施 行 伺
予 定 価 格 調 書
支出負担行為決議書
支 出 命 令 書
契 約 書
契約事務のチェックシート
高知県会計管理局
平成27年3月発行
競争入札 担当 所属長 担当 所属長 施行伺を作成する時期は適正ですか。 必ず施行伺により意思決定を行ったうえで、入札や見積書の徴取を行います。 (2号随意契約の場合) 契約事務の適正化要綱の第2の1の(2)のア~トのいずれに該当または 準ずるかを記載していますか。 契約事務の適正化要綱の記載箇所が第3の1と誤って記載していないかを確認しま す。 (2号~9号の随意契約を行う場合) 具体的かつ合理的な理由を記載していますか。 2号随意契約の理由を記載する際は、「~が適当である」という理由ではなく、「ここしか できない」という理由を明確に記載します。 (長期継続契約の場合) 地方自治法の該当条項等を記載していますか。 長期継続契約の場合は、次の内容を記載します。 ・地方自治法第234条の3に規定する長期継続契約であること ・長期継続契約を締結することができる契約に関する条例第2条のいずれの号に 該当するか 前金払や概算払等がある場合は、理由を記載していますか。 原則は精算払であり、前金払や概算払等の場合は理由を記載します。 (指名競争入札の場合の契約方法) 地方自治法施行令第167条第1号~第3号のいずれに該当するかを記 載していますか。 契約方法の原則は一般競争入札ですので、指名競争入札をする場合は第167条第何 号に該当するかを記載する必要があります。 (指名競争入札の場合の契約方法) 地方自治法施行令第167条第2号または第3号に該当する場合は、理 由を記載していますか。 第167条第1号による指名競争入札をする場合は理由の記載は必要ありません。 適正な決裁権者となっていますか。 高知県事務処理規則に規定する決裁権者の決裁が必要です。 施行伺の決裁後の留意事項 ・一般競争入札の場合、入札日の前日から5日前までに公告しないといけません。(急を要する場合は3日前まで) ・指名競争入札の場合、なるべく5者以上を指名します。 ・入札保証金について、入札参加者が免除に該当するかを確認します。 随意契約
注意事項等
チェック項目
契約書(案)を作成する場合は、 『契約書編』を活用してね。。施行伺 編
施行伺は、 ○競争入札の場合は、必ず作成します。 ○随意契約の場合は、1号随意契約を締結できる金額のもの (例:委託料100万円以下、物品の購入160万円以下)につい ては作成を省略できます。 複数名でチェックしよう! 空欄部分には任意の人を設定し、 チェックをしてもらうようにしてね。施 行 伺
担当 所属長 担当 所属長 正しい様式を使用していますか。 ・第1号様式(税込)・・・・・・随意契約の場合の予定価格調書 ・第1号様式の2(税抜)・・・競争入札又は建設工事等に係る随意契約の場合の 予定価格調書 予定価格は積算価格以内で設定していますか。 積算価格を超える金額を予定価格としてはいけません。 予定価格調書を作成する時期は適正ですか。 施行伺決裁日から入札日までの日付で作成します。 予定価格は手書きしていますか。 予定価格は情報漏洩等の観点から、ワープロ打ちではなく、手書きで記載し、金庫等に より厳重に保管します。 予定価格調書に別紙積算等がある場合、予定価格調書にとじこんでい ますか。(割印していますか。) 予定価格調書と積算書等をホッチキス止めした場合は、作成者が割印をします。 予定価格調書を封かんしていますか。 予定価格調書の決裁権者が不正防止のため封筒の継ぎ目に必ず割印をします。 最低制限価格が認められた範囲内となっていますか。 ・随意契約においては設定できません。 ・最低制限価格を設けることができる主な業務は、次のとおりです。 適正な決裁権者となっていますか。 高知県事務処理規則に規定する決裁権者の決裁が必要です。
チェック項目
注意事項等
随意契約 競争入札 予定価格調書は、 ○競争入札の場合は、必ず作成します。 ○随意契約の場合は、1号随意契約の金額の範囲内であれば省 略できます。予定価格調書 編
(例) ○工事・・・予定価格の10分の7~10分の9 ○建設コンサルタント業務委託・・・予定価格の10分の6~10分の8.5 ○庁舎清掃業務、警備業務(機械警備を除く。) ・・・原則予定価格の10分の6 (ただし契約担当者が判断した場合は、10分の6を超えて10分の8ま での範囲) ○会計管理局長に協議したもの予 定 価 格 調 書
