-2.単元展開 (31時間扱い) <指導のね らい> ◎身近な生活の中か ら必要な情報を収集選択 し、話の組み立てを工夫 して、聞き手 に分か りやす く話すo ◎相手や 目的に応 じて適切 に話すO- 適切 な音量 .速 さ○ 国語科の単元 (17時間扱い) 社会科の単元 (14時間) まちの情報発信 -スマイルキッズ- くらしを支える情報 第 1時 FMチ ャンプ ラの生番組 で地 第1- 6時 放送局で働 く人々 域情報 を伝 える とい う学習 の見通 し ・報道番組 を観 る をもつo ・ニュースを編集す る 第
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時 ラジオ番組制作過程等 を学び、 ・ニュースを放送す る ラジオ番組 にふ さわ しいテーマ につ いて話 し合 う〇 第 3時 各 グループのテーマに沿 った匝劃
・報道番組 を支える 取材計画 と質問を考えるo ・正確 に分か りやす く伝 えるための 第 4- 6時 取材活動 第7-1・伝達の手段・放送局の仕事 と働 く人工夫 (4時 情報の働 き放送原稿 .資料) 取材 -.社会科 (3時間) 北谷町美浜や具志川市等で、取材活動をするo
第7時 取材 内容 に対す る実習生 の コ メン トを参考に しなが ら、見直すo ・情報を使 って 第 8- 9時 番組放送のイ メージをつ ・情報社会に生きる かむた め、実習生試作 の番組テープ を聴 くo メイ ンパー ソナ リテ ィー 4 人を決定する○匝画
ト 情報 を送ろ うl 第10時 シナ リオ をもとに、番組放送 ・情報の送 り手 としての責任 の練習 を し、 メイ ンパー ソナ リテ ィ ーは、全体を把握する0 第 1決定す ることを伝 え、各 自練習す る0(パー ソナ リテ ィー と称 した) を予め1時 放送 当 日に出演す るグル ープ 第1ち、グループを選考する02-13時 各 グループの発表会 を も 第せポスターを制作 した0音練習 を し、他 の子 どもは、お知 ら報告す るo 決定 した グループ とメイ1ンパー ソナ リテ ィーは、放送室 で録4-15時 実習生による選考結果 を 第1し、互いに助言 し合 う06時 グループ ごとに リハーサル を 第番 を行 うo17時 FMチ ャンプラで生番組 の本 ・情報 を送 る計画 .取材3.ラジオ番組制作の記録 屋宜 ・天貝の授業記録 によると、学習内容及び子 どもの活動 の様子は、次 のよ うに 展開 した。 第
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日 (月) 実習が始 まって初の社会科。子 どもたちに前 もって とっておいたアンケー トをもと に 「わた したちの身近にある情報」 について学習 した。 ラジオに興味 を向け させ るた めに、情報 を得 る手段 に注 目させた。早速 この授業の終わ りに今 回の実習 の 目玉であ るラジオ番組 を作 って実際に放送局にいって放送 させて もらうことを告 げた。子 ども たちの反応 もなかなかでみんな興味 をもてた よ うである。 国語では、 どんな内容 の情 報をラジオを通 して発信す るか とい う話 し合いになったが、あま りよいテーマがあがっ てこなかったため、次の時間まで持 ち越 しとなった。 第2
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日 (火) 大木 さんが、ラジオ局の仕事内容や、 ラジオ番組 の制作過程、放送 に至 るまでを説 明 した。 その結果、ラジオ番組 にふ さわ しい内容 のテーマが挙がってきた。テーマが ほぼ決 ま り、グループ分け も済ませ、具体的に調べたい こと、取材 が必要か どうか、 どこに取材 に行 けばよいのかを話 し始 めるがなかなか進展 しない。 第3時 9月11日 (水) 午後の研究授業の間、子 どもたちは各 グループでテーマに沿って取材用 の質問カー ドに書 き出す作業 を した。 どんな場所 にいけば取材 ができるのか、行 く場所 まで も決 定 させ る。その とき、放送時の 日時、対象 リスナーの確認 も した。情報 を発信す るか らには最新 の情報であることと、 どんな人たちに向けてその情報 を発信す るかを決 め ておかなければな らない。子 どもたちに常にこれ らの ことを確認 して活動 を進 めた。 番組作りの流れを説明する 第4-6
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日 (木) 取材の仕方を学ぶ 午前 の9:0
