犯 罪 被 害 者 等 支 援 シ ン ボ ル マ ー ク ギ ュ っ と ち ゃ ん
宮 城 県
宮城県犯罪被害者等支援
ハンドブック
― 目次 ―
第 1 章 作 成 の 趣 旨
作 成 の 趣 旨 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1
第 2 章 犯 罪 被 害 者 等 の 抱 え る 問 題
ⅰ 犯 罪 被 害 者 等 の 現 状 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ⅱ 犯 罪 被 害 者 等 の 心 理 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ⅲ 捜 査 ・ 裁 判 の 流 れ
1 犯 人 が 成 人 の 場 合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 2 犯 人 が 少 年 ( 1 4 歳 以 上 2 0 歳 未 満 ) の 場 合 ・ ・ ・ 6 3 犯 人 が 少 年 ( 1 4 歳 未 満 ) の 場 合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7
第 3 章 犯 罪 被 害 者 等 を 支 援 す る 上 で の 留 意 事 項
ⅰ 犯 罪 被 害 者 等 に 対 応 す る 際 の 基 本 的 な 留 意 事 項 ・ ・ ・ 8
ⅱ 被 害 類 型 別 の 対 応 と 支 援 制 度
1 殺 人 事 件 遺 族 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 3 2 暴 力 犯 罪 等 に よ り 傷 害 を 負 っ た 人 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ 1 5 3 交 通 事 故 に よ り 被 害 を 受 け た 人 等 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ 1 6 4 性 犯 罪 の 被 害 を 受 け た 人 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7 5 配 偶 者 等 か ら の 暴 力 を 受 け た 人 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ ・ 1 9 6 ス ト ー カ ー 被 害 に 遭 っ た 人 へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 1 7 虐 待 を 受 け た 子 ど も へ の 対 応 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 3 警 察 に よ る 公 費 負 担 ・ 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 に つ い て ・ ・ ・ 2 5 死 傷 者 多 数 事 件 に 対 す る 関 係 機 関 の 連 携 に つ い て ・ ・ ・ ・ 2 7
第 4 章 様 々 な ニ ー ズ に 対 応 す る た め の 市 町 村 、 関 係 機 関 ・ 団 体 の 連 携
ⅰ 関 係 機 関 ・ 団 体 に お け る 連 携 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 8
ⅱ 相 談 対 応 時 に お け る 関 係 機 関 ・ 団 体 の 連 携 の 流 れ ・ ・ 2 9
ⅲ 連 携 の 際 の 留 意 点 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 2 ⅳ 犯 罪 被 害 者 等 施 策 に お け る 市 町 村 の 役 割 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 4 コ ラ ム ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 5 宮 城 県 広 域 圏 区 分 図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 6
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犯 罪 被 害 者 等※か ら の 問 い 合 わ せ や 相 談 内 容 は 、 被 害 の 内 容 や 犯 罪 被 害 者 等 の 置 か れ て い る 状 況 に よ っ て 様 々 で す 。問 い 合 わ せ や 相 談 内 容 が 担 当 業 務 と 異 な る 範 囲 に 及 ん で も 、適 切 な 支 援 機 関 、制 度 の 紹 介 な ど を 犯 罪 被 害 者 等 に 対 し て 速 や か に 行 う こ と が 必 要 で す 。
当 ハ ン ド ブ ッ ク は 、各 種 関 係 機 関 や 自 治 体 に お け る 担 当 職 員 の 方 々 の 参 考 に し て い た だ け る よ う 、 ど の 機 関 を 起 点 と し て も 、 犯 罪 被 害 者 等 に 対 し 必 要 な 情 報 や 支 援 等 を 途 切 れ る こ と な く 提 供 す る こ と が で き る 体 制 づ く り を 目 的 に 、犯 罪 被 害 者 等 か ら の 相 談 を 受 け る 際 の 心 構 え や 、関 係 機 関 の 連 絡 先 を ま と め た も の で す 。
( ※ 犯 罪 被 害 者 等 と は 、 犯 罪 に よ る 被 害 者 及 び そ の 家 族 又 は 遺 族 を い い ま す 。)
犯 罪 被 害 者 等 基 本 法 ( 抜 粋 )
(地 方 公 共 団 体 の責 務 ) 第 五 条
地 方 公 共 団 体 は、基 本 理 念 にのっとり、犯 罪 被 害 者 等 の支 援 等 に関 し、国 との適 切 な役 割 分 担 を踏 まえて、その地 方 公 共 団 体 の地 域 の状 況 に応 じた施 策 を策 定 し、
及 び実 施 する責 務 を有 する。
(相 談 及 び情 報 の提 供 等 ) 第 十 一 条
国 及 び地 方 公 共 団 体 は、犯 罪 被 害 者 等 が日 常 生 活 又 は社 会 生 活 を円 滑 に営 むこ とができるようにするため、犯 罪 被 害 者 等 が直 面 している各 般 の問 題 について相 談 に 応 じ、必 要 な情 報 の提 供 及 び助 言 を行 い、犯 罪 被 害 者 等 の援 助 に精 通 している者 を 紹 介 する等 必 要 な施 策 を講 ずるものとする。
第 2 次 犯 罪 被 害 者 等 基 本 計 画 ( 抜 粋 ) Ⅳ 推 進 体 制
(2) 地 方 公 共 団 体 との連 携 ・協 力
内 閣 府 において、都 道 府 県 犯 罪 被 害 者 等 施 策 主 管 課 室 長 会 議 等 を活 用 し、地 方 公 共 団 体 との連 携 ・協 力 を確 保 し、国 と地 方 公 共 団 体 との適 切 な役 割 分 担 を踏 まえな がら施 策 を推 進 できるよう、各 地 方 公 共 団 体 における窓 口 部 局 との間 の情 報 共 有 等 を図 る。
(3) その他 様 々な関 係 機 関 ・関 係 者 との連 携 ・協 力
行 政 機 関 以 外 の国 の機 関 、民 間 の犯 罪 被 害 者 団 体 、犯 罪 被 害 者 支 援 団 体 、事 業 者 団 体 等 と連 携 ・協 力 関 係 を築 きながら犯 罪 被 害 者 等 施 策 を講 ずる。
第 1 章 作 成 の 趣 旨
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Ⅴ 重 点 課 題 に係 る具 体 的 施 策
第 4 支 援 等 のための体 制 整 備 への取 組
1 相 談 及 び情 報 の提 供 等 (基 本 法 第 11条 関 係 )
(1) 地 方 公 共 団 体 における総 合 的 対 応 窓 口 の設 置 の促 進 等
ア 内 閣 府 において、都 道 府 県 犯 罪 被 害 者 等 施 策 主 管 課 室 長 会 議 を開 催 し、
地 方 公 共 団 体 に対 し、犯 罪 被 害 者 等 に関 する適 切 な情 報 提 供 等 を行 う総 合 的 な対 応 窓 口 の設 置 や犯 罪 被 害 者 等 への支 援 を行 う際 の留 意 点 や関 係 機 関 ・団 体 等 の支 援 内 容 や連 絡 先 等 をまとめた「犯 罪 被 害 者 支 援 ハンドブ ック(仮 称 )」の作 成 ・活 用 等 について要 請 するとともに、先 進 的 ・意 欲 的 な取 組 を実 施 している地 方 公 共 団 体 による事 例 紹 介 等 を通 じ、各 地 方 公 共 団 体 の取 組 を促 進 する。【内 閣 府 】
イ 内 閣 府 において、市 町 村 における犯 罪 被 害 者 等 施 策 の窓 口 となる部 局 の 確 定 状 況 等 について定 期 的 に確 認 するとともに、市 町 村 における犯 罪 被 害 者 等 に関 する適 切 な情 報 提 供 を行 う総 合 的 な対 応 窓 口 の設 置 を促 進 する よう要 請 する。また、地 方 公 共 団 体 職 員 を対 象 とする研 修 会 を開 催 し、犯 罪 被 害 者 等 施 策 への理 解 の促 進 や犯 罪 被 害 者 等 への対 応 のために必 要 とな る基 礎 的 な知 識 等 の習 得 を支 援 するとともに、各 地 方 公 共 団 体 の先 進 的 ・ 意 欲 的 な取 組 事 例 等 の情 報 をメールにより発 信 する「犯 罪 被 害 者 等 施 策 メ ールマガジン」により、地 方 公 共 団 体 間 の情 報 の共 有 化 を促 進 する。
