(1)２０１７年度
環境活動レポート
対象期間：２０１７年４月
∼２０１８年３月
（高田公園 三大夜桜）
（高田公園 蓮まつり）
（妙高山 いもり池より）
（雪と北陸新幹線）
作成日： ２０１８年１２月３日
makyu Co., Ltd.
□ ご挨拶
私達、株式会社ヤマキュウは、地球環境の保全が人類共通の
最重要課題の一つであることを認識し、積極的に環境保全に配慮した
企業運営を推進いたします。
株式会社ヤマキュウ
代表取締役社長
占部 悦朗
（株式会社ヤマキュウ 新潟工場）
ya
2
∼ ∼ ∼ ∼ 目 次 ∼ ∼ ∼ ∼
株式会社ヤマキュウについて
環境方針
エコアクション２１推進組織
環境活動報告（目次）
①環境活動目標と実績
②環境活動取組と実績評価
③環境活動計画中長期目標と実績
④環境活動画中長期目標と実績
環境関連法規制等の遵守状況
代表者による見直し結果
yamakyu Co.,
Ltd.
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５
６
７
８
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１０
１１ １５
１６
１７
認証・登録番号：０００３３２９
3
□ 株式会社 ヤマキュウについて
■株式会社ヤマキュウ会社概要
商 号
代表取締役社長
所在地
資本金
売上高
従業員数
延べ床面積
事業内容
登録対象範囲
yamakyu Co.,
Ltd.
株式会社ヤマキュウ
占部 悦朗
本社/東京営業
・東京都立川市曙町1丁目25番12号
技術開発部
・神奈川県綾瀬市吉岡東4丁目6番40号
金沢営業所
・石川県白山市中新保30番地
新潟工場
・新潟県上越市板倉区稲増387番1号
5,500万円
30億円
92人（正社員79人 派遣・パート13人）
2017年4月20日現在
6,614m3
熱可塑性樹脂シート成形加工品及び樹脂成型加工品
（トラック、バス、建機、農機等の部品）の製造販売
全事業所
4
新潟工場
金沢営業所
技術開発部
本社・東京営業
□ 環境方針
基本理念
私達、株式会社ヤマキュウは、
当社経営理念にあります社会的責任を果たす事を前提とし、
ますます深刻化する地球環境悪化、
また今後予想される地下資源枯渇への対応が、
人類共通の重要課題との認識に立ち、
樹脂成型製造・販売活動における環境負荷低減を図るために、
全社一体となって自主的・積極的に環境保全活動に取り組みます。
環境保全への行動指針
１．具体的な取り組み
①電力、燃料消費に伴う二酸化炭素排出量の削減
②廃棄物の削減及び再利用の検討
③水資源の低減
④有害物質使用量の低減及び原料の検討
⑤グリーン購入の推進
⑥生産・販売およびサービスへの環境配慮
これらについて活動計画を策定し、定期的に見直しを
実施し継続的な改善を推進します。
２．法の遵守
①環境関連法規及び当社が約束したことを遵守します。
３．報告
①当社の環境への取組みを環境活動レポートとして取り纏め
公表致します。
yamakyu Co.,
Ltd.
株式会社ヤマキュウ
代表取締役社長
占部 悦朗
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□ エコアクション２１推進体制
代表取締役社長
環境管理責任者
全体事務局
（文書・記録類管理）
本社・東京営業
サイト事務局 サイト事務局技術開発部 サイト事務局新潟工場 サイト事務局金沢営業所
環境管理責任者 岡庭 篤
担当者 堀川 一茂
yamakyu Co.,
Ltd.
