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①看護教員、②実習指 導者に対象を分けて実施した

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業) 

 総括研究報告書   

       看護実践能力の向上に寄与する看護教員・ 

実習指導者の養成と継続教育に関する研究   

研究代表者  奥裕美  聖路加国際大学  准教授   

                         

   

A.研究目的 

  本研究の目的は、教育実践力のある教員を養成し、

教育力を継続して段階的に向上するために必要な、

継続教育体制のモデルを明示すること。臨地におけ る学生の学習支援を効果的に行うことができる実 習指導者を養成するための、研修プログラムのモデ ルを提案することである。平成29年度は2年計画の 研究の1年目である。 

 

B.研究方法 

  看護教員・実習指導者の教育実践能力向上のため の継続教育に関する学習ニーズを把握するためイ ンタビュー調査を実施した。①看護教員、②実習指 導者に対象を分けて実施した。また、国内外の看護

教育者を対象とした教育プログラム等について、文 献等をレビューした。

  ①②ともにインタビューガイドを作成し、半構成 的面接を実施した。研究者・研究分担者が機縁法に より紹介を得た看護教育、看護部の責任者を通し協 力を依頼した。得られた情報は、インタビューガイ ドの項目ごとに内容が類似したものを抽出し共通 性を明らかにした。 

 

(倫理面への配慮) 

  教育に関するニーズを知るためのインタビュー 調査であり、身体に影響を及ぼす可能性はないが、

「ヘルシンキ宣言」、厚生労働省の「人を対象と した医学系研究に関する倫理指針」に準拠し、プ ライバシーの保護、不利益・危険性の排除につい ては特に厳守した。聖路加国際大学研究倫理審査 委員会の承認を得て実施した(承認番号17‑A057)。 

 

C.研究結果 

①教員調査 

4校15名の教員にインタビューを実施し、教 育者としての継続学習の実施状況と、継続学習 へのニーズ、さらにそれを支援する環境につい ての意見を得た。教育者としての初期教育およ び、継続・段階的な教育の必要性が示唆された 一方、業務量が多く自己研鑽のための時間を確 保することが困難であるという意見も多かった。

教員としての実践力維持・向上のためには、O JTで効果的に学べる方法を検討するほか、学 習のために使える時間を確保するための、看護 教員の働き方を検討する必要性も示唆された。 

②実習指導者調査: 

研究要旨

本研究は、教育実践力のある教員を養成し、教育力を継続して段階的に向上す るために必要な、継続教育体制のモデルを明示すること。臨地における学生の学 習支援を効果的に行うことができる実習指導者を養成するための、研修プログラ ムのモデルを提案することを目的に実施する2年計画の研究の1年目である。看 護教員および臨地実習指導者のニーズと現状を把握するためのインタビュー調査 を実施した。また、国内の看護教員を対象にした研修等の実施状況や、海外の看 護教育者のための教育プログラム等について調査した。2年目に行う全国調査に 使用する調査票の項目を検討した。 

分担研究者

中山洋子(高知県立大学大学院特任教授)

松田安弘(群馬県立県民健康科学大学教授)

三浦友理子(聖路加国際大学助教)

川上千春(聖路加国際大学准教授)

中村綾子(昭和大学豊洲病院看護部次長)

研究協力者

佐々木菜名代(川崎市立多摩病院看護副部長)

池西静江(鹿児島医療技術専門学校学術顧問、

日本看護学会協議会会長)

山川美喜子(横浜実践看護専門学校副校長)

時本圭子(倉敷中央看護専門学校副校長兼教務部長) 高口みさき(愛知県立総合看護専門学校室長)

興梠清美(東京慈恵会教務主任養成講習会教育責任者) 石川倫子(石川県立看護大学准教授)

(2)

3か所の医療機関で働く実習指導者12名にイ ンタビューを実施し、教育実践の実施状況と、

継続学習へのニーズおよびそれを支援する環境 についての知見を得た。実習指導者は学生の心 情理解や教育計画立案、教育技法、評価方法等 に関する学びを期待していることが伺われた。

また実習指導者講習会後の実習指導においては、

実習目標の理解や学生個々の準備状態に合わせ た指導をするなど、指導方法に工夫がなされて いた。 

 

D.考察 

看護教員および実習指導者に対するインタビュ ーを行い、看護教員については、就任初期から段 階的に実施できる継続学習体制へのニーズがあっ た。また、そのための環境整備の必要性が示唆さ れた。実習指導者は講習受講後、学習者の状況に 応じた支援が行えるようになったと述べており、

教える側のニーズにあった教育が提供され、教育 への関心を高めているとが考えられた。 

 

E. 結論 

  看護教員には、教育力を維持し高めるための継 続学習のニーズがあるものの、自己研鑽のための 時間が確保できないという課題を抱えていた。ま た、実習指導者は実習指導者講習により、教育へ の関心を高め、教育実践力の向上を感じていた。

こうした現状をふまえ、平成30年度に実施する全 国調査の調査項目を確定する。 

 

F.健康危険情報  なし   

G. 研究発表 

1.  論文発表  なし  2.  学会発表  なし   

H.知的財産権の出願・登録状況  1.  特許取得        なし  2.  実用新案登録    なし  3.  その他   

 Nurse educator core competencies(2 016)WHOの日本語訳と日本語版の著 作権の取得についてWHOと交渉中で ある。

(3)

 

参照

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