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家庭科教育の充実に向けた学校家庭クラブ活動のあり方

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(1)

家庭科教育の充実に向けた学校家庭クラブ活動のあり方

兵庫教育大学大学院 学校教育研究科    教育内容・方法開発専攻

   行動開発系教育コース

(2)

内容

序章 問題の所在と研究の目的...................................................................................................................2

第1章 学校家庭クラブの現状と課題........................................................................................................3

 1.全国高等学校家庭クラブ連盟加入状況.............................................................................................3

 2.家庭科教員の意識調査........................................、..............................................................................5

 2・1 10年経験者研修での学校家庭クラブ活動に対するアンケート調査...........................................5

 2・2兵庫県家庭科教員への意識調査.....................................................................................................11

 3.見えてきた課題...............................、....................、......、....................................................................13

第2章 学校家庭クラブ活動とは...............................................、..........................................................1..14

 1.学習指導要領解説における学校家庭クラブ活動の条件..............................................................14

 2.教科書「家庭基礎」における学校家庭クラブ活動の取扱い........................................、.................17

 3.高校家庭科と学校家庭クラブ活動の歴史的変遷...............................................、.............................21

 4.学校家庭クラブ活動の意義と要件........................、.........................................................................22

第3章学校家庭クラブ活動の指導方法と教育効果..、.............................................................................24

 1.家庭に関する専門学科における学校家庭クラブ活動の取り組み...................................................24  1−1ナラティヴ・アプローチによるライフヒストリー分析.................................................、............24

 1−2分析から見えてきた変化と教育効果........,、...................................................................、.............27

 1・3 見えてきた学校家庭クラブ活動の具体的指導の工夫..................................................................29

 2.生徒の発達段階に応じた指導方法..................................................................................................34

 3.普通科r家庭基礎」(2単位)における学校家庭クラブ活動のあり方......、....................................37

第4章 まとめと今後の課題.................................................................................................................._41

終章 おわりに.................................、..........、..............................................................................................43

 参考文献..............................................、..................................................................................................44

 資料1 家庭科教育の変遷と学校家庭クラブ活動...............................................、..........................._..46

資料2 高等学校学習指導要領 家庭 目標.......................................................................................48

資料5 学校家庭クラブ(FHJ)設立(高校家庭科とHP・FH J. 教育図書昭和42年発行).48

資料3 ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の意義..................................................................49

資料4 小学校・中学校・高等学校の家庭科指導目標  (学習指導要領.2009)............................50

資料5 中央教育審議会答申 「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」51

資料6 プレゼン発表資料、...............................、......................................................、........................_.54

(3)

序章 問題の所在と研究の目的

  平成22年新学習指導要領において、「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を一層充実させる。」

 とあり、「家庭基礎」においては、3つの柱の一つに、「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動」

 が明記されている。

  しかし、高等学校家庭科において『家庭基礎」2単位の実施が大半を占めるようになった現在、今  まで行っていたホームプロジェクトも、時間不足からますます実施できなくなっている。まして、学  検家庭クラブ活動は兵庫県においては、家庭に関する専門学科が中心に取り組んでいるのが現状であ  る。家庭科教員も特に学校家庭クラブ活動に対する意識は低く、全く行ったことがない教員も増えて

 いる。

  1984年に新福らが行った調査において、「家庭クラブを指導した経験をもつ教員は73人中10人で、

 そのうち8人が50歳以上のベテラン教員である。」とあるが、その当時から28年経過し、年々若い教  貝が増える中、ますます学校家庭クラブに対する意識は低下していると思われる。また、「亘P由や家庭  クラブ1ママ1は教室内授業だけでなく家庭生活や地域での実践力を養うための活動であるため、授業外  での時間や場所での指導が必要であり、教員の幅広い指導力が要求される。HPと家庭クラブ活動1ママ1  の教育的価値認識と教員の実践指導能力の養成などが要求されるところである。」しかし、家庭部会家  庭科教育研究会近畿大会や兵庫県大会において、教育的価値認識と教員の実践指導能力の養成目的と  した研修機会はほとんど実施されていない。現在では、学校家庭クラブ活動そのものの理解がない教  貫も多いのではないだろうか。「家庭クラブ1ママ1を指導する上での問題点として、教員・生徒共に授業  以外での負担が大きいこと、予算が少ないこと、全員加入しなければならないことなどがあげられて  いた。」当時から問題とされていた内容であるが、現在も解決されてなく、加入しない理由にあげられ  ている。

  食育や幼児教育などの研修は実施されているが、家庭科教育そのものの指導内容や家庭基礎2単位  の在り方を検討する機会はない。ただ4単位の内容を2単位に収める工夫ではなく、家庭科教育その  ものを見直し、その指導方法を検討しなければならないと思う。その鍵がホームプロジェクトや学校  家庭クラブ活動にあると考える。

   学習指導要領による家庭科の教育目標は、小学校は、「家族の一員として生活をよりよくしようと する実践的な態度を育てる。」とあり、中学校では、「進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度

を育てる。」と、家庭生活における内容となっている。高校家庭科では、「家庭科や地域の生活を創造す る能力と実践的な態度を育てる。」と地域にまで学習内容を広げなければならない。しかし、福岡・後 藤(2012)などのホームプロジェクトの実践に関する研究はあるが、学校家庭クラブ活動に関する研究

はほとんど見られない。

(4)

第1章 学校家庭クラブの現状と課題

 1 全国高等学校家庭クラブ連盟加入

状況      1

  全国高等学校家庭クラブ連盟は、高1  等学校の学校家庭クラブ活動を推進≡

 し、クラブ員のホームプロジェクトや1  学校家庭クラブ活動への研究意欲と

資質の向上を図ることを目的として・

P

 昭和28年(1953年)に結成された組;

 織である。        1

  平成23年度各都道府県の学校家庭1  クラブ連盟の加入状況(平成23年3…

月。日現在)によると、。。都道府県に1  おいて、公立学校加盟率100%の県は、1  香川と愛媛の2県あるが、全国平均は≡

 約46%であり、全く加入校のない県は1  静岡県・長野県・京都府の3県である。≡

  (図1−1)       :

  兵庫県は加盟校30校(内私立2校)、:

公立学校加盟率では 8%で全国33番

P

 目と低い。加盟生徒数を見ると、家庭  科を学習している生徒が全員加入し1  ている学校はなく、専門学科生徒の全1  員加入が8校で、他は代表者のみの加」

入や家庭科部.調理部.手芸部など家1  庭科に関係のある部活動が、学校家庭1  クラブとして加入している。(表1−1)…

  本来家庭科教育のために設立されミ  た全国高等学校家庭クラブ連盟であ1

平成23年度都道府県別加盟率

 徳島  愛如一  沖縄一  香川  島根」

 奈良  岐阜  佐賀  茨城 長崎一  岡山  山梨.

