2018 年 10 月 15 日 NPO 法人 よこはま成年後見 つばさ 理事長 須田 幸隆
成年後見制度実際の活用の仕方
〜旭区グループホーム連絡会講演内容〜 平成 30 年 9 月 18 日(火)、横浜市旭区地域自立支援協議会グループホーム連絡会主催の 研修会での講演内容を書き改め、文末に解説を入れて「成年後見制度実際の活用の仕方」 と題し、この報告文を読んだだけでも役立つようにしてここに公開します。 当日はつばさの理事の渡邉 修一さんにも同席してもらいました。参加者は 30 人ほどで 熱心な質疑応答が行われました。 まず講演終了後にいただいた主催責任者の感想メールを紹介します。次に講演に先立ち 行われたアンケート調査結果を紹介します。 事前に用意していた次第講演終了後の主催者からのメール --- よこはま成年後見 つばさ 理事長 須田 幸隆様 本日はお忙しい中、ご講義頂きありがとうございました。 各法人、各事業所で支援対象者も異なり「成年後見制度」に対する考え方も様々だったと 思います。しかし本日のご講義の中で「つばさ」がデュープロセスを大事にしていること、 成年後見人に就いた後も、定期的に面会を行っているというお話を伺い、本人と事業所、 後見人との適正な関係・有り方を教えて頂いたように思います。 今後ますます後見制度利用ケースが増えてくるかと思いますので、その際は改めてご相 談 させて頂きたいと思います。 本日の参加者には、講義内容のパワーポイントと説明時に役立つであろう資料をメール にて配布する予定です。ありがとうございました。 --- アンケート集計結果 回答数 16 件 Fax 1件 その他 15 件 ○回答者 管理者 6 常勤職員 10 ・性別 男性 4 女性 12 ・年代 20歳代 2 50歳代 2 30歳代 6 60歳代 1 40歳代 5 ・勤続 4年 1 11 年 1 20 年 1 6年 2 12 年 1 23 年 1 7年 2 13 年 1 27 年 1 9年 1 15 年 1 10 年 2 18 年 1 ○制度について よく知らない 5 概要程度 8 ある程度理解 3
○知りたいこと 制度概要 8 相談先 6 手続き 8 利用時期 6 費用 3 候補者 5 仕事 6 長所短所 13 ○GH について ・利用者 知的障害のみ 8 精神障害のみ 6 両方 2 ・規模 4名 1 7名 1 5名 2 25 名 1 6名 8 35 名 1 ・後見人 いる 10 いない 6 ・人数 1名 4 3名 1 2名 4 12 名 1 ・後見人 親族 8 司法書士 4 弁護士 5 社会福祉士 1 ・訪問頻度 月に1回以上 4 6ヶ月に1回 1 2ヶ月に1回 1 年に1回 2 3ヶ月に1回 2 ほとんどなし 5 ・良かったこと お金の管理 7 複数の目 2 相談 1 入院手続 1 福祉契約 1 (・以前ご本人が亡くなった時、遺産整理など行ってくれた。) ・困ったこと 面会なし 3 (・お金に関する手続き以外何もしてくれないため本人や職員との関係性がない。) (・施設への個人的感情が強く、細かく介入してくる。) ○後見的支援室
登録 5 登録なし 12 不明 1 ○相談機関 ない 9 ある 6 ( 通所先 通院先 地域ケアプラザ) ○意見・質問 ・GHでは金銭管理を行っていますが、後見人をつける相談を機関にすると「GHで管理 しているならば・・・」といわれることがあります。果たしてそれで良いか? ・軽度の知的の方で金銭を自分で管理したい方がいます。しかし適切にはできません。後 見人のできることは? ・成年後見制度をご家族に説明するにあたって、職員が気を付けること、役立つ情報、上 手な説明の仕方を学びたい。 ・身寄りが無い方で後見人(親族でない方)が付いている利用者 → お金の管理はしてくれるが、入院時などの医療的判断はしてくれず困ったことがあ ります。どこまでが後見人の仕事なのか? ・具体的な後見人の選定の仕組み ・制度的には何となくは理解しているつもりですが、利用までの諸手続きなどを教えて欲 しいです。 講演内容 私は、法人後見を実施している NPO 法人よこはま成年後見つばさの理事長の須田です。 元中福祉事務所長でした。 本日、同席していただいている方は、つばさの理事の渡邊さんです。渡邊さんは、元保 護課長さんで横浜市退職後、精神障がい者の自立支援施設の施設長さんもやられていまし た。本日は、事例を発表してもらいます。 それから私の甥っ子の嫁さんは、○○さんのところの精神科○○病院に看護師として勤 めています。こことは縁が深いです。 さて本日の講演の中身ですが 、事前アンケート調査の結果を見て、当初用意していたも のとがらりと変えて、話をすることにしましました。 まず、事前アンケートを実施したところ 16 件の回答がありました。貴重なデータです。 ありがとうございます。
