スマートフォンとモバイルネットワークを用いた 統合生活支援システム
TLIFES
の実現(Total LIFE Support system)
名城大学理工学部 情報工学科
2013
年7
月6
日背景
社会の背景
超高齢化社会の到来、核家族化の進行 地域交流が薄れている現状
誰でも社会に参加したいという要求
技術の背景
スマートフォンの著しい台頭
誰がどこにいても通信ができるモバイルネットワーク
目的
スマートフォンを利用して住民が情報を共有し安心して暮らせ るコミュニティを実現する。有事にはコミュニティを介して相互扶 助を行う。
TLIFES
とはTotal LIFE Support system
スマートフォンとモバイルネットワーク環境を利用した統合 生活支援システム
スマートフォンを必須アイテムと位置付ける。
スマートフォンを介してあらゆる情報を共有する。
通常時には地域コミュニティ(家族を含む)の生成に寄与 するためのツールとして利用する。
有事においては地域コミュニティを介した相互扶助を行う。
TLIFES
の全体像高齢者
<病院・介護施設>
保護者・家族・友人・ご近所さん
障がい者
<職場> <外出先> <自宅>
医療従事者
若い女性
<外出先> <自宅>
<自治体他>
警備・安全管理者
GPS衛星
自動車
蓄積 照合
過去の履歴 サーバ
社会的還元
子ども 要介護者
見守られる側 見守る側
健康情報 健康機器
運転情報 位置情報
GPS 加速度センサ ジャイロセンサ 地磁気センサ 大画面 GUI
行動情報
『スマートフォン』
共有
解析 安全・安心への活用
『モバイルネットワーク』
閲覧
検出 警報
収集
安心な街づくり 事故軽減
ライフログの取得
ライフログの閲覧
異常の検出
災害発生時の相互扶助
地域コミュニティの生成 有事における相互扶助
通常時と異常時の操作統一
TLIFES
の用途TLIFES
で収集する情報ジャイロセンサ
WiFi 3G
スマート フォン 加速度センサ
磁気センサ
Bluetooth
位置情報の取得 運転状況の把握
車体のぶれ、ブレーキ/アクセル の操作、衝突
健康機器からの情報収集
血圧計、体組成計動作の把握
停滞中、置き忘れ、
外出歩行中、移動 中、運転中、
転倒
携帯網、
無線
LAN
サーバへの送信
技術のポイント①
スマートフォンによるセンシング技術
最新の技術を駆使したセンシング
GPS
車載
SP技術のポイント②
サーバにおける異常検出機能
サーバでないとわからないアラームの検出
利用者ごとの データベース
異常の検出内容
・日常の行動範囲を逸脱
・長時間にわたり変化がない
・過去のデータから個人差に応じた 異常を検出
他機関への データ提供
・高齢者の活動範囲
・事故発生前とセンサ データの関係
サーバ
各種センサ情報
リアルタイム閲覧
異常検出時のア ラームメール
件名:アラームのお知らせ いつもと違う行動範囲です。
http://www. ◆◆◆◆. △△. ○○
技術のポイント③ ネットワーク技術
制約のない安全なネットワークの実現 プライバシーの保護
パケット中継 IPv4PA空間
NAT
NTMノード
(Android)
NTMノード
DC RS NTMワールド
実ワールド
仮想アドレス配布/
トンネル生成指示
NTMルータ NTMノード
インターネット IPv4 GA空間 インターネット
IPv6 空間
3G網
WiFi
一般ノード NTMノード
NTMobileの技術
一般ノード
NTMノード
NTMノード NTMノード
NTMノード
NTMルータ
現実のネットワーク
(制約が多い)
理想のネットワーク
(一切の制約がない、
安全)
NTMobile: Network Traversal with Mobility
提供機能
・各種グループの定義、公開情報の設定
・グループ内での簡単な
IP
電話、チャット機能・高齢者にも使いやすい
GUI
インターネット
ホームネット ワーク
NAT
NAT
技術のポイント④
SNS
ツールとしての技術地域
SNS
、家族SNS
に適したユーザインタフェース 異常検出時、災害発生時の迅速な情報交換家族の
SNS
外出中
SNS
の例・家族全員
・親と子供
・地域コミュニティ
・高齢者とそれを見守る人
・患者と医療機関
・介護士と介護対象者 ねらい
・仲間づくり
・異常検出時の情報交換
・災害発生時の共同避難、安否確認
TLIFESの現状
下記機能を実現済み
・経路履歴、歩数履歴、行動履歴の閲覧
・日付の指定、期間の指定が可能
・メール通知(アラームメール、お知らせメール、
定期配信メール)
・サーバ側で行動範囲の学習、行動範囲外に移動し たときにアラーム検知
・情報公開相手の設定、相手ごとの公開内容の設定
歩数をカウントする様子
加速度センサの合成値波形
歩数のフィルタを通した波形
閾値を跨いだと きにカウント
行動範囲学習の様子
存在確率の低い場所にいると 判断したときにアラームメール を送信
存在確率
TLIFESの利用方法
① 以下のURLにアクセスしてユーザ登録を行う(PCまたはスマートフォン)。
http://tlifes.ddo.jp/TLIFES_server
② Android スマートフォンにTLIFESをインストールする。
上記URLを表示させ「TLIFESダウンロード」をクリックすると、自動的にダウンロード が始まる。
その後指示に従いインストールを行う。
インストール完了後、ユーザ名とパスワードを求められるので、①で入力した情報 を入力する。
③情報を閲覧する(PCでもスマートフォンでも可能だが、現時点ではPCを推奨)。
上記URLからログインすると、ログインした本人の情報を閲覧できるようになる。
現時点で閲覧できるのは、現在位置、経路履歴、歩数履歴、行動履歴。
情報公開の設定、メール通知の設定、個人プロフィールの設定なども可能。
問題点がある場合は、苦情箱を通して投稿が可能。
(注)バージョンアップするときは、以前のバージョンをアンインストールすること。
今後の具体的計画
・消費電流の低減
GPS
起動タイミングを制御し、最低限の消費電流とする・運転情報の収集と表示
運転情報を
bluetooth
経由で収集、サーバでグラフ表示・健康情報の収集と表示
Bluetooth
経由で体重、血圧を取得→
収集情報報告機能の汎用化・高齢者が使いたくなるスマートフォン
わかりやすいインタフェース、脳トレーニングと採点
・
SNS
機能の実現高齢者がスマートフォンで参加できる
SNS
・災害発生時の情報交換
チャットを拡張して掲示板を実現
・ライフログとしての機能充実
写真、メモ、音声などを位置履歴とリンク
・ナビ機能の実現
・屋内機器のセンシングと制御