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医学生の食生活,特に食品群,栄養素,食物繊維の摂取パターンに関する検討

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Academic year: 2021

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632 第43巻 日本公衛誌 第8号 平成8年8月15日

医学生の食生活,特に食品群,栄養素,食物繊維の

摂取パターンに関する検討

青木愼一郎

遠藤

長谷川裕子

中路

重之

菅原

和夫

戸塚

 弘前大学医学部学生5年生の食生活を8年間にわたり合計686人(男583人,女103人,平均年齢23.7歳) 調査し,現在の医学生のもつ食生活上の問題点に検討を加えた。  調査項目は,食品(群)別摂取量,栄養素,エネルギー摂取量,食物繊維摂取量,栄養所要量,消費エネ ルギー量で,調査時期は1986-93年の5-6月であった。  その結果,食品群別摂取量で男子が女子を有意に上回った食品群は,穀類,肉類,酒類,その他の食品で あった。一方,女子が男子より有意に多かった食品群は,菓子類,果実,緑黄色野菜,きのこ類,海草類で あった。エネルギー,栄養素摂取量で男子が女子を上回っていたのは,エネルギー,動物性蛋白質,植物性 蛋白質,総蛋白質,動物性脂肪,植物性脂肪,総脂肪,糖質,ビタミンB1, B2で,女子が男子より多かっ たのはビタミンCであった。また,脂質エネルギー比は男子で29.2%,女子で30.1%と高い値であった。一 方,食物繊維摂取量は,1人1日当たり平均値で,男子では,サウスゲート変法では19.4 g,プロスキー変 法では15.9 g,女子では,サウスゲート変法では18.3 g,プロスキー変法では16.9 gであった。これは国民 栄養調査の成人換算値より約4 g低値であった。また,供給源別にみると男子は女子より穀類に偏った摂取 をしていた。また栄養所要量とエネルギー・栄養素の充足率をみると,充足率は男女ともほぼ充足してい が,女子のエネルギーで93.7%と低かった。

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