Feature
社会保障・税番号制度について2
写真家 富井 義夫 ■ ホームページにて 「フォトギャラリー世界遺産」を掲載中 http://www.tomiiyoshio.com/ 3KRWRJUDSKHU・7RPLL<RVKLR テヴェレ川とサン・ピエトロ寺院 (イタリア共和国・バチカン市国) バチカン市国のサン・ピエトロ寺院は、4世紀に創 建されたキリスト教の総本山。サン・ピエトロが殉 教した地に建てられたという伝承があったが、2009 年、寺院内の墓の調査で1、2世紀頃の骨の一部 が見つかり、聖パウロの遺骨の存在が裏付けられ たというニュースが世界に配信されて話題を呼ん だ。現在の建物は1626年に完成した2代目で、そ の規模は世界有数。ミケランジェロ、ベルニーニら 15∼17世紀の傑出した芸術家たちが心血を注い でつくりあげた建築美は、荘厳かつ華やかさに満 ちている。夜の帳が降りて、ローマの西部を流れる テヴェレ川から望むサン・ピエトロ寺院は美しく、高 さ180mもある巨大なクーポラが輝く。 ̶ 富井義夫の世界遺産の旅 ̶ソリューション&サービス・ケーススタディ
「TWX-21 MRO集中購買サービス」で カタログ管理の一元化と運用管理コスト削減を実現 ―富士フイルムビジネスエキスパート株式会社―3
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SOLUTION&SERVICE
国内外の拠点間でセキュアにギガバイトサイズのデータを交換できる 「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」プラットフォーム&ソリューション・ケーススタディ-1
合併に伴う処理量増加を見越してリテール基幹システムのインフラを刷新。 最適な開発・管理体制で短期構築に対応。 ―みずほ証券株式会社―5
プラットフォーム&ソリューション・ケーススタディ-2
統合データベースを構築し、情報系システムを刷新 大規模データ分析で新たな価値創造をめざす ―株式会社群馬銀行―7
プラットフォーム&ソリューション・ケーススタディ-3
多様な業務を担う約600台もの物理サーバ群を HA8000とVMware vSphereによる仮想環境へ移行・集約。 コストを最適化し、柔軟性に優れたシステム環境を実現。 ―株式会社朝日新聞社―11
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トラベルウォーキング 第126回
山伏の世界から映画ロケ地へと。「タイムスリップの街」鶴岡を巡る (山形県鶴岡市)17
プラットフォーム&ソリューション
指静脈認証システムの導入工数を大幅に低減 5年保証もついた「指静脈認証ログオンパック」15
IT's eye ラボラトリー・レポート
サービス品質を維持したサーバ集約を実現する 大規模クラウドシステムの省電力化技術 (中央研究所) 本誌は環境に配慮し、植物油インキを使用しています。 * 6 5 ; , 5 ; : 発 行 日 2013年8月1日 通巻555号 発 行 株式会社日立製作所 情報・通信システムグループ 情報・通信システム社 お問い合わせ 経営戦略室 ブランド・コミュニケーション本部 TEL(03)5471-8900(ダイヤルイン) 〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号 日立大森第二別館 印 刷 日立インターメディックス株式会社 サン・ピエトロ寺院 イタリア スイス オーストリア フランス番号制度の利用開始は2016年から 個人番号におけるプライバシー保護
社会保障・税番号制度について
2013年5月24日、番号法(正式名称「行政手続における特定 の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」)が、成 立しました。政府が公表したロードマップによれば、2015年中に、 すべての国民、すべての企業に対し、固有の番号が付番・通知 されます。個人は12桁、法人は13桁の番号となる見込みです。 そして、2016年1月から、社会保障と税の分野において、番号制 度の利用が開始される予定となっています。 番号制度は、社会保障・税にかかる行政手続きを効率化し、 国民の利便性を向上させるとともに、個人の所得をより正確に捕 捉し、きめ細やかな新しい社会保障制度を設計することを目的に 導入されるものです。 具体的に、税務において、個人番号がどのように利用されるか を見てみましょう。現在でも、個人が企業から一定金額以上の給 与や配当を受け取る場合、個人は住所・氏名を企業に告知し、企 業は個人の住所・氏名と所得に関する情報を税務署に提出する ことが義務付けられています。番号制度導入後は、個人は企業 に対してみずからの個人番号を告知し、企業は税務署に提出す る書類にその番号を記載することが必要になります。基本的な仕 組みは変わりませんが、住所・氏名だけではなく個人番号を併用 することで、より効率的なシステム処理が可能となるのです。 もちろんこれまでも、社会保障や税の分野に利用されるさまざ まな行政システムにおいて、個人を識別する番号が利用されてい ましたが、それらはシステムごとにバラバラでした。複数の行政シ ステムの中に蓄積された個人の情報が、同一人の情報であるこ とを確認する「基盤」もありませんでした。その結果、行政システ ムを利用する国民全体に、さまざまな不便が生じていました。 今回の番号制度の導入にあわせて、行政システム間で情報 連携を行う「基盤」の構築が予定されています。そうした取り組 みにより、国民の不便が解消され、行政事務の効率化がさらに進 むことが期待されています。 番号制度の検討においては、個人のプライバシーをどう守るか が大きな課題となりました。米国では、社会保障番号(SSN)が 所得の捕捉に活用されていますが、同じSSNが民間事業者によ る本人確認用に広く使われてきました。その結果、SSNが盗用さ れて他人に成りすまされ、経済的な被害が生じる事件が相次ぎま した。SSNの目的外利用の結果、プライバシーが侵害される事件 も多発しています。 わが国の番号制度においては、こうした問題を未然に回避す るため、個人番号の用途を特定の行政手続きに限定することに しました。特に認められた行政手続きに利用するのでない限り、 企業は個人に個人番号の提供を求めることはできません。正当 な理由なく個人番号をデータベースに保存しておくことも許されま せん。違反者には重い罰則が科されます。個人番号の適切な取 り扱いを確保するために、専門の第三者機関も設置される予定 です。 こうした制限については、「民間企業にも個人番号の利用を開 放すべき」という声もあります。確かに、個人番号が利用できれば ビジネスの可能性は広がりますが、悪用された場合の被害も深刻 化し、漏えい防止や違反の取り締まりのための社会的コストが増 大するおそれもあります。 番号法では、施行後3年をめどとして、利用範囲を見直すこと が予定されています。利便性とコストのバランスを踏まえた、適切 な制度設計が望まれるところです。富士フイルムビジネスエキスパート株式会社
▶http://www.ffbx.co.jp/
ソリューション & サービス・ケーススタディ「TWX-21 MRO集中購買サービス」で
カタログ管理の一元化と運用管理コスト削減を実現
