10月
2019
根 菜 類
【だいこん】北海道・青森産
は平年並みの出荷を見込む。千葉産の台風によ
る大きな影響はなし。北海道産はシーズン終盤
につき減少へ。【にんじん】北海道産は細物傾
向が続くも上旬は潤沢な出回り。シーズン終盤
で中旬からは減少に向かうも青森産が増量とな
る見込み。【ばれいしょ類】北海道産豊作基調
で数量潤沢。中心サイズはL。【たまねぎ】北海
道産はL大中心、前年以上の量を見込む。
葉 茎 菜 類
【はくさい】長野産は地域
により不作傾向が続くも10月中旬以降は増
量に向かう見込み。茨城産は台風の影響は
ほぼなく、生育順調。【キャベツ】群馬産は
生育順調、遅れていた分が出ているため中旬
までは数量充分ながら、中旬からは減少に向
かう。千葉・茨城産も台風の影響なく順調な
生育で、下旬には出荷本番を迎えて増量の見
込み。【ほうれんそう】群馬産は生育順調で
平年通りの数量を見込む。茨城産は台風被
害あるもまずまずの数量が出てくる見込み。
【ねぎ】青森・秋田・北海道産は生育順調で
平年並みの数量を見込む。上旬までは各地、
稲刈りの影響で出方が鈍るも中旬には稲刈
りが終わり平常出荷に戻る見込み。【レタ
ス】長野産は前進気味で例年より早く切り上
がり、上旬には出荷の目処がつく見込み。茨
城産は現状では品質の低下が見られるも、10
月には改善に向かい増量傾向となる。
果 菜 類
【きゅうり】埼玉・群馬産が
出揃って上旬は増量。東北産は下旬にかけ
て減少し順次切り上がりを迎える。【なす
類】栃木・群馬産は台風の影響なく平年並み
~やや減の見込み。高知産が中下旬に出荷
ピークを迎えて増量となる見込み。【トマト】
千葉・茨城産は台風被害あり、数量は平年を
下回る見込み。青森産は前倒しで進んでいる
ため例年より切り上がり早く、少ないまま出
荷終了を迎える見込み。熊本産は8~9月の
曇天により花着き悪く、10月の出荷量は平年
を下回る見込み。【ピーマン】茨城産は台風
によるハウス損壊被害あり、数量は前年を下
回る見込み。岩手産は終盤で徐々に減少と
なる。
そ の 他
【かぶ】千葉産は台風15号
によって、計画数量の半分の出荷となり、10
月中旬まで品質低下が見込まれる。【ごぼ
う】青森産は平年並み。【にら】栃木産の生
育は現在落ち着いている。【かぼちゃ】北海
道産の収量は平年を上回る。中晩生は9月
26日から選果開始し、中心サイズは5~6玉
と肥大良好。【かんしょ】千葉・茨城産は台風
15号による被害が大きく、入荷量は前年の3
~4割減。徳島は平年並み。【まつたけ】中国
産はピーク過ぎて減少傾向。北米産は豊作
基調。国産は岩手・長野産がメイン。残暑の
影響で遅れているが、今後の天候次第。
【10月まとめ】
9月は上旬に台風15号が上陸。関東を中心に記録的な暴風が吹
き荒れた。千葉県での被害が大きく、ハウスの損壊や停電が起き
たほか、営農面以外でも生活に困難をきたす状況であった。この
ため彼岸需要高まる里芋の出荷が止まり不足感が高まったほか、
マッシュルームや糸三つ葉で施設損壊による出荷停止が起こり
相場高騰に見舞われた。里芋・糸三つ葉は数日後には出荷再開や
他産地でのカバーにより相場は平準化したが、マッシュルームは
回復に日数がかかるため高値相場が続いている。9月上旬kg価格
は279円(前年比92%)と、東北・北海道の天候不順と台風、地震の
影響で高かった前年に比べ安いものの、前月からは大きく上向い
た。中旬になると、きゅうりが増量し、それまでの東北産の成り疲
れや関東産の出遅れを受けての高値から反落となった。トマトで
も北海道産の着果不良による減り込みを抜けて青森産とともに
増量、相場が下落した。中旬kg価格は265円(同89%)と上旬をや
や下回る結果。下旬には気温が低下し、白菜や大根の荷動きが出
始めた。キャベツは群馬産が初夏の長雨の影響で出荷が遅れた
ため、例年のピークを過ぎても充分な出回りが続き荷動きが停滞
中。トマトは青森産が一時的な増量を抜けて減少し、再び相場上
昇。季節商材では国産松茸が高温・少雨により岩手産の出方が伸
び悩んで高値となっている。10月の出回りは台風被害が心配され
る千葉産のキャベツやだいこんは大きな影響なく平年通りの出
荷見込み。反面、トマトでは千葉・茨城産で台風の影響あり数量は
平年を下回ると予想される。季節の変わり目で北海道や東北から
関東へ中心産地が移り、果菜類では西南暖地からの出荷が始ま
る時期である。10月の野菜総入荷量は平年並みの予想。見通しkg