岩手.

 高知 宮崎.

福井」

 福岡  鳥取 鹿児島  栃木一  大分  福島 熊本.

 山口 群馬」

秋田 青森.

富山.

 山形一■ 大阪11■

誰;=

 石川 ,

新潟、■■一

広島1、■

 兵庫コ

和歌山川

 三重皿・

東京一

滋賀]□

愛知」,

るが、加入率が50%を割り、全く加入:北海道■

       千葉一 していない県もあることが分かった。1神奈川1≒

また・教科指導1して学校家庭クラブ1鶏1

活動を行うべきであるが、そのとらえ≡ 長野.j

方はさまざまであり、実施方法は学校…  0・O%  20・O% 40・O% 60・0% 80・O% 1OO・O%

によって異なっている。      ≡一

      図1−1平成23年度学校家庭クラブ連盟加入率

       加盟率=都道府県別全国学校家庭クラブ連盟加盟枚数/都道府県別高等学校数  以上の現状から、各都道府県が家

      平成23年加盟校一覧(全国学校家庭クラブ連盟)

庭科教育において全国高等学校家

      全国学校データ2011年(NPO法人教育ソリューション協会)をもとに作成

(5)

庭クラブ連盟をどのように位置づけ浄性化を図ろうとしているのか、現状を把握し共通理解を図る必 要があると考えられる。

 しかし、兵庫県においては、各学校が学校家庭クラブ活動をどのようにとらえ、取り組んでいるの か、まず家庭科教員の意識から問題点を把握する必要がある。

表1−1兵庫県の全国高等学校家庭クラブ連盟加入状況

比較項目 普通高校での実施 家庭に関する専門学科設置校での実施 加入状況 希望者のみ加入 専門学科生徒のみ全員加入  (5校)

福祉に関する専門学科のみ加入 専門学科生徒全員・普通科一部  (1校)

家庭科教員 1〜2名(常勤講師の場合もあ

4〜6人

る)

活動内容 ・保育所や幼稚園へ手作りおもち ・小学校と連携した食育活動

や製作 ・レストランでの一日シェフ活動

・保育所訪間やイベントに参加し ・地域でのファッションショー

交流活動 ・老人ホームや保育所訪問

・文化祭でのバザー販売 ・地域でのイベントに参加

・老人ホーム訪間 ・交通安全週間の呼びかけ

・被災地支援活動(入園グッズ製作・クリス マスプレセント製作)

問題点 ・調理や手芸など家庭科に関する ・学科の特色ある活動として実施するため、

部活動で加盟し活動している。 専門性が高く、普通科「家庭基礎」での活動

・学校家庭クラブ事務局の地区幹 と一緒に行うことができない。

事の仕事が負担である。 ・地域と結びついた特色づくりもあり、各校 とも年々活発に行っている。

(6)

2.家庭科教員の意識調査

   2−1 10年経験者研修での学校家庭クラブ活動に対するアンケート調査

   平成23年8月10目(水)10年経験者研修において「学校家庭クラブ活動」の研修を行った。

  まず、参加教員5名に学校家庭クラブ活動に関するアンケート(図1−2)を実施した。そして、

 筆者の勤務校である県立西脇高校での学校家庭クラブ活動の実践と意義や教育的効果を説明し、

  最後に各学校の学校家庭クラブ活動を提案する(図1−3)演習をさせた。

   対象教員のうち3名(教員A・教員B・教員C)は普通科のみの経験者で、1名(教員D)は  農業科併設の普通科、1名(教員E)ぱ総合学科勤務である。

   アンケート結果を表1−2のようにまとめた。

   アンケートの設問1において、学校家庭クラブ活動について、どのように認識しているのか闘   いた。学校家庭クラブについて、正しいと思われる項目を選んだ結果、全員が「家庭科教育に位  置づけられている。」と答えた。しかし「部活動とは違う。」とした教員は2名(教員C・教員D)

  で、部活動との違いが明確でないところがある。これは、実際に部活動に位置づけて学校家庭ク   ラブ連盟に加入し活動している高校があるからだと考えられる。「学習指導要領に挙げられ行わな   けれぱならない。」と3名(教員B・C・E)が答えているが、うち2名(教員B・C)は学校家  庭クラブ連盟に加入していないし、活動もしていない。「家庭科を特色とする学校で行われる活動。」

  (教員D)「家庭科を学習している生徒全員が加入しなければならない。」(教員E)と認識してい   る教員がそれぞれ1名いた。

  学校家庭クラブ連盟に加入していないし、活動もしていない教員3名(教員A・B・C)は、

  いずれも普通科高校のみの経験者で、うち1名は「学習指導要領に挙げられ行わなければならな  い。」とも認識しておらず、学校家庭クラブ活動を行わない理由としても、よく分からない・学校   の特色として必要ない・費用が出ない・勤務時間以外の活動は無理・経験がない・研修の機会も   なく、指導する内容や方法が分からない、と6項目を挙げている。学校家庭クラブ活動に対する  認識不足を感じる。また、この教員は学校家庭クラブ活動として取り組むことができると思うも   のも、1つも選んでいない。「進学率の高い学校で現在のところ、活動は難しい」.と考えている。

