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( 後期 1 年目 ) アップ 2. 外来薬物療法を理解し実施できる ( 化学療法 内分泌療法 30 例の達成 ) 3. 乳癌関連基礎研究 ( トランスレーショナルリサーチ ) についての理解 4. 乳腺疾患の診断手技の実施 ( 穿刺吸引細胞診 20 例 針生検 20 例の達成 ) 5. 画像診断の

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Academic year: 2021

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乳腺腫瘍科

取得可能専門医、認定医及び到達目標など

専門医・認定医 名称 取得年数 最短 通常 【基本となるもの】 外科専門医 5 年目 乳腺認定医 4 年目* 5 年~10 年 乳腺専門医 7 年目 7 年~10 年 *乳腺認定医、専門医取得は基本的診療科 (外科、内科など)専門医を取得していること が要件 【取得可能なもの】 がん治療認定医 10 年目 4 年~10 年 マンモグラフィ読影認定医 3 年目 4 年~10 年 学年別 手術・検査手技、件数、症例数など 卒後年数 手術・検査手技 術者件数 助手件数 担当症例数 卒後 3 年目 乳腺疾患の理学的所見 70 30 100 (後期 1 年目) 画像診断 0 100 100 組織生検 20 30 50 卒後 4 年目 乳房温存術 10 200 10 (後期 2 年目) (センチネルリンパ節生検) 乳房切除術 10 150 10 (センチネルリンパ節生検) 卒後 5 年目 乳房手術+腋窩リンパ節郭清 2~3 10 2~3 (後期 3 年目) 卒後 6 年目 乳房手術+腋窩リンパ節郭清 10 10 10 (後期 4 年目) 化学療法 10 10 10 学年別 到達目標など 卒後年数 到達目標・その他 卒後 3 年目 1.インフォームドコンセントの実施と外来における乳癌患者のフォロー

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(後期 1 年目) アップ 2.外来薬物療法を理解し実施できる(化学療法、内分泌療法 30 例の達 成) 3.乳癌関連基礎研究(トランスレーショナルリサーチ)についての理解 4.乳腺疾患の診断手技の実施(穿刺吸引細胞診 20 例、針生検 20 例の 達成) 5.画像診断の理解と読影(乳房超音波検査の 100 例、CT、MRI の読影 30 例の達成) 6.入院薬物療法の基本を理解し実施できる 卒後 4 年目 1.術者として乳癌症例 100 例を達成(乳房切除 30 例以上、温存術 30 (後期 2 年目) 例以上) 2.乳腺疾患外科手術の実施(切開排膿術、腫瘤摘出術、再発巣摘除 の経験 20 例以上) 3.良性乳腺疾患についての理解と診療(乳腺症 30 例、繊維腺腫 20 例、女性化乳房 5 例、その他の乳腺関連疾患 20 例の経験) 4.乳癌診療について学生・メディカルスタッフに対し概説と講義 5.院内症例検討会における司会と学術会議での発表 卒後 5~6 年目 1.外科専門医の取得 (後期 3~4 年目) 2.乳癌手術の指導 以降 3.乳腺認定医・専門医の取得 合格後、指導医と伴に 1 年目のカリキュラムを担当し初期研修医の指導 をする。 全診療科の取得可能な専門医、認定医及び到達目標等一覧表

乳腺腫瘍科の特色

近年増加している「がん」のなかで、乳がんは代表的な疾患です。罹患率では女性の がんの第 1 位になったため、医学会のみならず大きな社会問題になりつつあります。 最近のデータでは 12 人に一人が乳がんに罹るといわれています。そんな疾患を診療 する乳腺腫瘍科は社会的な重責を担っている科であり、これからの伸びが期待でき る“promising な科”であるといえます。 乳腺腫瘍科という診療科のネーミングからは外科系に属するのか内科系に属するの かわかりにくいかもしれませんが、外科系に属しています。ただ、診療内容からは外

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科的手技を身につける以外に、診断面では画像診断の読影技術や、病理学的知識 の習得が必要ですし、治療面では内分泌療法、化学療法および緩和医療に至るまで 幅広い知識を身につけることが可能です。また、患者さんのほとんどが女性であるた め、“見た目“を要求されることから形成外科的要素も含んでおり、外科のなかでは最 も繊細な診療科ともいえます。研究面では、乳がんは全てのがんのなかで最も進ん でいる疾患であるともいえます。その背景には乳がんは薬物療法がよく効くがん種で あり、検体の採取も容易であることから治療、研究の成果が見えやすく比較的速く結 果が得られるということがあります。近年流行の分子生物学的研究も最も進んでお り、国際医療センターでは最先端の研究を担うゲノム医学研究センターも隣接してお り、トランスレーショナルリサーチの成果を上げるにはまたとないよい環境にあるとい えます。

