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2019 年 6 月 28 日 JICA マレーシア事務所 JICA 海外協力隊赴任前留意事項 (JICA 海外協力隊長期 短期隊員用 ) マレーシア 本資料に記載の情報は 作成日現在のものであり その後状況が変化している場合があ ります 記載内容については正確を期していますが 万が一誤りがあった場

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2019 年 6 月 28 日 JICA マレーシア事務所

JICA 海外協力隊

赴任前留意事項

(JICA 海外協力隊 長期・短期隊員用)

マレーシア

※本資料に記載の情報は、作成日現在のものであり、その後状況が変化している場合があ ります。記載内容については正確を期していますが、万が一誤りがあった場合には JICA は責任を負いかねますのでご了承ください。 ※本資料は JICA 海外協力隊を対象としたものであり、その他の方には該当しない情報も 含まれている可能性があります。

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目次

1. 赴任時の携行荷物について (1)赴任時に必ず持参するもの (2)注意事項 2. 別送荷物について (1) アナカン・郵送等の利用について (2) 通関情報について 3. 通信状況について (1) パソコンの普及状況 (2) 固定電話・携帯電話の普及状況 4. 現金の持ち込み等について (1) 現金持込にかかる注意 (2) 両替状況 (3) 赴任時に用意することが望ましい金額について 5. 治安状況について(JICA の安全対策については、隊員ハンドブックを参照) 6. 交通事情について 7. 医療事情について 8. 蚊帳について 9. 任国での運転について (1) 本邦、国際免許証の携行の要否 (2) 現地運転免許の取得手続き (3) 車両の購入・輸送について (4) 自動車保険の割引 10.お問合わせ 11.その他 (1) 服装 (2) 推薦図書 (3) 各資料閲覧

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2 1. 赴任時の携行荷物について (1)赴任時に必ず持参するもの 通常の生活用品、電気製品はほとんど購入可能です。電気の電圧は 220〜240 ボルト、 差し込みソケットの形状が英国式の BF タイプ。日本のソケットのアダプタと変圧器 を買えば日本製品も使えますが、パソコン以外の電気製品はこちらでの購入が良い でしょう。テレビの受像方式は日本と異なり PAL 方式です。(日本は NTSC 方式) ※携行・別送ともに、写真雑誌等を含むポルノ、麻薬類は持ち込み厳禁です。特に 麻薬類の持ち込みに関しては、いかなる事情であれ極刑が課されます。赴任の際 に第三者の託送品等は不用意に預からないようにしてください。 ※日本語書籍はクアラルンプール(以下:KL)の紀伊国屋書店で購入・取り寄せ注文 が可能です。但し、日用品、書籍等日本から輸入されたものは日本の 1.5 倍程度 の価格となっています。 JICA 海外協力隊の任地への赴任はオリエンテーションおよび現地語学訓練のため、 マレーシア到着から約 1 か月後になります。(各隊時のスケジュール、学習言語の有 無等により異なります)。差し当たり必要となる身の回り品及び当初の活動に必要な 機材と、公式訪問用の服装(スーツ等)、隊員ハンドブック、語学資料、必要な薬品 などは必ず携行してください。 短期派遣の場合は、オリエンテーション/手続きは通常2日程度で、すぐに任地赴 任・活動開始をします。 (2)注意事項 ①段ボールでの携行荷物は通関時に検査される可能性がありますので、できるだけス ーツケースやバッグを使用してください。 但し、スーツケースやバッグであっても 検査対象になる可能性はあります。 ②パソコン・電気製品など課税される可能性のあるものは、オリジナルの箱を使わず、 カバンに入れるなどして中古品であることを明確に示してください。 (本来、JICA 海外協力隊は免税で荷物を持込めることになっていますが、当国を含 む途上国では通達の不徹底等で税金の支払いを命じられることもあるので、事前の 自己防衛としてこのようにした方が安全です。) ③赴任の際、荷物は任地まで各自が携行しますが、マレーシア国内移動に空路を使用 する場合は重量制限がありますので、航空会社のホームページで預入荷物の超過料 金を確認し、送付または携行の判断をしてください。 2. 別送荷物について (1)アナカン・郵送等の利用について ①郵便(EMS、航空小包など日本郵便 HP を参照して下さい) 受け取り時の通関手続きがアナカンより簡易で、国際宅急便に比べて安価で送るこ とができます。これまで問題なく届いていますが、紛失の恐れから高額な物品の郵 送は避けるべきでしょう。 ※内容品不明の小包は検査対象となり、国際空港税関まで本人がパスポート持参で開 梱立ち会いの必要があります。また、荷物が新品と見なされると課税される可能性 があります。 ※発送物に関税が課せられることがありますので、荷物発送状に内容物を記入される 際には、内容物の記載に加え「Personal Use」や「Used」とご記入されることをお 勧めします。