価格260円(同98%)は前年並みで平年より若干高。
だいこん
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
83 85 ♯ ♯ ♯ 85 87%
販 売
見通し
前年は、千葉産が台風の影響で生育が遅れ、北海道・東北産
はシーズン終盤で減少。これにより不足感高まる場面はあっ
たが荷動きは概ね緩慢であり、相場は上下なく推移した。価
格98円は平年並み。
【本年】中心産地である北海道・青森産は問題なく平年並み
の出荷となろう。シーズン序盤となる千葉産は台風被害が若
干あると見られたが大勢には影響なし。北海道産は終盤期
につき減少、順次出荷終了となる。荷動きは9月からやや好
転するも、相場展開に大きな波は生じない予想。見通し単
価85円は前年・平年よりやや安い。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
北海道
(39%)
標茶町 C やや小ぶりの傾向が見られる。大枠の出荷は
10 月いっぱいまでを見込む。
ようてい C
最終選果は 10 月 15 日前後を見込む。生育
はやや前進気味だったが夜温が下がったことに
よりペースが平準に戻っている。病害も見られ
ず、10 月の出回り量は平年並みとなる予想。
千葉
(14%)
ちば
みどり
( アグリ
タウン )
A
台風 15 号による大きな被害はなし。10 月は
シーズン序盤につき数量は元々少ないところ
であり、出荷の本番は 11 月に入ってからとな
る。
にんじん
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
121 115 △♯ ♯ ♯ 110 52%
販 売
見通し
前年は、北海道産が不作につき前月に続いて少ない出回
り。後続、千葉産の増量期となるが、台風による塩害で作柄
不良、増量ペースは鈍かった。全体量少ないため相場は高
値で推移したが、荷動きは良くなかった。価格213円は平年
の6割高。
【本年】上旬は北海道で遅れていた産地の出荷が重なり相
場は下向く展開に。下旬には道内で出荷終了となる産地も
出てくるが、青森産が増量することもあり相場の変動は少な
い見込み。見通し単価110円は不作だった前年の5割の水
準。平年比でも大幅に安い。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
北海道
(90%)
美幌町 BC
果長が短めで尻詰まりの良い形状が出ている。
8 月下旬~ 9 月は歩留まり悪かったが 10 月
の数量はやや増えると見込む。生育は前進傾
向にあるも 10 月いっぱいまでは選果が続く予
定。
ようてい BC
最終選果は 11 月 5 日前後を見込む。細物傾
向で M・S サイズの比率が高い。土中での肥
大を待っても割れが生じるため細いままでの収
穫が避けられず。箱数にならないため数量は
平年を下回る見込み。
10月主要品目産地別生育出荷情報及び単価見通し
(全都扱い)
○強い ○#強保合 #保合 △#弱保合 △弱い 単位:円/kg,%
主産県:( )内数字は前年の全都入荷量構成比 出荷現状:A…出荷開始、B…最盛期、C…末期
(状況は2019年9月20日現在)
本資料の無断転載はご遠慮下さい。
記載内容の文責は営業管理部情報課
(電話番号:03-5492-2041)
10月
2019
はくさい
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
101 90 △♯ ♯ ♯ 80 78%
販 売
見通し
前年は、長野産が長雨や台風の襲来で前月下旬から出回り
少なく相場が高まっていた。中旬には茨城産の増量と気温
上昇で引合い弱まり相場は下落した。その後は秋めいた気
候となり需要が回復。相場は保合いにて推移した。価格102
円は平年の3割近く高い。
【本年】長野県産は夏場の天候不順の影響が長引いて不作
の地域あるも、全体ではまずまずの数量がある模様。10月
後半には増量が見込まれる。茨城産は台風の影響ほぼなく
中旬から増量に向かう。見通し単価80円は前年の2割安、平
年比でも若干安い。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
長野
(74%)
長野
八ヶ岳
( 川上 )
B
9 月末の現状ではやや干ばつ気味ながら出荷
量は増加傾向である。10 月は中旬の「体育
