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[資料紹介] アメリカの保険論と保険学界

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[資料紹介] アメリカの保険論と保険学界

その他のタイトル [Material Review] On the American Insurance Theory and American Society

著者 亀井 利明

雑誌名 關西大學商學論集

巻 14

号 5

ページ 402‑425

発行年 1969‑12‑25

URL http://hdl.handle.net/10112/00021200

(2)

〔資料紹介〕

アメリカの保険論と保険学界

亀 井 利 明

1

序 説

日本の保険学界の目は大体においてヨーロッパに向けられている。これは 主として理論的な理由や歴史的な事情からであるが,第二次大戦後のアメリ

力保険論の発展はめざましいものがあり,これを軽視するわけにはいかない。

大学における保険論の研究および教育,あるいは保険学者達の活動を通じて うかがわれるアメリカの保険学界の動向は,質量ともに世界第一の壮観であ ろう。

私は短期間であるが,アメリカ保険学界の本山ともいうべき

Universityof  Pennsylvaniaに留学したのを機会に,アメリカの保険論と保険学界の動向に

ついて,その概略を少しく調べてみた。しかし,多数の大学の保険論講座や 多数の保険学者の動向ほとうてい個人の能力で短期間に調べられるものでは ない。勢い最新の調査報告書である

Eilers& Fletcher, Risk and Insurance 

(1) 

Instruction in American Colleges and Universities,  1964

を基礎とし,そ の他若千の雑誌および資料を検討するという形を取らざるをえなかった。

アメリカの大学で保険教育が行なわれるようになったのは前世紀後半から である。すなわち,大学に保険法講座が開設されたのがその始まりである。

1874

年にボストン大学に,

1876

年にペンシルベニア大学に,

1877

年にワシソ トソ大学にそれぞれ保険法講座が開設されている。その後しばらくしてアク チュアリー学

(ActuarialScience)

の講座が設けられたらしいが,それがどん な内容(つまり,保険数学のみを意味したのか生命保険経営論を意味したの

(1) 

この調査は

TheS.  S.  Huebner Foundation for  Insurance  Education

後援の下に 1962~ 以下. EF 調査と略称する。

(3)

か)であったか定かではない。

アメリカの大学における最初の保険論講座は1904 年,経済学講師としてペ ンシルベニア大学ウォートン・スクールに迎えられた

S. S.  Huebnerによ

って開設された。

1910

年から

1920

年代にかけて,アメリカの大学に保険論講 座が次々に開設された。それは保険総論,生命保険論,損害保険論という形 を取った。調査およびゼミナ ール・コース ( 

Research  and seminar course) 

が最初に開設されたのほ

OhioState Universityであるといわれている。

1933

年に,現在のアメリカ保険学会

(theAmerican Risk  and  Insurance  Association)

に発展的解消をなしたところの

TheAmerican Association  of  University Teachers of Insurance

が設立され,組織的な学界活動が開始さ れた。

1940

年,保険学者養成を通じて大学における保険論教育を強化し,有意義 な研究成果の出版を助成する目的で,多数の生命保険会社の賛助のもとに一 つの財団が形成された。この財団は保険教育の父

(Father of  Insurance  Education)

として世界中の尊敬をあつめている

S. S.  Huebner

の名を取

って

TheS. S. Huebner Foundation for  Insurance Education

と名づけら れた。そして,この財団の管理運営は

Huebner

が49 年間奉職したペンシル ベニア大学の担当するところとなった。かくて,現在まで,この大学から多 数の保険学者が生れ,アメリカ保険学界の中心となり,ー大勢力を形成する

に至った。

2  大 学 の 保 険 論 講 座

EF調査は全米の549

の大学から情報の提供を受け,それを分類し整理して

いる。そこでほ,保険論講座が

6

つの類型に分類されている。すなわち,(

1)

保険総論

(Principlesof  Insurance)

またほ危険および保険総論

(Principles of Risk and Insurance), (2)

生命保険論および関連科目

(LifeInsurance and  Related Areas), (3)

アクチュアリー学および生命保険数学

(ActuarialScience  and Mathematics of Life Insurance), (4)

損害保険論および関連科目

(Property and Liability Insurance and Related Areas), (5)

