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1 園経営目標 平成 30 年度 園経営計画 大谷田第一保育園園長大塩孝子 心も体も健康で 自分も人も大切にでき 豊かな感性をもち何事にも意欲的に関わり 最後までやり抜く強さをもつ子どもを育てる 保護者の一番の理解者になり 子育てが楽しいと思えるような援助をし 就労を支援する 地域の子育て家庭などの

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平成30年度 園経営計画

大谷田第一保育園 園長 大塩 孝子 1 園経営目標 ・心も体も健康で、自分も人も大切にでき、豊かな感性をもち何事にも意欲的に関わり、最後 までやり抜く強さをもつ子どもを育てる。 ・保護者の一番の理解者になり、子育てが楽しいと思えるような援助をし、就労を支援する。 ・地域の子育て家庭などのニーズに合った子育て支援をする。 2 目指す園像、園児像、保育者像 園 像 ・子どもと保護者と職員が生き生きとしていてともに育ち合う保育園 ・保護者、地域の方に信頼され一人一人の子どもが豊かに育つ保育園 ・保護者が安心して就労できるように支援する保育園 園 児 像 ・健康・安全な生活に必要な習慣や態度を身に付けのびのびと遊ぶ子ども ・愛されていることを実感し、人・もの・自然に主体的に関わり夢中になって遊 ぶ子ども ・何事にも好奇心をもって取り組み最後までやり遂げる子ども 保育者像 ・保育に対する使命感をもち、人権を尊重して子どもを丁寧に受け止め、子ども 理解を深める保育者 ・創造的な保育を計画し、子どものよさや可能性を認め、集団のよさを発揮でき る保育を実践できる保育者 ・子ども・保護者・職員の良好な関係を構築する保育者 3 園の現状、成果と課題 園の現状 ・子どもたちは職員との信頼関係のもと、自分のやりたい遊びを見つけて夢中 で遊んだり、見通しを持って生活したりしている。 ・朝夕保育や延長保育を利用している家庭が多く、担任と会えない保護者から は子どもについて話しをしたいと思っている保護者が多い。 ・園内研修やエリア研修での学びを実践し、子どもたちの成長発達や興味関心 に合わせて定期的な環境構成の見直しを行っている。また公開保育を行い、 協議会の中でいただいた貴重な意見を前向きに捉えて実践している。 成果と課題 【前年度(12月期)の取り組みの成果】 ・保育日誌をエピソード日誌に切り替えたことで、職員は子どもの気持ちをよ く考えたり、子どもへの言葉がけや関わり方などを振り返ったりし、保育が 翌日につながるようになった。 ・保護者の送迎時に、お子さんのエピソードを伝えたり、保育中の写真を掲示 したりしながら、コミュニケーションを多くもつようにした。 ・非常勤職員会議を開催したり、連絡会ノートを活用したりすることで情報共 有を図ることができたが、さらに子ども理解が深まるようにする必要があ る。 【成果を踏まえた課題】 ・保育内容の充実を図るために、保育の振り返りを大切にしていく。子どもの 姿を行動のみではなく、意欲・心情・学びなどを丁寧に記録し、職員間で意 見交換をすることで子どもの姿の捉え方を学び合う。また、適切な環境づく りを継続することで子どもの育ちも支えていく。さらに、公開保育をするこ とで職員の学びを深め、実践につなげていく。 ・保護者に分かりやすく情報を発信し、信頼関係がさらに深まるようにしてい く。 ・地域の子育て家庭が保育園を活用することで、子育ての不安感を取り除くこ

