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家族のありがたさ

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Academic year: 2021

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第5学年2組

道徳学習指導案

1 主題 家族のありがたさ(1時間)資料名「一杯のかけそば」出典「一杯のかけそば」改作 4-⑤ 家族愛 2 目標 ○ 父親の死という辛い現実から、貧しいながらもなんとか立ち直ろうとする親子が、年に一度 のささやかな贅沢として、家族3人で分け合って食べる姿を通して家族が互いに支えあって生 活していることを知るとともにそれぞれの愛情の深さ尊さを感じ取らせ、自分自身の振り返り の中から家族の一員として家族を敬愛し、望ましい家族関係を築こうとする心情を養うことが できる。 【健康をつくる心】 3 本主題指導の立場 (1)教材の価値 家族は、社会の集団の中で最も基本的で自然的な人間関係を営むまとまりである。家族愛 とは、家族の一員としての自覚をもって利己的な心を排し、家族相互を思いやり、敬愛する 心である。家族を構成する一人一人が相互に思いやり、励まし合い、助け合っていく中で幸 せな家庭がつくられていくのである。家庭生活での家族相互の愛情は、互いにかけがえのな い存在として自分の思いを素直に表すことができる。 本資料「一杯のかけそば」は、貧しくとも健気に生きる母子の姿とそば屋夫婦との心の交 流を表した資料である。一杯のかけそばを分け合う食事が、家族の心をつなぎ家族の温かさ ・ありがたさを描いた資料として価値がある。物の豊かさの中で育つ子どもたちにとっては、 実感しがたい内容かもしれないが、辛く厳しい日々の生活の中で親子が、一杯のかけそばを 三人で分けあって食べる姿に家族の絆とその絆が明日からの活力を生み出していることは、 理解できると思われる。子どもにとって家族は、あまりにも身近な存在であるため、感謝の 気持ちを忘れてしまいがちである。そこで、家族が互いに支えあって生活していることに気 づき、家族の一員として家族を敬愛し、進んで自分にできることをしようという心と態度を 育てたい。 (2)学習活動の工夫 「情報収集活動」・・ 家族のありがたさ・温かさに触れることで自分の気づかなかった価 値に気づき、家族への思いを深める活動 「ふれあい活動」・・ 年に一回の贅沢として家族で食べる「一杯のかけそば」を通して家 族の温かさ・やすらぎを追求する交流活動 (3)個に応じた指導の工夫 子どもたちは、家族への愛情の表れやまた、自らに課した義務として手伝いを何らかの形 で取り組んでいるが、その頻度や家族に対する思いには個人差がある。そこで、家族に対す る子どもたちの見方・考え方をつかんでおき、交流の中で比べさせていく。そのために、一 年に1回の贅沢として一杯のかけそばを3人で分け合って食べる場面について考えさせ、「親 子は幸せなのだろうか。」との発問を通して、心情図を用いながら子どもたち一人一人の家 族への思いを追求していく。

