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日本語表記に必要な仮名文字の考察

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Academic year: 2021

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(1)

日本語表 記に必要 な仮名文字の考察

スイ

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(

)

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日本

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にも

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いる。

(2)

で あ る こ と も 附 記 し て お く 。 文教大学 言語 と文化 特集号

て、

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が高

いだ

いて

の文

の歴

の中

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って

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日本

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る範

で、

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の姿

のポ

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て図

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で意

い点

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とし

と思

で、

のま

一196-(2)

(3)
(4)

文教大学 言語 と文化 特集号

一194-(4)

(5)
(6)

文教大学 言語 と文化 特集号

192一

(6)

(7)

日本語 表記に必要な仮名文字の考察 丶 ︹ 左下 の解説 に ついて︺ 小さ くな り過ぎ て、 解説 の部分 がわ かりづ ら いと思 う。 実物 はこ の約三倍 の大 きさ のも のを 縮小 したも の である。 正方 形 の外 ・ 中 ・ 内 の三 わく 中 ・ 中 が 中く ら いの大き さ ・ 吋 側は小 さ い仮名と 考え てあ る。 左下 の説 明 の と こ ろの ロ ロ はそ の外形 を示 す。 あと は特 に留 意しなく てよ い こと を示 す。

(8)

文教 大学 言語 と文化 特集号

190

(9)

日本語表記 に必要 な仮 名文 字の考察

(10)

文教大学 言語 と文化 特集 号

1

188

(10)

(11)

日本語表記 に必要 な仮 名文字の考察

(12)

文教 大学 言語 と文化 特集号

一186 (12)

(13)

日本語表記 に必要 な仮 名文字の考察

の整

え方

e 字 形 の 要 素 字 形を整え てきれ い な文字 を書き た 加 と い う の は万入 の願 いで あ り、 コ ミ ュニ ケー シ ョンの 基 本 で あ る。 小学 校国 語科書写 の主た るねら いは、文字 を正しく 整え て 書く 能 力 や 態 度を 養う こ と であり、 そ の 指導 の 内容 は、学習指 導要領国 語 の 各 学年 の 内 容 の ﹁ 言語事 項﹂と して示さ れて い る。 しかし その表 現 は、指導 要領と い う性格 から極 めて精選 されたも のにな っ て い る。 例 えば、 ズ ・ 毛 筆を使 用し て 、 文字 の中心、 画と画 との間など に注意しな がら、 文 字 の 形 を整え て書く こと。 (第 四学年) ・ 毛 筆を使 用し て 、 文字 の組立方 に注意 しながら、 文字 の形を整、 凡 て書く こと。 (第五 学年) な どと 示され て い る。 実際 の 指 導 に あ た っ て、指 導 の 効果 を高め、 書 写力を確 実 に 身 に付 けさせ るため には一字形を 整えて書く ため の ポイ ン トを 、児童 の 書写 力 の 実 際に即 して具体的 におさえ ておく こ と が大 切である。 字形を 整え て 書 くた めには、ま ず第 一 に 筆 の 運び 方 が大 切であ る 。 筆圧 のかけ方 と筆 の運び方 の 違 い によ っ て字形は 大きく左 右され る。さ ら に 、点 画 の 長 短、交わ り方、接し 方、方向、 画と画 と の 間、 文字 の中心な どに注意 して書く こと に よ っ て字形 は 整 っ て く る。ま た、偏 旁冠 脚の組 み 立 て方や筆 順なども文 字 の 形を 整え て 書 くた め の 大事 な要素 であ る 。 した が っ て、文字 の形を整え て書く 力を養 う には、こう した字形 の整え方 の要素を具 体的、構造 的 におさえ て効果的 な指導を 工夫す ること が 大 切な のである。字 形 の 整 え方 の 要素 を、筆 の運び方、 の 三 つの 視点 から構造的 にとらえ よう 。 ○筆 の運 び 方 1 ○点 画 の書 き 方 -○文 字 の 組 み 立 て方

し方

-点画

び方

り合

-つ

り合

(14)