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職員の指導・育 成 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・記録のとり方について外部講師を招き園内研修を行なった。子ども理解を深 めることができ、保育を振り返り、子どもの姿を捉えた記録となった。また、 子どもの発達に応じた関わり方ができるようになり、保育内容は充実してき ている。今後は、さらに保育者の子ども理解が深まるようにするとともに、 遊びの場づくりについて学びを深める必要がある。 【今後の具体的な取り組み】 ・園庭の環境づくりについて園内研修を進めていく。子どもが自発的に、意欲 的に遊ぶために子どもの育ちに応じた保育のねらいを再確認し必要なもの、 配置などについての学びを深めていく。 ・職員会議を学びの場として活用する。各クラスから提案された課題などにつ いて意見交換をする。その中で具体的課題は何か、ねらいは何かを明らかに して学び合えるようにする。自分のクラスに置き換えて実践につなががるよ うにしていく。 幼・保・小連携 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・5歳児の公開保育後に小学校の教師と意見交換をすることで、5 歳児の現状 を理解してもらうことができた。就学に向けて保育園での生活で意識してい かなければならないことを、再確認することで相互理解が深まった。 ・小学校のプール・給食体験を通して高学年の小学生に接したり、施設を使っ たりすることができ、小学校がより身近に感じられ就学への期待が膨らん だ。 ・「入学前に身に付けておきたいこと」については、5歳児の保護者会で保護 者に周知し、家庭でも意識して生活していただいた。 ・小学校の学校公開に行けない職員がいたので、来年度はフォロー体制を取り 全職員が行けるようにし、小学校での子どもたちの姿から保育を振り返る必 要がある。 【今後の具体的な取り組み】 ・学校公開時には全常勤保育者が授業参観できるように保育の体制をつくり、 卒園児の状況を把握するとともに、小学生の状況を把握して就学を見据えた 保育をしていく。 ・入学前に身に付けておきたいことを職員全体で再確認し、乳児期から将来の 姿を見据えた保育を進める。 安全対策と衛生 管理 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・歯みがき習慣定着推進のモデル園として、11 月から3歳児の給食後の歯み がきを安全、衛生面に留意して開始した。現在は、食べたら磨くという習慣 が身についてきている。むし歯の罹患率が下がるように、保護者への情報発 信を重点的に行う必要がある。 ・園庭のヒヤリハットマップを作成し、それをもとに全職員で一つ一つの遊具 を確認し、子どもたちが安全に遊べるように、遊びの援助の仕方を共有した。 ・ケガの発生件数が昨年に比べると1/3であった。子どもたちの発達に合わ せた環境づくりや、職員が一人一人の子どもをよく見ることで、子どもの動 きを予測し、怪我を防ぐことができたと考える。 ・避難勧告を受けて避難所に避難した。安全な保育は確保できたが連絡・連携 などで課題が見えた。 【今後の具体的な取り組み】 ・むし歯罹患率がとても高い。3 歳児からの歯磨き指導と保護者への情報発信 を通して予防に重点を置くとともに、むし歯になってしまった子には、治療 を勧めていく。 ・子どもがむし歯になるとなぜ困るのかを理解し、自分から予防・治療をしよ うとするような継続的な取り組みを、看護師を中心に立案し進めていく。 ・歯科担当医や歯科衛生士と連携し、保護者に具体的な情報を発信していく。 ・災害時の対応について職員間で再確認し、緊急時に全職員が的確な動きがで きるように職員向けの訓練を強化する。

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保護者・地域へ の支援 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・「すくすく相談デー」のポスターを作り子育て相談を PR するとともに、職 員が意識して保護者に声をかける機会を増やしたことで、保護者とのコミュ ニケーションが今までより図れるようになった。 ・個人面談を2回行うことが定着し、ほとんどの保護者が参加している。 ・近隣の施設に、マイ保育園のチラシを置かせてもらったことで、園庭開放や 行事参加者が増加した。また、昨年に比べて一時保育の需要も多くなってい る。 【今後の具体的な取り組み】 ・気軽に職員と話しができるよう、職員から積極的にその日の子どもの様子を 保護者へ伝え、子どもの成長をともに喜び合える関係づくりをする。 ・保護者向けのお知らせなどが分かりやすくなるように表現方法を精査する。 ・一時保育中の様子を行動だけではなく意欲・心情・子どもの学びなどを丁寧 に伝え、安心できるようにする。 ・一時保育の具体的な対応マニュアルを作成し、どの職員も同じ対応ができる ようにする。 5 人権教育・意欲創造プロジェクト 人権教育 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・人権研修に参加した職員の研修報告や足立区教育・保育の質ガイドラインの 読み合わせを行い、人権意識の向上を図った。 ・非常勤職員にも非常勤職員会議の中で、乳幼児の人権研修報告や足立区教 育・保育の質ガイドラインの読み合わせを行い、人権意識の向上を図った。 ・子どもの自己肯定感を育むため、子どもの表現を丸ごと受け止める保育を実 践し、子どもとの信頼関係を構築した。 【今後の具体的な取り組み】 ・保育者は、日常の会話の中で否定語を使わず、肯定的な見方と表現で子ども に関わる。日常的に、子どもが大切にされていると実感できるような関わり 方をすることで、周りの友達を肯定的に見ることができる子に育つような援 助していく。 ・保育の意見交換をする中で、人権を十分に意識して話合い、さらに保育者の 人権意識の向上を図っていく。 愛着形成 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・28年度にエリア研修を受けた職員が中心となり、学んだことを保育に活か し、一人一人の子どもに丁寧に関わり、子どもの気持ちを受け止めて、寄り 添う保育を実践することができた。 ・園内研修で「記録の取り方」を学び、職員の共通認識が高まった。また、自 分の保育を振り返ることで、子どもとの関わり方や言葉かけを見直し、子ど もにより一層丁寧に関わることができ、子どもとの愛着関係が構築された。 【今後の具体的な取り組み】 ・職員会議の中で愛着形成の重要性の理解が深まるように意見交換をし、具体 的な関わり方、言葉かけの仕方などを学び実践していく。 ・保育者は、さらに子ども理解を深め、子どもたちが安心できる保育者と一緒 に、子どもの思いや育ちに合った遊びの場で、満足できるまで遊ぶ体験が重 ねられるように保育の準備をする。 ・非常勤職員会議で、具体的な解説をしながら愛着形成の理解が深まるように する。