【内 閣 府 】
宮 城 県 犯 罪 被 害 者 支 援 条 例 及 び 宮 城 県 犯 罪 被 害 者 支 援 推 進 計 画( 抜 粋 ) 宮 城 県 犯 罪 被 害 者 支 援 条 例
(県 の責 務 ) 第 三 条
県 は、被 害 者 等 の支 援 に関 する総 合 的 な施 策 を策 定 し、計 画 的 に実 施 する責 務 を有 する。
2
県 は、被 害 者 等 の支 援 に関 する施 策 の効 果 的 な推 進 を図 るため、国 及 び他 の地 方 公 共 団 体 との連 携 を確 保 するよう努 めるものとする。
(市 町 村 の責 務 ) 第 四 条
市 町 村 は、地 域 の実 情 に応 じた被 害 者 等 の支 援 に関 する施 策 を推 進 するととも に、県 が実 施 する被 害 者 等 の支 援 に関 する施 策 に協 力 するよう努 めるものとする。
宮 城 県 犯 罪 被 害 者 支 援 推 進 計 画(平 成 17年 2 月 宮 城 県 公 安 委 員 会 作 成 )
第 4章 推 進 体 制 3 市 町 村 との連 携
被 害 者 等 支 援 の輪 を広 げ、かつ、生 活 に密 着 した継 続 的 な支 援 を行 うため、被 害 者 等 が居 住 する市 町 村 と協 力 し、地 域 の実 情 に応 じた被 害 者 等 支 援 の施 策 を 推 進 します。
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ⅰ 犯 罪 被 害 者 等 の 現 状
犯 罪 被 害 者 等 は 、 命 を 奪 わ れ る ( 家 族 を 失 う )、 け が を す る 、 物 を 盗 ま れ る な ど の 生 命 、 身 体 、 財 産 上 の 直 接 的 な 被 害 だ け で な く
◇ 事 件 に 遭 っ た こ と に よ る 精 神 的 シ ョ ッ ク や 身 体 の 不 調
◇ 医 療 費 の 負 担 や 失 職 、 転 職 な ど に よ る 経 済 的 困 窮
◇ 捜 査 や 裁 判 な ど の 過 程 に お け る 精 神 的 、 時 間 的 負 担
◇ 周 囲 の 人 々 の 無 責 任 な う わ さ 話 や 心 な い マ ス コ ミ の 取 材・報 道 に よ る ス ト レ ス 、 不 快 感
な ど 、 被 害 後 に 生 じ る 様 々 な 問 題 に 苦 し め ら れ ま す 。
第 2 章 犯 罪 被 害 者 等 の 抱 え る 問 題
事 件
事 件 の 影 響 心 身 の 不 調
生 活 上 の 問 題
周 囲 の 人 の
言 動 に よ る 傷 つ き
加 害 者 か ら の
更 な る 被 害
捜 査 ・ 裁 判 に 伴 う
様 々 な 問 題( 負 担 )
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ⅱ 犯 罪 被 害 者 等 の 心 理
被 害 を 受 け た 後 は 、一 種 の シ ョ ッ ク 状 態 が 続 き 、体 や 心 に 変 調 を き た す こ と が 多 く あ り ま す が 、こ れ は 異 常 な こ と で は な く 、突 然 大 き な シ ョ ッ ク を 受 け た 後 は 誰 に で も 起 こ り 得 る こ と な の で す 。
◇ 心 理 的 反 応
恐 怖 感 、 自 責 感 、 不 安 感 、 無 気 力 、 絶 望 感 、 孤 独 感 、 疎 外 感 怒 り 、 復 讐
◇ 身 体 的 反 応
緊 張 、 動 悸 、 下 痢 、 吐 き 気 、 不 眠 、 悪 夢 、 食 欲 不 振
◇ 感 覚 的 反 応
感 覚 ・ 感 情 が 麻 痺 す る 、 現 実 だ と い う 感 覚 が な い 自 分 が 自 分 で な い と 感 じ る 、 記 憶 力 ・ 判 断 力 の 低 下
犯 罪 被 害 者 等 の 気 持 ち を 和 ら げ よ う と し て か け た 言 葉 が 、逆 に 傷 つ け て し ま う こ と も あ り ま す の で 、周 り の 人 た ち は 安 易 に 慰 め た り 、励 ま し た り す る こ と 等 は 避 け て 、犯 罪 被 害 者 等 の 心 理 を 理 解 し て 接 し て く だ さ い 。
犯 罪 被 害 者 等 の「 心 の 傷 」の 回 復 に は 、周 り の 人 た ち の 理 解 と 共 感 と 支 援 が と て も 大 切 で す 。
犯 罪 被 害 者 等 の 気 持 ち を 理 解 す る に は
犯 罪 被 害 者 等 の 置 か れ た 状 況 を よ り よ く 知 る た め に は 、犯 罪 の 被 害 に 遭 わ れ た 方 の 話 を 聞 い た り 、 手 記 を 読 ん だ り す る こ と が 重 要 で す 。 手 記 集 は 、 様 々 な 機 関 ・ 団 体 で 作 成 さ れ て い ま す 。
~ 参 考 ~
内 閣 府 犯 罪 被 害 者 等 施 策 ホ ー ム ペ ー ジ
(http://www8.cao.go.jp/hanzai/index.html)
内 閣 府 犯 罪 被 害 者 等 施 策 ホ ー ム ペ ー ジ “ 被 害 者 等 や 支 援 者 の 声 ”
(http://www8.cao.go.jp/hanzai/sesaku/higai/koe.html) ・「 犯 罪 被 害 者 白 書 」 コ ラ ム
・「 犯 罪 被 害 類 型 別 継 続 調 査 調 査 結 果 報 告 書 」 ・「 私 た ち に で き る こ と 」
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ⅲ 捜 査 ・ 裁 判 の 流 れ
1 犯 人 が 成 人 の 場 合
刑 事 手 続 と は 、犯 人 を 明 ら か に し て 犯 罪 の 事 実 を 確 定 し 、科 す べ き 刑 罰 を 定 め る 手 続 の こ と を い い 、「 捜 査 」 ⇒ 「 起 訴 」 ⇒ 「 裁 判 」 の プ ロ セ ス を と り ま す 。
① 捜 査
捜 査 と は 、犯 人 を 発 見 、確 保 し 、証 拠 を 収 集 す る こ と な ど に よ っ て 、 犯 罪 事 実 を 明 ら か に す る こ と を い い ま す 。捜 査 機 関 に よ っ て 、犯 罪 の 嫌 疑 が あ る と さ れ て い る も の で あ っ て 、ま だ 起 訴 さ れ て い な い 者 を 法 律 上 「 被 疑 者 」 と い い ま す 。
一 般 に 、警 察 は 、捜 査 の 過 程 に お い て 逃 走 や 証 拠 隠 滅 の お そ れ が あ る 場 合 な ど に は 、被 疑 者 を 逮 捕 し て 、4 8 時 間 以 内 に 事 件 を 検 察 官 に 送 り ま す 。こ れ を 受 け た 検 察 官 が 、そ の 後 も 継 続 し て 被 疑 者 の 身 柄 を 拘 束 し て 捜 査 す る 必 要 が あ る と 認 め た 場 合 に は 、2 4 時 間 以 内 に 裁 判 官 に 対 し て 勾 留 の 請 求 を 行 い ま す 。 裁 判 官 が そ の 請 求 を 認 め た 場 合 、 被 疑 者 は通 常 10日 から20日 間 勾 留 されることになります。そして、
被 疑 者 が 勾 留 さ れ て い る 間 に 、 捜 査 機 関 は 様 々 な 捜 査 を 行 い ま す 。 ※ 被 疑 者 の 身 柄 を 拘 束 せ ず に 捜 査 が 行 わ れ る 場 合 も あ り ま す 。 ま た 、 逮 捕 さ れ
た 場 合 で も 、 検 察 庁 に 送 ら れ る 前 に 被 疑 者 が 釈 放 さ れ る 場 合 も あ り ま す 。 な お 、 検 察 官 等 が 被 疑 者 を 逮 捕 す る 場 合 も あ り ま す 。
② 起 訴
検 察 官 は 、警 察 か ら 送 ら れ た 書 類 や 証 拠 品 と 検 察 官 自 ら 被 疑 者 を 取 り 調 べ た 結 果 な ど を 検 討 し 、刑 事 裁 判 に か け る か ど う か の 決 定 を 行 い ま す 。 裁 判 に か け る 場 合 を 「 起 訴 」 と い い ま す 。
※ 逮 捕 さ れ 、 引 き 続 き 勾 留 さ れ た と し て も 必 ず 起 訴 さ れ る 訳 で な く 、 不 起 訴 や 起 訴 猶 予 に な る こ と も あ り ま す 。 不 起 訴 や 起 訴 猶 予 に な れ ば 、 被 疑 者 は 釈 放 さ れ ま す 。起 訴 処 分 に は 、公 開 の 法 廷 で 裁 判 を 開 く こ と を 請 求 す る「 公 判 請 求 」、
書 面 審 査 だ け の 裁 判 を 請 求 す る 「 略 式 命 令 請 求 」 が あ り ま す 。
③ 裁 判
被 疑 者 が 起 訴 さ れ 、裁 判 が 開 か れ る 日( こ れ を「 公 判 期 日 」と い い ま す 。)が 決 め ら れ た 後 、裁 判 所 で 審 理 が 行 わ れ 、判 決 が 下 さ れ ま す 。
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刑 事 事 件 に 関 し て 起 訴 さ れ 、そ の 裁 判 が 確 定 し て い な い 者 を「 被 告 人 」 と い い ま す 。
検 察 官 や 被 告 人 が 、 判 決 の 内 容 に 不 服 が あ る 場 合 に は 、 更 に 上 級 の 裁 判 所 に 訴 え る こ と に な り ま す 。
