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Ⅰ 2008 年度 自己点検 ・評価の報告

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(1)

Ⅰ 2008 年度 自己点検 ・評価の報告

1 経営学部の理念 ・目的

【現状説明】

経営学部 は、学部創設以来、 「経営学全般 にわた る専門的知識 を修得 し、国際社会 において活躍 できる幅広い教養 を身につけた国際人の養成」を理念 としている。 この理念の もと、世界各 国の様々 な経営風土 において、 その社会の発展 に貢献 し得 る有為な人材の育成 を目的 として掲 げている。具 体的に次 に揚 げる3つの教育 目標 を定めている。

① 経営学全般 にわた る基本的知識や専門的能力を修得す ること

② 問題 の本質 を究明 し、主体的に解決す る能力を修得す ること

③ 自己の意見 を形成 し、明確 に表現できる能力を修得す ること

経営学部では、学部の理念 と目的を教育の中で実現す るに当たって、 その対象 を広 く 「国際経営」

領域 と規定 して、合理的な指導システムを構築 していると理解 され る。 そ して、上記の3つの目標 を効率的に達成で きるように、適切 なカ リキュラム (教育課程)の編成 を行 ってい る。

上記の(丑については、経営学部固有の教育 目標であ り、優れた教育スタッフによる多彩なカ リキュ ラムによって遂行 されている。 また② については、 「自分で問題 を発見 し、考 え、解決す る能力 を 備 えた学生 に育て る」 とい う方針で取 り組 まれている. さらに(参については、 「自分の考 え、思考、

感情 を口頭、文書、身体 な どで表現で きる学生 を育て る」 とい う方針で指導 されている。

この② と③ の方針 にもとづいた具体的 ・特徴的な教育内容 として は、一方で 「FY S(基礎演習

)」を中心 とした基本科 目区分 (基礎 ・外国語 ・健康科学 の科 目群)であ り、他方で演習 (ゼ ミ ナール)の必修制、卒業論文の提 出義務、イ ンターンシ ップ等の実習教育な どである。

【点検 ・評価】

経営学部の 目的 とす る 「国際社会の発展 に貢献 しうる有為 な人材」 とい う場合、単に国際社会で の良識 ある平均的市民の育成 にとどまらない。高度知識社会の形成 に主体的に取 り組む ことので き る、指導的人材 の育成が求め られているといえる。

この ような指導的国際人の育成 を、入学後4年間で どのレベルに到達す るまで教育す ることが求 め られているのか、必ず しも明 らかになっていない。経営学部がその教育 目標 とす る学生像 をよ り 具体的に抽出 し、その特性 を明 らかにす る必要がある。 しか も、個々の学生の個性の伸長 とい う学 部の使命 を遂行す るプロセスの中で、画一的にな らない範囲での 目標 とす る学生像 を確立 しなけれ ばな らない。

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(2)

「国際経営」教育の コア領域た る経営学全般 にわた る教育内容 については、経営学部の理念や 目 的 との整合性の中で、現代社会のダイナ ミックで多様 なニーズに応 えるために、多彩なテーマや分 野 を どう統合 し、あるいはセグメンテーシ ョンす るか、改めて問われている。従来、経営学部で構 築 し、カ リキュラム編成 に組み込 んだ教育 ・研究体系の再構築 (リス トラクチャリング)が求め ら れている。

次 に、経営学部が教育 目標 とす る問題解決能力の修得 とプレゼ ンテーシ ョン能力の修得 を、入学 す る学生の多様な能力や意欲の実体 に対応 して、全体 として効率的に達成せ しめるための教育 ・指 導 プログラムを見直す ことも課題 になってい る。

【改善方策】

経営学部の理念や 目的については、現状の分析 に基づ く点検 ・評価 を踏 まえて、次のような方策 で必要 な改善 に取 り組む こととす る。

第一 に、経営学部の将来構想 (マスタープラン)を2008年度末 までに策定 して、 その中で学部教 育の動機づ けを示す理念 と目的を改めて検討 し、確立す ることとす る

第二 に、学部の教育 目標 に照 らして、 どのような学生を育成 し、将来の学生像 を提示す るために、

学部創設20周年 に当た る2009年度 において、経営学部のブラン ド構築 プロジェク トを推進 し、 その 中で、 「経営学部の期待す る学生将来像」を明 らかにす ることとす る。

第三 に、経営学部の理念や 目的 との関連で、学部の学科 ・コース制のあ り方、国際教育の方向、

社会貢献 ・連携の事業、学生のサポー ト体制、教員の研究体制な ど総合的に検討す ることとす る。

そのための継続的推進機関 として、2009年度6月までに教授会内に 「将来構想推進委員会」 を設置 す る。

第四に、神奈川大学の学園の方針並びに大学の 目的に準拠 しつつ、 また、文理融合教育領域 の開 発や大学存立の条件整備 な どの変動要因に動的に対応す る中で、学部独 自の方針や ビジ ョンを明確 に して、社会の要請 に応 えることがで きる持続的発展の期待 され る経営学部 とす るために、構成員 の意識改革 を推進す ることとす る。 これを効率的に実現す るためには、学部 内の自己点検 ・評価実 施委員会およびFD実施委員会の活動 を中心 として具体的に展開す る0

2 教育内容 と方法

【到達 目標】

教育内容 と方法 についての到達 目標 は、 1)教育課程等、2)教育方法等および3)国内外 におけ る教育研究交流、の3項 目に分 けて示す。

(1)教育課程等

経営学部 は、学部創設 の理念 に基づ きその教育 目標 を実現す るた糾 こ、合理的な教育課程の編成 と各種の有効 な教育 プログラムを構築 している。カ リキュラム体系の編成 では実 に多数の授業科 目 が設置 され、豊富な研究業績 と多彩 な実務経験 を有 した教員組織 によって、計画的 ・組織的に学部 教育が運営 されている。

経営学部では、多様で複雑 な 「国際経営の領域 を効率的に学修で きるための制度上の学修支援 シ ステム として、緩やかな形態の コース制 を採用 している。現行のコースは、 「マネジメン トコース」、

「会計 コース」、 「経営環境 コース」、 「国際 コミュニケーシ ョンコース」 お よび 「スポーツ&マネジ メン トコース」の5コースか ら構成 されている。

(3)

経営学部の教育 目標 を合理的に実現 し、 コース制の もつ教育効果 を測定 しつつ、経営学部独 自の特 色のある教育を目指すため、具体的には次の諸点を到達すべ き目標 とす る。

(丑 現行の 1学科5コース制 とい う学部の制度的枠組みの再検討 を行 う。

② 各 コースの教育 目標 を達成す るためにカ リキュラム体系の確立 をはか る。

(診 副専攻制の導入 によ り学生の学修範囲の拡大 をはか る。

④ スタディ ・アブロー ド(SA)プログラムの推進 と海外大学 との提携 を発展 させ る。

6) 外国語教育の充実 をはか り、学生の語学実践能力を強化す る.

