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剣道の学習指導に関する研究 : 技術指導の体系化について

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(1)Title. 剣道の学習指導に関する研究 : 技術指導の体系化について. Author(s). 石井, 久. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. C, 家庭,体育編, 19(2): 110-124. Issue Date. 1969-01. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6522. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 9巻 第2号 第1. 北海道教育大学紀要 (第二部C). 昭和44年1月. 剣道の学習指導に関する研究 一技術指導の体系化について-. 石. 久. 井. 北海道教育大学釧路分校体育研究室. ivi ies in ‘ Studies on the Guidance of Learning Act t eれdo. -A Study onthe Systematization of ^彩72do Teaching Technique-- Hisashi 藤HI I i Phys I Educa t i t ra ory ro Br on Labo anch ca , Kushi , i i do Un iver i Hokka ty of Educa t on s. は. し. が. き. 最近, 剣道を愛好する人々 がと みに増 えてきている. 全国において 登録されている剣道人口は既に20万人を越え, 北海道において も90の剣道団体と 1 万人を数 える有段者を有するまでになっている, また, 昨年3月に開催された全国少年剣道大会 には, 小中学生250チーム, 約3 千人 が参加したといわれている. 少年から年輩者に至るまで, そ の層の幅広く厚いの が剣道人口急増化の特徴とも言えよう. 一方, 剣道の国際化への兆候も見逃 すことは出来 ない. 昨年 10月 5 日東京日本武道館で行なわ れた国際親善剣道大会 や, 昭和 45 年に予定されている第一回世界剣道選手権 大会等にそれを見る こ と が 出 来 る.. こうした状 況の中にあって, その内容の充実を計り一層の普及発展を期すためには, 日本古来の 民族的運動文 化としての剣道の価値を見直 し, 現代における新らしい意味づけが問われなければな る ま い.. 新しい意味づけとは何か. それは, 剣道の本来 的な価値を現代社会の中で正しく位置づけると共 に, さらに未来への輝か しい展望--民族的運動文 化から国際的運動文化への拡大--に立つこと. だと考える. 民主的剣道の確立と科学的追求は, そのための当面する課題であり, 学校剣道はこの課題遂行の. 中心的な役割を担 っていると 言って良いであろう. 1 ) という名称のもとに格技型のスポーツとして正課体育で 学校体育の中で剣道が, 「学校剣道」註. 実 施 さ れ る よ う に な っ て か ら 10 年 た っ た. ク ラ ブ活 動 と し て の 剣 道 の 普及 は既 に 一 般 化 が み られ,. 85号による 〈学校剣道の実施について〉 の通 ) 「学校剣道」 という名称は, 昭和32年5月 20 日, 女初中等2 註1 7年)と高等学校で実施していた剣道 知により, それまで中学校, 高等学校で実施していた 「しない競技」(昭和2 の内容を整理統合した結果によるものである. 更に昭和33年10月日施行による, 中学校改訂学習指導要領が公 布され(高校では昭和35年10月15日) , 体育の指導内容となる運動の 7 領域の中の格技種目として, 柔道・相. 撲 と 共 に剣 道 が 選 ば れ た, そ して, 正 課 体 育 と して の 格 技 は 三 者 択 一 方 式 で 実 施 し て良 い こ と に な っ たの で ある,.

(3) . 剣道の学習指導に関する研究. 剣道人口のなかでも極めて大きな比重を占めているが 正課体育としての実施状況は未だにそ の貧 , しさをかくす訳にはいか ない このことは同時に 剣道の民主化やその科学的追求と検証にと て . っ , 障害と立ち遅れをもたらしているとも言えるのである . 施設・用具の不足, 不備もある 体育教師の剣道に対する経験の無い者も未だ多し、 あるいは指 . , 導的力量の問題もあろう, これらの正課体 育における剣道不振の諸要因を一日も早く解消すること によって, 学校剣道の正しい発展を計り さきの課題を遂行する役割を果たさねばならない , . 本稿は剣道の学習指導に関する問題の中で とくに技術指導の体系化について考究したものであ , る. なお, その一部を昭和42年度日本体育学会北海道支部研究大会に発表した , 1. 研 究 の 目 的. 本研究は, 剣道の民主化・現代化と剣道の 学習を通して学習者の全面的発達に寄与するために , 剣道の学習内容を構造化し 科学的・合理的な学習指導の組織化を計ろうとするものである , , 現代化するとは, そのものの中にある非合理性 非論理性の諸矛盾を克服して 現実の社会的・ , , 歴 史 的 発 展 に 即 応 で きる よ う 変 革 し て い く こ と で あ る し か し こ の こ と は そ の も の の も て い る っ . ,. 伝統的な, 慣習的な価値のすべてをも捨て去らなければ 現代化がなし得ないということではなし、 , . 形式は歴史的・伝統的・民族的でありなが ら 内容において民主的であり 現代の社会的要求 や , , 期待に副い得る発展性と創造性をもつよ うにすることが とくに古来 の文化に対する現代化の本質 , と考えるのである. 文化遣産の継承と 発展とは まさにこうした姿勢に支えられてこそ意味がある , の で は な か ろ う か,. 剣道が日本古来の民族 的運動文化として幾多のすくれた価値を有していることは 周知の事実で , あろう, しかしながら, 曾っての戦時中において 剣道のもつ封建的特性を殊更に美化 しそのまま , 権力的押しつけによって国民大衆の精神構造を武士道精神に帰一させ 戦争遂行のための尖兵とし , て剣道が政治的・軍事的に手段化された苦い不幸な経験を忘れることも出来ない したが って 剣 , , 道のもつ伝統性・民族性において, 現代社会の中にそれを継承・発展させるにふさわしい別質のも. のと, 捨て去らなければならなし・ものとをきびしく選別して 価値ある特質の伝達と創造の一体化 , を計ることが大切である, 上下の人間関係に由来した 「折日正しい」 礼儀作法は 水平的人間関 係の中でこそ真に開花させ , ることが出来る, 権威に基づく独善的行為を 合議による民主的体制に変革しなければならない , , また, 攻防の妙味ある技術の習 得と集中的統一的な精神力の育成によって生の充実をはかり なが , い競技年齢によって健全な余暇活動をつくり出す等剣道の現代化による社会的価値とその機能はす こ ぶ る 大 き い,. 剣道の学習指導に当たって, 指導者 は何よりも先ず いま見たような剣道の現代化に対する認識 , の確立と, 現代化への具体的対策に副って計画-実践-検証することが大切であろう なお 学習 . , 指導を正しく適切に進めていくためには, 剣道における学習内容を構造化して分析研究 されなけれ ば な ら な い,. 一般に, 体育の学習内容 は, 運動の文化的内容を教育的に価値づけて組織化したも の で あ り ,. ① 技 術 と ル ー ル, ② マ ナ ー ・ エ チ ケ ッ ト, ③健 康・安 全 に 対 す る 知 識 や 態 度 と し て 捉 え られ て い る , .. 従って剣道の学習内容も, この一般的学習内容の柱に剣道のもつ独自性や特質を結びつけ 現代生 , 活との関わりや, 未来からの要請と期待に正しく応えられるよう どう構造化するかが 問題とされ , るのである.