E-mail： okaniw01@yamakyu.sekisuiplastics.com
Tel： 0255-78-4691
Fax： 0255-78-4689
E-mail： horika02@yamakyu.sekisuiplastics.com
Tel： 0255-78-4691
Fax： 0255-78-4689
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□ 環境活動報告
①．環境活動目標
②．環境活動実績と達成状況
③．環境活動取組と実績評価
④．環境活動計画 中長期目標と実績
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□ ①．環境活動目標
■2017年度（13期）実績値
項 目
11期
2015/10
∼2016/9
12期
2016/10
∼2017/3
（6ヶ月）
13期
2017/4
∼2018/3
14期
2018/4
∼2019/3
実績 実績 目標 実績 目標
CO2
排出量
（Kg-co2）
電力 639,063 418,843 888,365 712,498 733,197
灯油 137,251 109,631 141,606 128,629 126,899
軽油 19,427 14,662 26,639 30,460 37,072
ガソリン 23,103 10,725 18,796 18,476 24,358
LPG 12,254 7,954 16,723 21,041 21,664
総排出量 831,097 561,816 1,092,129 911,104 943,189
排出量
（kg）
廃棄物
（一般） 12,456 7,604 17,687 14,024 14,527
産廃
（廃プラ等） 150,780 87,390 207,344 204,900 169,561
排水量
（ｍ3）
水道水 2,099 1,209 2,254 2,356 2,332
工業
用水 3,295 3,339 1,707 3,414 3,380
使用量
（kg） 化学物質 43,161 29,718 65,287 49,340 50,800
購入
件数 グリーン購入 235 181 292 320 297
表内数値は、全社の合計数値
電力の二酸化炭素排出係数は、
各地域電力会社の2013年度の実排出係数にて算出
新潟 ： 東北電力 0.591Kg-Co2/kwh（実排出係数）
金沢 ： 北陸電力 0.630kg-Co2/kwh（実排出係数）
環境省HP：http://www.env.go.jp/press/19006.html
yamakyu Co.,
Ltd.
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□ ②．環境活動実績と達成状況
■2017年度（13期）実績値
項 目
達成状況
13期（単年度）
2017/4∼2018/3
達成状況
（中長期）
2015/10∼2018/3
目標 実績 達成率 目標 実績 達成率
CO2
排出量
（Kg-co2）
電力 888,365 712,498 124.7％ 1,891,891 1,770,404 106.9％
灯油 141,606 128,629 110.1％ 389,919 375,511 103.8％
軽油 26,639 30,460 87.5％ 63,847 64,550 98.9％
ガソリン 18,796 18,476 101.7％ 61,034 52,287 116.7％
LPG 16,723 21,041 79.5% 33,523 41,249 81.3％
総排出量 1,092,129 911,104 119.9％ 2,440,215 2,304,000 105.9％
排出量
（kg）
廃棄物
（一般） 17,687 14,024 126.1％ 35,372 34,084 103.8％
産廃
（廃プラ等） 207,344 204,900 101.2％ 427,311 402,940 106.0％
排水量
（m3）
水道水 2,254 2,356 95.7％ 6,105 5,664 107.8％
工業
用水 1,707 3,414 50.0％ 7,758 7,719 100.5％
使用量
（kg） 化学物質 65,287 49,340 132.3％ 127,512 122,248 104.3％
購入
件数 グリーン購入 292 320 109.6％ 541 736 136.0％
yamakyu Co.,
Ltd.
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□ ③．環境活動取組と実績評価
活動項目 評価 達成状況
（単年度） 活動コメント
電力の削減 ○ 達成率：124.7％
トータル目標達成。新潟のLED照明化が
大きく寄与している。しかし局排導入により
冬期室温が上がらず残業増で、エアコン稼
働率が上昇。金沢も2月、3月の豪雪で使
用量が増加した。
灯油の削減 ○ 達成率：110.1％ トータル目標達成。新潟は3月の気候の恩恵を受けて使用量が減った。逆に金沢が豪
雪により増加した。
軽油の削減 × 達成率：87.5% トータル目標未達。新潟の2.5Tフォークを1 台追加したことと、冬期の除雪車稼働時間
の増加により目標未達。
ガソリンの削減 ○ 達成率：101.7%
トータル目標達成。新潟、金沢は、手直し
や、突発納品が多く実績オーバーとなった。
本社の自家用車集計除外と技術部の公
共交通機関利用により達成となった。
ＬＰＧの削減 × 達成率：79.5％
トータル目標未達。新規部品トライにて乾
燥炉使用回数が大幅に増加したため目標
値から乖離した。来期は目標値の検討が必
要。
CO2排出量合計 ○ 達成率：119.9％ トータル目標達成。電力、灯油の削減の恩
恵が大きな要因と判断する。
一般廃棄物の削減 ○ 達成率：126.1％ トータル目標達成。関東は、2S対応で排出量が増加したが、新潟、金沢、本社では
目標達成。
産廃（廃プラ等）の削減 ○ 達成率：101.2％ トータル目標達成。新潟は基準年と比べ廃棄量が減ってきている。金沢はモデルチェン
ジのため不要品撤去で一時的に増加。
水道水の削減 × 達成率：95.7％
トータル目標未達。新潟は水漏れが2回発
生。数値還元はしているが完全な数値では
なく全体では目標と乖離がない数値の為、
良好と判断する。
工業用水の削減 × 達成率：50.0％ トータル目標未達。新潟のSMC矯正用冷却により大幅に乖離してしまった。また降雪
による消雪と配管破裂により増加。
グリーン購入の推進 ○ 実績：109.6％ トータル目標達成。推奨項目の為、経費と
のバランスを考え今後も推進させる。
yamakyu Co.,
Ltd.
