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アントレプレナー支援室 室長(兼務) 原田 秀雄 ほか3名

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Academic year: 2021

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■概要

次世代のより豊かで多様な情報通信サービスを実現す るため、独創的な技術のシーズを有し、かつ、資金調 達・販路拡大が困難なICTベンチャー企業に対し、ICT ベンチャーの事業化に役立つ情報及び交流の機会を提供 することにより、ICTベンチャーの有する有望かつ新規 性・波及性のある技術やサービスの事業化などを促進し て、グローバルに活躍する地域発ICTスタートアップの 創出を目指している。

1 .イベント等の開催

地域ICTベンチャーが、工夫を凝らした新規事業を発表 しビジネスマッチングにチャレンジする「起業家万博*1」 や、将来のICTベンチャーの担い手となる高専生、大学 生等の若手人材の発掘・育成を目的として、「起業家甲 子園*2」を開催している。

また、地域ICTベンチャーに対する展示会への出展機 会の提供や地域の「起業家応援団*3」と連携したイベン ト等の開催により、地域のICTベンチャーの事業化促 進、発掘・育成を支援している。

2 .インターネット上での情報提供

「 情 報 通 信 ベ ン チ ャ ー 支 援 セ ン タ ー」HP<http://

www.nict.go.jp/venture/>において、NICTの支援施策

や西海岸発ベンチャービジネス情報の紹介など、ICTベ ンチャーに対して有益でタイムリーな情報を収集・提供 している(図 1 )。

■平成28年度の成果 1 .イベント等の開催

(1)起業家甲子園

平成29年 3 月 7 日に、コクヨホール(港区)におい て開催した。当日は、全国の大学や高専のイベント等か ら選抜した学生チーム 8 チームによるプレゼンテー ションが行われ、総務大臣賞に弓削商船高等専門学校

「Knee’s Needs-英姿颯走-」、審査委員特別賞に崇城大 学「球磨焼酎粕を利用した光合成細菌の培養キットの開 発・販売事業」と明石工業高等専門学校「aktiva-世界 初ダンス用ARスマートミラー-」が選ばれた。また、

各出場チームには、協賛企業から特別賞としてインター ン権の授与等があった(図 2 、 3 )。

(2)起業家万博

平成29年 3 月 8 日に、コクヨホール(港区)において 開催した。地域の起業家応援団から推薦を受けたICTベ ンチャー企業及びNICT発ベンチャー企業の 8 社によるプ

アントレプレナー支援室

室長(兼務)  原田 秀雄 ほか3名

3.14.2

地域発ICTスタートアップの創出

図1 情報通信ベンチャー支援センター

図2 プレゼンテーションの様子(起業家甲子園) 図3 発表者との記念撮影(起業家甲子園) 図4 プレゼンテーションの様子(起業家万博)

* 1   「起業家万博」は、情報通信研究機構の登録商標です。

* 2   「起業家甲子園」は、情報通信研究機構の登録商標です。

* 3   全国各地での連携イベントを企画・運営するほか、地域のベ ンチャーコミュニティの核として同地域におけるベンチャー・

エコシステム作りに向けた諸取組を実施している個人、団体等

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3

   オープンイノベーション推進本部 3.14 デプロイメント推進部門

レゼンテーションのほか、会場内に設けた展示ブースで は、ビジネスマッチング及び製品・サービスのPRが行わ れた。コンテストでは、総務大臣賞に株式会社Paykeの

「自社商品の魅力を世界中の人に届ける世界初のソ リューション『Payke』」が、審査委員特別賞に株式会社 アロマジョインの「ウェアラブル香りデバイスAroma Shooter Mini」が選ばれた。また、地域起業家応援団賞 に北海道地区(北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協 議会・総務省北海道総合通信局)が選ばれた(図 4 、5 )。

(3)展示会への出展

平成27年度起業家万博ファイナリスト 5 企業に対し て、「Interop Tokyo 2016(平成28年 6 月)」での出展 機会を提供し、展示ブースにおいて、各社の製品・サー ビスのPRが行われ、来場者とのビジネスマッチングが 図られた(図 6 )。

サンフランシスコで開催された「TechCrunch DISRUPT SF 2016」に、株式会社しくみデザイン(平成25年度起 業家万博オーディエンス賞)及びドレミングアジア株式 会社(平成27年度起業家万博総務大臣賞)の出展機会 を提供した。両社ともそれぞれの商品・サービスを大い にアピールし、国籍等を問わず多くの方々が立ち寄り関 心を示していた(図 7 )。

(4)地域ICTベンチャーの発掘・育成

地域の有望なICTベンチャーや起業家の卵を発掘・育 成するため、地域の起業家応援団と連携し、キックオフ

セミナーやブラッシュアップセミナー等を開催して、地 域連携イベントの充実を図った。また、起業家甲子園の 出場予定者にグローバルマインドを身につける機会を提 供するため、米国西海岸(いわゆるシリコンバレー)に おいて、現地のICTベンチャーとの交流や、現地で活躍 するベンチャー起業家等からの講義を含む、「シリコン バレー起業家育成プログラム」を実施した(図 8 )。

2 .インターネット上での情報提供

「情報通信ベンチャー支援センター」において、前年 度に引き続きICTベンチャーに有益な情報提供の充実を 図るべく、全国各地で開催した地域連携イベント等の状 況を速やかに配信したほか、起業家甲子園、起業家万博 のビデオライブラリや西海岸発ベンチャービジネス情報 等を配信し、情報内容の一層の充実を図った。また、

Facebookを活用したタイムリーな情報発信を行った。

表1 イベント等の開催状況

イベント・セミナー 開催件数 参加人数(延べ)

開催件数及び参加人数の合計 40件 2,614名

内    訳

《起業家万博》 1件 175名

《起業家甲子園》 1件 156名

《地域連携イベント》

地域支援機関と連携して、ビジネスプラン発表会等を開催し、地方発の有望なICTベンチャー

企業を発掘・育成 19件 1,244名

《大学・高専イベント等》

全国の大学及び高専等と連携して、ビジネスプラン発表会等を開催し、若手起業家候補生を発

掘・育成 17件 1,039名

《展示会》

大規模展示会において、ビジネスPRによるビジネスマッチング 2件 -

図5 発表者との記念撮影 図6 InterropTokyo2016 図7 TechCraunch

図8 シリコンバレー

参照

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