な お 、 犯 罪 被 害 者 等 は 、 一 定 の 犯 罪 に つ い て 刑 事 裁 判 へ 参 加 し 、 証 人 へ の 尋 問 や 被 告 人 へ の 質 問 な ど が で き る 場 合 が あ り ま す 。
※ 一 定 の 犯 罪 と は 、殺 人 、傷 害 な ど の 故 意 の 犯 罪 行 為 に よ り 人 を 死 亡 さ せ た り 、傷 つ け た り し た 事 件 や 、強 姦 ・ 強 制 わ い せ つ 、逮 捕 ・ 監 禁 、過 失 運 転 致 死 傷 な ど を い い ま す 。
④ 刑 事 手 続 と 民 事 手 続
刑 事 裁 判 で 犯 人 の 有 罪 が 確 定 し て も 、刑 罰 が 決 ま る だ け で 犯 人 か ら 賠 償 金 や 慰 謝 料 な ど が 支 払 わ れ る 訳 で は あ り ま せ ん 。財 産 的 損 害 、精 神 的 損 害 の 賠 償 を 求 め る 場 合 は 、民 事 上 の 損 害 賠 償 請 求 を 行 う 必 要 が あ り ま す 。
な お 、一 定 の 犯 罪 に つ い て は 、犯 罪 被 害 者 等 の 申 立 て に よ り 、裁 判 所 が 刑 事 事 件 に つ い て 有 罪 の 言 い 渡 し を し た 後 、犯 罪 被 害 者 等 の 被 告 人 に 対 す る 損 害 賠 償 請 求 に つ い て 審 理 ・ 決 定 す る こ と が で き ま す 。( 損 害 賠 償 命 令 制 度 )
2 犯 人 が 少 年 ( 1 4 歳 以 上 2 0 歳 未 満 ) の 場 合
① 捜 査
警 察 で は 、1 4 歳 以 上 の 少 年 に つ い て は 、刑 事 手 続 と 同 様 に 捜 査 を 行 い ま す 。
法 定 刑 が 懲 役・禁 錮 な ど の 比 較 的 重 い 犯 罪 を 犯 し た 場 合 は 、検 察 庁 に 事 件 を 送 致 し ま す 。送 致 を 受 け た 検 察 官 は 、取 調 べ な ど 必 要 な 捜 査 を し た 後 、少 年 を ど の よ う な 処 分 に す る の が よ い か 意 見 を 付 け て 、事 件 を 家 庭 裁 判 所 に 送 致 し ま す 。
法 定 刑 が 罰 金 以 下 の 罪 を 犯 し た 場 合 は 、警 察 か ら 直 接 、家 庭 裁 判 所 に 事 件 を 送 致 し ま す 。
② 審 判
家 庭 裁 判 所 で は 、送 致 さ れ た 事 件 に つ い て 、審 判( 刑 事 手 続 で い う 裁 判 ) を 開 始 す る か ど う か を 決 定 し ま す 。
こ れ ま で の 手 続 の 過 程 で 、 少 年 が 十 分 改 心 し 、 も は や 審 判 に 呼 び 出 す 必 要 が な い と 判 断 さ れ た 場 合 は 、 審 判 手 続 を 開 始 せ ず 、 そ の 時 点 で 終 了
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し ま す ( 審 判 不 開 始 ) 。
一 方 、 少 年 に 対 す る 処 遇 を 決 め る た め に 裁 判 官 が 直 接 審 理 す る こ と が 必 要 で あ る と 認 め ら れ る 場 合 は 、 審 判 手 続 を 開 始 し ま す 。 審 判 で は 、 保 護 処 分 ( 少 年 を 施 設 内 に 収 容 し 矯 正 教 育 を 行 う 少 年 院 送 致 や 、 社 会 内 に お い て 保 護 観 察 官 と 保 護 司 が 協 働 し て 少 年 の 再 非 行 防 止 ・ 改 善 更 生 を 図 る 保 護 観 察 な ど ) の 決 定 を 行 う ほ か 、 保 護 処 分 の 必 要 が な い と 認 め ら れ た 場 合 に は 不 処 分 の 決 定 を 行 い ま す 。
な お 、 少 年 が 凶 悪 な 罪 を 犯 し た 場 合 な ど 、 成 人 と 同 様 の 刑 事 処 分 と す る べ き で あ る と 認 め ら れ た 場 合 に は 、 事 件 を 検 察 庁 に 送 り 返 し ま す 。 こ の 場 合 、 少 年 は 原 則 と し て 裁 判 に か け ら れ 、 通 常 の 刑 事 事 件 と 同 様 に 、 刑 罰 を 科 す か ど う か の 決 定 を 受 け ま す 。
3 犯 人 が 少 年 ( 1 4 歳 未 満 ) の 場 合
① 調 査 な ど
1 4 歳 未 満 の 少 年 に つ い て は 、法 律 上 罰 す る こ と が で き な い こ と か ら 、 警 察 に お い て 調 査 を 行 い ま す 。 1 4 歳 未 満 の 少 年 に 対 す る 調 査 の 手 続 で は 、 少 年 に 対 し 逮 捕 な ど の 身 柄 拘 束 は で き ま せ ん が 、 押 収 ・ 捜 索 な ど の 強 制 処 分 が で き ま す 。
警 察 は 、調 査 の 結 果 、事 件 を 児 童 相 談 所 に 通 告 す る こ と が で き る ほ か 、 少 年 に つ い て 家 庭 裁 判 所 の 審 判 に 付 す べ き と 認 め ら れ る と き は 、 事 件 を 児 童 相 談 所 に 送 致 し ま す 。
② 児 童 相 談 所 に お け る 措 置
送 致 又 は 通 告 を 受 け た 児 童 相 談 所 で は 、少 年 に 対 し 児 童 福 祉 法 上 の 措 置 ( 児 童 自 立 支 援 施 設 へ の 入 所 や 里 親 へ の 委 託 な ど ) を と り 、 家 庭 裁 判 所 で の 審 判 が 必 要 で あ る と 判 断 し た 場 合 は 、 事 件 を 家 庭 裁 判 所 に 送 致 し ま す 。
児 童 相 談 所 は 、 警 察 か ら 送 致 を 受 け た 事 件 に つ い て は 、 原 則 と し て 、 家 庭 裁 判 所 に 送 致 し な け れ ば な ら な い と さ れ て い ま す 。 家 庭 裁 判 所 に 送 致 さ れ た 少 年 は 、 1 4 歳 以 上 の 少 年 と 同 様 に 、 審 判 を 開 始 す る か ど う か の 決 定 を 受 け ま す 。
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犯 罪 被 害 者 等
ⅰ 犯 罪 被 害 者 等 に 対 応 す る 際 の 基 本 的 な 留 意 事 項
犯 罪 被 害 は 一 つ 一 つ 違 う も の で す 。ま た 、犯 罪 被 害 者 等 を 支 援 す る 機 関 や 団 体 は た く さ ん あ り 、支 援 の 内 容 も 様 々 で す 。そ の た め 、行 っ て い る 全 て の 支 援 を 個 々 に あ げ る こ と は で き ま せ ん が 、事 件 が 起 き て か ら 犯 罪 被 害 者 等 の 方 が ど の よ う な 不 安 や 出 来 事 に 遭 い 、そ れ に 対 し て ど の よ う な 適 切 な 支 援 を 受 け る こ と が で き る の か イ メ ー ジ し て み ま す 。
民 間 支 援 団 体
電 話 相 談 ・ 面 接 相 談
直 接 的 支 援
自 助 グ ル ー プ へ の 支 援
警 察 捜 査 状 況 な ど の 情 報 提 供
相 談 ・ カ ウ ン セ リ ン グ
安 全 確 保
検 察 庁 裁 判 結 果 な ど の 情 報 提 供
各 種 相 談 対 応
法 廷 へ の 案 内 ・ 付 き 添 い
各 種 手 続 の 援 助
地 方 自 治 体
日 常 生 活 に 関 す る 相 談
経 済 的 な 援 助
住 ま い ・ 仕 事 の 紹 介
医 療 機 関 な ど 心 身 の 傷 の ケ ア
学 校
スクールカウンセラーに よ る ケ ア
第 3 章 犯 罪 被 害 者 等 を 支 援 す る 上 で の 留 意 事 項
事 件 発 生
事 件 発 生 直 後 、ど う し て
い い か 分 か ら な い 。
加 害 者 が 逮 捕 さ れ た か
ど う か 知 り た い 。
自 宅 で 被 害 を 受 け た の
で 引 っ 越 し を し た い 。
仕 事 が 手 に つ か な い 。 裁 判 に 通 う た め 仕 事 を 休 み が ち に な っ た ら 、 職 場 を 解 雇 さ れ た 。
事 件 の シ ョ ッ ク で 子 供 が 学 校 に
行 き た が ら な く な っ た 。
貯 金 が 底 を つ き 、
生 活 が 行 き 詰 ま っ た 。
事 件 の 記 憶 が 突 然 よ み が
え り 、何 も で き な く な る 。
加 害 者 は 今 ど う し て い る の か 。 ま た
襲 わ れ る の で は な い か 不 安 で あ る 。
同 じ よ う な 経 験 を し た 人 た ち は
ど う し て い る か 知 り た い 。
時 間 の 経 過
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○ 相 談 対 応 時 の 配 慮 事 項
1 相 談 者 の 意 見 を 尊 重 す る
○ 対 応 者 は 相 談 者 の 意 見 等 を 尊 重 し 、よ い「 聞 き 手 」に な り ま し ょ う 。相 談 者 が 、勇 気 を 振 り 絞 っ て 相 談・電 話 を し て い る こ と を 念 頭 に お い て 対 応 し て く だ さ い 。
○ 犯 罪 被 害 後 は 、 様 々 な 心 身 の 問 題 、 例 え ば 、 恐 怖 感 ・ 孤 独 感 ・ 怒 り ・ イ ラ イ ラ 等 の 状 態 が 見 ら れ ま す 。 こ の 状 態 は 、 犯 罪 被 害 に よ り シ ョ ッ ク を 受 け た こ と に よ る も の で す 。 責 め た り 、 無 理 に 励 ま し た り す る こ と な く 、 温 か く 対 応 し て く だ さ い 。
