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小山市役所新庁舎整備事業事業者 ( 設計者 施工者 ) 選定プロポーザル 選定審査結果について 小山市役所新庁舎整備事業プロポーザル方式審査委員会 委員長三橋伸夫 1. 委員構成 小山市役所新庁舎整備事業プロポーザル方式審査委員会 ( 以下 審査委員会 という ) 委員長 三橋伸夫 宇都宮大学名誉教

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(1)

小山市役所新庁舎整備事業

事業者(設計者・施工者)選定プロポーザル

選定審査結果報告書

平成30年5月23日

小山市役所新庁舎整備事業

プロポーザル方式審査委員会

(2)

「小山市役所新庁舎整備事業 事業者(設計者・施工者)選定プロポーザル」

選定審査結果について

小山市役所新庁舎整備事業プロポーザル方式審査委員会

委員長 三橋 伸夫

1.委員構成

小山市役所新庁舎整備事業プロポーザル方式審査委員会(以下「審査委員会」という。) 委員長 三橋 伸夫 宇都宮大学名誉教授 副委員長 宮嶋 誠 小山市副市長 委員 増田 浩志 宇都宮大学地域デザイン科学部教授 委員 横尾 昇剛 宇都宮大学地域デザイン科学部教授 委員 安部 洋一 小山市総合政策部長 (※前任者 雲井 富雄) 委員 池澤 明宏 小山市都市整備部技監 ※ 平成30年3月5日第2回審査委員会まで

2.審査結果

最優秀者 : 戸田建設・久米設計 特定建設工事共同企業体

審査委員会は、小山市役所新庁舎整備事業の事業者選定にあたり、専門的知見を踏まえ て選定審査を行うとともに、選定過程の公正性、透明性、客観性を確保するために設置さ れたものであり、最優秀者の選定にあたり、合計4回の審査委員会を開催し、慎重に審議 を重ねた。 第1回審査委員会では、委員長及び副委員長の選出に続き、公募書類の構成・今後の審 査の進め方等について検討し、第2回審査委員会での公募書類及び選定基準に関する承認 を経て、市が小山市役所新庁舎整備事業事業者(設計者・施工者)選定プロポーザルを公告 した。 その結果、参加表明書等の提出が1者からあり(以下「参加者」という。)、第3回審査 委員会にて、参加者の参加資格の確認及び実績・体制の評価を行い、参加者に対し、技術 提案書等の提出要請を行った。 その後、参加者から技術提案書等の提出があり、第4回審査委員会にて、技術提案内容 と提案価格について評価を行い、上記の参加者を最優秀者として選定した。

(3)

3.審査日程

① 平成30年2月 5日(月) 第1回審査委員会 ・委員長及び副委員長の選出 ・公募書類の構成について ・審査の進め方について ② 平成30年3月 5日(月) 第2回審査委員会 ・公募書類の構成(修正点)について ・公募書類及び選定基準に関する審査委員会の承認 ③ 平成30年4月 5日(木) 第3回審査委員会(一次審査) ・参加資格の確認及び実績・体制の評価 ・技術提案書等を提出できる者の選定 ④ 平成30年5月21日(月) 第4回審査委員会(二次審査) ・基礎審査 ・提案審査 ・最優秀者の選定

4.議事概要

(1)一次審査 はじめに、参加表明書等の提出者が1者であったため、審査委員会において今後の選 定手続きは有効であるか否かの検討を行った。その結果、参加者が1者であっても選定 手続きは有効である旨を確認し、審査を行うこととした。 続いて、参加資格の確認として、参加者からの参加表明書及び資格審査に必要な書類 をもとに、参加資格要件の具備について確認をした。その結果、参加者について、設計 業務を行う者及び施工業務を行う者につき、それぞれ、参加資格、法的な許認可、業務 実績及び担当技術者等の資格や業務実績等、すべて参加資格条件を満たしており、かつ 証拠書類が不備なく添付されていることを確認した。 続いて、公告した審査要領では、業務実績・体制の評価を点数化することとなってい たが、参加者が1者であるため、相対的な比較を行うための点数化は意味が乏しいと判 断し、これを実施しないこととした。 審査委員会では、参加者が新庁舎整備事業を遂行する適性を有しているかを確認する ため、意見交換を行った。その結果、参加者は実績・体制の評価についても、点数化に よらずとも資格審査により事業遂行の適性を有すると認められたため、技術提案書等を

(4)