研修責任者と指導者

研修責任者:大崎 昭彦(診療部長、教育主任、教授):乳腺外科、乳癌薬物療法 指導者: 佐伯 俊昭(診療副部長、研究主任、教授): 臨床腫瘍学、腫瘍外科学、乳腺外科 竹内 英樹(助 教)* :乳腺外科、乳癌診断、乳癌化学療法 上田 重人(病棟医長、助教) 廣川 詠子(助 教) 杉谷 郁子(助 教)* 島田 浩子(助 教) 淺野 彩(助 教)* 貫井 麻未(助 教) 一瀬 友希(助 教) * 埼玉医科大学病院兼担

プログラムの目的と特色

シニアレジデント研修での内容は、基本的な外科手技の習得、乳癌の画像診断技術 の習得、薬物療法(化学療法、内分泌療法、分子標的薬剤による治療)の知識の習 得、インフォームドコンセントや緩和医療を含めたがん患者に対する診療の全般的知 識を身につけるということです。 具体的には、外科専門医を取得し、がん治療認定医、マンモグラフィ読影認定医、並

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びに乳腺認定医・専門医を取得するコースになっています。外科専門医は呼吸器外 科・心臓外科・消化器外科・小児外科の修練と業績が必要ですので、国際医療センタ ー・大学病院・関連施設の各外科部門と協力して外科専門医取得を目指します。ま た、がん治療認定医は内科系の腫瘍学の経験が必要なため、原発不明・希少がん 科や造血器腫瘍科へローテートし研修を行うことも可能です。この間に、マンモグラフ ィ読影認定医を取得します。乳癌診断に必要なマンモグラフィの読影技術を磨くた め、乳癌検診に参加し放射線画像診断について研修します。さらに乳腺病理学につ いても 3~6 ヶ月の研修を行うこともできます。 乳腺腫瘍科は乳癌診療に特化した診療科ですが、本コースで習得できる技術や経験 は多岐にわたります。また他科へのローテーションを組み入れることで、さらなる知識 や経験を補うことができます。乳腺専門医(外科)に関わる各種認定・専門医を効率 的に取得することが可能なコースです。

到達目標

卒後 3 年目の到達目標 1.インフォームドコンセントの実施と外来における乳癌患者のフォローアップ 2.外来薬物療法を理解し実施できる(化学療法、内分泌療法 30 例の達成) 3.乳癌関連基礎研究(トランスレーショナルリサーチ)についての理解 4.乳腺疾患の診断手技の実施(穿刺吸引細胞診 20 例、針生検 20 例の達成) 5.画像診断の理解と読影(乳房超音波検査の 100 例、CT、MRI の読影 30 例の達 成) 6.入院薬物療法の基本を理解し実施できる 卒後 4 年目の到達目標 1.術者として乳癌症例 100 例を達成(乳房切除 30 例以上、温存術 30 例以上) 2.乳腺疾患外科手術の実施(切開排膿術、腫瘤摘出術、再発巣摘除の経験 20 例 以上) 3.良性乳腺疾患についての理解と診療(乳腺症 30 例、線維腺腫 20 例、女性化乳房 5 例、その他の乳腺関連疾患 20 例の経験) 4.乳癌診療について学生・メディカルスタッフに対し概説と講義 5.院内症例検討会における司会と学術会議での発表

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卒後 5-6 年目以降の到達目標 1.外科専門医の取得 2.乳癌手術の指導 3.乳腺認定医・専門医の取得 合格後、指導医と伴に 1 年目のカリキュラムを担当し初期研修医の指導をする。