(4) . 石. 井. 久. 2 註 )の一・ 1道技術 ・ 旭 と 段階別構造について調査をも 般的構造 今回はとくに剣 旭 ′甲 以上のよう な観点から, 今回はとくに とに考察を進め, 学習者の発達に即応した 技術指導の体系化を試みたものである. 2 研究の手順と方法 戦後における剣道の 科学的研 究の動向 ここでは, とくに学会発表を中心に年度別・研文 領域別に整理 し, 剣道の学習指導の観点で内容 1. を考察した. 2 試合時に発見される技 術の実態. 試合時に発見される技術は普段の練習のっみかさねによるもの であり, その結晶 化されたものと 考えてよいであろう (技術の熟練度の高い者ほど結晶化の傾向は 強いものと思われる) , したがっ. て,この調査によって剣道の技術構造と指導の合理的組織化の資料を作成しようとするものである. ここでは, 試合における有効打突の部位的傾向を学校種別.学年別・身長別・段位別に考察して, 有効打突部位の一般的傾向を構試化すること. また, 打突の技術内容を分析し技術の難易度との関 わりを捉えようとした. 更に, 指導要領やその他の指導書に見 られる学年別技術と打突の技術内容 の実態を比較検討 し, 剣道の学年別 (段階別) 技術の再組織化を試みた, このための調査資料は次の通りである. 12校) 昭和 42年7月 28 日, 於弥生中学校 ○釧路管内中体連剣道 大会 (. 11校) 昭和38年6月13・14日. 於釧路商業高 校 ○釧根地区高校剣道大会 ( 11校) 昭和 42年6月 10日. 於釧路湖陵 高校 ○釧根地区高校剣道大会 (. 19校) 昭和39 年7月 4・5 日, 於喜茂別高校 ○第 11回全道高校剣道大会 ( ○全国高校剣道大会 (決勝トーナメ ント16校) 昭和 39年8月 7・8・9 日, 於静岡市駿府会館 ○東北・北海道対抗剣道大会 (第1・3・5・7・9回の勝者数法による試合結果の集計である, 他 の勝抜法による試合結果は除外した) ○福田明正氏 (島根大学) による調査, 「剣道の場における技術分析に表われた体制 理論 (その 37年3月) 12 号 (昭和38年3月) 所収 1 ) . 島根大学論集第 11号 (昭和 , その 2 ○村上貞次氏 (東京学芸大学) による調査 「剣道入門」 愛隆堂 ○その他. 文部省指導要領, 学校剣道指導の手引き (文部省) ,つ , 学校剣道 (学校剣道研究会) みかさね (全国体育学習研究協議会) の文献. 3 結 果 と 考 察 1 学会発表に見られる科学的研究の概観 日本体育学会が創立(昭和25年)されて以来, 所謂 「武道」 に関する研究が発表されるようにな ) 「技術」 の概念規定については必ずしも一定していないが, ここでは竹之下休蔵教授(東京教育大学) の 「目 註2 標に至る選ばれた手段」 あるいは 「目的 (標) に到達するための過程としての選ばれた組織的手段」 とし 「運動 技 術」 を 「目 的 をも っ た運 動 の 過 程 と し ての 選 択 さ れ た おこ な い 方」 と 解 し て 論を 進 め る. コ リ ヤ コ フ ス キ 一 等 も 「動 作 を 実 現さ せ る テ ク ニ ッ ク の 総 括 で あり, それ ぞれ の 運 動 の 遂行 方 法 で ある」 と 定 義 し て お り, 前者 と大. 体同様の規定付と見てよい. その他, 山崎氏の応用説, 手段説, 形態説という一般的技術の三分類法や, 運動技 術 に つ い て の前 川 氏, 高 部 氏等 に よる 規 定 付 が ある. こ れ 等 に つ い て は, 次 の 女 献 を参 照 さ れ 度 い,. 9~152頁. 965 o竹之下休蔵. 1 . 体育の学習指導. 光文書院, 東京, 14. 102頁, 。 コ リ ャ コ フ スキ ー. 飯 野 他 訳, 1964 . ソ ヴェ ト体 育 理 論. 明 治 図 書, 東 京.. 工 9 61 o 山崎俊雄. 1 . 岩波書店, 東京, 10~19頁. , 現代教育学 1 3~49頁, 5巻. 遭逢書院, 東京. 4 62 新体育学講座第2 体育学論 o高部岩雄, 19 , ,.

(5) . 剣道の学習指導に関する研究 第1表 剣道の科学的研究の動向 -体育学会における研究発表の状況-. 1 . 研究発表の年次的状況 (領域別). r o ,. \\ 年 旧 度 十 \\ \\ 研究領域 \. 1. 原 理 的 研 究 8oo. 2. 歴史的 研究. 3. 社会学的 研 究. 4. 心理学的 研 究. 5. 生理学的 研 究. 6. キネ シ オロ ジ ー. 7 8. 的 研 究 指 導 に 関 す る 研 究. 昭31. 32. 33. 34. ●. ●. △. 11. 衛生学的 研 究 発育・発達研究. 12. そ. の. ●◎. ◎. ●●. ●. ○. 39. 0. △. ● □. 他. 0 ・. ●. 0 .・. 3611. 00 △ .・. 59. 1. 00 ・ ・ △. 86. 2. 00 ・. 314. 21. ● 0 O ・.・ O. 763. 2. ●. □. ○ × 0 .・ 0・. ・. 00. 薯髪歪無獲 f. 00. ○ 00. ×仝 .. ⑨◎. 計. 223. ●. △ ●・ ●●. ●. 41. ◎ ○. 00. ●O. 40. ◎00 ◎ 0・ ◎ ○. ○. □ O. 00 □. 0 0. 管理学的 研 究. 9 検査・測定・評価 研 究 健 学 10 保. 38. ●●●●. ◎◎. ●●●. 37. 1. ●. 00. ●. 36 ◎. O. ●. ●. 35. ●. O13. 00. 810. O. 13 1. ● O. 1. ※ ①武道 ○剣道 口剣・柔 △弓道 x格技 e柔道. ったのは, ここ10 年あまりに過ぎない. 更に, その中で剣道そのものに関する研究 は昭和36年頃 から漸く活発となり, 年を追う毎に発表件数も増大してきている かくして剣道の科 学的研究は . , い まそ の 緒 に つ い た と い う べ き段 階 に あ る が 前 途 は 明 る い も の が あ る (第 1 表 1・2) , .. 次に, 発表領域 の中で見てみると, キネシオロジー的研究, 検査・測定・評価的研究が比較的多 く, 続いて原理的研究, 生理学的研究となり, 指導に関する研究はこれらに比べて遅れが認められ. よう, この具体的内容の検討については, 何れ稿を改めて発表したい ここでは 各領域における , , 研究内容を, とくに剣道の学習指導の立場から極く大まかにまとめて考察L て おく , 1 ( ) 主として, 剣道と体力つくりの面において得られた知見として, ①猪飼・丹羽両氏の研究 に よる 「剣道における基本打撃動作の筋電図学的分析」 がある これによれば 打撃に働く主な筋は . , , 「榛側手根屈筋, 上腕二頭筋, 僧帽筋」 「上腕三頭筋 三角筋 大胸筋 腹直筋 勝腹筋」 であり , , , , , , ) 更に上手な者ほど左半 身の発達と, 上半身の割に下半身がすく れ て いる 事 を 明 らか に し て い る1 .. このことは, 剣道の準備運動やトレーニングのあり方に重要な示唆を与えるものと言えよう ②エ , ネルギー消費では, 相対したとき独りの3倍, 一打突当りの需要熱量では とび込み打撃が一歩前 , 進打撃に比べ2倍近い. 掛り稽古では R.M,R.42 5 . , 上 位 に 対 し て は 下 位 に 対 す る よ り R,M.R. も 2 ) この知見は 剣道による生理的機能が対人関係による 心理的 2~3 倍であるという(中野・坪井) . , 影響と深く組みあっていることを実証するものであり, 剣道のもつ特性を明らかにするものとして 興味ある研究である, 練習の段階的指導や順次性の確立のための基準の一つとなろう ③床板にか . 5倍といわれ, 打突時における踏込みの力の大きさを示したことは 脚筋 かる最大合力は体重 の 3 , , 力の弾力性に富んだ強さを要求するものである, また, 傷害的面としてアキレス臆断裂が 年齢的 , には 30~39 歳頃に多く, そのほか寒いとき, 暑いとき等の気温の急激な変化や, 打込む瞬間等に 8 ) これらのことは 剣道と傷害即ち健康・安全の指導にと 起き易いことが報告されている (村上) , . って重要な知見であり, 充分意を用い なければならない問題である,. 1.