文教大学 言語 と文化 特集 号

O

の字

の整

点の

位置

遠く

す。

点 に は 、 最 初 に 書 く 場 合 、 途 中 に 書 く 場 合 、 最 後 に 書 く 場 合 の三 種 類 が あ る が 、 こ の いず れ も 、 次 の 画 や 、 前 の画 と の間 を 広 く あ け る と 形 が 整 う 。 膾 国 縦線 を 長く書く 。 第 一 筆 め が 縦 線 の平 仮 名 は 七文 字 あ る が、 そ のう ち 、 ﹁ け ﹂ を 除 く 六 文 字 は 縦 線 を 長 く 書 く と 字 形 が 整 う 。 (平 仮 名 の場 合 、 第 一 画 、 第 二画 と は 言 わ ず 、 第 一 筆 ・ 第 二筆 と いう 言 い方 も あ る 。 ) 一184一

(14)

(15)

日本語表記 に必要 な仮名文字 の考 察 団 ﹁ 折 れ ﹂ ﹁ 折 り 返 し ﹂ は し つか り 折 る 。 回 下 の 部 分を狭 く書く。 平 仮 名 は 曲 線 的 で あ る か ら 、 ﹁ 折 れ ﹂ ﹁ 折 り 返 し ﹂ の書 き 方 に注 意 し っ か り つけ る こ と で 文 字 に 締 ま り が出 て く る。 下 の部 分 を 狭 く 書 く と 、 字 形 が 整 う 文 字 が あ る 。 ﹁ と ・ せ ・ を ・ さ ・ あ る ﹁ 止 ・ 世 ・ 遠 ・ 左 ・ 幾 ・ 曽 ﹂ の草 書 体 か ら き て いる 。 草 書 体

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文教大学 言語 と文化 特集号 .国 二 つ の結 び 。 平仮 名 の 結 びには大別 して 二 種類 ある。す なわち、 大きな結 びと小 さな結 びであ る 。 これは、 平安時 代 に 書 かれた文 字を見れ ば明ら かである。書 写 で は、 大きな結 びを三角 結 び 、 小さな結 びを平結 び、ま たは リボ ン 結 びなどと呼 んで いる 。 こ の二 つの 結 びの違 い は例 示 の よう な字源 からき て い る。 一182一

(16)

な お 、 教 科 書 ﹁ 書 き 方 ﹂ では 、 右 のよ う に厳 密 な 区 別 を し な いで 、 小 さ な 結 び ( 平 結 び ) の書 き 方 一 種 類 で 指 導 し て いる 。

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日本語表記 に必要 な仮 名文 字の考察 0

楷書

調和した平

仮名

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文教 大学 言語 と文化 特集号 , ﹁ 以 ・ 呂 ・ 波 ⋮ ⋮﹂ は 平 仮名 の字 源 。 ﹁ ゐ ﹂ ﹁ ゑ﹂ は 歴 史 的 仮名 遣 いに 使 用 。 o 毛 筆 に 関 連付 け て書く よう にさ せる。 ﹁ いろ は歌 ﹂ は 、 平 安時 代 に作 ら れ た 七 五調 の歌 。 平 仮名 四 十七 文 字 を 重複 し な いよ う に つづ っ た も の な の で 、昔 か ら 仮 名 の手 本 と し て 使 わ れ てき た 。 :1

(18)

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日本語表記に必要 な仮 名文字の考察

行書

調和した

平仮名

o 楷書 に調 和す る仮名 に比べ、 筆使 いをゆ

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文教大学 言語 と文化 特集号 一178一

(20)

0 毛 筆 に 関 連 付け て 書 く さ つ に さ せ 0 ﹁ い ろは 歌 ﹂ は、 昔 か ら 仮 名 学習 の手 本 に よ く書 かれ て きた 。 漢 字 を交 え て書 け ば 次 のよ う に な る 。 にほ たれ う ゐ ﹁色 は 匂 へ ど 散 り ぬる を 我 が世 誰 ぞ 常 な ら む有 為 の奥 山 け ふ ゑ 今 日越 え て浅 き 夢 見 じ酔 ひ も せず ﹂

(21)