富士フイルムグループのシェアードサービス会社である 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社(以下、富士フイルムビジネスエキスパート)は、 間接材の購買業務に日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のSaaS※1として提供される 「TWX-21 MRO※2集中購買サービス」を導入。 既存の購買システムとクラウドサービスのカタログ管理・商品検索機能を連携することで、 複数に分かれていたカタログ管理の一元化と運用管理コストの削減およびカタログ情報の精度向上を実現しました。 富士フイルム株式会社(以下、富士フイルム)、富士ゼロックス 株式会社(以下、富士ゼロックス)を事業会社とする持株会社 富 士フイルムホールディングス株式会社の発足にともない、グループ 全体の間接業務の効率化と業務品質の向上をめざして設立さ れた富士フイルムビジネスエキスパート。同社はグループ各社から 総務・人事・購買といった共通間接機能を集約・専門特化し、見 える化・マニュアル化・標準化などの業務プロセス改革を推進。 低コスト化・高品質化、キャッシュアウト抑制などにより、グループ 連結経営に貢献し続けることを重要なミッションとしています。 「その中で、生産・研究用設備や副資材からオフィス資材に至 る広範な間接材の購買業務を担っているのが購買シェアード本 部です。われわれのミッションは、一元化・効率化・オープン化と いったキーワードで業務プロセスを改革し、グループコントリビュー ション※3の最大化をめざすことにあります」と語るのは、執行役員 購買シェアード本部 本部長の高田 直樹氏です。そのため同本 部では、個別見積とカタログという2種類の購買プロセスからなる 間接材購買業務において、コストダウンとプロセス工数の削減を 図るため、事業会社間の優良取引先やカタログの共有、業務フ ローの統一といった作業を進めてきました。 「しかし、購買システムは富士フイルムと富士ゼロックスにおいて 別々のシステムでの稼働であり、カタログも双方にあるため、カタロ グの共有化には限界がありました。そこで、それぞれの購買シス テムからカタログ機能を切り出して、一元管理することを検討しま した。検討にあたっては、システムの内製化とクラウドなどのサービ ス活用のどちらが効果的かをクオリティ、コスト、デリバリー、セキュ リティという観点で比較しました。その結果、クラウドの方が高い効 果が期待できるとわかりました」と語るのは、購買シェアード本部 総務企画センター 情報企画グループの浦山 修氏です。「カタロ グ掲載品は登録しただけで見直しをしないと、内容の陳腐化を招 く。その基盤となるシステムも、自社開発ではエンハンスにかかるコ ストや手間がハードルになり、陳腐化してしまう可能性が高くなる。 つまりカタログとシステム双方の陳腐化を防ぐ手段としても、常に 最新技術が適用されるクラウドの方が有利だと判断したのです」 と購買シェアード本部 一般資材購買センター カタログ・オフィス 材グループ グループ長の細川 雅彦氏も付け加えます。 そして富士フイルムビジネスエキスパートのRFP(提案依頼 書)※4に呼応した10社近くの提案の中から選ばれたのが、日立 企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21 MRO集中購買サー ビス」でした。同サービスは、参加企業約700社の購買力を背景 に、日立が商品・取引先の選定から価格・納期交渉までをトータ ルに提供する「購買代行型(集中購買型)」と、ユーザー企業の プライベートカタログ管理や購買システム機能を提供する「プライ ベートカタログ型(自社運営型)」があります。今回、富士フイルム ビジネスエキスパートは既存の購買システムと連携させて自社で 運営する「プライベートカタログ型」を選択しました。 「カタログの登録・削除・修正といったメンテナンスを行う際、担 当者がリアルタイムに何でもできてしまうのは、一見便利そうに見 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社 購買シェアード本部 総務企画センター 情報企画グループ 浦山 修 氏 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社 購買シェアード本部 一般資材購買センター カタログ・オフィス材グループ グループ長 細川 雅彦 氏 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社 購買シェアード本部 総務企画センター センター長 市川 千明 氏 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社 執行役員 購買シェアード本部 本部長 (取材時) 高田 直樹 氏 カタログ管理の一元化にクラウドを活用 電子カタログ管理のオープン化と内部統制をクラウドで実現 ※3 連結グループ全体に対する利益貢献 ※1 Software as a Service ※2 Maintenance Repair and Operationsえますが実は内部統制的に問題があります。その点、TWX-21の システムは、バイヤーに加えサプライヤーからの申請に対して、承 認フローの機能が装備されていました。また既存システムではサ プライヤーが申請したカタログ内容が即時にシステムへ反映され ず、価格や仕様に食い違いが出るケースがありました。今回、シス テム環境のクラウド化によって常にサプライヤーが自社の登録内 容をWebから確認できます。これらがガバナンスやオープン化と いう当社の求める要件にヒットしたのです」と浦山氏は語ります。 2011年3月に稼働を開始した新カタログシステムは、富士フイ ルムと富士ゼロックス双方の購買システムからカタログ機能を切り 出し、TWX-21のシステム上で一元化。二重登録や購買頻度の 低いアイテムを排除した精度の高いプライベートカタログ(20万 点)のほか、サプライヤーが運営しているカタログサイトとも連携 (パンチアウト)してワンインタフェースで利用できる環境を整備し ました。富士フイルム、富士ゼロックスをはじめとするグループ企業 のユーザーは、既存の購買システムからTWX-21上のカタログに アクセスし、必要な商材をバスケットに投入。その後の受発注フ ローは従来どおりに処理されるため、現状の購買フローを変更す ることなく利用可能です。 また、利用率アップを支援しているのがTWX-21の優れた検 索性です。従来TWX-21ではカタログ上の商材を分類、キーワー ドなどで柔軟に検索できましたが、2012年12月には富士フイルム ビジネスエキスパートをはじめ、他ユーザーからの要望に応え、類 義語検索機能をエンハンス。“ホッチキス”を“ホチキス”や“ス テープラー”など異なるキーワードでもヒットさせ、さらなる検索ヒッ ト率の向上を図りました。 「TWX-21は定期的 にユーザーニーズをくみ とってエンハンスしていく 仕 組みがあると聞いて おり、TWX-21を採用し た重要なポイントの一つ でした。実際に対応して いただいたことに感謝し ています」と浦山氏は語 ります。 新システム稼働後、運用管理やコスト面でも大きな変化が現 れてきました。 「カタログが一元管理できるようになったことで、これまでメンテ ナンスに追われていた担当者の負担が軽減されました。本来業 務である価格交渉を行う余裕が生まれたことにより、購買価格全 体のコストダウンにもつながっています」と喜ぶのは、購買シェアー ド本部 総務企画センター センター長の市川 千明氏。細川氏も、 「当初は富士フイルムと富士ゼロックスだけで運用していました。 購買システムがグループ全体にシェアード対象範囲が拡大してき た現在も、専任者の数を増やさず、カタログ情報の精度も高めな がら運用できていることが効果の証です」と高く評価します。 カタログの一元管理が実現したことで、売れ筋商材に絞った 効率的な価格交渉や商材群ごとの価格交渉など、これまで難 しかった「戦略的な安価購買への取り組みが推進できるように なった」と高田氏は笑顔を見せます。「現在、間接材購買全体 に占めるカタログの割合は件数ベースで70%。今後はその最大 化に向け、さらにカタログ購買率を高めていくのが目標です。こ のような目標を掲げることができたのも、システム全体の見える 化と効率化、安価購買を仕掛けられる仕組みをクラウドという形 で日立さんに提供していただいているおかげだと思います。日 本トップクラスのカタログをめざし、これからも日立さんと強力な パートナーシップを築き上げていきたいと思います」と高田氏は 語ります。 富士フイルムグループ全体の企業力強化に貢献する専門家 集団として、さらなる業務品質の向上にチャレンジする富士フイ ルムビジネスエキスパート。そのなかで、購買シェアード本部のカ タログ購買での取り組みを、今後も日立は「TWX-21 MRO集中 購買サービス」によって支え続けていきます。 お問い合わせ先 定期的な機能エンハンスでさらに使いやすく カタログ購買比率の さらなる向上をめざす (株)日立製作所 クラウドサービス事業部 http://www.hitachi.co.jp/cloud-inq/ ※4 Request For Proposal