の日」辺りでピークを迎える見込み。定植作
業が長く行われていたため、10 月後半の数
量は例年より幾分多めになる予想。
佐久浅間
( みなみ ) B
夏期の日照不足や長雨の影響が尾を引いて、
例年より数量が少ない状況が続いている。10
月中旬以降は幾分か増えてくる見込み。
茨城
(12%)
常総
ひかり
( 八千代 )
A
作付面積は前年から横ばい。定植は順調に行
われ、日中暖かく降雨もあって順調な生育と
なっている。 台風 15 号の影響はほぼなく、
苗の小さい物は植え直しを行い、育っていた
物では外葉の破れあるも出荷量が減るほどで
はない。出荷開始は 10 月 1 週目を見込む。
キャベツ
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
98 90 △♯ ♯ ♯ 85 98%
販 売
見通し
前年は、群馬産が終盤で減少する中、千葉・茨城産が増量。
月を通して荷動き鈍く、相場は保合いで推移した。価格87円
は潤沢だった一昨年より大幅に高いも平年比では2割安。
【本年】群馬・茨城産ともに生育順調。群馬産は遅れていた
分が出ているため充分な出回りが続いているが、10月後半は
終盤期につき減少傾向となる。千葉産は台風による被害は
ほぼなく平年並みの数量が期待できよう。見通し単価85円
は前年並み、平年比では2割安。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
群馬
(60%) 嬬恋村 BC
9 月末で日量 21 万ケースの出荷。二期作も
10 月には出始める。10 月出荷分は夏の長雨
後に定植された物で、生育順調なことから数
量は平年並みに出てこよう。「体育の日」以降
は減少に転じ、大枠の出荷は 10 月いっぱい
までとなる。
千葉
(11%)
ちば
みどり
( アグリ
タウン )
A
台風被害なく、その前まですこぶる順調であっ
た生育が台風で阻まれて平年並みのペースと
なった。10 月 25 日頃には数量まとまり日量
1 万ケースの出荷となり、数日後には 2 万ケー
スを越えてくると見られる。
茨城
(10%)
茨城
むつみ
( 総和 )
A 作付面積は前年並み。台風の影響はほぼなく生育順調。10 月中旬からのスタートとなり、
20 日頃から本格出荷を迎える見込み。
ほうれんそう
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
862 730 △♯ ♯ ♯ 580 88%
販 売
見通し
前年は、露地物の台風被害や、ハウス物が曇天で出荷が鈍
るなどして上旬は品薄高。中旬は各地順調出荷で相場は軟
調へ転じた。価格662円は平年の2割高。
【本年】茨城産は台風被害あり数量は平年を下回る見込
み。他県含めた全体量は、少なかった前年を上回るも大幅
な増量には至らず、平年をやや下回る予想。9月中旬までは
高値で推移するが、以降10月上旬にかけては下げ相場が続
くと見る。見通し単価580円は品薄高だった前年より安いも
平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
群馬
(43%)
利根沼田
( 糸之瀬 ) B
これまでの気温が高かったことでやや前進気味
ながら生育は概ね順調となっている。台風の
影響なく、むしろ雨が少ない状況。9 月でハ
ウス物の出荷が終わり、10 月からは露地物が
出始める。10 月下旬にはさらなる増量が見込
まれる。
太田市
( 藪塚 ) B
台風の影響はなく生育は順調に推移している。
生育の遅れもあったが現在は解消され、数量
は平年並みに出てくる見込み。
茨城
(19%)
茨城
旭村 A
台風によるハウス損壊被害あり。虫害も見られ
るため 10 月の出回り量は平年を下回る見込
み。
岐阜
(3%)
飛騨
( 高山 ) B
夏場は高気温でのイタミから数量が少なかった
が現状では回復している。10 月前半までは充
分な数量が出回るが後半になると低気温により
出方が鈍ってくる。
ね ぎ
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
317 380 ♯ △♯ △♯ 330 80%
販 売
見通し
前年は、上旬には北海道・東北産が台風や稲刈りの影響で
減少して相場高まるも、中旬には稲刈りの終了で数量回復、
相場は軟調に転じた。下旬は北海道・東北産がピークを過