  学校家庭クラブ活動を行っている教員2名(教員D・E)は、地域での活動を行うことにより  生徒が成長し、教員共々得るものが大きいとし、「これからも学校家庭クラブ活動を行っていきた  い。」と答えている。うち1名(教員D)は、研究発表や事務局が回ってくると困ることを理由に、

 学校家庭クラブ連盟には加入していない。この2名は、家庭に関する専門学科経験者もしくは自  分が高校時代に家庭クラブ活動を経験した人である。

  学校家庭クラブ活動を行っていない普通科勤務の教員3名は、これからも学校家庭クラブ活動   は「行いたくない」が1名、「どちらでもない。」が2名であった。行いたくない理由として、教  育効果を上げる見通しが立たない。指導者養成講座もレベルが低く普通高校が入っても得るもの  が少ない。と答えている。

  学校家庭クラブ活動として取り組むことができる項目をあげ、できると思うものを選んで答え   てもらったが、学校家庭クラブ活動を行っていない普通科の教員Aは何も選ばなかったが、活動   を行っている総合学科の教員Eは1O項目全て選んでいた。普通科の教員2名(教員B・C)も「地  域の子育て支援を理解し、ボランティアとして参加する。」ことは可能だと答えている。これは、

(7)

普通科でふれあい育児体験を実施している学校があり、意識が高いと考えられる。普通科の教員 Cはボランティア活動に繋がる7項目を取り組むことができるとしている。この学校は、総務部 が窓口となり、地域のボランティア活動に取り組んでいるので、「今後、この活動を家庭クラブ活 動と位置づけていくのがよいのか分からない。」と答えている。

 教員Dは、前任校での経験をもとに、積極的に地域の商品開発を試みているが、管理職からの 理解を得ることができず活動しにくい状況で、研修の機会を望んでいる。

 以上の結果より、家庭科教員としての10年間の経験者から次のことが分かった。

 ① 学校家庭クラブ活動の経験があるかないかで、学校家庭クラブ活動に対する認識や意識が 大きく異

   なっている。

 ② 普通科での経験しかない教員は、学校家庭クラブ連盟に加入し、活動する意義や方法が分    かっていない。

 ③ 学校の特色やボランティア活動の中にどう位置づけるべきか難しい。

 ④学校家庭クラブ活動は、レベルの低い専門高校が行っているという認識がある。

 ⑤ 意欲的に活動を進めようとしても、管理職や職員からの理解を得ることができない。

 ⑥ 研修の機会がない。

(8)

  図   一

  N   嚇   薄   洲   瀞   、   Nl   、   諦 べ 騨   石   囲   叫   び

   ㍉    ∵

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   塒

  誼   輩

       r学校家庭クラブ活動」についてΦアンケート、

当てはまる項目をOで画んでください.        学校名:県立     高篠学校        民 名:

1学校家庭クラブに開ける説明として正しいと思うものにOをっけてください・(複数可)・

部芋吝寛5とは違う.・

家庭料教育に位置づけちれている。・

学習指導長領に挙げちれていて行わなければなちない.・

家庭科を〜色とする学校で行われる活動パ カしλするためには、1役i,900円心筐.。

家庭科を学習している生徒全■が家庭クラフ違■に加入しなけ湖なちない.・

家庭クラブに加入していま寸か..

①加入し活動しているパ

② カ0入していないが、活動はしている..

③ 加入していないし、活動もしていない。・

掌後家庭クラブ滑動を行わない録由として当てはまるものを選んでください(複数百)・

Φ

Φ

学校藪庭クラブ活動について、よく分力・らないパ 学校⑳絢色として必長ない。・

家庭科教師が 人しかいないため終重であるパ

舳泌い.・

家庭クラブカ日量やボランティア保険などΦ電用が出ない.・

バックアップしてくれる人がいないパ 研寛繁豪や書務局が回。てくると因る..

:1=Bや放線後Φ統務咄間外Φ活動は業種.・

自分目鼻、糧隣がないぺ

学校家庭クラブ活動を行う意最が分かちない。.

研修の機会もなく、指導する内容やカ減5高分かち机・ぺ・

螂とのi0機カ高とり}=くく、詞8■Oを広{ヅることカ…できな、、.・

4

5

6

掌佼察届クラブ活動を行っていきたいですか..

⑪行うていきたいパ

②行いたくない.・

③ どちらでもない.・

〈その刃由…  >・

家庭クラブ活動として取り組むことができると思うものを選んでください  (複数司).

⑪ 短続投業の午後や裏期休業中に作業所や保資目、老人ホームなどΦボランティアに参カ。する。

②障警告授産抱負や小沢模作業所の実態を知り、自分たちにできることを行うパ

⑧ 榊易11支援学校やNPOに参カ。し活動を広めていく.・

④ 地域の判産品Φ蘭晶化やアイディア料理を行う.。

⑤ 保慣所・老人ホームなどΦ行書に参加し、主体的な活動を深めていく.・

⑤ 手ともの過びを提案し、施般蛎聞や文化竸で交流を行う..

⑦地域の手石て支援を螂し、ボランティアとして参加する。

⑭ 輔手で1町に出て、住環境を考える。・

⑨ 手作りの作品を製作し、バサ やボランティアに活用サる..

⑩ 交通安全過一間に参カ肘る..

学校徴庭クラブ活動には、どのよう松教霊的意裏があると思いますカ・.・

(9)

学校家庭クラブ活動の提案。

兵庫県立 高等学校。

く地域環境>

D ・

く校内環境>。

E 

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く活動できること>.