■ 情報提供サイト http://www.twx-21.hitachi.ne.jp/ http://www.hitachi.co.jp/cloud/ 所 在 地 設 立 資 本 金 従業員数 事業内容 東京都港区西麻布4丁目12番24号 興和西麻布ビル 1990年11月21日(2007年7月1日合併により社名変更) 50百万円 814名(2013年6月1日) 総務シェアード、ファシリティシェアード、人事シェアード、購買 シェアード、セールスプロモーションシェアード、RD&Eシェアード (研究開発支援)、経理シェアード、保険代理業/輸出関連など 富士フイルムビジネスエキスパート株式会社 TWX-21 MRO集中購買サービスの導入前と導入後 サプライヤー A サプライヤー B 富士フイルム ビジネス エキスパート 富士フイルム 試薬 安全 保護具 理化学 製品 工具 機械部品 電気 電子部品 文具 商品改廃 データ 商品改廃 データ 富士フイルム用 商品マスタ作成 富士ゼロックス用 商品マスタ作成 富士 フイルム カタログ 個 別 パ ン チ ア ウ ト イ ン タ フ ェ ー ス 購買 システム 富士ゼロックス 富士 ゼロックス カタログ 個 別 パ ン チ ア ウ ト イ ン タ フ ェ ー ス 購買 システム パンチアウト サイト 試薬 安全 保護具 理化学 製品 工具 機械部品 電気 電子部品 文具 パンチアウト サイト サプライヤーA サプライヤーB 富士フイルム MRO集中購買サービス 富士フイルム ビジネス エキスパート プライベートカタログ 富士フイルムグループ 共通品 富士フイルムカタログ 富士ゼロックスカタログ 購買 システム 富士ゼロックス 購買 システム 共 通 パ ン チ ア ウ ト イ ン タ フ ェ ー ス カ タ ロ グ 連 携 イ ン タ フ ェ ー ス イ ンターネ ッ ト イ ンターネ ッ ト 商品改廃機能 承認 マスタ 反映 申請 導入前 導入後 申請 申請 承認
プラットフォーム & ソリューション・ケーススタディ 2013年1月、日本の証券業界に強力なプレーヤーが登場しまし た。みずほ証券とみずほインベスターズ証券の合併によって誕生 した新生・みずほ証券です。 「投資銀行分野で業界トップクラスの実績を持つみずほ証 券、そしてリテール分野に強みを持つみずほインベスターズ証券 の力が合わさることで、幅広いサービスをトータルにご提供できる 体制が実現します。また、みずほグループとして、みずほ銀行、み ずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行との『銀・信・証』連携も 強化し、お客さまの多様な金融ニーズにしっかりとお応えしてい きたい」と常務執行役員 グローバルITヘッド IT・システムグルー プ長の形山 成朗氏は力説します。 総合力と広範な店舗ネットワークを生かして、大きな飛躍をめ ざす同社ですが、合併時にはさまざまな課題を解決する必要が ありました。中でも重要なポイントとなったのが、リテール基幹業務 システム「STAGE」のインフラ刷新です。 「両社のシステムをみずほ証券側のシステムに集約する方法 を選びました。しかし、合併によってシステムが処理するデータ量 は一気に増大します。従来の環境のままでは対応が困難だった ため、より高い性能と信頼性を備えたインフラを準備する必要が あったのです」とIT・システムグループ リテール基幹システム部長 の松岡 賢一氏は振り返ります。 さらに、このプロジェクトを難しいものにしたのが、構築期間の 短さでした。「構築後には合併プロジェクトの検証・テスト作業な ども行う必要があるため、インフラ構築は2012年8月には終えて いなければなりません。したがって、与えられた構築期間は、わず か9か月しかありませんでした」と形山氏は話します。 万一インフラ構築が遅延するようなことがあれば、合併作業全 体に影響が及んでしまうため、プロジェクトの遅延は絶対に許され ませんでした。とはいえ、STAGEは証券取引やバッチ処理、取引 所との接続など、同社のリテール業務全体を司る重要なシステム。 性能や信頼性に問題が生じるようなことがあってはなりません。 こうした難題を乗り切るためのパートナーとして選ばれたのが 日立でした。 「今回は極めて短期間のプロジェクトだけに、我々の業務をき ちんと理解した上で、最適な環境を実現できるパートナーを選び たかった。その点、日立には証券業務に精通したシステムエンジ ニアが多数在籍しており、証券系のパッケージなども独自に開 発・提供しています。また、これまでSTAGEの構築・運用に大き く貢献してくれた実績もあり、迷わず日立を選びました」とIT・シス テムグループ IT戦略企画部ヴァイスプレジデントの加藤 貴大氏 は選定の理由を語ります。 加えて、SE・サポートの手厚さも決め手となりました。 「過去にSTAGEに携わった経験のある人員を再招集し、最適 な開発体制を用意するなど、円滑な進行を約束してくれました。 基幹システムのインフラを刷新 わずか9か月の短期構築に挑む 深い業務知識と強力な支援体制でパートナーに日立を選定
Platform & Solution
case study
みずほ証券株式会社
▶http://www.mizuho-sc.com/
合併に伴う処理量増加を見越して
リテール基幹システムのインフラを刷新。
最適な開発・管理体制で短期構築に対応。
みずほ証券株式会社(以下、みずほ証券)は、みずほインベスターズ証券との合併に伴う 処理量増大への対応が急務の課題となり、新会社営業開始までの約1年の間に、 リテール基幹業務システム「STAGE」のインフラを刷新する必要がありました。 そこで、強力なサポート体制と豊富な業務知識を有する日立をパートナーに選定。 日立プラットフォーム製品によって、信頼性・可用性を強化しつつ、開発期間の短縮を図りました。 これにより、新たなインフラをわずか9か月で構築。今後のビジネスの成長にも即応できる 柔軟なシステム基盤を実現すると同時に、ソフト/ハード保守費用も約30%削減しました。 1 みずほ証券株式会社 IT・システムグループ リテール基幹システム部長 松岡 賢一 氏 みずほ証券株式会社 IT・システムグループ IT戦略企画部ヴァイスプレジデント 加藤 貴大 氏 みずほ証券株式会社 常務執行役員 グローバルITヘッド IT・システムグループ長 形山 成朗 氏これは非常に心強かったですね」と形山氏は語ります。 一方、日立でも、同社の期待に応えるべく、高信頼システムの短 期構築を実現する施策を全方位で展開。課題が出た場合は原 則1週間での解決をめざすと同時に、作業のダブルチェックや第 三者チェックを実施して作業品質の確保を図りました。 こうしたさまざまな取り組みの結果、STAGEを支える新たなイ ンフラは、当初の予定通り2012年8月に構築が終了しました。 今回のプロジェクトでは、日立のプラットフォーム製品が全面的 に活用されています。高性能が要求されるDBサーバには、日立 アドバンストサーバ「HA8500シリーズ」が導入されているほか、帳 票関連システムには同「HA8000シリーズ」、外部接続用システム にはエンタープライズサーバ「EP8000シリーズ」がそれぞれ活用 されています。 またSTAGEは、各サーバのOSがUNIX、Windows、Linuxと 多岐にわたる上に、VMwareによる仮想化環境なども導入されて いますが、日立はこれらを全てワンストップでサポート。