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相続税の総額の計算法定相続分であん分課税遺産総額実際の相続割合であん分超過累進税率の適用税価格の合計額の総額税額 基礎控除額遺産に係る相続税の基礎知識 (1) 相続税の計算過程 相続人が配偶者と子 2 人の場合課法定相続分 法定相続分 税額 算出税額 法定相続分 税額 相続税算出税額 税額控除相続人

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(1)

第39回「価値作り」セミナー

∼相続対策編∼

• 平成26年11月29日(土)

• 於:益子会計事務所 会議室

相続対策3つの柱

∼相続税が発生すると∼

(2)

相続税の基礎知識

■相続人が配偶者と子2人の場合

課 税 価 格 の 合 計 額 課 税 遺 産 総 額 遺 産 に 係 る 基 礎 控 除 額 法 定 相続分 法 定 相続分 法 定 相続分 算出 税額 税額 税額 相 続 税 の 総 額 税額 算出 税額 算出 税額 納付 税額 納付 税額 相続税の総額の計算 法 定 相 続 分 で あ ん 分 超 過 累 進 税 率 の 適 用 実 際 の 相 続 割 合 で あ ん 分 税 額 控 除 相続人ごとの納付税額の計算

(1)相続税の計算過程

(3)

相続税の基礎知識

■基礎控除の引き下げ

■基礎控除の引き下げ

5,000万円

1,000万円

×法定相続人数

3,000万円

600万円

×法定相続人数

改正前(平成26年)

改正前(平成26年)

改正後(平成27年以後)

改正後(平成27年以後)

■税率構造の見直し

■税率構造の見直し

相続税の速算表

(4)

相続対策の前に行うこと

①所有する全財産の把握

ご自分名義のものだけでなく、ご家族名義のものも整理

②相続対策のための財産評価

不動産・預貯金・有価証券・生命保険など、財産の種類ごとの整理

③現状での相続税の試算

現状で相続が発生した場合の相続税額・相続

税率

の確認

④ご家族の状況の確認

子どもの家族構成、孫の就学状況、離婚・再婚など

①所有する全財産の把握

ご自分名義のものだけでなく、ご家族名義のものも整理

②相続対策のための財産評価

不動産・預貯金・有価証券・生命保険など、財産の種類ごとの整理

③現状での相続税の試算

現状で相続が発生した場合の相続税額・相続

税率

の確認

④ご家族の状況の確認

子どもの家族構成、孫の就学状況、離婚・再婚など

■現状把握(現状分析資料・財産目録の作成)

■現状把握(現状分析資料・財産目録の作成)

(5)

もめない遺産分割

申告期限(亡くなった日の翌日から

10ヶ月)までに遺産分割できなかった場合

申告期限(亡くなった日の翌日から

10ヶ月)までに遺産分割できなかった場合

配偶者の税額軽減が受けられない

小規模宅地等の評価減が受けられない

物納が出来ない

収益物件の所得は相続分により申告する必要がある

相続財産が使えない(納税資金を自己資金から準備)

配偶者の税額軽減が受けられない

小規模宅地等の評価減が受けられない

物納が出来ない

収益物件の所得は相続分により申告する必要がある

相続財産が使えない(納税資金を自己資金から準備)

(6)

もめない遺産分割

遺言の作成 (

注意点

死後の意思表示であること

判断能力が衰えないうちに作成すること

付言事項の記載

遺留分の考慮

受遺予定者(財産を受け取る人)の死亡にも備える

納税資金の手当て

死後の意思表示であること

判断能力が衰えないうちに作成すること

付言事項の記載

遺留分の考慮

受遺予定者(財産を受け取る人)の死亡にも備える

納税資金の手当て

(7)

もめない遺産分割

遺言の種類

(1)自筆証書遺言

・全文、日付の自筆と署名押印 ・最も簡単で費用がかからない ・遺言内容も秘密にできる ・遺言書の紛失、偽造、変造 ・方式の不備、文言の解釈の問題 ・家庭裁判所の検認が必要

(2)公正証書遺言(検索できる)

・証人が2人以上必要 ・遺言の趣旨を公証人に口授 ・公証人が口述を筆記し、遺言者と証人に読み聞かせる ・家庭裁判所の検認は不要 ・遺言者と証人が承認した後、署名押印 ・内容についても疑義が生じにくい ・公証役場に原本が保存される