(6) . 石. 久. 井. 研究発表題目 No .. 目 \\ 発表題目. 研究領域\\\. 7 1 ‐ 鍋島元茂牛譜にみられる徳川初期の ・ 武±の中心武芸と其の推鷺 武 術 芸 能 に つ いて(37 , .黒 木) .篠原正志) 39 8 2 .阿部忍) . 剣道の体育的役割( , 日本武術におけるスポーツ性につい 31 ての一考察( . 玉成集における剣道と他の文化分野 .丸山哲郎) 9 9 (3 3 1 1 原 理的 研 究 3 ,黒木) .阿部忍) , 剣道のスポーツ性について( ”稽古 思想について( 38 10 4 ,川村英男) .‘ “ . 剣道観 (学生の) に関する研究 ‘ 4 0 (31 . 稽 古“ 思想について( .川村英男) ,笹 原) 11 “ 4 1JI I村英男) 2 3 5 . 稽古“ 思想について( ,阿部忍) 12 . 不動智神妙録の現代的意義( 4 1 13 36 6 ,黒木) . 武道流派と修験道の関係( .富木謙治) , 武道と礼法の研究( 40 3 1 .黒木) . 兵法家伝書上巻序の武道観( . 剣道諸流派の書誌学的研究 ( 38 , 剣道の発生と発達について ,今村嘉雄) 4 2 歴 史的 研 究 4 0 ( 2 .金子国吉) , 徳川時代の三大御狩について ( 38 ,黒木俊弘) 2 1 . 農村 Rec の社会学的考察 . 農山村 Rec の社会学的考察 〈剣道村柳生の実態にっいて〉 4 1 〈剣道村十津川〉( 3~ 社 会 学的 研究 .古久保) (41 .石 井 敏 須). 1道の動作・時間研究について 1 ,禽. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 6 ( 3 .北村靖治) 2 . 微 細行動としての剣道の構え 6 ( 3 .根岸光男他) 1道・柔道の技能発達 3 .寅 6 ( 3 .柳田健一郎他) 1 . 会 道 「形」 のエネルギー消費量につ 38 いて( .中野八十二) 生理 学的 研究 2 , 禽 道のエネルギー消費 鷺 軍善夫. 心理 学的 研究. 十二). キ ネ ツ オ ロ ジー. 40 3 .村上他) , 会 道と疲労度について( 1 . 寅 道における打突の瞬間と足との関係 ( 33 ,浅海武夫) 2 . 食 道における 「面」 打撃姿勢の分析 (37 ,中 野). 究 3 . 禽 道における基本打撃動作 (小手・胴) 9 3 の分析( .中野) 4 . 禽 道における打撃強度について ( 3 9 .杉江律) 1 . 梓 技における今後の指導のあり方 3 8 ( 指 導 に 関 する .笠原隆明) 究 2 研 , 寅 道の諸動作における床にかかる力 39 の測定( ,村上) 1 , 食 ・柔道選手の経験年数・段位と勝 5 3 敗との関係( .水野忠文) 管 理 学的 研究 2 禽 ・柔道選手の体格と勝敗の関係 . 6 3 ( .笹原他) ) 1 . 禽 道における面打撃動作の分析(その 1 ( 31 .中野八十二他) 技能の調 2 , 会 道における性格・身体・ 34 査測定の結果( 検査測定評価に ,村上貞次他) 関 す る 研 究 3 , 禽 道における性格・身体・技能の調 6 3 査測定の結果( .村上貞次他) 4 , 会 道におけるアキレス臆断裂について ( 37 ,村上) 的. 研. 10. 保健学・衛生学 1 剣道高段者の寿命(41 平田欽逸) . 究 , 的. 研. 11. そ. の. 他. 4 . 児童の剣道の熟達度と打撃反応時間 1 4 についての研究( .佐藤成明). 4 . 食 道合宿時におけるフリッカー値に 41 ついて( .志村進) 5 ‐会 道合宿時における反応時間について 4 1 ( .志沢邦夫) 5 , 食 道におけるに基本ね掌動作の筋電 0 4 図学的分析( .丹羽昇他) ) 6 . 食 道における打撃姿勢の分析 (その 3 ( 40 .中野他) 7 . 日 電素子を用いた打突圧 (剣道) の 4 1 測定( ,久保武郎) 8 . 食 道諸動作に関する上肢の運動につ 4 1 いて( ,坪井三郎) 3 , 灸 道の学習過程における打突動作に 4 1 関する研究( .岩下己伸) 4 , 当 校剣道の 「応じわざ」 についての 41 研究( ,村田寛三) 37 3 .水野) , 会 ・柔道選手の段位と勝敗( 5 , 剣道の試合における技術分析と試合 8 3 に現れた体制理論( .福田明正) 6 . 剣道のしかけ技と応じわざ 9 ( 3 ,福田明正) 4 1 7 .服部恒明) , 剣道選手の体力の左右差( 4 1 8 ,浅海武夫) . 得意技 (剣道) の分析( 9 , スポーツ選手の身体適正 6 3 -格技選手について- ( ,越智他). 0 4 1 .津村耕作) , 剣道の試合における得点に至る時間の研究(. なお, 石河氏の 最近の論文で, 剣道の体力に及ぼす効果として, 瞬発力, 調整力 (敏捷性, 巧級 ) 剣道競技の寿命が他と比較して 性) が特 にすくれ, 次いで筋力, 持久力であると発表して いる4 . な がいと言えるのも, こうした瞬発力, 調整力の面でとくに効果が大きいことにも原因があろう. 剣道のもつ 教育的意味は,運動文化としての剣道の学習内容を 追求させ定着化させる面とともに, 発達刺激としての剣道のもつ有効な他の面にもある以上, これまで見た様な貴重な成果を現場実践 の中に正t ,く位置 づけ発展させていくことが今日的課題の 1つでもある,.

