平成
28年度版 中学校理科
○この資料の内容は,平成27年4月1日時点での案となっております。今後,変更がある可能性がありますので,ご了承ください。
「新編 新しい科学」 指導計画作成資料
単元ごとの指導計画(案)・評価の具体(案)
【1 年】
単元
3身のまわりの現象
【単元の目標】光や音,力などの日常生活と関連した身近な事物・現象にかかわる観察・実験を通して,光や音の規則性や力の性質について理解す るとともに,これらの事物・現象を日常生活や社会と関連づけて科学的に見る見方や考え方を養い,光・音・力のはたらきに対す る興味・関心を高める。
【単元3】1章 光の世界 (教科書P.140~159)
【章の目標】光の反射や屈折の実験を行い,光が水やガラスなどの物質の境界面で反射,屈折するときの規則性を見いださせるとともに,凸レンズのはたらきについての実 験を行い,物体の位置と像の位置および像の大きさの関係を見いださせることを通して,これらの事物・現象を日常生活や社会と関連づけて科学的に見る見方や 考え方を養う。
時
数 主な学習活動 頁 関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 知識・理解
1
1 物の見え方
・「before & after」これまでに学んだことや生 活経験をもとに自分の考えを記述し,発表す る。
・身のまわりの物体が見える理由を身近な例をも とに考え,話し合い,発表する。例えば,机の 上の本が見えるのはなぜか,太陽と月が見える ことの違い(P.141図1,図2),などを考え る。
・「課題」物体を見ることができるのは,光のど のような性質によるのかを考え,発表する。
・光の性質(反射・直進)について具体的な例
(P.142図1,図2,図3やP.143図4)を通じ てまとめる。
・「学びを活かして考えよう」にとり組む。光源 から出た光が直接目に届いているところと,物 体の表面で反射して目に届いているところを,
それぞれあげる(P.143写真)。
140~143
・これまでに学んだことや生活経験を も と に 興味・関心を も っ て と り 組 み,発表している。
・光が直進することや光の反射にかか わる現象を日常生活と関連づけて考 えている。
・物体が見えることと光の進み方には 関係があることを説明できる。
・光は直進することを説明できる。
・物体が見えるときには,光源からの 光や反射した光が目に入っているこ とを説明できる。
2 2 光の反射
・P.144「レッツ トライ!」にとり組み,鏡に映 る物体と鏡と物体を見る人との位置関係につい て考える。
【実験1】鏡で反射する光の道筋
・実験1を行い,光の反射についての結果をまと
144~145
・光の反射について,正しい手順で実 験 を 行 い , 正確 に 結 果を 記 録で き る。
数
め,結論を発表する。
3
・実験の結果やP.146図1,図2を参考に,光の 反射の法則(入射角=反射角)について説明を 聞き,確認する。
・乱反射について説明を聞き,反射の法則に従っ ていることを学ぶ。
・「学びを活かして考えよう」にとり組み,光の 反射の法則をもとに,光の進む道筋を推論す る。
146~147
・実験の結果から,光がガラスなどの 物質の境界面で反射するときの規則 性を見いだすことができる。
・光の反射の法則を利用して,光が反 射した後の光の道筋を予測できる。
・光の 反射の 法則につ い て 説明で き る。
4
3 光の屈折
・P.148「レッツ トライ!」にとり組み,ものさ しの長さの見え方の変化を観察し,このような 現象が起こる理由を考えてみる。
・P.148図1,図2,図3の写真を参考に,光が屈 折して起こる現象について,説明を聞く。
・P.148「課題」光は,透明な物体を通りぬけると き,どのように曲がるか考える。
【実験2】半円形レンズを通りぬける光の道筋
・実験2を行い,結果をまとめ,光の屈折,全反 射の規則性について推論する。
148~149
・光が屈折して起こる現象について,
日常生活の経験と関連づけて,調べ ている。
・光の屈折による入射角と屈折角の大 きさや全反射の規則性を見いだすこ とができる。
・光の屈折について,正しい手順で実 験 を 行 い , 正確 に 結 果を 記 録で き る。
5 ・実験の結果やP.150図1,P.151図4,図5の写 真を参考に,光の屈折と全反射について説明を 聞き,確認する。
・P.150図2などを参考に,光の屈折による物体 の見え方について説明を聞き,確認する。
・「学びを活かして考えよう」にとり組み,水の 入ったプールや浴槽の底が浅く見える理由を考
150~151
・光の屈折による物体の見え方を光の 進み方と関連づけ,図などを使って 具体的に説明できる。
・光の屈折による入射角と反射角の大 きさの関係や全反射について説明で きる。
時
