枚 監 査 第 7 6 号 平 成 2 4 年 6 月 2 9 日 様 枚方市監査委員 勝 山 武 彦 久 野 邦 広 前 田 富 枝 桝 田 義 則 定 期 監 査 の 結 果 に つ い て 地方自治法第199条第4項の規定に基づき定期監査を実施したので、同条第 9 項 及 び 第 1 0 項 の 規 定 に よ り 監 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 及 び 意 見 を 提 出 す る 。
1.監査の対象 (1)対象部課 教育委員会 学校教育部 教職員課 教育相談課 学務課 教育指導課 教育研修課 (2)対象事務 平成23年度における財務に関する事務の執行及び事務の管理状況 2.監査の期間 平成24年4月2日から平成24年6月28日まで 3.監査の結果 関係者から事情聴取し、また、提出された資料及び関係書類を監査した結果、 事務処理状況等はおおむね適正に処理されているものと認められたが、一部に改善、 検討を要する事項が見受けられた。 以下、留意点、意見を述べる。 【指摘・改善事項】 [学務課] ○市立幼稚園保育料等の管理について 市立幼稚園の入園料・保育料の管理において、在園児数等を基に事前に収入予定 額を調定し、収入未済額を会計記録上で把握すべきであるが、現状では、各園から 納付された収入済額を基に調定するという事務処理が行われている。このため、会 計記録上未納保育料等が収入未済額として正確に把握できず、適切な債権管理もで きていない状況である。 今後は事前に収入予定額を調定し、適切に債権管理を行うよう指摘する。 【意見・要望事項】 [教職員課] ○教職員の長時間勤務による健康障害の防止について 教職員の健康確保の観点から平成 23 年度に導入された出退勤システムが、十分 には活用されていなかった。 勤務時間の実態把握のため、事務処理手順の見直しを図るなど、教職員の健康を
守る職場環境整備に、今後ともより一層努めるよう要望する。 [教育相談課] ○人権教育推進研究委託事業について 委託事業についてはその効率性や有効性を評価すべきであるにもかかわらず、基 本となる活動実績を十分把握していない状況が見受けられた。また、委託金額のう ち相当部分を備品購入に充てており、3年連続で支出金額が委託金額と全く同額と なっている。 今後は、委託事業の活動実績の把握を行い、効果測定に努めるとともに、委託料 での支出の妥当性を検証するよう要望する。 [学務課] ○市立幼稚園保育料等の減免について 保育料の減免が複数の事由によるにもかかわらず、市民税額の確定時期に行われ ており、還付等の手続きが生じている。減免の事由に適した時期に手続きを行うよ う要望する。 [教育指導課] ○教育活動に関する教職員の入場料等の資金前渡金について 資金前渡金は本来、事前に交付し、用務終了後速やかに精算すべきであるが、精 算手続き後に現金を手渡ししている状況が見受けられた。 今後は、長期間の現金保管のリスクも想定し、適切な事務手続きを行うよう要望す る。 [教育研修課] ○教職員の研修について 経験の浅い教職員に対し、指導案作成の指導、研究授業後の指導・助言等を行う 教育推進プランナーと合わせて、ICT 活用支援員による ICT の効果的な活用に向け た支援を実施するなど、より総合的・機能的な教職員研修の実施に取り組んでいる が、その一方で教職員個人ごとの研修受講歴の記録を行っていない状況が見受けら れた。 今後は、個人ごとの受講記録の的確な把握を含め、PDCA サイクルを意識した教 職員の研修とするよう要望する。