(7) . 剣道の学習指導に関する研究. 2 ( ) 技術指導の面から得られた成果をまとめてみると, ①体格の優劣による勝敗の決定は極めて 5 ) ②合理的なよい打撃姿 少なく, 技能経験, 段位, 精神的要素による影響が大きい (水野・笹原) ,. 勢は, 無理のない姿勢, 反射的な動作, 竹刀をふり下ろす動作も早く, また左小手を中心とした竹 刀の移動や上体をあまり動揺させないことが明らかとなっている. 応用動作 (面返し胴) は, 相手 の動作をよく観察し, 相手の面打撃による移動方向, 移動距離, 速度, 間合, 時間を予期し, 相手 6 ) ③打撃 の動作を利用して体を完全に右にさばく姿勢反射的動作として捉えられた (中野・坪井) , 反応時間と熟達の関係では, 胴技と二段連続技において練習効果による差が大きく, 小手, 面の単. 独動作は反応時間からい って差が少ないし打撃は比較的平易であるといっている. また, 複雑反応 では, 小手・面 → ・手・胴 → 面・胴の順で遅くなり, これらは, 筋肉の運動量と関係があるとい. う. 更に年齢的には, 年齢の低い者ほど複雑反応における練習者と未経験者との差が大きくなる(佐 )があり 「安全で効果のあるとおもわれる合法的 〈う 7 ) ④技術の体系については村田氏の研究8 藤) , け方〉 を応 じわざの基本の一つ」 として考え, 防禦の難易性の分析からうけ方の指導法を追求して. いる. また試合の場における技術分析によって 「全我的統一の体制」 を理論的に体系づけようとし )があり, 何れも剣道の技術を科学的に究明したものとして注目さる べきであろう. た福田氏の研究9 以上, これまで見た各氏の知見は剣道の学習指導の科学化にとって貴重な貢献といえるが, 同時 に本研究の中心的課題である剣道技術の構造と段階別技術 (技術の論理的系統と学習者の発達的系. 統との結合によってくつくられるもの) を追求する上に非常に有効な示唆を与えてくれた. 3 ) 剣道の社会的態度に関する研究としては① 「日本武道は礼に始まり礼に終る」 を文献と実際 ( 1 0 ) 稽古思想は 「事理不偏 心 とについて根拠をあげ, 武道の基本は礼法の基本と一致する(富木) , , 1 1 ) 道, 人柄, 修養は一生涯」 であるとし, 剣道稽古の価値を論じている(川村) , 礼法観や稽古思想は, 何れもタテの人間関係に由来して礼法式化され伝承化されて来たのである が, この剣道のもつ礼法観や稽古思想を民主化し現代化していくための実践と研究は, 今後の剣道 の 方 向 と 発 展 に と っ て, 特 に 重 要 な 問 題 と な っ て い る. そ の 他, 剣 道 の ス ポ ー ツ 性 を 論 証 し よ う と. する研究 (阿部.笹原.丸山他) や体育的意義と役割についての研究 (阿部) があり, 剣道指導上 の基本的姿勢を方向づけてくれている. 剣道指導者達が 単に自己の稽古至上主義的世界にとどまる. ことなく, その時代的要求と科学的息吹きに触れ, 古い殻から脱皮する真塾な努力が必要であるこ とを痛感するものである. 2 試合時に発見される技術の実態と考察. 1 ( ) 試合における有効打突の部位的傾向は①小・中・高・大学及び一般を通して 「面」 が多く,. 発達段階につれその比率は高くなってきている, ② 「面」 に次いで, 小学校では 「胴」 「小手」 の 順であるが, 中学以上では 図・手」 「胴」 の順で, 且つ 「胴」 は減少傾向をみせ 「面」 の増加とほ ぼ対比している. (第2表) ③学年別 (高等学校のみ) でみても, 全体としては 「面」「小手」「胴」の順であるが, 高学年にな るにつれ 「面」 が減少し, 「小手」 の増大傾向がみられる. 「胴」 は殆ど変化していない. (第3表) ④身長別 (高等学校のみ) でみると, 若干の差はあるが, これを特徴 づけるまでには 至 っ て な い, (第 4表) ⑤ 段 位 別 に み る と, 3・4 段 は 「面」 「胴」 「小手」 の 順 で あ る が 5・6・7 段 の 高 段 者 に な る と ,. 「面」 「小手」「胴」 と変り, 打突部位の最も直線的方向により優位性を示すようになる (第5表) . これ等の有効打突部位の傾向は, 未熟者ほど対人関係の緊張によって引き起される心理的影響に. 規制され, 熟練者になるに従って打突の反応時間と有意性を示すようになると考えられる, 打突部 位の技術指導の手順は, この学習者の心理性と打突の物理 性とのかかわりの中で, 「面」 を中心に, Zの (J ‐.

(8) . 石. 久. 井. 試合における有効打突の部位的傾向. 第2表 有効打突部位 ÷ 式三省豪 語 容\ 集計数 ー \. 1 小. 面. 突. 胴. 手. 小学校i福田氏調査. 2 9本) 2 7 100%( 73本) 39 ,8%( 24本) ,3%( 20本) 3 .7%( 2. 釧 路管 内. 9本) 23 100%( 119本) 66 .0%( 12本) ,5%( 28本) 10 ,0%( 7. 福田氏調査. 1 100%( 358本) 4 .2%( 51本) .4%( 159本) 14 ,3%( 148本) 44. 釧根地区. 8本) 23 03本) 48 100%( 3 .1%( 85本) ,1%( 70本) 28 ,8%( 14. 全. 道. 7本) 11 100%( 418本) 53 .5%( 48本) ,2%( 14 ,3%( 223本) 35. 全. 国. 1本) 6本) 22 100%( 139本) 44 ,3%( 3 ,1%( 4 .6%( 62本) 33. 福田氏調査. 6本) 1本) 7 4 7 100%( 203本) 4 .9%( 1 .8%( 9 .3%( 96本) 4. 中学校. 高等学校. 大. 学. 福田氏調査. 7 1 74本) 3 1 1 100%( .0%( 188本) ,1%( 344本) 1 ,9%( 5 ,106本) 5. 一. 般. 滋蓋対抗. 00本) 0 2本) 17 17本) 26 5 0%( 5 71本) 5 10 .4%( 2本) .5%( 1 .6%( 15 ,5%( 3. 福田氏調査. 66本) 12 3 98本) 54 0%( 1 10 ,4%( 136本) .3%( 3 ,3%( 596本) 3 ,0 91本) 0 2 2 13 4 88本) 5, 100%( ,05%( 2本) ,7%( 6 ,4%(革23本) 15 ,8%( , 躍 本) ,3. 計 調査内容. 7 12校)196 。釧路管内中体連剣道大会 ( .7 ,28 於釧路市立弥生中学. 1 1校) 4 於 釧路商業高校体育館 ( 1服地区大会 G8競 闘 ~1 o剣 湖陵 i ‘ i i ’. 19校) 964 。第11回全道大会 1 .4~5 於 北海道喜茂別高校体育館 ( ,7 6校) 4 196 。全道大会 ,7~9 於 静岡県駿府会館 (決勝トーナメン ト1 .8. 考. )剣道の試合の場における技 噂滋 擢 轍搬 鞭 辱埼輪 釜多 ,』 o福田明正(島根大学 ,. ) 。福田明正 (島根大学) 剣道の試合の場における技術分析に表われた体制理論 (その 2 0 7 )p ~島根大学論集第11号 (昭和 3 .1~2 .3 ある 9回の計5回に亘る集計結果で 5回 7回 3回 第1回 . 。東北北海道対抗 , , , , 第3表. 学年. 容 釧根地区 綴 潮 ▲ 計 胴 小手 1面 小 手 位. ▲ 耐1. 学. 道. 全. 面. 別 (高等学校). 年. 小手. 胴. 計. 面. 小手. 胴. 体. 全. 国. 全. ‐ 計. 面. 小手. 胴. 計. % % % .4%17 58 .6 100 .0 24. 1. 年. % % ,3%10 % % ,9% 100%56 59 .0% 100 ,7 33 .9 23 .2 16. 2. 年. % % % % ・2%27 % % .0%20 % .6% 100%32 % % .9%28 % .1%30 ,1 100 .6 19 48 .0 100 53 .0 48 ,4 12 .8 100 58 .1 21. 3. 年. % % % % % % % ,5%10 % ら ,1% 100%45 43 ,8 100 .4 29 ,8 22 .7 100 47 .8 43 ・欝 28 ,8 28 6 14. 備. 考. 60 ) 20 6 34 ) ( ) ( 1 7 71 ) ( 12 ) ( ) ( 4 2 ) ( ( ) (. 3 1 23 ) 3 2 76 ) 1 ( ) ( ) (. 61 19 8 8 3 ) 170 ) ( )( 25 ) ( 12 )( 5 90 8 ) ( ) ( ) ( 24 54 ) ( 1 12 ) 1 ) ( 3 2 ) ( 0 )( 22 ) 104 5 ) ( ( ) ( 2) (1) 34 54 ) ( 168 ) ( ) ( 18 )( 73 ) ( 6 1 28 77 6 3 ) ( ) ( )( 3 56 ) ( ( ) (. 濡寵ず(80)(410). % % 19 ,5 100. o調査内容は上表と同じ,. 「小手」 「胴」 へと発展させ るべきであろう. 2 ) 試合における技術内容の実 態と考察 (. 福田氏の研究調査と比較して検討した結果① 「しかけ技」, 「応じ技」 との関係では, 前者が ど. の 級 に お い て も 80% 以 上 を 占 め 極 め て 多 い. ② 「し か け 技」 の う ち 60~70% は 〈と び込 み 技〉 で. 0% を占めている, ③ 「応じ技」 では 〈抜き技〉 が大 あり, 次いで 〈出 ばな技〉〈ひき技〉 が10~2 Zの (ヱ ‐.