D 

く身につけさせたいこと>…

E f

家庭クラブ活軌

@ の提案ぺ

・  ・  ・   …       一   ・   ・  一   ・   ・  一   …       一   ・   ・   ・   ・   ・  ・   ・   ・  ・   ・   ・   ・   …       一   一   ・  ・   ・   …       .   ・   ・  ・   ・  ・   ・  ・   ・  …       .  .   ・  ・   .   ・  .   .   .   …       .   …

@      ・

(10)

表1−2−1 学校家庭クラブ活動についてのアンケート結果

A教員(普通科)   B教員(普通科)  C教員(普遜科)  D教員(普通科)  E教員(総合学科)

1・一学校家庭クラブ活動と惇

・家庭科教育に位置づ ・家庭科教育に位置づ ・家庭科教育に位置づ ・家庭科教育に位置づ ・家庭科教育に位置づ けられている。 けられている。 けられている。 けられている。 けられている。

・学習指導要領に挙げ ・学習指導要領に挙げ ・家庭科を特色とする ・学習指導要領に挙げ られ行わなければな られ行わなければな 学校で行われる。 られ行わなければな

らない。 らない。 ・部活動とは違う。 らない。

・部活動とは違う。 ・家庭科を学習してい

る生徒全員加入しな

ければならない。

珍.1学校象麟多ラブ遵醐動脈レ即時常禅。。

カ口入していないし 加入していないし 加入していないし 加入していないが 加入し 活動もしていない。 活動もしていない。 活動もしていない。 活動はしている。 活動している。

畠 学校奉麟クラブ溝藪を荷わ勧ミ麹菌

・よく分からない。 ・よく分からない。 ・経験がない。 ・研究発表や事務局が

・学校の特色として必 ・意義が分からない。 回ってくると困る。

vない。 ・地域との連携がとり

・費用が出ない。 にくい。

・勤務時聞外の活動は 無理。

・経験がない。

・研修の機会もなく分 からない。

」壁一学校家庭クラブ藩動を行づぞいき勉、芯歩槻。一三

どちらでもない 行いたくない どちらでもない 行っていきたい 行っていきたい

一  ・  ・  一     一  一  一  一  ・  一  一  一  ■  一  .  .  .  ■           .  .  一 ■  一  ・  ■  ・     一  .  ■  .  ■  ■  一  .     一  .     .  .        一  一  ・ 一  一  一  ・  ・  一  一  一  一  .  一  .  .  一  一        ・  I     .  一  ・      一  一  一  一  I  一  ■  一  ■  一  一  一  ■  I  ■  ■  ■     ・    .  ・  一  ・ 一  一  一  ■  ・  ・  ■  一  ・  一  一  一  一  ■    一  一  ■     一  ■  ■  I  .  I

進学率が高く塾や学 教育効果を上げる見 家庭科とは関係なく 地域と関わることで 生徒も教員も得るも 習におわれている。 通しが立たない。 地域と関わりをもっ 生徒は成長している のが大きい。

・指導者養成講座もレ ている。今後家庭クラ と感じるから。 近年、規模内容等が大 ベルが低く普通科高 ブと位置づけていく きくなりすぎてやり

校が入っても得るも のがよいのか分かり づらい。

のが少ない。 ません。

(11)

なし

表1−2−2 学校家庭クラブ活動についてのアンケート結果

5.・学校家庭クラブとし芯醸り艦むこと鹸できるもの。

④ ③⑤⑦⑨⑩    ④⑤ ①③④⑥⑥⑦⑧⑨⑩ 短縮授業の午後や長期休業中に作業所や保育園、老人ホームのボランティアに参加する。

障害者授産施設や小規模作業所の実態を知り、自分たちにできることを行う。

特別支援学校やNP0に参加し活動を広めていく。

地域の特産品の商品化やアイディア料理を行う。

保育所・老人ホームなどの行事に参加し、主体的な活動を深めていく。

子どもの遊びを提案し、施設訪間や文化祭で交流を行う。

地域の子育て支援を理解し、ボランティアとして参加する。

車椅子で町に出て、住環境を考える。

手作りの作品を製作し、バザーやボランティアに活用する。

交通安全週間に参加する。

 ・活動についてよく分からないので、勝手なイメージですが、生徒自体が主体的に発想した   り発表したり製作したりできる能力が身につく。

 ・部活動と同様に取り組み次第であると思う。(しかし、現実にはそこまで持っていくのに相   当のパワーが必要。ならば部活やHR、学年に力を入れた方がいいと思う。)

 ・「やらされ感」でなく「やった感」→「充実感」がもてるはず。

 ・生徒が達成感や自己肯定感を感じる機会になる。

 ・主体的に考え行動する力が身につく。

 ・学校外で評価を得ることが生徒の自信につながる。

 ・キャリア教育にもなっている。

 ・生きていく上で大切な、体験からしか得られないものを得られる。(勤労・感謝・愛情・奉仕)

(12)

2・2兵庫県家庭科教員への意識調査

 10年経験者の意識調査からうかがえるように、学校家庭クラブ活動に対する認識・関心は、

教員に大きな違いがあるため、感覚的な意識調査をおこなった。教員の自己判断で、学校家庭 クラブ活動をどの程度理解しているのか、また実践する意欲はどの程度なのかを図1−4の表に シールを貼ってもらい調査を行った。

活動への意欲・関心

学校家庭クラブを十 分理解している活動 への意欲も高い。

学校家庭クラブ を知らないし、活 動意欲関心もな

一一一秩E一一r. 一■一一一 ・一. P 一・・ I・…   一・・

図1−4 学校家庭クラブ活動に対する意識調査

調査の方法は、以下の通りである。

 実施日:2014年2月 7目(火)

 対象者:平成23年度兵庫県高等学校教育研究会家庭部会後期研修会並びに講演会 参加教員  場  所:神戸市総合教育センター

 実施方法:昼食時、会場入り口付近で、シールを手渡し貼ってもらう。

       なお、シールの色(濃淡)に意味はない。

 目  的:家庭クラブ推進委員会として、家庭科の先生方の学校家庭クラブ活動に対する理解       や意識を把握するため。

(13)

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      .1       ・lI

      ・       ・

1 意欲      1

      ●       =

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…      、    ●/

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       理解

1全 く な

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図1−5 「学校家庭クラブ活動」意識調査

結果、88名から回答を得ることができた。(図1−5)

 学校家庭クラブ活動に対する理解度と意欲に関して、全体的に、理解している教員ほど活動 意欲も高く、学校家庭クラブ活動の意義や教育的効果を理解していると考えられる。

 問題点として、グラフ中のAは、学校家庭クラブ活動に関して、ほとんど理解もなく意欲も 感じていない層である。学校家庭クラブ活動に関して理解しないで家庭科の指導を行っている。