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※郵送等により荷物が本人より先に配属先に到着した場合、荷物が紛失する可能性が あります。任地に直接送付する場合は、留守家族等に頼んで赴任後に発送するよう にしてください。

【宛先の書き方:例 JICA事務所宛の場合】

To:Mr.Taro YAMADA(氏名はアルファベットで記載) 、JICA VOLUNTEER C/O JICA MALAYSIA OFFICE Suite 29-03 Menara Citibank,165 Jalan Ampang, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia.

Tel: +60-3-2166-8900 ※上記 JICA 事務所宛てに荷物を送ることもできますが、JICA 海外協力隊の任地赴任 後に JICA 事務所に到着する恐れのある場合は、荷物の転送は国内分送料(自己負 担)が発生する他、手続きが煩雑な場合がありますので、任地に直接送付するよう にして下さい。 ②アナカン(Unaccompanied Baggage) アナカン利用はあまりお勧めできません。個人での免税通関手続きには手間がかか るため通関業者を使うのが一般的ですが、航空(海上)運賃に加えて、通関手数料、 保管料、マレーシア国内の配送料金が別途必要となります。 ④国際宅急便 貨物の引き取り、輸出入の通関、貨物の配送とすべての作業を業者がやってくれま すので手間がかからず便利ですが高価です。 (2)通関情報について 上記の通り 3. 通信状況について (1)パソコンの普及状況(現地で購入可能なPCの機種・価格、プロバイダ、E-mail の 利用状況など) ①マレーシアの電圧は 240 ボルトです。日本からパソコン及び周辺機種を持参する場 合、電源が 100/240 ボルト兼用になっている機種の場合は差込プラグの形状を変え るプラグアダプターを使用するだけで使用可能です。100 ボルト専用になっている 機種の場合は変圧器(こちらで購入可能)が必要です。また、万一の場合のため、 購入時の領収書(保険請求のため)、国際保証書、システム等のオリジナルソフトを 携行してください。 ②停電直前や落雷の際に 2~3 倍の電圧がかかり、パソコンが故障することもあるので、 防護のための電圧安定器(スタビライザー3,000 円程度、当地購入可)の使用をお 勧めします。 ③KL では、日本語のパソコンを購入することが可能で、特別な場合を除き修理もでき ます。日本 OS 対応のパソコンを販売している日系の PC 業者が数社あり、各社と も日本人担当者あるいは日本語の出来るスタッフがいるため、購入に関して相談す ることが出来ます。地方でもパソコンショップがあれば日本語 OS 対応のパソコン を購入することが可能ですが、補償・修理等のサービスは良くありません。 ④インターネット 電子メールやインターネットの使用頻度は高く、携帯電話回線を使用してのデザリ ングも可能です。プリペイドの場合、5G のデータプランが 30 リンギット/月で購