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□ ④．環境活動計画 中長期目標と実績
中長期実績グラフ 千／単位
yamakyu Co.,
Ltd.
11
12期は、会計年度変更のため10月∼3月の6ヶ月間実績
14期は、10月までの中間実績
1,000
800
600
99.0%
92.8%
400
200
0
11期 12期 13期 14期
200.0
106.3%
150.0
100.0
93.5%
50.0
0.0
11期 12期 13期 14期
132.2%
40.0
111.2%
30.0
20.0
10.0
0.0
11期 12期 13期 14期
電力
124.7%
灯油
110.1%
軽油
87.5%
130.0%
120.0%
110.0%
累計目標
100.0%
累計実績
90.0%
達成率
80.0%
120.0%
110.0%
累計目標
100.0%
累計実績
90.0%
達成率
80.0%
140.0%
120.0%
累計目標
100.0%
累計実績
80.0%
達成率
60.0%
□ ④．環境活動計画 中長期目標と実績
中長期実績グラフ 千／単位
yamakyu Co.,
Ltd.
12期は、会計年度変更のため10月∼3月の6ヶ月間実績
14期は、10月までの中間実績
12
40.0
125.5% 123.7%
30.0
20.0
10.0
0.0
11期 12期 13期 14期
25.0
92.1%
20.0
77.3%
15.0
10.0
5.0
0.0
11期 12期 13期 14期
1,500.0
101.4%
90.0%
1,000.0
500.0
0.0
11期 12期 13期 14期
ガソリン
140.0%
120.0%
101.7%
累計目標
100.0%
累計実績
80.0%
達成率
60.0%
LPG
120.0%
100.0%
79.5%
80.0%
累計目標
累計実績
60.0%
達成率
40.0%
20.0%
CO
2
全体
150.0%
119.9%
100.0%
累計目標
累計実績
50.0%
達成率
0.0%
□ ④．環境活動計画 中長期目標と実績
中長期実績グラフ 千／単位
yamakyu Co.,
Ltd.
13
12期は、会計年度変更のため10月∼3月の6ヶ月間実績
14期は、10月までの中間実績
20.0
15.0 91.3%
83.1%
10.0
5.0
0.0
11期 12期 13期 14期
250.0
200.0
94.0%
89.5%
150.0
100.0
50.0
0.0
11期 12期 13期 14期
一般廃棄物
200.0%
126.1%
150.0%
廃プラ
累計目標
101.2%
100.0%
累計実績
50.0% 達成率
0.0%
140.0%
120.0%
100.0%
累計目標
累計実績
80.0%
達成率
60.0%
40.0%
□ ④．環境活動計画 中長期目標と実績
中長期実績グラフ 千／単位
yamakyu Co.,
Ltd.
