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Academic year: 2021

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(1)

問題

I

1 図のように、質点Pが鉛直面に平行に置かれた滑らかな円輪に束縛されている。こ の質点の質量をm、円輪の半径をlとする。円輪の最下点を原点Oとして鉛直上向 きにz軸を取り、円輪の中心O’と質点Pを結ぶ直線が図のようにz軸となす角をθ とする。また、重力加速度をgとし、質点の位置エネルギーは最下点Oにおいてゼ ロとする。以下の設問に答えなさい。

z

O O'

l

P θ

1-1. この質点のラグランジアンをθとその時間微分θ˙を用いて表せ。

1-2. ラグランジュの運動方程式を求めよ。

次に、この円輪をz軸を回転軸として一定の角速度ωで回転させる。

1-3. このときのラグランジアンをθθ˙を用いて表せ。

1-4. 円輪の回転速度が小さいとき、質点は最下点付近で微小振動をすることが可能であ る。このときの角速度ωの条件を求めよ。

1-5. 角速度ωがある値のとき、質点はθ = 45の位置に留まり続けることができる。こ のωの値を求めよ。

(2)

2 1次元空間(−∞< x < ∞)における粒子の拡散について考える。時刻t、位置x における粒子密度をρ(x, t)とする。拡散係数をD>0)とすると、時刻tに位置x を単位時間に通過する粒子数j(x, t)は、j(x, t) = −D∂ρ(x,t)∂x で与えられる。以下の 設問に答えなさい。ただし、必要であれば、iを虚数単位として次の数式が成立す ることを用いて良い。

Z

−∞e−(x+ib)2dx=

π (bは実定数), δ(x) = 1

Z

−∞eikxdk

2-1. 微小領域[x, x+ ∆x]における粒子数の時間変化に着目して、粒子密度ρ(x, t)に関し て次の方程式が成立することを示せ。

∂ρ(x, t)

∂t =D2ρ(x, t)

∂x2 2-2. ρ(x, t) =

Z

−∞A(k)e−Dk2t+ikxdkが上記の方程式の解であることを示せ。ただし、A(k)kの関数で、xとtには依存しない。

2-3. 時刻t= 0N 個の粒子が原点x= 0に局在している、すなわち、ρ(x,0) =Nδ(x) であるとする。A(k)を決定し、時刻t(>0)、位置xでの粒子密度ρ(x, t)を求めよ。

2-4. 2-3の結果を基に、粒子密度の空間分布が時間の経過と共にどのように変化するか

を定性的に説明せよ。

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