(9) . . 剣道の学習指導に関する研究. 滋. 第4表 身長別による有効打突部位の実態 釧. 面. 根. 地. 区. 小手 胴. 全. 計. 面. 道. 小手. 胴. 全. 計. 面. 総. 国. 小手. 胴. 計. 面. 体. 小手. 胴. 計. 151 .O ( )153 ,9. も33 3% 0 0% 100% 9 66 ,7 . . 2 1 O 3. 66 .7%33 ,3% 0 .0% 100% 2 1 O 3. 154 ,O ( }156 ,9. % % 40 .0%55 ,0 5 ,0 100% 3 11 1 20. % 40 ,0 55 ,0% 5 .0% 100% 8 11 1 20. 157 59 ,O ,1%22 .7%18 .2% 100%44 .9%41 .4%13 .7% 100% ・ 59 ^ )1 5 4 22 1 3 12 4 29 .9 13 ‐. % 51 」0%33 .3%15 .7 100% 26 26 8 51. %29 % % 2%18 5% 100% % 2 7 .6%12 ,7% 100%33 ,3 50 .0%16 .7% 100%53 ,2 28 , , 1ザ 57.47 g i 1 21 9 71 2 3 1 6 66 35 23 124. % 160 48 ,O ,9 23 ,4% { 〕162 11 ,9 23. % % % 163 % 48 % % 3%10 7% 100%49 5%30 8%19 7% 100% .O ,2 25 ,0 26 ,8 100%51 ,6 32 ,6 15 ,8% 100%50 .0 39 . , . . , ( )165 14 15 56 49 31 18 98 14 11 3 ,9 27 28 90 56 36 182 % 166 % 40 % 9%20 9% 100% ,O .5%25 ,7%33 .8 100%49 .0 40 .3%10 .7% 100%58 ,8%35 ,3% 6 .0% 100%46 ,2 32 , , ^ )168 19 74 74 33 27 7 67 10 6 1 17 .9 30 73 52 33 158 % 169 % 56 % % ,O .8%21 .6 21 .6% 100%58 .8 38 .5 7 .7 100%46 .5%32 ,6%20 .9% 100%52 ,4%31 ,8%15 ,8% 100% ^ )171 8 8 37 28 20 4 52 20 14 9 43 ,9 21 69 42 21 132 172 % 3% 7 1% 100%38 5%38 5%23 0% 100%51 6%29 8%18 6% 100% 4 i 8 ,O ,6%17 ,1%34 ,3% 100%59 .6 33 , , , , , , , . ( }174 6 12 35 34 19 4 57 10 10 6 26 61 ,9 17 35 22 118 175 % 53 % % ,O ,1%21 .9%25 .0% 100%71 ,4%21 ,4 7 .2% 100%30 .8 30 .8 38 .4% 100%52 .5%23 .7%23 ,7% 100% ^ )177 7 8 32 10 3 1 14 4 4 5 13 31 .9 17 14 14 59 178 ,O ^ )180 ,9. % % % 71 % ,4%28 .6 0 ,0% 100%25 .0 0 .0 75 .0% 100%54 ,5%18 .2%27 .3 100% 5 2 O 7 1 O 3 4 6 2 3 11. ′ 譜. 第5表 段位別による有効打突部位の実態. 4. 小手. 胴. 計. 触ふ. 面. 0% …% 10 64. 小手. 1 備. 胴. 3. 段. 3 9% 25% 34%. 4. 段. 58% 2 0% 22% 0.0% 100%. 5. 段. 56% 2 7% 17% 0 ,0% 100%49,2% 31%19,7% 0,0% 100%. 6. 段. 56%29.7%13,5% 0,8% 100%. 7. 段. 25. 53. 77. 16. 22. 19. 20. 36. 25. O. O. 調査資料 Aは村上氏の調査による 8年…京都の全国大会 昭和2. 92. 138. 35. 66. 47%. 錬. 士. 118. 教. 士. 108. 範. 士. 48%. 34% 5. .. 考. 22. 35. 14. 16. 53 .9%30 ,3%15 .7% 48 27 14. i. 100% % 0,0% g 穿ig O 251 2 6% 25% 64 62 〆 120360% 1 4 6% 13% 100% 7 〆 15 1 2 J. 1. (ヱヱグ). O. 1. 71. 118. 0 ・ 8%F8 8%. i. 1. 全国選手権大会 全埼玉大会 昭和29 …全国選手権大会 全埼玉大会 試合数…340試合 本 数…801本 Bは石井の調査による. { 言¥#も 峯 誓.