ぎて減少、相場は底上げとなった。価格410円は平年の4割
高。
【本年】青森・秋田・北海道産の生育は概ね順調で平年並み
の数量を見込む。例年通り稲刈りのため9月下旬~10月頭ま
では数量減り込み堅調相場に。中旬からは稲刈り終了にと
もない増量して相場反落となる見込み。見通し単価330円
は台風の影響があった前年より2割安いも平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
青森
(22%)
つがる
にしきた
( 稲垣 )
B
台風 17 号の影響は、雨で収穫できない日が
あるも風による倒伏被害はなし。9 月下旬は
稲刈り作業があるため出荷量は減るものの、
10 月に入ると稲刈りも終わり平常な出荷に戻
る。生育自体は順調でこれまでの細物傾向か
ら幾分か太めになってこよう。
秋田
(20%) こまち BC
台風の被害もなく、生育は順調で豊作基調。
太りもよく2L 比率は高い。現在稲刈り作業の
ため 10 月上旬まで出荷ペース鈍るも、中旬
より増量するだろう。作付面積増を受け、前
年比 2 割増の出荷が見込まれる。まとまった
量は例年 11 月中旬頃までだが、増量を受け
降雪まで出荷が続く可能性もある。
北海道
(17%)
新函館
( 七飯 ) B
生育は順調に推移しており、L サイズ中心での
出回り。数量も平年通りを見込む。10 月後
半は終盤期に入り減少傾向となる。
山形
(9%)
もがみ
中央 BC
台風の影響はないが、現状、8 月の曇雨天の
影響で細物傾向、軟腐病で圃場ロスが散見さ
れる。今後天候が回復すれば太物が増えてこ
よう。10 月の全体量は前年並みの見込み。
10月
2019
レタス
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
173 160 ○♯ △♯ ♯ 180 99%
販 売
見通し
前年は、長野産が終盤につき減少。茨城産は台風により葉
のイタミが散見され相場堅調。中旬以降は茨城産の増量と
長崎・兵庫産のスタートもあり荷動きは鈍化した。価格182
円は潤沢だった一昨年より大幅に高く、平年比で若干高。
【本年】長野・群馬産が上旬から切り上がりに向けて数量減
となり相場高まる見込み。それと同時に後続の茨城・栃木産
が増量。台風の影響は少なく平年通りの出荷が見込まれ、
中旬には相場反落となる予想。見通し単価180円は前年・平
年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
茨城
(59%)
岩井 AB
8 月下旬から定植作業が行われ、適度な雨も
あったことから活着は良好。台風 15 号の被
害はないが、その後の暑さと雨により形状面
での品質劣化が現状では見られる。10 月上
旬からは日量 1 万ケースの出荷になり、品質
も向上してこよう。11 月半ばになると日量 1
万 5 千~ 2 万ケースの出荷に達する見込みだ
が、秋作は作付面積の減少により、多い年の
ような日量 2 万 5 千ケースまでの出荷には至
らないと見られる。
北つくば
( 結城 ) AB
8 月下旬の雨や台風により品質低下が見られ、
9 月の出荷は例年より多めになった。今後は
品種も変わり改善に向かう模様。10 月 2 週
目から増量して中旬をピークに見込む。
長野
(25%)
長野
八ヶ岳
( 川上 )
C 前進出荷により例年より早い切り上がりを迎
え、10 月上旬には出荷の目処がつく見込み。
きゅうり
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
322 300 ♯ ♯ ○♯ 350 87%
販 売
見通し
前年は、上旬には関東産が少ないながら引合い弱く、保合
いにて推移。中旬には台風の影響で宮崎産の出だし鈍く、
不足感から相場上昇するも、下旬は関東産地含めて増量と
なり相場は月初の水準に戻った。価格403円は平年の2割
高。
【本年】埼玉・群馬産が出揃って数量増、上旬は関東産抑制
作の出荷が最盛期となるも、下旬にかけては出方が落ち着
き、東北産の切り上がりを迎えることから相場の上げ気配
が強まる見込み。見通し単価350円は不足感あった前年よ
り2割安いも平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
埼玉
(27%)
ふかや
( 北部 ) B
台風被害や病害等は見られないが、数量は平
年より少なめで波のない出荷が続いている。