数 主な学習活動 頁 関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 知識・理解
える。
6
4 レンズのはたらき
・P.152図2を参考にして,工夫すると光を1点 に集められることを学ぶ。
・P.152「調べよう」にとり組み,凸レンズの性 質を学ぶ。
・P.153図3を参考にして,焦点と焦点距離につ いての説明を聞く。
152~153 ・凸レンズのはたらきと像について,
日常生活と 関連づ けて ,調べ て い
る。 ・凸レンズの焦点と焦点距離について
説明できる。
7
・「課題」凸レンズによる像のでき方には,どの ような決まりがあるのか考える。
【実験3】凸レンズによる像のでき方
・実験3を行い,凸レンズによってできる像の位 置や向き,大きさについて,結果をまとめる。
154~155
・条件を整理し,光学台などを適切に 操作し て 実験を 進め る こ と が でき る。
・凸レンズによってできる像につい て,条件を整理して記録し,結果を わかりやすくまとめることができ る。
8 ・実験の結果から,凸レンズによってできる像の 位置や向き,大きさの規則性について話し合 う。
・実像,虚像について説明を聞く。
・作図例などを参考にして,凸レンズで屈折した 光の進み方とできる像について確認する。
・P.158の例題にならい,作図を行う。
・「チェック」これまでの学習事項を確認する。
・「学んだことをつなげよう」各節で学んだこと を確認し,自分の考えをノートに記述し,発表 する。
156~159
・本章の学習内容をふまえて,興味・
関心をもってとり組み,発表してい る。
・凸レンズによる実像,虚像のでき方 の規則性を見いだし,光の進み方か
ら説明できる。 ・凸レンズによってできる実像や虚像 の大きさや向きを,作図によって正 確に表すことができる。
・実像,虚像がどのようなときにでき るか説明できる。
・問題の解答を理由や例をあげながら 説明できる。
数
・「before & after」この章で学んだことをもと に自分の考えをノートに記述し,発表する。
【単元3】2章 音の世界 (教科書P.160~167)
【章の目標】音についての観察,実験を通して,音は物体が振動することによって生じ空気中などを伝わることや,音の高さや大きさは発音体の振動に関係することを見い ださせるとともに,これらの事物・現象を日常生活や社会と関連づけて,科学的に見る見方や考え方を養う。
時
数 主な学習活動 頁 関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 知識・理解
1
1 音の伝わり方
・「before & after」生活経験などをもとに自分 の考えを記述し,発表する。
・「レッツ トライ!」身のまわりの物体で,振動 して音を出しているようすを確認できるものを 集め,体験する。
・「課題」音が出ている物体の振動は,どのよう にして耳まで伝わってくるか考える。
・物体が振動して音を出していることについて説 明を聞き,まとめる。
・音が伝わるしくみについて考え,話し合う。
160~161
・生活経験などをもとに興味・関心を もってとり組み,発表している。
・身のまわりの音が出ている物体につ いて,進んで調べている。
・音が出ているときの物体のようす や,音が伝わるしくみについて積極 的に話し合っている。
・音が物体の振動によって生じること を説明できる。
2
・P.162図1のように共鳴おんさの間に板を置く と,伝わる音がどうなるか予想し,確認する。
・共鳴おんさの実験の結果や,P.162図2の真空 鈴の実験の結果から,空気が振動して音を伝え ていることを見いだす。
・P.161図1,P.162図3,P.163図4,図5,ど こでも科学の図などを参考にして,音の伝わり 方と音を伝える物体,音が伝わる速さについて の説明を聞く。
・「学びを活かして考えよう」空気がない宇宙空 間で,音は聞こえるのかを考える。
161~163
・音の性質に関する事物・現象に進ん でかかわり,それらを科学的に探究
している。 ・音が伝わるには振動する物体が必要
であり,空気も音の振動を伝えてい ることを見いだすことができる。
・音の速さ や音源まで の距離に つい て,日常生活と関連づけて説明でき る。
・音の伝わり方や音を伝える物体,音 の速さについて説明できる。
3 2 音の大きさと高さ
・「調べよう」いろいろな楽器を観察して,音の 大きさや音程を変えるしくみを調べ,そのとき
164~165
・身のまわりにある楽器を用い,物体 の振動と,音の大きさや高さとの関 係について,進んで調べている。
数
の物体の振動について考えを発表する。
・「課題」音の大きさや高さと音源の振動には,
どのような関係があるか考える。
【実験4】弦の振動による音の大きさと高さ
・実験を行い,その結果から音の大きさや高さと 物体の振動との関係について考える。
