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甲府市議会議員の定数を減少する条例

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Academic year: 2021

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1 2012年11月6日

研修報告書

甲府市議会議員

神山玄太

研 修:市民と議員の条例づくり交流会議in 九州2012 「見えたか?議会3つ(視点・接点・論点)の再点検」 主 催:市民と議員の条例づくり交流会議in 九州「九州から始まる見える化・議会」実行委員会 日 時:2012年10月27日(土) 場 所:パピヨン24ガスホール(福岡市博多区) 次 第: 開会:主催者あいさつ 基調講演 廣瀬克哉・法政大学教授 実践報告 浅田ますみ・長崎県議会議員 佐々木まこと・田川市議会議員 岩田重成・御船町議会議長 パネル討論 コメンテーター 中尾修・東京財団研究員 コメンテーター 戸波真也・宗像青年会議所元理事長 コーディネーター 前田隆夫・西日本新聞社長崎総局 パネリスト 山田朋子・長崎県議会議員 パネリスト 佐々木まこと・田川市議会議員 パネリスト 岩田重成・御船町議会議長 分科会1:「一般質問を使いこなそう」~「視点」「接点」を強化し、「論点」を磨こう~ 課題提起 土山希美枝・龍谷大学政策学部准教授 ディスカッション 大西一史・熊本県議会議員 江口徹・飯塚市議会議員 山本孝二・御船町長

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2 分科会2:「議会報告会で市民と語ろう」~市民と議会のちょっと先の「接点」づくり~ ファシリテーター:山口覚・NPO法人地域交流センター理事 ファシリテーター:加留部貴行・九州大学大学院統合新領域学府客員准教授 モデレーター:江藤俊昭・山梨学院大学法学部教授 【研修報告】 パネルディスカッションに臨む参加者 ◆基調報告 「議会改革〜成果指向への展開を!」 代表運営委員・法政大学教授:廣瀬克哉 議会改革の展開で常識となった事柄 ・ 議会報告会 アウトリーチ、対面、双方向、機関としての議会 ・ 議会の公開と傍聴しやすい環境整備 政策判断の場である委員会の公開度の向上 議案資料等の事前公開の進展 ・ 審議過程への市民参加 公聴会、参考人、請願提出者の意見陳述

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3 見えるようになった(はず)の議会に残る課題 ・ 見てもらえていない? 議会報告会に人が来てくれない 傍聴者は少ないまま 請願提出も少ない ・ 「枝葉末節」(スキャンダル)に注目が集まる 政務調査費の不正支出 議場での態度、マナー 議会がよくなると市民にどんな良いことがあるのか? ・ 議会の仕事の「成果」が実感できない ・ 議会の新しい「活動」は何を生んでいるのか? 審議の質は上がったか? 議会の判断のレベルは向上したか? 議会の政策チェックの有効性は高まったか? →事業仕分けは本来、議会の仕事 議会が良い政策をつくったか? ・ 成果がない「改革」に意味があるのか 議会改革が追求すべき成果とは =審議過程の質の向上 ・ 論点、争点の発見と公開 行政の問題点を発見して伝える →議員個人の調査で論点は明らかになるが、合議体である議会であるからこそ 明らかにできることもあるのではないか =議会で違う観点がぶつかり合うことによる気づきがある =気づきのプロセスがスリリングであれば、議会は注目に値する 議会の判断レベルの向上 ・ 否決が判断レベルの向上を示すのか 原案可決にもグレードがある ・ 原案可決のレベルアップをすべき 原案可決は執行部の提案に太鼓判を押すことである →議決責任を念頭に置いて、議決をしているか =裏付けの確認が薄いととんでもない失敗をする

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4 議会の政策チェックの有効性 ・ 決算審査は「チェック」として活かされているか ・ 行政だけに評価を任せていないか 評価結果の再評価 行政の評価方式の評価 ・ 議論の内容、演出で「事業仕分け」に負けていたことの反省を議会はどう捉えるか →議会は〝演出〟して行うべき ・ 質問の向上 =中身、発言の仕方 議会の政策作り ・ 実はあまり進展していない 議会基本条例、議会報告会などの広がりとは明らかに違っている ・ 住民起点の政策づくり ・ 外部の専門機関との連携 市民の「決着の場」としての議会像 ・ 「彼らが勝手に談合して決める場所」イメージからの脱却を ・ 公開の場で責任を持って決着がつけられる場所 ◆実践報告 田川市議会議員・佐々木議員 議会基本条例 →二元代表制を明記 →議会の見える化を進める =議会は何をやっているかわからない、というのが見える化を進めたきっかけ 今、田川市議会はどのように見られているのか →議会に対する評価はとてつもなく厳しい 「視点」を強化する取り組み ・ 予算説明資料をわかりやすく統一 ・ 「検討する」と述べた事項について、その後の動きを執行部がペーパーで報告す る制度を導入 ・ 議員研修会を市民公開の場で開催