次に、講師派遣依頼には、 「各事業所において利用者の高齢化が問題として上がっており、成年後見制度活用の必要 性がますます高まってきているところです。しかし制度の存在は知っていても実際の活用 の仕方がわからないと言った声が多いのも事実です」とありました。 また、数日前に届いた○○学園の○○さんのメールにも、「現在全国的にグループホー ム入居者の重度高齢化課題とされております。そのような状況下で成年後見制度の活用が 今後ますます重要になってくることは容易に想像できます。 しかしながらこの過渡期において、グループホーム事業所で働く私たちは、成年後見制 度を制度的に知っているもしくは聞いたことがある程度の職員が圧倒的であり、いざ利用 しなければならない時に、どのような手続きで、どう活用すれば良いのか分からないとい った方がほとんどです。 そこで今回は制度の簡単な説明に加え、より実践的に利用するための流れなどお話しい ただけると幸いです。」とありました。 それで今日の話は、アンケート調査の結果とこれらの要望に答える形に急遽変更するこ とにしたのです。 私は、研究者ではありません、評論家でもありません、実務家です。実践者です。 日々相談者・利用者と向き合っています。私にとってこのような要望は、願ったりかなっ たりなのです。 それでは始めましょう。 事前アンケートでは、「知りたいことは何ですか」と聞きました。 ① 後見人が就くメリットデメリット 13 人 ②−1 基本的な制度の概要 8 人 ②−2 手続きの仕方 8 人 ③−1 相談先 6 人 ③−2 利用の時期 6 人 ③−3 どんなことをしてくれる人か 6 人 ④ 後見人を誰にするか 5 人 ⑤ 費用 3人 ⑥ その他の 6人 従ってこの順番に説明します。特に手続きの仕方、申立支援に焦点を当てます。 ①後見人が就くメリットとデメリット これを話すには成年後見制度とは何かとの考え方の違いで、大きく変わってくると思い ます。 一般的には、成年後見制度とは財産管理の制度とされています。
そう考える人には、デメリットがたくさんあります。要注意です。 むしろ使わない方がいいです。使えば痛い目にあうこともあります。 こんなはずではなかったと皆さんいいます。 後見人を解任してくださいとの不満が充満しています。 しかし、私たちは、単なる財産管理の制度ではないと考えます。 従って、財産のない人でも使える制度を目指してきました。 つばさの守備範囲は左下です。(図解) 資力高い 低い 家族力高い 私たちは、成年後見制度は、単なる財産管理の制度ではなく、生活支援の制度、権利擁護 の制度と思っています。 メリット 親が高齢化したらどうなりますか。親が支援できなくなったり、親亡き後どうなりますか。 そもそも親族のいない人、いても疎遠な天涯孤独の人は、沢山います。 法律的に権限を付与された後見人(法定代理人)が、契約とか金銭管理を行うことができ ます。だから成年後見制度は課題が多くとも、私たちは取り組んでいるのです。 デメリット 当然ですが、ご本人の資産は、ご本人のためにしか使えなくなります。 ご本人以外のために使えば、横領事件になります。 1,200 万円以上(未確認)だと、後見人には見も知らない法律職の人が選ばれるかもしれ ません。訪問は、ほとんど来てくれない1かもしれません。 そんなこと当たり前ではないですか、成年後見制度は財産管理の制度と考えていますから、 訪問しなくともできるのです。 つばさの考え方とは、正反対です。 ご本人に会わないで、どうして生活支援ができますか。 ②−1 基本的な制度の概要 後見制度には、未成年後見制度と成年後見制度の二つがあります。 つばさの守備範囲