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4 入できます。(2019 年 6 月現在) 住居が決まるまで滞在するホテル等では、インターネットが利用できる所も多く、 KL 市内、地方の中心都市にはインターネットカフェ(但し日本語フォントはほとん どサポートされていません)もあります。マクドナルド、KFC などでは、多くの店 舗で Wi-Fi 接続が可能です。 現在、JICA 事務所と JICA 海外協力隊との連絡には通常 E メールを利用しています。 ※公共 WiFi 利用上の注意 現地における公共 Wi-Fi はセキュリティ対策が十分とは言えないため、携帯電話 や PC といったご自身の端末情報や個人情報の流出、ネットバンキングで入力し た口座情報やパスワード等の漏洩による事故も発生していますので注意が必要で す。 (2)固定電話・携帯電話の普及状況 住居に固定電話を設置する場合、TELEKOM MALAYSIA へ申し込みますが、サー ビスは日本に比べ非常に悪く、申し込みから設置まで数週間かかる場合もあります。 申し込みの際には、外国人の場合 RM1000 程度必要で、契約を終了する際には保証 金の返金などに 2 か月ほど時間を要する場合があります。 携帯電話は、マレーシア国内に一般に広く普及しており、一部の村落部では電波の 届かないところもありますが、同僚との通信、業務においても WhatsApp 等(通信 用の SNS アプリ)を使っての通信が一般的です。 マレーシア赴任後、皆さんには事務所から緊急連絡用の携帯電話(スマートフォン) が貸与されます。この携帯電話は皆さんの安全管理のためのものであり、常に通話 可能な状態を保つため事務所から定期的に基本料金相当額をプリペイドカードの形 で支給します。友達同士の連絡や日本の留守家族への連絡等にもこの携帯電話を使 用することはできますが、その通信費用は自己負担となります。 なお、個人的に携帯電話の購入あるいは日本から持ち込んだスマートフォン(Sim Free タイプ)を使用することは可能です。電話申し込み、プリペイドカードの購入 などはショッピングセンター内や商店街などにある携帯電話ショップで容易にでき ます。 4. 現金の持ち込み等について (1)現金持込にかかる注意 クレジットカードは偽造・盗用・スキミング被害等の報告があるものの、都市圏 では一般的に広く使用されており、旅行時には持っていると便利です。日本の都市 銀行発行のインターナショナルカードを使い現地 ATM で現金引出も可能ですが、マ レーシアでの引き出しに対応していない銀行もありますので、事前確認が必要です。 また、私事旅行時の航空券の購入などではインターネット上でのクレジットカード 決済がほとんどです。 (2)両替状況 公認両替商は銀行・ホテル以外にもショッピングモール等に多数あり日本円や US ドル現金であれば簡単に両替可能です。