また、Bは学校家庭クラブ活動について、だいたいは理解しているが、活動意欲を感じること ができない層である。しかし今回は各教員の主観に基づいた調査であるため、学校家庭クラブ 活動について、どのように理解しているのかは疑問である。

(14)

3.見えてきた課題

  学校家庭クラブ連盟加入状況、10年経験者研修でのアンケート調査および兵庫県家庭科教員88 名の意識調査から、以下の課題が見えてきた。

1) 庭科教去の充実のために発足した学校 庭クラブ連盟であるが、そのあり方が問題である    加入率100%の県もあるが、全く加入していない県があることは、家庭科教育に位置づけられ   全国組織として活性化させていくことは困難である。また年々加入率が低下していることから、

  家庭科教育のあり方として、足並みを揃えた取り組みができるように、学校家庭クラブ活動と学   検家庭クラブ連盟についての共通理解を図る必要がある。

2)家庭科教育における学校庭クラブ活動の意義や目的を明確にしなければならない

   家庭科教員10年の経験者であっても、学校家庭クラブ活動について十分な理解ができていな   い。また、兵庫県家庭科教員意識調査においても、自ら学校家庭クラブ活動についてほとんど理   解していないとする層が多く、研修の機会が必要である。

3)学校 庭クラブ活動を実践していくための具体的な方法についての研修が必要である。

   各学校の特色ある取り組みや総合的な学習、生徒会活動やインターアクトの活動やボランティ   ア活動など、さまざまな組織と連携し、学校家庭クラブ活動を位置づける必要がある。また、地   域性を考え、家庭科教育にどのように位置づけて行っていくべきかを検討し、実践のための方法   を考えなければならない。

4)普通科「庭基礎」2単立で、学校庭クラブ活動を実施するための研修が必要である。

兵庫県の学校家庭クラブ連盟加入状況では、普通科での加入はほとんどないため、普通科で最 も履修の多い「家庭基礎」2単位での学校家庭クラブ活動の実施方法を研修する必要がある。

(15)

第2車学校家庭クラブ活動とは

 学校家庭クラブ活動の理解を図るために、学習指導要領解説や教科書から、学校家庭クラブ活動のあ り方を整理し、家庭科教育における位置づけとその意義をその歴史的変遷から探ることとする。

1 学習指導幕領解説における学校家庭クラブ活動の条件

  「共通教科としての家庭科においては、生徒の多様な能力・適正、興味・関心等に応じて選択して 履修させることを重視し、「家庭基礎」(2単位)、「家庭総合」(4単位)及び「生活デザイン」(4単位)

の3科目を設けた。これらの3科目のうちいずれか1科目を必履修科目として履修することとしてい

る」。(文部科学省.2009)

 各種研究(野中ら2012;萬羽ら2011;小川ら2010;浅野2012)から、最も履修の多い科目は「家 庭基礎」であることが明らかになっている。「家庭基礎」における内容は、「人の一生と家族・家庭及 び福祉」「生活の自立及び消費と環境」「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動」の3つの項目か

ら構成され、社会と.自分の関連を考えながら、地域や社会へと視点を広げ、それぞれの生き方を考え

 させる。

  高校家庭科では、社会と自分との関連を考えさせ、地域社会へと社会的な視点を広げ考える点から、

学校家庭クラブ活動へと発展させる必要がある。教科書の内容や教室だけの授業に留まらず、学校や 地域の実態に応じて、学校家庭クラブ活動を行い、乳幼児や高齢者との触れ合いや交流などの実践的 な活動を取り入れるよう努めなければならない。そして「人の一生と家族・家庭及び福祉」の内容を より具体的に実践的に考えることができる。また、「生活の自立及び消費と環境」の内容を深く理解す  ることができる。

  しかし、学校家庭クラブ活動のとらえ方はさまざまであり、認識の違いから活動方法も教員によっ て異なる。そこでまず、学習指導要領解説から学校家庭クラブ活動のあり方の定義づけを行う。

  学校家庭クラブ活動の条件を、高等学校学習指導要領解説(文部科学省.2009)から図2−1のよう にまとめた。

(16)

1.

2.

3.

4.

ホームルーム単位又は家庭科の講座単位、さらに学校としてまとまって行う。

学校や地域の生活の中から課題を見いだし、課題解決を目指す。

課題解決を目指して、グループで主体的に計画を立てて実践する。

問題解決的な学習活動であること。

①ホームプロジェクトを発展させ、学校生活や地域の生活を充実向上させる意義を十分  理解させること。

②家庭科の授業の一環として、計画、立案、参加させること。

③ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事、「総合的な学習の時間」など学校全体の教  育活動との連携を図るようにすること。

④ボランティア活動については、地域の社会福祉協議会などとの連携を図るように工夫  すること。

特に、「家庭基礎」においては、単位数が少ないので効果的な指導を図るように工夫する。

1.生活を科学的に探究する方法や問題解決の能力を身に付ける。

2.内容の(1)及ぴ(2)の学習で習得した知識と技術を学校生活や地域生活の場に生かすことができる。

3.ボランティア活動などの社会参画や勤労への意欲を高めることができる。

図2−1学習指導要領における学校家庭クラブ活動の要件

 以上の内容から、学習指導要領にみられる 学校家庭クラブ活動のあり方 として、以下のことが考

えられる。

1) r 庭窄の投

の一 として庭の 担当が指 し「さらに出としてまとまって実

  しなければならない

 「学校家庭クラブ活動は、ホームルーム単位又は家庭科の講座単位、さらに学校としてまとまって」

 とあり、原則として、家庭科の授業内で指導するべきものである。時間講師であっても、授業担当と  して指導はできる。ただし、「学校としてまとまって」放課後等の活動は、他の教科が補習を実施する