○ 相 談 者 は と て も 不 安 定 な 状 態 に な る こ と が あ り ま す 。対 応 者 の 意 見 の 過 度 な 押 し 付 け や ア ド バ イ ス を せ ず 、相 談 者 の ペ ー ス を 尊 重 し て 、 じ っ く り 話 を し ま し ょ う 。
2 プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 す る
○ 相 談 者 の 住 所 、 氏 名 、 被 害 の 状 況 、 支 援 の 内 容 な ど は 個 人 情 報 で す 。 絶 対 に 漏 洩 す る こ と の な い よ う 十 分 に 配 慮 し ま し ょ う 。 ○ 話 の 内 容 が 漏 れ な い よ う 場 所 等 に 配 慮 し 、プ ラ イ バ シ ー が 保 て る
状 況 下 で 対 応 し て く だ さ い 。
○ 相 談 者 の 情 報 を 共 有 す る こ と は 大 切 で す が 、支 援 の 必 要 性 か ら 支 援 す る 側 が 情 報 を 共 有 す る 場 合 は 、相 談 者 の 了 承 を 得 て 、 十 分 注 意 し て 行 っ て く だ さ い 。
3 適 切 な 支 援 を 行 う
○ 支 援 活 動 等 は 、 責 任 を 持 っ て 行 い 、 有 益 な 情 報 を 確 実 に 相 談 者 に 提 供 し て く だ さ い 。
○ 情 報 の 提 供 は 一 つ で は な く 、で き る 限 り 複 数 用 意 し 、相 談 者 が 選 択 で き る よ う に し て く だ さ い 。
○ 他 機 関 を 紹 介 す る 場 合 は 、単 に 紹 介 し て 終 わ る の で は な く 、相 談 者 の 了 解 を 得 て 、先 方 と ス ム ー ズ な 話 が 始 め ら れ る よ う に 配 慮 す る 必 要 が あ り ま す 。
○ 相 談 内 容 へ の 対 応 に 加 え て 、支 援 活 動 を 行 っ て い る 民 間 の 支 援 団 体 等 を 紹 介 す る こ と が 有 効 な 場 合 も あ り ま す 。
4 安 全 を 確 保 す る
相 談 内 容 によっては、早 急 に対 応 しなければならない場 合 があ ります。
ま ず 、相 談 者 が 安 全 か ど う か 確 認 し 、し か る べ き 機 関( 警 察 、女 性 相 談 セ ン タ ー 等 ) に 連 絡 す る こ と が 大 切 で す 。
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○ 具 体 的 な 応 対 に み る 留 意 点 ①
1 不 適 切 な 言 葉 と 犯 罪 被 害 者 等 の 心 理
被 害 の 状 況 は 、人 そ れ ぞ れ 異 な り ま す 。回 復 を 求 め る 言 葉 や 努 力 を 促 す 言 葉 は 、 犯 罪 被 害 者 等 に 負 担 を か け る こ と が 多 い の で 注 意 が 必 要 で す 。
不 適 切 な 言 葉
⇒
⇒
犯 罪 被 害 者 等 の 心 理
お 気 持 ち は よ く わ か り ま す こ の 気 持 ち が わ か る か 大 丈 夫 、 す ぐ に 良 く な り ま す 単 な る 気 休 め を い う な 早 く 忘 れ て 、 先 の こ と を 考 え
た 方 が い い で す よ
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
忘 れ る こ と な ん か で き る か 大 丈 夫 、 絶 対 治 る か ら 、 も っ
と 頑 張 っ て
こ れ 以 上 何 を 頑 張 れ と い う の か
辛 い の は あ な た だ け で は な い 同 じ よ う な 人 が い た ら ど う だ と い う の か
も う 少 し 注 意 し て い れ ば 良 か
っ た の に 私 が 悪 か っ た と い う の か
他 に も 子 供 さ ん が い る で し ょ う
亡 く な っ た 子 供 は 帰 っ て こ な い
よ く 頑 張 っ て い る ね
私 だ っ た ら 生 き て い け な い 私 に 死 ね と い う の か い つ ま で 考 え て も 同 じ だ
いつまでも泣いていたらだめだ だ か ら ど う だ っ て い う の か 元 気 そ う だ ね 精 一 杯 頑 張 っ て い る の に
人 の 気 持 ち も 知 ら な い で こ れ か ら 良 い こ と が あ る よ 今 は そ ん な 先 の こ と は 考 え
ら れ な い
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○ 具 体 的 な 応 対 に み る 留 意 点 ②
2 適 切 と さ れ る 言 葉
誰 に で も 当 て は ま る 適 切 な 言 葉 は あ り ま せ ん 。「 伝 え る 」よ り も「 聞 く 」 こ と の 方 が 大 切 で す 。 相 手 の ペ ー ス で 対 話 す る よ う 心 掛 け ま し ょ う 。
○ 支 援 者 自 身 の ケ ア ~ 代 理 被 害 (受 傷 )の 防 止 ~
犯 罪 被 害 者 等 の つ ら い 体 験 を 聞 く こ と に よ り 、支 援 者 自 身 も「 代 理 被 害
( 受 傷 )」 と い う 次 の よ う な 精 神 的 な ダ メ ー ジ を 受 け る こ と が あ り ま す 。 ・ 自 分 も 被 害 を 受 け る の で は な い か と 心 配 に な る
・ 事 件 の こ と が 頭 か ら 離 れ な く な る 犯 罪 被 害 者 等 の 心 理 状 態
⇒
⇒
適 切 と さ れ る 言 葉 事 件 の こ と を 無 理 に 忘 れ よ
う と し て い る と き
辛 い こ と は 、忘 れ な く て も い い の で す よ
自 分 自 身 を 責 め て い る と き
あ な た が 悪 い わ け で は あ り ま せ ん
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
自 分 を 責 め な い で く だ さ い 無 理 を し な く て も い い で す よ 今 ま で ど お り で き な く て も い い で す よ
今 ま で 話 せ ず 苦 し ん で き た と 訴 え て い る と き
こ こ で は 、 プ ラ イ バ シ ー が 守 ら れ て い ま す の で 、 何 で も 話 し て く だ さ い
怒 っ た り 悲 し ん だ り し て も い い で す よ
ど ん な 気 持 ち で い る か 話 し て く だ さ い
シ ョ ッ ク か ら 立 ち 直 ろ う と し て い る と き
立 ち 直 る の に 時 間 が か か る の は 当 然 で す
話 を し な く な っ た と き 無理に話さなくてもいいですよ
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・ 自 分 が 無 力 だ と 感 じ る
・ 頭 痛 、 肩 こ り 、 耳 鳴 り 、 不 眠 な ど 身 体 に 不 調 が 出 る な ど
そ の 結 果 、当 該 事 件 へ 過 度 に 感 情 移 入 を し た り 、反 対 に 事 務 的 な 対 応 を と っ て し ま っ た り と 不 適 切 な 対 応 と な る こ と が あ り ま す 。同 時 に 、支 援 者 自 身 も 仕 事 や 生 活 に 支 障 を き た す 場 合 が あ り ま す 。そ の た め 、宮 城 県 犯 罪 被 害 者 支 援 条 例 で は 「 代 理 被 害( 受 傷 )の 防 止 」を 掲 げ て お り 、支 援 者 は 、 自 ら の 健 康 に も 留 意 し た 上 で 犯 罪 被 害 者 等 支 援 に 携 わ る 必 要 が あ り ま す 。
< 対 処 方 法 の 例 >
・ 支 援 者 同 士 で 共 有 し 、 一 人 で 抱 え 込 ま ず 、 組 織 で 対 応 す る 。
・ で き る こ と と で き な い こ と が あ る こ と 、 自 ら ( 組 織 ) の 限 界 を 再 確 認 す る 。
・ 仕 事 と そ れ 以 外 ( 自 分 の 生 活 ) を は っ き り 区 別 す る 。 自 分 が リ ラ ッ ク ス で き る 時 間 、 場 所 、 人 付 き 合 い 、 趣 味 な ど を い く つ か 持 つ 。
・ 自 分 の 気 持 ち を 率 直 に 受 け 止 め 、 抑 制 し よ う と し た り せ ず 、 傷 つ い て い る こ と を 認 め る 。
・ 身 体 を 動 か す な ど し て 気 分 転 換 を 図 る 。
・ 休 息 、 睡 眠 を き ち ん と と る 。
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ⅱ 被 害 類 型 別 の 対 応 と 支 援 制 度
1 殺 人 事 件 遺 族 へ の 対 応
殺 人 事 件 遺 族 の 多 く は 、外 見 上 は 毅 然 と ふ る ま っ て い る よ う に 見 え て も 、か つ て 経 験 し た こ と も な い よ う な 精 神 的 シ ョ ッ ク 状 態 に あ り 、直 面 し て い る 状 況 を 十 分 に 理 解 で き ず 、判 断 力 や 思 考 力 が 正 常 に 働 か な く な る 場 合 が あ り ま す 。