「DBのバー ジョンを一気に2つ以上も上げるなど、難しい局面も数多くありまし たが、日立のノウハウを生かすことで無事に乗り切れました。特に オープンシステム環境での大量帳票出力などは、日立以外では 実現できないソリューションと言えるでしょう」と加藤氏は語ります。 システムの基本構成については、以前のSTAGEが採用してい た構成を継承していますが、いくつか改 善が加えられた点も存在します。その一 つが、エンタープライズディスクアレイシス テム「 H i t a c h i V i r t u a l S t o r a g e Platform」(以下、VSP)によるストレージ 統合です。従来は、オンライン系/バッチ 系でそれぞれ異なるストレージを利用し ていましたが、運用が煩雑になるなどさま ざまな問題がありました。そこで今回から 両方のストレージをVSPに統合し、運用 の効率化とストレージリソースの有効活 用を図っています。 また、膨大な数に上るジョブの管理に は、以前から導入されている統合システ ム運用管理「JP1」を引き続き活用。システ ムの安定稼働に大きく貢献しています。 新たなインフラが稼働したことで、STAGEの性能は大きく向 上しました。計画段階ではデータ量は1.5倍、トランザクション処理 能力は1.9倍向上することを目標値として掲げましたが、実際に は2倍を超える性能を確保することに成功。夜間バッチの処理時 間も短縮されています。しかも、ハード/ソフトの保守費用は以 前より30%も下がりました。 「計画に着手した頃は、まだ証券市場も冷えていましたが、現 在は活況を取り戻しており、急速に処理量も増えています。しか し、システムの性能にまったく不安はなく、今後のビジネスの拡大 にも余裕を持って対応できます」と松岡氏は語ります。 プロジェクトを担当した日立にも、高い評価が寄せられています。 「これほどの大規模、しかも短期間のプロジェクトでありなが ら、リリース後に障害などは一切発生していません。日立に任せ て本当に良かったと感じています」と形山氏は話します。 今後、同社は新しいSTAGEを活用し、顧客サービスの向上 やビジネスのグローバル化を強力に推進する構えです。「お客さ まに最適な金融ソリューションをご提供するためには、ITをさらに 進化させていかなくてはなりません。日立の支援に大いに期待し ています」と形山氏は力強く語りました。 高信頼システムの実現に数多くの日立製品が貢献 大幅な性能向上とコスト削減を実現 事業の成長にシステムをフル活用
Platform & Solution case study
お問い合わせ先 ■ 情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/storage/ HCAセンタ 012 0 -2580 -12 利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く) 本 社 設 立 資 本 金 従業員数 東京都千代田区大手町1-5-1 1917年7月 1251億円 7,295名(2013年3月31日現在) みずほ証券株式会社 USER PROFILE みずほグループの証券会社。2013年にみずほインベスターズ証券と 合併し、みずほグループの唯一の総合証券会社となった。強力な顧客 基盤と拠点網を生かし、多彩な金融ソリューションを展開している 営業店 コールセンター ホームトレード ユーザー 外部機関 プライマリセンター 勘定系オンライン オンライン帳票 取引所接続 勘定系バッチ 譲渡益税 大量プリント 運用管理 統合ストレージ
Hitachi Virtual Storage Platform
バックアップセンター
勘定系オンライン 勘定系バッチ
運用管理 統合ストレージ
Hitachi Virtual Storage Platform
営業店の証券取引や夜間バッチ、証券取引所との接続など、リテール証券業務の全てを担う「STAGE」
日立のサーバ/ストレージ/ミドルウェアの採用により、インフラの性能・信頼性向上を短期間で実現することに成功しました STAGEシステム概要
プラットフォーム & ソリューション・ケーススタディ 2012年に設立80年を迎えた群馬銀行。地域の経済や暮らし を長年にわたり支えてきた同行では、2013年4月より新中期経営 計画「V-プラン∼価値提案銀行への進化∼」をスタート。基本方 針として、「価値ある提案力の向上」、「経営基盤の強化と経営 効率化の追求」、「人材育成の強化と組織活力の向上」、「地域 社会への貢献」の4つを掲げ、地域のリーディングバンクとして、 コンサルティング力やマーケティング力などに磨きをかけること で、さらなる成長をめざしています。 こうした経営戦略の高度化を図る中で重要な課題となってい たのが、情報活用を支えるIT基盤の強化でした。 「価値ある金融サービスを提供するには、行内に蓄積された さまざまな業務データを効果的に分析・活用できる環境が不可 欠です。しかし従来は、業務の多様化に伴いシステムが複雑化 しデータが散在していたことで、マーケティングやトレンド分析に 必要なデータの取得作業に多くの時間を要していました」とシス テム部 部長の大沢 俊夫氏は振り返ります。 同行ではこうした課題を解消すべく、統合データベースを構 築し、情報活用ツールとしてオラクルのビジネス・インテリジェンス 製品「Oracle Business Intelligence」を導入するという情報系 システムの刷新に踏み切りました。 情報系システムの刷新で課題となったのが、本部スタッフなど の現場のユーザーが、自分自身で情報を利活用できる環境を実 現するという点です。 「以前の環境では、システム部でデータの抽出・加工作業を 行っていたため、ユーザー部門に必要なデータが届くまでに多く の時間を要していました。また、新たなデータが欲しい場合には 一から作業をやり直す必要があるなどの問題がありました。ユー ザー部門からのデータ抽出依頼件数も月に100件を超えており、 システム部の負担も少なくありませんでした」とシステム部 基盤 グループ 推進役の白石 浩一氏は語ります。 もう一つの課題は、大規模データの収集・分析に耐えうる高 性能・高信頼性の確保です。 勘定系システムのデータだけでも相当な規模になる上に、各 業務データが格納されているサブシステムは全部で25システム にも上ります。しかも今回のプロジェクトでは、長期のトレンド分析 なども行えるよう、最大10年分のデータを保持することが求めら れました。 こうした高度な要件を実現するためのパートナーとして選ば れたのが日立です。 「日立は必要なソリューションをすべてワンストップで提供 できる上に、オラクル製品に精通した専門部署を有するなど 開発技術力も非常に高い。今後のビジネスを支える重要なシ ステムなので、安心して任せられる点がポイントとなりました」 (白石氏)。 大規模データベースの高速処理を実現するために、統合 DBサーバにはエンタープライズサーバ「EP8000」を採用して、 経営戦略の高度化をめざし情報系システムを刷新 「EP8000」と「BladeSymphony」で高い性能と信頼性も確保
Platform & Solution
case study
株式会社群馬銀行
▶www.gunmabank.co.jp/
統合データベースを構築し、情報系システムを刷新
大規模データ分析で新たな価値創造をめざす