⑥ インターンシップ ・プログラムな どの実習教育 を充実 し、学生のキャリア開発 を支援す る。

(2)教育方法等

経営学部 における教育方法等については、次の3点をよ り充実 させ ることを目標 としている。

① 初期教育 と教育サポー トの充実

入学前教育の実施 に連動 して、入学後の導入教育の強化、オ リエ ンテーシ ョンの拡充、単位 不足者 に対す る特別学修指導、オ フィスアワーの活用 な ど教育支援 をきょうかす る。

② 学生の学修支援の拡充

学生の 自発的成長 をサポー トす るため、学術論文の作成、研究成果の発表、メディア教材 の 共 同制作 な どの各種活動 を支援す る。

③ 教育の質の改善

学部教育の質の向上を目指 して、学生 による授業評価の活用、専任教員間の教育経験交流会 の推進、非常勤教員 との教育研究交流な どを積極的に実施す る。

(3)国内外 におる教育研究交流

国内外 における教育研究交流で は、経営学部の教育的特色 となってい るスタディ ・アブロー ド (SA)プログラムの内容充実 をはか るとともに、組織的な推進体制 を確立 ・強化す る。 また、外国大 学か らの学生の受 け入れプログラムについては、 これ までの成果 を基礎 に一層充実 した ものに整備 す るとともに、学内外関係者並びに外国の提携大学 との協力 ・支援体制の緊密化 と安定化 を実現す る。

*******************************************************************************

【現状説明】

(1)教育課程等

経営学部 は、 「国際経営教育の 目標 を達成す るために、国際経営学科の特徴 を最 もよ く表 した 教育課程 (カ リキュラム)の編成 を行 っているが、教育課程の編成 に当たっては、次の3点を基本

としている。

(D 「国際経営」教育の推進 とい う学部の教育 目標 を具現化 した ものであること

②現在の大学教育が抱 える基本的問題 を解決 し、教育内容の改善 を図 るものであること

③学問の進展 と社会のニーズにダイナ ミックに対応で きる科 目体系であること

経営学部が教育対象 とする 「国際経営」の分野は、複雑多様 な問題領域 を形成 してお り、 しか も、

時代の進展 とともにそこに内包 され る問題やテーマ も拡大 ・変化 を とげている。 この ような状況 を 背景 として、カ リキュラム体系 も大枠 を維持 しなが らも、継続的に見直 しを行 い、制度上および運 営上の必要な改善 を行 っている。

5

(4)

経営学部 は、単一の国際経営学科の枠組みの中で、学生の履修 を合理的 ・効率的に組織するため、

コース制 を採用 してい る。 コース制 は、 1年後か らの選択 とな るが、 「マネジメン トコース」、 「会 計 コース」、 「経営環境 コース」、 「国際 コミュニケーシ ョンコース」、 「スポーツ&マネジメン トコー ス」の5コースか ら構成 されている。

「マネジメン トコース」 は国際的視点を もとに企業経営 を体系的 ・総合的に学 び、 「会計 コース

は経理や税務 のスペシャリス トの育成 を目指 している。 また、 「経営環境 コース」 はIT革命や経済 のグローバル化 な ど経営環境の変化 の本質 を学 び、 「国際 コミュニケーシ ョンコ‑ス」 は異文化相 互の コミュニケーシ ョン能力の高 い国際人の育成 を目指 してい る。 そ して、 「スポーツ&マネジメ ン トコース」 は健全 な精神や体力を育成す るための コーチ ング機能 を果た しうる人材 の育成 を目指 してい る。 この ように、経営学部 における5コース制 は学部の教育方針の もとに、 それぞれの 目標 と特徴 をもった もの となっている。

経営学部の科 目体系 は、卒業要件124単位の うち基本科 目が18単位、専攻科 目が106単位 となって い る。基本科 目は、 「FYS(基礎演習Ⅰ)」、 「基礎演習Ⅲ」な どの基礎 科 目が8単位、8外国語 (外国人留学生 に対す る日本語含む)の履修が可能な外国語科 目が8単位、健康科学系2単位か ら 構成 されている。

一方、専攻科 目はコース別の指定科 目群 を設 け、 しか も、科 目履修 の重要性 に応 じてA群/必修 6単位、B群/選択必修20単位が指定 されている。

(経営学部 (国際経営学科)の科 目体系)

莱料冒 基礎科 目 基外国語科 目 健康科学科 目本 科 目 必修科 目 専選択必修科 目攻 科 目 選択科 目 計A

早 位

数 8 8 2 20 28 58 124

基本科 目と専攻科 目か ら構成 され る科 目体系は、経営学部の理念や 目的を達成す るために編成 さ れていると同時に、学生の主体的な学修 を支援す るための合理的な科 目配置 ともなっている。基本 科 目は主 として1‑ 2年次での履修で、専攻科 目は2‑ 4年次での履修 を予定 している。科 目体系 の主な特徴 を整理す ると、次の とお りである。

① 基本科 目区分の基礎科 目は、初年次教育 (もしくは導入教育) として必要 な基本的学修設計や 基礎 的スキル修得 を指導す る科 目群 となってい る。

② 外国語科 目は、7外国語 と日本語が設置 されてお り、学生 はいずれか 1外国語 を必修 として履 修す る独 自の形態 となっている。ただ し、 日本語 は外国人留学生のみの履修である。

③ 外国語科 目の うち英語、中国語な どの科 目では履修登録前 にプレースメン ト ・テス トを実施 し て、到達度別のクラス編成 を行 っている。 この ことによ り効果的な語学教育が行われている。

④ 専攻科 目については、 コースごとに履修モデルを各3タイプ提示 して、 それぞれの 目標や特色 を踏 まえた適切 な科 目履修が行 えるようになっている。

⑤ 学生の能力 アップを支援す る科 目群 としては、専攻科 目の中に 「実社会体験研究」 (インター ンシ ップ)、 「キャリア形成論」、 「スタディ ・アブロー ド (SA)」 (短期海外研修 を伴 う科 目)、 「事

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例研究 (ケース ・スタディ)」、 「特別演習」な どの特徴 的な科 目が運営 されている。

⑥専攻科 目の必修科 目 「演習 Ⅰ・ⅠⅠ」お よび 「演習Ⅲ ・Ⅳ」については、3 ・4年次 に連続 して同 一教員の もとで指導 し、卒業論文の提出を義務づ けている。卒業論文の提出を絶対的要件 とす る 必修科 目の演習は、全学の文系学部の中では経営学部のみである。

⑦情報教育については、PC教室の整備や機器の充実、 さらには授業支援システム

( W E B C L A S S )

の 活用 な ど、環境 の整備 に努 めてい る。情報教育の充実 ・整備 な しに、経営学部の教育 は成 り立た ないほど重要 な教育領域 となってい る。

(2) 教育方法等

経営学部では、学生の計画的な履修 を支援す ると同時に、学修成果の効率的な達成 を指導す るた めに各種の方策 を講 じている。

制度的には、全学 に先が けて2002年度入学者か ら半期制 に科行す るとともに、年間の履修登録単 位 を44単位 まで (半期では31単位が上限) としている。 また、2年次か ら3年次 に進むに当たって 進級要件 を定めている。 この進級制 は、学生の履修が計画的になざれ ると同時 に、学修活動が一定 の成果 を確保で きているか どうかをチェックし、指導す る制度である02年次終了また個別要件 を 含む50単位の取得が必要 となる。

さらに、学生の履修 を促進 し、学修活動 にイ ンセ ンティブを与 える方策 として、修得科 目全素点 の平均が85点以上、 または、履修登録科 目全素点が80点以上の者 に、次の学期 において半期6単位、

年間12単位 まで、上記の履修登録制限を超 えて履修す ることがで きるようになっている。

学生の学修活動に対す る評価制度 としては、大学 として年次別 に学業成績優秀者表彰制度があ り、

経営学部生 に対 しては各年次の成績 トップグルー プか ら、最優秀学生賞 1名、優秀学生賞2名 (学 部全体での受賞者数は年間12名)が表彰 されている。学修意欲の高い学生に対 して大 きな刺激 となっ ている。

ところで、経営学部 における授業科 目数 は、各年次の前期 ・後期合 わせて300科 目以上開設 され、

学科 としては他学部 に比 してかな り多数 に及んでいる。 しか しなが ら、演習や外国語科 目を中心に、

その多 くが基本的には少人数 クラスの編成 による木 目の細かい教育システムを採用 している。特 に 演習科 目は、 1年次前期の 「FY S (基礎演習Ⅰ)か ら始 ま り、卒業年次 まで学生 は毎年 いずれ かの演習に属 して、問題発見 ・解決能力や表現 ・発表能力を養成す るのに必要な基礎的学修 を行い、

同時に経営学全般 にわた る専門的研究 に従事す ることとな る。

さらに、 「実社会体験研究」の科 目 (2単位) として開設 されてい るイ ンター ンシ ップ ・プログ ラムは、経営学部 において早 くか ら開発 ・導入 し、2008年度で11年 目を迎 えることとなった。 この 間、2004年度か ら正規のカ リキュラムに導入 され、卒業要件の重要な一部を構成す る実習科 目となっ てい る。 この科 目は、企業や各種団体 と協定 を結 び、経営学部のインター ンシ ップ推進委員会が責 任 をもって計画的 ・組織 的に推進 しているもので、全学の中で最 も実績のある独 自の特徴 をもった 教育 プログラム となっている。

