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学生の振り返りを支援する教員養成スタンダードの運用に関する一考察 : 兵庫教育大学教員養成スタンダードを参照しながら

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Academic year: 2021

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学生の振り返りを支援する教員養成スタンダードの

運用に関する一考察 : 兵庫教育大学教員養成スタ

ンダードを参照しながら

著者

杉原 薫, 國崎 大恩, 野中 陽一朗

雑誌名

鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要

24

ページ

131-146

別言語のタイトル

A study on the application of teacher training

standards to student reflection : referring to

teacher training standards in Hyogo University

of Teacher Education

(2)

BulletinoftheEducationalResearchandDevel(脚 θ砿Fαo吻 ・(ゾEぬ ω ∫zo陥 καgo3伽 α 伽vε γ∫zか 臣 ▼ 2015,Vo1.24,131-146

学 生 の 振 り返 りを 支 援 す る 教 員 養 成 ス タ ンダ ー ドの 運 用 に 関 す

る一 考 察

一 兵 庫 教 育 大 学 教 員 養 成 ス タ ン ダ ー ド を 参 照 し な が ら 一 杉 原 薫[鹿 児 島 大 学 教 育 学 部(教 育 学)]・ 國 崎 大 恩[滋 賀 短 期 大 学 生 活 学 科] 野 中 陽 一 朗[広 島 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科] Astudyontheapplicationofteachertrainingstandardstostudentreflection:Referring toteachertrainingstandardsinHyogoUniversityofTeacherEducation SUGIHARAKaoru・KUNISAKITaion・NONAKAYoichiro キ ー ワ ー ド:教 員 養 成 、 ス タ ン ダ ー ド、 振 り 返 り(リ フ レ ク シ ョ ン)、 教 職 志 望 学 生 は じめ に 今 日学校 を取 り巻 く教育現場では、 いじめや体罰 、 登校 拒 否 な どの 問題 が 生 じて いる 。 この よ うな状 況 の 中で 、教 科指 導 の みな らず 、学 級 経営 や 生徒 指導 、 保護 者 対応 の 面 にお いて も教 員 には さま ざ ま な資 質能 力 が求 め られ 、教 員 を養 成 す る大 学 に は養成段階 にお ける教 員の質保証が課せ られて いる。 2013年 度 よ り各課 程 認 定 大 学 は、 養 成 す べ き教 員像 を明確 に し、そ の基 準 を満 た して い るか どう か を最 終 的 に確 認 す る科 目 「教 職実 践演 習 」 を実 施 して い る と ころで あ ろ う。近 年 の教 員 の資 質能 力 を取 り巻 く一連 の改 革 は、1997(平 成9)年7 月28日 の教 育 職 員養 成 審 議 会第 一 次 答 申 「新 た な 時代 に向 けた教 員 養成 の 改善 方策 」 に遡 る こと が で き る。 同答 申で は、 「専攻 す る学 問 分 野 に係 る教 科 内容 の 履修 と とも に、教 員 免許 制度 上 の履 修 が必 要 と されて いる授 業科 目の単 位修 得 等 を通 じて、 教科 指 導 、生 徒指 導 に関 す る 『最 小限 必要 な 資 質能 力』(1)を身 に つ け させ る」 こ とが課 程 認 定 大 学 の役 割 で あ り、 「教 員 を志 願 す る 者 に 一定 水準 以 上 の知 識 、技 能等 を修 得 させ る」 ことが大 学 の責任 で ある ことを明記 した。 この答 申を受 けて 、1998(平 成10)年 に は教 育職 員 免許 法 が改 正 され 、大 学 にお ける教 員 養成 カ リキ ュ ラム に も変 革 が もた らさ れ た。 さ らに 、 1999(平 成11)年 の教 育職 員 養 成審 議 会 第三 次 答 申 「養成 と採用 ・研修 との連携の 円滑化 につ いて」 で は 、 「そ れ ぞ れ の大 学 が養 成 しよ う とす る教 員 像 を明確 に持 ち 、そ れ を達成 す る ため の組 織 を構 成 して カ リキ ュラム を編成 す る こと」が求 め られ、 「教 員 養成 に携 わ る 大 学教 員 は、 自分 の専 門の 授 業 と教員 養 成 との かか わ りを考 えた 授業 を行 って い く こ と、 学 生が課 題 探求 能 力 を身 に付 ける こと がで き る授 業 を行 って い くこ と」 の 必要 性 を説 い て いる。 この よ うに教 員養 成 の在 り方 や 教員 養 成大 学 ・ 学部 が果 た すべ き役 割 につ いて は、 教育 職員 養 成 審 議 会 で さま ざ まな議 論 が行 われ て き た。 この流 れを受 けて設置 され たのが2000(平 成12)年 の 「国 立 の教員養成系大学 ・学部 の在 り方 に関する懇談会」 で ある。 同懇談 会 は、 国 立 の教員 養 成 系大 学 ・学 部 にお ける教員養成 の在 り方 につ いての提言 を行 っ て いる。 提 言 では 、① 体 系的 な教 員 養成 カ リキ ュ ラム を編 成 す る、② モ デ ル的 な教 員 養成 カ リキ ュ ラム を作 成 す る、③ 各 大 学 にお いて 教員 養成 カ リ キ ュラム を工夫 す る こ とを各大学 に求 め て いる。 さ らに2005(平 成17)年 の 中央教 育 審議 会 答 申 「新 しい時代 の義務 教育 を創造 す る」 の中 では、 義 務 教育 の 質 の向 上 を図 るた め に 「教師 に対 す る 揺 るぎ な い信頼 を確 立 す る」 こ とが 重要 で あ る こ とを示 し、 そ の うえで 教員 の質 向上 に対 す る基 本 的方 策が 提 言 され て いる 。具体 的 には 、大 学で の 養 成 段 階は 、教 員 として最 小 限必 要 な資 質能 力 を 身 に付 け させ る段 階で あ り、 学校 の ニー ズ に合 致 す る資質 能 力 の育 成 も含 め、 カ リキ ュ ラム編 成 の 改善 ・充実を図るべきだ と指摘 して いる。同答 申は、 2005(平 成17)年2月 よ りも うけ られ た義 務 教 育 特別 部会 での審 議 を取 りま とめた もの であ るが、

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