担当 所属長 担当 所属長 支出負担行為額や相手方が見積書等の内容と一致していますか。 金額や相手方について入札書や見積書と突合します。 支出科目(節)は誤っていませんか。 支出内容と合致する節となっているかを確認します。 事業名の左隣に「-」がありませんか。 「-」の表示は、当該事業の予算をこえて支出負担行為決議書を出力した場合に表示 されます。(支出負担行為決議書は「目」の予算があれば出力することができます。) 適正な決裁権者となっていますか。 高知県事務処理規則に規定する決裁権者の決裁が必要です。
「第25号様式の(その2)」について
※契約書を作成する場合は必要です。 契約書を作成しない場合で内容・目的等が明らかな場合は省略できます。 契約保証金を免除する場合は、正しい免除の条項を記載していますか。 契約書を作成する場合は、契約書と免除の条項を突合します。 (施行伺を作成していない場合) 長期継続契約の場合に、地方自治法の該当条項等を記載しています か。 長期継続契約の場合は、次の内容を記載します。 ・地方自治法第234条の3に規定する長期継続契約であること ・長期継続契約を締結することができる契約に関する条例第2条のいずれの号に 該当するか (施行伺を作成していない場合) 前金払や概算払等がある場合は、理由を記載していますか。 原則は精算払であり、前金払や概算払等の場合は理由を記載します。 支出負担行為決議書兼支出命令書の場合の留意事項 経費支出伺を作成し、支出負担行為決議書及び支出命令書に準じてチェックをします。 支出負担行為決議書兼支出命令書でできるものは主に次のとおりです。(原則、委託料や工事請負費は支出負担行為決議書兼支出命令書では支払できません。)チェック項目
注意事項等
随意契約 競争入札支出負担行為決議書について
支出負担行為決議書兼支出命令書で できるものかを確認しよう。 支出負担行為決議書は、補助金であれば交付決定しようと する前、契約であれば締結しようとする前に作成します。支出負担行為決議書 編
○契約予定金額が10万円以下の場合 消耗品費、印刷製本費、役務費、負担金 ○契約予定金額が30万円以下の場合 使用料及び賃借料、修繕料(建物以外) ※経費支出伺で設定した予算額(支出限度額)を超過した支払となっていないかを確認します。支出負担行為決議書
担当 所属長 担当 所属長 最新の標準書式を使用していますか。 契約保証金免除用及び徴収用、成果物有及び無等、標準書式を使用する際は、正し い書式を選択し、必ず最新のものを使用します。 契約書・請書を作成していますか。 (契約書)契約金額が1号随意契約を締結できる金額(例:委託料100万円、物品の購 入160万円)を超える場合は作成する必要があります。 ※長期継続契約や産業廃棄物処理委託契約等は必ず契約書を作成します。 (請書)契約書の作成を省略しても、契約金額が50万円を超える場合は徴する必要が あります。 会計管理課長への合議はしていますか。 契約金額が500万円を超えるもので、標準書式又は書式登録によらない契約書で契約 を行う場合は、会計管理課長への合議が必要です。 (指名競争入札の場合) 指名伺を作成していますか。 入札保証金に関することも併せて伺います。 入札記録は作成していますか。 入札記録はファイルに綴じて、閲覧できるようにします。 入札記録と、入札書に記載されている入札者及び金額等を突合します。 見積書は2者以上から徴取していますか。 契約しようとする金額が30万円を超えない場合は、単独見積りができます。 30万円を超える時に単独随意契約を行う場合は、単独随意契約の理由を記載しま す。 ※「~が適当である」ではなく、「ここしかできない」という明確な理由を記載します。 故意に分割した発注となっていませんか。 契約金額を調整するために、故意に2回以上に分割して発注してはいけません。 見積書に首標(見積)金額等の必要事項の記載や押印はありますか。 首標金額の記載が誤っていた場合は訂正できません。 見積書の住所や氏名(法人名及び代表者職氏名、代表者印)、見積内容、見積年月 日等を確認します。
見積書について
チェック項目
注意事項等