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まで取材活動。 エ リアを4
つ に分 けて保護者 の方 に も協力 し てもらい各 グループで取材活動 を進 めた。 当初、グループで分かれて しまいみんなき ちん と取材 ができるのか と不安や心配な どもあったが、子 どもたちが一生懸命取材 し 一29-てい る ところをみ る と、 この起動力 はす ごい な と感 心す るこ ともあった。 しか し、そ れ ぞれ調 べ て きた 内容 をみ てみ る とグル ー プ に よって差 はある ものの、 まだ内容 とし て は浅い のではないか とい う感想 が実習生 と嘉納先生 の間か ら出て きた。 みんなの提 出 したカー ド (取材 の内容 をメモ した もの) にア ドバ イ スを書 き込み、 また子 どもた ちに考 えを深 めて も ら うよ うに した。 【取材活 動 を終 えて】 ☆ 7プレックスは、全席指定でお客さんが映画を観てる時、前の人 とかの頭がかからないよう に 「スタジアム形式」 とい うようになっています。平 日は、夜、客が多く、休 日は、朝 と昼 が多いとい うことです。 (尚平) ☆ 7プレックスは、「ラクダシステム」 とい う新 しいシステムがありました。チケッ トを買った 順に良い席がとれるとい うシステムです。そ して、なんと一番売れた映画は、「千と千尋の神 隠 し」だったそ うです。 (比嘉亮仁) ☆僕は、北谷のジャスコでかっこいいサッカー選手のことについてインタビュー しました。ペ ッ カムがとっても人気があって、 日本の選手では、中田選手が人気があ りました。 (知名祐志) ☆取材のため、具志川ジャスコに行きま した。 どの店でも、お客さんが気持ちよくなるように 心がけているとい うことがわか りました。 ドーナツ屋の向かいにシュークリーム屋があって、 数人並んでいました。店を見てみると、「とんねるずのみなさんがきました」と書かれていま した。パ ン屋 さんでは、変わったパンがあ り、「えちご」 とい うおにぎり屋では、48種類のお にぎ りがあ りました。アイスクリーム屋では、おすすめの 「ス トロベ リーチーズケーキ」と 「ミルクチ ョコチップ」、「レインボーシャーベ ッ ト」がありました。 (米須美希) スーパーの中で取材活動
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日 (火) 録音も忘れずlこ取材活動 取材 か ら少 し日が経 って しまったが 、 この 日は取材 して きた内容 を見返す こ とに し た。 実習 生 が前 もって書 き こんでお いたア ドバイ ス も参考 に させ なが ら、付 け加 える こ とや 直す べ き こ とはないか を各 グル ー プに考 え させ た。 ラジオ放送 とい うこ とを意 識 して も ら うために、放送す る 日時や リスナー の こ とを繰 り返 し伝 えた。 しか し、最初は私 たちの指示が大まかで少 なかったためか、子 どもたちは何 を していいのか理解 できていない様子であ り、活動が進 まない グループが多かった。 そ こで、次の時間には、集 めてきた多 くの情報 の中か ら、 ラジオで発信す るのに適 した ものを2- 3個選び、選び出 した ものに付 け加 えることはないか考 えるよ うに と、 細か くや るべ き活動内容 を伝 えた ら、や っ と子 どもたちは動 きは じめた。私 たちの頭 の中では、ラジオ放送 とい うものが どんな ものだ とい うイ メー ジがあるのだが、きっ と子 どもたちの頭の中には、はっき りしたイ メー ジがないのか も しれない と思 った。 第8- 9時 9月
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日 (水) 私たちは、子 どもたちにもラジオ放送 とい うイ メー ジをつかんでほ しい と思ってい た。そ こで、授業の前 日に実習生4人で子 どもたちが発信す るラジオ番組 の形式で1 コーナーを作 り、メイ ンパー ソナ リテ ィー (進行役)2人、パー ソナ リテ ィー (情報 報告者)2人に分かれて実際にマイ クを通 してや ってみた。それ をカセ ッ トテープに 録音 し、授業の ときに子 どもたちに聴 かせ た。子 どもたちは、 こんなふ うにや るのか と少 し理解できたよ うで、テープを聴 いた後 に拍手 を して くれた。 テープを聴 いてか ら、メイ ンパー ソナ リテ ィーやパー ソナ リテ ィーの役割 の確認 を したのだが、すでに テープを聴いた時点で、気付いていた よ うだ。そ こで、次の時間にはメイ ンパー ソナ リテ ィーを決 めることに した。 メイ ンパー ソナ リティーの希望者 は10名程いた。男子2人、女子2人に決定 しなけ ればな らなかったので、ペアを組 ませ、 「千 と千尋の神隠 し」の一部分のセ リフを言 っ てもらうことに した。決定は、 クラスのみんな と実習生の投票である。子 どもたちに は、審査の際、考慮 してほ しい点を伝 え、メイ ンパー ソナ リテ ィーにふ さわ しい子 を 決定 してもらった。 メインパー ソナ リテ ィーの男女それぞれ2