場合に準じ、家庭科教諭が実施することができる。従って、学校から地域へと活動範囲が広がる学校 家庭クラブ活動を活発に行うことにより、各校最低1名の家庭科教員を配置し、家庭科教育の充実を 図ることができる。学校の特色や地域との連携などから、家庭クラブ活動のあり方を検討し計画的に 指導する必要がある。各学校に1つは、学校家庭クラブ活動の取り組みを行っていなければならない  と考えられる。

2)「ホームプロジェクトを発展させ学生活や地の生を  向上させる意を ∠理 させる ニムLとあるため、まず、ホームプロジェクトを実施し、そこからグループで主体的に学校家庭ク

(17)

  ラブ活動へと発展させ、地域の生活を充実向上させる意義を理解させなければならない。しかし、

  ホームプロジェクトは家庭生活上の問題解決であり、それを家庭クラブ活動として、地域の課題解  決に発展させるには無理がある。ホ]ムプロジェクトと連携させながら、学校や地域の生活の中か   ら課題を見いだし、グループで取り組むことができるように見据えた指導が必要である。ここでの   「ホームプロジェクトを発展させ」は、ホームプロジェクトで実践した各家庭での課題解決能力を  発展させると、拡大解釈でもよいか、もう少し説明が必要である。

   「学校生活や地域の生活の充実向上させる意義を十分理解させること」の指導内容や指導方法な   どの具体的な説明が必要だと考える。

3) 庭科で習得した知識と技術を学校生活や地域生活の場に生かさなければならない。

   家庭基礎2単位になり、時間不足から技術の習得が困難で、地域社会活動に生かしながら技術の   習得を図ることも必要である。

4) 「生活を科学的に探究する方法や問題角決の能力を身に付けさせる。」とあるが、今回の改訂により  加わった丁生活を科学的に探究する方法」の具体的指導内容を研修しなければならない。

5) 「学校全体の教育活動との連携を図るようにすること。」とあるため、学校の教育活動や特色づくり   に位置づけ、実施方法を工夫しなければならない。まず職員への学校家庭クラブ活動の理解を図る   ことが必要がある。

6) 「ボランティア活動については、地域の社会福祉協議会などとの連 を図るように工夫すること。」

  と明記されており、具体的に社会福祉協議会との連携の内容や方法について検討していく必要があ

  る。

7) 「家庭基礎 (2単立)においては 「効果的な 導を図るように工夫する」とあり、効果的な指導 についての研修を行う必要がある。

 学校家庭クラブ活動は、問題解決能力や実践的な態度の育成を図るため、教室内の授業時間だけで 行う教科指導とは異なり、地域に広げた活動内容を工夫し、実践しなければならない。目的や工夫す るべき点についての記載はされているが、実践するためには各学校の実情に応じてさまざまな課題を 解決しなければ実施できないのが現状である。また、「問題解決能力や実践的な態度の育成」のための 地域活動を、どのように指導するべきか、その実践方法に関しても研修が必要である。

(18)

2 教科■r家産稟確』における学校衰庭クラブ活動の取扱い

  平成25年度用教科書でのホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動についての取り扱いについて 分析を行った。(表2−1)

 学習指導要領には、家庭基礎2単位では、「効果的な指導を図るように工夫しなければならない。」

 とあるが、6社10種類の教科書を分析したところ、ホームプロジェクトに関しては、具体的例をあ げるなどの工夫がみられる教科書もあるが、学校家庭クラブ活動に関しては、ほとんどがわずか数 行だけの説明で、しかも東京書籍以外は、すべて巻末ぺ一ジに掲載されている。

 東京書籍は目次に続いて、4・5ぺ一ジにホームプロジェクトの説明を図式化し記載されている。

学校家庭クラブに関しては、約1/6ぺ一ジの説明である。次の6・7ぺ一ジの見開きには、第30 回全国高校生ホームブロジェクトコンクール最優秀賞作品を掲載している。また、第1章自分らし い人生をつくる 第2章子どもと共に育つ 第3章馬齢社会を生きる 第5章食生活をつくる 第  6章衣生活をつくる 第7章住生活をつくる 第8章経済生活を営む の各章の最終ぺ一ジにホー

ムプロジェクトテーマが探せるチャート式が載っている。

 教育図書は、最終2ぺ一ジに学んだことを実生活に生かす〜ホームプロジェクトと学校家庭クラ ブ〜を載せ、続いて見開き2ぺ一ジにホームプロジェクト、続いて学校家庭クラブ活動の例を掲載  している。各章の最後には、課題研究1ぺ一ジある。

 実教は、最終ぺ一ジにホームプロジェクトと学校家庭クラブの説明があり、続いて見開き2ぺ一 ジにホームプロジェクト側が掲載されている。

 開隆堂は、最終ぺ一ジに、「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動」として見開き2ぺ一ジ説 明しているが、学校家庭クラブ活動の説明は7行である。続いてホームプロジェクト例rより快適 に過ごすために〜光熱費から見えたこと〜」2ぺ一ジ、「いま、なんじ?〜フェルトおもちゃを通し て幼児と遊び、学ぶ〜」2ぺ一ジ掲載されている。

 いずれの教科書も、学校家庭クラブ活動に関しての説明や事例は少なく、その目的や興味関心や 意欲をもつような内容の工夫はなかった。

 第1章家庭科教員の意識調査の結果で、 家庭クラフ活動を知らない としている教員にとって、

巻末ぺ一ジにしか記載のない学校家庭クラブ活動に関して、授業で触れることもなく家庭科を指導 している場合も考えられる。現在の教科書では学校家庭クラフ活動の意義や活動方法も理解できず、

まして効果的な指導を図る参考にはならないのが現状である。

 さらに、教育図書の家庭科の教科書の変遷を調べた。(表2−2)昭和62年から平成5年までの教 科書では、教科書最初のぺ一ジに、「家庭一般」では、何をどのように学ぶか?が2ぺ一ジあり、続 いて家庭科の学習に必要なホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動として、2ぺ一ジの説明が掲 載されている。学校家庭クラブについては、事例もなくやや分かりにくいが、当時、この教科書を 使用していた教員は、家庭科の学習に学校家庭クラブ活動は位置づけられ、理解できていたと考え