(10) . 石. 久. 井 第. \\ \ \. の し. 応. か. 各 級 別ー. \. 技術の分類. とび込み わ ざ い ざ. 出 ば な わ ざ 引 わ. き ざ. け. 二・三段 わ. わ. ざ. 用. A. ざ. か つ ぎ わ ざ 片 わ. 手 ざ. 上 段 わ ざ. 技. ク. ク. い. 胴. 面 小 手. ク. 胴. ク. 突. 出 ば な 小 ク 引 き 小 ク ク. 7 ,4% 44. 0 .2%. 6 .6% 45. 応. じ 術 わ. すり上げ. l 0.4% 4 l 0.9% 10. 片. ク. 手. 返. し. わ. ざ. ざ. 抜 わ. き ざ. 1. 20 27 196 52 5 ,4% 58 2 .7% 29. 4 面 .8% .9% 22 1 .2% 99 1 .1% 28 1 手 15.8% 94 20,7% 141 13.1% 9 13.3% 152 2.5% 面 6,2% 37 8.1% 55 11.0% 83 6.1% 70 18,4% 手 1.2% 7 2.5% 17 3.7% 28 2.9% 33 4.9% 胴. 面 小 手 一 胴 小手 - 胴 - 面 面 面 一 突 - 小手 面 突 一 か つ ク. 0 .1%. l l. 2 ,0% 12. 2 ,8% 19. l l. ク. 胴. 1. 61 20%. 小手すり上げ面 15 o% ,. ,. 3 }9 9% .. 0 .2%. 03% 0 .2%. 3. 4 3. 2 ,7% 31 1 ,0% 11 0 ,4% 5. 1 ,2% 10. 上 段 か ら 面 ク 小 手. 1 3 ,6,6%. 15. l. }1 ,3% 3. 胴 打ち落し 面 面 ク 面 面 突 ク 11 面 返 し 面 .5% 17 }1 9 6 o% 21 ,2% 11 . 面 ヶ 胴 小 手 ク 小 手 5 12 ク 胴 7.5% 9 3 面 .2% 16 ,4% ク 胴l 胴. l l. 0 ,9%. 2. l. 3 3 .2% 5 .2% 12 1 ,5% 7 ,8% 4 7 5 ,1% 14 .2% 12 15. 24 .7% 23 29 .7% 68 26 .9% 25 30 ,1% 15 ,1% 69 16 .7% 14 30 .4% 48 10 .0% 36 32 2 2 ,2%. 小手抜き面} 9 2% . ク 面 3 面 ク 小 手 面 小 手 ク 小 手 ク 胴 面. 0 .1%. l. 胴. 面 突. 0 .1% 1 3 ,3% 36. l. ぎ 面 小 手. ク. 5 .1% 58. 8 .4% 64. l l. 突すり上 げ面 わ ざ 面すり上げ小手 } ー 小手すり上げ小手,08% 面すり上げ小手l. 打 落 し わ ざ. 技. 1 .8% 20 1 0 ,1%. 7 .8% 89. 7 ,7% 58. 1. 面すり上 げ面 回. お け る 打 突 の. l. 小手一面 - 胴. ,. 備. 試 合 に. 一 般 学 校 大 学 高 中 学 -‐ \ 」 中 と び 込 み 面 48.9% 291本 42.7% 290 38.5% 292 42.1% 479 40,9% 425 小 手 18.3% 109 12.5% 85 15,2% 115 15.2% 173 17,3% 185 ク 払. 払 わ. 6 表. 47. 8 ,3% 10. 44 .6% 66. 6 ,1%. 考. (ヱヱ8). 8 9% 3 } , .. 51. 9 12 .2% 44 ,2% 16 19. 43%. 4.

(11) . 剣道の学習指導に関する研究 術 内 容 と. 学 年 別. 技 術 の 現 状. 指導要領・文献による学年別技術. ⑨ 高 34 .8% 16 ,6% 4 .7% 0 ,7% 0 ,3% 0 ,1%. 校. 中. 学. 高. 校. 128 49 ,7% 156 .1% 52 34 613 19 .8% 21 16 .7% 75 6 173 ,0% 27 1 0 25 ,2% 11. 中 学 校 高 等 学 校 1 年 2 年 3 年 1 年12 年 3 年. 0 .4% 13. 0●□× ×. 15 .7% 581 6 ,6% 245 3 ,7% 137 5 .3% 195 0 ,4% 15 0 ,3% 10. -○-は全学通し 2 , ●印は 「学校剣道指導の手 195 引き」 による, ( 7年). ●□. 19 ●□ O 58 ●□ 58 0●□× × 18 11 × ●□ 18 0●□× × × -○- × 1 O ●□ × 1 O ● × 7 × × × ●□×. □. ●□. 3 .8%. 2. 11 .3% 3 ,8%. 6 2. 1. O. 0・□. 10 ,2% 27 5 ,9%. 28 ,9% ,0% 73 52 26 .1% 69 29 ,4% 4 .5% 12 5 ,9% 1 3 .1%. 15 ,1% 40. 3 ,8% 1 .9%. 2 1. 1 11 .3%. 6. 9 30 .2% 16 5 20 ,7% 11. 7. よる,. 5 . 試合における打突の技術内. 容. ●ロ. Aは, 福田明正氏の調査によ る.. ●□. 0□. 容) 6 , 各技術の%は, 「しかけ技」 00 「応じ技」 のそれぞれを 1 とした割合である,. ×. -0-. ●□ ●□. × × × ●□×. 0・口. T -0ー ・ロ. ×. ④Aの 「しかけ技」”}と 「応じ技」 回の総計 齢 595本 83 2% , 中学 5本 計 71. 680本 82 2% , 8本 計 8 2 高校 ”}. 58本 85 3% , 大学 ”) 7 計 889本. 2% 計 13 13 8本 83 , , 一般 ”) 1 ,67本. { ロ }. ( ロ ). 120 本 16 8% ,. 131 本 1ゥ 7% ,. ( ロ } 回. ,. (打突数における技術内容) Bは, 石井の調査による, (有効打突数における技術内. ●□×. ●□. 1. 13 .2%. 全国体育学習研究協議会誌). ●□× ー0-. ●□ O. i. 4 7号, . ×印は「つみかさね」(. ●□. -. 5 ,9%. 3 . 口印は学校剣道研究会によ 8年) 1 95 る内容 (. ‐1. 0 2 ,1% 0 3 ,1% 0 ,8% 31 0 4 .1% 0 6 ,2% 0 1 ,0%. 3 .7% 10 11 ,3% 30. 1 95 9年) る内容 (. × ●口× ●ロ. 3 ,8% 4 4 ,2% 3 ,9% ,8% 4 12 6 7 12 .6% ,9% 2 ,0% .8% 3 4 9 ,4% 10 2 ,4% 1 ,9% 2 4 ,0% 0 ,2% 1 0 0 ,2% .9% 1 2 1 ,9% .6%. 考. 1 , , 0印は文部省指導要領によ. 4. 9 .1% 339. 備. 8% 140 本 17 .. 8% 229 本 16 ..