名 が決まった。 第10時 9月19日 (木) グループには、 「どこで、何 について、 どの よ うな こと」 を含む よ うに文章でま と め、感想 をグループの一人ひ とりが言 えるよ うに してお くことを伝 えてか ら、グルー プ活動 に人 らせた。 メイ ンパー ソナ リテ ィーの子はグループか ら外れ、独 自の活動 し てもらうことに した。 まず、その 4人 を集 めてメイ ンパー ソナ リテ ィーの役割 を再確 藩 させ、各 グループをまわってそれぞれ のグループの集 めてきた情報 を把握 し、それ を引き出すための質問を考 えるよ う指示 した。早いグループは、文章 も仕上が りそ う で、各 自で感想まで書き始 めていた。 メイ ンパー ソナ リテ ィーの子たちも1グループ に3間ほ どの質問を考 えて、半分以上のグループをまわっていた。 この 1時間の活動 は、全体的に順調に進んだC 第11時 9月20日 (金) 私たち実習生は、ラジオ放送の本番 の 日まで時間がない と焦 っていた。 しか し、子 どもたちには、そのよ うな焦 りや緊張感 は全 く見 られなかった。子 どもたちは、 どの よ うな形で本番 までや ってい くのか、 どのよ うに本番 を迎 えるのか、 よくわかってい-31-ないのか もしれ ない。私たちは、それ を子 どもたちに伝 える必要があることに気付 き、 9月28日までのスケジュールを子 どもたちに伝 えた。まずは、5日後のパーソナ リティー 選出報告会 に向けて各 グループがメイ ンパー ソナ リテ ィーを含 めて練習す ること、次 に、パー ソナ リテ ィーに選 ばれた グループ とメイ ンパー ソナ リテ ィーは残 りの
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日間 で練習 を して本番 を迎 えることな どを知 らせ た。子 どもたちは、残 された 日がわずか しかない ことに、はっ とした様子 だった。 この 日の活動は、前回の続 きで、各 グルー プは取材 ま とめ、メイ ンパー ソナ リテ ィーは質問作成 であった。結局 この 日、メイ ン パー ソナ リテ ィー と一緒 に練習できたグループはなかった。嘉納先生 も私たちも、準 備が間に合 うのだろか と心配 してい る。 第1
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日 (火) 土 ・日 ・月の連休 もあけていよい よ明 日が一つ 目の山、各 グループの報告会である。 今 日はラジオ作 りに充て る時間は5時間 目の1
時間 しかない。 クッキーシューグルー プのメンバー1
人が明 日学校 を休む とい うことで、急 き ょ、先 に報告会 を済ませた。 クッキー シューの練習、打 ち合わせ を してい る間、明 日の報告会の発表順 な どをあみ だクジで決定 した。 クジだったので子 どもたちも文句 な しですんな りきまった。初 め て子 どもたちだけで、 しか も、メイ ンのか らみ もあ り、マイ クを前に して本番 さなが らに話す のだか ら、みんなの注 目度 も高かった。 クッキーシューの報告 をきいた後の 感想ではいろいろ と子 どもたちな りの考えや今感 じているところが出てきた。同グルー プ も納得いかなかった ところがあった らしく、悔 しい様子であった。 第1
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日 (水) 《報告会の手順》 教室 にス ピーカーだけを置き、教室か ら離れた水のみ場 にイス と机 を設置、即席 スタジオ を作った。マイ クを通 して、声のみが教室に聴 こえるよ う になってい る。 報告会前に各 グループの練習 として30分 ほ ど時間を とり打 ち合わせ をさせた。実際 に、メイ ンの子 どもたち とか らんで話す ことによってグループの子 どもたちの 「ここ はこんなふ うに聞いて よ」 とか 「この内容 は話 したいか ら」な どといった要求が増 え てきた。各 グループの報告時間は 3分である。マイ クを使 ってみんなの声 を聴 いてみ ることでいろいろな課題 がでてきた。 「自然 な感 じで話 したい」