保険法

(InsuranceLaw), (6) 

(4)

社会保険論

(SocialInsurance)

,リスク・マネジメント

(RiskManagement), 

ゼミナールおよび調査

(Seminars and Research  Courses)

ならびにその他

(Miscellaneous Courses)

がそれである。

549

の大学がどんな保険論講座を開 設しているか,その数,割合についてほ次表に明らかなとおりである。

講 座 の 種 類 開設大学数!全体に対する割合(%)

(1) 

保険総論または危険および保険総論

457  83  (2)

生命保険論および関連科目

214  39 

(3) 

アクチェアリー学および生命保険数学

26  '5  (4)

損害保険論および関連科目

196  36 

(5)

保 険 法

49 

! 

, 

(6)

社 会 保 険 論

47 

, 

リスク・マネジメント

29 

ゼミナールおよび調査

42 

そ の 他

19 

本表によって明らかなとおり,アメリカの主要な大学の経済学部および経 営学部のほとんどが保険総論の講座を開設しており,その三分の一以上が生 命保険論と損害保険論の講座を開設していることになる。

EF

調査は

1962

63

年度を対象としたもので,若干その数字は古い。現在では,この数字はも っとアップしているはずであり,とりわけ周囲の事情からして, リスク・マ ネジメントを開設した大学数は相当増加しているものと思われる。

なお,ここで一つ注意せねばならないのほ,相当の大学では,生命保険論 や損害保険論などを幾つかの講座ないしコースに分割していることである。

統計の上では単に生命保険論とか損害保険論というように一つの購座名で呼 ばれているが実際にはそれが細分されているのである。さらに大学の生命保 険論講座と

Chartered Life  Underwriter  (C.  L.  U.

),損害保険論講座と

Chartered Property and Casualty  Underwriter  (C.  P.  C. U.)

の制度が結 合し,これらを目ざす者達のコースが開設されている。

その内容は日本とはかけ離れすぎているため紹介しないが,アメリカの大

学生のどれだけが,どんな保険論を履修したかを示せぱ,次表のとおりであ

る。なお,履修は同時に受験を意味し,日本のように天地の開きは存在しな

(5)

い 。

講 座 名

① 保 険 総

n11B 

③ 生 命 保 険 論

⑧ 保 険 数 学

④ 損 害 保 険 論

⑥ 保 険 法

⑥ そ の 他

社 会 保 険 論 リスク・マネジメント ゼ

J

そ の 他

ロ 計

(1)

履修者

27,469  10,986  1,250  15,178  2,821  982  950  458  743  60,837 

割合(%)

45  18  25 

101 

学生の種類 大学(一部)

大学(二部)

二部聴講生 大 学 院 合 計

(2)

保険論履修者の

45

%が保険総論の履修者であることはけだし当然のことで あろう。次いで,損害保険論

25%

,生命保険論

18

%と続き,それ以外の科目 は至って低比率である。とりわけ, リスク・マネジメントが 2%に止まって いるのは若干奇異に感じられる。しかし, リスク・マネジメ、ノトはいわば保 険総論と経営財務論の結合形態ともいえるわけで,これがクローズ・アップ されたのほ

1960

年に入ってからのことであるから,一般の認識が低いという 理由もあるのだろう。

ところで,アメリカの大学の経済学部ないし経営学部のほとんどが保険論 講座を開設しているのであるが,その学部内のどんな学科に保険論講座が設 けられているのか。これは正に千差万別で,経済学部や経営学部にはそれぞ れ特色ある学科が置かれ,そのなかに保険論講座が設けられており,その間 の関連は一義的でない。大学によっては保険学科が設けられていたり ( 1 7大 学),あるいは保険という文字の入った学科を設けている大学 ( 1 4 大学)もあ

る 。

前者はいうまでもなく,

Insuranceであるが,後者は Financeand Insu ranee (6

大学).