10 月頭より加温物と無加温物が増量してピー
クを迎えるが、例年よりピーク期間は短くなる
見込み。
群馬
(26%) 邑楽館林 B
旧盆前に植えたものは暑さの影響で実が短め
な傾向あるが旧盆後に植えたものは問題なく、
全体では概ね順調な生育で推移している。10
月は遅植えの分も出揃って出荷本番となる。
福島
(14%)
ふくしま
未来 C
気温低下が進み、露地作が日々減少している
ため例年より 1 週間~ 10 日早く切り上がる
見込み。抑制作は初期生育時に高温の影響を
若干受けたものの、生育は概ね順調で全体量
は前年並み。
茨城
(11%)
北つくば
(大和中央) C
台風の影響はほぼなし。抑制作は 10 月に入
ると日々減少し、まとまった量は月末まで。全
体量は前年並み。12 月後半より促成作の出
荷が始まる。
なす類
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
357 380 ♯ ♯ ○♯ 400 92%
販 売
見通し
前年は、関東産が台風によるスレ果の発生で正品率低く、
シーズン終盤もあって数量が減少した。価格434円は平年
の3割高。
【本年】関東産は台風の影響はないものの、8~9月の気温
の高低による花落ちで状態は良くない部分もあり、数量は
平年並み~やや下回るか。下旬にかけては高知産が増量して
単価が押し上げられるかたちになる。見通し単価400円は台
風の影響があった前年より若干安いも平年比では1割以上
高い。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
高知
(33%)
高知県
( あき ) AB
生産者軒数は前年より増、作付面積は前年並
み。曇天の日が多く生育は遅れ気味と見られ
たが、9 月末時点で回復基調にある。10 月
中下旬に出荷ピークを迎え、11 月に入ると気
温が下がり出方は落ち着く見込み。今後の気
象条件が良ければ数量は平年並みに出てくる
予想。
栃木
(22%)
なすの
(黒羽) BC
台風の影響はなく生育は概ね順調。10 月は
大きな増量することなく出荷ペースは徐々に緩
慢になるだろう。全体量は前年並みの見込み。
群馬
(21%)
にった
みどり BC
台風の影響はなく、10 月の上旬に最後のピー
クを迎える。気温が低下するにつれ、出荷の
ペースは徐々に緩慢になるだろう。7 月の長
雨の影響で樹勢は若干弱いが、台風で少なかっ
た前年に比べ数量は多い見込み。
福岡
(3%)
ふくおか
八女 AB
台風 17 号によるハウス倒壊やビニールの破
損あり。 東京市場への出荷は例年であれば
10 月中旬となるが、後ずれすることが考えら
れる。全体量は平年をやや下回る予想。
10月
2019
ピーマン
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
451 445 ♯ △♯ ♯ 430 86%
販 売
見通し
前年は、福島・岩手産が切り上がりに向け減少し、茨城産が
曇天の影響で出回りが鈍いため下旬にかけて相場が高まっ
た。価格498円は平年比で4割近く高い。
【本年】上中旬は終盤の東北産と茨城産の秋作のみの出回
り。中下旬から越冬作の高知・宮崎・鹿児島産の出荷が始ま
るため相場はやや弱まる予想。茨城産は台風によるハウス
損壊の被害あり、前年よりやや少なめか。見通し単価430円
は前年よりやや安いも平年比では1割高い。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
茨城
(61%)
なめがた
しおさい
ほか
B 台風 15 号によるハウス損壊等の被害がある。
全体量は多かった前年を下回る見込み。
岩手
(22%)
岩手
ふるさと
ほか
BC 9 月下旬に増量となった後は夜温も下がり出方が落ち着いてくる見込み。10 月は終盤につ
き徐々に減少傾向となる。
高知
(3%)
高知県
( 土佐市 ) A 出回りは 10 月下旬からを見込む。花落ちが見られるため数量は平年を下回る予想。
ばれいしょ類
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
107 95 △# # # 90 93%
販 売
見通し
前年は、北海道産は夏場の長雨から不作となり、小玉比率
高めで大玉の引合いが強まる。下旬には年末需要に備え産
地出荷が絞られるも、小玉の荷動は回復せず価格117円は