・音の大きさや高さと物体の振動につ いて条件制御を行いながら調べ,結 果をまとめることができる。
4
・実験の結果やP.166図1,図2,図3を参考に して,音の大きさと振幅,音の高さと振動数と の関係を見いだし,発表する。
・オシロスコープやコンピュータを用いて,その 波形から音の高さや音の大きさと振動のようす との関係について確認する。
・「学びを活かして考えよう」長い弦と短い弦 で,同じ音を出すためには弦の張り方をどうし たらよいか考える。
・「チェック」これまでの学習事項を確認する。
・「学んだことをつなげよう」各節で学んだこと を確認し,自分の考えをノートに記述し,発表 する。
・「before & after」この章で学んだことをもと に自分の考えをノートに記述し,発表する。
166~167
・本章の学習内容をふまえて,興味・
関心をもってとり組み,発表してい る。
・実験の結果から,音の大きさと振幅 の関係,音の高さと振動数の関係に ついて,自らの考えを導き,説明で
きる。 ・オシロスコープやコンピュータで調
べた音の大きさや高さを物体の振動 のようすと関連づけて説明できる。
・音の大きさは振幅の大きさにより,
音の高さは振動数の多さによること を説明できる。
・問題の解答を理由や例をあげながら 説明できる。
【単元3】3章 力の世界 (教科書P.168~191)
【章の目標】物体に力をはたらかせる実験を行い,物体に力がはたらくとその物体が変形したり動き始めたり,運動のようすが変わったりすることを見いださせるとともに,
力は大きさと向きと作用点によって表されることを理解させる。また,圧力についての実験を行い,圧力は力の大きさと面積に関係があることを見いださせる とともに,水圧や大気圧の実験を行い,その結果を水や空気の重さと関連づけてとらえさせる。そして,これらの事物・現象を日常生活や社会と関連づけて科学 的に見る見方や考え方を養う。
時
数 主な学習活動 頁 関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 知識・理解
1
1 日常生活のなかの力
・「before & after」これまでに学んだことや生 活経験をもとに自分の考えを記述し,発表す る。
・P.169「レッツ トライ!」にとり組み,「力」
とつく言葉をあげる。
・「課題」力は,どのようなはたらきをするのか 考える。
・P.169「調べよう」消しゴムの変形を通じて,
力のはたらきを考える。
・P.169図2を参考に,力のはたらきを考える。
・P.170「調べよう」下敷きのたわみや図1を通 じて,力のはたらきを考える。
・力のはたらきについてまとめ,発表する。
・力のはたらきについて説明を聞き,確認する。
168~170
・これまでに学んだことや生活経験を も と に 興味・関心を も っ て と り 組 み,発表している。
・身のまわりのさまざまな現象に力が どのようにかかわっているかを,関 心をもって調べている。
・物体に力がはたらくときの物体の変 化のようすについて,分類する基準 を見いだすことができる。
・具体的な現象から,力を加えた物体 と力を受けた物体,力のはたらき方
について説明できる。 ・力のはたらきについて説明できる。
2 ・P.169「レッツ トライ!」で生徒があげた力の 例もとり上げつつ,力の種類について説明を聞 く。
・P.171図2~図5やP.172図1~図3を通じて,
垂直抗力,重力,弾性力,摩擦力,磁力,電気 の力などについて学ぶ。
2 力のはかり方と表し方
169~173
数
・「レッツ トライ!」物体にはたらいている重力 の大きさの大小について考える。
・「課題」力の大きさは,どうすれば比べられる か考え,発表する。
・力の単位ニュートンについて説明を聞く。
・「調べ方を考えよう」どのような調べ方がある か話し合い,発表する。
・力の はたら きの 「物体の 形を 変え る」を利用して,力の大きさを比べ る ことが でき るこ とを,説明でき る。
・1Nという力の大きさを理解し,説明 できる。
3
【実験5】力の大きさとばねののびの関係
・実験5を行い,ばねにおもりをつるしてのば し,ばねののびと力の大きさとの関係について 調べる。
・ 測定 値をグラフで 表 す と き の か き 方 に つ い て,P.174を見ながら確認する。
174~175
・ばねばかりの誤差をふまえて,力の 大きさ とばねのの びを 正しく 測定 し,記録できる。
・実験で調べた結果を正しくグラフに 表すことができる。
4
・力の大きさとばねののびの関係について,グラ フを分析して解釈し,発表する。
・「重力」と「質量」について,P.177図3を参 考に,説明を聞く。
・P.177の吹き出しを読み,「重さ」という言葉 の使い方について学ぶ。
176~177
・グラフから力の大きさとばねののび には比例の関係があることを見いだ すことができる。