成年後見制度には、法定後見と任意後見の二つがあります。 法定後見は、現に判断能力が不十分な人が利用します。 法定後見には、補助・保佐・後見の三類型があります。 申し立て先は、家庭裁判所です。 申立できる人は、本人、配偶者、4 親等以内の親族です。 誰もいない人は、市町村長です。横浜の場合は、区長です。 後見人は家裁が適切な人を選任します。 なお、申立書には後見人等候補者を書くことができます。 任意後見は、将来判断能力が低下したときに備えて利用します。 窓口は、公証役場です。 公正証書で任意後見契約を締結します。 任意後見の発動は、判断能力が低下した時に家庭裁判所に任意後見監督人の選任を申し立 て、監督人が選任された時です。 ②−2 手続きの仕方 ここが本日一番大事なところなので後で話します。 ③−1 相談先 家庭裁判所は、簡単に話を聞いて申立書類一式をくれるだけです。 区役所 市社協・区社協 地域包括支援センター 基幹相談センター 法テラス 福祉施設・病院 各職能団体 さて、これらの機関はどこまで相談に乗ってくれるでしょうか。 制度の概要と他の支援機関を紹介する程度ではないでしょうか。 肝心の申立支援は、法テラスを除いてどこもやってくれないでしょう。 ここに問題があります。
つばさは、制度利用相談・申立支援・法人受任をワンストップで実施2する団体です。 家裁と当事者、皆さん方とを結ぶ中間機関です。残念ながら、他にはないでしょう。 また、相談から申立までを後見的支援に位置付けています。しかも後見的支援を重視して います。必要な時は、プロジェクトチームを結成します。代表例が真理プロジェクト3です。 3年掛けました。 相談 申立 受任 後見的支援 後見支援 ラポール構築 デューロセス(適正手続) どんなに立派な制度があっても、それに到達するまでの手続き過程の権利保障が整ってい なければ、その制度は絵に描いた餅です にもかかわらず、我が国における高齢者・障害者のデューロセスは貧弱4です。 ③−2利用の時期 これは結構難しい 親や兄弟がいて、手続きや利用料支払いなどで支障がなく、当事者の財産が守られている なら、今すぐ制度を利用しなくても良いのではないか。逆に経済的虐待などもあるので、 要注意ですが。 成年後見制度は、権利を抑制する制度ですよ。権利擁護の制度と言いながら権利を抑制す る矛盾を孕んでいます。識者から、国連の定めた障害者権利条約に抵触すると良く指摘さ れます。代行・代理の制度利用はラストリゾートなどと言われます。 しかし、世の中には制度を利用しなければ現に権利が守れない人も沢山います。福祉事務 所の現場で、私たちはそれを知っているから、その人たちのために、法人後見を推進して いるのです。 ③−3どんなことをしてくれる人か 一般的には、財産管理と身上監護と言います。 身上監護とは聞き慣れない言葉ですが、生活支援と考えればいいのではないか。QOL の向 上です。 後見人は、法律行為を行うのであって、事実行為は行わないとも言います。 事実行為とは、 例えば、調理、洗濯、買い物と言ったことです。 しかし、そのことで困っていたらどうするのかを考えるのは後見人の仕事です。 どのような福祉サービスを導入すればよいかです。
後見人ができないこととして、よく言われるのが手術の時の同意です。 しかし、入院・退院の時の手続きとか、医療費の支払いは後見人の仕事です。 いずれにしても後見人は、万能ではありません。 ご本人の周りには支援者がたくさんいます。後見人も支援の一画に加わります。 ④後見人を誰にするか 新しい成年後見制度が始まった時は、8割以上が親族でした。 今は、親族は 3 割弱です。第3者後見人が 7 割強です。 第3者後見人とは、司法書士、弁護士、社会福祉士、行政書士、法人、市民後見人等です。 個人後見と法人後見という見方をすれば、これまで後見人は自然人が原則5とする考えが強 く、法人後見は、まだ全体の 7%ぐらいです。 後見人を誰にするかは、後見人に何を期待するかで違うのではないですか。 私たちは、横浜市福祉職 OB が中心の法人後見ですから、法人後見を勧めます。 法人後見のメリット 永続性、困難事例への対応、チーム対応、複数の目があるので適正な後見業務が確保でき る、担当交代が容易に可能、地域でネットワークを組むことができるなどでしょうか。 法人後見のデメリット 一般的には、責任があいまい、顔が見えない、意思決定が遅いなどと言われます。 私たちの法人後見では、その指摘は当たりません。 今後は、市民が選択できるくらいの特色のある法人後見実施団体があるべきと考えます。 ⑤費用 申立費用 切手 4,000 円 印紙 4,000 円 診断書料 5,000 円〜6,000 円 鑑定料 5 万円〜10 万円 後見人への報酬 家裁が示しているめやすは、月額 2 万円です。 助成制度 横浜市には助成制度として成年後見制度利用支援事業があります。 要件は、年収 150 万円未満 資産 350 万円未満 ⑥その他 質問 GHでは金銭管理を行っていますが、後見人をつける相談を機関にすると「GHで