入局後の教育スケジュール

シニアレジデントプログラムの外科診療科重点研修コースを選択し、当科に所属する ことで以下のいずれかのコースを進むことになります。 ① 乳腺腫瘍科専修医コース: 乳腺専門医を取得する最短コースを想定したもので、そのために必要な日本外科 学会外科専門医を取得するために時期を定めて乳腺以外の外科をローテーショ ンするか、関連病院で研修する必要があります(後述)。 ② 乳腺腫瘍科大学院コース: 学位を取得しつつ乳腺専門医を取得する最短コースを想定したもの。オプションと してがんプロフェッショナル養成プランもあり、がん専門医となるための資格を取 得しつつ学位も取れる魅力的なコースです。 どのコースであっても、乳がん診療の修練を行うためのおおよそのスケジュールは下 記の通りです。 卒後 3 年目教育スケジュール 週に 1~2 度の外来を担当し、新患の問診と診察、マンモグラフィおよび超音波検査 の読影を行う。毎週水曜日の術前カンファレンスにおいてプレゼンテーションを行い、 画像診断の理解と読影能力の向上を図る。毎週水曜日に行われている乳癌治療カ ンファレンスにおいて術後補助療法など治療方針決定の過程と、進行・再発乳がん 患者における薬物療法の実施の詳細を学ぶ。乳癌関連基礎研究(トランスレーショナ ルリサーチ)については、毎週水曜日の抄読会に参加し、基礎研究へのモチベーショ ンを高めると共に自分の研究の方向性を定める。穿刺吸引細胞診、針生検、マンモト ームなどの診断手技は随時施行し、技術の取得に努める。手術手技については、最 初は手術の第 2 助手を務め、技能の取得の程度に応じて第 1 助手、小手術の術者も 行えるようスケジュールを組み立てる。

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卒後 4 年目の教育スケジュール 乳腺疾患外科手術の実施(切開排膿術、腫瘤摘出。再発巣摘除の経験 20 例以上) はもちろんのこと、術者として乳癌症例 100 例を達成(乳房切除 30 例以上、乳房温存 手術 30 例以上)する。薬物療法については、引き続き乳癌治療カンファレンスに参加 し、実際に外来通院治療センターにおいて乳癌の化学療法を行う。当院のブレストケ アチームの一員として隔月行われているミーティングに参加し、学生・コメディカルに 対して乳癌診療についての概説と講義を行う。院内症例検討会における司会と、日 本乳癌学会・日本乳癌学会関東地方会・日本乳癌検診学会等において演題発表を 行う。また、日々の診療にて視触診と画像診断の読影力を高め、地域の乳がん検診 にも参画する。 卒後 5-6 年目以降の教育スケジュール 当科のスタッフの一員として、日々の診療を行う傍ら外科専門医を取得する。他疾患 の手術経験は院内または関連病院にてローテーションすることが可能。診断面にお いては、マンモグラフィ読影認定医試験を受験し、認定医を取得する。乳腺専門医の 受験資格を満たしたのち専門医試験を受験、乳腺専門医を取得する。合格後は、指 導医として 1 年目のカリキュラムを担当し初期研修医の指導を行う。大学院に進んだ ものは、論文をまとめ学位を取得する。 他科研修の可能性について 日本乳癌学会認定医取得には、基本的領域診療科の認定医または専門医であるこ とが必要です(日本外科学会外科専門医)。外科専門医を取得するためには、呼吸 器外科・心臓外科・消化器外科・小児外科の修練と業績が必要であり、国際医療セン ター・大学病院・関連施設の各外科部門での研修を行います。その他の選択肢もあり ますので随時相談にのります。

シニアレジデント研修修了後の進路(具体的内容)

乳腺腫瘍科のスタッフとして診療・教育・研究に従事します。関連施設へ研修のため 出向する場合もあります。各種学会認定医・専門医を取得し、また過程中に学位取得 や留学に向けての準備を行います。

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学位取得について

大学院コース(プロフェッショナル養成プラン含む)では、必ず学位を取得します。乳腺 腫瘍科専修医コースであっても、学位論文作成の指導を受けます。

留学の可能性

留学の可能性は充分あります。 スタッフの既留学先: 米国がん研究所(NCI/NIH)、カリフォルニア大学、スローン・ケタリング記念がんセン ター、ニューヨーク大学マウントサイナイ病院、ダナ・ファーバーがん研究所、ハワイ大 学、ワシントン大学、センメルワイス大学、など。

関連施設

丸山記念総合病院、豊岡第一病院、岡村記念クリニック、さやま総合クリニック、佐々 木記念病院、たかだクリニック、都立駒込病院、武蔵野赤十字病院、など。

問い合わせ先

〒350-1298 埼玉県日高市山根 1397-1 埼玉医科大学国際医療センター 包括的がんセンター 乳腺腫瘍科 大崎 昭彦(教 授) TEL:042-984-4670 FAX:042-984-4672 E-mail:

参照

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