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中国からの FBA 倉庫直接納品
前回は、 手順１．検品終了後、次回の国際発送便に乗せて FBA に納品する品 物を把握する 手順２．FBA に納品する品物を、アマゾンで出品する 手順３．FBA に納品する品物に対し、FBA 納品設定を作成する 手順４．ラベルと配送伝票を印刷する 手順５．ラベルを商品に貼付する 手順６．商品を、FBA 納品番号ごとに箱にいれる 上記の手順４まで、パートナー教育の内容をお伝えしました。 今回は、その続きとなります。 １４０サイズの箱を使う
一点、最初に注意点です。準備する箱のサイズについて。 FBA 納品時に受領してもらえる箱は、 ３辺の長さの合計が１４０CM 以内と指定されています。 俗にいう、１４０サイズです。このサイズの箱を用意しましょう。 補足１．厳密には、１５０CM の箱でも受領される事が多いようです が、１４０CM の箱を使用しましょう 補足２．大型商品（商品そのものが１４０サイズより大きいものも あります）を納品する際も１４０サイズうんぬん、という事はない ようです。 商品に対する作業
実際の商品について FBA 納品作業を進めていきます。 これはおそらく、皆さんも経験した事があるはずですので、パート ナーを指導するのも簡単でしょう。 また、今回も参照すべきは、スタートアップ時の動画です。 また、ドキュメントで確認したいなら、アマゾン本家本元が作成し たマニュアルを活用してください。 https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help-popup.html/r ef=ag_201021840_cont_201021860?itemID=201021840 （セラーセントラルにログインしてから開いてください） こちらも例によって、一度指導し、２、３回やってもらい、 内容を確認してフィードバックしていきましょう。パートナー教育の上で、よく問題となる注意点を何点か伝えます。 貼りつけるバーコードについて、重要なのは剥がれない様に、かつ、 バーコードリーダで読み取れるように、商品の平らな部分に貼らせ てください。 バーコードラベルについては、理想を言えば、こちら http://www.amazon.co.jp/dp/B000GRUM46 の様な再剥離タイプ（貼った後きれいにはがせる）のバーコードラ ベルが望ましいですが、 現在まで私が調査したところ、再剥離タイプのラベルは中国で 見つけられておりません。 仕方なく、中国で手に入るこちらを http://item.taobao.com/item.htm?id=18988015167 を使用してもらっています。
配送伝票を印刷したら、これを箱の外側に貼りつけますが、中国か ら日本への国際配送の際には、これを保護する必要があります。 貼りつけた伝票の上から透明なテープを貼り、伝票を完全にテープ でカバーします。 このテープは、絶対に配送中に剥がれない様、きっちり余白を確保 して貼ってください。これにより、国際配送中に配送伝票が脱落す る、または損傷するという事を防ぎます。さらに、ここもポイント でして、配送伝票の周りと、目立つように太い赤い油性マジックで 縁取りし、中国語と英語で、 「この上に何も貼らない事！」 、と書いてください。 なぜこうするか？と申しますと、国際配送業者が、配送伝票の上に 何かを被せて貼ってしまうという事態を防ぐ為です。
ラベル貼付 ～ 梱包
手順５．ラベルを商品に貼付する 手順６．商品を、FBA 納品番号ごとに箱にいれる 手順５と６は、ほぼ同時進行する作業になると思います。 商品個別に対する梱包や OPP 入れ替えなどを行い、その後、商品に ラベルを貼付します。 一つの納品設定番号に対して、複数の箱が出来上がる事も多いと思 います。その際は、配送伝票はそれぞれの箱に対して一枚ずつ必要 となります。 インボイス等の準備