(2)国内外 における教育研究交流

国内における経営学部生の教育研究交流 については、他大学 との交流 はもとよ り、本学部での学 部間交流 もこれ まで一部の演習 (ゼ ミナール) グループに限定 されて実施 されてい るのが実状であ る。 しか しなが ら、 1つのゼ ミグループが10年以上 にわたって、全国学生大会での研究発表交流 に 継続的に参加 し、 また、2つのゼ ミグループが他大学 との共 同研究 および発表交流 を行 っているの

は特筆 され る。

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(6)

学部 内での コース間あるいは演習間での研究交流 は、 この数年活発 に展開 されてい る。経営学部 で は、国際経営研究所 との連携 の も とに、2005年度 よ りイ ンターゼ ミナール大会 を開催 し、2008年 度で第4回を迎 えた。 このインターゼ ミナール大会 は、大 き く学術部門 と新規事業部門に分かれて、

3‑6名か ら構成 され るゼ ミ単位での研究 グルー プ別 にテーマを定 めて、 プレゼ ンテーシ ョンを行 い、成果 を審査 ・表彰す るものです。回を重ね るご とに参加 グルー プは増加 し、2008年度の第4回 大会 は54グループがエ ン トリー し、総計231名のゼ ミ生が参加す ることが決定 してい る。

一方、外国大学 との教育研究交流 については、経営学部 においては短期留学制度 を充実す るな ど、

学生の国際教育の推進 に努 めてい る。 この国際教育の推進 とその実績 は、本学 の他学部 と比べて著 しい特徴 となってい る。学生の国際教育交流 としての海外実習 は、1994年度か ら正規 ののカ リキュ ラムに 「国際 コミュニケーシ ョン論 (含 む海外実習)

」( 4

単位) として組 み込 まれ、国際 コミュニ ケーシ ョンコース (必修) をはじめ多 くの学生が履修す る最 も特色 あ る科 目の 1つ となった。

2003年度 のカ リキュラム改革か らセメス ター制が導入 され、 この海外実習 プログラムは、 「ス タ デ ィ ・アブロー ドⅠ・ⅠⅠ・」(SA)の科 目 として さ らに充実 ・強化 された。本学 の長期海外派遣 プ ログラムで留学す る学生 も毎年3名 ほ どい る。 この長期 ・短期のSAプログラムで修得 した単位 は、

規程 に従 って経営学部 の 「スタディー・アブロー ドⅢ」をは じめ該 当科 目の単位 として認定 されて い る。

他方、外国大学か らの受 け入れ については、全学お よび経営学部 内の交流協定 にもとづ いて、 ア メ リカ ・カ ンザス大学 とカナダ ・ビク トリア大学か らほぼ毎年留学生 を受 け入れ、 日本語や 日本事 情 を中心 に教育 に当たっている。 この プロジェク トについては、経営学部教員 と留学課 を中心 とし た事務局 の連携 と、 ざらには平塚市当局 お よび関係 団体 の協力の も と、全学 の どの学部 に比べて も 積極 的に取 り組み、多 くの実績 を残 してい る。ちなみに、 この数年 の海外大学か らの留学生受入数 の推移 をみ ると、2005年度19名、2006年度が13名、2007年度が12名、2008年度が17名 となってい る。

(SAプログラムでの海外留学実績の推移)

90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 Hg H10 汁ll ノース.ダコ夕州立カレッジ 米国 24 14 10 8 ll 16 17 13 ビクトリア大学 カナダ 8 17 15 31 35 29 ノッチンガム大学 英国 / 19 16 23 15 24 17 復旦大学 中国 4 7 19 16 14 24 21 23 16 12 上海交通大学 中国

カンザス大学 米国 23 24 24 10 ll 14 9 17 ‑ 12 サンダーバード.マネジメントセンター米国 15 \ \ \ \

ウィーン大学 オーストリー 6 10

メルボルン大学 豪州 16 31

チチェスター大学 英国 ハダーズフィールド大学 英国 グロスターシヤー大学 英国

クイーンズランド工科大学 豪州 ( (

メネンデス.ぺラーヨ国際大学スペイン ブルゴーニュ大学 フランス

(7)

00 01 02 03 04 05 06 07 08 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20

ノース.ダコ夕州立カレッジ 米国 ‑ ll 8 132

ビク トリア大学 カナダ 31 36 40 27 30 15 5 19 6 344

ノッチンガム大学 英国 25 22 16 177

復旦大学 中国 4 6 9 7 8 6 7 ‑ 157

上海交通大学 中国 4 4

カンザス大学 米国 12 20 15 21 23 21 18 20 ll 224 サンダーバードマネジメントセンター米国 \ \ ・\ 【【 15

ウィーン大学 オーストリー 56

メルボルン大学 豪州 \ \ 47

チチェスター大学 英国 24 36 31 10 ‑ 101

ハダ‑ズフィールド大学 英国 22 20 42

グロスターシヤー大学 英国 12 33 31 ll 77

クイーンズランド工科大学 豪州 13 14 10 37

メネンデス.ぺラーヨ国際大学スペイン 3 6

0

8 7 24

ブルゴーニュ大学 フランス

0

3 2 6 2 13

【点検 ・評価】

(1)教育課程等

経営学部 のカ リキュラムは、多様 な 「国際経営」教育 を対象 としてい る ところか ら、多種多数の 授業科 目が開設 され る結果 となってい る。興味あ る多 くの科 目が4年間8個学期 に体系的に配置 し てあることは、学生 に とって は履修上の選択 の範 囲が広が ることにな るため、カ リキュラム編成上 の 1つの特色 をなす ものであることは間違 いない。

しか しなが ら、いか に合理的に編成 されていて も、一方で科 目体系 と履修形 態 における複雑 ざが 増大 していることも指摘せ ざるを得ない。特 に、2003年度入学生か ら適用 されている現行のカ リキュ ラムにおいては、他学部 あるいは他大学の経営 ・商学系学部 と比較 して もかな り授業科 目数が多 く、

その適正化 ・ス リム化が求め られてい る。 この ような状況の中で、経営学部の教育 目標 を実現す る 上で現行 の膨大 な授業科 目数や履修科 目区分が最 も合理 的 と考 えるのか、 あるいはス リム化 す るこ とによって よ り目的適合的な効果が期待で きるのか、 とい うことが本格 的 に点検 されなければな ら ない。

次 に、国際人 としての素養 を身 につ けるために必要 な基礎 的 ・一般 的能力 を修得 す る教育 プログ ラムにつ いて は、導入教育 としての 「FYS (基礎演習 Ⅰ)」をは じめ一定 の教育上 の成果 を達成 してい ると評価す ることがで きる。 しか しなが ら、カ リキュラム上 は、外国語 も含 めて履修 しなけ ればな らない基本科 目の最低単位 は18単位 になってお り、その中で基礎科 目はわずかに8単位 となっ てい る。 この履修単位 区分 について、国際社会の発展 に貢献 し得 る人材 に期待 され る高 い知性 を獲 得 させ る とい う教育 目標 に照 らして、検討す る必要が ある。

外国語教育 の充実 につ いては、経営学部 の重点 目標 の1つで あ るこ とと、実践的能力 を修得 させ る必要か ら、 1年次 に集 中 して履修 させ るカ リキュラムを組 んでい る。すなわち、7外国語の うち 1外国語 (外国人留学生の場合 は 日本語) を必修 とし、 1年次 に8単位履修 しなけれ ばな らない と 定 めてい る。 この制度 を運用 して2008年度で6年 目にな るので、当初 の運用上の諸問題 はかな りの