(3)秘密証書遺言

・遺言者の署名押印 ・遺言者が証書を封じ、押印の印にて封印 ・公証人、証人2名の前で自己の遺言書である旨を申述 ・公証人、証人が封紙に署名押印 ・遺言書の存在は明らかになるが、公証役場での保存はされない ・遺言書の内容は、秘密にできる ・内容については、疑義が生じる可能性がある ・家庭裁判所の検認が必要 ・作成は、ワープロでも可 ・公証人手数料11,000円

(8)

納税資金の確保

納税資金対策:

相続税をスムーズに納税するための対策

相続税の納税期限は、相続から10か月以内/原則:現金一括払い

●相続発生と同時に亡くなられた方の預金口座は凍結

→10か月以内に、遺産分割が成立しないと納税資金は自己資金か

ら・・

●相続財産の大部分が不動産の場合

①不動産を売却:売り急ぎによる不利益

※事前に売却可能額(査定額)の把握

②物納

※生命保険の効果的な活用

→納税資金の確保・遺産分割の対策

(9)

相続税の節税

1)財産を少なくする (生前贈与、債務等を負う)

2)非課税制度の活用 (教育資金の一括贈与・住宅取得資金贈

与・生命保険、退職金の非課税制度)

3)評価額を減少させる (不動産の取得等)

4)基礎控除額を増やす (養子縁組)

5)評価減、税額軽減などの活用 (小規模宅地等の評価減・配偶

者の税額軽減等)

1)財産を少なくする (生前贈与、債務等を負う)

2)非課税制度の活用 (教育資金の一括贈与・住宅取得資金贈

与・生命保険、退職金の非課税制度)

3)評価額を減少させる (不動産の取得等)

4)基礎控除額を増やす (養子縁組)

5)評価減、税額軽減などの活用 (小規模宅地等の評価減・配偶

者の税額軽減等)

(10)
(11)

贈与税の基礎知識

■贈与税の速算表 (基礎控除は

110万円)

【計算例】 直系卑属が500万円の贈与を受けた場合(改正後)

( 500万円 − 110 万円 ) × 15% − 10万円 = 48.5万円

基礎控除後の課税価格 税率 控除額 贈与税額 200 万円以下 10 % 0 万円 10 % 0 万円 10 % 0 万円 300 万円〃 1510 万円 1510 万円 400 万円〃 20 % 25 万円 20 % 25 万円 600 万円〃 3065 万円 3065 万円 2030 万円 1,000 万円〃 40 % 125 万円 40 % 125 万円 30 % 90 万円 1,500 万円〃 45 % 175 万円 40 % 190 万円 3,000 万円〃 50250 万円 45265 万円 4,500 万円〃 50 % 415 万円 4,500 万円超 55640 万円 基礎控除後 の課税価格 改正前(H 2 6 年) 改正後( H2 7 年以後) 税率 控除額 一般 直系卑属 税率 控除額 税率 50 % 225 万円 55 % 400 万円 控除額 15 % 10 万円

(12)

生前贈与

土地 560億円 16.9% 家屋 68億円 2.0% 有価証券 431億円 13.0% 現金・ 預貯金 1,236億円 37.2% その他 1,028億30.9% 財産の種類 財産額(単位:億円) 構成比 〔出典:平成24度版国税庁税務統計〕 相続税調査事績によれば、申告漏れ財産のうち、現 金・預貯金及び有価証券は50.2%となっています。このこ とから、相続税の税務調査は金融資産が中心であるこ とが分かります。特に、被相続人名義の預貯金や株式 ではないものの、名義預金等として課税されている場合 が多いと思われます。 一方、申告漏れ財産のうち土地が16.9%とかなりのウ エイトを占めていますが、土地に関しては申告漏れとい うより評価方法に問題があったことによる修正であると 思われます。 相続税の税務調査は家族名義の預貯金や上場有価証券を中心としたものであることが分かります。 そのため、相続税の申告に当たり、過去の預貯金や有価証券の移動明細などをしっかりとチェックして、 相続税の税務調査は家族名義の預貯金や上場有価証券を中心としたものであることが分かります。 そのため、相続税の申告に当たり、過去の預貯金や有価証券の移動明細などをしっかりとチェックして、 合計 3,323億円

(1)平成

24事務年度における申告漏れ相続財産額の種類別内訳

相続税の税務調査で否認されない贈与

(13)

2014©益子会計事務所,All Rights Reserved

生前贈与

相続税の税務調査で否認されない贈与

形式的には配偶者や子・孫などの名前で預金しているが、収入等の原資から考えれば、実質的 には名義人以外の真の所有者がいる、つまり、名義を借りているのに過ぎない預金をいいま す。このような名義預金のほか、株式についても同様に名義株式とされるものがあります。相続 税の申告では、名義は被相続人のものでなくても、実質的に被相続人に係る金融資産と認めら れるものは、被相続人の相続財産に該当します。