前年より3割高。
【本年】北海道産は豊作基調。北海道フェア等が終了し、
販売量よりも入荷量は増えてこよう。また年内進度を進める
方針もあり、抑制されることなく出荷されるため販売苦戦が
見込まれ、価格90円は平年比2割安。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
北海道
(99%)
ようてい B
9 月末時点で 8 割は収穫完了。生育面では地
域により差があり、羊蹄山の南側は充分な降
雨あり肥大良好であるも、北側では干ばつ気
味で小玉傾向が見られる。全体量には問題な
く、充分な出回りが期待できる。
今金町 B
現在収穫進度は 9 割 5 分と順調。L サイズの
比率が 35%~ 40%と中心サイズにまとまっ
た玉流れとなっている。豊作基調で全体量は
前年比増。
たまねぎ
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
82 80 # # # 80 79%
販 売
見通し
前年は、北海道産は10月前半は台風の影響で輸送が停滞
し、出荷不安定から引合い強まったものの、輸送回復後はL
大中心の販売へ戻った。価格101円は前年に比べ3割高。
【本年】北海道産は順調な出荷が続き、L大中心の出回り。
北海道フェアも落ち着くため荷動きは鈍化が見込まれ、価
格80円は前年比2割安もほぼ平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
北海道
(94%)
きた
みらい B
現在収穫進度は 9 割以上、肥大も良く L 大中
心で大玉比率は高い。豊作基調で全体量は平
年以上を見込む。
そらち南 B 収穫作業はほぼ終了し、例年より早く進んだ。早生種の玉肥大は良好、L 大> L >2L > M
の玉流れで収量は一昨年並み。
さといも
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
357 320 # △# # 300 92%
販 売
見通し
前年は、千葉産が早生種と中生種の端境に入り出荷量が減
少。埼玉県産は出荷ピークを迎え、前年横ばいの数量で推
移した。価格326円は前年比若干高。
【本年】埼玉産は台風の影響で若干遅れあるも後半に向け
回復、千葉産は台風の影響で葉が取れるなど地上部に被害
があるが、早生種に影響はない。10月は各産地が出揃うため
増量し、相場は徐々に軟調となるだろう。価格300円はほぼ
平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
埼玉
(53%)
いるま野
( 狭山 ) B
「土垂」は例年通り 9 月上旬から出荷開始と
なった。当初は小ぶり傾向であったが、玉伸び
は平年並みに戻りつつある。形状も良好。12
月のピークに向けて、10 月は増えながら推移
する。シーズン通じての出荷量の増減は 10
~ 11 月の肥大状況による。
千葉
(22%)
千葉
みらい
( 八街 )
C
「石川早生」は台風 15 号による停電で選果
場が稼動できないことから、1 週間程出荷が
滞ったが、現在は解消されて出荷ペースは回
復した。今後停滞分が出てくるも、まとまった
量は前年同様 10 月 2 週目頃まで。
トマト
前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比
443 430 ○♯ ♯ ♯ 450 93%
販 売
見通し
前年は、多くない出回りで引合いもそれなりだったが、下旬
からは北海道産が終盤を迎える
中で熊本産が増えきらず、数量不足から相場上昇。価格485
円は平年の1割高。
【本年】中心となる千葉・茨城産は台風によるハウス損壊等
の被害あり数量は平年を下回る見込み。青森産は前進出荷
気味で残量は少ない。このため9月下旬から10月上旬にかけ
ては相場の上げ気配が強まる。後続の熊本産は8~9月の長
雨・曇天の影響あり出方が遅れる予想。見通し単価450円は
少なかった前年より若干安いも平年並み。
主産県 産地名 出荷
現況 作 柄 状 況
千葉
(19%)
千葉
みらい
( 八街 )
B 台風 15 号の被害あり数量は平年を下回る見込み。営農以外の被害もあるため詳細は調査
中。
茨城
(11%) 茨城旭村 B
台風 15 号によりハウスの倒壊や被覆剥がれ
が発生。大玉トマト ・ ミニトマトともに平年比