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5 (3)赴任時に用意することが望ましい金額について ①JICA 海外協力隊の皆さんは任地に赴任した際に住居入居前に宿泊するホテル代、住 居の保証金、家具購入等で出費が嵩みがちです。住居契約には保証金(家賃2か月 分)、初回家賃、光熱水費デポジット(家賃1か月分、契約締結費用(家賃1か月分) 等の支払が必要なため、契約時には家賃の約5か月分が必要となります。 そのため、住居入居時に必要になる費用(10~20 万円)に加え、必要であると考え る初期投資費用に見合う金額のご持参をお勧めします。 この他、シニア海外協力隊で、活動上自家用車購入が必要な方に関しては、「9.任 国での運転について」をご参照ください。 ②皆さんには、オリエンテーション時に約 3 か月分の海外手当を現金手交または銀行 口座へ振込みます。銀行口座の開設には滞在ビザの取得が必要であり、任地赴任以 降にのみ滞在ビザが取得できるサバ州、サラワク州赴任者は半島赴任者よりも口座 開設までの時間がかかります。口座が開設されれば日本からの送金も可能です。KL での現地訓練時(約 4 週間)の宿泊費については事務所から支払うため立て替えの必 要はありません。 ③派遣期間が 180 日以内の短期派遣者に対しては、赴任前に全現地生活費を支払われ ますので赴任後の支給手当は住居手当のみとなります。安全な方法で十分な現地生 活費を持参して下さい。 派遣期間が 180 日を超える短期派遣者に対しては、180 日を越える分についてはマ レーシア赴任後に各自の指定銀行口座への振込みとなります。赴任後 180 日分は派 遣前に支給されますので、180 日以内の短期派遣者同様、安全な方法で十分な現地 生活費を持参して下さい。 5. 治安状況について(JICA の安全対策については、隊員ハンドブックを参照) マレーシアは東南アジア諸国の中では比較的治安の良い国のひとつにあげられています。 しかし、クアラルンプール(KL)、ペナン、ジョホールバル等の主要都市では、置き引き、 詐欺、ひったくり等の犯罪発生が目立っています。以下が典型的な犯罪被害例です。 ①空港の内外(特に出発・到着ロビー)やタクシー乗り場、ホテル(カウンター近辺や ロビー)、レストラン等で貴重品の入っているカバンを一瞬の隙に置き引きされます。 ②バイクで走行しながら、歩行者(特に女性)のバッグを奪って逃げるひったくりが多 発しています。バッグは車道側に持たないような注意が必要です。またバッグの斜め 掛けも被害時には引きずられる危険がありますので、バッグを前に持つ、ひもの上か ら上着を着用する等の対策が必要です。 ③日本人旅行者をねらった賭博詐欺事件が多発しています。 その典型的な例は、若い女性や中年男性に、ショッピングセンター等で「今度わたし の親類兄弟が日本行くので親を安心させるために日本の話を聞かせてほしい。一緒に 自分の家に行こう」等と言われ家に誘われる。家でトランプ賭博のイカサマを教えら れ見せ金のために現金や貴金属を要求される。手持ちがない場合はクレジットカード で貴金属を買わされ、結果的に所持金全部及びクレジットカード限度額一杯巻き上げ られる。 特に最近クアラルンプールでは、外国人を狙い、「旅行中に引ったくり被害にあい、現 金を持ち合わせていない、携帯電話も取られた、当面の資金を貸してほしい」と声を かけられ、現金を要求されるケースが増えています。警察にはすでに出頭している、

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6 外国人の場合は大使館にはすでに報告済み等、偽の証明書を保持していることも多い ですが、こういった場合は、はっきりと断りましょう。 6. 交通事情について マレーシアではかなり車社会が進んでいます。その反面、公共交通機関の整備が不十分 です。 公共共通機関はバスと電車ですが、地方都市の電車は長距離のみですので、市内交通手 段として電車を利用することはできません。 バスについては、バス停はありますが時刻表はありませんので、どれくらいの頻度で運 行しているかは把握できません。乗客が多い時間帯には頻繁に運行し、少ない時間帯は 休んでいるようです。また、バスの運行ルートもはっきりしません。 タクシーについては、市内の要所であればタクシーを拾うことはできますが、市内から 外れると難しくなります。タクシーは何回か利用して顔見知りになったタクシーの中か ら選んで利用するというのが一般的です。これは安全のためですが、比較的安全と言わ れるマレーシアでも犯罪の発生率は日本と比較するとかなり高いため、注意が必要です。 また、配車アプリである「Grab」の利用も主要な移動手段の 1 つになってきています。 目的地に向かうにあたり値段交渉が不要であるなどの利点はありますが、地方部ではサ ービスの提供が開始していない地域があります。乗客を狙った犯罪も少なくありません ので、タクシー同様、利用に際し注意が必要です。 7. 医療事情について (1)医療機関

マレーシアの主要都市には「General Hospital、マレー語では Hospital Besar」と 呼ば れ る国立総 合 病院 があり 、 地方に は「 District Hospital 、マレー語では Hospital Daerah」と呼ばれる国立地方病院がありますが、これらの医療レベルはあ まり高くないため、私立病院の利用を勧めます。主要地方都市には、KPJ Specialist Hospital、Pantai Hostial、Colombia Asia といった大手病院グループの私立病院 があります。

