神奈 川大学大学院経営学研 究科 『研 究年報 』第15号 2011年3月 103
■ 修士論文要旨
ガラス産業における経営戦略
一日中企業 を比較 して‑
Gl as sI ndus t r yBus i nes sS t r at eg y
‑TheCompar i s onbet wee nChi nes eandJ apanes ecompany‑
神奈川大学大学院 経営学研究科 国際経営専攻 博士前期課程
呂 偉 傑
Lvwei J i e
中国 は全世界の最大のガ ラスを生産す る国で あ り、中国は全世界 のガ ラスの生産高の約30%を し めている。中国ガ ラス産業の規模 は とても大 き く、
近5年 間 の平均成長率 は16.68%、成長率 は とて も高 く、急速 に成長 してい る。
中国の国民経済 に とって、ガ ラス工業 も中国の 産業の中で一つ の重要 な業界で重 要な位置 を しめ ているO中国の改革開放 と社会主義の建設事業 の 一層 の発展 に伴 い、中国の国民経済 は新 しい発展 の段階 に入 っている。情報技術産業 をハイテク産 業、例 えば、 自動車工業、不動産産業、建築業 な どは発展 してい る。 これ らの産業 の発展 は、中国 のガ ラス産業 に広大 な発展 の空間を創造 した。
日本ガ ラス産業 においては、 グローバル運営体 制 のも と、オペ レーシ ョナルエ クセ レンスの徹底 的に上が る収益性向上、キャッシュの創造 に努め、
生産性 向上、 コス ト削減を図 り、 グローバルな最 適生産分業 をさ らに進 めているO成長著 しいFPD 用ガ ラスを中心 としたタイム リーな設備増加 と生 産性の向上、持続的な技術開発 に取 り組んでいる。
グローバル競争の激化、アジアの成長 を背景 に、
市場が激 しく変化 し、技術革新が猛ス ピー ドで進
む現在、既存 の事業 を伸 ば し、新 たな事業 を創造 す ることは容易 な ことで はない。今後 も企業価値 向上のため 「高成長が続 くフラッ トパネルデ ィス プ レイ (FPD)用 ガ ラス事業のさらに拡大 に注力 す ること」、 「ガ ラス産業 のグローバル体制 を微低 的活用す ること」、成長著 しい中国、東南 アジア、
東欧、 ロシアな どの新興市場 において積極 的な事 業、拡大 を図 るこ と」、 以上 の3つ を中心 として 戦略が 日本ガ ラス産業の成長 シナ リオ と考 えてい
るよ うであ る。
本論文 は主 に
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つの部分 に分 け、以下 は各部分 の構成である。「は じめに」で は、序論、主 に本論文 の研究 に 関す る背景 を紹介 し、論文の研究 目的、本論文 の 構成 について述べ るO
第 1章で は、中国ガ ラス産業の特徴、歴史、概 況 について述べ る。特 に中国ガ ラス産業の発展の 歴史 を紹介 し、板 ガ ラス と高度加工ガ ラスの
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つ の領域 か ら中国ガ ラス産業 の発展 の現状 を考察する。
第2章で は、中国の主要 なガ ラス企業 の概況 お よび戦略経営 を考察 し、中国ガ ラス産業 の優位性
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と問題 と弱点について考察す る。すなわち、中国 ガ ラス産業 における民間企業 につ いて研究 し、将 来の中国ガ ラス産業の発展の方向および早急に解 決を要す る課題 について議論す るC
第3章では、 日本ガ ラス産業の経営戦略、主に 日本ガ ラス産業の発展の歴史 と現状を考察 し、 日 本ガ ラス企業の経営戦略、 日本のガ ラスの産業の
優位性 と問題点について考察す る。最後 に日本の ガラス産業の将来 と解決すべき課題 について論ず
る。
「おわ りに」では、 日中ガ ラス産業の比較、両 国のガラス産業の現状 と問題点について研究す る。
また、総括、および今後 の展望 について論ず る。