日本語 表記に必要 な仮名文字の考 察 ︻ 参 考 ︼ 仮 名 の 成 立 ○仮 名の種 類 ① ﹁万 葉仮名﹂ 万葉集 の 表 記に 用 い られ る仮名。 漢字 の音 ・ 訓を借 りて、表意 文字と し ての 機 能を 脱し、 日本語を 表記す るのに用 い られた。 ② 草仮 名 万葉 仮名を草 体 に 書 きくず した字 体。仮名 の機能 の最大 の 特 徴 とも い える表 音文字 とし て用 い ら れた。 ③女手 草仮 名をよ り 一 層 省略、 簡素化 した形 の文字 で 、 現在 の 平仮 名 に つ な がる。 ④ 平仮 名 女手 のこ と であ るが、 明治三十 三年文部 省官報 により、 一 音 一 字 の 原 則を たて て選ばれ た四十 八文字が これに当た る。 ⑤変 体仮名 女 手と呼 ばれ るも のには 一 つの音にそ れぞれ字源 が異な る複数 の 文 字 (仮 名) が存在 した。そ れら の 総 体から前 項 の 文部 省が選 定し た四 十八文字 を除 い た仮名群 を変体仮 名と呼 ん でいる。 な お、 現在 の 書 道仮名 作品 には こ れら が平仮 名と併 せて多様 に 使 用され て いる 。 ⑥ 片仮名 主 とし て寺 の僧侶達 が教義、 教典な ど の 講義 を受け る際 に 、 そ のテキ スト の 傍 ら に加える注 記や メモ の ため として、漢 字 の 一 部 分だけを 表記す る形 で発達し た表音文 字 で あ る。 なお、 現在 の 片仮 名は平 仮名と同 報 によ っ て定めら れた。 仮名と 呼ばれ る も のの 種 類をまず 経過 が そ の まま仮 名 の 成立 の変遷を では主 に、現在 の四十八文 字 の 平仮 てみる。 漢字 がわが国 に伝来し、 以来、 て い くわ け で あ るが、当 初は表意 た漢文 として の 表 記 が な され て い の 表記ま でを含 め、言文 一 致 の記述をす けを表す 文字 が必要とさ れた。 平安 朝以前 の遺跡か ら出土し た銅鏡 字を借 りて和名 を記し たも の も 見 数十年 間はま だ漢文全盛 の 時代 であ 仮 名が表音 文字と して の 機能 を持ち、 っ た のは、菅原 道真 の進言 により遣唐使 当時 の生活様 式 の 多く が国風化 の風潮 からであ ろ う 。 万葉仮名 は漢字 の意味に関 係なく、単 す るも のであ っ た。 ただし、 完全 あ り、 その点では 平仮名と は多少性質 も﹂助動 詞など) また、漢字 そ の かかる。草 仮名は その煩雑 さを解消す 字体 で あ る。 平安中期 にな ると、 一 層、 草仮名 女手と 呼ばれるも のにな っ て い っ

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文教大学 言語 と文化 特集 号 ぷ ので 楷 ・ 行を主 とし、 女子 はそれに対 してよく和 歌をた しなむ の で 、 そ の繊細な感 覚 からますます そ の 書 体も洗練 され流麗な も のに な っ て いっ た。 また、 それら は 一 字 で 一 音を表すも ので あ っ た。 日本語 の表記 は、 こ う して漢 字仮名交 じり の言文 一 致 が可能 に な り 、 日常 にお いて劣子も 仮名を 用 い るよ う に な っ た が 、 公式 の 場 で はまだ漢 文書き とされ て い た。 しかし、 紀貫之 ら の 手 による古今集 せん の成立 が、勅撰 の詩集 にと っ て代わ っ て和歌集 の 時代と もなり、 公 式 の 文字 とし ての仮名 が認め られる大 きな転機 とな っ た の であ る 。 こ れ 以 後 、 男 子 も 女 子 も 公 に 仮 名 を 用 いる こ と にな り 、 平 安 朝 文 学 を 支 え る 仮 名 の隆 盛 を 見 る の で あ る 。 な お 、 当 時 は 一 音 に 複 数 の 文 字 が 存 在 し た 。 ( 例 ) 1 ﹁ か ﹂ の場 合 、 ・ り ( 可 ) ア 小 (閑 )ホ ( 我 ) 窮 ( 家 ) ⋮ ⋮ な ど 。 こ れ が変 体 仮 名 である。 現在 の四十八文字 の平仮名 は明治 三十三年 八月 二十 一 日 付 の ﹁官報﹂ に掲載 された ﹁ 小学校令 施行規則 ﹂ の 第 一 号表 によると いわれ ている。

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一176一

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