「声を大きく聴 きやす くしたい」や 「内容 をもっ と深 めたい」な ど。 また他 のグループを聴 いてみて 「ふ ざ けす ぎは よくない」 とかい う声 も聞かれた。子 どもたちのや る気が感 じられて とて も うれ しくなった。子 どもたちは、採 点 し、私 たちはそれ を集計 してグループ選考の参 考に した。 第1
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日 (木) 実習生 による選考結果 を報告 した。計5
つのグループが出演できることになった。 人数 が限 られてい るだけに選ぶ立場 の私た ちは、 とて も大変だった。 「このグループ も良かったか ら出 してあげたいけ ど、あのグループは内容 も良かったか ら-」な ど、できれば多 くのグループを出 してあげたい と考 え、選んだ5つだった。 メイ ンもきま り、グループも決ま り、今 日はテープに一通 りラジオ番組の流れ を通 してみ よ うとい うことで出演す る子 どもたち と実習生は放送室-移動 して録音に とりかかった。その 間、他の子 どもたちには視聴者 を得 るには大切 な仕事、広告作 りを してもらうことに なった。録音はなかなか進まず、 うま くいかなかった。そ して、昨 日の報告会か ら気 になっていたことも明 らかになってきた。 グループ とメインの子 とのかけあいが どう しても うま くいかない。インタビュー形式 とい うか、一間一答式か ら抜けきれないの である。私たちも実際にラジオに出て話 を したことな どないので うま くそのラジオ特 有の話 し方、 リスナーを意識 して話す とい うことを子 どもたちに伝 えられなかった。 残 された時間で、会話 をつなげ話題 をふ くらま してい くようなや りとりを練習時間を とってさせていきたい。 どういう風に話そうか? 内容について話し合い 第16時 9月27日 (金) あ知らせ/liスター いよいよ明 日がラジオ放送本番 !昨 日までの不安 も気 にな らな くな り、今できるこ とを子 どもと一緒に頑張ろ うと思った。一番不安 に感 じているのはもしか した ら子 ど もたちなのかな ?と思った場面があったか らである。 あるグループの子で報告会が う まくいかず、「もう出漬 した くない」 と言い出す子 どもがいた。話 を聞 くと、 「本 当は 出たいけどこれまであんま り準備 に頑張ってこなかったか らも う間に合わない」、 と 言っていた。 このグループの内容は面 白く、出演 した らもっとよくなるだろ うと見込 んで選んだグループだった。 「出たいんだったがんばろ うよ、まだ時間はある し、 も うちょっとメインの子 と練習すれば大丈夫。」 と励ま した。不安 に思 うのは私たちだ けじゃない、子 どもも不安だった。昨 日の録音会 とは うって変わって、嘉納先生のア ドバイス1つで子 どもたちの表情が変わっていった。会話がずいぶんスムーズにな り 自然な流れで進 めることのできたグループが多かった。 なん とな く、子 どもたち自身 も楽 しんで話 している し、楽 しんで聴 くことができている、そ う感 じた。本番 は、子 どもたちは とても緊張す るだろ う。 しか し、私たちが影で支え応援 し、みんなの力 に な りたい。 本番当日 第
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の生放送 !の本番 当 日がや ってきた。実習生 よ りも早 く「
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チャ - 33-ンプラ」 に来てい る子 どももいて ピック リだった。みんなこの 日を楽 しみに していた に違いない。 5年3組 のメンバーが顔 をそ ろえ大木先生の番組 を見学 させてもらった。 初 めてみ る本物のスタジオ に緊張が高ま り、早速 グループでの練習を始 める子 どもた ちもいた。本番前、諸注意 を大木先生に して もらいスタジオの中にはい る。総勢25名 の子 ども、実習生、嘉納先生、 ビデオ撮影 のための父母 らが、け して広い とはいえな いスタジオに入 り、緊張の中、本番 が始 まった。予想 していたよ うにガチガチに緊張 してい るのが よくわかる。 なん とかその場 を和 らげよ うと予定では入 っていないはず の大木先生が会話 に加わる。少 し話す とだんだん と緊張が とれてきたのか会話 に流れ が出てきた。 「情報チャンプル」 の コーナー にはい り、 グループ ごとに情報 を紹介 し てい く。 あっ とい う間に、40分間が終了 し、 2通ではあるが この番組 に関す るメール も来ていて子 どもたちも感激 した。子 どもたちそれぞれいろんな体験ができたのでは ないか。発熱 を していても出演 した子、緊張で言葉が うま く出なかった子、言いたかっ た ことが言 えなかった子、いろいろあった と思 うが終わった ときの喜びはみんな一緒 だった と思 う。子 どもたちでだけではな く私たち実習生 もとて もいい経験ができた と 思ってい る。大変だったけ どラジオ番組づ くりをや って良かった と心か ら思った。