株式会社群馬銀行(以下、群馬銀行)では、さらなるIT基盤の強化が求められていました。 従来は、システムが複雑化しデータが散在していたことで、 マーケティングやトレンド分析に必要なデータの取得作業に多くの時間を要していたのです。 そこで同行は統合データベースを構築し、BIツールを導入することで、効率的な情報の利活用を実現。 さらに、日立の「EP8000」や「BladeSymphony BS2000」などを採用することで、高い性能と信頼性も確保。 複数の条件を組み合わせた複雑な検索・分析も数分から30分程度でデータの取得が可能になり、 ユーザー自身で情報を利活用できる環境を実現し、情報の鮮度も飛躍的に向上しました。 2 株式会社群馬銀行 システム部 基盤グループ 推進役 茂木 豊 氏 株式会社群馬銀行 システム部 部長 大沢 俊夫氏 株式会社群馬銀行 システム部 基盤グループ 推進役 白石 浩一氏 ブレードシンフォニー高速系切替を実現するUNIX 環境専用の系切替ソフト「HA モニタ」により高い信頼性を確 保しました。 BIサーバなどには統合サービス プラットフォーム「BladeSymphony」 のハイエンドモデル「BS2000」を 採用して、高可用性機能「N+1 コールドスタンバイ」を活用。柔軟 で効率の良いサーバ環境を実 現しています。 「構築したシステムをできるだけ 長く使いたいという要望もあった ので、ハードウェアの保守サービ ス期間を最長10年まで延長できる点も魅力的でした」(白石氏)。 新情報系システムは2013年1月より本稼働を開始。これにより データ分析業務の飛躍的な進化が実現しました。 一点目のメリットは、情報活用のスピードが大幅に速くなった 点が挙げられます。 「従来はデータ抽出・加工作業に数日を要していましたが、現 在では複数の条件を組み合わせた複雑な検索・分析も数分か ら30分程度でデータの取得が可能になりました。しかもこうした 作業をユーザー自身で行えます」(大沢氏)。 二点目のメリットは、分析対象となるデータの質や鮮度が飛躍 的に向上した点です。 常に最新の情報を基にした分析を行うために、勘定系システ ムからは10分間隔でデータを転送。また、投信販売や保険など のサブシステムからも毎日データを取り込んでいます。 「以前は月次報告書で把握していたような情報も、現在では日 次で知ることができます。新たな事業戦略をタイムリーに展開し ていく上で、こうした環境が実現できたことの意義は非常に大き い」(大沢氏)。 大規模データの収集・分析を行うだけに、システムにも相当の 負荷がかかっていますが、この点についてはEP8000とBS2000 がしっかりとその役割を果たしています。 「EP8000の性能・信頼性にまったく不安は感じられません。 また、今後分析業務をさらに拡大する際にも、BS2000にブレード を追加することで容易に対応できます」(白石氏)。 構築を支援した日立の手厚いサポート体制にも満足している とのことです。 群馬銀行では、行内業務サーバの仮想化統合プロジェクトも 推進中です。 「行内で稼働する約250台のサーバのうち、半数の125台を新 たな仮想化基盤上へ統合・集約します。これにより、ITコストの 削減や開発期間の短縮を図るのがねらいです」とシステム部 基盤グループ 推進役の茂木 豊氏は説明します。 個々に導入していたサーバを一つの基盤に統合できれば、リ ソースを有効活用できるだけでなく、各システム担当者も本来の 業務であるアプリケーション開発に注力できます。 そしてここでも、仮 想 化 やクラウドへ の 対 応を強 化した 「BladeSymphony BS500」や、さまざまな種類のデータをまとめ て格納できる「Hitachi Unified Storage」などの日立製品が採 用され、統合基盤を支えています。 さらに同行では、ビッグデータの活用などを視野に、さまざまな 取り組みを進めていく予定です。 「IT活用は新中期経営計画の重要な柱でもあります。今後も IT環境を強化し、新たなサービスの創出に貢献していきたい」と 大沢氏は抱負を語りました。 分析時間が大幅短縮。情報の鮮度も飛躍的に向上 仮想化によるサーバ統合も推進。ビッグデータの活用なども視野に
Platform & Solution case study
お問い合わせ先 ■ 情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/bds/ (株)群馬銀行の新情報系システム概要 HCAセンタ 012 0 -2580 -12 利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く)
●OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 ●UNIXは、The Open Groupの米国ならびに他の国における登録商標です。 ●その他記載されている会社 名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 ●導入効果は、本ユーザーのシステム構成や導入時の製品モデル/仕様によるものです。 ●本記事は、日経コンピュータ2013年6月25日号に記載されたものです。 本 店 設 立 資 本 金 従業員数 群馬県前橋市元総社町194 1932年9月 486億円(2012年3月31日現在) 3,325名(2012年3月31日現在) 株式会社群馬銀行 USER PROFILE 群馬県を中心に法人/個人向けの金融サービス事業を手がける地方銀行。 環境保全活動やスポーツ支援活動などにも取り組み、地域繁栄の担い手とし て貢献
米どころ庄内平野の南部に位置する鶴 岡市。庄内藩酒井家14万石の城下町とし て古くから栄えたことで有名ですが、山岳 修験の霊場として信仰を集める出羽三山 (月山・羽黒山・湯殿山)があることでも知ら れています。 山形県鶴岡市 (取材日:2013年6月) トラベルウォーキング 鶴岡市を巡るトラベルウォーキングは、そ の出羽三山の一つ、羽黒山をめざします。 スタートは、注連縄が張られて、厳かな雰 囲気を漂わせる手向の宿坊街から。古 来、出羽三山を参詣する信者は、羽黒山 の門前町である手向の宿坊に泊まり、心 身を清めてから聖域へ足を踏み入れたと いいます。日情システムソリューションズの 皆さまも、いにしえの山伏修行の心持ちで ウォーキングにいざ出発。 手向から少し先の羽黒山の入り口であ る随神門をくぐると、表参道の始まり。この 表参道は石段がなんと2,446段もあると か。石段の両側には樹齢300年から500 年の立派な杉並木が続き、静寂の杜は 凛とした空気が満ちています。山伏の息 づかいさえ聞こえてきそうな中、皆さまは 天を見上げ、清涼な空気を存分に吸い込 みます。 さらに進むと見えてきたのが祓川に架か る朱塗りの神橋。かつて出羽三山を詣でる 者は祓川に浸かって身を清めて参道を進 んだといわれます。祓川をはさんで流れ落 ちる須賀の滝は、羽黒山中興の祖・天宥 が1654(承応3)年につくったもの。月山より 8㎞もの水路を引いたというから驚きです。 樹齢1,000年ともいわれ、 山中にある約600本の杉の 中でもひときわ目立つ爺杉 (国指定天然記念物)のす ぐ近くには、三間五層柿葺 素木造の五重塔(国宝)が あります。平将門が創建し たと伝えられ、現在の塔は およそ600年前に再建され たもの。均斉のとれた優美な東北最古の塔 に皆さまの目はくぎづけ。日情システムソ リューションズの小山田 千秋さんは、「旅行 で行った京都で見た五重塔より趣が感じら れますね。彩色を施していない木造建築だ からか、心のやすらぎを与えてくれるようで す」と、その美しさに感じ入っています。 皆さまはさらに山頂へ。出羽三山のうち 月山と湯殿山は冬の登拝が不可能です が、羽黒山だけは2m以上の雪が積もると はいえ冬でも参拝することができます。その ため、羽黒山の山頂に三神を合祀したとい われています。その三神合祭殿の巨大な かやぶき屋根は、日本最大のスケール。出 羽三山神社によれば、毎年雪どけ後の春 凛とした空気に満ちた 羽黒修験の杜 りん もり 優美な「五重塔」あり、 豪壮な「三神合祭殿」あり
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山伏の世界から映画ロケ地へと。
「タイムスリップの街」
鶴岡を巡る