9

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程度改善 されているが、なお幾つかの課題が残 されている。それ らの課題 の中には、英語以外の外 国語履修 の適切性、2年次以降の外国語履修 のあ り方、時間割編成上の工夫、専攻科 目との連動性 な どの項 目が含 まれ る。

さらに、専攻科 目の履修 については、現行5コース間において学生の コース選択 に大 きな変化が み られ る。2003年度のコース改編 より2005年度 までは経営環境 コースの選択が平均100‑130名であっ たのに対 して、2006年度以降は50名〜80名 に減少 してい る。国際 コミュニケーシ ョンコース と会計 コースはこの間平均80名〜100名、 そ してスポーツ ・マネジメン トコースが平均60′㍉80名で安定的 に推移 した。

経営環境 コースの減少がマネジメン トコースの選択増大 になって表れている。すなわち、2007年度

〜2008年度 においては、マネジメン トコースを選択す る学生が180名〜200名 ほ どに増加 し、逆 に経 営環境 コースが50名〜80名ほ どに減少 してい る。会計 コース とスポーツ&マネジメン トコースはほ ぼ80‑100名の横這 いで推移 している。

このようなコース選択の変化 にみ られ る要因や背景 は幾つか考 え られ るが、一方で、マネジメン ト系授業科 目の魅力が増大 した こととともに、他方で、海外実習 (スタディ ・アブロー ドⅠ・ⅠⅠ・

Ⅲ) を義務づ けている国際 コミュニケーシ ョンコースの選択が、相対的に減少す る傾 向にあること も注 目されなければな らない。海外実習 プログラムが経営学部の魅力の1つ との期待の もとに入学 した学生が、実際にはそれを活用できず に他 のコースを選択す るとい う傾 向が今後 も続 くとすれば、

原因の究明 と改善のための有効な方策が必要 となる。

(2)教育方法等

各種 の入学言式験 によって受 け入れた学生 に対 して、効率的な学部教育 を実施す るに当たっては、

まず入学後の初年次教育が重要な役割を果たす ことになる。経営学部では、1993年度か らのカ リキュ ラム改革においてその ことを十分 に認識 し、全学 に先が けて正規のカ リキュラムの中に 「基礎演習

が設置 され、大学での導入教育の充実 に努めてきた。2006年度に全学的に導入 された現行の 「FYS (基礎演習 Ⅰ)」とそれ に続 く経営学部独 自の 「基礎演習ⅠⅠ」は、経営学部教員の これ までの教育経 験 と創意工夫 によ り、かな り質の高い成果 を達成 していると評価で きる。

経営学部で学修す る 「国際経営」 は、多様 な問題 を扱い、 しか も高度 な知識 を必要 とす るため、

学生の 自主的学修 を積極 的に支援す るシステムを用意す る必要がある。 そのために、国際経営の学 修 に とって有用 な学修手引 となる 『ティーチングスタッフによる国際経営用語500選』 (経営学部編 隻) を、 1年次前期のオ リエンテーシ ョンもしくはFYSのクラスで新入生の全員 に配付 し、利用 に供 している。多 くの学生が この手引書 を常 に携帯 し、授業の理解や試験 レポー トの作成 な どに有 効 に活用 している。引き続 き内容の改訂等 によ り学生の 自立的学修 の支援 を強化す ることが求め ら れ る。

次 に、学生の授業やゼ ミでの学修成果の発表の機会 を用意す ることで、学生の実力アップを支援 す ることが行 われなければな らない。経営学部で は、具体 的 にはイ ンターゼ ミナール大会 の開催 (2005年度 よ り)、懸賞論文の募集 (国際経営学会)、イ ンター ンシ ップ成果報告会の実施、外国語 ス ピーチ ・フェスティバルの開催な ど多岐にわた る事業 に取 り組んでい る。 これ らはいずれ も多 く の成果 を達成 し、参加 した学生の能力アップあるいはキャリア開発 に大 き く寄与 しているもの と評 価 され る。今後 とも組織 的 ・継続的に企画 ・運営 され、経営学部学生の成長支援 のための重要 な教 育事業 として取 り組む ことが期待 され る。

一方、学生 による授業評価 については、経営学部 において全学 に先が けて1998年度か ら導入 し、

(9)

これ まで学部教育の改善 に大 きな役割 を果 た してい る。全学的に実施 されてい る現在 の授業評価 (アンケー ト方式) は、全学生が対象 とい うこともあ り隔年での実施 となってい る。 この学生 によ る授業評価 を種々の機会 に活用 して、現代の大学教育のかかえる問題 の改善に努 める必要がある。

同時に、教員のFD活動の中で この学生 による授業評価 について分析 し、経験や意見 を交換す る基 礎資料 としなければな らない。

(3)国内外 における教育研究交流

3年次 を中心 とす る演習 (ゼ ミナール) ごとの共同研究 グループが、 その学修成果 を発表 して審 査 ・表彰 を受 けるインターゼ ミナール大会 は、2008年度で第4回を数 えることとな り、大 きな成果 をもた らしている。 これは現在の ところ、学部内における教育研究交流 に とどまっているとはいえ、

今後 とも発表 内容の質 を高めて発展 させ る必要がある。 その発展の方 向 としては、 1つ には、近 い 将来 において他学部 との合 同で開催で きるようにす ることにある。 また、他の 1つは、学生 による 自主的な大会の開催 を実現す ることにある。 そのための適切 な指導やサポー トを教員が行 うとい う 体制 を整備す ることが求め られ る。

次 に、国際教育の重要なプログラムであるSA (スタディ ・アブロー ド) プログラムについては、

海外実習が制度化 (正規 のカ リキュラムの中に導入 された こと) された1994年度以降、経営学部の 専任教員 は担当授業科 目を超 えて、種々の役割 を担 って協力 ・支援体制 を組織 して推進 して きた。

さらに、2003年度改革 による5コース制の導入 において も、SAプログラムの一層の充実 ・強化 を はか るとともに、 とくに国際教育 (推進)委員会の委員を中心 に積極 的 ・献身的に取 り組んで きた ことを確認す る必要がある。 この成果の累積が、学部創設20周年 を来年度 に控 えたいま、経営学部 のインタンジブルズ (無形資産) として形成 され、学部価値決定の大 きな要因 (バ リュー ・ドライ バー) となってい る。

しか しなが ら、SAプログラムを中心 とした経営学部の国際教育 は、教授会内の 「国際教育推進 委員会」を推進主体 として運営されているが、解決 されなければな らない幾つかの重要な課題が認 め られ る。すなわち、① 当該委員会の委員長 ほか委員の負担過重の解消、②SAプログラムの内容 点検 と派遣先大学の見直 し、③経営学部 と事務局のサポー ト体制 との組織的な連携、④経営学部の 専任教員の全面的 ・主体的な協力体制の構築 な どが喫緊の課題である0

【改善方策】

経営学部 の教育内容や教育方法の問題点や課題 を改善す るために、具体的には次の ような方策 を講ず ることとす る。

(∋ 教育課程等 について

第一 に、経営学部の教育 目標 の達成 と受験生や社会の要請 に適切 に対応 す るために、現行 の‑

学科5コース制 について見直 しを行 う。 これによって多様 な学生の受 け入れ とその教育 を持続的に 可能 とし、 また、2010年導入 を予定 している副専攻制の選択の範囲を拡大す ることが可能 となる。

第二 に、経営学部の大 きな特徴である国際教育の推進 に当たって、 これ まで以上 に外国語教育の( 充実 ・強化 をはか る。具体的には、外国語のeラーニング導入の拡大、英語等実習 ラウンジの拡充、

TOEFL・TOIEC ・検定言式験な どの外国語能力試験への支援 な どを推進す る。

第三 に、実習教育の充実 をはか り、学生のキャリア開発 を支援す るために、イ ンター ンシ ップ ・ プログラムの一層の内容充実 をはか るとともに、SAプログラム と連動 した海外イ ンターンシ ップ の導入システムを2010年度末 までに設計す る。