られる。ホームプロジェクトに関しては、単元ごとの具体例が示され、実践しやすくなっているが、

学校家庭クラブ活動に関しては、説明も少なく家庭科にどのように位置づけ活動していくべきか、

理解できない。具体的な活動内容や方法など詳しく触れることなく現在に至っていると考えられる。

(19)

表2−1 教科書r家庭基礎」の分析

教 科 書 掲載ぺ一ジ 備 考

家基301 2東書 家庭基礎 4−5 各単元の最後にホームプロジェク

自立・共生・創造 28・52・64・114・ トテーマが探せるチャート式1ぺ 140・158・180 一ジ(第4章共に生き共に支える

以外)

家基302 8教団 家庭基礎 216−221

亘PとFHJの説明2ぺ一ジ

ともに生きる明目をつくる 24・52・66・78・

HP例2ぺ一ジ・FHJ例2ぺ一ジ

126・154・178・ 課題研究 各章の後 9ぺ一ジ 200・213

家基303 8教団 最新家庭基礎 184−189

HPとFHJの説明2ぺ一ジ

生活を科学する

HP側2ぺ一ジ・FHJ側2ぺ一ジ

課題研究60・ 第1章人の一生と家族・福祉

148 第2章生活の自立のために 家基304 7実教 家庭基礎 190−193 実践活動としてホームプロジェク

パ』トナーシップでつくる未来 トと学校家庭クラブ活動の説明が

見開き2ぺ一ジあり、続いてホー ムプロジェクト例2ぺ一ジある。

各編の後7か所に2ぺ一ジ

Wor1dNo亡e が掲載されている。

家基305 7実教 家庭基礎21 187−189 ホームプロジェクトと学校家庭ク ラブ活動

家基306 7実教 図説家庭基礎 170−173

実践活動(HP・FHJの説明)2

ぺ一ジ

ホームプロジェクトの実践例2ぺ 一ジ

家基307 9開隆堂 家庭基礎 188−193 説明2ぺ一ジ

明目の生活を築く ホームプロジェクト例4ぺ一ジ

家基308 50大修館 家庭基礎 第10章生活をデザインする

豊かな生活をともにつくる 158−159 2よりよい生活をつくろう

HP・FHJ説明

(20)

家基310 183第一 高等学校家庭基礎 166−169 「生活の課題にチャレンジしよ

ともに生きる・未来をつくる う」の申で「ホームプiコジェクト」

と「学校家庭クラブ活動」の説明 あり。続いて実践例として「祖父 母の長生きのための提案」とそれ それ実践テーマ例2ぺ一ジある。

表2−2 教育図書の学校家庭クラブ活動記載の変遷

検定年 タイトル 導入 ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動 新 187 ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の説明

家庭基礎 188

家庭科を学ぼ ホームプロジェクト側:それは本当にこみ?

平成

ともに生き 2 189 〜小さなことからごみ意識改革!!〜

18年

るくらしを つくる

家庭基礎 2 ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の説明 出会 W生活をつくる 1自分の生活をデザインする

平成 高校生のみな

う・かかわ 2 2家庭科の学習をひろげる

18年 さんへ

る・行動す 182 3地域コミュニティの一員として

〜185 ・・ニ庭科の学びを生かして

家庭基礎 170 ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の説明 平成 気づく・追 高校生のみな 171 継続する学習実践例:水と油と環境

1

14年 水する・行 さんへ 173 ホームプロジェクト:わが家の排水クリーン作戦

動ずる 174 学校家庭クラブ:油の有効利用

総合 家 ホームプロジェクト

201

庭一般 1 生活の主人公はあなた自身

202

平成 見つめ 高校生のみな 実践例1:おじいちゃん,長生きしてね

1 203

10年 る,考え さんへ 実践例2:わが家のリサイクルと亨ミの減量

る,行動す 学校家庭クラブ活動

204

実践例:地域とともに歩むボランティア活動

「家庭一般」と 55 例:私の生活設計(夢の実現を)

は,何をどのよ 王10 例:食事のパターン別による献立とその栄養診断

平成 うに学ぶのか 玉44 例:暖かい室内着の製作

家庭一般 4

5年 ホームプロジ 172 例:ゴミについて考える一私たちの暮らしリサイクル エクトと学校 202 例:虫歯のない弟に!

家庭クラブ

(21)

r家庭一般」 第五章家庭生活:

41

とは,何をと 「一日主婦」をとおして、家事の分担を考える 平成 最新 のように学ぶ 第2章食生活:高校生のやせたい願いと食生活

99 4 か…

2年 家庭一般 第3章住生活:太陽熱温水器によるわが家の省エネルギー対策

117

ホームプiコシ 第4章衣生活:リフォームを楽しむ

169

エクトと学校 第5章保育:たのしくお手伝い一エプロンとミトン型ふきん一

197 家庭クラブ

r家庭一般」 35 第1章家庭生活:

とは,何をと 「一日主婦」をとおして、家事の分担を考える のように学ぶ 91

昭和 第2章食生活:高血圧の父の食事を考える

4 か… 109

6年 家庭一般 第3章住生活:太陽熱温水器によるわが家の省エネルギー対策 ホームプロジ 第4章衣生活:リフォームを楽しむ

エクトと学校 161 第6章保育:めいへのプレゼントに絵本rいってまいります」

家庭クラブ 189 をつくる

40 家庭と家族:r家族とのコミュニケーションを求めて」

「家庭一般」 129 食生活の設計・調理:rひとり暮らしの食事作り」

を学習する前 194 衣生活の設計・被服製作:rリフォームによる母のエプロン製

昭和 新版 221 作」

5

63年 家庭一般 ホームプロジ 264 住生活の設計・住居の管理:r子ども室に手づくりのカーテン エクト・学校 を」

家庭クラブ 母性の健康・乳幼児の保育:rめいの健やかな成長を願って」

家庭生活の経営 第1章家族と家庭経営

第五節 家族と家庭生活 第2節 家庭生活の経営 第3節 家庭生活の充実向上

昭和 新訂版 1 改善を要する問題

】一 はじめに 22

53年 家庭一般 2 ホームプロジェクトおよび学校

〜25 家庭クラブの意義と方法 55 家族による家庭の仕事の分担一共働きの母への協力

(22)