管理しているならば・・・」といわれることがあります。果たしてそれで良いか? さて皆さんはどう思いますか。 果たしてそれで良いのかと問うているのですから、良くはないとの考えでしょう。 グループホームでも、預かり金を巡って時々不祥事が発生するではないですか。 施設はやむなく管理しているのではないですか。 私は、第三者が管理すべきと考えます。 第三者の目が入るべきです。 質問 軽度の知的の方で金銭を自分で管理したい方がいます。しかし適切にはできません。 後見人のできることは? 質問に軽度とあります。 補助とか保佐の場合、つばさではその人の状況に合わせて、基本は法人が管理しますが、 お小遣い程度は、ご本人が管理するやり方を残します。 その場合、残高は確認しますが、何に使ったかまでは関与しません 質問 成年後見制度をご家族に説明するにあたって、職員が気を付けること、役立つ情報、 上手な説明の仕方を学びたい。 見極めることは、 誰が申立人になるのが適切か 誰が後見人候補者になるのが適切かです 親族が後見人候補者になった場合、選任されるかどうかは分かりません。 ご本人の預貯金が、1,200 万円以上(未確認)の場合は、見ず知らずの法律職の方が選ば れるかもしれません。 後見支援信託の利用や後見監督人が付けられるかもしれません。要注意です。 つばさ作成の研修プログラムやご家族、ご本人説明用のプログラムがあります。 CD があります。 ご希望の方は、どうぞつばさの事務所に来てください。 質問 身寄りが無い方で後見人(親族でない方)が付いている利用者 → お金の管理はしてくれるが、入院時などの医療的判断はしてくれず困ったことがあ ります。どこまでが後見人の仕事なのか? 既に述べましたが、後見人には手術などの同意権はありません。 成年後見制度の課題の一つとされています。 同意権の権限がないにもかかわらず、医師は同意を求めてきます。
万が一の時の責任回避のためでしょうか。 同意権の有無はさて置き、 本人が適切な医療を受けられないのでは、最悪です。 現場対応ではそれぞれ工夫をしています。 例えば、同意書にはサインインできなくともカルテには説明を受けた旨のサインをすると かです。 質問 具体的な後見人の選定の仕組み これも既に述べましたが、申立書の一番下に後見人候補者を書く欄があります。 しかし、必ずしもその人が選ばれるかどうかはわかりません。家裁が決めることです。 つばさは、これまで失敗したことはありません。家裁から信頼を得られていると言えます。 なお、候補者欄は空欄でも構いません。 その場合は、家裁が弁護士会、司法書士会、社会福祉士会などに推薦依頼を出します。 質問 制度的には何となくは理解しているつもりですが、利用までの諸手続きなどを教え て欲しいです。 ここから講師派遣依頼時の要望にお答えします。 申立支援です。 まずこの分野は弁護士、司法書士の業務独占の分野です。 申立書作成と申立代理人は、弁護士です。 申立書作成は、司法書士です。 その他のものが有料でこれを行えば、触法行為です。 やってはいけません。 お金のある方は、弁護士か司法書士に依頼します。 お金のない方は、法テラスに相談します。 これが基本です。 しかし、圧倒的多数はその中間です。 その中間の人への申立支援は、福祉関係者が行うべきです。皆さん方です。 つばさは、その皆さん方を黒子として無料で応援します。申立後方支援です。 つばさでは、独自に申立支援専門員を養成し、認証しています。 申立支援専門員が、当事者の福祉関係者と共に積極的に申立支援を行っています。
