平成 24 年度 大阪府学力・学習状況調査 結果概要
枚方市教育委員会
〈国語A〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
14 5二 スピーチの工夫として適切なものを選択する 87.1 1.5 86.7 1.3
18 8 物語の一部を読んで、登場人物の心情として適切なものを選択する 45.9 9.5 46.5 8.3
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、全体的に概ね良好な結果です。
無解答率は、昨年度と比較して若干高くなっています。
漢字やローマ字の読み書き、スピーチの工夫として適切なものを選択する設問は、良好な結果でしたが
物語の一部を読んで、登場人物の心情として適切なものを選択する設問は、正答率が低く、課題が見られ
ました。
〈国語B〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
4 2二 記録係として発言を聞き、意見と理由を整理して簡潔に書く 86.8 4.4 85.6 4.6
10 4 三つのコンクールの中から、応募条件に合ったものを選び、そのコ
ンクールを選択した理由を書く 37.9 3.1 41.3 3.4
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。 領域・分野別にみると、ほとんどが大阪府の値を上回
っています。無解答率も、昨年度と比較して改善傾向にあります。
記録係として発言を聞き、意見と理由を整理して簡潔に書く設問は、良好な結果でしたが、三つのコン
クールの中から応募条件に合ったものを選び、それを選択した理由を書く設問は、正答率が低く、課題が
見られました。
〈成果と課題〉
漢字やローマ字の読み書きについては、反復学習を行うなどの指導により、概ね定着しているものと考
えられます。一方、必要な情報を関連付けて読み、理由を説明したり、文章をまとめて書く設問に課題が
見られました。
今後は、図やグラフなどの資料から必要な情報を読み取り、自分の考えやわかったことを適切に表現し
伝える活動の充実をさらに図っていく必要があります。
小学校 国 語
〈算数A〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
8 2(2) 0.37 を分数で表す 93.3 1.0 85.1 2.3
6 1(6) 20-10÷2 を計算する 49.9 0.7 59.2 0.8
18 9 33,000 ㎢の 6%を求める式をかく 20.8 11.4 20.6 11.6
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、ほとんどが大阪府の値を上回
っていますが、「数量関係」の領域に課題が見られます。無解答率は、概ね良好な結果でした。
計算の問題では、小数を分数にする設問や、約分を伴う分数の除法の設問が高い正答率でした。一方、
減法と除法の混合した設問で課題が見られました。また、33,000 ㎢の 6%を求める式をかく設問も、正答
率が低く、課題が見られました。
〈算数B〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
14 5(2) あの花だんの情報(辺の長さと植えられているばらの数)をもとに,
いに植えるばらの数を求める
78.8 4.1 77.8 4.9
9 3(3) 「60 歳以上の人数」の割合の変化の様子について答える 9.5 1.3 9.0 1.9
15 5(3) 平行四辺形の性質を用いてばらの数の求め方を答える 14.5 18.5 12.6 19.3
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、すべてにおいて大阪府の値を
上回っていますが、「数学的な考え方」に課題が見られます。無解答率は、昨年度と比較して若干高くなっ
ています。
長方形をした花だんの情報を読み取り、ばらの本数を求める設問は、良好な結果でしたが、平行四辺形
の性質を用いて、ばらの本数の求め方を答える設問は、正答率が低く、無解答率も高いなど課題が見られ
ました。また、割合の変化の様子について答える設問も、正答率が低く課題が見られました。
〈成果と課題〉
基礎的・基本的な知識・技能は概ね定着しているものと考えられます。一方、四則の混合した計算の仕
方の理解や、言葉や式により考え方や求め方を説明する力に課題が見られました。
計算の順序に関するきまりをもとに、計算したり式に表したりする活動や、自分の解き方や考え方を表
現し、説明できる力を育成する活動の充実をさらに図っていく必要があります。
小学校 算 数
〈国語A〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
12 1 十ケ 漢字を読む(「適度」) 96.5 2.0 96.3 1.7
15 1 十一ソ 漢字を書く(「ソウイクフウ」) 19.7 42.2 25.2 38.1
33 8 行書の特徴を説明した言葉の組み合わせとして適切なものを選択する 31.7 3.7 29.1 3.4
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、ほとんどが大阪府の値を上回
っていますが、「短答式」に課題が見られました。無解答率は、昨年度と比較して高くなっており、大阪府
の値を若干上回っています。
言語事項は全体的に正答率が高く、概ね良好な結果でしたが、漢字を書く設問は正答率が低く、課題が
見られました。
〈国語B〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
3 1三 会話の内容に沿った一文を条件に従って書く 67.8 17.8 66.5 19.3