そ の た め 、情 報 提 供 等 を 行 う 時 に は 、よ り 分 か り や す い 説 明 と 、支 援 等 を紹 介 しているパンフレットやメモを渡 すなどの配 慮 が求 められます。
○ 死 亡 の 届 出
犯 罪 や 事 故 に よ っ て 亡 く な ら れ た 場 合 や そ の 可 能 性 の あ る 場 合 は 、 死 因 等 を 明 ら か に す る た め 、 検 視 や 解 剖 が 行 わ れ ま す 。
そ の 後 、医 師 か ら「 死 亡 診 断 書( 死 体 検 案 書 )」( 有 料 。 警 察 に お い て 公 費 で 負 担 す る 場 合 が あ り ま す 。【 参 照 : P2 5 】) を 受 け 取 り 、 死 亡 の 事 実 を 知 っ た 日 か ら 7 日 以 内 に 市 町 村 に 死 亡 の 届 出 を 行 い 、埋 火 葬 許 可 証 の 交 付 を 受 け ま す 。こ の 許 可 証 が な け れ ば 、亡 く な ら れ た 方 を 弔 う こ と が で き ま せ ん 。
○ 司 法 解 剖 に 関 す る 経 費 の 公 費 負 担 【 参 照 : P2 5 】
司 法 解 剖 が 行 わ れ た 場 合 、遺 体 を 搬 送 す る た め の 経 費 の 一 部 を 、公 費 で 負 担 す る 場 合 が あ り ま す 。
○ 遺 産 相 続 等
相 続 税 の 申 告 対 象 と な る 場 合 に は 、死 亡 し た こ と を 知 っ た 日 の 翌 日 か ら 1 0 か 月 以 内 に 申 告 し な け れ ば な り ま せ ん 。
○ 住 居 等 に つ い て の 相 談
一 時 避 難 場 所 や 転 居 先 等 を 紹 介 す る 制 度 が あ り ま す 。【 参 照:P2 6 】
経 済 的 支 援 制 度
○ 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 ( 遺 族 給 付 金 )【 参 照 : P2 5 】
故 意 の 犯 罪 行 為 に よ り 不 慮 の 死 を 遂 げ た 被 害 者 の 遺 族 に 対 し 、一 時 金 が 支 給 さ れ る 場 合 が あ り ま す 。
○ 遺 族 基 礎 年 金
国 民 年 金 に 加 入 中 の 方 ま た は 老 齢 基 礎 年 金 の 資 格 期 間 を 満 た し た 方 が 死 亡 し た と き 、死 亡 し た 方 に 生 計 を 支 え ら れ て い た 妻 や 子 が い る 場 合 に 支 給 さ れ ま す 。
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○ 遺 族 厚 生 ( 共 済 ) 年 金 等
厚 生( 共 済 )年 金 に 加 入 中 の 方 、老 齢 厚 生( 退 職 共 済 )年 金 を 受 給 す る 資 格 の あ る 方 、1 級 ま た は 2 級 の 障 害 厚 生( 共 済 )年 金 を 受 給 し て い る 方 等 が 死 亡 し た と き 、 遺 族 に 支 給 さ れ ま す 。
○ 犯 罪 被 害 救 援 基 金
奨 学 金 が 給 与 さ れ る ほ か 、 相 談 も で き ま す 。 マ ス コ ミ へ の 対 応
〔 警 察 ・ 弁 護 士 を 通 じ た 対 応 〕
マ ス コ ミ か ら の 取 材 要 請 や 通 夜 ・ 告 別 式 等 で の 取 材 に 、 ど う 対 応 す れ ば よ い か 分 か ら な い 場 合 は 、警 察 や 弁 護 士 等 を 通 じ て 申 し 入 れ を す る こ と が で き ま す 。
〔 異 議 申 立 て 〕
テ レ ビ 、 ラ ジ オ の 人 権 侵 害 に は 、「 放 送 倫 理 ・ 番 組 向 上 機 構 ( BPO)」
( 連 絡 先 : TEL:03-5212-7333、 FAX:03-5212-7330)
雑 誌 の 人 権 侵 害 に 対 し て は 、
「 雑 誌 人 権 ボ ッ ク ス 」( FAX:03-3291-1220)
に 異 議 申 立 て を す る こ と が で き ま す 。
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2 暴 力 犯 罪 等 に よ り 傷 害 を 負 っ た 人 へ の 対 応
暴 力 犯 罪 の 被 害 者 は 、身 体 の 負 傷 だ け で な く 精 神 的 に 大 き な ダ メ ー ジ を 受 け て い る 場 合 も 多 く 、P T S D や 適 応 障 害 、う つ 病 、パ ニ ッ ク 障 害 等 を 発 症 す る 場 合 が あ り ま す 。ま た 、被 害 が 自 宅 や 近 所 で 起 こ っ た 場 合 や 加 害 者 が 近 く に 住 ん で い る 場 合 は 特 に 、再 び 被 害 に 遭 う の で は な い か と 不 安 に な る 場 合 が あ り ま す 。
ま た 、そ の 治 療 費 用 の 負 担 や 学 業・職 業 維 持 の 困 難 さ 、治 療 の た め の 通 院 で 欠 勤 を 余 儀 な く さ れ る 等 の 理 由 か ら 、経 済 的 な 問 題 に 直 面 す る こ と も し ば し ば あ り ま す 。
捜 査 の た め の 診 断 書 等 に 関 す る 支 援 制 度
○ 診 断 書 料 等 の 公 費 支 出 【 参 照 : P2 5 】
身 体 犯 の 事 件 捜 査 又 は 立 証 の た め に 必 要 と な る 診 断 書 料 と そ の た め の 初 診 料 が 公 費 で 負 担 さ れ る 場 合 が あ り ま す 。
障 害 が 残 る な ど し た 場 合
○ 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 ( 重 傷 病 給 付 金 、 障 害 給 付 金 )【 参 照 : P2 5 】 故 意 の 犯 罪 行 為 に よ り 重 傷 病 を 負 っ た 被 害 者 や 障 害 が 残 っ た 被 害 者 に 対 し 、 国 か ら 一 時 金 が 支 給 さ れ る 場 合 が あ り ま す 。
○ 身 体 障 害 者 手 帳 の 交 付
身 体 に 障 害 の あ る 方 は 、本 人 又 は 保 護 者 の 申 請 で 手 帳 が 発 行 さ れ ま す 。医 療 費 の 給 付 や 助 成 、各 種 税 の 減 免 や 控 除 な ど が 、障 害 の 程 度 に 応 じ て 受 け ら れ ま す 。
○ 障 害 者 控 除
本 人 又 は 扶 養 親 族 等 が 障 害 者 で あ る 場 合 に は 、一 定 額 の 税 が 控 除 さ れ ま す 。
加 害 者 が 暴 力 団 組 員 等 で あ る 場 合 や 加 害 者 か ら 再 被 害 の お そ れ が あ る 場 合 加 害 者 が暴 力 団 組 員 等 である場 合 は、組 織 的 背 景 を持 っていることから、
組 織 的 な 対 応 を と る 必 要 が あ り ま す 。必 ず 警 察 や 公 益 財 団 法 人 宮 城 県 暴 力 団 追 放 推 進 セ ン タ ー に 相 談 し て く だ さ い 。
ま た 、暴 力 団 組 員 に 限 ら ず 、将 来 的 に 再 被 害 の お そ れ が あ る 場 合 に つ い て は 、 警 察 に よ り
◇ 加 害 者 へ の 警 告
◇ 重 点 的 な パ ト ロ ー ル
な ど の 再 被 害 防 止 の 対 策 を と る こ と が で き ま す 。
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3 交 通 事 故 に よ り 被 害 を 受 け た 人 等 へ の 対 応
交 通 事 故 は 、過 失 運 転 致 死 傷 罪 、危 険 運 転 致 死 傷 罪 な ど 、刑 法 な ど に お い て は 、「 犯 罪 」 と し て 扱 わ れ る も の の 、 社 会 的 に は 、 単 な る 「 事 故 」 と し て 軽 く 見 ら れ る 傾 向 に あ り ま す 。
そ の た め 、被 害 者 や そ の 家 族 が 周 囲 の 心 な い 言 動 に 深 く 傷 つ き 、強 い 憤 り を 感 じ て い る こ と が 多 く 見 受 け ら れ ま す 。
ま た 、被 害 の 重 大 さ に 比 べ て 加 害 者 に 軽 い 刑 罰 し か 与 え ら れ な い と 感 じ ら れ る こ と も 多 く 、加 害 者 か ら 十 分 な 謝 罪 が な さ れ て い な い こ と に 対 す る 怒 り を 抱 え て い る 遺 族 も 見 受 け ら れ ま す 。
交 通 事 故 に 遭 っ た 人 へ の 対 応
○ 警 察 へ の 連 絡
交 通 事 故 の 場 合 、直 ち に 警 察 に 連 絡 す る こ と が 重 要 で す 。連 絡 が 遅 れ る と 、 交 通 事 故 の 認 定 や 事 故 原 因 の 究 明 が 困 難 に な る 場 合 が あ り 、 保 険 請 求 に 支 障 が 生 じ る 場 合 も あ り ま す 。
○ 警 察 へ の 診 断 書 提 出
交 通 事 故 で 怪 我 を し た 場 合 、警 察 へ 診 断 書 を 提 出 す る 必 要 が あ り ま す 。 診 断 書 の 提 出 が な い 場 合 は 、「 人 身 事 故 」 と し て の 扱 い が で き ま せ ん 。事 故 当 時 は 怪 我 に 気 付 か ず 、後 で 怪 我 が 明 ら か に な っ た 場 合 も 同 様 で す 。詳 し く は 事 故 を 取 り 扱 っ た 警 察 署 に 確 認 し て く だ さ い 。