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第四に、学科 ・コースの教育指導上の枠組みを見直す中で、新 しいカ リキュラムの編成 を行 うこ ととす るが、 その際の重要な検討項 目は、i)現行授業科 目体系の見直 し、ii)外国語科 目の履修 形態の検討、 iii)副専攻制の導入 に伴 う科 目群の整理、 iv)文理融合教育領域 の開発、およびⅤ) 開設科 目数の大幅な削減 (ス リム化)、な どがあげられ る。

② 教育方法等 について

第‑ に、入学前教育 を強化す るために、現在実施 している 「英語」 (HP上でのeラーニ ング方式) と 「文章表現法」 (外部専門機 関による添削指導方式)の充実 に加 えて、経営学部での学修方法 に ついてのガイ ドブック (『国際経営の学び万 一経営学部での学修方法 ‑』 (仮称)) を専任教員の企 画 ・執筆 によ り刊行 し、2009年度入試の合格者 に入学前 に送付で きるようにす る。

第二 に、学修オ リエンテーシ ョンの一層の充実 をはか ることとす るが、特 に新入生 に対す るガイ ダンスのあ り方 について、オ リエ ンテーシ ョン ・キャンプの実施形態を中心 として改善 を施すため に、 これ までの実績 を評価 ・検討す ることとす る。

第三に、経営学部 における 「国際経営の領域 を学修す る上で有用 な手引書 として、すでに発行 してい る 『ティーチ ングスタッフによる国際経営用語500選』 を改訂 し、学生 の自主的学修 を支援 す ることとす る。 これ は経営学部のすべての専任教員が 「国際教育」領域の中で、各々の担当す る 授業科 目でのキーワー ドを厳選 して学生 にわか り易 く解説 した ものであ り、 これ まで学内外で高 く 評価 されているもので、 その内容の一層の充実 をはか ることとす る。

第四に、必修科 目の 「演習Ⅳ (含 む卒業論文)で作成 ・提 出され る卒業論文 については、2008

年度か ら平塚図書室 に閲覧開示 し、経営学部の学生が4年次での卒業論文作成 の実例 として参考 に 供す ることとしているが、 これを継続的に実施 し、利用す る学生が増加す るとともに、質の高い論 文が作成で きるように努 める。

(診 内外における教育研究交流 について

第一 に、経営学部 において国際教育の中心的なプログラム として実施 している短期SAの充実 ・ 強化 をはか ることとす る。そのためには、 その意義や 目的を再度明確 に して、学部 として組織的 ・ 継続的に実施 す る体制 を再構築す る。 その ことによって、SAプログラムの履修学生 を増や し、外 国語の能力アップや国際理解 を高める教育効果 を確保す る。

第二 に、全学の国際交流 プログラム との連携 を蜜 に し、全学 に先行す る経営学部の国際教育のノ ウハ ウを活用 して、本学の国際教育研究交流の レベルを高 めることに貢献す る。 そのためには、全 学および各学部の国際交流推進体制 を整備す ることに努力す る。

第三 に、外国大学か らの留学生の受 け入れについては、カンザス大学 (アメ リカ) とビク トリア 大学 (カナダ) を中心 に関係教職員の協力 と地域社会の支援 を得て実施 してい るが、2009年度末 ま でに

S H

Cに完成 す る国際交流宿泊施設 の整備 を機 に、2010年度 よ りこれ まで以上 に多 くの交換 留 学生 を受 け入れ ることので きるプログラム運営システムを構築す る。

第四に、経営学部では国際 コミュニケーシ ョンコースの学生 を中心に80名〜 100名 ほ どの学生 が毎年海外 に留学す るプログラムを特色の 1つに しているが、実際のプログラム推進 に当たる人的 組織 の合理的な編成や、事務サポー ト体制の整備 をはか るため、全学的な取組 み体制のあ り方 につ いて2009年3月末 までに経営学部 として提案 し、2009年〜2010年度 よ り運用で きるように努める

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3 学生の受け入れ

【到達 目標】

経営学部では、本学の教育理念 と学部の教育 目的を十分 に理解 し、国際社会 において指導的市民 として、各方面で活躍す る強固な意志を有す る者 を受 け入れ ることを基本 とす る。

学生の受 け入れについて、具体的には次の4点を目標 として定め、 その効率的な達成 をはか ること とす る。

第一 には、大学で学修す る上で必要 な基礎学力を有 してい るか否かについて、各種の入試方法 に よって確認す る。学力型入試 における良質の入試問題 の作成 に努 めるとともに、各種推薦入試 にお ける筆記試験 および口述試験 の厳正な実施 に努 める。

第二 には、学業成績 に表れない各種活動内容 を正 しく評価 し、優れた実績 を達成 した者 に入学の 機会 を与 える。そのために技能 ・資格取得、社会 ・文化活動、スポーツ活動な どの実績 を重視す る 人言式制度の充実 に努める。

第三 には、多彩なバ ックグラン ドをもつ個性 ある学生を受 け入れ、国際社会で もの怖 じす ること のない学識 と人格の養成 を行 う。 そのために、AO(ア ドミッシ ョン ・オ フィス)入試の拡充 と選考方 法の一層の充実 に努 める。

第四には、外国人留学生の受 け入れ を積極 的に行 うことによって、学生相互の国際交流 を一層促 進す る。 そのために、外国人留学生のための特別入学試験 の内容 を充実 し、 また、 日本語教育の充 実な ど受入体制の整備 に努める。

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【現状説明】

経営学部では、大学で学修す る上で必要 とされ る十分な基礎学力 を有 し、かつ、入学後 において も強い学修意欲 を堅持す ると期待 され る個性的な学生 を受 け入れ ることとしてい る。そのために多 種類の入試方法 を開発 ・導入 し、受験生の学力 と意欲 と個性 を総合的に評価 して入学 を決定す るア ドミッシ ョン ・ポ リシーを確立 している。2008年度の経営学部の入試の形態は、学力型 ・非学力型 合わせて実 に8種類が採用 されてい るが、全学共通の入試形態 と学部固有の入試形態 とに大別すれ ば、AO入試 と公募推薦 (出願部門別)入試が後者の特徴 をなす ものである。

AO人言式は全学 に先が けて2007年度か ら導入 し、受験生や その関係者 の高い関心を集 めている。

2007年度 の志願者 は60名 (合格者40名)であったの に対 して、2008年度 の志願者 は96名 に増加 (合格者53名) した。 この2年間のオープンキャンパスで も多 くの関係者が参加 し、経営学部AO入 書式について熱心に情報収集 を行っている状況である。

経営学部のAO入試 は、非学力型 に区分 され るに して も、 その選考 は、①エ ン トリーシー ト、② 課題 レポー ト (4,000字)、(診筆記試験 (小論文)、④ プレゼ ンテーシ ョンおよび⑤面接の総合評価 によって厳格 に実施 してい る。書類選考のみや形成的な面接 によって安易 に入学者 を決定す るAO 入試 とは、 その内容 を異にす るものである。

次 に、公募制推薦入試 は、経営学部の場合、上記のア ドミッシ ョン ・ポ リシー、すなわち 「基礎 学力 と学修意欲 と人格形成 (個性)の総合的評価」による受入を最 もよ く表す方式 を採用 している。

入学前 に取 り組んだ学業成績 に表れない各種の活動内容 を、①社会 ・文化活動部門、②技能 ・資格 取得部門、および③ スポーツ活動部門の3つに区分 して、 そのいずれかの部門で優れた実績 を達成 した者 に入学 を許可す ることに している。 しか も、筆記試験 (小論文) と面接 によって、基礎学力

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と意欲、 さらには個性の評価 を行 っているのが特徴である。2008年度入試での公募制推薦入試の志 願者 は105名 (前年度比20.7%増)で、合格者 は77名 (入学予定定員40名) となっている。

経営学部の一般入試B方式 (得意科 目選択制)の試験科 目の うち 「商業/簿記 ・会計 ・会計実務」

を、2009年度人言式か ら除外す ることとした。 この科 目は経営学部の会計分野教育 に直結す るもので、

経営学部入試 の特徴 の1つ ともなっていたが、1997年度入試 の導入以来、 この数年志願者が減少 し ていることと、公募制推薦入試等で この分野の能力評価が可能 と判断 されたためである。