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遊びの環境 ・期ごとに、年齢発達や子どもの興味関心に合わせて見直しを行い、いつでも 子どもが夢中になって遊ぶ環境づくりを行った。また、自然物(草花、種、 葉、昆虫など)に触れて遊べるよう環境を整えたことで、子どもたちは年間 を通して自然と触れ合って遊ぶことができた。 ・園庭のヒヤリハットマップを作成し、それをもとに全職員で一つ一つの遊具 を確認し、安全に遊べる環境となった。 ・保育室の環境については、意見を出し合い、子どもが落ち着いて遊べる環境 構成を行ってきた。 【今後の具体的な取り組み】 ・園庭環境・園内環境は子どもたちの、意欲に応じて変化させていく。その際、 子どもの意欲・心情・発達を意識して、明確なねらいの基に意図的な環境づ くりをする。 ・乳児クラスは、子どもの姿に応じ、室内環境を最低月 1 回は変化させる。そ の際、担任間で話し合い環境構成のねらいを明確にする。 運動あそび 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・期ごとに「子どもに身に付けさせたい36の基本動作」と、クラスの運動遊 び計画を比較して反省評価を行ったことで、経験していない動作が明確にな った。その動作を意識して遊びに取り入れるようにした。 ・運動遊び年間計画をもとに、運動遊びを計画的に取り入れてきた。また日誌 に運動遊びを記入することで、毎日の保育の中に意識して取り入れることが できた。 【今後の具体的な取り組み】 ・子どもが自ら体を動かして遊びたくなるような環境をつくる。園庭では特に 思いきり体を動かして遊び、さらに難しい遊びに挑戦しようとするように遊 具を意図的に準備していく。子どもの姿に応じて最低月 1 回遊具の配置につ いて検討する。 ・0・1 歳児の保育室には自ら体を動かして遊びたくなるような場を常設し、 子どもの興味や育ちに応じて変化させていく。 ・ホールを有効に活用する。日常的に満足するまで体を動かして遊べる体験が 重ねられるように職員間の連携を密にしていく。

5歳児プログラム

【前年度(12月期)の成果と課題】 ・5歳児プログラムの指標の項目は、0 歳から 5 歳までの保育の積み重ねの結 果であることを職員間の共通認識として、全クラスで話し合ってきた。 ・保育者が子ども一人一人をよく理解して、子どもの良い所をクラスの中で 認め合ってきた結果、相手の思いに気づくことができるようになり、意見の 違いも折り合いをつけることができるようになってきている。 ・「入学までに身に付けておきたいこと」を保護者会で周知し、家でも意識し て生活してもらうよう、折にふれて確認した。 【今後の具体的な取り組み】 ・社会生活に必要な基本的な力が身に付くように、子どもの困り感と気付きを保 育者は見極め、子どもの育ちを大切にした関わり方をしていく。 ・年長児としての自信と自覚をもちながら、意欲的に取り組みたくなる教材を保 育者は準備し適切な時期に提供していく。 ・道具と出合う適切な時期、手指の巧ち性を高める遊びの理解をさらに深めてい く。子どもが面白がって繰り返し遊ぶなかで子どもの育ちを見取り、育ちに応 じた遊びができるようにしていく。