○ ひ き 逃 げ や 無 保 険 車 ・ 盗 難 車 等 に よ る 事 故 の 場 合
ひ き 逃 げ や 無 保 険 車 ( 自 賠 責 保 険 の な い 自 動 車※) ま た は 盗 難 車 等 に よ る 事 故 で 死 亡 、負 傷 し た 場 合 で 加 害 者 側 か ら 賠 償 を 受 け ら れ な い と き は 、国 が 加 害 者 に 代 わ っ て 損 害 を て ん 補 す る 制 度 が あ り ま す 。詳 し く は 一 般 社 団 法 人 日 本 損 害 保 険 協 会 そ ん ぽ ADR セ ン タ ー 等 に ご 確 認 く だ さ い 。
※ こ こ で い う 「 自 動 車 」 と は 、 道 路 運 送 車 両 法 第 2 条 第 2 項 に 規 定 す る 自 動 車 ( 農 耕 作 業 の 用 に 供 す る こ と を 目 的 と し て 製 作 し た 小 型 自 動 車 を 除 く 。) 及 び 同 条 3 項 に 規 定 す る 原 動 機 付 自 転 車 を い う 。
《 損 害 賠 償 》
交 通 事 故 は そ の 状 況 が さ ま ざ ま で あ る う え 、任 意 保 険 の 加 入 の 有 無 や 、 加 害 者 が 示 談 に 応 じ な い 場 合 な ど 、損 害 賠 償 が 思 う よ う に な さ れ ず 、当 事 者 同 士 の 解 決 が 難 航 す る 場 合 が あ り ま す 。そ の よ う な 場 合 に は 、専 門 の 機 関 に 相 談 を す る こ と が 有 効 で す 。
ま た 、交 通 事 故 の 場 合 、言 葉 で 事 故 の 状 況 を 説 明 す る こ と は 大 変 困 難 な た め 、相 談 す る 場 合 は 、事 故 の 図 面 や 写 真 、交 通 事 故 証 明 書 等 を 用 意 し た り 、加 害 者 の 任 意 保 険 な ど を 確 認 し て お く と 、相 談 が ス ム ー ズ に 進 む 場 合 が あ り ま す 。
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4 性 犯 罪 の 被 害 を 受 け た 人 へ の 対 応
被 害 者 は 、身 体 的 に は も ち ろ ん 、精 神 的 に も 大 き な ダ メ ー ジ を 受 け て お り 、心 理 的 、社 会 的 な 不 調 が 現 わ れ 、P T S D 、う つ 病 、パ ニ ッ ク 障 害 等 を 発 症 す る こ と も あ り ま す 。ま た 、刑 事 手 続 の な か で 、事 件 の こ と を 思 い 出 さ せ ら れ る 機 会 が 多 く 、精 神 的 負 担 が 大 き く な り ま す 。影 響 が 深 刻 な 場 合 、恐 怖 症 、ア ル コ ー ル へ の 依 存 、自 傷 行 為 や 自 殺 行 動 な ど に 至 る こ と も あ り ま す 。
ま た 、 男 性 に 対 し て 恐 怖 心 を 持 つ 場 合 が 多 い の で 、 相 談 者 に 対 し て は 、 対 応 者 の 性 別 の 希 望 を 聞 く な ど の 配 慮 が 必 要 で す 。
≪ 対 応 上 の 留 意 点 ≫
早 期 解 決・回 復 の た め に は 、す ぐ に 警 察 に 相 談 す る こ と が 重 要 で す 。し か し 、性 犯 罪 の 被 害 者 は 、羞 恥 心 や 恐 怖 心 か ら 、被 害 の 届 出 を た め ら う 場 合 が 多 い た め 、警 察 ま で 付 き 添 う な ど し 、被 害 者 の 不 安 の 軽 減 に 努 め る こ と が 重 要 で す 。
※ 警 察 への届 出 の重 要 性 や支 援 について説 明 しても届 出 に消 極 的 な場 合 は、
性 暴 力 被 害 相 談 支 援 セ ン タ ー 宮 城 ( け や き ホ ッ ト ラ イ ン 0120-556-460)
な ど を 紹 介 し て く だ さ い 。
○ ~ 担 当 者 の 知 識 と し て ~
警 察 に 被 害 の 届 出 を し た 場 合 、状 況 や 犯 人 に つ い て 聞 か れ る ほ か に 、被 害 現 場 の 案 内 や 説 明 、当 時 着 て い た 服 な ど の 提 出 を 求 め ら れ る 場 合 が あ り ま す が 、警 察 で は 被 害 者 の「 パ ト カ ー で 来 て ほ し く な い 。」「 女 性 に 話 を 聞 い て ほ し い 。」 等 の 希 望 に 応 じ る よ う 配 慮 し て い ま す 。 ま た 、 当 時 着 て い た 服 を 警 察 に 提 出 す る 場 合 に は 、 着 替 え に つ い て も 準 備 し て い ま す 。
≪ 受 診 に つ い て ≫
す ぐ に 警 察 に 届 け 出 る こ と に 消 極 的 な 場 合 で も 、治 療 や 緊 急 避 妊 、犯 人 の 体 液 等 の 証 拠 や 性 感 染 症 の 検 査 の た め 、婦 人 科 等 の 受 診 を 勧 め る 必 要 が あ り ま す 。 そ の 場 合 は 、 受 診 す る こ と の 重 要 性 や 必 要 性 を 、 本 人 に よ く 説 明 し 、 理 解 を 得 る こ と が 重 要 で す 。な お 、警 察 に お い て 受 診 費 用 を 公 費 で 負 担 す る 場 合 が あ り ま す 。
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○ 裁 判 に お け る 支 援 制 度
裁 判 で の 証 言 は 被 害 者 に と っ て 大 き な 負 担 で す 。性 犯 罪 の 場 合 は 、心 理 カ ウ ン セ ラ ー や 民 間 支 援 団 体 の 支 援 員 等 の 付 添 い も 認 め ら れ て い ま す 。 ま た 、加 害 者 と 顔 を 合 わ せ な い ビ デ オ リ ン ク 方 式 に よ る 証 言 方 法 さ ら に 被 害 者 の 氏 名 な ど を 明 ら か に し な い 措 置 を と る こ と も で き ま す 。
〔 緊 急 避 妊 〕
服 用 に よ り 72 時 間 以 内 で あ れ ば 、妊 娠 を 回 避 す る こ と が で き ま す の で 、 す ぐ に 受 診 す る こ と を 勧 め ま す 。 ま た 、 警 察 へ の 届 出 に よ っ て 、 費 用 を 公 費 負 担 す る こ と が で き る 場 合 が あ り ま す 。
〔 証 拠 の 確 保 〕
婦 人 科 で 犯 人 の 体 液 を 採 取 し て お く こ と は 、 加 害 者 を 特 定 す る た め の 証 拠 に な り ま す 。 た だ し 、 入 浴 後 に は 採 取 で き な く な り ま す 。
〔 付 添 い 支 援 〕
精 神 的 負 担 軽 減 の た め 、 性 暴 力 被 害 相 談 支 援 セ ン タ ー 宮 城 で は 、 診 察 の 際 の 付 添 い 支 援 を 行 っ て い ま す 。
〔 感 染 症 等 検 査 〕
保 健 所 に お い て 、 H I V 抗 体 、 C 型 肝 炎 等 の 検 査 を 無 料 、 匿 名 で 検 査 す る こ と が で き ま す が 、 梅 毒 な ど の 性 病 検 査 に つ い て は 保 健 所 で は で き ま せ ん の で 、 専 門 医 に よ る 検 査 が 必 要 で す 。
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5 配 偶 者 等 か ら の 暴 力 を 受 け た 人 へ の 対 応
配 偶 者 等 か ら の 暴 力 に は 、 身 体 的 暴 力 の ほ か 、 精 神 的 暴 力 、 性 的 暴 力 、 経 済 的 暴 力 が 含 ま れ ま す 。
被 害 者 の 多 く は 、加 害 者 か ら「 お ま え が 悪 い 」な ど と 責 め ら れ 続 け 、自 信 を 失 い 、「 私 が 悪 い 」、「 私 が い た ら な い か ら ・ ・ 」 な ど と 自 分 を 責 め て い ま す 。
ま た 、加 害 者 で あ る 配 偶 者 等 へ の 経 済 的 な 依 存 や 報 復・仕 返 し へ の 恐 怖 、 家 族・親 戚 な ど 周 囲 の 無 理 解 な ど に よ っ て 、暴 力 被 害 の 関 係 か ら 脱 け 出 す こ と が 困 難 と な っ て い ま す 。
被 害 者 は 、誰 に も 助 け を 求 め る こ と が で き ず 、周 囲 も 気 付 か な い う ち に 暴 力 が エ ス カ レ ー ト し 、被 害 が 長 期 化・潜 在 化・深 刻 化 し や す い と い う 特 徴 が あ り ま す 。
≪ 対 応 上 の 留 意 点 ≫
暴 力 の 中 で 長 い 間 暮 ら し て き た 困 難 や 苦 し み を 理 解 し 、 悩 み な が ら 相 談 し て い る 気 持 ち を 受 け 止 め る 姿 勢 が 求 め ら れ ま す 。
※ 被 害 者 の 立 場 に 立 っ て 、 被 害 者 の 言 葉 、 訴 え る 内 容 を あ り の ま ま 聞 い て く だ さ い 。
「 旦 那 さ ん の 言 い 分 も 聞 き た い 。」と か「 あ な た に 殴 ら れ る 原 因 が あ っ た の で は な い か 。」 な ど と 相 談 者 を 責 め て は い け ま せ ん 。