RealEstate and Insurance (3

大学),

Banking,Insurance,  (1)(2) 

四捨五入の関係で割合の合計が

101

%となっている。なお,日本の大学のよう

にマス・プロ教育でないアメリカで

6

万名といえば驚くべき人数である。

(6)

and  Real  Estate;  Business  Law,  Insurance,  and  Office  Administration;  Business Law, Real Estate,  and Insurance;  Finance, Insurance, and Real  Estate;  Marketing,  Insurance,  and Transportation

( 各

1

大学)となってい る 。

これらの大学においてほ相当細分化された保険論講座が開設され,非常勤 講師,他科目との兼任教授,固有の保険学者によってそれぞれの講座が担当 されている。固有の保険学者が複数以上勤務している大学は

37

大学に上って いる。すなわち,

EF

調査によれぼ,ペンシルベニア大学の

9

人を筆頭に,

Georgia  State大学の5

人 ,

Florida大学, FloridaState大学, Illinois

大 学 ,

Indiana大学および PennsylvaniaState

大学の各

4

人と続き,

3

名を数 える大学が

8

つ ,

2

名を数える大学が

22

となっている。これほ

EF

調査の時 点の数字で,現在では若干の異動があるものと思われる。たとえば,ペソツ ルペニア大学でほ,若干の教授の異動があった後,現在

10

名を数えている。

保 険 論 担 当 者

EF

調査によれぼ.

1962‑63

年度においては,大学における保険論担当者 として

1,204

人を数えている。このうち.非常勤諧師

(parttimeteacher)

616

名で全体の

51

%を占めている。非常勤講師は他大学の専任教員であるこ

ともあるが.多数の業界の研究家や教育担当者も入っている。

専任教員は588 名ということになるのであるが,このうち

416

(71

% 相 当)の者は,その主たる活動を保険の研究に置いていない人々である。換言 すれば彼らほ.保険学者で

i

まなく,経済学,金融論,統計学,経営学等の学 者ならびに学校行政に主たる活動をしている者で,保険論については単に授 業だけを担当している人々なのである。

かくて,残りの

172

名が,固有の保険学者

(fulltime, professional teacher  of insurance)ということになる。したがって.固有の保険学者は大学におけ

る保険論担当者の

14%

,専任教員の

29

%という比率になる。大学における保

険論担当者のわずか

14

%が固有の保険学者であるということは,アメリカに

おいても,保険学者が絶対的に過少であることを物語っている。したがって,

(7)

保険学者養成を標榜する

HuebnerFoundation

の存在意義も大いにあるとい わねばならない。

保険学者の三分の一以上は

Huebner Foundation

の養成によると一般に

(1) 

いわれているが,保険学者の増加率はそれほど高いものではない。

1956‑57

年度に行なわれた

EN

調査の数字と比べると,この

6

年間に

4

%しか増加し ていない。しかし,その後の

6

年間の増加は約

20

%と推定される。

それはともかくとして,非常勤,専任にかかわりなく,保険論担当者が,

どういう科目を担当したか,その数および比率は次表のとおりである。本表 における教員数は,一人の教員が複数の教科を担当していることがあるため,

1,204

人よりも超過している。

I

教 員 数 全教員に対する割合(%)

( 1 ) 保 険 総 論 590  38  ( 2 ) 生 命 保 険 論 340  22  ( 3 ) 保 険 数 学 25  2  ( 4 ) 損 害 保 険 論 414  27  ( 5 ) 保 険 法 l I  48  ‑ I 

│ 

3  ( 6 ) そ の 他 134  9 

本表は単なる記録的な価値しかない。われわれが問題にしなければならな いのほ固有の保険学者(以下単に保険学者という)が一体どういう科目を担 当していたかということである。

EF

調査でほ

172

名の保険学者の個人個人 について,その担当科目を示している。そこで,それを数えあげて,全体を 把握すると次のようになる。なお,次表ほ私が

EF

調査の分類にかかわりな く作成したものである。すなわち,

EF

調査の教科分類の

(6)

その他に包含さ れている社会保険ほ独立のものとして,取り扱い,「リスク・マネジメント」

ほ「保険総論」に含め,「調査およびゼミナール」と「その他」は単独にこれ だけしか担当していない者が

1

名しかいないため,担当の組み合わせ上無視

した。

(1) 

172

名の保険学者のうち,

63

(36.6%

) が

FormerHuebner Fellowであった。

(8)