2 割程度の数量減が予想される。9 月いっぱ
いはまだ数量があるものの、10 月からは減量
となる見込み。
青森
(10%)
つがる
にしきた
( 稲垣 )
BC
8 ~ 9 月の高気温で着色が進んでおり前倒し
での出荷となっている。例年なら 11 月上旬
に迎える切り上がりも本年は 10 月下旬と早ま
る予想。9 月末時点で数量少ないが今後も大
きな増量なくシーズン終了となる見込み。
熊本
(8%) 八代地域 A
8 月下旬~ 9 月上旬にかけて曇天の日が多く、
花着きは良くない。台風 17 号による大きな
被害はないが、風で揺さぶられたことで 1 ~
2 段目の品質に影響が出ると見られる。10 月
中旬頃の出荷開始を見込むが、数量は平年よ
り減。その後 11 月中旬には大きな増量が予
想される。
愛知
(4%) ひまわり AB
作付面積は前年比微減。9 月下旬より出荷開
始となった。病害虫の発生が幾分見られるも
のの、天候面では問題なく平年通りの出荷が
見込まれる。
10月
2019
その他の野菜
品目 県名 産地 生育・出荷情報
かぶ 千葉
-台風 15 号の強風で 9 月現在、計画数
量の半分となっており、10 月中旬まで
品質の良い物が出てこないだろう。 台
風以降に定植したものは生育に問題はな
く、品質は回復する見込み。
ごぼう
青森 おいらせ十和田
作付面積は前年並み。9 月 22、23 日
の大雨の影響はまだ出ていない。台風や
春の強風、干ばつ等問題なく生育は前年
並み。9 月は入荷が多くあった。中心サ
イズは M > L > 2M。10 月に入ると稲
刈り作業が始まるので出荷は少なくなる。
茨城
なめがた
しおさい
( 玉造 )
現在出荷量が多い時期ではないため、
台風の影響はさほど受けなかった。生育
は前年並みで中心サイズは L ~ M。ピー
クは 12 月中旬頃の模様。
セルリー 長野 信州諏訪
7 月の長雨の影響で若干の遅れが出ている。
10 月中下旬に露地作からハウス作に切替わ
る。2L 発生率は全体の 40%で、ハウス作
になると 50%まで上がる見込み。数量は平
年並み。11 月いっぱいの出荷予定。
ブロッ
コリー 埼玉
ふかや
(南部)
定植作業も問題なく、生育は平年並み。
10 月中旬から本格的に量が出てくると
ともに、大きな山が来るだろう。
にら 栃木 かみつが
台風の影響はなし。作付面積は前年並
み。生育は 7 月まで前進傾向で数量が
多かったが、株が疲れてしまったため現
在休ませている。夏用の圃場から出荷
中。気温が高い日が続いているが、落ち
着いてくれば量は増えてくる見込み。
かぼちゃ 北海道 北はるか
定植後干ばつが続き生育が遅れていた
が、8、9 月の降雨で一気に成長した。
積算温度は達しているものの、着色、肥
大進まず仕上がりに時間がかかった。『あ
じそうた』等早生品種は 9 月中旬に入荷
ピークを迎えた。玉流れは 7 玉> 8 玉>
6 玉。『くりゆたか』等中晩生は 9 月 26
日から選果を開始しており、5 ~ 6 玉中
心と肥大は良好。数量は平年より上回る。
ミニ
トマト 北海道
新おたる
( 仁木 )
台風の影響で降雨があったが影響はなし。
前年に比べ前倒しの出荷となり、旧盆に
ピークを迎え、9 月は少量だった。現在
の出荷ペースは日量 5,000 ~ 6,000
ケース。切り上がりは 11 月頃の見込み。
かんしょ
千葉 かとりほか 台風 15 号により、停電のため作業遅れ
が出ていたり、貯蔵ハウスが倒壊したり、
被害は大きかった。貯蔵作業開始のため
前年同様出荷は減少しており、入荷量は
前年の 3 ~ 4 割減。中心サイズは小さ
めとなっている。
茨城
なめがた
しおさい
ほか
徳島 里浦
台風 17 号による強風があったものの問
題なく、掘り取り作業は順調に進んでい
る。10 月の全体量は平年並みで、中心
は L サイズの見込み。
まつたけ
外国
-【中国】ピーク過ぎて減少傾向。出回り
は 11 月頃まで。
【アメリカ ・ カナダ】例年になく豊作基調。
9 月 17 日、24 日週がピーク。出荷量
は前年の 2 ~ 2.5 倍ある。
国産
-【北海道】出荷終盤。前年は量が少なかった
が、本年は前年比 300%と増加している。
【岩手 ・ 長野】これからメイン産地となるが、
残暑の影響で遅れている。数量が少なく、
前年比 15%となっている。9 月中旬に降雨
があったため、月末から小さいものが徐々に
発生していく見込み。これから気温が下がっ