5 2二 「方言の伝わり方」を説明した適切な言葉を抜き出す 12.6 22.3 11.7 22.1
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、すべてにおいて大阪府の値を
上回っています。無解答率は、昨年度と比較して高くなっています。
会話の内容のつながりを考え条件に従って書く設問は正答率が高く、良好な結果でしたが、「方言周圏論」
による方言の伝わり方について他の資料から探す設問は、無解答率が高いなど課題が見られました。
〈成果と課題〉
言語事項などの基礎的・基本的な知識・技能は概ね定着しています。一方で、「書く能力」については、
他に比べて正答率が低く、引き続き課題となっています。
言語についての知識・理解や、読む能力など、基礎的・基本的な学力の十分な定着を図った上で、それ
らを活用できる思考力・判断力・表現力の育成を継続する必要があります。そのため、国語科だけでなく
すべての教科において、目的に沿って効果的に話し合ったり、話し手の意図などをとらえながら適切に聞
き取ったりするための言語活動を、さらに充実させる必要があります。
中学校 国 語
〈数学A〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
3 1(3) -6x2
y÷2xy を計算する 89.5 4.5 88.5 5.1
22 8(2) 比例のグラフについて、x の変域に対する y の変域を求める 50.1 21.6 52.2 20.3
25 10(1) 一次関数の式から、与えられた範囲における変化の割合を求める 31.1 30.3 29.4 31.5
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、すべてにおいて大阪府の値を
上回っていますが、「関数」に課題が見られます。無解答率は、昨年度と比較して改善傾向にあります。
計算の問題は、概ね良好な結果でしたが、一次関数の式から、与えられた範囲における変化の割合を求
める設問は、正答率が低く、無解答率も高いなど、課題が見られました。
〈数学B〉
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
4 1(4) グラフの3つの交点において、二人の泳ぐ向きを表す図をそれぞ
れ選ぶ
63.6 1.1 64.0 1.2
14 5(2)A テニスボールがぴったり収まる円柱の表面積の求め方を説明する 15.0 49.0 13.9 49.4
全体の傾向としては、大阪府の状況と同様です。領域・分野別にみると、すべてにおいて大阪府の値を
上回っていますが、「図形」に課題が見られます。無解答率は、昨年度と比較して改善傾向にありますが、
他の教科と比較すると高く、引き続き課題が残ります。
グラフの3つの交点において、二人の泳ぐ向きを表す図をそれぞれ選ぶ設問は、良好な結果でしたが、
テニスボールがぴったり収まる円柱の表面積の求め方を説明する設問は、無解答率が高いなど、課題が見
られました。
〈成果と課題〉
小学校同様、計算などの基礎的・基本的な知識・技能は概ね定着しています。一方、無解答率に課題が
ありました。
図やグラフからよみとった事柄を処理する数学的な技能や、数学的な見方・考え方により論理的に思考
する力の育成が必要です。
中学校 数 学
〈英語A〉
全体の傾向としては、昨年度と同じく大阪府の
状況と同様です。領域・分野別にみると、すべて
において大阪府の値を上回っていますが、「書く
こと」に課題が見られます。無解答率は、昨年度
と比較して高くなっています。
会話を聞き、その内容に合う適切なものを選択
する設問や、英文を読み、質問の答えとして適切
なものを選択する設問は正答率が高く、良好な結
果でしたが、適切な疑問詞を選択し、日本語の内
容に合う英文を書く設問は正答率が低く、課題が
見られました。
【設問別調査結果抜粋】
設問
番号
問題
番号
設問の概要 枚方市(公立) 大阪府(公立)
正答率(%) 無解答率(%) 正答率(%) 無解答率(%)
2 1(2) 二人の会話を聞き、その内容に対する質問の答えとなるイラストを選択
する(土曜日の予定)
93.8 0.6 90.2 0.7
26 10(2) 日本語のメモと語句リストを元に、疑問詞から始まる英文を書く。(出
身地を尋ねる)
21.0 19.4 20.0 22.7
〈成果と課題〉
これまでの枚方市小中一貫英語教育の取組などの成果により、昨年度同様、良好な結果でした。特に、「聞
くこと」や「読むこと」の設問において、高い正答率でした。
「書くこと」に対する課題については、英文の構造・意味を理解し、反復練習により定着させ、さらに、
自分の考えなどについて英語を用いて自己表現させる指導が必要です。
○まとめ
・小学校国語Aは、大阪府の平均正答率とほぼ同じでしたが、他のすべての教科において、大阪府の平均
正答率を上回っていました。
・英語において良好な結果となっています。これは、本市が取り組んできた小中一貫英語教育の成果と考え
られます。さらに継続、充実させていきます。
・本年度の大阪府学力・学習状況調査の結果から、これまでの全国及び大阪府学力・学習状況調査の結果同
様、言語活動を中心とした教科横断的な指導や、よりいっそう実生活と関連付けた教科指導の重要性が読
み取れます。今後は、このことを踏まえた指導法や授業の改善を行っていく必要があると考えます。
・一昨年度から全中学校区で取組を開始した枚方市小中連携事業を通して、小中学校の教員が交流を深め、
「学習規律」の定着とカリキュラムや教科の指導方法の共通理解に基づく指導による「学びの連続性」の
確立をめざし、9年間を見据えた指導を行っていくことで、小中学校における学力向上に取り組んでいき
ます。
・各学校では、大阪府学力・学習状況調査の分析結果から、小中連携の視点も踏まえた今後の改善プラン
を作成し、具体的な取組を行うことで、学力向上を図っていきます。
中学校 英 語