≪ 安 全 性 の 確 認 ≫
● 加 害 者 が 追 跡 し て く る 可 能 性 が あ る か 。
● 被 害 者 に 対 す る 危 険 が 迫 っ て い な い か 。
● 被 害 者 は 怪 我 を 負 っ て い な い か 。
● 子 ど も の 安 全 は 確 保 さ れ て い る か 。
な ど の 確 認 を 行 い 、必 要 に 応 じ て 早 急 に 警 察 や 医 療 機 関 な ど の 専 門 機 関 に 橋 渡 し を し ま す 。
配 偶 者 等 か ら の 暴 力 被 害 者 に つ い て は 、宮 城 県 女 性 相 談 セ ン タ ー や 警 察 へ の 相 談 を 優 先 的 に 勧 め ま す 。
な お 、 被 害 者 の 生 命 や 身 体 に 対 す る 重 大 な 危 険 が 差 し 迫 っ て い る こ と が 明 ら か な 場 合 に は 、相 談 者 の 同 意 が 確 認 で き な く て も 通 報 を 行 う こ と が 必 要 で す 。
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安 全 確 保 ・ 一 時 保 護
「 家 を 出 た い 」、「 怖 く て 帰 れ な い 」 な ど 相 談 者 の 意 思 が 明 確 で あ る 場 合 は 、 緊 急 時 に お け る 安 全 の 確 保 及 び 一 時 保 護 も 検 討 し な く て は な り ま せ ん 。
ま ず 、 友 人 宅 や 実 家 、 親 族 の 家 な ど 一 時 的 に 避 難 す る 場 所 が あ る か ど う か を 確 認 し 、 所 持 金 が あ る 場 合 は 、 宿 泊 施 設 の 利 用 も 考 え ま す 。 加 害 者 が 実 家 や 知 人 宅 を 知 っ て い て 、 そ こ に 避 難 し て も す ぐ に 連 れ 戻 さ れ る 危 険 性 が あ る 場 合 な ど に は 、 宮 城 県 女 性 相 談 セ ン タ ー や 警 察 等 へ 情 報 提 供 を 行 い 必 要 に 応 じ て 橋 渡 し を し ま す 。
再 発 防 止 の た め の 支 援 制 度
○ 保 護 命 令
裁 判 所 に 申 し 立 て る こ と に よ り 、加 害 者 に 対 し て 、接 近 禁 止 命 令 、 退 去 命 令 、 電 話 等 禁 止 命 令 の 3 種 類 の 保 護 命 令 を 発 し て も ら う こ と
が で き ま す 。 こ の 命 令 に 違 反 し た 場 合 は 処 罰 さ れ ま す 。
こ の 手 続 に つ い て は 、 警 察 署 、 宮 城 県 女 性 相 談 セ ン タ ー 、 仙 台 市 配 偶 者 暴 力 相 談 支 援 セ ン タ ー で 相 談 を 受 け 付 け て い ま す 。
○ 住 民 票 等 の 交 付 制 限
配 偶 者 等 の 暴 力 か ら 逃 れ て 住 所 を 異 動 し た 場 合 、 配 偶 者 等 が 住 民 票 等 に よ り 居 場 所 を 探 す お そ れ が あ り ま す 。 そ の 場 合 に は 、 市 町 村 長 に 対 し て 、 配 偶 者 等 に 住 民 票 等 を 交 付 し な い よ う に 申 し 出 る こ と が で き ま す 。
※ 詳 し く は 、 市 町 村 の 住 民 登 録 担 当 窓 口 に 相 談 し て く だ さ い 。
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6 ス ト ー カ ー 被 害 に 遭 っ た 人 へ の 対 応
い わ ゆ る 「 ス ト ー カ ー 規 制 法 」 に よ る 「 ス ト ー カ ー 行 為 」 と は 、「 つ き ま と い 等 」を 繰 り 返 し て 行 う こ と を い い ま す 。こ の「 つ き ま と い 等 」と は 、
① つ き ま と い 、 待 ち 伏 せ 、 押 し 掛 け ② 監 視 し て い る と 告 げ る 行 為
③ 面 会 、 交 際 の 要 求 ④ 乱 暴 な 言 動
⑤ 無 言 電 話 、 連 続 し た 電 話 ・ フ ァ ク シ ミ リ ・ メ ー ル
⑥ 汚 物 な ど の 送 付 ⑦ 名 誉 を 傷 つ け る ⑧ 性 的 羞 恥 心 の 侵 害 を 行 う こ と で あ り 、特 定 の 人 に 対 す る 恋 愛 や 好 意 の 感 情 、又 は そ れ が 満 た さ れ な か っ た こ と へ の 恨 み な ど で 行 わ れ る こ と を 要 件 と し ま す 。
つ き ま と い の 対 象 は 、被 害 者 本 人 の み な ら ず 、そ の 家 族 、友 人 、職 場 の 上 司 等 特 定 の 人 と 密 接 な 関 係 が あ る 人 も 含 み ま す 。
ス ト ー カ ー 事 件 に つ い て は 、こ れ ま で に も 被 害 者 が 殺 害 さ れ る な ど の 重 大 で 凶 悪 な 事 件 に 発 展 し た こ と も あ り 、加 害 者 が 近 く に 住 ん で い て 被 害 者 の こ と を よ く 知 っ て い る と い う ケ ー ス も 多 い た め 、再 犯 の 防 止 が 重 要 と な り ま す 。
≪ 対 応 上 の 留 意 点 ≫
被 害 者 の 相 談 内 容 を 軽 く 考 え な い と い う 姿 勢 を も っ て 相 談 を 受 け て く だ さ い 。
被 害 に 遭 う お そ れ の あ る よ う な 緊 急 の 場 合 に は 、警 察 に 通 報 す る と と も に 、 ス ト ー カ ー 被 害 の 事 実 を 立 証 し 、警 察 に 適 切 な 対 応 を 求 め る た め に も 、以 下 の よ う な 記 録 を と る よ う に 促 し て く だ さ い 。
● 被 害 の 内 容 、 日 時 、 場 所 、 車 の ナ ン バ ー な ど の 記 録
● 相 手 の 具 体 的 な 言 葉 や 動 作 の 細 か な 記 録
● 相 手 か ら の 手 紙 や メ ー ル 、 留 守 番 電 話 メ ッ セ ー ジ の 保 存
● 電 話 や 会 話 内 容 の メ モ や 録 音
● 相 手 か ら の 手 紙 や 贈 り 物 の 保 存 、 写 真 撮 影
再 被 害 の 防 止
○ 警 察 か ら の 警 告 、 告 訴
警 察 へ の 申 出 に よ り 、警 察 か ら 加 害 者 へ の「 警 告 」を 行 う こ と が で き ま す 。警 告 を 無 視 し て つ き ま と い 等 を 続 け る 加 害 者 に は 、公 安 委 員 会 か ら 「 禁 止 命 令 」 を 出 す こ と が で き ま す 。
ま た 、そ の 申 出 以 外 に も 、告 訴 を す る こ と に よ り 、ス ト ー カ ー 行 為 等 の 規 制 等 に 関 す る 法 律 違 反 等 で 相 手 方 の 処 罰 を 求 め る こ と が で き ま す 。再 被 害 を 防 止 す る た め に も 、相 談 者 に は 警 察 へ の 相 談 を 促 し て く だ さ い 。
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○ 住 民 票 等 の 交 付 制 限
加 害 者 の 暴 力 か ら 逃 れ て 住 所 を 異 動 し た 場 合 、加 害 者 が 住 民 票 等 に よ り 住 所 等 を 探 す お そ れ が あ り ま す 。そ の 場 合 は 、市 町 村 長 に 対 して加 害 者 に住 民 票 等 を交 付 しないように申 し出 ることができます。
そ の 他 の 支 援
無 言 電 話 や 執 拗 な 電 話 に 対 し て は 、電 話 会 社 に よ る ナ ン バ ー デ ィ ス プ レ イ 、 ナ ン バ ー リ ク エ ス ト 、 迷 惑 電 話 お 断 り サ ー ビ ス 等 が あ り ま す 。
ま た 、 警 察 で は 防 犯 資 機 材 等 の 貸 し 出 し を 行 っ て お り ま す 。
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7 虐 待 を 受 け た 子 ど も へ の 対 応
虐 待 を 受 け た 子 ど も へ の 影 響 は 、発 育 の 遅 れ 、対 人 関 係 へ の 不 適 応 、P T S D な ど が あ り 、落 ち 着 き が な く な り 、非 行 な ど に つ な が る こ と も あ り ま す 。被 害 を 受 け た 子 ど も に 適 切 な 対 処 が な さ れ な い 場 合 に は 、将 来 的 に 本 人 が 親 と な っ た 時 に 自 分 の 子 ど も に 虐 待 を し て し ま う こ と も あ り ま す 。 密 室 で 行 わ れ や す く 、「 し つ け 」 と 称 し て 継 続 し て 行 わ れ る た め 、 次 第 に エ ス カ レ ー ト す る こ と も 少 な く あ り ま せ ん 。
子 ど も へ の 虐 待 は 、何 よ り 子 ど も の 命 と 安 全 を 守 る た め に あ ら ゆ る 機 関・
団 体 が 有 効 な ネ ッ ト ワ ー ク を 構 築 し 、早 期 発 見 、早 期 対 応 を す る こ と が 重 要 に な り ま す 。
《 対 応 上 の 留 意 点 》
子 ど も へ の 虐 待 を 発 見 し た 場 合 、 ま た は 、 虐 待 を 受 け た と 思 わ れ る. . . . . . . . . . .
