• 検索結果がありません。

論文審査の結果要旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論文審査の結果要旨"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

論文審査の結果要旨

論文題名:

慢性期および急性期脳卒中患者の立ち上がり動作における 力学的エネルギー と筋活動の特徴

申請者氏名:塙 大樹

審査の所見

<論文課題概要>

健常成人との比較から脳卒中患者の立ち上がり動作における力学的特徴、特に体幹から 下肢への力学的エネルギー伝達量や下肢共同筋活動の多寡を明らかにし、更に病期間で 特徴の相違を検出することで、動作に対する運動障害の影響と、運動障害への補償関係に ついて論じた研究であり、理学療法学の基礎的研究として意義深い研究である。

<研究内容>

急性期脳卒中患者における動作間の筋シナジー変化、力学的エネルギーの消費および 伝達について第1章では序論として研究の目的意義について論じ、第2章から第3章に かけて実験的研究を行っている。CVA患者、健常高齢者の2群を対象として詳細で高度な 力学的検証を行っている。さらに第 3 章では急性期脳卒中患者における胸郭から骨盤へ の力学的エネルギー伝達効率について臨床で行えるジャイロセンサー、加速計を用いて 運動障害への補償関係について検索を行っている。

<科学的到達・新規性>

本論文は急性期脳卒中患者の力学的エネルギーと筋シナジー分析をもとにして、患者の 回復過程に現れる機能的制限レベルの補償と、その背景にある機能障害レベルの筋活動 パターン再編成の状況や運動障害の補償機構を論じた新規性、独創性の高い研究であり、

臨床的疑問を解明する研究としての科学的到達度は高い。

<発展>

理学療法における運動療法や介助方法の効果検証を、更に進めてゆくうえでの課題が整理 されており、長期的にみれば臨床応用を視野に入れた研究活動が更に発展することが期待で きる。

以上のことから、本論文は博士(健康科学)の学位授与に値するものとして認める。

【審査員】

主査:埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科 教授 和彦 副査:埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科 教授 田中 健一 副査:理化学研究所知能行動制御連携ユニット 研究員 山崎 弘嗣

参照

関連したドキュメント

本論文の今ひとつの意義は、 1990 年代初頭から発動された対イラク経済制裁に関する包括的 な考察を、第 2 部第 3 章、第

第 3 章ではアメーバ経営に関する先行研究の網羅的なレビューを行っている。レビュー の結果、先行研究を 8

はじめに 第一節 研究の背景 第二節 研究の目的・意義 第二章 介護業界の特徴及び先行研究 第一節 介護業界の特徴

本章では,現在の中国における障害のある人び

いかなる使用の文脈においても「知る」が同じ意味論的値を持つことを認め、(2)によって

被祝賀者エーラーはへその箸『違法行為における客観的目的要素』二九五九年)において主観的正当化要素の問題をも論じ、その内容についての有益な熟考を含んでいる。もっとも、彼の議論はシュペンデルに近

方法 理論的妥当性および先行研究の結果に基づいて,日常生活動作を構成する7動作領域より

 この論文の構成は次のようになっている。第2章では銅酸化物超伝導体に対する今までの研