3.高校家庭科と学校家庭クラブ活動の歴史的変遷

 学習指導要領「家庭基礎」において、今回の改訂では3つの柱の1つとしてあげられているホ』ム プロジェクトと学校家庭クラブ活動が、家庭科教育において、どのように位置づけられ誕生したのか、

歴史的背景を探り、その内容や目標を明らかにする。

 家庭科教育におけるホームプロジェクト・学校家庭クラブ活動のあゆみを青木(昭和47年)から以 下にまとめた。

 昭和24年教育制度の実施により、家庭科教育は、民主主義を育てるために、人間形成の基盤となる 家庭生活の民主化を図るため、家族関係の指導が強化された。また、女性が積極的な態度で、家庭生 活の改善向上に取り組み、生活文化を高めていくことができる実践カを育てることを目標に技能教育 が重視され、HPとFHJにより実践カ牽高める指導も重視された。当時の教科課程は、C.I』.(民間 情報教育局)家庭科担当官であったニューヨーク市立ハンターカレッジ家政学部長ルイス教授

(Mrs.Dora S.Lewis)とその後任として来日されたアメリカコロラド州立大学名誉教授ウィリアム ソン博士(Miss Mauae Wi』止a鵬。n)の指導によるところが大きかった。今日の家庭科教育への新し い方向づけを示された始まりから家庭科に  HP や  FHJ が実施されていた。

 昭和26年教科課程(カリキュラム)編成では、家庭科は自由選択教科であったが、家庭科は、人間 生活に直接関係が深く、また、最も重要な家庭生活を対象とする学習であるから、1〜2年生におい ては、一般教養として事実上すべての女生徒に履修されていた。『一般家庭』は1〜2学年7単位ずつ であるが、そのうち5単位が学校の授業時数、2単位は家庭学習によるホームプロジェクトとして実 施し、『一般家庭』を履修するものは、必ず亘Pを2単位とらなければならなかった。しかし、高校生 の大学への進学率が増え、男女平等観が次第に家庭科教育軽視の風潮となり、家庭科目を履修する生 徒が減少し始めた。

 昭和28年に全国高等学校家庭クラブ連盟が結成され、昭和31年には「全目制普通課程のすべての 女子に『家庭一般』4単位を履修させることが望ましい。」とされ、昭和合8年には、『家庭一般』4単 位は女子必修となった。しかし、大学入試のための知育偏重教育への傾向はいっそう強まり、HPや FHJを運営することはまずます困難となり、家庭科教育における実践学習の場は狭められる一方とな

った。

 昭和48年以降の高等学校学習指導要領では、個々の家庭生活の充実向上を図るばかりでなく、「進 んで地域の家庭生活の改善を図る能力と態度を養う」と示されている。これは、HPの実践や醐Jを 通して、各自の家庭生活から地域の家庭生活の向上を図る積極的な実践力を育てることをねらいとし

ている。

 また、FHJの目的は、「高校家庭科とHP・F田」(青木.昭和47年)には、以下のように記載され

ていた。

  ① 家庭科教育の究極のねらいである家庭生活の充実向上を図る実践力を身につけ、生きた体験     による自信と誇りをもつ。

  ② 地域社会の家庭生活の改善向上を図ることにより、地域社会を理解し、広く社会に貢献する     ことの喜びと責任を感得する。

  ③ 協力・協同の精神を養い、会員相互の友情を深めるとともに、広く社会の1買としての社交

(23)

  性を身につける。

④ 勤労の精神を養い、豊かな愛情と美しい奉仕の心を育て、人間性の向上を図る。

 つまり、家庭科教育は、家庭生活の改善向上に取り組み、生活文化を高めていくことができる実践 カを育てることを目標に始まった。そして実践的な態度を養うための方法として、学校家庭クラブ活 動(FHJ)が取り入れられたのである。

 その後、平成元年の学習指導要領では、家庭科の目標を「家庭生活及び関連する職業に必要な能力 と主体的、実践的な態度を育てる。」とし、男女必修となった。平成11年の学習指導要領では、「男女 が協力して家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる。」となった。社会や生活環境の 変化に対応して、「男女が協力して」が加わり、「家庭生活及び関連する職業に必要な能力」が「生活 を創造する能力」となり、実践的な態度を育てることとなった。そして、平成22年の学習指導要領で は、「男女が協力して主体的に家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる。」と「主体 的」と強調されている。

 実践的態度の育成という 目標 に変化はないが、社会の変化やそれに伴う家庭生活の変化のなか で、つまり、生活の充実向上を図る実践的な態度の 内容 は常に変化している。家庭経営者として 生活の質を高めるための知識や技術の習得から次第に、家庭や地域の生活の改善向上を行う実践的な 態度が要求され、大量生産・大量消費の社会では消費者教育として安全性を考えた賢い消費者、男女 共修に向けて、男女で築く新しい家庭へと変わっていった。

 学校家庭クラブ活動のあり方も、昔から変わらない家庭科教育の目標である 実践的な態度を育て る 不易の部分と社会の変化に対応した生活の向上を目指した活動に取り組むべきものである。

*1HP:Home Pmjectホームプロジェクト

*2FHJ:Future Homemakers of Japan 学校家庭クラブ活動

4 学校家庭クラブ活動の意義と要件

  家庭科教育は、家庭生活の改善向上に取り組み、生活文化を高めていくことができる実践力を育て  ることを目標に始まった。そして、平成22年改訂高等学校学習指導要領においても、「教科・家庭」

の目標は「人間の生涯にわたる発達と生活の営みを総合的にとらえ、家族・家庭の意義、家族・家族  と社会とのかかわりについて理解させるとともに、生活に必要な知識と技術を習得させ、男女が協力  して主体的に家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育てる。」とし、実践的な態度を養う

ための方法として、学校家庭クラブ活動が位置づけてある。時代の推移などによる指導内容の改訂は

参照

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