随意契約 競争入札契約書(案)について(契約書の内容については、「契約書編」を活用してください。)
入札について
支出負担行為決議書
担当 所属長 担当 所属長 支出命令額や相手方、振込口座は請求書と一致していますか。 金額や相手方等について請求書と突合します。 支払予定日は適正に設定していますか。 契約書等で定めが無い場合は、請求書を受理した日を含めて15日以内に支払を行う 必要があります。 支出命令書に残額(支出未済額)はありませんか。 支出命令書に残額があった場合は、その残額について必ず確認します。 最終の精算払を行う際に、残額がある場合は、支出負担行為決議書の変更が必要で す。(繰越の場合を除く。) 請求書に首標(請求)金額等の必要事項の記載や押印はありますか。 首標金額の記載が誤っていた場合は訂正できません。 振込口座等が記載されていない場合は、相手方に確認し、担当者が記載します。 (担当者印を併せて押印します。) 受付印は押印していますか。 請求内容(見積書等の内容と相違がないか)を確認のうえ、受付印を押印します。 検査職員は指名していますか。 検査職員はあらかじめ指名しておく必要があります。 指名された検査職員が、検査調書の作成又は検認表示をしています か。 原則として検査調書を作成する必要がありますが、契約書の作成を省略した場合等は、 省略できます。検査調書の作成を省略した時は、検認表示をします。 契約書等で規定した各種届出は期限内の提出となっていますか。 契約書の規定通りに着手届等が提出されているかを確認します。 適正な決裁権者となっていますか。 高知県事務処理規則に規定する決裁権者の決裁が必要です。 留意事項 「請求書を徴する必要がないもの」等については、支出調書により支払を行うことができます。(例:講師謝金、補助金)
検査及び検認について
請求書について
チェック項目
注意事項等
随意契約 競争入札支出命令書について
支出命令書 編
支出命令書は請求書の受付日以降に作成します。支 出 命 令 書
担当 所属長 担当 所属長 契約金額及び契約の相手方は支出負担行為決議書と同一ですか。 支出命令書の内容が適当であるかを確認します。 契約日及び履行期間の記載はありますか。 契約日が支出負担行為日と同日であるかを確認します。(ただし、単年度の長期継続 契約の契約日は、必ず当初予算の議決後(旧年度中)の日付を設定します。) また、契約の開始日について、「契約締結日」等の記載ではなく具体的な日付を記載し ます。 収入印紙の貼付漏れはありませんか。 物品購入の場合は貼付しません。 工事請負契約、委託契約については契約金額が1万円以上になれば貼付の必要があり ます。 委託者と受託者の双方の押印はありますか。 押印漏れがないかを確認します。 受託者の押印は、見積書や入札書に押印されたものと同一かを確認します。 契約書に割印の押印漏れはありませんか。 契約書を袋とじした継ぎ目には、必ず双方の押印が必要です。 契約書に規定した仕様書等を袋とじしていますか。 仕様書の他にも個人情報取扱特記事項等、必要な書類を袋とじしているかを確認しま す。 契約書の訂正方法は適正ですか。 砂消しゴムによるすり消しや修正ペン等による訂正は絶対にしてはいけません。 契約書等を訂正する場合は、双方の押印により訂正します。 契約書(案)の修正を契約書に反映していますか。 契約書(案)と契約書を突合します。 契約保証金が現金で納付されている場合、歳入歳出外現金から払出し ていますか。 契約の履行を検査した後、契約書等で契約保証金の納付について確認の上、歳入歳 出外現金払出通知書を作成し、速やかに払出します。 支出負担行為日は決裁日以降の日付になっていますか。 支出負担行為日を訂正する必要がある場合は、財務会計システムの【416歳出項目訂 正】業務で行います。 財務会計システムでの訂正ができない場合は、二重線で訂正し、訂正印を押印します。 手書きで訂正を行った場合は、あわせて支出個別表も訂正する必要があります。 公印を使用した際に、浄書、校合、公印審査をしていますか。 高知県公印規程及び公文書規程に基づき行う必要があります。 公印を使用した時には、回議書等の「浄書」「校合」「公印」欄に押印しているかを確認し ます。 消せるボールペンや裏紙の使用はしていませんか。 会計書類に使用することはできません。