子 ど も を 発 見 し た 場 合 は 、 速 や か に 市 町 村 、 福 祉 事 務 所 、 児 童 相 談 所 等 に 通 告 す る こ と が 義 務 づ け ら れ て い ま す 。
( 児 童 虐 待 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 第 6 条 )
た と え 、子 ど も や 親 が 通 告 を 拒 む 場 合 で あ っ て も 、子 ど も の 安 全 を 守 る た め に は 通 告 が 必 要 で す 。虐 待 を 知 っ た 場 合 は 安 易 に 判 断 せ ず 、速 や か に 児 童 相 談 所 等 に 通 告 す る こ と に よ り 、専 門 機 関 に よ る 適 切 な 対 応 を と る こ と が で き ま す 。
子 ど も 自 身 か ら 告 白 、 相 談 が あ っ た 場 合
で き る 限 り 子 ど も に と っ て く つ ろ げ る 場 所 を 選 び 、子 ど も の ペ ー ス で 話 を 聞 き ま す 。子 ど も の 訴 え に 意 見 し た り 、評 価 し た り せ ず に 聞 い て く だ さ い 。無 理 に 聞 き 出 す 必 要 は あ り ま せ ん 。性 的 虐 待 な ど に つ い て は 子 ど も 自 身 の 負 担 が 大 き い こ と や 、事 実 確 認 が 難 し い こ と か ら 、と り わ け 専 門 的 な 聞 き 取 り が 必 要 で す 。被 害 を 打 ち 明 け ら れ た 場 合 は 通 告 に 必 要 な 最 低 限 度 の 情 報 の 確 認 を 行 い 、 児 童 相 談 所 等 に 通 告 し て く だ さ い 。
虐 待 を 行 っ て い る 親 か ら の 相 談 に よ り 虐 待 が 発 見 さ れ る 場 合
親 か ら の 自 発 的 な 相 談 の 場 合 に は 、加 害 者 で あ る 本 人 の 話 を 傾 聴 し な が ら も 、子 ど も の 置 か れ て い る リ ス ク を 冷 静 か つ 客 観 的 に 判 断 し 、速 や か に 児 童 相 談 所 等 に 通 告 し て く だ さ い 。
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通 告 後 の 対 応
通 告 を 受 け た 児 童 相 談 所 等 は 、速 や か に 子 ど も や 家 族 に つ い て の 調 査 を 行 い ま す 。必 要 に 応 じ て 子 ど も を 一 時 保 護 し 、保 護 者 に 対 し 子 ど も へ の 連 絡 ・ 面 会 が 制 限 さ れ る こ と も あ り ま す 。
ま た 、在 宅 支 援 の 場 合 は 保 健 師 、児 童 委 員 な ど に よ る 支 援 、見 守 り 等 が 行 わ れ る ほ か 、親 子 分 離 が 必 要 な 場 合 は 施 設 に 入 所 さ せ た り し ま す が 、可 能 な 限 り 再 び 親 子 が と も に 生 活 で き る よ う 支 援 が 行 わ れ ま す 。
通 告 さ れ た 事 例 の 多 く は 、そ の 後 、様 々 な 機 関 の 支 援 に よ り 在 宅 で 生 活 を 続 け ま す 。そ の 場 合 、子 ど も と 家 族 が 安 心 し て 暮 ら せ る た め 、地 域 に お い て 、 見 守 り 活 動 な ど で 必 要 な 支 援 や 配 慮 を 心 が け て く だ さ い 。
生 命 ・ 身 体 に 重 大 な 危 害 が 及 ん で い る 場 合 に は 、 早 急 に 警 察 や 消 防 に 通 報 し て く だ さ い 。
子 ど も が 大 け が を し て い る な ど 、児 童 相 談 所 に 通 告 し て い て は 、生 命 ・ 身 体 へ の 重 大 な 危 害 が 回 避 で き な い 場 合 に は 、 1 1 0 番 通 報 又 は 1 1 9 番 通 報 に よ り 、 速 や か に 警 察 又 は 消 防 へ 通 報 し て く だ さ い 。
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1 医 療 費 用 な ど の 公 費 負 担
警 察 で は 、次 の 医 療 費 用 な ど を 公 費 で 負 担 し 、被 害 者 等 の 経 済 的 負 担 を 軽 減 し て い ま す 。
公 費 負 担 の
対 象 と な る も の
死 体 検 案 書 料
ご 家 族 を 亡 く さ れ た 方 遺 体 搬 送 料
初 診 料 、 診 断 書 料 傷 害 な ど を 負 わ さ れ た 方 性 感 染 症 検 査 料( 初 診 料 含 む )
性 犯 罪 の被 害 にあわれた方 緊 急 避 妊 措 置 料( 初 診 料 含 む )
※ 一 定 の 条 件 が あ り 、 公 費 負 担 を 受 け ら れ な い 場 合 が あ り ま す 。 問 い 合 わ せ 先 : 事 件 担 当 の 捜 査 員 、 警 察 署
2 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金
故 意 の 犯 罪 行 為 に よ っ て 、ご 家 族 を 亡 く さ れ た ご 遺 族 、重 大 な 負 傷 又 は 疾 病 を 負 っ た り 、身 体 に 障 害 が 残 っ た 被 害 者 に 対 し て 、労 災 保 険 な ど の 他 の 公 的 給 付 や 加 害 者 か ら 十 分 な 損 害 賠 償 を 受 け る こ と が で き な か っ た 場 合 な ど に お い て 、 国 が 一 時 金 と し て 給 付 金 を 支 給 す る 制 度 で す 。
遺 族 給 付 金
亡 く な ら れ た 被 害 者 の ご 遺 族 ( ① 配 偶 者 ( 事 実 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事 情 に あ っ た 人 を 含 む 。 ) 、 ② 子 、 ③ 父 母 、 ④ 孫 、 ⑤ 祖 父 母 、 ⑥ 兄 弟 姉 妹 の 順 で 第 1 順 位 遺 族 ) に 支 給 さ れ ま す 。 支 給 額 ( 最 高 額 2 ,9 6 4 .5 万 円 ~ 最 低 額 3 2 0 万 円 )
被 害 者 の 得 て い た 収 入 及 び 生 計 維 持 状 況 に 応 じ た 額
た だ し 、被 害 者 が 死 亡 前 に 療 養 を 要 し た 場 合 に は 、そ の 負 傷 又 は 疾 病 に か かっ た日 か ら1年 間 にお け る保 険 診 療 に よる 医 療 費 の自 己 負 担 相 当 額 と休 業 損 害 を 考 慮 し た 額 を 合 算 し た 額 ( 上 限 1 2 0 万 円 ) が 加 算 さ れ ま す 。
重 傷 病 給 付 金
重 傷 病 ( 加 療 1 か 月 以 上 か つ 3 日 以 上 の 入 院 を 要 す る 負 傷 又 は 疾 病 ( P T S D な ど の 精 神 疾 患 に つ い て は 、 加 療 1 か 月 以 上 か つ そ の 病 状 の 程 度 が 3 日 以 上 労 務 に 服 す る こ と が で き な い 程 度 の 疾 病 ) ) を 負 っ た 被 害 者 本 人 に 支 給 さ れ ま す 。 支 給 額 ( 上 限 1 2 0 万 円 )
そ の 負 傷 又 は 疾 病 に か か っ た 日 か ら 1 年 間 に お け る 保 険 診 療 に よ る 医 療 費 の 自 己 負 担 相 当 額 と 休 業 損 害 を 考 慮 し た 額 を 合 算 し た 額
障 害 給 付 金 身 体 上 に 障 害 が 残 っ た 被 害 者 本 人 に 支 給 さ れ ま す 。 支 給 額 ( 最 高 額 3 ,9 7 4 .4 万 円 ~ 最 低 額 1 8 万 円 )
後 遺 障 害 が 法 に 定 め る 障 害 等 級( 第 1 ~ 第 1 4 級 )に 該 当 す る 場 合 、そ の 等 級 に 応 じ た 額
警 察 に よ る 公 費 負 担 ・ 犯 罪 被 害 者 等 給 付 金 に つ い て
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犯 罪 被 害 の 発 生 を 知 っ た 日 か ら 2 年 を 経 過 し た と き 、又 は 犯 罪 被 害 が 発 生 し た 日 か ら 7 年 を 経 過 し た と き は 申 請 が で き ま せ ん 。
ま た 、 被 害 者 に も 不 適 切 な 行 為 が あ る 場 合 な ど に は 、 給 付 金 の 全 部 又 は 一 部 が 支 給 さ れ な い こ と も あ り ま す 。
○ 対 象 と な る 犯 罪 被 害
本 制 度 に よ る 給 付 金 の 支 給 の 対 象 と な る 犯 罪 被 害 は 、日 本 国 内 又 は 日 本 国 外 に あ る 日 本 船 舶 若 し く は 日 本 航 空 機 内 に お い て 行 わ れ た 人 の 生 命 又 は 身 体 を 害 す る 罪 に 当 た る 犯 罪 行 為( 過 失 犯 を 除 く 。)に よ る 死 亡 、重 傷 病 又 は 障 害 で あ り 、緊 急 避 難 に よ る 行 為 、心 神 喪 失 者 又 は 刑 事 未 成 年 者 の行 為 であるために刑 法 上 加 害 者 が罰 せられない場 合 も、
対 象 に 含 ま れ ま す 。 3 住 居 等 に 関 す る 支 援
○ 一 時 避 難 場 所 の 確 保
自 宅 が 犯 罪 の 現 場 と な り 、 自 ら 居 住 す る 場 所 が 確 保 で き な い 場 合 な ど に は 、 公 費 な ど に よ り 一 時 的 に 避 難 す る 宿 泊 場 所 を 提 供 で き る 制 度 が あ り ま す 。
○ 民 間 賃 貸 住 宅 に 関 す る 情 報 提 供
殺 人 ・ 性 犯 罪 な ど の 犯 罪 被 害 を 自 宅 や そ の 近 辺 で 受 け た た め 、 こ れ ま で の 住 居 で 引 き 続 き 生 活 が で き な い と い う 悩 み を 抱 え て い る 方 に 対 し 、 希 望 に 応 じ た ア パ ー ト な ど 民 間 賃 貸 住 宅 に 関 す る 情 報 提 供 を 行 っ て い ま す 。
問 い 合 わ せ 先 担 当 の 捜 査 員 、 事 件 担 当 の 警 察 署
警 察 本 部 警 務 部 警 務 課 犯 罪 被 害 者 支 援 室
TEL0 2 2 - 2 2 1 - 7 1 7 1( 内 線 2 6 92 ~ 2 6 9 5 )