情報処理センター
テ ック サ ポーター(⾦曜夜番)
⽊島祥
インターネットの
安全な利⽤について
情報社会に潜む危険〜事例〜
遠隔操作ウイルスによる⼀連の犯罪予告、及び誤認逮捕
(2012)
[http://ja.wikipedia.org/wiki/遠隔操作ウイルス事件]
福岡県国公⽴⼤学、誤送信による1485件の個⼈
情報漏えい(2011)
[http://school-security.jp/leak/2011/03/post-159.php]
宮城県国⽴⼤学、Webの設定ミスによる個⼈情報漏え
い (2011)
[http://school-security.jp/leak/2011/10/post-263.php]
誰もがトラブルの当事者になりうる!
この時間で学んでほしいこと
コンピューターとインターネットを安全に使うために
何を知らなければいけないか
何をしなければいけないか
ありうるトラブルとその対策
1.
ウイルスによるトラブル
ウイルスに関する正しい知識を持つ
正しいウイルスの予防と治療を⾏う
2.
悪質ユーザーからの攻撃によるトラブル
相⼿の⼿⼝を理解する
正しい防衛態勢をとる
3.
情報の取り扱いに関するトラブル
個⼈情報の取り扱い⽅を知る
著作物(著作権)の取り扱い⽅を知る
違法ダウンロードは⾏わない
1.ウイルス
マルウェアとは… …
コンピューターに被害を与えるプログラムの総称
「悪意のある」という意味の「Malicious」と「software」のかばん語
いわゆる「不正プログラム」、「悪意のある不正ソフトウェア」
より詳しくは… …
ウィルス…画像、実⾏ファイルなどに寄⽣し、⾃⼰増殖・拡散するもの
ワーム…寄⽣先を必要としないウイルス
スパイウェア…個⼈情報などを外部に発信するもの
トロイの⽊⾺…実⾏したPCを乗っ取るソフトウェア
キーロガー…⽂字⼊⼒を監視し、パスワードを抜き取るソフトウェア
1.ウイルス
ウイルスに感染すると… …
コンピューターが⾃由に使えなくなる
個⼈情報を勝⼿に抜き取られる
他のコンピューターに勝⼿に攻撃を始める
自分のコンピューター
ハッカーの
コ
ンピューター
他人
のコ
ン
ピ
ュー
1.ウイルス
ウイルスの感染経路
ウェブ(ダウンロードに限らず、閲覧だけでも)
ネットワークへの接続(アンチウイルスソフトが万全の状態でない場合)
メール(添付ファイルやHTMLメール、リンク付きメールが特に危険)
ファイル共有ソフト(ウィルスをインストールするのと同じ)
USBメモリ(最近特に学内で多い例)
CD,DVD(雑誌の付録に混⼊という例も)
1.ウイルス
ウイルスへの対抗策
1. 怪しいものに近寄らない
危なそうなサイト、ファイル、メールは開かない
特にファイル共有ソフトは危険!
2. アンチウィルスソフトウェアをインストールする
商⽤なら、 Norton, ウィルスバスター,マカフィーなど
無料のAvast!, Kingsoft Internet Security,
Microsoft Security Essentials などもOK
ただし、絶対に定期更新を⾏うこと!
偽装セキュリティツールに注意!
→実際にウイルスを検知する機能を持たないにもかかわらず、あたかも診断を⾏い、ウイ
ルスが検知されたと表⽰して製品版の購⼊を促すスパイウェア
1.ウイルス
ウイルスの予防法
3. ソフトウェアの状態を最新に保つ
Windowsなら、Windows Updateを定期的に
その他のソフトもできるだけ最新版に
信頼できるソフトウェアだけを利⽤する
こんなマークが出たら更新を!
1.ウイルス
感染後の治療と対応
1. アンチウィルスソフトウェアでウイルスを検索、駆除
ハードディスクやUSBメモリ内の全ファイルを対象に
破損したファイルまで復旧できるわけではない
2. 治療完了までデータをやりとりしない
外部に感染させる可能性が⾮常に⾼い
ウイルス感染中は他のウイルスにも感染しやすい
2.悪質ユーザーからの攻撃
悪質ユーザーとは… …
ここでは「何らかの⽬的で他⼈のコンピューターに危害を加えるもの」(い
わゆるハッカーなど)
攻撃⽬的は… …
データの不正⼊⼿や破壊
いやがらせ、ストーカー
愉快犯
他のコンピュータへ攻撃する際の踏み台にするため
2.悪質ユーザーからの攻撃
攻撃の⼿⼝
セキュリティの⽋陥を突いて不正アクセス
ソフトの不具合・セキュリティ設定の不備
ウイルスの使⽤(トロイの⽊⾺)
ID,パスワードを破る
当たるまで試す
個⼈情報から推測
盗聴(ウイルスやスパイウェア)
本⼈に聞く!
詐欺⾏為
ワンクリック詐欺・・・1クリックで勝⼿に課⾦
フィッシング詐欺・・・偽サイトで個⼈情報を盗む
「情報課の○○ですが……」
「カード会社の……」
「警察のものだが……」
パスワードを尋ねるのはまず偽者!