ところで、本学では全学部で、入学言式験合格者 に対 して年度末の3ケ月前 よ り入学前教育 を実施 しているが、経営学部では学外専門教育機関 との協力の もと、 「英語」 と 「文章表現法」の科 目に ついて入学前教育 を導入 してい る。 「英語」 については2008年度 よ りe‑ラーニ ングによる教育 を導 入 した。 これは、入試合格者が、高校教育 を終了 して4月入学以降、大学で学修 す るための基礎学 力 を確かな ものにす るための自主的な準備教育 となる。 「文章表現法」 については、入学後 の 1年 次前期 「FYS (基礎演習 Ⅰ)」の中で、最後の課題 レポー ト (添削済み)を返却 ・指導 している。

(入試種別の志願者 ・入学者 の推移)

入試種別 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度

AO入試 志願者 ‑ ‑ ‑ 50 96

入学者 ‑

‑ ‑

40 52

附属校推薦入試 志願者入学者 11

0 0 0 0 0 0 0 0

指定校推薦入試 志願者 117 105 127 122 100 入学者 116 105 127 121 loo 公募制推薦入試 志願者 206 149 160 126 149

入学者 84 90 115 84 94

社会人入試 志願者入学者

0 0

44 11 22

0 0

留学生入試 志願者 37 42 7 7 15

入学者 15 12 4 2 6

帰国生徒等人言式 志願者入学者 151 63 4l

0

2

0 0

一般入試 志願者 2,948 2,466 2,264 2,690 2,433 入学者 333 269 282 280 298 合計 志願者 3,324 2,772 2,563 3,009 2,793

【点検 ・評価】

経営学部では、学部創設以来、意欲的で個性 ある学生 を、多種類の入試方法で評価 して受 け入れ るとす るポ リシーは確 固 とした ものである。受験人 口の総数減少 と経営学部志願者数の漸減傾 向を 背景 として、入試制度 それ 自体や実施上の課題 について検討 を加 えなければな らない点が幾つかあ る。入試制度では、2009年度入試 よ り40名 に変更 したAO入試の受入人数の適正水準 を、志願者の 増大傾 向の もとで どう定めるかは、受入後 の教育対応 との関係で重要である。 また、指定校推薦 に よる志願者が大学間および学部間競争の もとで、志願者減少の見通 し並びに選定基準の緩和圧力の 中で、 どのように設計修正す るかの課題が認 め られ る。

(13)

一方、入試実施上の問題 としては、 まず、AO入試 および公募制推薦 (出願部門別)入試 におけ る選考方法のあ り方が指摘 され る。すなわち選考 に当たっては、課題 レポー トや小論文 に加 えて、

複数の教員による面接 を採用 しているが、果た してそれで十分 に学部 に適合す る学生 を選考で きて いるか どうか とい う反省である。面接 ・選考の委員 と時間の制約 の中、 このような非学力型 に面接 を組み込んでの入試選考の方法をより改善す ることが求め られ る。

さらに、学業成績以外の各種活動実績 を正当に評価 し、他 に比 して優れた者 を合格 とす る公募制 推薦入試で入学 した学生 に対す る、入学後 の教育的対応 のあ り方が問われている。経営学部で個性 ある学生の受 け入れ と成長支援 を人言式・教育方針 としているとして も、入学後 の教育 は基本的に学 力型入試で入学す る学生 と一緒 に授業やゼ ミで学修す ることになる。従来、非学力型入試の入学生

入試種別 取得単位数 ・平均点 ‑3年生 ‑

入コー試 入試種別 平均取得単位数 平均点 人数 入学者数2006年

K 給費 .一般 80 80.1 30 33

Ll 第一部 (前期) 77.1 78.3 134 148 L2 第一部 (後期) 76.1 77.8 20 17 Nl 大学入試セ ンター試験利用 (前期) 77.6 78.3 65 77 M2 大学入試セ ンター試験利用 (後期) 77.6 76.5 5 7

Sl 指定校推薦 80.3 79.5 116 127 Tl スポーツ .音楽推薦 78.6 78.5 32 38

Ⅹ 一般公募特別推薦 79 79.3 36 41

Xl 一般公募制推薦 (課題 レポー ト) 72.6 74.5 28 36

人言式種別 取得単位数 ・平均点 ‑2年生 ‑

入コー試 入試種別 平均取得単位数 平均点 人数 入学者数2006年 AO AO入試 38.3 78.I 38 40

K 給費 .一般 37.8 79 29 27

Ll 第一部 (前期) 35.1 77.4 208 197 L2 第一部 (後期) 35 77.3 17 15 Nl 大学入試セ ンタ一言式験利用 (前期) 36.4 76.8 44 39 M2 大学入試セ ンター試験利用 (後期) 27.5 74.4 2 2

Sl 指定校推薦 40.3 80.4 130 121 Tl スポーツ .音楽推薦 38.1 78.3 41 37

X 出願部門別公募制推薦 36.6 79.I 53 47

Ⅹ1

一般公募制推薦 (課題 レポー ト) 34.5 71.9 10

0

備考 1.平均取得単位 には認定単位 を含む。

2.平均点は100点満点で評価 された科 目の集計。

3.資格教育課程の科 目は集計か ら除外。 (教科 に関す る科 目は算入)

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(14)

は、比較的学力が劣 るため学部の授業 について行 けない とい う報告が多 く見 られたが、2008年度 の 経営学部の実態調査では、必ず しも入試種別での学修成果 (単位取得科 目の平均点) に大 きな格差 がみ られない とい うことが明 らか となっている。 しか しなが ら、個々の学生の学修面では、 さらに 詳細 な個別実態調査 に基づ く木 目の細かい教育が必要 とざれ る。

他方、経営学部 は、単一学科の国際経営学科が示す とお り、国際教育の充実 に学部教育の目標 を おいて取 り組んでいるが、 この数年間は外国人留学生の入学者数が減少傾 向にあ り、2006年度以降 は一桁台に落ち込んでいる。学部間や学部内での学生相互の国際交流の促進 とい う目標 に照 らして、

状況の改善が大 きな課題であるといわなければな らない。

【改善方策】

経営学部 における学生の受 け入れについては、現状の問題点 と今後 の課題 を点検 した上で、具体 的には次のような方策で改善す ることとす る。

第‑ に、AO人言式の受入人数 については、その他の各種推薦入試 との関係や、入学後 の教育対応 のあ り方 を勘案 しなが ら、入学定員の10% (53名) を上限 として適正 な水準 を定 めることとす る。

ただ し、具体的には2009年度〜2010年度の入試動 向を慎重 に分析 した上で判断す ることとす る。

第二に、AO入試 およびその他各種推薦入試の面接方法並びに選考方法 について、2009年度入試 の終了時点で問題点や課題 を再点検 し、改善のための方策 を明確 に して2010年度入試 よ り導入す る

こととす る。

第三 に、入試種別の受入学生 について引き続 き単位取得状況の調査 を行 うと同時 に、1年次前期 の 「FYS(基礎演習 Ⅰ)」や上位年次の 「演習」な どの科 目を通 じて、個々に学修状況のチェック を行 う組織体制 を2009年度 中に構築す る。

第四に、外国人留学生の受 け入れについては、2008年度人言式での増加反転 を機 に、 日本語学校 な どでの募集説明会 を積極的に行 うこととす る。その際、経営学部での入学後 の 日本語教育の充実や 大学院進学 に当たっての特別試験免除制度 な どの特徴 を十分 に説明す る必要があ り、 そのためのパ

ンフレッ トを作成 して対応す ることとす る。

4 学部 ・研究科の研究環境

【到達 目標】

優れた研究か らよ りよい教育が生 まれ るとい う理念の もとに、学部の研究環境の充実 をはか るこ とを基本 とす る。

研究環境の充実 は、具体的には次の3点を目標 として定め、 その適切 な達成 をはか ることとす る。

第一 には、経営学部 による研究活動支援の充実 をはか る。 そのために、経営学部教員の主要 な研究 活動のベースである 『国際経営論集』 と、関係部局の国際経営研究所 による 『国際経営 フォーラム』