(2)名義預金とは

●嫁いだ娘の旧姓のまま放置してある預貯金等 ●銀行等への届出印が被相続人である親と同一の預貯金等 ●名義人が普段使っている預貯金と異なる届出印で三文判である預貯金等 ●入金のみで預金等の引き出しが長年にわたって行われていない預貯金等 ●名義人の住所地や勤務先と遠く離れた親元の近くの金融機関等への預貯金等 ●定期預金等の満期・預替えなどの手続きが本人の自筆でなく親が行っている預貯金等 ●長年専業主婦であった妻の預貯金等で、当該預貯金等の原資を明確にできないとき

(3)名義預金等として判断される可能性が高い資産とは?

(14)

生前贈与

相続税の税務調査で否認されない贈与

(1) 使用印鑑

名義預金に該当するか否かは、次のような基準により総合的に判断されます。

家族名義の預金の印鑑のすべてが同一印鑑であり、しかも、通常被相続人が自分の預金 に使用しているものと同じである場合には、名義借りの可能性が強くなります。 家族名義の預金の印鑑のすべてが同一印鑑であり、しかも、通常被相続人が自分の預金 に使用しているものと同じである場合には、名義借りの可能性が強くなります。

(2) 受取利息・配当金

家族名義の預金利息や配当金を被相続人名義の預金等に入金し、被相続人が費消して いると認められる場合には、名義借りの可能性が強くなります。 家族名義の預金利息や配当金を被相続人名義の預金等に入金し、被相続人が費消して いると認められる場合には、名義借りの可能性が強くなります。

(3)保管(管理)状況

預金通帳や証書等を誰が保管(管理)していたかで、所有者の判断材料とします。例えば、 被相続人がすべて自分で管理しており、名義人はそのような預金があることさえ知らな かったという場合には、当然、名義借りとみなされます。 預金通帳や証書等を誰が保管(管理)していたかで、所有者の判断材料とします。例えば、 被相続人がすべて自分で管理しており、名義人はそのような預金があることさえ知らな かったという場合には、当然、名義借りとみなされます。

(4)贈与税の申告の有無

贈与税の申告がない場合は、名義借りと判断される可能性が強くなります。 つまり、現預金・有価証券などを単に名義だけ変えたもので、実質は被相続人の財産と判 贈与税の申告がない場合は、名義借りと判断される可能性が強くなります。 つまり、現預金・有価証券などを単に名義だけ変えたもので、実質は被相続人の財産と判

(15)

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生前贈与

相続税の税務調査で否認されない贈与

贈与が成立している場合には、贈与税の申告期限から6年経過することにより税務上の時効が成立 します。しかし、名義預金は民法上の贈与が成立していないことから、贈与税の申告義務も生じない ため、税務上の時効も成立しないことになります。 贈与が成立している場合には、贈与税の申告期限から6年経過することにより税務上の時効が成立 します。しかし、名義預金は民法上の贈与が成立していないことから、贈与税の申告義務も生じない ため、税務上の時効も成立しないことになります。 【贈与とは?】(民法第549条) 「贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をする ことによって、その効力を生ずる。」 贈与は、贈与者による贈与の意思 表示と受贈者による受贈の意思表 示をもって成立する契約(諾成契約) 行為です。

名義預金のように一方的な意思表 示のみでは民法上の贈与は成立 しないことになります。

態 様 原 則 書面による贈与 その契約の効力が発生した時 口頭による贈与 その履行の時 停止条件付の贈与 その条件が成就した時 《贈与の成立時期》

〔贈与契約成立〕

〔贈与契約

成立〕

(16)

生命保険金・退職金の非課税

相続発生時における相続税額を減少させるための対策

◆対策①◆ 非課税金額までの終身保険への加入

500万円×法定相続人数の非課税枠がある

⇒非課税分は、確実に

終身保険

で準備する

※上記非課税の適用があるのは、相続人が受け取った生命保険金等に

限ります

(相続人以外の者が受け取った場合には、非課税の適用なし)

◆対策②◆ 退職金の非課税制度

生命保険金同様に500万円×法定相続人数の非課税枠がある

⇒非課税分は、会社内部で準備する

※上記非課税の適用があるのは、相続人が受け取った生命保険金等に

限ります

(相続人以外の者が受け取った場合には、非課税の適用なし)

参照

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③ 特殊燃料 5,000 リットル<算入:算入額 300 万円>.