東に出羽三山を仰ぎ、西に日本海を望む山形県鶴岡市。 ブランド米「つや姫」や庄内柿、さくらんぼ、ラ・フランスといった数々の名産を育む一方、 いにしえより続く山岳修験の伝統や庄内藩の城下町として発展してきた息吹を今に伝えています。 また、近年は映画のロケ地としても注目を集めています。 このたびのトラベルウォーキングは、コンピュータのエキスパートとして地域社会をバックアップする株式会社日情システムソリューションズ (以下、日情システムソリューションズ)の皆さまと、魅力あふれる鶴岡の人気スポットを訪ね歩きます。 し め なわ とうげ じじ こけらぶき しらきづくり さんじんごうさいでん はらいがわ つ 「庄内映画村オープンセット」おしんの生家を背景に 「鏡池」の背後にそびえる「三神合祭殿」 「庄内映画村資料館」再現された「おしん」室内セット 7 5 9 2 4 「羽黒山」杉並木が続く石段にて 「五重塔」の美しさ に感動 神域の入り口「神橋」 を背景に 3 手向の宿坊街 「大進坊」の前にて 1佐藤 和浩さん(情報システム本部 公共システム部 部長)(写真中) 若い頃はスキーに熱中し、スロージョギングがマイブーム だった頃もあるとはいえ、最近体を動かすのは、たまに行 うゴルフくらいです。今日のウォーキングは実にすがすが しくて、本当によい気分転換になりました。 井上 由美恵さん(情報システム本部 公共システム部)(写真左) 中学から大学まで10年間はソフトテニス、でも社会人 になってからはしていません。休日は買い物をすることが 多く、自然にふれる機会も少なくなっています。今日は自 然を満喫しながら心身をリフレッシュすることができて大 満足です。 小山田 千秋さん(情報システム本部 公共システム部)(写真右) 今日はかなり歩きましたが、初めての場所ばかりでとても 楽しめました。ふだんはマイカー通勤で、あまり歩かない ため運動不足ぎみです。秋のソフトボール大会に備えた 練習で運動不足を解消していきます。 ■導入製品 HA8000、JP1など ■担当営業 日立製作所 東北支社 山形支店 担当:今野 設 立 従 業 員 数 事 業 内 容 1988年2月1日 113名(2013年5月現在) 自治体向けソリューション(基幹系業務、福祉系業務、内 部情報系業務、医療系業務、電子自治体)、民間向けソ リューション(販売管理、生産管理、特定業種向け、ソフト ウェア開発、組み込みソフトウェア開発)、技術基盤・サー ビス(データセンター、ハウジング・ホスティング、セキュリ ティ、サーバ構築、ネットワーク構築、インターネット)など 株式会社日情システムソリューションズ 先からかやぶき屋根の傷んだ部分をふき替 えるのだそうです。「建物の豪壮なつくりや 2.1mもの屋根の厚さに圧倒されます。一度 にふき替えできないのも道理ですね」と日情 システムソリューションズの佐藤 和浩さんは かやぶき屋根をじっと眺めます。 三神合祭殿前には、鏡池があります。この 名は、三神合祭殿が水面によく映えることか らつけられたといいます。この池からは、平 安時代から江戸時代にかけての鏡が多数 出土しており、羽黒山がいにしえの時代より 信仰を集めていたことをうかがわせます。 皆さまが次に訪れたのは、庄内映画村 オープンセット。庄内地方は近年映画のロケ 地として注目され、鶴岡市内にも映画のロケ 地となった場所がたくさんあります。その代 表は、2009年アカデミー賞外国語映画賞を 受賞した『おくりびと』。そして、月山のふもと、 大自然に囲まれた広大な敷地をもつ庄内 映画村オープンセットは、『おくりびと』など実 際に撮影に使用されたセットを保存、一般 公開しています。施設内には江戸時代の宿 場町を再現した宿場町エリアや漁村・農村 エリア、南フランス風の建物が印象的な風 のエリアなど6つのエリアが散在しています。 目玉の一つは、おしんの生家。30年前に テレビ放映され、世界75か国以上で大反響 を呼んだ国民的ドラマの映画化(2013年10 月公開予定)の際に使われたものです。日情 システムソリューションズの井上 由美恵さん は、「再放送された『おしん』を母と一緒に見 ていましたが、映画化されることは初めて知 りました。どんな内容なのか楽しみですね」と 目を輝かせます。皆さまは、実際に稲を植え た田んぼが広がっていることや本物さなが らの商家屋敷の完成度に驚きつつ、時代劇 の登場人物になったかのような気分に。見 上げれば青い空と雪を残した月山、そして 野鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます。 ウォーキングの終着地は、庄内映画村資 料館です。旧庄内藩士が鍬を手に持ち、開 墾した松ヶ岡開墾場に残る5番蚕室には、 庄内映画村が支援した映画の衣装や大 道具、小道具、スチール写真、台本、絵コン テなどの撮影資料のほか、『おしん』などの 室内セットを再現。皆さまは館内の映画資 料を見ながら「これは会社の近くにある場 所だね」と、地元の撮影場所の話題に花を 咲かせます。 地元の庄内が豊かな自然と歴史・文化 に育まれていることを再発見した今回の ウォーキング。心身をリフレッシュした皆さま は、明日への活力を養ったようです。 セットや貴重な映画資料が魅了する 「庄内映画村」 本社:山形県酒田市京田二丁目69番3 TEL(0234)41-2173(代) http://www.nichijosys.com/ はいたっく誌読者の皆さまで、当コーナーに参加をご 希望される方がいらっしゃいましたら、当社担当営業 または、はいたっく誌事務局までご連絡ください。 ウォーキング参加者募集 木村屋は、明治20年創業のお菓子の老舗。きつねのお 面をかたどった「きつねめん」や白あんとくりをパイで包んだ 「マロン」など、和・洋の菓子を取りそろえています。なかでも 1番のオススメが「古鏡」。創業以来こだわってきた特製の小 豆あんに求肥もちを入れたお菓子で、羽黒山の「鏡池」から 出土した銅鏡をかたどっています。表面はサクッと、中は小 豆あんと求肥が引き出したしっとりとした甘さ。この絶妙の ハーモニーが懐かしい味わいを醸し出しています。 山形県鶴岡市 126 「古鏡」 観光お問い合わせ先 ●鶴岡市観光連盟(鶴岡市観光物産課内) TEL(0235)25-2111(代) http://www.tsuruokakanko.com/ お問い合わせ先 ご参加いただいた 株式会社日情システムソリューションズの皆さま つるおか菓子処 木村屋 TEL(0235)22-4530(代) http://www.kimuraya.co.jp/ くわ さんしつ 「庄内映画村オープンセット」風のエリアにて 「庄内映画村オープンセット」宿場町エリアで 上品な甘さが地元の 人に愛されています 10 8 6 uraya co jp/ ぎゅう ひ 112 345 木村屋 大進坊 神橋 石段 五重塔 三神合祭殿 庄内映画村 資料館 庄内映画村 オープンセット 鶴岡駅 櫛引PA 山 形 自 動 車 道 羽黒山 10 9 2 4 5 6 7 8 3 1
プラットフォーム & ソリューション・ケーススタディ 130年以上の歴史と、朝刊約767万部、夕刊約285万部(2012 年上半期、日本ABC協会調べ)もの販売部数を誇る全国紙、朝 日新聞。発行元である朝日新聞社では現在、すでに12万人の有 料会員を獲得しているニュースサイト「朝日新聞デジタル」など、 デジタル事業の展開にも注力しています。 2001∼2006年、同社では従来のメインフレームを中心とするシ ステムをオープンサーバ中心のシステムへと移行する「ATOM プロジェクト」を実施。新聞制作に特化した従来の業務システム から、コンテンツ・データ管理機能をより強化したシステムへの転 換を図りました。 こうして生まれ変わった同社の社内システムは、組版など新聞 制作に関わるニュース分野のほか、勘定系など基幹業務を担う ビジネス分野、メールシステムやグループウェアといった情報基盤 分野を網羅。さらに、それぞれ本番系列、災害時などに備えた予 備系列、テスト環境を提供する検証系列の3系列を有しており、 サーバ群は約600台を数えました。 「新聞制作のシステムでは、選挙やオリンピック、ワールドカッ プ、号外の発行といったイベントによって処理のピークが発生す るため、そのピーク時に合わせた性能がシステム要件となります。 