その他、インボイスなどを準備するのは、通常の発送の時と同様で すが、インボイスについて （アマゾンのヘルプページより引用） 海外から商品を納品する場合、Amazon は輸入業者として該当商品を 受け取ることはできません。 従って、伝票またはインボイスには、必ず輸入業者である出品者名 を明記し、Amazon フルフィルメントセンターに配送してください。 海外出品者の場合は、必ず日本国内の輸入業者を設 置してください。 （アマゾンのヘルプページより引用終了） 詳細については、こちらをご覧下さい。（このリンクは、セラーセントラルにログインした状態で確認して 下さい） https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help-page.html?ie =UTF8&itemID=200141510&ref_=ag_200141510_cont_scsearch& さて、以前のカリキュラムで説明した内容の復習です。 SHIPPER/EXPOERTER: パートナー（またはパートナーが使う配送代行会社）の名前と住所 こちらは、発送をする人の名前と住所。すなわち、パートナーの情 報を記載します。FROM Address などと書かれることもあります。要 するに、発送人の情報が書かれていると分かれば大丈夫です。 CONSIGNEE: あなたの名前と住所
こちらは、荷主の名前です。 Importer と表現される場合もありま す。ほとんどの場合、あなたの名前を書くことになるでしょう。 Ship to: (配送先) 実際に荷物を受け取る配送先の名前と住所 こちらは、実際に荷受けをする人の名前と住所。 アマゾン FBA に直送するなら、アマゾン FBA 倉庫の住所。 荷物を自分で受け取るなら、あなた。 国内の業者さんに代行を依頼するなら、代行会社の住所。
あとは、配送するだけ！
ここまでできれば、後は送るだけ。配送業者に送り出しましょう。 配送のタイミングについては、適度なボリュームがたまったら、送り出す様にしましょう。
仕入を指示した商品をどのタイミングで発送するか、
これについては時期と、国際発送料金テーブルとの相談となります が、最低、週に一回は配送を手配する様にしましょう。
部分的な適用が可能
さて、今回まで、中国からの FBA 倉庫直接納品をパートナーに教育 する方法ついて説明して来ました。 今回ご紹介した中国からの FBA 倉庫直接納品を完全には実行せず、 部分的に適用する、という事も可能です。 例えば、倉庫が複数になってしまい、送料の重量レートが重量の低 いレートの適用となる場合などは、全ての荷物を自宅に送ってもら い、自宅からアマゾンに送る、など考えられます。 その場合、ラベル貼り、納品設定などは今回の説明の通りに行い、 荷物を国内での荷受け先に送付して下さい。 もし、自宅に送るなら、荷物が配送業者から届く際、事前に電話が かかってくると思いますが、その時、配送ドライバーさんに一言い いましょう。「荷物は車においてくように。」 そして、FBA の住所を記載した国内配送業者の 配送伝票をもって、あなた自身が車まで行き、 車の中で荷物を確認し、それらに FBA 倉庫に合わせた 配送伝票を貼りつけましょう。 もうお分かりですね？ FBA 直接納品しなくても、最低でも、 右から左で処理できる状態で日本に着荷させ、 受け取った瞬間に配送依頼をかけるのです。 ドライバーさんが箱を運搬する時間すら、無駄です。 可能であれば、ドライバーさんに伝票を渡して、 勝手に送ってもらえるように頼むのがいいでしょう。
FBA 直接納品まで出来るようになると、 実質、あなたのお仕事はパートナーの教育と管理、 リサーチデータのチェックと仕入指示。 これだけに集中できる様になります。 パートナーの育成、システムの構築の一つのゴールとして、 この状態を目指してください。 パートナーの教育でつまづく方もいるかもしれませんが、時間をか けてでも取り組む価値が、ここには、 確 実 に あ り ま す ！ ！
材料費の話
パートナーとの報酬などの話の際、梱包資材や、その他に関する材 料費について、お話していると思います。今回、FBA 納品の際には、ラベル、紙、プリンタのインク、などのコ ストが発生します。こうした点についても、パートナーと話をして おいて下さい。
推奨するのは、月間でかかったコストを実費で請求してもらう、と いう点でしょう。