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読書活動 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・季節ごとのおすすめ絵本をにこにこルームに置くことで、子どもたちが楽し みに手に取ったり、次の絵本に期待したりする姿があった。また、環境を見 直したことで、落ち着いた雰囲気の中で絵本を読むことができるようになっ た。 ・足立っ子すくすくガイドや絵本ガイドを参考に絵本を補充し、年齢に合った 絵本を揃えることができたので、子どもたちは、にこにこルームで絵本を見 ることがより楽しみになった。 ・保護者には、子どもの好きな絵本や絵本の読み聞かせの大切さ、面白さなど をおたよりなどで知らせた。また、家庭での読み聞かせに関するアンケート を行った結果、クラスによって差があるので、さらに情報発信の方法や内容 を検討して、家庭でも絵本に親しんでもらえるようにしていく。 【今後の具体的な取り組み】 ・子どもの発達・興味・関心・季節に合った絵本を自分から手にとって見たく なるようにクラスごとに選書し、子どもたちが絵本と豊かな関わりができる ようにする。定期的にクラスの絵本の入れ替えをする。 ・絵本の貸し出し方法を改善し、家庭での読書活動の充実につなげていく。幼 児クラスは各担任が選書した絵本を週に 1 冊ずつ貸し出す。家庭での読書や 絵本カードの記入が親子のふれあいの時間となるように働きかけていく。 乳児クラス用に本棚の位置を変更し、借りやすいようにしていく。 ・にこにこルームの環境を定期的に見直し、落ち着いて絵本を読んだり、選ん だりができる環境を整えていく。 音楽活動 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・今年度は、年間を通して「吹く遊び」をテーマに取り組んできた。発表会で は、手作り楽器(カズーや牛乳パック笛)の演奏を披露し、子どもたちが自 信を持った姿を保護者の方々に見ていただいた。来年度も引き続き吹く遊び を継続し、音楽に親しむことができるようにしていく。 また取り組みの中で、上手く吹くことができない子どもたちのとも通点が見 えてきたので、意識して取り入れていく。 ・プロの方による演奏会は行えなかったが、職員によるピアノやトーンチャイ ム、メタルホーンの演奏会や、誕生会での 5 歳児によるオープニングベルの 演奏などを通して、耳を澄ませて音を聞くという体験ができた。 ・楽器のメンテナンスについては、職員で共有することができなかった。 【今後の具体的な取り組み】 ・歌が大好きで自分から歌を歌いたくなるように楽しい歌・心地よい歌に触れ る機会を多くもつ。乳児クラスは一人一人に肉声で歌いかけていく。 ・子どもの成長や意欲に合った歌遊び、音楽遊びができるように選曲や楽器選 びを丁寧に行う。 ・子どもが自分から楽器に触れて遊びたくなるような、楽器の提示の仕方や遊 び方を音楽リーダーを中心に話し合い、十分音楽遊びが楽しめるように変化 させていく。 食 育 【前年度(12月期)の成果と課題】 ・子どもたちの好きな絵本を題材に独自献立を考えたことで、絵本の内容と食 事が結びつき、子どもたちの興味が広がった。また、作り方にも関心が出て きて質問したり想像したりしている。 ・子どもたちは「ベジファースト」が習慣づいてきているが、アンケート結果 から、保護者の方には「ベジファースト」が浸透されていないようなので、 今後に向けては、どのように保護者へ情報を発信していくかが課題である。 【今後の具体的な取り組み】 ・食事が大好きで、おいしいと感じながら食べられるように、保育者の言葉か けを丁寧にしていく。食の細い子・咀嚼がうまくできない子・マナーが身に つかない子など、一人一人の状況に対応しながら食事が楽しみになるように していく。 ・野菜の栽培や調理体験を通して、自然の恵みや作る人に感謝する気持ちが育 つようにする。

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参照

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