クアラルンプール周辺の日本人は私立総合病院の Prince Court Medical Centre、 HSC Japan Clinic、Gleneagles Intan Medical Centre などを利用することが多く、 これらの総合病院ではほぼすべての分野の手術が可能で、日本語によるサポートが 受けられます。風邪などの軽い疾患の場合は、家の近所にある個人開業医(クリニ ック)を利用することもできます。 (2)緊急時の対応と措置 クアラルンプール周辺においては、緊急医療体制は比較的整備されています。病気、 あるいは事故によるけがの場合は、病院で処置を受けるとともに、JICA 事務所、ボ ランティア調整員へ連絡していただきます。なお、サバ、サラワク、クランタンな どの地方で事故があった場合は、まず、最寄の総合病院で治療を受け、継続的な治 療が必要であれば、クアラルンプールの私立病院で転院治療することになります。 救急車は電話(999 番)で呼ぶことができ、24 時間体制ですが、移送先は国立病院 となります。

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7 (3)医薬品、衛生用品 ①携行することが望ましい医薬品 現地で購入できる医薬品 総合感冒薬、アレルギー性鼻炎薬、胃腸薬、整腸剤の類は購入できますが、表記が マレー語記載のものや欧米からの輸入品で用量が多く効果が強すぎることがありま す。現地医師の処方を受けた服用をお勧めしており、薬局などでの購入はお勧めし ていません。これらの薬を常用している方は、持参されることをお勧めします。 当地ではデング熱が通年流行していますので、赴任時には体温計とアセトアミノフ ェン解熱鎮痛剤を適量持参する事をお勧めします。 ②現地で調達できる衛生用品 体温計、包帯、ガーゼ、救急絆創膏、コンタクトレンズ用洗浄液などは揃っていま す。日本製の生理用品もあり、問題はありません。 (4)保健衛生 ①飲料水 都市部では上水道が普及していますが飲用には適しません。水道管(石綿管が多い) が老朽化しているため、サビなどが混入して水質が多少落ちています。飲用には煮 沸消毒をすることをお勧めします。 ②濾過器の入手 スーパー(AEON)やハイパーマーケット(Tesco)等で入手できます。 ③当地では蚊が媒介するデング熱、チクングンヤ、ジカ熱、マラリアに注意をする必 要があり、虫よけ(塗布タイプ)、殺虫スプレーが不可欠です。日本で販売している フマキラーの「One Push」は当地でも購入でき効果があります。 (5)任国の予防接種事情 マレーシアでの滞在において狂犬病、A/B 型肝炎、日本脳炎、破傷風、腸チフスの ワクチン接種が推奨されます。クアラルンプールではこれらのワクチンはクリニッ クで接種できます。但、地方都市やまれにクアラルンプールでも接種できるワクチ ンや在庫が不安定になることがあります。ワクチン接種を計画的に実施することで、 クリニックでの事前予約などワクチンの確保に努めることが賢明です。狂犬病流行 国であり、基礎免疫獲得の 3 回接種を終了しての入国が望ましいです。 8. 蚊帳について 蚊帳の要否、現地での購入可否 村落部では蚊帳が必要な場合もありますが住居状況によります。必要な場合は現地 で購入も可能ですが、地方へ派遣される方は、日本から持参されると着任後すぐに 使用できますのでお勧めします。 9. 任国での運転について ※要望調査票の四輪自動車にチェックが入っている案件の方のみ (1)本邦、国際免許証の携行の要否 下記のとおり現地運転免許取得時には有効期限内の運転免許証が必要です。 ただし、2019 年 6 月現在、外国免許証から当国免許証の書き換えが停止されています。 そのため、当面は国際免許証で運転をすることになりますので、赴任時には国際運転 免許証と有効期限内の日本の運転免許証を持参ください。