提出できる者として選定することとした。 なお、参加者が1者である件については、参加者に対し、技術提案書作成にあたって の動機付けや、提案価格見積書の提出にあたっての価格競争性を確保するため、審査委 員及び事務局関係者が知るほか、対外的には非公表で以後の手続きを進めることとした。 (2)二次審査 はじめに、基礎審査として、提案価格見積書に記載された提案価格が上限提案価格を超 えていないこと及び参加者から提出された技術提案書等に記載された内容が、技術提案書 等全体について、募集要項等に示した事業スケジュールに基づいて提案され、かつ様式集 に従った構成となっているかを確認した。その結果、提案価格及び技術提案書等の基礎的 事項の両方が満たされていることを確認した。 続いて、提案審査として、参加者を入室させ、技術提案書等のプレゼンテーション及び ヒアリング(質疑応答)を行った。 参加者を退出させた後、続いて、公告した審査要領では、審査委員ごとに技術提案内容 の評価を点数化することとなっていたが、一次審査と同様、参加者が1者であるため、相 対的な比較を行うための点数化は意味が乏しいと判断し、これを実施しないこととした。 審査委員会では、参加者が新庁舎整備事業を担うにふさわしい能力を有しているかを確 認するため、技術提案内容について、審査委員各自の専門的な視点から適否の意見交換等 を行った。 その結果、参加者は新庁舎の要求水準書等の内容を的確に理解し効果的な技術提案を行 っているとともに、充分な技術力と対応力を併せ持っており、新庁舎整備事業を担う能 力・資質を有しているとの評価が審査委員の総意であり、かつ点数化をした場合でも80 点程度、及第点以上の提案を行っていると考えられることから、最優秀者として選定する こととした。 なお、公告した募集要項等では、最優秀者及び次点者を選定することとなっていたが、 参加者が1者であるため、当然に次点者は該当なしとなった。

5.審査講評

非常にタイトな事業スケジュールという条件が課された設計業務及び施工業務で構成 された本整備事業のプロポーザルに対して、限られた期間内に種々検討の上で取りまとめ、 応募いただいたことに敬意を表したい。提案された内容について、プレゼンテーション及 び質疑並びにその後の審査委員会での議論を踏まえて講評をまとめる。

(5)

まず、全体管理計画、業務実施方針であるが、限られた期間の中で設計者、施工者及び 小山市三者の意思疎通を図るため、三者会議、総合調整会議、設計検証会議及び施工整備 全体会議等、各段階における会議の設置提案がなされていることは評価できる。ここでは、 デザインビルド方式によるプロセスの特長を生かした取り組みや、市民への情報提供など 市民との関係性に配慮した取り組みについても、より一層のものを期待したい。 次いで、特定テーマであるが、小山市の歴史や文化を表す「よしず」「本場結城紬」を 建物外観に表現するという提案は特徴的である。しかし、建物外観は小山市のシンボルと なる庁舎にとってきわめて重要な要素であり、期間が限られているとはいえ何らかの方法 により合意を図っていくべきであろう。また、コスト調整にとっても大きな事項となる。 早期に的確な調整を行っていくことが望まれる。 平面計画では、立方体に近い建物の中に効率よくコア、吹き抜けを配置して、保健セン ター機能を内部に含む難しい条件の下で効率的な執務空間を生み出すことに成功してい る。小山御殿広場や小山評定通りと建物との関係性も優れている。しかし、コアの偏心は 構造計画に、北・東・南の三方向にわたる執務空間配置は環境設備計画に、それぞれしわ 寄せを与えており、さらに高いレベルでの解決を望みたい。また、トップライトの設置は 一般的には大きな負荷を室内環境に与える可能性があり、採光と熱環境の両立に向けたさ らなる検討に期待したい。 施工計画では、難しい敷地条件の下で的確な安全対策、環境対策が考慮されているとい えるが、現場事務所敷地や作業員駐車場の確保など解決すべき課題も残されている。 とはいえ、上述の諸懸念事項は、事業実施プロセスの適切な時期において市当局と十分 に調整し修正を行っていくことが十分に可能であると判断される。 まとめるならば、これまで多くの行政庁舎の設計業務、施工業務を手がけてきた事業者 による共同企業体の提案として、実現性が高く、バランスが取れ堅実かつ創造性に富んで おり、小山市役所新庁舎として的確な内容であると評価できる。 以上より、審査委員会は、戸田建設・久米設計特定建設工事共同企業体を小山市役所新 庁舎整備事業にふさわしい事業者であることを認め、最優秀者として選定するものである。

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