また、ハードウェアは必ず待機系が必要になるのでどうしてもリ ソースの余剰が生じており、コストや管理負荷を増大させる大き な要因となっていました」 多数のサーバが稼働する社内システムの問題点をこう説明 するのは、経営企画室 次世代ATOMプロジェクトの伴 大輔氏 です。業務系ソフトウェアの保守期限切れを機にERP導入を検 討していた同社では、デジタル発信のさらなる強化を見据えたシ ステム刷新を目的とする、「次世代ATOMプロジェクト」が発足し ました。この中で同社は多数の物理サーバを仮想環境のもとで 集約するサーバ仮想化に注目。ATOMプロジェクトのスタートか らちょうど10年後の2011年3月、“次世代”へ向けた新たなシステ ム環境の構築に着手しました。 新システム基盤の構築をめざす朝日新聞社では、複数の ハードウェアベンダーやSIerにシステム提案を依頼。検討を重ね た結果、同社が新たなシステム基盤として選んだのは、信頼性、 可用性に優れた日立アドバンストサーバ「HA8000」と仮想化プ ラットフォームの業界標準VMware vSphereでした。 「従来システムは、UNIX系OSを中心に多種OSが混在する 環境でした。比較検討したいくつかの仮想化プラットフォームの 中でも、トップシェア製品であるVMware vSphereは対応する ゲストOSの種類が最も多く、システムを仮想環境に移行する上 で幅広い選択肢を提供してくれるものでした」と選定理由を説 明するのは、経営企画室 次世代ATOMプロジェクト サブマネ ジャーの岩崎 究氏です。 今回、新システム構築の手順について同社には一つの構想 がありました。それは、小規模な部分から仮想化に着手し、基礎 となるシステムの枠組みを確立した上で、あとは物理的なハード ウェアを追加することで仮想環境を広げていけるような仕組みづ くりです。これを受けて日立では、グループ会社の利用も想定した リソースの余剰によるコスト・管理負荷の増大に直面 対応ゲストOSの多さや緻密なシステム構築手順などを評価
Platform & Solution
case study
株式会社朝日新聞社
▶http://www.asahi.com/
多様な業務を担う約600台もの物理サーバ群を
HA8000とVMware vSphereによる仮想環境へ移行・集約。
コストを最適化し、柔軟性に優れたシステム環境を実現。
1879年に創刊された日本三大紙のひとつ、朝日新聞。その発行元である株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)では、 かつて社内システムの刷新を図る「ATOM(Asahi TOtal system of Multimedia)プロジェクト」のもと、メインフレームからオープンサーバへのシステム移行を実施しました。 さらに2011年には、ATOMプロジェクトで実現した社内システムの長所を継承しながら、 約600台ものサーバを仮想化・集約する「次世代ATOMプロジェクト」が始動。 そのプラットフォームに選ばれたHA8000とVMware vSphereは、コストを最適化し、 柔軟性に優れた新たなシステム環境を同社にもたらしています。 3 株式会社朝日新聞社 経営企画室 次世代ATOMプロジェクト 伴 大輔 氏 株式会社朝日新聞社 経営企画室 次世代ATOMプロジェクト サブマネジャー 岩崎 究氏
本 社 設 立 従業員数 大阪府大阪市北区中之島二丁目3番18号 1879年1月8日 4,773名(2012年4月1日現在) 株式会社朝日新聞社 USER PROFILE プライベートクラウド環境の構築という完成形を見据えた初期設 計によるスモールスタートのシステム構築を、詳細なロードマップと して具現化・提案しました。 「当社では、システム移行の際に一度にすべての物理サーバ を仮想化してしまうのではなく、少しずつ確実に仮想環境に移行 していく方法を考えていましたが、この段階的なアプローチをよく 理解していただいたのが日立さんでした」(岩崎氏) また、同社で以前から活用していた日立製品の性能や信頼 性に対する安心感もHA8000の採用を後押ししたといいます。 「日立さんの工場を見学させていただいたのですが、細かい 部品レベルのチェックから出荷時検査にいたるまで、非常に質の 高い管理が徹底されていて感心させられました」(伴氏) こうして新たなシステム基盤が確定した2011年3月から本格 化した次世代ATOMプロジェクト。2015年1月の完了に向けて 同プロジェクトは現在も進行中です。 2011年12月、仮想環境に移行した数台のサーバが本稼働を 開始。続いて2013年1月には仮想環境上に新たに構築した統合 システム運用管理「JP1」による次世代統合管理システムが稼働 しました。初期基盤の検収時にヘルスチェック(健全性評価)を VMwareで実施したところ、過去最高の成績レポートを記録。 2014年には、この基盤上に全体の半数にあたる約300台の物 理サーバの移行が完了する予 定です。 仮想環境構築にあたっては、 朝日新聞社と日立製作所の間 でVMwareが提供するコストメ リットの高い包括契約プログラム であるE L A( E n t e r p r i s e License Agreement)を締結。 さらにVMwareによる性能試験 の評価や、TAM(Technical Account Manager)による継 続的な支援により、既存環境か ら仮想環境へのスムーズなシス テム移行をサポートしました。 仮想化が可能にした柔軟な リソース配分により、ムダになって いたリソースの余剰を解消し、コストと管理負荷を大幅に軽減。 加えて、検証用のテスト環境をすぐに構築できるなど、仮想化は 同社のシステム環境にさまざまな恩恵をもたらしています。「中で も最も大きな成果は、ユーザーの多様なニーズに対応できる柔軟 なシステム環境を整備できたことです。社内からシステム構築の 要望があった場合、以前ならサーバなどの調達や構築に時間が かかっていましたが、今は仮想サーバ上で、短時間に必要な環 境を提供できるようになりました。また、物理サーバと違って電源 やLANのケーブルなどを逐一用意する手間が省けるのもうれし いですね」(伴氏) 現在もプロジェクト完了に向けてサーバ仮想化をさらに進めな がら、今後は新システムの提供範囲を関連会社にも広げていき たいという朝日新聞社。日立とVMwareには仮想環境でより効率 的にシステムを管理・監視できる仕組みの提案を期待していると いいます。 「新聞社もデジタル化に向けて舵を切っていかなければなら ない時代です。スピード感のあるシステム構築をしたり、例えば オリンピックや選挙といった社会の大きな出来事がある時に は、その部分だけ大きくサーバのリソースを割り当てたりするな ど、柔軟に運用できるシステム環境は必要不可欠だと思いま す」(岩崎氏) 真実を伝え、社会の健全な発展をもたらすジャーナリズム。 その新たな可能性を、日立とVMwareの共創力が支えています。 物理サーバを大幅に集約し、コスト最適化と柔軟な運用を実現
Platform & Solution case study
お問い合わせ先 ■ 情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/ha8000/ 134年の歴史と760万部を超える販売部数を誇る全国紙「朝日新聞」を発行す る新聞社。新聞発行のほか、有料会員と無料会員の合計約110万人を擁する ニュースサイト「朝日新聞デジタル」などのデジタル関連事業や、スポーツや芸 術関連のイベント事業なども展開している。 新システム基盤構成 本番サイト 本番系 検証系 HAクラスタ(HA8000/RS440AL1) HAクラスタ(HA8000/RS220HM) HAクラスタ(HA8000/RS220AL) vCenter
ESXi ESXi ESXi VM VM
HAクラスタ(HA8000/RS440AL1) HAクラスタ(HA8000/RS220HM)
HAクラスタ(HA8000/RS220AL) vCenter
ESXi ESXi ESXi VM VM HAクラスタ(HA8000/RS440AL1) HAクラスタ(HA8000/RS220HM) HAクラスタ(HA8000/RS220AL) 災害対策サイト 予備系 vCenter