担 当 科 目

① 保 険 総 論 の み

② 生 命 保 険 論 の み

③ 保 険 数 学 の み

④ 保 険 法 の み

⑥ 損 害 保 険 論 の み

⑥ 社 会 保 険 論 の み

⑦損保•生保

⑧ 損 保 ・ 社 保

⑨総•生・損・社

人一区] 担 当 科 目

18 

⑩総•生・損

⑪総•生・損・法

⑫  総•生・数・損・社 3  ⑬総論•生命保険論

⑭ 総 論 ・ 損 害 保 険 論

⑮ 総 ・ 損 ・ 社

⑯総•生・社

⑰ 総 論 ・ 保 険 数 学

18

⑱ そ の 他

542117165424 

本表によって明らかなごとく,生命保険論と損害保険論の双方にまたがっ て担当している者が以外と多い。⑦と⑩がそれである。また総論,生命保険 論,損害保険論の三領域を担当している者が実に

54

名に上り,全体の約三分 のーに上っている。担当科目と研究領域とは必ずしも一致しないけれども,

一般にアメリカの保険学者達は生命保険と損害保険の双方の専門家だといわ れる一つの裏づけになるだろう。

保険論の一教科だけしか担当していない者は①から⑥までであって,その 合計は

41

名である。これもまた相当の数に上るのであるが,大学によっては 保険論講座を一つしか設けていない場合があり,その場合の単一科目担当を 示す数字のように解されるかもしれないが,それだけではない。すなわち,

若干の大学では幾つもの保険論講座が開設され,担当者が自己の専門中の専 門の一つしか担当していない場合がありうるのである。とくに②から⑥はそ れを示唆している。

アメリカの保険学者が生・損双方の専門家であることが多いということを しばしば耳にする。しかし,私は必ずしもそれを信じない。けだし,アメリ カの保険学者は海上保険に関しては全くの素人であり,加えて,「原子力」か ら「年金」に至るまで無数に近い保険種目の全般にわたる専門家なぞ,到底 ありえないからである。日本流に生保系と損保系に類別して考える方が若干

とも合理的である。

そこで,②⑧⑥⑫⑬⑮⑰を生保系,④⑥⑧⑭⑮を損保系と考え,①⑦⑨⑩

(9)

⑪⑱を折半して計算して見ると,生保系9 3名,損保系7 9名となる。すなわち,

アメリカ保険学者の54 %が生保系,

46

%が損保系ということになる。アメリ 力に生保系の学者が多いことは一般にいわれているとおりであり,同時にそ の出版物,論文の点数からも推定できるところである。また,大学における 講座開設数から見てもうなずけるところであろう。

ヒ ュ ー ブ ナ ー 財 団 と ペ ン シ ル ベ ニ ア 大 学

ヒューブナー財団

(HuebnerFoundation For Insurance Education)はア

メリカおよびカナダにおける大学での保険教育を促進し,強化するためにペ ンシルベニア州法に基づき設立された非営利団体である。その主たる目的に ついては序説で述べたとおりであるが,ーロにいえば,保険学者養成と研究 図書の刊行である。

保険学者養成のため

PredoctoralfellowshipsとPostdoctoralfellowships 

という奨学金制度を設け,財政的援助を与えている。後者はすでに博士号を 持っている者が危険および保険理論を集中的に学ぼうとする者に対して与え られる例外的なもので,通常は前者の形をとる。そこで,彼らをヒューブナ 一奨学生と呼んでおこう。

ヒュープナー奨学生は

Graduate School  of  Arts  and  Sciences  of  the  University of Pennsylvania

に在籍して,

Ph.D.

を目ざして,経営学およ び応用経済学の基礎の上に危険および保険理論の研究に従事しなければなら ない。彼らに対して与えられる財政的援助は年間

2,150

ドルの授業料の免除 と月額

350

ドル(妻帯者)または

300

ドル(独身者)の現金給付である。これ は

1

カ年が単位であって,満足すべき学習成果が上っていると認められる場 合には,さらに 2カ年間延長することができる。したがって,この奨学金は 最大限 3カ年である。なお,博士論文に関連する調査費用は財団当局の定め た範囲内で交付される。

ヒューブナー奨学生たらんとするにはアメリカまたはカナダ国籍を有する

35

オ以下の者で,一定の手続をへるとともに,大学院入学要件を満たし,か

つ経営学または経済学のいずれかを含む

GraduateRecord Examination

(10)