の内容充実 を、特 に若手教員の研究 をサポー トす ることによ り推進す る。

第二 には、国内外の大学 ・研究機関 との共同研究の推進 を積極的に展開す る。 そのために、経営 学部 は国際経営学科のみの単一学科の構成 となってお り、 その特徴 を最大限に活かすためにも、国 内外の大学 ・研究機関 との共同研究が必要である。特 に海外の大学 との研究交流 を学部 として一層 推進す る。

第三 には、学外の競争的研究資金の獲得 を積極的に推進す る. そのため、大学か ら専任教員一人 に支給 され る研究予算が30万円に とどまっている状況の中で、 よ り優れた研究 を推進す るために、

(15)

文部科学省の科学研究費補助金な どの競争的研究資金獲得が必要不可欠であることを学部内での共 通認識 とし、外部研究資金獲得 を推進す る。

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【現状説明】

経営学部 は、 「国際経営」 とい う比較的新 しい問題領域 を教育対象 としてお り、 そのために伝統 的な分野別の教育システムでは解決で きない複雑で難 しい問題の解決が必要 とされ る‑。 そこで 「国 際会計」に関す る総合的 ・学際的な研究が確立 され、 その成果 を基礎 として体系的 ・計画的な教育 が遂行 されなければな らない。

特 に経営学部の教育スタッフには、特定の分野 におけるテーマの究明 と同時に、新 しい問題領域 についての創造的で意欲的な研究活動が必要 とされている。 そのためには本学並びに経営学部 にお ける研究環境の物的 ・財務的な整備 と、個人お よび共同研究 グループでの研究意欲の向上 ・開発 と 研究成果 に対す る高い評価が確保 されなければな らない。

研究の施設的基盤 となっている個人研究室 については、特 に経営学部 における2002年のカ リキュ ラム改革以降、PC関連機器の計画的整備 によ り個人研究環境 は飛躍的に進展 した。ただ し、研究 室の広 さについては、図書やPC機器 その他の備品配置な どによ り年々狭隆になってきているため、

利用 に当た りその工夫が必要 となっている。

次 に、研究図書購入を含む個人研究費 は、 これ まで30万円で据 え置かれてい るものの、学会等出 張が年2回 まで (学会発表の場合 は年3回 まで)、別枠 の予算で利用 す ることがで きるようになっ ている。 また、共 同研究 については、学内での奨励研究助成金の制度が整備 され、2005年度 よ り3 年間で合計600万円を上限 とす る研究助成 を受 けることがで きるようになってい る。 これについて

は、全学で総枠6件 までで、 しか も学内の厳格 な審査手続 によ り採否が決定 されている。

さらに、外部資金の導入 による個人研究および共 同研究 については、文部科学省等の競争的研究 費助成 に積極 的に申請 し、採択の実績 を高めることとしている。

一方、経営学部 における教育の将来 を担 う若手教員の研究支援 については、研究成果の学内紀要 等での発表 を促進 し、学 内学術褒賞制度への応募 を督励す るとともに、学部運営業務への過度の コ

ミッ トメン トを排す るな どの対応 をはかっている。

他方、研究環境の充実 をはか る有効 なプログラム としての国内外の研究機関 との研究交流 につい ては、学部 として横極 的 ・発展的に取 り組んでいるとは必ず しも言 えない状況である。確かに、外 国大学等 との学生の派遣 ・受入れ交流事業 については、長期 にわたって多 くの成果 を達成 してきた が、研究者間の研究交流や共 同研究 については特定の教員 に限定 されてい るといえる。

また、学内他学部間お よび他大学機関 との研究交流 も、組織的 ・継続的事業 として進展 している とはいえない。学内外の研究交流 に積極的意義 を兄 い出 し、 それの参加 を通 じて学部内研究環境の 改善 に寄与す る意欲 は、 これ までの ところ個人の教員 レベルに とどまっているのが現状である。

なお、研究休暇については、本学の国内 ・在外研究員制度 を活用 して、 ほぼ毎年複数の専任教員 が、短期 ・長期の休暇を利用 している。

【点検 ・評価】

学部の研究紀要 (『国際経営論集』)および国際経営研究所の研究誌 (『国際経営 フォーラム』)な どでの成果公表の状況か ら点検すれば、経営学部 に所属す る専任教員の研究活動 は、個人研究並び に共 同研究 ともに、一定の成果 を積み上げていると評価で きるが、必ず しも活発 に展開 されている 17

(16)

とはいえない。

具体的には、『国際経営論集』 (年2回発行) に掲載 され る研究論文 は、平均毎号10本 となってい るが、その中には非常勤教員掲載分 も含 まれている。 しか も、掲載 され る論文の執筆者 を専任教員 に限ってみれば、専任教員51名の うち5‑7名 に とどまっている。学 内紀要での研究成果発表 を積 極 的に行 うことが求め られ る。

次 に、外国の大学 ・研究機関 との共 同研究 については、 これ までの ところ学部 として組織的には 殆 ど行われていない。学部の専任教員が所員 となっている国際経営研究所の事業 として、5年 に1

度の国際研究交流 を行 っているに過 ぎない。研究環境の充実 とい う意味では、学部 レベルでの国際 共同研究 を積極的に推進す ることが課題である。

一方、国内での共 同研究 については、学 内の共同研究奨励助成への申請 と採択がほぼ毎年取 り組 まれていて、新 しい領域 についてのチ ャレンジングな共 同研究の成果 は着実 に積み上がっている。

また、経営学部の専任教員 にあっては、科研費等の競争的外部資金の獲得 について、2006年度で 7件申請中2件 の採択、2007年度が5件 申請 中3件採択 と採択件数が若干増加 しているものの、申 請件数 それ 自体 は必ず しも多 くない。若手の教員 を中心 に科研費等の外部資金 を獲得す る努力を学 部 として積極的に行 う必要がある。

【改善方策】

研究環境 の整備 ・充実 については、上記到達 目標 の達成 をはか る上で、具体的には次のような方 策で改善す ることとす る。

第一 に、教員研究室のPC機器 の リニ ューアルな ど研究環境 の改善 を計画的 に実施 す るために、

2009年度〜2010年度の学部予算の編成で重点配分す る。

第二 に、学部紀要 『国際経営論集』の企画充実 をはか り、多 くの教員が研究成果公表の媒体 とし ての価値 を高める方策 を講ず るとともに、一部 レフェ リー制 (レフェ リー付論文の掲載 区分 を設 け

るな ど)の導入 をはか ることな ど検討す る。

第三 に、学 内における若手教員 (原則 として45歳 まで)の研究業績 に対 して授与 され る学術褒賞 制への応募 を奨励 し、研究意欲の向上 と学 内的研究競争環境の醸成 に努 める。

第四に、競争的外部資金の導入 については、例 えば若手教員を中心 に科研費の申請書作成講習な どを通 じて新規 申請の意欲 を高め、申請件数 を増大す る方策 を講ず る0

第五 に、外国の大学 ・研究機関 との研究交流お よび共 同研究 を推進す るために、2009年度 よ り5 年間で3機関 との提携 を学部 として実施す ることに努める。

第六に、学部内外における諸機関 (学部 ・大学院 ・研究所)の研究スタッフとの幾つかの研究会 ・ ワークシップを常設 し、研究発表や交流 の機会 を積極 的に開発す る。

5 教員組織

【到達 目標】

多様 な問題領域か ら構成 され る 「国際経営」の研究 ・教育 を担 う教員組織 は、多彩なスタッフに よって編成 されてお り、学部学科の教育 目的を達成 し、学生の学修活動 を支援す るために一層の充 実強化 を図 ることを基本 とする。

教員組織の編成 について、具体的には次の4点を目標 として定 め、 その効率的な実現 をはか るこ ととす る。

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第‑ には、学科カ リキュラム上のコア科 目並びに特徴的科 目を中心 に研究実績のある専任教員 を 配置 し、学部教育の充実 をはか る。 そのために、専任教員の採用 と補充 を適切 に行い、 また、非常 勤講師の積極的な協力支援 を確保す る。

第二 には、学部の教育方針である国際教育の推進 について、すべての専任教員が積極的 ・意欲的 に取 り組む体制 を整 える そのために、学部 内の関係委員会の適切 な構成 と業務への協力体制 をは か るとともに、全学の国際交流事業 との緊密な連携 に努 める。

第三 には、学部内の教員人事 については明瞭で公正 な手続 きによって実施 し、人事の結果が個人 の志気 を高め組織の活力をもた らす ようにす る。 そのために、学部人事方針の教授会承認、採用 に おける模擬授業への自由な参加、昇任人事での正当な評価、学部運営への積極 的参加 と負担の公平 化、な どを達成す るように努 める。

第四には、教員の教育意欲 と能力の向上 について、教育経験 の交流 と能力開発 を一層推進す る.