ESXi ESXi ESXi VM VM
HCAセンタ 012 0 -2580 -12
利用時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00(土・日・祝日を除く)
●VMware、VMware vCenter、VMware vSphere、ESXiは、VMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。 ●文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 ●本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。 ●記載されている製品情報は、製品の改良により予告無く変更されることがあります。
そこで日立は、これまで培ってきた大容量データを多重化する 技術(多重化通信)やセキュリティ技術などを生かしたクラウドサー ビス「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」の提供を開 始しました(図1)。 TWX-21グローバル大容量データ交換サービスは、大容量 データの高速・高品質な転送を、インターネット環境で実現する サービスです。本サービスはクラウド型で提供されるため、お客さ まは国際専用回線の新設や増強、特別なデータ圧縮装置の設 置や、運用のためのソフトウェア購入などは不要です。そのため、 低コストで、高速かつ高信頼な大容量データ交換をスピーディに 開始することが可能です。 利用する際は、Webブラウザ上で送信したいデータと宛先を選 製造業などの海外進出が加速する中、現地で展開される業務 は、これまで主体だった製造業務だけではなく、設計から試作、販 売、保守などに拡大しています。これにともない、業務に必要な設 計図面やマニュアル、動画データなど、さまざまな情報のやり取りに おいて、ギガバイトサイズの大容量データを、高速かつセキュアに 交換するニーズが高まっています。 しかし、海外展開では回線状況の悪化やトラフィックの増加によ り、転送遅延や転送失敗が発生する場合があります。このため、大 容量データを記録メディアに保存して輸送したり、メールで分割送 信するなどの時間と手間が、業務の大きな妨げとなっています。ま た、記録メディアが輸送途中で紛失・盗難される危険性や、メール の盗聴などによるデータ漏えいのリスクを回避するためにも、よりセ キュアなデータ交換の仕組みが求められていました。 「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」は、海外を含む遠隔地との間で、 3次元CADデータや動画データなどの大容量データをインターネット経由で交換できるファイル転送サービスです。 TWX-21の高信頼・セキュアなプラットフォームを活用し、安全・安心なサービスを提供します。
国内外の拠点間でセキュアに
ギガバイトサイズのデータを交換できる
「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」
大容量データ転送の手間やリスクを解消 「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」の特長 図1 TWX-21グローバル大容量データ交換サービスの概要 送信元企業 (TWX-21ユーザー) TWX-21センター 受信元企業 (TWX-21ユーザー) 設計部門 ファイル転送 送信宛先管理 多言語対応(日・英・中) IT部門 業務/設計部門 製造部門 ファイル登録 開封通知 メール 配信通知 メール 配信データ 取得 一時保管 グローバルヘルプデスク(日・英・中) 多重化 通信 多重化 通信 送受信コマンド さまざまなファイル 形式に対応 大容量データ択し、送信開始ボタンを押すだけ。どなたでも容易に操作すること ができます(図2)。 また本サービスは、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップで、国内最大規模の約50,000社が利用する 企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」のサービスメニューの 一つとして提供されます。そのため、TWX-21で提供している販 売・設計・生産・調達などの多彩なサービスに対してもシングルサ インオンで利用できるなど、お客さまのグローバル対応業務の効率 化を支援します。 ギガバイトサイズの大容量データ転送を多重化通信で行うこと で、高速・高品質な通信を実現。通信時に回線が切断されても代 替のデータ伝送路を確保することで性能低下を防止します。 HTTPS※による通信経路の保護や多重化通信による転送途 中の盗聴防止、配信データの取り消し・自動削除、IPアドレスによ るアクセス制限、ユーザー利用ログの取得などのセキュリティ対策 を実施します。また、上司などの管理者承認によって誤送信を防ぐ 多重チェックも設定可能です。 本サービスはTWX-21を提供基盤としており、Web画面の多言 語対応(日・英・中)、グローバルヘルプデスク(日・英・中)、ユー ザー管理、管理者承認、システム連携送受信コマンドなど、業務 利用を想定した多彩な機能を提供します。 また、TWX-21ポータル機能により、TWX-21で提供されている 見積もり情報、発注情報、需給調整情報(在庫過不足・納入遅延 アラート)、さらには環境情報(製品含有物質情報)などの交換・ 管理やお客さま・パートナー企業とのプロジェクト情報共有、パート ナー企業管理を支援するサービスなどへのシングルサインオンも実 現します。 日立は今後も、タイ語ヘルプデスクなど、グローバル対応ソリュー ションを拡充し、海外へ進出する製造業、流通業など幅広い分野 のお客さまを継続的に支援していきます。 なお、「TWX-21グローバル大容量データ交換サービス」の利便 性や品質レベルを実際に体験できる1か月の無料試行サービスを 実施していますので、ぜひご利用ください。 択し、送信開始ボタンを押すだけ。どなたでも容易に操作すること ができます(図2) 本サ ビ はTWX 21を提供基盤としており W b画面 多言 (株)日立製作所 クラウドサービス事業部 http://www.hitachi.co.jp/cloud-inq/ お問い合わせ先 ■ 情報提供サイト http://www.twx-21.hitachi.ne.jp/ http://www.hitachi.co.jp/cloud/ 今後も継続的にサービスを拡充 ■大容量データの高速・高品質通信を実現 ■安全なデータ転送を実現するセキュリティ対策 ■グローバルヘルプデスク&トータルサポート ※ インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルで Web のデータ転送に用いられる 1997年にサービスを開始したTWX-21は、日立クラウド ソリューション「Harmonious Cloud」のSaaS*として位置 づけられ、現在では約400業種、約50,000社(20か国・地 域)に利用されている国内最大級の企業向け業務システム クラウドです。サービス開始以来、お客さま企業のニーズを いち早く把握するため、「グローバルヘルプデスク」および 「ユーザー連絡会」を設置し、お客さまが安心して使い続け られるサービス環 境を提 案しています。今 後も日立は、 TWX-21で実現するさまざまなアプリケーションサービス メニューの拡充を図っていきます。 * Software as a Service ハーモニアス クラウド 図2 TWX-21グローバル大容量データ交換サービスの画面例 新規送信画面 受信ボックス画面 新規送信画面 受信ボ クス画面 日立企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」とは