(12) . 石. 井◆. 久. 半 を 占 め て お り, 〈返 し 技〉 に 10~20%, 〈す り 上 げ 技〉 若 干 と い っ た 具 合 に な っ て い る.. , 技術の難易度の基準をどこに求めるかは, 技術を構造化し, 系統化する上に欠かせない条件であ i るが この条件の確立には更に数多くの要因を客観的に分析する必要 があろう したがって 今回 , . , の試合場面に発現された 技術内容の分析は, 技術の構造化を計り指導を体系づける-要因でありそ , 1のすべてではない しかし 先述した如く 試合発現技術 が練習時の結晶化されたものであるとい , , . 1. う た て 前 か ら, こ の 要 因 は 極,め て 大 き な比 重 を 持 つ も の と 言 え よ う. 故 に, こ の 角 度 か ら 次 の よ う. にまとめて見た. 即ち, 技術指導の中心は 「しかけ技」 の積極的な打突技におき, とくに 〈とび込 み技〉〈出ばな技〉〈引き技〉 の指導 が大切であろう. また, 「応 じ技」 においても技能の高まりに 応 じて指導 がな, され, 「しかけ技」 との対応の中 で発展させることが特に重要であると考える. 何 ,故ならば, 対人競技としての技術中核は, 「攻防一致」 の対人技術であるからである. (第6表) . 3 指導書等に見られる技術の系統性(学年別技術)と試合時に発現される技術内容の実態と考察 これまでの指導書等に見られる技術の系統化と, 試合時に発現される技術内容の実態を第6表に よって比較考察をすると, 凡そ次のことが言えよう. 3 )に発展 , ;①中学校段階において 〈出ばな技〉 を 「しかけ技」 の中心におき, 更に 〈とび込み技〉註 させることが大切である二 ②現行指導要領では, 二・三段の技 (連続技) が中学一年において中心. 的内容となっているが, 試合時に見られる打突の有効性は少ない, これは, 一般においても同じ傾 向である. 有効性に導くという観点からは, 技術的難度が高いとも考えられる が, この位置づけは 今後更に検討されねばならない. ③ 〈抜き技〉に対する指導は, 大体高校段階で重視されているが, 試合では比較的多く見られる技である, 抜き技は, 彼我の鋭い対立関係の中にあ って, 相対の出方 を冷静に見つめる心の構えと, 瞬間的な反射動作 と柔軟な身のこなしがとくに要求される技である =これを中学段階から指導 して習熟させるようにす べきであろう. 但し, この技術の習得過程に が, みられる姿勢の崩れには十分な注意と矯正指導が必要であり, 崩れが固癖とならぬょぅにしなけれ ば な ら な い.. 総 じて, 従来までの指導 が技術の系統性と試合における技術の発現状況との 間にかなりの断層 が みられる, もちろん, 試合時の発現技術 が技術の系統や技術指導の体 系化を規定するきめ手とは言 い得ないことは先にも述 べた通りであるが, 剣道が対人競技として技を競い, 勝敗を争うものであ る以上, 技術の系統とその指導も競 技としての実用性 (試合) と直結 して考えられ なければならな いだろう. いいかえれば, 実用的技術としての技術の系統化とその指導の体系化を考えるというこ とである. 何れにしても, この課題の科学的 合理的 追求はこれからという段階であろう.. 4 剣道の技術構造と技術指導の体系化について これまでみてきた学会発表による諸知見と, 試合に見られる技術発現の調査分析を土 台にして, 剣道技術の構造化, 技術指導の体系化を次のように試みた. 註 2) 〈とび込み技〉 は現在の指導要領や各種の指導書の中に分類化されていない. しかし, 戦後一時実施された. 携競技の技術指導の中に 〈とび込み技〉 が見られる. また古くは, 高野佐三郎範士の名著 「剣道」 の中に 「双方 右と同じ構へに守り居る時, 敵の右寵手を撃たんと攻め敵その龍手を防ぐ所を透さず飛び込み面を撃つ,」と,〈政 龍手面〉 という技術分類の中で見ることができる, なお, 福田明正氏の論文 「剣道の試合の場における技術分析 工(島根大学論集第11号, 12号) には 〈とび込み技〉 として技術分類の中に位 に表れた体制理論」 その1 . その1 置 づ け て い る. 現 在 の 技 術分 類 の 基 準 は 竹 刀 の 動 き を 中 心 に お い て い る 点 か ら すれ ば, こ の 〈と び込 み 技〉 は,. 捨身的な動きに視点をおいた技術分類となり, 分類基準の異質的な要素とも言えよう, しかし, 〈捨身面〉(高野 範士の著 「剣道」p )等曾っての技術分類にもこうした動きを基準にしている点からすれば, 剣道の技術の分 ,180 類とその基準設定について検討を要するものと思われる, 本研究では, 福田氏の調査研究と比較する面もあり, この 〈とび込み技〉 を技術分類の中に位置づけて考察した, (ヱ2の.

(13) . 剣道の学習指導に関する研究. 1. 一般的技術の構造. 剣道は運動の類型からみて, 格技形式の対人種目であり, その技術はし たがっ て対人技術という ことが出来る, このことから剣道を規定づけると 「剣道は, 相対した両者が互いに〈しない〉を持っ て 相 手 の 体 勢 を 崩 し あし・ , 攻防. L÷ …. の技術により, 相手の規定部位 を打突し勝敗を決する競技であ. ,. る」 と 言 え よ う, そ し て, そ の. . 4 )は 構え 間合 く 技術要素註 , , ,. 構. で.. 、 .- 技 術 の 単位 --, -- - - ---一一 - - 一--一一ーー--「 r-. 、. 得勝 , ,、 // タイミング ・ . .一. L - - ----- - ------. . ず しと さ ば き, チ ャ ン ス と タイ. ・ 技を 押え. ミング, 打突の内容が考え られ る, これを構造化したのが図 1. る. で ある, 即 ち,構 え か らく ず し,. 打突, 勝敗 (得点) に至るまで を剣道における技術の単位とL .. ・竹 ・ 足 さ刀. ばさ き ばき 上 ・左下 ・ 右. て押え, これを機能化するのに 間 合, チ ャ ンス, タイ ミ ン グが. 支 えと な っ て い る と い う 訳 で あ. る, 更にこれらの具体的な内容 を, 例えば構えは中段を中心に. 上段, 下段, 打突はしかけ技, 応じ技というように要素を明 ら. 『鰯呼. --.. . , Lかけ技. . ・ 気 ・ 剣・ 体. 一. 技 術 . , 基本. ・左 ・ 腰 の入 手を っ中 心 た 踏と みし 込た み. 図 1 剣道における一般的技術の構造警響馨授鰍. r‐一一 一--凹帰--一冊--一--■■欄------. かにした, これは下位的技術又 は下位的要素とも言うべき内容 で ある,. 2. 剣道の学習過程. 知覚 - 思考 - 練習の反復活 動は, 運動習熟のための一般的 学習過程として考え ら れ て い 2 ) 剣道の学習過程をこれに る1 , 基づいて具体化すると図2の通 りである. 知覚は第一次信号系 に多く依拠するため, 視聴覚教. ●剣道の 特性・内容を知る 8鯛スライド 、 掛図の活用 鍾の観察・学習 示葦 者同志で実際に行 って見る等. ●; 丁突のL方・蕪 のL方を考える ●見とおしをたてる ●計画をたてる等. 習(反復). ①知 覚÷→思 ②神経系の定着過程 (松田 岩男氏). 激「蚤繋 蹟 一刺 ). .相手との問合をとり ながら攻めたり、防 いだりして相手を打 つ技術(相対動作)を 中心に基本・約束・ 総合練習を行う. 竹之下休蔵氏 ( ). 射運動. 材を十分に活用することが大切. 一 である. 思考は, 第一次信号系 日 ち彰・. 図 2 剣道の一般的学習過程. ) 剣道の技術構造に関する研究は, 今日極めて少ない, この状況の中で, 東京教育大学中野八十二教授 (剣道 註4 八段範士) の技術構成についての分析は貴重である, それは次の様に分類されているが, これをどう構造化する かは今後の課題とされている, ①古流の技術的伝統性-・方向性としての刃筋, ・力学的有効性とLての鍋. ②剣道技術構成の理念的背景-・攻防一致, ・気炎 - }体一致, ⑨剣道技術の身体的作用-‘力学的面 (並進運動, 廻転運動, 上下運動, 円運動, 手首の作用) , ・生理学的面 (反射的作用, 姿勢反射, 筋の相互作用, 全身の協応作用) , ④剣道技術構成の基本的要素-距離・方向・強弱 (虚実)・時間. 68 (文献 中野八十二”19 6( 2 ):49頁) . 剣道の技術構成について. 体育科教育ゞ1 (ヱ2ヱ).