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5 「接点」を強化する取り組み ・ 議会報告会を年に1回以上行うことを義務化 ・ 議会報告会で出された意見、質問は必ず議会で検討審議し、広報や次回議会報告 会で報告することを義務化 ・ 常任委員会、特別委員会、議運のネット中継 「論点」を強化する取り組み ・ 市の重要政策について議会側として協議をするために政策協議会を設置 ・ 委員会での議員間討議を認める(HP にアーカイブ) まとめ ・ 議会報告会の難しさと可能性 ・ 市民にとっては「議会改革は前提事項」である →市民は成果を求めている ・ 議員間討論は必要である ・ 議員立法の難しさ 御船町議会:岩田議長 議会基本条例の特徴 =通年議会、議会報告会、あおぞら会議、議決事件の追加、モニター・アドバイザー 長崎県議会:浅田ますみ 長崎県民の不安 →人口減少、産業および雇用機会の低迷、県民所得の低迷 視点強化 ・ 委員会を4日から10日間に増 ・ 委員会で質問通告制を採用し、積極的に審議に参加 ・ 委員会中の現地調査も含め、実態に基づいて審議 接点強化 ・ 移動委員会

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6 ◆パネル討論 コメンテーター 中尾修・東京財団研究員 コメンテーター 戸波真也・宗像青年会議所元理事長 コーディネーター 前田隆夫・西日本新聞社長崎総局 パネリスト 山田朋子・長崎県議会議員 パネリスト 佐々木まこと・田川市議会議員 パネリスト 岩田重成・御船町議会議長 会場からのアンケートに答える 田川市議会:佐々木まこと議員 ・ 議員研修会には全議員が参加するか? =全議員が参加する ・ 議会基本条例を作っていく過程で議員間の熱意の差はあったか? =特別委員会に入った議員と入っていない議員で温度差があった ・ 反問権は活用された例はあるか? =ない ・ 議員間討議はどのようなときにあったか? =中高一貫校設置問題で議論 長崎県議会:山田朋子議員 ・ 議員報酬を引き下げることに反対はなかったか? =公の場では反対意見はなかった ・ 費用弁償についてはどんな議論が起こっているか? =議論は起こってきているという段階 ・ 通年議会と一事不再理の関係 =通常の定例会開会月の議会を「定例月会」として、それぞれの議会で議決した ものは通年議会で会っても次の招集議会で議論できると整理した ・ 通年議会になることで生じたことは? =離島の議員などは住民の声を聞く機会が減っているというのが事実 ・ 通年議会を取り入れることによって、議会事務局の体制はどうか? ・ サポート体制をどのように作ったら良いか? =4名を増員した、2名は政策法務ができる職員 ・ 議会改革を進めることで生じる議会事務局の負担は? =(田川市議会)負担は増しているが、増員ができる状況ではない =(御船町議会)3名で頑張っているが、町長に増員を要求している

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7 =(長崎県議会)4人増員し、うち2名は政策法務担当。また事務局職員の研修 も基本条例に明記 中尾修・東京財団研究員 ・ 人事権は議長にあるとはいえ、首長のローテーション人事の中で行われている ・ 住民自治の視点で仕事ができるのが議会事務局であり、職員は良い経験ができる と思った方が良い ・ 議会事務局に来てしまったら、首長と是々非々だと覚悟を決めてやるしかない 議会が良くなると市民はどう良くなるのか ・ 議会改革の果実をどう市民に見せていくのか、還元していくのか? =(中尾修)議会改革は、民主的手段で意見を言える、議会が意見を拾える場 となることである =(前田隆夫)議会改革を進めることによって、住民自治を高めていくことに なり、議会改革によって、議会と住民のつながりが深まる ◆分科会1「一般質問を使いこなそう」~「視点」「接点」を強化し、「論点」を磨こう~ 課題提起 土山希美枝・龍谷大学政策学部准教授 ディスカッション 大西一史・熊本県議会議員 江口徹・飯塚市議会議員 山本孝二・御船町長 課題提起 議会ができること、議会の本来の役割 ・ 社会にある多様な意見を公開のひろばで議論し、集約し、決定する =議会にしかできない =可視化できるのは議会だけ =多様な意見を対等なメンバーで議論できるのは議会だけ ・ 長が暴走したときに、止められるのは議会だけ =市民の信託を受けて選ばれた長を止めるのは、市民の信託を受けた議会のみ →でも議会は暴走しても誰も止められないから、議会は複数メンバーで構成 される ・ 議会改革の議論とそこへの市民参加、情報公開