2.悪質ユーザーからの攻撃
防衛⽅法
1. パスワードを適切に管理する
⼈⽬に触れないようにする
他⼈から想像されないパスワードを付ける
パスワードを他⼈に教えない
パスワードを使い回さない
パスワードを定期的に変更する
2. コンピューターの状態を最新に保つ
アップデートを忘れずに⾏う
このマークが出てたら設定の確認を!
名前、住所、
電話番号などは
特に危険!
2.悪質ユーザーからの攻撃
防衛⽅法
3. ファイアウォールを有効に
怪しい通信を遮断してくれる優れもの
Windows付属のファイアウォールを有効に
詐欺サイトを検知して知らせてくれるものもある
?
信頼できるデータ 怪しいデータ
3.情報の取り扱い
個⼈情報の保護
法的な背景
「個⼈情報保護法」(消費者庁)
[http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/index.html]
⾸相官邸ホームページ
[http://www.kantei.go.jp/jp/it/privacy/houseika/hourituan/]
教員なら、⽂部科学省の定める指針も確認(ページ内の個⼈情報保護
法関連の、学校に関する項⽬参照)
[http://www.mext.go.jp/b_menu/koukai/kojin.htm]
「地⽅公務員法」の守秘義務規定なども
取り扱う際の注意・・・・・・その場のルールに従う
そもそも電⼦化してよい情報なのか?
運⽤ルールは適切か? セキュリティは万全か?
3.情報の取り扱い
著作権、肖像権など
他⼈の著作物の使⽤には限界がある
複製や引⽤の許される範囲はケースバイケース
慎重を期すに越したことはない!
ソフトウェアなどの違法コピーは厳禁!
法的根拠、事例集など
社団法⼈ 著作権情報センター
[http://www.cric.or.jp/]
「楽しく学ぼう著作権-教師のための著作権講座」
[http://www.kidscric.com/school/sensei.html]
「学校情報セキュリティお役⽴ちWEB」
[http://school-security.jp/]
[補⾜1]違法ダウンロードの刑罰化について
2012年10⽉1⽇より、⾳楽CDデータやDVD・BD等の映
像データを違法にダウンロードする⾏為や、DVD・BDをコピー
する⾏為は、私的利⽤の範疇であっても刑事罰に問われる事
になりました。
[http://www.bunka.go.jp/chosakuken/download_qa/pdf/dl_qa_ver2.pdf]
これまで違法ではあっても刑事罰の規定がなかった私的利⽤の
分野でも違反すれば、
⼆年以下の懲役もしくは200万円以下
の罰⾦、またはその両⽅
を科せられることになりました。再配布
など私的利⽤を超えた⾏為を⾏った場合はより重い刑事罰が科
せられることになることは以前のとおりです。
[補⾜2]スマートフォンのセキュリティ
スマートフォンでのトラブル……
「連絡先」内の個⼈情報が漏れていて知⼈に迷惑をかけた
端末に⼊⼒したクレジットカード情報が漏れていた
OSによる違い
⽇本国内のスマートフォン⼆⼤シェア=Android、iOS
Android OS
マルウェア感染の可能性が⾼い
ウイルス対策ソフトウェア数多くある
iOS
マルウェアの絶対数が少ないため感染の可能性は極めて低い
[補⾜2]スマートフォンのセキュリティ
OS別の特徴
Android OS
⾃由度が⾼く、公式の「google play」以外からもアプリをインストール可能
→海賊版アプリの氾濫、マルウェアの流通
スマートフォンのシェアトップがAndroid
→Androidを標的にしたマルウェアが⼤量発⽣
アプリケーションのインストールにユーザーの認証が必要
→しっかり確かめなければ重⼤なパーミッションを与えてしまう
不正Androidアプリの⾒分け⽅〜権限をよく確認、開発者名もググること
[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120508_531116.html]
iOS
マルウェアはほとんど存在せず、脆弱性攻撃のみ
[補⾜2]スマートフォンのセキュリティ
OS別対策
Android OS
海賊版アプリは使⽤せず、⾮公式かつ携帯電話会社以外のマーケットは
利⽤しない
アプリをインストールする際はパーミッションをよく確かめる
iOS
マルウェアが存在しないわけではないことを認識して
アプリを選ぶ
共通
怪しげなサイトにはアクセスしない
怪しいメールは開かない
ゲームアプリに
連絡先を参照する
権限は必要か?
Twitter,Face bookの
短縮アドレスは特に注意!
もう⼀度確認 〜今⽇から実践〜
1.
ウイルスによるトラブル
ウイルスに関する正しい知識を持つ
正しいウィルスの予防と治療を⾏う
2.
悪質ユーザーからの攻撃によるトラブル
相⼿の⼿⼝を理解する
正しい防衛態勢をとる
3.
情報の取り扱いに関するトラブル
個⼈情報の取り扱い⽅を知る
著作物(著作権)の取り扱い⽅を知る
違法ダウンロードは⾏わない
スマートフォンでも
気をつけて!
質問などありましたらどうぞ
ご清聴
ありがとうございました