(14) . 石. 井. ・. 久. からより高次の大脳活動である第二次信号系によるものであり, 課題に対する積極的, 自主的活動 と合理的追求の前提となるの である. この知覚-思考は一般的に, はじめ (導入) の段階として重. 要であり, 教師の剣道に対する科学的認識と指導性のきめの細かさが要求される. かくして次の段 階に学習者は, 集団の 一員としての主体的活動が活発に展開され, ねばり強く続けられて学習内容. の定着化を計 ろうとするようになるのである. F 従来の指導は いわ ば思考軽視型 が多く 学習過程に対する非科学的認識のため 学習者の主体 , , , 性とその意欲を阻害 している傾向が強かっ たことを反省しなければならない. 新しい学習指導は, 技 ) と, 学習過程の組織化によって確立することである.(図2 造に対するきめ細かな分析研究 技術の構 ←1 1 ÷t 1 i ,. 3. 技術指導の体系化. i 前項の 調査結果による考察のところで, この体系化にも若干触れたが, それの図式的な試みに-ノ L ・て ・ 1述 べ る.. 欧欧風. ①剣道における技術指導の全 体系は図3の通りである. これ. は, 剣道の対人技術 (攻防の技 術) を指導の中核におき, その. . みつけ出しのための試合 (知覚 -思考) によって剣道のもつ本 質的なおもしろさと技術追求へ の体制を確立させ るところにあ る.. ▲. ②打突部位の指導過程は図 4. 2 ) (. ) ( 1. . の通りである. 「面」 部位の打 突を中心に 「小手」 「胴」 へと. . . 高め, その間に, それぞれの 打 突部位を中心に したゲーム (簡. 易試合り を経験させi. 合. 発 達 過 程. 図 3 剣道における技術指導の体系. 反復させ. 開 園 11. ながら最後に綜合的な試合へと. 一遍. 進 め て い く の で あ る.. き ③応用技術の指導過程も, や はり, 見つけ出しの試合か ら, t〈しかけ技〉 →簡易試合→ く応. 、 、 \ 、 、 . じ技〉 →簡易試合→綜合的 (完 成的) 試合へと高めていく必要 ) がある. (図 5. なお, 応用技術の技術内容を 前項の試合の実態 分析と, 学習 者の発達段階を考慮して次のよ. うな段階的構造化を試みた. 図. 6 がそれである. これは今後の. \. \ \ \ \ \ ミ. 見 つ. 基. O は面. □、 は小手. △ は胴. 剣道の授業実践などによって検. ・t獅の核. 図4. 証 し て い き た い.. (ヱ22). 打 突部 位の指 導過 程.

(15) . . 剣道の学習指導に関する研究. . . てしる その上 この対人的練. 霊. 習法もあまり組織化されず, 指. 電 畏 筆 駕 秀 菱 麗璽議題 対人競技としての技術的本質と. し. 試. 学習 に 対す る 心 理 性 を 統 一 的 に. か. 基. 組織 した合理的指導法の確立が. い : ニ ミ . ぐ ば き . ”. /. L か. 基. 望まれる次第である. 本図によ る練習の手順は, この点をふま え て, 初 心 者 及 び 新 しい 技 術 の. 図 5 応用 技術の指導過 程. 習得時に用いて 効果を高めよう と す る も の で あ る. 即 ち, 打 つ. → う たせ る と い う 単 純 な 約 束 練. (ィ)Lかけ技. 習 か ら, 打 つ → 受 け る, う ち あ. . . . . る. もちろん, 学習者の発達段 階や技能習得の速度によって,. 上 段 技. 片 手 技. @ -- ◎. ⑭. (可応じ技. . . この手順を応用化して取り扱う べ き で あ る.. このほか, 練習体形の工夫も 必要である. 学習の効率を高め るためには, 学習集団を. ・さ な. 目. 図 6 Lか け技応じ技の段階別技術. グル ー プ (剣 道 の 場 合 6 人 ~ 8. 人が適当) に分け, 役割をきめ, 目標, 計画をたてて自主的に活動できるよう組織 してやることが 大切である, この自主的活動の際, 練習体形の効果的なあり方を指導することである 扇型, 円陣 , 型, 対列移動型, ジグザグ連 続打突型, 試合型等学習者と内容の状況に適応した体形を経験 させ, 弾力的な応用のきく活動をさせるべきであろう. かくて練習の正しい道すじと, 変化に富み生き生. きとした活動によって得られた技術の獲得は,スポーツ剣道としての実用的技術に密着すると共に, この習得過程を通して剣道に対する現代的価値を認識 し, 生の充実を求めるための剣道として位置 づけるようになるだろう. またそれを強く期待するものである ,. (ヱ23).

(16) . 石. ,井. 久 ま. ①←→ ①」- ①」- ①←→①←→①. や倖や. 養 父建▲ だ▲ んご 移 と. 動. と. め. 剣道の学習指導に関する研究 は, い ま 漸く 歩 み は じめ た と い. って良い. 指導の合理化と科学 化のためには, 学習指導の全体. 構造をふまえ, それに対する実 践的経験と剣道の科学的知見を 結 合 さ せ る こ と が 大 切 で あ る.. 剣道の実験的研究や調査的研究 において, 部分的にはかなり高 度に追求され, その成果も大き なものがある, しかし, 学習指 導の合理化・科学化はこ れら総 合的関連的に捉えて体系づけな. 図7 技 術 練 習 の 手 順. ければならない,それだけに又, 研究の困難性と立ち遅れがあるとも言えよう. 本研究は, 学習指導に関する研究の極く 一部である. しかも, 試合の場面という限定された条件 の中で, 技術の構造と技術指導の体系化を試みたことは, 多くの問題があろう, しかし, これを契 機に, 剣道の指導に関する研究 が一段と高まり, 広まることを期待すると共に, 筆者もこの研究に 一層の努力と精進を続ける覚悟である. 諸先生各位のきびしい御批判と御教授を心からお願いします,. , なお, 本研究のために常に適切な御指導と暖かい励ましを与えて下さった続橋教授に厚く御礼を 申しあげる次第です. また, 調査とその資料の整理に深夜の作業をも厭わず働いて下さった剣道部. の前田, 和気, 渡辺, 吉岡, 長尾, 豊田, 金田, 畑中, 新居君達に深い感謝の意を表します. 更に, 学術研究の資料を御提供下さった諸先生に対し, こ こに厚く御礼申しあげます, 引. 用. 文. 献. 6回日本体育学会発表資料.1~4頁, 5 1 ) 猪飼道夫, 丹羽昇, 196 . 剣道における基本打撃動の筋電図学的分析. 第1 05頁. 1 4 ( 体育学研究9 ~1 1 9 6 ) 2 ) 中野八十二, 坪井三郎. ,1 . . 剣道のエネルギー代謝に関する研究 1 6 5頁 体育学研究8 6 3 ~ 3 剣道におけるアキレス庭断裂について ) 村上貞次. 19 . . , . 4 4 6 ) 石河利寛. 19 . 19頁. . 体力つくりと運動処方. 学校体育21~2 6~2 3頁. 96 3 5 ) 笹原六郎. 1 . 運動競技の勝敗に関する研究. 東京大学教養学部体育学紀要2号:1 5 5~ 東京教育大学体育学部紀要 鍛錬度の相違 6 ) 中野八十二. 坪井三郎. 1965 剣道の面打撃動作における .4 . .. 5 7頁, 0頁. 66 7回日本体育学会発表資料, 1~2 7) 佐藤成明, 19 . 剣道における心理学的研究, 第1 4 5頁 1 9( 4 0 6 6 2 8 学校剣道の技術体系 学校体育 ) ~ ) 村田寛三. 19 : . . . . 1 9 62 ) 福田明正. 19 , 1~20頁, 1964, , 剣道の試合の場における技術分析に表れた体制理論, 島根大学論集1 5 9 1頁 同上12 7 ~ . , 18 62 10 ) 富木謙治. 19 . 武道と礼法の研究. 体育学研究7~1 ,3 , 4 1 5頁 1 1 1 稽古思想について 体育学研究6 ~ ) 川村英男. 196 , . . , 4頁. 1~2 東京 2 光文書院 12 体育の学習指導 ) 竹之下休蔵編著. 1965 , . . ,.

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