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8 一般質問が持つ機能と特徴 ・ 市政に関わることならどんなことでも質問することができる ・ 議員である限り、定期的に、行う機会がある ・ 一般質問が持ちうる機能 =議事録が残る →なぜ決めたのかということが理解できる 一般質問の実践プロセス (1) ・ 質問内容(争点、指摘の内容)を決めるまで :情報の収集、抽出、選択 ・ その質問をすることでまちはよりよくなるのか (2) ・ 質問内容を決めてから :一般質問の作成、実施、評価 ・ 論点、争点の整理 ・ わかりやすい表現、プレゼンの検討 =「質問力」の最初の一歩:質問が監査機能をもった「監査質問」なのか、政策提言機 能を持った「政策提案質問」なのかを意識する パネルディスカッション コーディネーター:土山希美枝(龍谷大学政策学部准教授) パネラー:大西一史(熊本県議会議員) パネラー:江口徹(飯塚市議会議員) パネラー:山本孝二(御船町長) 山本(御船町長) ・ 一般質問は議員の檜舞台、見せ場である ・ お願い要望はかっこわるく、執行部と議会は対等である ・ 御船町役場では、「ございます」「いたします」は禁止している 大西(熊本県議) ・ 礼儀は必要だが、お礼を言ったりする必要ない ・ 要望ではなく、提案、提言をしていく意識 ・ 「私はこういう風に考え、こういう提案をいたしますが、どう受け止めをされます か」というようなイメージ ・ 一般質問で物事を決めるのではない、と言われ、机をたたけば部長が来るとベテラ ンはいうが、表で議論をすることがどれだけ大切か、ということである ・ 質問したことをちゃんとフォローアップしなくてはならない

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9 ・ 1時間の質問で30項目くらいのヒアリングをして、そのうちから5,6問を本会 議で質問するが、この過程で執行部と意思の疎通、課題の共有を行う 江口(飯塚市議) ・ 市長との議論との場、政策提言の場である。 分科会に臨むパネラーたち 要望が含まれる一般質問も必要な時があるのではないか? 提案と要望の違いは? 要望を入れたいと思ったときにはどうするか? 山本(御船町長) ・ 提案は目標が大きいもの、要望はターゲットが小さいもの。あくまでも議会は手段 である 大西(熊本県議) ・ 要望ではなく、一般質問で質問して答弁させればいいことであり、それでも答えが なさそうなときに要望をすれば良い ・ 具体的な提案があれば良い ・ いい質問のバロメーターは議場にあり、議場が沸くような質問や緊張感がある質問 がいい質問である 江口(飯塚市議) ・ 個別の個所付けの話から、制度作りの話になれば、要望から提案に変わる ・ 最初に結論を言う、そして自分が考えていることを言い、その上で質問すると良い のではないか

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10 問題意識や提案の共有を目指すところが議会ではないか? 舞台として対等の議論をする場が議会ではないか? →対立しながらも共有する 山本(御船町長) ・ 議会と執行部の知恵比べであり、本会議主義でやる、見えないところで議論をしな い まとめ 山本(御船町長) ・ ルールはないと好き放題になるが、本番はフレキシブルに ・ 一般質問は檜舞台である 大西(熊本県議) ・ ただ単に自己満足だけではなくて、共感を広げていくような質問をしなくてはなら ない ・ ほかの議員への情報提供の場であり、こういう課題があるから、一緒に考えましょ うというのが一般質問であるので、種まきから収穫まで自分一人でやらなくていい ・ 一般質問の場は、工夫して、いまの制度の中でどれだけ自分ができるのか、という ことをしてもらいたい

参照

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