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4 子どもの実態 本学級の子どもたちは、家族のために役に立つように行動することが大切なことは理解して いる。また、日頃生活の全てにわたってお世話をしてもらっていることに対して感謝の気持 ちをもっている。しかし、家族にしてもらっていることを当然と考えている児童もおり、家 庭の中での自分の役割が根付いているとは言い難い。さらに、高学年になるにつれ友達づき あいや趣味、学業など自分の生活に没頭してしまい、家庭での交流が少なくなりがちである。 これは、物質の豊かさの中で生活が多様化し、家族団らんの時間や家庭内でのそれぞれの役 割が減少してしまっているからである。そこで、自分の立場や状況が自覚できるようになる この期に本主題を取り上げ、それぞれの役割をもつ家族の関係をもとにして「温かい家族を 築こう」という家族愛の基本に気づかせ、家族のために何ができるかとの視点で進んで取り 組む実践意欲を育てていきたい。 【健康をつくる心】 5 指導計画(1時間+課外) 事前 ・ 家庭での自分の役割や家族への思いについて実態を把握する。 本時 ○ 資料を通して家族のありがたさを感じ取り、家族愛について話し合う。 事後 ・ 学習を通して学んだことを家族愛の視点から感想を書く。 6 本時 (1) 主眼 家族の温かさ・ありがたさを感じ、家族に対する自分のあり方を見つめ直すことで進 ん で 家 族 の 役 に 立 と う と す る 気 持 ち を 呼 び 起 こ し 、 家 族 へ の 愛 情 を 育 て る こ と が で きる。 (2) 準備 読み物資料 学習ノート 言葉カード 挿し絵 心情カード (3) 展開 段階 学習活動 指導上の留意点(※)評価規準(☆) 学習活動の工夫 つ 1 家での仕事やその時の感想について話し ※ 家庭での仕事が「家 ○価値を方向 か 合い、本時学習のめあてをつかむ。 族のため」という観点 付ける全体 む ・風呂掃除が自分の仕事である。 を導き出し、話し合い での話し合 やり終えた後、すっきりする。 家族の のキーワードとして生 い(情ふ) ・食後の後片付けをしようと思 ため かすことができるよう っていたけど、あまりできて にする。 いない。 家族のことを思う自分の気持ちを見つめよう。 つ 2 資料「一杯のかけそば」を読み、登場人物 ※ 資料から親子の状況を く の親子に込められている思いや願いについて 確認し合い、一杯のかけ る 話し合う。 そばを中心に板書に明示

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(1) 資料の感想を出し合い、問題場面を明らか することで話し合う価値 ○問題場面を にする。 の焦点化を図る。 焦点化する ・母親が年に1回一杯のかけそばを子どもた ※ 話し合いのポイントと 全体での話 ちに食べさせる場面 なるそれぞれの登場人物 し合い ・お母さんに協力して子どもたちが辛抱した の言動を言葉カードで示 (情ふ) り、手助けをしたりしている場面 す。 一杯のかけそばに対して親子は、それぞれ ※ 話し合いに生かすため どんな気持ちを抱いているのだろうか。 に根拠が明確になるよう (2) 一杯のかけそばに対する親子の思いを話し に明示する。 合い、心情図での操作活動を通して家族愛に ついて交流する。 ○心情図の操 【母親】 【子どもたち】 作 → 全体 ・ 子どもたちのた ・ 今年もおいしい ※「この親子は幸せなの での話し合 めに年に一回位 そばを食べさせて でし ょ うか。」と の発 問 い(情ふ) は、おいしいもの くれて、お母さん を通して心情図を操作さ を食べさせたい。 ありがとう。 せ、それをもとに親子の ・ 3人で一杯のか ・ お母さんのため それぞれを思う気持ちを けそばの注文で、 にぼく達しっかり 追究することで、家族の お店の人に申しわ 頑張るからね。 絆が何事も代え難いもの けない。 ・ 辛いなんて思っ であることをとらえさせ ・ 子どもたちの喜 ていないよ。 る。 ぶ顔が見たい。 ※ 交流では、教師が少数 の側に立ち、貧しくても 例え貧しくても、家族の心がつながっている 家族の心が結びつき愛情 ことが一番の幸せだ。 に包まれながら一生懸命 生きていくことの尊さに ついて追究させる。 思い思われる家族の素晴らしさを感じるこ とで、その思いに応えたくなる自分がいる。 深 3 これまでの生活を振り返り、家族愛に対す ☆ 思い思われる家族の素 め る自分の気持ちを見つめる。 晴らしさといったキーワ ○個々の価値 る ・ 家族みんなで食事をしたとき楽しかった。 ードを窓口にこれまでの の振り返り ・ 自分の都合のいい時だけ、手伝いをして 自己の在り方を振り返 → 全 体 で いたと思う。 り、ねらいとする価値の の話し合い ・ 自分たちに対する両親の思いがわかった。 内面的自覚を図る。 (情ふ) 生 4 保護者からの手紙を読み、親の思いや願い ※ 親としての思い・願い か に触れることを通して本時学習をまとめる。 にもとづく内容の手紙を す ・ 毎日元気で生活ができるのは、家族のお 読み、共感的に受けとめ かげだ。自分も家族の役に立ちたい。 られるようにする。

参照

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