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8 (2)現地運転免許の取得手続き(当国免許証への書き換えが可能になった場合) 運転免許取得のためには、有効な本邦運転免許証を持参し、日本国大使館でその翻訳 証明書を発行してもらい(手数料約 2,500 円程度)、マレーシア陸運局(JPJ)に申請 する必要があります。申請には、パスポート、本邦運転免許証、日本大使館発行の運 転免許証翻訳証明、写真 1 枚(サイズ 2.5 x 3cm)、手数料(1 年 RM72.5、2 年 RM102.5) が必要で、申請すれば即日発行されます。 ※自動車を運転される予定の方は、運転免許証翻訳証明書は KL 滞在中に大使館に申 請してください。 マレーシアの運転マナーは必ずしも良好とはいえません。運転する際は十分注意をし て、焦らず怒らず安全運転を心がけてください。 (3)車両の購入・輸送について 本邦からの輸入(持ち込み)は、到着時または赴任の最初の 6 か月であれば関税免除 となりますが、新車中古車を問わず輸送費用が高いこと、部品補充に保証が無いこと、 輸入手続きに 2 ヶ月以上の日数を必要とすること等デメリットがあり、お勧めしてお りません。なお、マレーシアで生産(組み立てを含む)されている車種の新車輸入は できません。現地での新車購入は容易ですが、入手までに 1 ヶ月ほど要します。金額 は、1,300CC/AT 車の税込み価格はおよそ 45,000RM(約 130 万円)、1,000cc マニュ アル車で RM25,000(約 70 万円)です。一方、中古車ディーラーは数多くあり、3 年 物で新車価格の7割程度と言われています。但し、国産車は品質の保証は全くないの で、中古車に詳しい人の助言が必要な場合があります。 (4)自動車保険の割引 マレーシア赴任に際し日本で加入していた自動車保険を解約した場合、会社から無事 故の英文証明書を発行してもらうと、現地での車両保険代が割引される場合がありま す。 10. お問合わせ 任国での活動に関する質問は、以下のアドレス宛にメールでお問い合せください。 ※長期隊員の方は、お問い合わせは派遣前訓練が開始してから行ってください。 ※活動に関わる内容以外の質問はお控えください。 ボランティア調整員アドレス:Watanabe.Sachi@jica.go.jp Watanabe.Makoto@jica.go.jp JICA マレーシア事務所: ms_oso_rep@jica.go.jp 11. その他 (1)服装 基本的に年間通じて夏服ですが、オフィスや乗り物の内部は冷房が効き過ぎるくらい です。ジャケット、カーディガン、トレーナー、サマーセーターなどの用意が必要で す。また、文化的・宗教的背景から女性のノースリーブ、短パン等の極度に肌を露出 する服装は避けてください。特に公の場ではドレスコードが定められている場合があ り入場を拒まれるケースもあります。(イスラム色が強い文化背景があり、男女共に服 装には注意が必要です)

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9 活動時には襟付きのシャツを着用する必要があります。配属先の中には、それぞれの 服装が規定されている場合があり、ポロシャツ、T シャツ等は着用できない場合が多 いです。隊員の多くは赴任後マレーシアの民族衣装を購入し着用しています。小・中 高等学校では、曜日により女性はバジュクロン、男性はバジュバティックの着用が義 務付けられている場合が少なくありません。 (2)推薦図書 ・マレーシア語 常用 6000 語 大学書林 ¥6,700(税抜) (福祉関係のボランティアの方への推薦図書) ・「障害者の社会開発」中西由起子、久野研二、明石書店 ¥2,200(税抜)3,800 ・「リハビリテーション国際協力入門」久野研二 ¥3,000 (3)各資料閲覧 ・JICA 図書館ポータルサイト(マレーシアをはじめ、各国の資料を閲覧できます) (https://libportal.jica.go.jp/library/public/Index.html) ・知られざるストーリー「14」(マレーシア政府首相経済企画院長官からのメッセージ) (https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/story/14/index.html) 以上

参照

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