・力の大きさとばねののびには,比例 の関係(フックの法則)があること を理解している。
・「重さ」と「質量」のちがいと,場 所に よ る重さ のちが い を 説明で き る。
5
・力を矢印で表現する方法についての説明を聞き 確認する。
・P.178図1などを参考に,重力を矢印で表す方 法について説明を聞き,「確認」の図にはたら く力を矢印で表す。
177~178
・力を表すには,大きさ以外に向き・
作用点が必要であることに気づくこ とができる。
・物体にはたらく力を,力の3要素を 考慮しながら図示できる。
・力の表し方や力の3つの要素につい て理解している。
6 3 圧力
・「レッツ トライ!」トラックには,多くのタイ ヤをつけているものがある理由を考える。
179~180
・面に力がはたらくときの効果につい て,身のまわりの現象と結びつけて 発表している。
時
数 主な学習活動 頁 関心・意欲・態度 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 知識・理解
・「課題」物体に力が加わるとき,接する部分の 面積によって力のはたらき方は変わるか考え る。
・「調べよう」同じ重さの物体を面積の異なる板 にのせてスポンジの上に置いたときのスポンジ のへこみ方を調べ,規則性を考察する。
・スポンジのへこみ方のちがいは,単 位面積あたりの力の大きさのちがい に あるこ とを 見い だすこ とが でき る。
・物体をのせたことによってへこんだ スポンジの高さを 測る ことが でき る。
7
・教科書を読み,圧力とその単位について知る。
・P.181「考え方」を参考に「例題」にとり組む。
・P.181「練習」圧力を計算する。
・P.182「学びを活かして考えよう」身近な事例を 参考にして,触れ合う面積と物体のしずみ方の 関係について考察する。
180~182
・圧力は どのよ うな もの か説明でき る。
・面積の単位の変換を正しく行い,圧 力の計算を行うことができる。
8
4 水中ではたらく力
・「レッツ トライ!」身のまわりにある物体が水 にうくかどうかを考え,調べる。
・「課題」物体が水にういたりしずんだりするの はどうしてかを考え,話し合い,発表する。
・P.184図1~図3を参考に,水圧の特徴につい て学ぶ。
・「予想しよう」水中の物体が受ける浮力の大き さは,物体の何に関係するか,考え,発表す る。
【実験6】水中の物体にはたらく上向きの力
・実験6を行い,容器にはたらく力の大きさと水 にしずめた深さの関係を調べ,表にまとめる。
183~185
・日常生活と関連づけて考え,調べて いる。
・水圧実験器のゴム膜のへこみから,
水圧があらゆる方向からはたらくこ と,水の深さに比例して大きくなる ことを見いだすことができる。
・水にしずむ物体にはたらく力を,正 確に調べることができる。
・水にはたらく重力と関連づけて,水 圧を説明できる。
・水圧のはたらく向きと大きさについ て説明できる。
9 ・実験の結果やP.186図1を参考に水の深さと浮 力の関係について考察し,話し合う。
186~187 ・浮力の大きさは,水にしずんでいる
物体の体積によって決まることを見
数
・浮力の特徴についてまとめる。
・浮力の特徴について説明を聞き,確認をする。
・P.186「確認」浮力を計算する。
いだすことができる。
10
5 大気による圧力
・P.188「調べよう」空きかんがつぶれた理由に ついて考察する。
・P.188図2の空きかんつぶしの結果をもとに,
大気圧についての説明を聞く。
・ 課題 大気圧が生じるのはなぜか考える。「 」
・P.189「調べよう」空気に重さがあることを確 認する。
・P.190図1を参考に,大気圧が四方八方からは たらくことについて説明を聞き,日常生活のな かでの体験を話し合う。
・「学びを活かして考えよう」大気圧など空気を 利用した身近な道具を探して,そのしくみを説 明する。
・「チェック」これまでの学習事項を確認する。
・「学んだことをつなげよう」各節で学んだこと を確認し,自分の考えをノートに記述し,発表 する。
・「before & after」この章で学んだことをもと に自分の考えをノートに記述し,発表する。
188~191
・空気に質量があることについて,日 常生活と関連づけて進んで発表した り調べたりしている。
・本章の学習内容をふまえて,興味・
関心をもってとり組み,発表してい る。
・空きかんがつぶれた理由を,空気に 質量があることに関連づけて考える ことができる。
・空気に質量があることから,大気中 にも空気による圧力があることを推 論できる。
・大気圧が生じる理由やその大きさを 説明できる。
・大気圧を利用した道具の例をあげる ことができる。
・問題の解答を理由や例をあげながら 説明できる。
学習内容の整理/確かめと応用 1時間
予備 (3)時間
時間数 23(26)時間