そのために、有効 なFD(ファカルティー ・ディベロップメン ト)プログラムを計画的 ・組織的に実施 し、 また、学生 による授業評価等の活用 をはか る。

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【現状説明】

経営学部の教員組織 は、豊富な研究業績 と多彩なキャリアを有す る専任教員 と、十分な教育経験 と高い教育意欲 を有す る非常勤教員 によって構成 されてい る。20088年度の教員数 は、専任教員51 名 に対 して、非常勤教員が128名 となってい る。専任教員の構成 は、一般教育系21名 (含 む外国人 特任教員 1名)、経営教育系26名、教職教育系2名お よび特任教員2名 となってい る。

現在 の専任教員数 は、大学設置基準の求める配置人数および本学の学部教員定員配置計画 に基づ き、94.4% (51名÷54名)の充足率 となっている。不足状況の発生 は、短大部廃止 に伴 う受入教員 分 と、退職等 による教員減 に伴 うものである。専任教員の職位別構成 は、教授31名、准教授15名、

助教2名、特任助教2名および外国人特任助教 1名 となっている。2008年度の学部の所属学生数 は 2,089名 (入学者数)であ り、専任教員 1人当た り学生数 は41名 となる。

一方、非常勤教員数 は、専任教員数の2.5倍 に達 し、本学7学部の中で最 も多い状況である。 こ れは、2002年度のカ リキュラム改革 によって開設科 目数が飛躍的に増大 し、 しか も履修形態が語学 を中心に効率的に設計 された ことと、情報関連科 目等の受講者制限科 目数の拡大や、FYS、語学、

演習、健康科学関連領域 を中心に少人数教育の確保 を実現す ることによるものである。

専任教員の採用 は、公募 による厳正な人事手続 により行 っている ただ し、特任教員 については、

特別の正当な理由がある場合 には、教授会の決定 に基づ き、本学の規程 による 「公募 によらない」

手続で採用す ることがある。採用 に当たっては、採用科 目ごとに教授会 内に3名以上か ら構成 され る選考委員会 を設置 し、明瞭な公募 (公募要領 のHP開示 ・他研究期間送付 ・文科省JREC掲載 な ど) と公正な審査 (委員以外の専任教員 も参加で きる模擬授業の実施 な ど)が行われている。そ し て、教授会での決定 は、無記名投票 による特別決議 (教授会定員の過半数が出席 し、 その3分 の2 以上 をもって決す る手続) によって厳格 に行われている。

なお、非常勤教員の採用 に当たって も、学部内の学修進路支援委員会の選考 にもとづ く推薦 につ いて、教授会で個別 に人事資料 にもとづ (慎重な審議 を経ての承認 ・決定 としている。

専任教員の昇任人事 については、本学の選考基準規程 および教授会 申 し合わせ (学部への特別な 貢献) に基づ き、対象者の研究 ・教育業績等の正当な評価 を行 うこととしている。審査 に当たって は、専任教員の採用 に準ず る手続、すなわち教授会内に対象者 ごとの審査委員会 を設置 し、 その推 19

(18)

薦 に基づ き教授会での無記名投票方式での特別決議 によって決定す ることとしている。昇任審査の 公正性 を確保す るため、学部運営の責任者 たる学部長 および学科主任 は当該委員会 に参加 しない。

【点検 ・評価】

経営学部の教育 目標 を効率的に達成す るためには、教員組織 の充実が不可欠であることは言 うま で もない。複雑で多数な領域 を内包す る 「国際経営」の教育領域 において、カ リキュラム体系の中 核 をなす科 目の担当教員 と、特色 ある教育 にもっ とも適合す る戦略的な科 目の担当教員は、専任教 員が配置 されなければな らない。

経営学部では、多種の分野で業績のある専任教員を適切 に配置 しているが、今後非常に重要 とな るコーポレー ト・ファイナンスやイ ンベス トメン ト、あるいは年金や保険の分野の人材が この数年 確保で きていない とい う問題があるので、 その充足 に努めることが喫緊の課題である。

次 に、学部教育の充実は、担当科 目の授業 に熱心に取 り組み、創意 と工夫 を加 えて教育内容の改 善 をはか ることによって保証 され ます。 それはまた、学部の教育方針 に基づ き国際教育の推進、実 習教育の開発、ゼ ミナール教育の充実な どに、すべての専任教員が個々の研究 ・教育領域 を超 えて、

積極的に参加 ・協力す るという取 り組みが組織 され ることによってその実現が支援 され ると考 える。

この面か ら点検すれば、現状は必ず しも満足すべ き水準 にはない といえる。特 に国際教育の推進 に ついては、事務局の協力で組織 的なサポー ト体制の整備が求め られ るとともに、構成 メンバーの意 欲減退の解消、業務負担の是正、 プログラム内容の見直 し、全学の国際交流事業 との連携 な どが重 要な課題である。

そして、教員の研究意欲の向上や教育能力の開発 については、学部の研究紀要 (『国際経営論集』) の年2回発行や学生 による授業評価 (2年 に 1回の全科 目についての悉皆調査)によって組織的に 行 っている。 しか しなが ら、研究成果の発表が特定数の教員 に絞 り込 まれ る傾 向にあることや、学 生 による授業評価結果の十分な活用がなされていないな どの問題が認 め られ る。 また、専任教員相 互間および専任教員 と非常勤教員間での、教育経験交流の組織的で有効 な実現が課題 といえる。

【改善方策】

教員組織の問題点や課題 については、上記到達 目標 の達成 をはか る上で、具体 的に次の ような方 策で改善す ることとす る。

第一 に、専任教員の充足 については、強化が必要 なコーポ レー ト ・ファイナンス分野 を中心 に、

さらに定年等退職教員の担当分野補充を考慮 して、早急に対応す ることとす る。具体的には、2009 年度〜2010年度の2年間で学部定員の54名確保 のために、募集人事等 を行 うこととす る。 その際、

専任教員の年齢構成 の斬新的な適正化 をはか るような人事方針 を教授会で明確 にす る。

第二 に、専任教員の役割 について改めて構成員の意識 を高め、学部の教育 目的を達成す るための 努力の方向性 を定め るため、経営学部マスタープラン (将来構想 ・20周年構想) を2009年度前期 ま でに策定 し、学部教育のポ リシー とビジ ョンを明確化す る。 とりわけ、国際教育の推進体制 につい て全員参加型の組織づ くりを2009年度末 までに実現す る。

第三 に、教員のFD (ファカルティー ・ディベロップメン ト) プログラムを適切 に設計 し、学部 内のFD推進委員会 の もとで計画的 ・組織 的に推進す る。具体 的 には、2009年度末 まで に全学 の FD委員会の方針の もと、 また、同一 キャンパス

( SHC)

の他学部 (理学部) との連携 をはか り つつ、FD講演会、経験交流集会、研究サ ロンもしくはサイエ ンス ・カフェ (研究 ・教育の学 内発 表および異なる専門分野の交流)な どを実施す る。 また、f

d

の成果 については年度毎 にまとめて、

参照

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