合格しなければならない。最近の記録では毎年 8名程度が新規にヒュープナ 一奨学生となり,

8

名程度がその更新をなしている。したがって,

16

名程度 がヒュープナー財団の援助の下に保険の研究に従事していることになる。

ヒュープナー財団は二つのシリーズを刊行している。一つは

Huebner Foundation 

Lec~res と呼ばれる講義シリーズで,元ヒュープナー奨学生,

ウォートソ・スクールの保険論スクッフ,学外から招いたゲスト等,その方 面の権威者と認められる人々によって保険のトビックスを取りあげて,解説 されたものである。その二は

HuebnerFoundation Studies

と呼ばれる研究 シリーズである。これほ一つの例外はあるが

(Willett

の著書をさす),ペン シルベニア大学の博士論文を公刊したものである。博士論文の全部が公刊さ れているわけではない。とくに力作で,学界および業界に貢献するところ大 なるものにかぎられているようである。

いまこれらの全部を掲げると以下のとおりである。講義シリーズ

10

冊のう ち ,

8

冊までが生命保険関係であり,研究シリーズ

23

冊のうち,

13

冊がやは

り生命保険関係である。最近の社会的要請や保険学界の動向を反映して,自 動車保険に関する研究が

2

点研究シリーズとして公刊されている。最後の二 つがそれである。

(講義シリーズ)

Life Insurance Trends and Problems.............................................  1943  The Beneficiary in Life Insurance 

Original Edition........................................................................  1948  Revised Edition........................................................................  1956  Life Insurance Trends at Mid-Century …………••………•• •….... 1950 

Investment of Life Insurance Funds.............................................  1953  Accident and Sickness Insurance...................................................  1954  Pensions:  Problems and Trends...................................................  1955  Life Insurance Sales Management...................................................  1957  All Lines Insurance 

;~~k-~::;::::;-~_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

11996604  

(研究シリーズ)

An Analysis of Government Life Insurance.

..Dan M. McGill

…………

1994 

(11)

Group Life Insurance ……••………•• •…….Davis Weinert Gregg

… 

Original Edition........................................................................  1950  Revised Edition........................................................................  1956 

~:;~:;i~;::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;~;;

The Economic Theory of Risk and 

Insurance................................................ Allan H. Willett.........  1951  Group Annuities.................................... Kenneth Black, Jr.......  1955  Li ife  Insurance Housing Projects

………

Robert E. Schultz

… …

1956  Life Insurance Investment in Commercial 

Real Estate............................................. Harold Wayne Snider...  1956  Total Disability Provisions in Life 

Insurance Contracts

………

...Kenneth W. Herrick

1956  Insurance and Economic Theory

………

Irving Pfeffer.

… … … … . .

1956  Group Disability Insurance..

………

.Jesse  F.  Pickrell

… . . …

.1958  Development of Comprehensive Insurance 

for the Household..………••………..John Eugene Pierce…•.. 1958 Compulsory Temporary Disability 

Insurance in the United States………••…….Grant Osborn..……••..1958

Transition To MultipleLine Insurance 

Companies............................................. David Bickelhaupt......  1961  Group Health Insurance (Rev'd. Ed. of 

Group Disability Insurance) …•………..Jesse F.  Pickrell...

… …

1961  Savings Bank Life Insurance..

……….

Donald R. Johnson…•.. 1963

Rights of Creditors in Life Insurance 

Polici~s...•.Stuart Schwarzschild...  1963  Regulation of Blue Cross and Blue 

Shield Plans.......................................... Robert D. Eilers.........  1963  Subrogation in Insurance Theory and 

Practice …...•…• •...Ronald C. Horn.........  1964  Corporate SelfInsurance and Risk 

Retention Plans……•…•……….Robert C. Goshay...  1964  Participating Life Insurance Sold by 

Stock C ompanies …•...•….... Joseph M. Beith.........  1965  Ratemaking for Homeowners Insurance

………

Gerald R. Hartman

… …

1967  Regulation of Reciprocal Insurance 

Exchanges.......

… . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . … . . . . . . …

.Dennis F. Reinmuth...  1967  Automobile Liability Claims: 

参照

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