放
送
本
番中
のスタジオ内の様子 マイクを前にして FMチャンプラの前でパチリ 【本番終 了後の子 どもの学び】 ☆ラジオでは、ただ、面白くしたり、自然に会話ができればいいとしか思っていなくて、声の大きさを考えていなかった。 ラジオでは、声が大きす ぎても小 さくて も聞き取 りにくい とい うことがわかった。聞く人のことも考えてや ることが大切 とい うことがわか りま した。 (護得久愛沙香) ☆今まで聞 く側 ・見る側だったけど、初めてラジオの聞かせ る側 になって今までにない経験を しま した。最初は、ラジオなんて簡単で、話せばいいだけと思っていたけど、ゼ ロか らラジ オ番組を作って話すネタなどを考え、は じめてラジオ番組 を作 る側の大変 さを知 りま した。 カチカチに緊張 し、話す ことも話せない、話 して も面 白くない、敬語 になる、 といった問題 などもあ り、簡単な仕事なんてないんだなあと思いま した. (中村理乃) ☆今まではなん となく聞いていたラジオだけど、ラジオ番組 を作って、たった3分∼ 4分話す ことに、 2時間∼ 3時間以上かけて作 るか ら、いっ しょうけんめい聞かない といけないなあ と思った。 あと、聞 く側のために、あま り間をあけた りとか もした らいけないか ら、少 しの ラジオでも、大変だなあと思った。 (新里慶乃) ☆私はラジオ番組を経験 して、知 らない人にいろいろなことを伝 えるって楽 しいな と恩いま し た。具志川 ジャスコで、いろんな人にインタビュー して、おすすめや人気を聞いた り、実際 に食べてみた りして、 どんな味だったのかを伝 えて、みんなに食べて もらえるよ うにラジオ に出演 しま した。 ラジオ局に行って私たちの番組 (スマイル キ ッズ)が始まった時、 とても 緊張 しま した。私は、今回ラジオに出てみて、人に物 を伝 えるって大切なことだなと思いま した。 (米須美希) ☆ラジオに出演するメインパーソナ リティーやパー ソナ リテ ィーは、大きく明るい声で しゃべ らないといけないとい うことがわか りました。ちょっと隣の人 と話 しただけで、「ごしょごしょ」 とい う雑音が入って しま うので、 しゃべ る時は、BGMがかかっている時に しか しゃべって はいけないとい うことがわか りま した。 (前原信貴) ☆ぼくがラジオ番組 をつ くって勉強になったことは、 ラジオを開いている人に しゃべ りかける ようにすること、ふつ うの会話風に話す ことが大切だ とい うことです。 あと、 しゃべる時は、 大きく口をあけて元気 よくしゃべるとい うこと、また、マイクか らこぶ しの1個分 ぐらいは あけるとい うことです。 (崎山裕太) ☆ラジオでは、知って得する情報 じやない といけないか ら、その情報を流 して大丈夫か、考え なが ら放送 しないといけないことがわかった。 (深水大樹) ☆ラジオ番組に出演 して一番勉強になったことは、ふつ うに しゃべって、会話を楽 しむ とい う ことで した。 (大城廷寛) ☆ラジオ番組でQシー トがとてもす ごかったです。 とても細か くて、番組 を始める時は、9:00 じゃなくて、9:0000とい うところなどです。そ して、ラジオ番組は、いろいろな打ち合わせ をしてできていることです。 「かんたん」 と思ったけど、何 日もかかってできていた。そ して、 聞いているリスナーのことも考え、 3秒でも沈黙が続いた ら、ダメとい うのがす ごかったで す。 とてもいい経験で した。 (比嘉亮仁) -35
-4.ラジオ番組制作を終えて 子 どもたちは、地域情報 を取材 しこれ を放送原稿 にまとめ、情報発信 したことを通 して、情報の発信者 と受信者の立場について考えを深めてきた。取材活動の大切 さ、 発信内容の面 白さ ・新鮮 さ、声量や話 し方等、子 どもたちが学習を経て得 られたこと は多かった。 そ して何 よ りも、 「FMチャンプラ」の番組 で一般市民向けの情報番組 制作の難 しさと楽 しさを経験できたことは大変有意義であった。今後 も、教育実習生 の授業実践 を支援す ることで、よ り充実 した授業を創 っていきたい。