成年後見制度活用の仕方の「肝」は 成年後見制度を財産管理の制度と考える人は、制度利用そのものを慎重に考えることです。 資力の豊かな人は、制度を使って後悔しないようなお一層検討することが必要です。 さて、成年後見制度活用の仕方の「肝」は 2 点です。 その1 誰が申立者になるか その2 誰が後見人等候補者になるかです。 その1では、私たちは本人申立を重視します。支援付本人申立です。これぞ意思決定支援 ではないですか。必要な場合は、弁護士(代理申立)にも相談します。法テラス(代理申 立)にも相談します。区役所(区長申立)にも相談します。福祉支援者と相談し、独自(本 人・親族)の申立にも挑みます。それぞれの状況に応じた申立者擁立、申立後方支援を行 います。 その2では、私たちは法人後見をお勧めします。適正な財産管理、身上監護確保の意味か らです。チームで対応する支援のスタイルからです。地域連携ネットワーク構築の意味か らもです。 その 1+その2=適正手続(デュープロセス ラポール構築)として、私たちは取り組み ます。 具体的にどう行うか。 ・つばさの事務所で制度利用相談を受けます。 ・申立者及び福祉関係者とつばさの担当者とで家裁に出向き、申立書類を受け取ります。 ・つばさの事務所で、役割分担を決めます。 ・つばさの事務所で、申立書を作成します。 ・つばさの事務所から、家裁に申立予約をします。 ・必要な場合には、申立ヒアリングの訓練をします。 ・家裁申立には、つばさから担当候補者とスーパーバイザーの 2 人が同席します。 <申立に必要な書類> ・申立書 ・申立人照会書 ・本人の状況紹介書 ・後見人等候補者照会書 ・本人の戸籍謄本 ・本人の住民票
・後見人等候補者の住民票(履歴事項全部証明書) ・本人の登記されていないことの証明書 ・診断書及び診断書附票等 ・療育手帳(愛の手帳)のコピー ・財産目録 ・財産や収支を裏付ける資料 ・同意書(本人 親族) ・親族関係図 最後に、利用までの諸手続については、述べた通りですが、結局は実践で覚えるしかな いのです。私たちは、「OJT」を重視します。「On the Job Traning」です。現任訓練です。 本日は、長時間にわたりありがとうございました。 1 埼玉県の社会福祉法人昴による平成 29 年度厚生労働省の指定課題による調査研究をご 参照ください。 厚生労働省 平成 29 年度障害者総合福祉推進事業 「成年後見制度の利用実態把握及び法人後見の活用に関する研究報告書」 http://www.subaru-swc.com/h29suisin.pdf 2 平成 29 年 8 月 2 日、最高裁家庭局で行われた「診断書の在り方」ヒアリング時、これ からの成年後見制度の運用と題してつばさから発言しました。 最高裁家庭局報告書(2017.08.02) http://www.ne.jp/asahi/hama/tubasa/saikosai2017.pdf 3 同じく、最高裁家庭局でのヒアリング時に、真理プロジェクトの実践報告をしました。 真理さんプロジェクト報告書 ≪ダイジェスト版≫ (2015.05) http://www.ne.jp/asahi/hama/tubasa/mariphoukoku.pdf 4 ①助成事業としての成年後見制度利用支援事業は、平成 24 年度に国の障害者地域生活支援 事業の中で地方自治体の必須事業に格上げされています。 にもかかわらず予算に計上していない自治体、計上しても内容が限定的等の課題があり ます。横浜市成年後見制度利用促進基本計画素案へのブリックコメントでも成年後見制度 利用支援事業の改善を求めました。
第 4 期 横浜市地域福祉保健福祉計画(成年後見制度利用促進基本計画) 素案に関する意見 (2018.05.28) http://www.ne.jp/asahi/hama/tubasa/publiccomment201805.pdf ②ようやく法テラスでは、平成 30 年 1 月 24 日より総合法律支援法の改正によって認知機 能が十分でない方への出張相談が始まっています。しかし、使い勝手はいまいちです。十 分な活用はこれからです。 法テラスの出張相談 https://www.houterasu.or.jp/kankeikikan/news/page00_00228.html ③家事事件手続法第 22 条但し書きの非弁護士による手続代理人の途も切り拓かれるべき です。品川社協では既に実現しています。 成年後見制度申立段階における代理申立の必要性 http://www.ne.jp/asahi/hama/tubasa/dairi20160717.pdf 5 例えば、日本社会福祉士会発行 成年後見実務マニュアル 21 ページには、「成年後見は、 自然人による個人後見が基本であり、それが本来の望ましい形です。」とあります。 以上