12期は、会計年度変更のため10月∼3月の6ヶ月間実績
14期は、10月までの中間実績
14
135.3%
3.00
83.5%
2.00
1.00
0.00
11期 12期 13期 14期
4.00
3.00
2.00
106.3%
1.00
0.00
11期 12期 13期 14期
水道水
150.0%
95.7%
100.0%
累計目標
累計実績
50.0%
達成率
0.0%
工業用水
400.0%
300.0%
252.3%
累計目標
200.0%
累計実績
100.0% 達成率
50.0%
0.0%
□ ④．環境活動計画 中長期目標と実績
中長期実績グラフ 千／単位
yamakyu Co.,
Ltd.
15
12期は、会計年度変更のため10月∼3月の6ヶ月間実績
14期は、10月までの中間実績
グリーン購入
400
300
200
実績
100
235 181 320
0
11期 12期 13期 14期
化学物質使用量（PRTR）
60.0
40.0
20.0
43.2 29.7 49.3
0.0
11期 12期 13期 14期
実績
□ 事業活動に関わる主な環境関連法令
■当社事業にかかわる主な環境関連法令
事業活動に関して対象となる環境関連法令及び施設等は次の通りで、
随時インターネットなどで改正状況をチェックし、年１回の遵守評価を実施しています。
法令名称 対象施設・作業
産業廃棄物処理法 産業廃棄物管理票（マニフェスト）交付状況確認
産業廃棄物収集運搬業及び処分業の許可証確認
産業廃棄物処理委託業者確認
PRTR法 年間移動量届出書
毒物及び劇物取締法 対象商品はなし
下水道法 増設等の変更なし
消防法 危険物保管庫増設なし
自動車Ｎｏｘ・ＰＭ法 新潟県該当なし
大気汚染防止法 伝熱面積9.77㎡
悪臭防止法 2017年度苦情なし
騒音規制法 届出対象区域外
振動規制法 届出対象区域外
フロン排出抑制法 第一種特定製品 簡易点検 1回／3ヶ月
リサイクル法 ＰＣ廃棄なし
家電リサイクル法 家電廃棄なし
小型家電リサイクル法 13期廃棄実績なし
グリーン購入法 ECOマーク商品購入推進
RoHs，REACH規制
（JAMA、IMDS） 顧客依頼により調査した結果問題なし
水銀による環境の汚染の防止
に関する法律 蛍光灯廃棄時は特定業者を使用する。
■環境法令の遵守状況評価
上記、当社事業による主要な環境関連法規などの違反はありませんでした。
また関係当局からの違反などの指摘もなく、訴訟などもありませんでした。
yamakyu Co.,
Ltd.
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□ 代表者による全体評価と見直し結果
■実施期間：2017年4月∼2018年3月（13期）
環境管理責任者の報告及び改善提案
取組状況の評価結果
13期は、会計年度も4月∼3月に変更になり新たな年度形式での環
境取組みを実施した。
今期のCo2削減では、昨年に引続き新規モデルの立上げやバス関係
の増産によりLPGの使用量が増加した。軽油についてはフォークリ
フト増車、大雪の影響による除雪時間増加が要因である。
水道水は配管破損による漏水。工業用水は製品形状改善対策と漏水
により目標値から大きく乖離したが、漏水に関しては修繕が完了し
ているので、製品改善対策が来期も継続的に必要であれば定常作業
として目標に加味していく。
環境関連法規等の遵守
状況 当社事業による対象環境関連法規制などの違反はなく、関係当局からも違反の指摘がありませんでした。
周囲の変化の状況 人体に有害な可塑剤のフタル酸エステル、難燃剤の塩素化パラフィ
ン含有調査が増加している。また、J-BUSの新モデルでIMDS要求
があり新部品は全点対応した。
環境管理責任者からの
コメント ISO14001は2019年度中の移行を目指し、今年度はEA21を継続運用する。
代表者による見直し
環境方針 変更の必要性 □有 ■無
環境目標 変更の必要性 ■有 □無
環境活動計画 来年度も新規部品の量産に伴い、Co2削減項目が増加していくが、
目標を見定めて活動を計画的に行うこと。
総括評価 積水化成品グループの環境活動を参考にして14期も継続的に改善
活動を行ってください。
環境経営システムの変更はなし。
ISO14001への移行をスムーズに実行してください。
作成 2018年 11月 30日 代表取締役社長 占部悦郎
yamakyu Co.,
Ltd.
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